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小惑星の一覧 (1-1000)

索引 小惑星の一覧 (1-1000)

本項は1番から1000番までの小惑星番号が与えられている小惑星の一覧である。このうち、463個は1900年以前に発見されている。

目次

  1. 809 関係: 天文単位太陽系外縁天体女媧 (小惑星)小惑星小惑星の衛星小惑星帯小惑星センター小惑星番号小惑星族仮符号地球近傍小惑星ペネローペ (小惑星)ペルセフォネ (小惑星)ペンテシレイア (小惑星)ペトリーナ (小惑星)ペイトー (小惑星)ナウシカア (小惑星)ナソビア (小惑星)ナターリエ (小惑星)ミネルバ (小惑星)ミリアム (小惑星)ミルラ (小惑星)ミルドレッド (小惑星)ノラ (小惑星)マラバル (小惑星)マリア (小惑星)マリオン (小惑星)マルムーラ (小惑星)マルティナ (小惑星)マルガリータ (小惑星)マルクハンナ (小惑星)マルゾビア (小惑星)マルタ (小惑星)マンデヴィル (小惑星)マンクニア (小惑星)ノーマン・ポグソンマーヤ (小惑星)ノーリ (小惑星)ノートブルガ (小惑星)マッティアカ (小惑星)マックス・ヴォルフマッサリア (小惑星)マティルド (小惑星)マテシス (小惑星)マイ (小惑星)マクドナルダ (小惑星)マグダレーナ (小惑星)マシンガー (小惑星)チューレ (小惑星)... インデックスを展開 (759 もっと) »

天文単位

天文単位(てんもんたんい、astronomical unit、記号: au)は、長さの単位で、定義定数であり、正確に である。非SI単位であるが2014年3月にSI併用単位(SI単位と併用できる非SI単位)に位置づけられた。地球と太陽の平均距離に由来し、主として天文学で用いられる。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)と天文単位

太陽系外縁天体

太陽系外縁天体(たいようけいがいえんてんたい、trans-Neptunian objects, TNO)とは、海王星よりも遠い平均距離で太陽の周りを公転する天体の総称である。エッジワース・カイパーベルトやオールトの雲に属する天体、かつて惑星とされていた冥王星もこれに含まれる。太陽系についての話題であることが自明な場合には、単に外縁天体とも呼ばれている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)と太陽系外縁天体

女媧 (小惑星)

女媧 (150 Nuwa) は、小惑星帯に位置する大きなC型小惑星の一つ。古在由秀は小規模な小惑星族を代表する小惑星としている。 1875年10月18日にアメリカ合衆国の天文学者、ジェームズ・クレイグ・ワトソンにより発見され、中国の創造の女神、女媧(Nüwa、じょか)にちなんで命名された。 1999年12月17日に掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)と女媧 (小惑星)

小惑星

光分(左)と天文単位(右)。 ケレス(右)、そして火星(下)。小さな物ほど不規則な形状になっている。 メインベルト小惑星の分布。縦軸は軌道傾斜角。 軌道長半径 6 AU までの小惑星の分布。縦軸は軌道傾斜角。赤い点はメインベルト小惑星。 小惑星(しょうわくせい、独: 英: Asteroid)は、太陽系小天体のうち、星像に拡散成分がないものの総称。拡散成分(コマやそこから流出した尾)があるものは彗星と呼ばれる。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)と小惑星

小惑星の衛星

ガリレオ探査機が撮影したイダと衛星ダクティル(右の点) 小惑星の衛星(しょうわくせいのえいせい)とは、小惑星を周回する天体である。多くの小惑星が衛星を持っていると考えられている。連小惑星(連星小惑星)または二重小惑星と呼ばれることがあるが、この名称は本体と衛星の大きさが近いものに限られる。なお、下記の一覧には準惑星の衛星も含まれている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)と小惑星の衛星

小惑星帯

小惑星帯(しょうわくせいたい、、アステロイドベルト)とは、太陽系の中で、火星の公転軌道と木星の公転軌道との間に存在する、小惑星の公転軌道が集中している領域を指す言葉である。ただ、観測技術の進歩に伴い、他の場所にも多くの小天体が発見されてきたため、他の小惑星集中地域に対して、それらが小惑星帯と呼ばれるようになるかもしれないと考えられるようになった頃から、区別のために、火星と木星の間の小惑星帯はメインベルト()とも呼称されている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)と小惑星帯

小惑星センター

小惑星センター(しょうわくせいセンター、Minor Planet Center, MPC)は、小惑星と彗星の発見に関する情報の提供、観測の受け付け、軌道の計算・報告・出版などを公式におこなう機関である。国際天文学連合 (IAU) の監督のもと、スミソニアン天体物理観測所 (SAO) が運営している。小天体センターとも訳す。国際天文学連合小惑星センター (IAU-MPC) とも言うが、正確には IAU の一部ではない。 MPC は、ハーバード大学天文台 (HCO) に属する ハーバード・スミソニアン天体物理学センター (CfA) の一部である SAO が運営している。MPC の所在地はアメリカマサチューセッツ州ケンブリッジの、SAO の敷地内である。IAU の天文電報中央局 (CBAT) が併設されている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)と小惑星センター

小惑星番号

小惑星番号(しょうわくせいばんごう、英語:minor planet number)とは、軌道要素が確定し、小惑星センターに正式登録された天体に与えられる登録番号である。なお、ここで言う「小惑星」とは岩石を主成分とする「小惑星(asteroid)」の事ではなく、それに加えて太陽系外縁天体、彗星・小惑星遷移天体や準惑星などを含んだ天体の総称としての「小惑星(minor planet)」の事である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)と小惑星番号

小惑星族

小惑星族とは、軌道長半径、離心率、軌道傾斜角など類似の固有軌道要素を持つ小惑星の集団である。小惑星族に分類されるものは、過去の小惑星同士の衝突によって生じた断片であることもあるが、現在その軌道に偶然入り込んだもので過去は違った軌道を取っていたもの、あるいはたまたま軌道要素が同じだけで別々に形成された場合もある。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)と小惑星族

仮符号

仮符号(かりふごう、provisional designation)とは、主に太陽系内で新たに発見された天体について、発見直後に命名される暫定的な呼称である。新天体の信頼できる軌道が計算されると、仮符号に代わって正式な登録番号が与えられ、命名される。小惑星の場合には膨大な数の新天体がこれまでに発見されており、これらの多くは発見者による命名を受けられない可能性もある。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)と仮符号

初等幾何学における図形の径(けい、diameter)は、その図形の差し渡しをいう。διάμετρος(「亙りの」+ 「大きさ」) に由来する。 円の直径は、その円の中心を通り、両端点がその円周上にある任意の線分であり、またその円の最長の弦でもある。球体の直径についても同様。 より現代的な用法では、任意の直径の(一意な)長さ自身も同じく「直径」と呼ばれる(一つの円に対して線分の意味での直径は無数にあるが、その何れも同じ長さを持つことに注意する。それゆえ(量化を伴わず)単に円の直径といった場合、ふつうは長さとしての意味である)。長さとして、直径は半径 (radius) の二倍に等しい。 平面上の凸図形に対して、その径は図形の両側から接する二本の平行線の間の最長距離として定義される(同様の最小距離は幅 (width) と呼ばれる)。径(および幅)はを用いて効果的に計算することができる。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)と径

地球近傍小惑星

地球近傍小惑星(ちきゅうきんぼうしょうわくせい)とは、地球に接近する軌道を持つ天体(地球近傍天体、NEO (Near Earth Object))のうち小惑星のみを指す。英語でNEAs (Near Earth Asteroid) と呼ばれることもある。NASAによると地球に接近するために監視が必要とされるものは約8500個とされる。軌道計算では、これらの小惑星が今後少なくとも100年間は地球に衝突する恐れはないとしている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)と地球近傍小惑星

ペネローペ (小惑星)

ペネローペ (201 Penelope) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つでM型小惑星に分類される。1879年8月7日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがポーラ(現クロアチア領プーラ)で発見し、彼が発見した17個目の小惑星となった。 ホメロスの『オデュッセイア』に登場するオデュッセウスの妻ペネロペ(ペーネロペー)にちなんで命名された。 2000年3月25日に関東地方で掩蔽が観測された。2018年5月22日にはおとめ座の方向にある10等級の恒星TYC 278-478-1を掩蔽しており、この掩蔽の観測により恒星の大きさが太陽の2.173倍であることが判明した。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とペネローペ (小惑星)

ペルセフォネ (小惑星)

ペルセフォネ (399 Persephone) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星である。かなり小規模な小惑星族を代表する天体と考えられているが、その範囲についてははっきりしない。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、ギリシア神話に登場する女神ペルセポネーにちなんで命名した。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とペルセフォネ (小惑星)

ペンテシレイア (小惑星)

ペンテシレイア (271 Penthesilea) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。 1887年10月13日にロシアの天文学者、ヴィクトール・クノールがベルリンで発見した。、トロイア戦争の際、トロイア軍側についたアマゾーンの女王、ペンテシレイアから命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とペンテシレイア (小惑星)

ペトリーナ (小惑星)

ペトリーナ (482 Petrina) は小惑星帯に位置する小惑星。1902年3月3日、マックス・ヴォルフ がハイデルベルク天文台で発見した。 ペトリーナというのは「ペーター」に相当するラテン語「ペトルス」の女性形であり、発見者の愛犬の名に由来する。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とペトリーナ (小惑星)

ペイトー (小惑星)

ペイトー (118 Peitho) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。S型小惑星に分類される。1872年3月15日にドイツの天文学者、ロベルト・ルターにより発見され、ギリシア神話に登場する2人のペイトー(ペイト)にちなんで命名された。2000年と2003年にペイトーによる掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とペイトー (小惑星)

ナウシカア (小惑星)

(192) ナウシカア()またはナウシカ、ナウシカー は、小惑星帯に位置するS型小惑星の一つ。1879年2月17日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがプーラ(当時はオーストリア・ハンガリー帝国領)で発見した。名称は、ホメーロスの『オデュッセイア』に登場する王女ナウシカアー(ナウシカア)にちなんでいる。 光度曲線のデータより、1985年にナウシカアから 150 km 離れた距離を公転する衛星が存在する可能性が指摘されたが、未だに確認されていない。また、光度曲線のデータに基づいたナウシカアの形状の立体モデルが作られており、粗いが長細くはない形をしていると考えられている。 1998年にアメリカ合衆国で、2007年8月15日に日本の福島県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とナウシカア (小惑星)

ナソビア (小惑星)

ナソビア (534 Nassovia) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 レイモンド・スミス・ドゥーガンがハイデルベルクで発見した小惑星で、プリンストン大学のナッソー・ホールのラテン語名にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とナソビア (小惑星)

ナターリエ (小惑星)

ナターリエ (448 Natalie) は小惑星帯に位置する小惑星。1899年10月27日、マックス・ヴォルフとアルノルト・シュヴァスマンがハイデルベルクで発見した。名前の由来は不明だが、ドイツ語と思われる。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とナターリエ (小惑星)

ミネルバ (小惑星)

ミネルバ (93 Minerva) は、小惑星帯に位置するC型小惑星の一つ。主に炭素化合物でできており、暗い。ケレス族またはミネルバ族に含まれると考えられていたこともあるが、スペクトル分析によって違うことがわかった。 アメリカ合衆国の天文学者、ジェームズ・クレイグ・ワトソンによりミシガン州アナーバーで発見された。ローマ神話の知恵の女神ミネルウァにちなみ命名された。 1982年11月22日にフランス、スペイン、アメリカ合衆国で、2008年5月18日に九州で掩蔽が観測された。 2009年8月31日に、直径4kmと3kmの2個の衛星が発見されたことが発表された。2013年12月17日に、この衛星がAegisとGorgoneionと名付けられた事が発表された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とミネルバ (小惑星)

ミリアム (小惑星)

ミリアム (102 Miriam) は、小惑星帯に位置する小惑星。比較的大きく、大変暗い小惑星である。 アメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズ (Christian Heinrich Friedrich Peters) によりニューヨーク州クリントンで発見された。旧約聖書に登場するモーセの姉ミリアムにちなんで命名された。この命名については賛否両論あり、Edward S.

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とミリアム (小惑星)

ミルラ (小惑星)

ミルラ (381 Myrrha) は小惑星帯にあるとても大きな小惑星である。C型小惑星に分類される。 フランスの天文学者、オーギュスト・シャルロワによってニースで発見され、ギリシア神話に登場するアッシリアの王女ミルラにちなんで命名された。 1991年1月13日にはミルラによるふたご座γ星の掩蔽が日本と中国で観測され、詳しい大きさと形が測定された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とミルラ (小惑星)

ミルドレッド (小惑星)

ミルドレッド (878 Mildred) は、小惑星帯に位置する小惑星。1916年9月6日、ウィルソン山天文台でセス・B・ニコルソンによって発見され、ハーロー・シャプレーの娘にちなんで名づけられた。 その後、ミルドレッドは行方不明になっていたが、1991年、ヨーロッパ南天天文台によって撮影された写真の中からガレス・ウィリアムズが再発見した。なお、アリゾナ大学の月・惑星研究所で働いていたミルドレッド・シャプレー・マシューズがこれを知って喜んだというエピソードが、『ニュートンの時計』(アイバース・ピーターソン著、野本陽代訳)に記されている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とミルドレッド (小惑星)

ノラ (小惑星)

ノラ (783 Nora) は、小惑星帯に位置する小惑星である。1914年5月18日、ヨハン・パリサが発見した。 ヘンリック・イプセンの戯曲『人形の家』のヒロインにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とノラ (小惑星)

マラバル (小惑星)

マラバル (754 Malabar) は小惑星帯に位置する小惑星である。1906年8月22日、ドイツの天文学者アウグスト・コプフが発見した。 インドネシア、ジャワ島のマラバルにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマラバル (小惑星)

マリア (小惑星)

マリア またはマリーア (170 Maria) は、小惑星帯に位置するS型小惑星の一つ。マリア族の名前の元となった。 1877年1月10日にフランスの天文学者、アンリ・ジョセフ・ペロタンにより発見された。アントニオ・アベッティにより軌道が計算され、また彼の姉妹の名前に因んで名付けられた。 1997年6月10日にカナダのマニトバ州で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマリア (小惑星)

マリオン (小惑星)

マリオン (506 Marion) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 レイモンド・スミス・ドゥーガンがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見し、発見者のいとこのMarion Orcuttのちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマリオン (小惑星)

マルムーラ (小惑星)

マルムーラ (711 Marmulla) は小惑星帯にある小惑星。ヨハン・パリサがウィーン天文台で発見した。 ビー玉の古高ドイツ語での呼び方の一つ、マームル (marmul) から名付けられたと考えられている。ラテン語の大理石を意味する「Mamor」が語源とされる。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマルムーラ (小惑星)

マルティナ (小惑星)

マルティナ (981 Martina) は小惑星帯の小惑星。1917年9月23日、クリミア半島のシメイズ観測所(後のクリミア天体物理天文台)でロシアの天文学者セルゲイ・イワノヴィチ・ベリャフスキーが発見した。 19巻からなる『フランス史』を著したフランスの歴史家アンリ・マルタン(Bon-Louis-Henri Martin、1810年 - 1883年)に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマルティナ (小惑星)

マルガリータ (小惑星)

マルガリータ (310 Margarita) は、小惑星帯にある典型的な大きさの小惑星である。 1891年2月16日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見した。名前の由来は不明。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマルガリータ (小惑星)

マルクハンナ (小惑星)

マルクハンナ (735 Marghanna) は小惑星帯にある小惑星。ハインリヒ・フォークトがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 フォークトの母親のマルガレーテと、やはりフォークトの親戚のハンナという二人の女性に因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマルクハンナ (小惑星)

マルゾビア (小惑星)

マルゾビア (749 Malzovia) は、小惑星帯に位置する小惑星である。1913年4月5日、ロシアの天文学者セルゲイ・イワノヴィチ・ベリャフスキーがウクライナのシメイズで発見した。シメイズ天文台を開設した天文学者のニコライ・セルゲーヴィッチ・マルゾフにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマルゾビア (小惑星)

マルタ (小惑星)

マルタ (205 Martha) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。暗く、炭素化合物からなる原始的な小惑星でC型小惑星に分類される。 1879年10月13日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがポーラ(現クロアチア領プーラ)で発見し、新約聖書に登場する女性マルタにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマルタ (小惑星)

マンデヴィル (小惑星)

マンデヴィル (739 Mandeville) は小惑星帯に位置する小惑星である。アメリカのマサチューセッツ州ウィンチェスターでジョエル・ヘイスティングス・メトカーフによって発見された。 ジャマイカ中南部の都市、マンデヴィル (Mandeville) に因んで命名された。 2010年9月11日、日本の山形県から三重県にかけて掩蔽が観測され、より詳しい形状と大きさが求められた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマンデヴィル (小惑星)

マンクニア (小惑星)

マンクニア (758 Mancunia) は小惑星帯に位置する小惑星である。ヨハネスブルグのユニオン天文台でハリー・エドウィン・ウッドによって発見された。 ウッドの出身地であるイングランド北部の都市、マンチェスターのラテン語名に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマンクニア (小惑星)

ノーマン・ポグソン

ノーマン・ロバート・ポグソン(Norman Robert Pogson, 1829年3月23日 - 1891年6月23日)は、イギリスの天文学者。天体の等級を対数スケールで表す尺度とした業績で知られる。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とノーマン・ポグソン

マーヤ (小惑星)

マーヤ (66 Maja) はメインベルトに位置する小惑星である。アメリカ合衆国の天文学者ホレース・タットルが発見した。 名前はギリシア神話に登場するアトラースとプレーイオネーの間に生まれたプレイアデス7姉妹の一人、マイア (Maia) から命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマーヤ (小惑星)

ノーリ (小惑星)

ノーリ (473 Nolli) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、彼の家族の小さな子供の愛称に因んで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とノーリ (小惑星)

ノートブルガ (小惑星)

ノートブルガ (626 Notburga) は小惑星帯に位置する小惑星。ドイツの天文学者アウグスト・コプフによりハイデルベルクで発見された。 オーストリア、チロル地方の聖女ノトブルガに因んで命名された。 2006年に三重県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とノートブルガ (小惑星)

マッティアカ (小惑星)

マッティアカ (765 Mattiaca) は、小惑星帯に位置する小惑星。1913年9月26日、ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でドイツの天文学者フランツ・カイザーが発見した。 発見者の故郷であるドイツの都市、ヴィースバーデンのラテン名から命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマッティアカ (小惑星)

マックス・ヴォルフ

マックス・ヴォルフ(Max Wolf、1863年6月21日 – 1932年10月3日)は、ドイツの天文学者で、写真を使った天文学のパイオニアである。本名マクシミリアン・フランツ・ヨーゼフ・コルネリウス・ヴォルフ(Maximilian Franz Joseph Cornelius Wolf)。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマックス・ヴォルフ

マッサリア (小惑星)

マッサリア (20 Massalia) は、太陽系の比較的大きな小惑星のひとつ。火星と木星の間の軌道を公転している。1852年9月19日、イタリアの天文学者アンニーバレ・デ・ガスパリスにより発見された。 この名前はフランスの都市マルセイユのラテン語名に由来している。ただし発見者はナポリ在住であった。 マッサリアは、マッサリア族という小惑星族の中で最大の天体である。このグループに所属する他の小惑星は、1.5 - 2億年ほど前にマッサリアに隕石が衝突した際に飛び散った破片であろうと考えられている。 2003年12月に九州で、2009年4月に岡山県と静岡県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマッサリア (小惑星)

マティルド (小惑星)

マティルド またはマチルダ またはマチルデ(253 Mathilde)は小惑星帯に位置する小惑星。1885年11月12日に、ウィーンでヨハン・パリサによって発見された。軌道計算をしたパリ天文台のスタッフ V. A. Lebeuf によって命名された。パリ天文台の副台長を務めていた天文学者モーリス・ローイの妻の名前にちなんだものと考えられている。 1997年6月、(433) エロスへ向かう途中の探査機「NEAR」によって観測が行われた。これは原始的なC型小惑星で、探査機が訪れた最初のC型小惑星である。 2004年と2006年に福島県で掩蔽(えんぺい)が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマティルド (小惑星)

マテシス (小惑星)

マテシス (454 Mathesis) は小惑星帯に位置する小惑星。1900年3月28日、アルノルト・シュヴァスマンがハイデルベルクで発見した。 名前は数学 (mathematics) の語源である古代ギリシア語に因むか、またはハンブルク数学協会の創設300周年を記念したものと言われる。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマテシス (小惑星)

マイ (小惑星)

マイ (348 May) は、小惑星帯にある大きな小惑星である。 1892年11月28日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見し、ドイツの人気作家カール・マイにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマイ (小惑星)

マクドナルダ (小惑星)

マクドナルダ (991 McDonalda) は小惑星帯にある小惑星。オットー・シュトルーベが1922年にアメリカ合衆国・マサチューセッツ州のヤーキス天文台で発見した。 1939年に開設され、シュトルーベが初代台長となったマクドナルド天文台に因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマクドナルダ (小惑星)

マグダレーナ (小惑星)

マグダレーナ (318 Magdalena) は、小惑星帯にある大きな小惑星である。 1891年9月24日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見した。 2005年4月15日に、オーストラリアでマグダレーナによるたて座の10.5等星の掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマグダレーナ (小惑星)

マシンガー (小惑星)

マシンガー (760 Massinga) は小惑星帯に位置する小惑星である。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でフランツ・カイザーによって発見された。 生涯に7個の小惑星を発見した天文学者のアダム・マシンガーに因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とマシンガー (小惑星)

チューレ (小惑星)

チューレ(279 Thule)は小惑星帯にある比較的大きな小惑星である。D型小惑星に分類され、有機物に富んだケイ酸塩、無水ケイ酸塩と炭素でできていると推定される。 1888年10月25日にウィーンでヨハン・パリサによって発見された。かつてヨーロッパで極北にあると考えられていたトゥーレにちなんで命名された。 2008年4月に関東および北陸地方で掩蔽が観測された。また、同年のライトカーブ観測により衛星の存在が示唆されている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とチューレ (小惑星)

チラキ (小惑星)

チラキ (732 Tjilaki) は小惑星帯に位置する離心率の小さい小惑星である。1912年4月15日、ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でアダム・マシンガーが発見した。 インドネシアのマラバル付近の地名から名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とチラキ (小惑星)

ネマウサ (小惑星)

ネマウサ (51 Nemausa) は、太陽系の比較的大きな小惑星のひとつ。火星と木星の間の軌道を公転している。1858年にフランスの都市ニームでアマチュア天文家J. J. P. ロランにより発見されたが、これは彼が発見した唯一の小惑星であり、また彼については他に多くは知られていない。ニームの礎になったローマ時代の都市にちなみ命名された。 1979年に、ネマウサの変光曲線の解析により衛星の存在が示唆された。 2002年10月に関東地方で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とネマウサ (小惑星)

ネネッタ (小惑星)

ネネッタ (289 Nenetta) は小惑星帯にある典型的な小惑星の一つ。 1890年3月10日にニースでオーギュスト・シャルロワによって発見された。「軽薄な女」というような意味のフランスの俗語から名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とネネッタ (小惑星)

ネメシス (小惑星)

ネメシス (128 Nemesis) は、小惑星帯に位置するかなり大きく暗い小惑星の一つで、主に炭素化合物からできている。地球時間にして約1日半とかなりゆっくり自転している。ネメシス族という小惑星族の中で最も大きい小惑星である。 1872年11月25日にアメリカ合衆国の天文学者、ジェームズ・クレイグ・ワトソンによってミシガン州アナーバーで発見され、ギリシア神話に登場する復讐の女神ネメシスにちなんで命名された。なお、太陽の伴星が存在するという仮説でもその伴星はネメシスと名付けられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とネメシス (小惑星)

ネフティス (小惑星)

ネフティス (287 Nephthys) は、小惑星帯に位置する大きなS型小惑星。 1889年8月25日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見された。 エジプト神話の夜を司る女神、ネフティスから命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とネフティス (小惑星)

ネフェレ (小惑星)

ネフェレ (431 Nephele) は小惑星帯に位置する小惑星。1897年12月18日、オーギュスト・シャルロワがニースで発見した。 ギリシア神話のアイオロスの息子の妃ネペレにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とネフェレ (小惑星)

ハミルトニア (小惑星)

ハミルトニア (452 Hamiltonia) は、小惑星帯に位置する小惑星。1899年12月6日、ジェームズ・エドワード・キーラーがハミルトン山のリック天文台で発見した。 名前は発見地のハミルトン山に由来している。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とハミルトニア (小惑星)

ハラウェ (小惑星)

ハラウェ (518 Halawe) は小惑星帯に位置する小惑星。1903年、アメリカ合衆国の天文学者レイモンド・ドゥーガンがドイツのハイデルベルクで発見した。 名前は、発見者の好物であるアラブ圏の菓子、ハラウェ(世界的にはヘブライ語由来のハルヴァで知られる)に因む。

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ハリー・エドウィン・ウッド

ハリー・エドウィン・ウッド(Harry Edwin Wood、1881年2月3日 - 1946年2月27日)は、イギリスの天文学者。

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ハルモニア (小惑星)

ハルモニア (40 Harmonia) はメインベルト小惑星帯の大きな小惑星。 1856年3月30日にヘルマン・ゴルトシュミットによって発見された。 この小惑星が発見された日にクリミア戦争が終わったことから、ギリシア神話の調和の神ハルモニアーにちなんで名づけられた。

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ハンブルガ (小惑星)

ハンブルガ (449 Hamburga) は小惑星帯に位置する小惑星。きわめて小規模な小惑星族を代表する小惑星とされることがある。 1899年10月31日、マックス・ヴォルフとアルノルト・シュヴァスマンがハイデルベルクで発見した。ドイツの都市ハンブルクに因んで名づけられた。

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ハンガリア (小惑星)

ハンガリア またはフンガリア (434 Hungaria) は小惑星帯の内縁部に位置する小惑星。火星と軌道共鳴しているハンガリア群の代表的天体である。1898年9月11日、マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見した。 ハンガリーのラテン語表記にちなんで名づけられた。

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ハンザ (小惑星)

ハンザ (480 Hansa) は小惑星帯に位置する小惑星。1901年5月21日、マックス・ヴォルフとルイージ・カルネラ がハイデルベルク天文台で発見した。 名前は北ドイツを中心にバルト海沿岸地域の貿易を独占した都市同盟であるハンザ同盟に因んで命名された。「ハンザ (hanse)」はドイツ語で「団体」を意味する。

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ハーミア (小惑星)

ハーミア (685 Hermia) は小惑星帯の小惑星である。1909年8月12日、ハイデルベルクでドイツの天文学者ヴィルヘルム・ローレンツが発見した。 ウィリアム・シェイクスピアの喜劇『夏の夜の夢』のヒロインに因んで命名された。

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ハーバード (小惑星)

ハーバード (736 Harvard) は小惑星帯に位置する小惑星である。アメリカ合衆国のマサチューセッツ州ウィンチェスターで、天文学者のジョエル・ヘイスティングス・メトカーフにより発見された。 メトカーフの母校であるハーバード大学神学大学院(ハーバード神学校)に因んで命名された。

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ハブニア (小惑星)

ハブニア (362 Havnia) は、小惑星帯にある典型的な小惑星である。 1893年3月12日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見し、デンマークの都市コペンハーゲンのラテン語名にちなんで名づけられた。

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ハパク (小惑星)

ハパク (724 Hapag) は小惑星帯にある小惑星の一つ。ウィーンでヨハン・パリサによって発見された。 1847年に創業された海運会社、ハンブルク・アメリカ小包輸送株式会社(Hamburg-Amerikanische Packetfahrt-Actien-Gesellschaft、現・ハパク・ロイド社)の略称から命名された。提案者はモーリッツ・フォン・クフナー (Moriz von Kuffner) である。

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ハインリヒ・ダレスト

ハインリヒ・ルイス(ルートヴィヒ)・ダレスト(Heinrich Louis d'ArrestまたはHeinrich Ludwig d'Arrest、1822年7月13日 - 1875年6月14日)は、プロシアの天文学者。ライプツィヒ大学で天文学の教授を務めた。ヨハン・ゴットフリート・ガレのもとで働いていた学生時代に海王星発見に貢献したエピソードで知られる。

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ハイデルベルガ (小惑星)

ハイデルベルガ (325 Heidelberga) は、小惑星帯にある大きな小惑星。1892年3月4日にマックス・ヴォルフによってドイツのハイデルベルクで発見され、発見場所から命名された。

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ハイデア (小惑星)

ハイデア (368 Haidea) は小惑星帯に位置するやや大きな小惑星である。フランスの天文学者、オーギュスト・シャルロワがニース天文台で発見した。 Lutz D. Schmadel の "Dictionary of minor planet names" では、名前の由来は不明とされている。

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バラ (小惑星)

バラ (131 Vala) は、小惑星帯の内側寄りに位置する小惑星の一つ。1873年5月24日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズにより発見され、北欧神話に登場する女性預言者 (Völva) にちなんで命名された。2002年5月26日に、イタリアで掩蔽が観測された。

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バリ (小惑星)

バリ (770 Bali) は小惑星帯のS型小惑星である。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で、ドイツの天文学者アダム・マシンガーが発見した。 ヒンドゥー神話に登場するダイティヤ(アスラ)の王マハーバリ、もしくはインドネシアのバリ島に因んで命名された。

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バルバラ (小惑星)

バルバラ (234 Barbara) は、小惑星帯に位置するS型小惑星の一つである。超大型望遠鏡VLTによる観測で、近接した二重小惑星である可能性が指摘されている。 1883年8月12日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見された。聖バルバラに因んで命名されたと推定されている。 2009年11月にアメリカ合衆国とオランダで、2010年1月に関東地方で掩蔽が観測された。

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バンベルガ (小惑星)

バンベルガ (324 Bamberga) は小惑星帯の中で16番目に大きい天体である。1892年2月25日にヨハン・パリサによってウィーンで発見され、200kmを超える小惑星として最後の発見になった。地球近傍小惑星のエロスを除いて、双眼鏡で見える小惑星としても最後に発見されたものとなった。ドイツの都市、バンベルクから名づけられた。 離心率が高いことから、視等級が大きく変わる。大接近時(近日点の付近で衝になった時)は+8.0等級に達し、その明るさは土星の衛星タイタンにも匹敵する。このような位置で見られるのは22年ごとで、前回は2013年、次回は2035年である。近日点距離に来た時のバンベルガはC型小惑星の中では最も明るく、2番目に明るいヒギエアの+9.1よりも、およそ1等級明るい。大接近時のバンベルガは、+9.5等級よりも明るい小惑星の中では最も地球に近い位置にあり、その距離は0.78天文単位である。例えばイリスは裸眼で見える距離になっても0.85天文単位までしか近寄らず、ベスタにしても1.13天文単位までである。

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バヴァリア (小惑星)

バヴァリア (301 Bavaria) は小惑星帯にあるやや大きめの小惑星の一つ。 1890年11月16日にウィーンでヨハン・パリサによって発見され、バイエルン州のラテン語名にちなみ命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とバヴァリア (小惑星)

バーデニア (小惑星)

バーデニア (333 Badenia) は小惑星帯に位置する小惑星。1892年8月22日、ハイデルベルク天文台のマックス・ヴォルフによって発見された。ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州の地名バーデンをラテン語風にした名前が名付けられた。 ヒギエア族に分類され、この族の中では (10) ヒギエアに次いで二番目に大きい。また、最初に仮符号が付けられた小惑星でもある。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とバーデニア (小惑星)

バークレー (小惑星)

バークレー (716 Berkeley) は小惑星帯にある小惑星。ヨハン・パリサがウィーン天文台で発見した。 カリフォルニア州のバークレーに因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とバークレー (小惑星)

バージニア (小惑星)

バージニア (50 Virginia) は大きく暗い小惑星帯(メインベルト)の小惑星。 ジェイムズ・ファーガソンが1857年10月4日に、ロベルト・ルターが同年10月19日にそれぞれ独自に発見した。先に発表したのはルターだったが、ファーガソンが正式な発見者となっている。 名前の由来はわかっていないが、ローマの逸話にある父に殺された娘ヴィルジニアに基づいているという説、アメリカのバージニア州に基づくという説の二通りがある。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とバージニア (小惑星)

バティルド (小惑星)

バティルド (441 Bathilde) は小惑星帯に位置する小惑星。1898年12月8日、オーギュスト・シャルロワがニース天文台で発見した。名前の由来は不明である。 2009年10月に三重県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とバティルド (小惑星)

バティスティーナ (小惑星)

バティスティーナ (298 Baptistina) は小惑星帯にある小惑星の一つ。 1890年9月9日にニースでオーギュスト・シャルロワによって発見された。フランス語の女性の名前が付けられたが、正確な由来は不明である。 フローラ族と似た軌道だが、実際には別の族であることが分かっている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とバティスティーナ (小惑星)

バウマイア (小惑星)

バウマイア (813 Baumeia) は小惑星帯にある小惑星。マックス・ヴォルフがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 第一次世界大戦で命を落とした天文学専攻の学生、H・バウムに因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とバウマイア (小惑星)

バウキス (小惑星)

バウキス (172 Baucis) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つで、S型小惑星である。 1877年2月5日にフランスの天文学者、アルフォンス・ルイ・ニコラ・ボレリーが発見し、ギリシア神話の逸話『バウキスとピレーモーン』に登場する老婆・バウキスから命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とバウキス (小惑星)

ポモナ (小惑星)

ポモナ (32 Pomona) は、太陽系の比較的大きな小惑星のひとつ。火星と木星の間の軌道を公転している。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とポモナ (小惑星)

ポラナ (小惑星)

ポラナ (142 Polana) は、小惑星帯に位置するとても暗い小惑星の一つ。主に炭素でできており、C型小惑星のサブグループのF型小惑星、またニサ族のサブグループであるポラナ族に分類される。1875年1月28日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがポーラ(現クロアチア領プーラ)で発見し、発見場所に因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とポラナ (小惑星)

ポリヒムニア (小惑星)

ポリヒムニア (33 Polyhymnia) は小惑星帯の小惑星である。1854年10月28日、パリ天文台でフランスの天文学者ジャン・シャコルナクが発見した。 名前は讃歌や幾何学、修辞学、無言劇を司るギリシア神話の女神ポリュムニアーのラテン語表記より命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とポリヒムニア (小惑星)

ポリクソ (小惑星)

ポリクソ (308 Polyxo) は小惑星帯にあるとても大きな小惑星でT型小惑星に分類される。1891年3月31日にマルセイユでアルフォンス・ボレリーによって発見された。 ギリシア神話のニンフで、ナイル川の神ネイロスの娘でダナオスの妻の一人ポリュクソーから名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とポリクソ (小惑星)

ポンペヤ (小惑星)

ポンペヤ (203 Pompeja) は、小惑星帯に位置する、とても大きな小惑星の一つである。 1879年9月25日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見された。 ヴェスヴィオ火山の79年の噴火により壊滅したローマ帝国の都市ポンペイにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とポンペヤ (小惑星)

ポートランディア (小惑星)

ポートランディア (757 Portlandia) は小惑星帯に位置する小惑星である。ベスタ族に近い軌道を持つが、スペクトルは異なっている。 1908年4月30日、ジョエル・ヘイスティングス・メトカーフが発見した。彼が住んでいたメイン州のポートランドにちなんで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とポートランディア (小惑星)

ムネモシネ (小惑星)

ムネモシネ (57 Mnemosyne) は、太陽系の火星と木星の間の小惑星帯にある、大型のS型小惑星のひとつ。古在由秀らはムネモシネに代表される小規模な小惑星族が存在するとしている。 1859年9月22日にロベルト・ルターにより発見された。ギリシア神話に登場するティーターンの一人、ムネーモシュネーにちなみ命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とムネモシネ (小惑星)

メノイティオス (衛星)

メノイティオス((617) Patroclus I Menoetius) は、トロヤ群の小惑星 (617) パトロクロスの衛星、または二重小惑星の伴星。主星パトロクロスの直径が約122kmなのに対し、メノイティオスは約112kmでほとんど同じ大きさである。 2001年9月にマウナケア天文台群のジェミニ北望遠鏡による観測で発見された。2000年11月に行われた観測のデータを後に解析した結果、パトロクロスおよび衛星の大きさが判明した。 2006年2月にはケック天文台での補償光学観測により軌道が確定し、パトロクロスの父親であるメノイティオスに因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とメノイティオス (衛星)

メラピ (小惑星)

メラピ (536 Merapi) は、小惑星帯の小惑星である。キュベレー族に分類される。アメリカ合衆国の天文学者、ジョージ・ヘンリー・ピーターズによって発見された。インドネシアの火山ムラピ山から命名された。 2005年11月に九州で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とメラピ (小惑星)

メリボエア (小惑星)

メリボエア (137 Meliboea) は小惑星帯に位置する大きくて暗いC型小惑星。メリボエア族というかなり小規模な小惑星族の中で最大の小惑星である。1874年4月21日にオーストリアの天文学者ヨハン・パリサにより発見され、ギリシア神話に登場する2人のメリボエアのいずれかにちなみ命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とメリボエア (小惑星)

メルポメネ (小惑星)

メルポメネ (18 Melpomene) は、太陽系の比較的大きくて明るい小惑星のひとつ。火星と木星の間の軌道を公転している。ケイ酸塩と金属から組成されていると推測されている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とメルポメネ (小惑星)

メルシナ (小惑星)

メルシナ (373 Melusina) は小惑星帯の大きな小惑星である。C型小惑星に分類され、炭素質でできていると考えられている。 フランスの天文学者、オーギュスト・シャルロワによってニースで発見された。 フランスの伝承に登場する蛇女メリュジーヌにちなんで名づけられたと推定されている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とメルシナ (小惑星)

メレテ (小惑星)

メレテ またはメルテ (56 Melete) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。1857年9月9日にドイツの天文学者、ヘルマン・ゴルトシュミット (Hermann Mayer Salomon Goldschmidt) により発見された。炭素とケイ素に富む比較的珍しいP型小惑星であり、比較的大きいが暗い。ギリシア神話の女神ムーサの一柱、メレテーにちなみ命名された。これまで1997年と2002年の2回、この星による恒星の掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とメレテ (小惑星)

メトカルフィア (小惑星)

メトカルフィア (792 Metcalfia) は小惑星帯に位置する小惑星である。アメリカのマサチューセッツ州タウントンで、天文学者のジョエル・ヘイスティングス・メトカーフにより発見された。 発見したメトカーフ自身の姓をラテン語化して命名された。 2006年8月に東北・北陸地方で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とメトカルフィア (小惑星)

メティス (小惑星)

メティス (9 Metis) は、火星と木星の間の小惑星帯にある、大型の小惑星である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とメティス (小惑星)

メデア (小惑星)

メデア (212 Medea) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つで暗い色をしている。 1880年2月6日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがポーラ(現クロアチア領プーラ)で発見し、ギリシア神話に登場する魔女、メデイア(ラテン語読みはメデア)にちなんで命名された。 2011年1月8日、日本から中国にかけて掩蔽が観測され、正確な形状が求められた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とメデア (小惑星)

メドゥーサ (小惑星)

メドゥーサ (149 Medusa) は、小惑星帯に位置する明るくて岩石質の小惑星の一つ。1875年9月21日にフランスの天文学者、アンリ・ジョセフ・ペロタンにより発見され、ギリシア神話に出てくる、ヘビの頭を持った怪物ゴルゴン姉妹の一人メデューサにちなみ命名された。約26時間という小惑星としては比較的長い自転周期を持つ。 メドゥーサは、発見された時点では(当時は知られていなかったが)それまでに見つかった最小の小惑星であった。これ以降、さらに小さな小惑星が多数発見されている。また、それまでに見つかった最も太陽に近い小惑星でもあった(長い間、この記録は (8) フローラが有していた)。この記録は1898年に (433) エロスと (434) ハンガリアが発見され、4:1共鳴をするカークウッドの空隙より内側に二つの新たな小惑星のグループが存在することが明らかになるまで破られなかった。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とメドゥーサ (小惑星)

メニッペ (小惑星)

メニッペ (188 Menippe) は、小惑星帯に位置する暗くて岩石質の小惑星の一つ。 1878年6月18日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、ギリシア神話に登場するメニッペにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とメニッペ (小惑星)

メイベラ (小惑星)

メイベラ (510 Mabella) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 レイモンド・スミス・ドゥーガンがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見し、アメリカ人数学者、天文学者であるイライアス・ルーミス (Elias Loomis) の娘でデイヴィッド・ペック・トッドの妻メイベル・ルーミス・トッド (Mabel Loomis Todd) にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とメイベラ (小惑星)

メガイラ (小惑星)

メガイラ (464 Megaira) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。ゲフィオン族に近い軌道を周っている。マックス・ヴォルフがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 ギリシア神話の復讐の女神、エリーニュスの一柱メガイラにちなんで名づけられた。 2004年12月に茨城県で、2017年に中部地方・近畿地方で掩蔽が観測された。2017年12月19日の掩蔽では、長径107.0 km×短径75.2kmの楕円形の断面が求まった。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とメガイラ (小惑星)

モナキア (小惑星)

モナキア (428 Monachia) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星で、フローラ族の軌道を回る。 ヴァルター・フィリガーが発見した唯一の小惑星で、発見地であるミュンヘンのラテン語名にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とモナキア (小惑星)

モンテ・ローザ (小惑星)

モンテ・ローザ (947 Monterosa) は、小惑星帯の小惑星。ドイツの天文学者アルノルト・シュヴァスマンがドイツのベルゲドルフで発見した。 イタリア・スイス国境にあるアルプス山脈のモンテ・ローザ(海抜4,634 m)に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とモンテ・ローザ (小惑星)

モンテフィオーレ (小惑星)

モンテフィオーレ (782 Montefiore) は小惑星帯にある小惑星。ヨハン・パリサがウィーン天文台で発見した。 アルベルト・ザーロモン・フォン・ロートシルトの次男、アルフォンス・フォン・ロートシルトの妻の旧姓に因んで名付けられたとされている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とモンテフィオーレ (小惑星)

モンタギュー (小惑星)

モンタギュー (535 Montague) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 レイモンド・スミス・ドゥーガンがハイデルベルクで発見した小惑星で、生まれ故郷のマサチューセッツ州モンタギューにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とモンタギュー (小惑星)

モールトナ (小惑星)

モールトナ (993 Moultona) は小惑星帯に位置する小惑星である。1923年1月12日、ベルギー生まれの天文学者ジョージ・ファン・ビースブルックがアメリカ合衆国のヤーキス天文台で発見した。 アメリカ合衆国の天文学者フォレスト・モールトンから命名された。 MUSES-C(はやぶさ)後継機の探査対象候補として検討されたことがある。

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モデスティア (小惑星)

モデスティア (370 Modestia) は小惑星帯に位置する標準的な小惑星で、フランスの天文学者、オーギュスト・シャルロワによってニースで発見された。 ラテン語で「謙遜」という意味の言葉より名づけられた。

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モグンティア (小惑星)

モグンティア (766 Moguntia) は小惑星帯に位置する小惑星。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でドイツの天文学者フランツ・カイザーが発見した。 ケルト人の神モゴンスに由来する、ドイツの都市マインツの古名、モグンティアークム(モゴンティアクム:Moguntiacum, Mogontiacum)に因んで命名された。

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モスクワ (小惑星)

モスクワ (787 Moskva) は小惑星帯の小惑星である。クリミア半島にあるシメイズ天文台で、ロシアの天文学者グリゴリー・ネウイミンが発見した。かつてのソビエト連邦、現在のロシアの首都であるモスクワに因んで命名された。 なお、1934年3月19日にシリル・ジャクソンがこの小惑星を再発見したが、新しい小惑星と見なされて仮符号 1934 FD を与えられ、小惑星番号 1317 として登録された。しかし、1938年にネウイミンが小惑星1317番とモスクワが同一の物である事を発見したため、小惑星番号1317はカール・ラインムートが1935年に発見した別の小惑星シルヴレッタに付け直された。

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ヤーキス (小惑星)

ヤーキス (990 Yerkes) は小惑星帯にある小惑星。ジョージ・ファン・ビースブルックが1922年11月23日にアメリカ合衆国・マサチューセッツ州のヤーキス天文台で発見した。なお、マックス・ヴォルフも同年12月14日に独立して発見している。 ヤーキス天文台に因んで名付けられた。

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ユビラトリックス (小惑星)

ユビラトリックス (652 Jubilatrix) は小惑星帯に位置する小惑星。1907年11月4日、ウィーンでオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサが発見した。 1908年に開かれたオーストリア・ハンガリー帝国のフランツ・ヨーゼフ1世即位60周年記念祭に因んで、「記念祭」を意味するラテン語から命名された。

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ユスティティア (小惑星)

ユスティティア (269 Justitia) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。 1887年9月21日にオーストリアの天文学者、ヨーハン・パリザがウィーンで発見し、ローマ神話の正義の女神ユースティティアにちなんで命名された。

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ヨハネス・ハルトマン

ヨハネス・ハルトマン(1915年頃) ヨハネス・フランツ・ハルトマン(Johannes Franz Hartmann、アルゼンチン名:ホアン・アルトマン Juan Hartmann、1865年1月11日 - 1936年9月13日)は、ドイツ出身の天文学者。

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ヨハン・パリサ

ウィーン天文台に設置されているヨハン・パリサの銘板 ヨハン・パリサ(Johann Palisa, 1848年12月6日 - 1925年5月2日)は、19世紀から20世紀にかけて活躍したオーストリアの天文学者である。シレジアのトロッパウ(現在のチェコ共和国オパヴァ)出身。1872年からトリエステ・ポーラのポーラ海軍天文台で勤務したのち、1880年からウィーン大学のウィーン天文台で活躍した。 彼は非常に多くの小惑星を発見しており、1874年から1923年まで122個も発見した。また一晩で小惑星を3つ新発見した日もある。1883年にはタヒチへ遠征して日食観測を行っている。また星表の製作も行っている。

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ヨーゼフ・ヘルフリッヒ

ヨーゼフ・ヘルフリッヒ(Joseph Helffrich、1890年1月12日-1971年)はマンハイム生まれのドイツの天文学者である。 1913年にハイデルベルク大学のケーニッヒシュトゥール天文台で博士号を取得した。 当時、ハイデルベルクの天文台はマックス・ヴォルフの下で小惑星発見の中心地であり、ヘルフリッヒ自身も13個の小惑星を発見した。 小惑星(2290) ヘルフリッヒは彼の名前にちなんで名づけられた。

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ラメイア (小惑星)

ラメイア (248 Lameia) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星の一つ。 1885年6月5日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、ギリシア神話に登場するゼウスの愛人ラミア (Lamia) にちなんで命名された。

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ランペティア (小惑星)

ランペティア (393 Lampetia) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星である。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、ギリシア神話に登場するヘーリオスの娘ランペティアにちなんで命名された。

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ランベルタ (小惑星)

ランベルタ (187 Lamberta) は、小惑星帯に位置する大くてとても暗い小惑星の一つ。原始的な、炭素化合物からなる星である。 1878年4月11日にフランスの天文学者、ジェローム・E・コッジャが発見した。彼が発見した2つ目の小惑星である。ドイツの天文学者、ヨハン・ハインリッヒ・ランベルトの名前から命名された。

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ラティスボナ (小惑星)

ラティスボナ (927 Ratisbona) は、小惑星帯に位置する小惑星である。ドイツ・ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でマックス・ヴォルフによって発見された。 ドイツのバイエルン州にある都市レーゲンスブルクのラテン語名にちなんで命名された。

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ラファエラ (小惑星)

ラファエラ (708 Raphaela) は小惑星帯の小惑星である。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で、ヨーゼフ・ヘルフリッヒによって発見された。 ニース天文台を建設したラファエル・フォン・ビショフスハイムに因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とラファエラ (小惑星)

ラウラ (小惑星)

ラウラ (467 Laura) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。 ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でマックス・ヴォルフによって発見された。アミルカレ・ポンキエッリの作品、『ラ・ジョコンダ』の登場人物から名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とラウラ (小惑星)

ラエティティア (小惑星)

ラエティティア (39 Laetitia) はメインベルト小惑星帯にある大きく明るめの小惑星。1856年にジャン・シャコルナクによって発見された。 名前はローマ神話の喜びの女神ラエティティア (Laetitia) に因んでいる。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とラエティティア (小惑星)

ラオディカ (小惑星)

ラオディカ (507 Laodica) は、小惑星帯に位置する小惑星である。かなり小規模な小惑星族を代表する小惑星とされる。 レイモンド・スミス・ドゥーガンがハイデルベルクで発見し、ギリシア神話に登場するプリアモスとヘカベーの娘ラーオディケーの名前にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とラオディカ (小惑星)

ラカディエラ (小惑星)

ラカディエラ (336 Lacadiera) は、小惑星帯にある大きな小惑星である。D型小惑星に属し、炭素、ケイ素でできていると推定される。 1892年9月19日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見し、フランスのラカディエレ=ダジュール村にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とラカディエラ (小惑星)

ラクリモサ (小惑星)

ラクリモサ (208 Lacrimosa) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つでS型小惑星に分類される。 コロニス族の中で最も大きい小惑星であり、コロニス族の他の小惑星は、かつてこの小惑星に衝突が起こって砕けた時の破片だろうと考えられている。 1879年10月21日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがポーラ(現クロアチア領プーラ)で発見し、イエスの母マリアに贈られた称号「悲しめる我らの貴婦人(悲しみの聖母)」にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とラクリモサ (小惑星)

ラケーレ (小惑星)

ラケーレ (674 Rachele) は小惑星帯に位置する大型の小惑星である。1908年10月28日、ヴィルヘルム・ローレンツがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 軌道計算を行ったイタリアの天文学者エミリオ・ビアンキにより、彼の妻にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とラケーレ (小惑星)

ラケシス (小惑星)

ラケシス (120 Lachesis) は、小惑星帯に位置するとても大きくて暗い小惑星の一つ。C型小惑星に分類され、主として炭素でできている。1872年4月10日にフランスの天文学者、アルフォンス・ルイ・ニコラ・ボレリーにより発見され、ギリシア神話に登場するモイライの次女の名前にちなんで命名された。1999年にアメリカ合衆国南西部でラケシスによる掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とラケシス (小惑星)

リュドミラ (小惑星)

リュドミラ (675 Ludmilla) は小惑星帯にある小惑星。ジョエル・ヘイスティングス・メトカーフがマサチューセッツ州のタウントンで発見した。 の "Dictionary of minor planet names" では、ロシアの作曲家、ミハイル・グリンカが作曲したメルヘン・オペラ『ルスランとリュドミラ』の登場人物で、キエフ大公の娘リュドミラに因んで名付けられたと推測されている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とリュドミラ (小惑星)

リュカ (小惑星)

リュカ (917 Lyka) は小惑星帯の小惑星。1915年9月5日、クリミア半島のシメイズ天文台でロシアの天文学者グリゴリー・ネウイミンが発見した。 ネウイミンの姉妹の友人に因んで命名されたとも、歴史小説『クォ・ヴァディス』の登場人物から名付けられたとも言われている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とリュカ (小惑星)

リラエア (小惑星)

リラエア (213 Lilaea) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。C型小惑星と同じように原始的で炭素化合物が豊富なF型小惑星に分類される。 1880年2月16日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見された。ギリシア神話に登場するナイアデス(水のニンフ)の一人、リラエアにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とリラエア (小惑星)

リリアナ (小惑星)

リリアナ (756 Lilliana) は小惑星帯に位置する小惑星である。1908年4月26日、ジョエル・ヘイスティングス・メトカーフがマサチューセッツ州タウントンで発見した。 アメリカ人天文学者ハーロー・シャプレーの姉妹にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とリリアナ (小惑星)

リリオペ (小惑星)

リリオペ (414 Liriope) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星で、C型小惑星に分類される。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見し、ギリシア神話に登場するナルキッソスの母リリオペにちなんで命名された。 2006年に岡山県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とリリオペ (小惑星)

リーナ (小惑星)

リーナ (468 Lina) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。 マックス・ヴォルフが発見し、彼の家政婦にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とリーナ (小惑星)

リヌス (衛星)

リヌス ((22) Kalliope I Linus) は小惑星 (22) カリオペを公転している衛星である。その名称は母星の由来となったギリシア神話の女神カリオペの息子リノスに由来する。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とリヌス (衛星)

リブッサ (小惑星)

リブッサ (264 Libussa) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つでS型小惑星に分類される。 1886年12月22日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、プラハを建設したと言われる伝説的女性リブッサにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とリブッサ (小惑星)

リヒャルト・ショール

リヒャルト・ラインハルト・エミール・ショール(Richard Reinhard Emil Schorr、1867年8月20日 - 1951年9月21日)はドイツの天文学者である。 カッセルに生まれた。1889年から1891年の間、キール天文台で、天文雑誌『アストロノミシェ・ナハリヒテン』(Astronomische Nachrichten)の編集にたずさわり、1902年から1941年の間ゲオルグ・リュムカーの後を継いで、ハンブルク天文台の所長を務めた。1913年から1940年の間、デンマークの天文学者、ホルガー・ティエレと協力して、1700枚以上の天体写真をとり、彗星や小惑星の探索や軌道の決定に用いた。発見した天体には周期彗星のD/1918 W1 ショール彗星がある。

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リツィア (小惑星)

リツィア (528 Rezia) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、カール・マリア・フォン・ウェーバー作のオペラ『オベロン』の登場人物にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とリツィア (小惑星)

リディア (小惑星)

リディア (110 Lydia) は、小惑星帯に位置する比較的大きな小惑星の一つ。M型小惑星でニッケルや鉄を含む。小惑星族の一つであるリディア族の名前の由来となった。 1870年4月19日にフランスの天文学者、アルフォンス・ボレリーにより発見され、紀元前に地中海沿岸にあったリュディアにちなんで命名された。1999年9月18日にリディアによる掩蔽が観測された。

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リベラトリックス (小惑星)

リベラトリックス (125 Liberatrix) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。表面の反射率が比較的高く、M型小惑星に分類される。リベラトリックス族という小惑星族を代表する小惑星とされるが、別の小惑星族に所属しているという意見もある。 1872年9月11日にフランスの天文学者、プロスペール=マティユー・アンリにより発見された。プロスペールと兄のポール=ピエールは二人合わせて14個の小惑星を発見したが、これはその最初のものである。 この名前はラテン語で「解放者」といった意味があり、フランスが1870年に第二帝政から解放されたことを記念して命名されたと考えられている(第三共和制初代大統領のアドルフ・ティエール、またはジャンヌ・ダルクのことだという説もある)。これまでに2回掩蔽が観測されている。またこの小惑星の光度曲線は大きな振幅を持ち、いびつな形をしていると考えられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とリベラトリックス (小惑星)

リグリア (小惑星)

リグリア (356 Liguria) は、小惑星帯にあるとても大きな小惑星である。 1893年1月21日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見し、イタリアのリグーリア州にちなんで命名された。 2002年に九州で掩蔽が観測された。

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リシストラタ (小惑星)

リシストラタ (897 Lysistrata) は小惑星帯にある小惑星。マックス・ヴォルフがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 古代ギリシアのアリストパネスによる反戦喜劇『女の平和(リューシストラテー:Λυσιστράτη)』に因んで名付けられた。

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ルーペルト・カローラ (小惑星)

ルーペルト・カローラ (353 Ruperto-Carola) は、小惑星帯にある離心率の大きな軌道を持つ小さな小惑星である。 1893年1月16日にマックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、プファルツ選帝侯ループレヒト1世(ループレヒト・カールス:Ruprecht Karls)もしくは彼が設立したルプレヒト・カール大学ハイデルベルクにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とルーペルト・カローラ (小惑星)

ルーメン (小惑星)

ルーメン (141 Lumen) は、小惑星帯に位置する比較的大きくて暗い小惑星の一つ。発音によってはリューメンなどにも聞こえる。C型小惑星に分類される。エウノミア族に近い軌道を通るが、S型小惑星で構成されているエウノミア族には含まれない。 1875年1月13日にパリでフランスの天文学者アンリ兄弟により発見され、フランスの天文学者でSF作家でもあるカミーユ・フラマリオンの著書のタイトルから命名された。 2005年1月に本州のかなり広い範囲で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とルーメン (小惑星)

ルーツィア (小惑星)

ルーツィア (222 Lucia) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。典型的なC型小惑星で、テミス族に属している。 1882年2月9日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、探検家グラフ・ウィルチェクの娘ルーツィアにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とルーツィア (小惑星)

ルテティア (小惑星)

ルテティア (21 Lutetia) は、太陽系に存在する比較的大きな小惑星の1つであり、火星と木星の間の軌道を公転している。1852年に、ドイツ人天文学者のヘルマン・ゴルトシュミットによって発見された。比較的早い時期に軌道も確定され、与えられた小惑星番号は「21」である。 この名前は発見地であるフランスの首都パリの基礎となったガリア地方の町ルテティアのラテン語表記に由来する。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とルテティア (小惑星)

ルドヴィカ (小惑星)

ルドヴィカ (292 Ludovica) は小惑星帯にある小惑星の一つ。 1890年4月25日にウィーンでヨハン・パリサによって発見された。フランス語の女性の名前が付けられたが、正確な由来は不明である。

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ルイージ・カルネラ

ルイージ・カルネラ(Luigi Carnera、1875年4月14日 - 1962年7月30日)はイタリアの天文学者。 彼はキャリアの浅い頃、マックス・ヴォルフのアシスタントとしてドイツのハイデルベルクで働いており、アルゼンチンなどでも働いている。 第一次世界大戦の結果、イタリアに併合されたトリエステの天文台の開設からの重役を務めた。 また、1932年に開設したナポリのカポディモンテ天文台の重役にもなり、第二次世界大戦中の1943年、この天文台はレーダー基地を設置するために連合軍に占領されたが、定年退職する1950年まで続けている。 Category:イタリアの天文学者 Category:小惑星発見者 Category:1875年生 Category:1962年没 Category:天文学に関する記事。

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ルキナ (小惑星)

ルキナ (146 Lucina) は、小惑星帯に位置する比較的大きくて暗い小惑星の一つ。C型小惑星に分類され、主として炭素化合物よりなる暗い表面を持つ。 1875年6月8日にフランスの天文学者、アルフォンス・ルイ・ニコラ・ボレリーによりマルセイユで発見され、ローマ神話の誕生の女神ルキナにちなんで命名された。 1982年、1989年、2005年、2009年の少なくとも4度(うち3回目は日本、4回目は香港で)掩蔽が観測され、1982年の時に6km程度の小さな衛星の存在する可能性が指摘された。2003年には天文学的観測によって、衛星の存在についてのさらなる証拠が示された。

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ルクリーシア (小惑星)

ルクリーシア (281 Lucretia) は小惑星帯にある小惑星で、フローラ族に属している。 1888年10月31日にウィーンでヨハン・パリサによって発見され、最初の女性天文学者の一人であるカロライン・ハーシェルのミドルネームにちなんで命名された。

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ルジーナ (小惑星)

ルジーナ (285 Regina) は小惑星帯にある典型的な大きめの小惑星の一つ。 1889年8月3日にニースでオーギュスト・シャルロワによって発見された。ルジーナというのはフランス語の女性名であるが、正確な由来は不明。

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ルスキニア (小惑星)

ルスキニア (713 Luscinia) は小惑星帯にある小惑星。ヨーゼフ・ヘルフリッヒがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 ラテン語でサヨナキドリを表す「ルスキニア」から名付けられた。

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レナ (小惑星)

レナ (789 Lena) は小惑星帯にある小惑星。グリゴリー・ネウイミンがクリミア半島のシメイズ天文台で発見した。ネウイミンの母エレナ・ペトロヴナ・ネウイミナに因んで名付けられた(「レナ」は「エレナ」の短縮形)。 エウノミア族と同じような軌道を回っているが、X型小惑星であるため、S型小惑星で構成されたエウノミア族のメンバーではないと考えられている。また、珍しいライトカーブを持ち、これはレナが非常にいびつな形であるか自転が非常に遅い(22時間以上)かのどちらか、または両方を示している。

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レムス (衛星)

レムス ((87) Sylvia II Remus) は、小惑星 (87) シルヴィアの第2衛星。二つ見つかっている衛星のうち、内側の軌道を回っている。 2004年8月に、カリフォルニア大学バークレー校のフランク・マーキス、パリ天文台のパスカル・ドスカン、ダニエル・ヘストローファー、ジェローム・ベルティエらが、ヨーロッパ南天天文台のVLTの一つ、イェプーンによる観測で発見した。2005年にレア・シルウィアの双子の息子の一人でローマの建国者とされるレムスに因んで名付けられた。 シルヴィアと二つの衛星は同じ衝突によって形成されたラブルパイルであり、衛星の密度やアルベドはシルヴィアと同じだと考えられている。

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レーハ (小惑星)

レーハ(573 Recha)は、小惑星帯に位置する小惑星。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でマックス・ヴォルフによって発見された。 ドイツの詩人・劇作家、ゴットホルト・エフライム・レッシングの『賢者ナータン』(Nathan der Weise)に登場するナータンの娘、レーハから命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とレーハ (小惑星)

レト (小惑星)

レト (68 Leto) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つでS型小惑星である。1861年4月29日にドイツの天文学者、ロベルト・ルター (Karl Theodor Robert Luther) により発見された。ギリシア神話のアポローンとアルテミスの母レートー(レト)にちなみ命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とレト (小惑星)

レダ (小惑星)

レダ (38 Leda) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。1856年1月12日にフランスの天文学者ジャン・シャコルナクによりパリ天文台で発見された。 ギリシア神話に登場するレーダーにちなみ命名された。木星の衛星レダと同名である。 直径は115.9kmに達し、炭素化合物に富むC型小惑星であるため大変暗い。 2009年10月および2010年3月に熊本県で掩蔽が観測された。

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レベッカ (小惑星)

レベッカ (572 Rebekka) は小惑星帯にある小惑星。パウル・ゲッツがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 ハイデルベルクのとある若い女性に因んで名付けられたとされている。

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レイモンド・ドゥーガン

レイモンド・スミス・ドゥーガン(Raymond Smith Dugan、1878年5月30日 - 1940年8月31日)は、アメリカ合衆国の天文学者。 1899年にマサチューセッツ州のアマースト大学を卒業した。ベイルートのシリア・プロテスタント大学で数学、天文学の助手をした後、ドイツのハイデルベルク大学のケーニヒストゥール天文台 (Landessternwarte Heidelberg-Konigstuhl) で助手を務め、1905年に博士号を得た。当時のハイデルベルク大学はマックス・ヴォルフのもとで、小惑星探査の中心となっており、ハイデルベルク時代にドゥーガンも16個の小惑星を発見した。その中には海王星以遠天体を除く小惑星としては6番目の大きさの小惑星である(511) ダビダがふくまれる。

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レウコテア (小惑星)

レウコテア (35 Leukothea) は大きく暗いメインベルト小惑星帯の小惑星。 1855年4月19日にロベルト・ルターが発見した。 ギリシア神話の海の女神レウコテアー (Leukothea) にちなんで名づけられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とレウコテア (小惑星)

レオナ (小惑星)

(319) レオナ()または レオーナ は、小惑星帯内を公転している小惑星の一つである。2023年12月12日にオリオン座の1等星であるベテルギウスの掩蔽を起こしたことで知られる。 1891年10月8日にフランスの天文学者であったオーギュスト・シャルロワによって発見された。フランス語で女性に対して使われる名前が命名されているが、具体的な人物に因んで命名されたものなのかは分かっていない。

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レオポルド・シュルホフ

レオポルド・シュルホフ(Léopold SchulhofまたはLipót Schulhof、1847年3月12日-1921年10月)は、ハンガリー(当時はオーストリア=ハンガリー帝国)の天文学者。 彼はウィーンやパリで彗星と小惑星について研究し、1893年にフィンレー彗星が再び現れることを予言した。また彼は小惑星も1つ発見している。なお、小惑星(2384)のシュルホフ (小惑星)は、彼に因んで命名された。

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レオ・アントン・カール・デ・バル

レオ・アントン・カール・デ・バル レオ・アントン・カール・デ・バル(Leo Anton Karl de Ball、1853年11月23日-1916年12月12日)は、ドイツ、オーストリアの天文学者である。小惑星センターにはK. デ・バルという名前で登録されているが、一般にはレオ・デ・バルとして知られる。 彼はラインラントのロッベリヒで生まれ、ボンとベルリンで学問を修めて1877年に博士号を取得した。ゴータとBothkampの天文台で働き、1882年に小惑星を1つ発見した。その後ベルギーのセランにある天文台に移り、土星の質量の分析や、天体力学の研究、二重星の年周視差の測定などを行った。 1891年から1916年に亡くなるまで、ウィーンの天文台長を務めた。彼には多くの業績があるが、特に星表の二重星の年周視差の欄を多く埋めたことで有名である。

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レオニシス (小惑星)

レオニシス (728 Leonisis) は小惑星帯にある小惑星。ヨハン・パリサがウィーン天文台で発見した。 ドイツ物理学協会 (Physikalischer Verein) の会長だったレオ・ガンス (Leo Gans) と、協会のシンボルであるエジプトの女神イシスに因んで名付けられた。 レオニシスのスペクトルは石質だが、S型小惑星とはやや異なるA型ないしLd型に分類されており、この小惑星をフローラ族の一員に含めて良いかどうかは疑問がある。

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ロミア (小惑星)

ロミア (117 Lomia) は、小惑星帯に位置する大きめの小惑星の一つ。C型小惑星に分類され、炭素化合物よりなる暗い表面を持つ。1871年9月12日にフランスの天文学者、アルフォンス・ルイ・ニコラ・ボレリーによりマルセイユ天文台で発見され、ギリシア神話に登場するラミアー (Lamia) にちなんで命名された。 2000年、2003年、2007年にロミアによる掩蔽が観測された(うち2007年は日本)。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とロミア (小惑星)

ロムルス (衛星)

ロムルス ((87) Sylvia I Romulus) は、小惑星 (87) シルヴィアの第1衛星。二つ見つかっている衛星のうち、外側の軌道を回っている。なお、(10386) Romulus という同名の小惑星がある。 2001年2月に、アメリカの天文学者マイケル・ブラウンとフランスの天文学者ジャン=リュック・マーゴットが、マウナケア天文台群のケックII望遠鏡による観測で発見した。2005年にレア・シルウィアの双子の息子の一人でローマの建国者とされるロームルスに因んで名付けられた。 シルヴィアと二つの衛星は同じ衝突によって形成されたラブルパイルであり、衛星の密度やアルベドはシルヴィアと同じだと考えられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とロムルス (衛星)

ローマ (小惑星)

ローマ (472 Roma) は、小惑星帯に位置するS型小惑星の一つ。 ルイージ・カルネラが発見し、彼の故国イタリアの首都ローマにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とローマ (小惑星)

ローラ (小惑星)

ローラ (463 Lola) は、小惑星帯に位置する小惑星である。かなり小規模な小惑星族に含めている研究者もいるが、どの小惑星族かについては意見が分かれている。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、ピエトロ・マスカーニ作のオペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』の登場人物にちなんで命名された。

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ローランシア (小惑星)

ローランシア (162 Laurentia) は、小惑星帯に位置する大きくて暗い小惑星の一つ。 1876年4月21日にフランスの天文学者、アンリ兄弟が発見し、小惑星 (51) ネマウサを発見したアマチュア天文家ジョゼフ=ジャン=ピエール・ロランの名前にちなんで命名された。 1999年11月21日にカナダのアルバータ州で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とローランシア (小惑星)

ローレライ (小惑星)

ローレライ (165 Loreley) は、小惑星帯に位置する比較的大きい小惑星の一つ。 1876年8月9日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、ドイツの民話ローレライ伝説にちなんで命名された。 2003年7月20日に掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とローレライ (小惑星)

ローザ (小惑星)

ローザ (223 Rosa) は、小惑星帯に位置する比較的大きな小惑星の一つ。炭素化合物を主成分とし、水の氷に富んでいると考えられている。 1882年3月9日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見した。命名の由来は不明である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とローザ (小惑星)

ロティス (小惑星)

ロティス (429 Lotis) は、小惑星帯に位置する大きなC型小惑星。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見した。ギリシア神話に登場するレンゲソウの花に姿を変えたニュンペーにちなんで名づけられた。

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ロディア (小惑星)

ロディア (437 Rhodia) は小惑星帯に位置する小惑星。1898年7月16日、オーギュスト・シャルロワがニース天文台で発見した。 ギリシア神話の水の精オケアニスの一人ロディアにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とロディア (小惑星)

ロドペ (小惑星)

ロドペ (166 Rhodope) は、小惑星帯に位置するとても暗い小惑星の一つ。アデオナ族に属する。 1876年8月15日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、ギリシア神話に登場し、後にロドピ山脈になったとされる女王ロドペにちなんで命名された。

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ロベルト・ルター

カール・テオドール・ロベルト・ルター(Karl Theodor Robert Luther, 1822年4月16日 - 1900年2月15日)は、ドイツの天文学者。デュッセルドルフで小惑星の探査を行い、生涯で24個の小惑星を発見した。 ルターの名は、その功績を称えて、小惑星や月のクレーターに付けられている。

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ロベルタ (小惑星)

ロベルタ (335 Roberta) は小惑星帯にある大きな小惑星である。F型小惑星に分類される。 1892年9月1日にアントン・シュタウスによってドイツのハイデルベルクで発見された。彼が発見した唯一の小惑星である。ドイツの昆虫学者ロベルト・フォン・デア・オステン=ザッケンにちなんで命名された。

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ロイヤル・ハーウッド・フロスト

ロイヤル・ハーウッド・フロスト(Royal Harwood Frost、1879年2月25日 - 1950年5月11日)は、アメリカ合衆国の天文学者。 マサチューセッツ州で10人兄弟の4番目として生まれた。1896年から1908年まで、エドワード・ピッカリングの下でハーバード大学天文台の助手を務めた後、ペルーで農場を営んだ。晩年はアメリカへ戻り、テキサス州のフォートワースに住んだが、後にルイジアナ州のシュリーブポートへ移り、シュリーブポートで没した。 Category:アメリカ合衆国の天文学者 Category:小惑星発見者 Category:ハーバード大学の教員 Category:ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの人物 Category:マサチューセッツ州セイラム出身の人物 ろいやるはあうつとふろすと Category:1879年生 Category:1950年没。

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ロクサネ (小惑星)

ロクサネ (317 Roxane) は、小惑星帯の典型的な小惑星である。オーギュスト・シャルロワがニースで発見した。 アレクサンドロス3世の妻、ロクサネ (Roxana) から名づけられた。なお、小惑星名も当初は Roxana だった。 2009年11月26日に衛星(仮符号 S/2009 (317) 1)の発見が報告された。衛星の大きさは5㎞で、軌道長半径は245km、公転周期は13日である。この衛星は、アレクサンドロス3世の母にちなんで「オリュンピアス」(Olympias)と命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とロクサネ (小惑星)

ロザムンデ (小惑星)

ロザムンデ (540 Rosamunde) は小惑星帯の小惑星である。S型小惑星に分類され、フローラ族である。 1904年8月3日にマックス・ヴォルフによってハイデルベルクで発見され、フランツ・シューベルトのオペラ『キプロスの女王ロザムンデ』の登場人物に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とロザムンデ (小惑星)

ロザリア (小惑星)

ロザリア (314 Rosalia) は、小惑星帯の小惑星のひとつ。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見した。名前の由来は不明。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とロザリア (小惑星)

ロシア (小惑星)

ロシア (232 Russia) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つで、C型小惑星に分類される。 1883年1月31日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、ロシア帝国にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とロシア (小惑星)

ロゼッタ (探査機)

ロゼッタ(, )とは、欧州宇宙機関(ESA)が打ち上げた探査機である。2004年3月2日にフランス領ギアナからアリアン5G+ロケットを用いて打ち上げられた。2014年8月にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に到着し、11月12日に地表に着陸機のフィラエ (Philae) を投下した。フィラエは彗星の核への着陸に成功し、人類史上初の「彗星に着陸した探査機」となった。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とロゼッタ (探査機)

ワトソニア (小惑星)

ワトソニア (729 Watsonia) は小惑星帯に位置する小惑星である。アメリカ合衆国のマサチューセッツ州のウィンチェスターでジョエル・ヘイスティングス・メトカーフによって発見された。 カナダとアメリカ合衆国の天文学者で、生涯22個もの小惑星を発見したジェームズ・クレイグ・ワトソンに因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とワトソニア (小惑星)

ワシントニア (小惑星)

ワシントニア (886 Washingtonia) は小惑星帯に位置する小惑星である。1917年にジョージ・ヘンリー・ピーターズがアメリカ海軍天文台で発見した。 合衆国初代大統領ジョージ・ワシントンに因んで名付けられた。 古在由秀は、ワシントニアと他数個の小惑星からなる小規模な小惑星族が存在するとしている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とワシントニア (小惑星)

ヴァナディース (小惑星)

ヴァナディース (240 Vanadis) とは、小惑星帯にある大きな小惑星である。 1884年にアルフォンス・ボレリーによって発見され、北欧神話の女神フレイヤの別名から名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヴァナディース (小惑星)

ヴァチカーナ (小惑星)

ヴァチカーナ (416 Vaticana) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星である。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見し、ローマのティベレ川西岸にあったヴァティカヌスの丘にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヴァチカーナ (小惑星)

ヴァルプルガ (小惑星)

ヴァルプルガ (256 Walpurga) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。一部の研究者はヴァルプルガないしロミアに代表される小規模な小惑星族があると考えている。 1886年4月3日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、聖ヴァルプルガにちなんで命名した。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヴァルプルガ (小惑星)

ヴァルター・フィリガー

ヴァルター・フィリガー(Walther Augustin Villiger、1872年-1938年)は、スイスの天文学者で、カール・ツァイスの技術者である。1897年にミュンヘンで小惑星を1つ発見した。また彗星の観測も行っている。 彼は1896年から1907年にかけて天文学の研究を行った。1924年、ドイツ博物館に世界最初のプラネタリウムが設置されて1年も立たないうちに、彼は新しいプラネタリウムの投影機を開発した。23mの大きさのMark IIとして知られるこの投影機は、多くのプラネタリウムで使用された。 Category:スイスの天文学者 Category:小惑星発見者 Category:1872年生 Category:1938年没 Category:天文学に関する記事。

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ヴァレンティーネ (小惑星)

ヴァレンティーネ (447 Valentine) は小惑星帯に位置する小惑星。1899年10月27日、マックス・ヴォルフとアルノルト・シュヴァスマンがハイデルベルクで発見した。 ヨハン・パリサの提案により、彼の後援者であったアルベルト・ザーロモン・フォン・ロートシルト (Albert Salomon von Rothschild) の娘の名前に因んで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヴァレンティーネ (小惑星)

ヴァールタ (小惑星)

ヴァールタ (262 Valda) は、小惑星帯に位置する小さな小惑星の一つ。 1886年11月3日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見した。命名の由来は分かっていない。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヴァールタ (小惑星)

ヴィルトゥス (小惑星)

ヴィルトゥス (494 Virtus) は小惑星帯に位置する小惑星。1902年10月3日、マックス・ヴォルフがハイデルベルク天文台で発見した。 ローマ神話の勇気と人徳を司る女神ヴィルトゥス(ウィルトゥース)にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヴィルトゥス (小惑星)

ヴィルヘルム・フェルスター

ヴィルヘルム・フェルスター(Wilhelm Julius Foerster, 1832年12月16日 - 1921年1月18日)は、ドイツの天文学者。平和主義者で倫理学者のフリードリヒ・ヴィルヘルム・フェルスターは、息子である。

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ヴィルヘルム・オルバース

ハインリヒ・ヴィルヘルム・マティアス・オルバース(Heinrich Wilhelm Matthias Olbers, 1758年10月11日 - 1840年3月2日)は、18〜19世紀ドイツ・ブレーメンの天文学者・医師。 天文台などに属さないアマチュア天文学者であったが、本業の医業のかたわら熱心に観測を行い、19世紀初頭に四大小惑星のうちの2つを発見した。特に彗星に興味を持ち、当時のドイツの彗星観測の権威ともみなされていた。また、かつて宇宙論上の長年の謎であったオルバースのパラドックスに名を残していることでも知られる。 3番目の名マティアスをマテーウス (Matthäus) とする文献もある。通常はヴィルヘルム・オルバースと呼ばれた。カナ書きでの姓はオルベルスとも書かれる。

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ヴィンチェンツォ・チェルッリ

ヴィンチェンツォ・チェルッリ(Vincenzo Cerulli、1859年4月20日テーラモ – 1927年5月30日メラーテ)は、イタリアの天文学者。 テーラモの名門の家に生まれた。テーラモで学んだ後、ローマ大学で物理学を学んだ。エリア・ミロセヴィッチと共に星表を製作した。観測に天文写真を用い始めた1人であり、火星と火星の衛星を観測した。ジョヴァンニ・スキアパレッリが発見した火星の「運河」が実在せず、光学的錯覚であることを主張し、火星の衛星の表面にクレータのあることを示した。私設の天文台を建設し観測を行った。 1910年に小惑星(704)インテラムニアを発見した。これは直径が約350kmあり、メインベルトにある小惑星としては5番目の大きさである。小惑星はチェルッリの故郷であり発見した場所でもあるテーラモのラテン語名からInteramniaと命名された。

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ヴィンチェンティーナ (小惑星)

ヴィンチェンティーナ (366 Vincentina) は、小惑星帯にある大きな小惑星である。ヴィンチェンティーナ族という極めて小規模な小惑星族に属するという説がある。 1893年3月21日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見し、イタリアの天文学者ヴィンチェンツォ・チェルッリにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヴィンチェンティーナ (小惑星)

ヴィンドボナ (小惑星)

ヴィンドボナ (231 Vindobona) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。表面の色は暗く、炭素化合物に富んだ組成を持つ。 1882年9月10日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、発見地であるウィーンのラテン語名にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヴィンドボナ (小惑星)

ヴィニフェラ (小惑星)

ヴィニフェラ (759 Vinifera) は小惑星帯にある小惑星。フランツ・カイザーがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 小惑星名はヨーロッパブドウの学名ヴィティス・ヴィニフェラに由来し、発見者の先祖がワイン農家だったことに因んで名付けられた。

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ヴィエンナ (小惑星)

ヴィエンナ (397 Vienna) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星である。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見し、ウィーンにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヴィエンナ (小惑星)

ヴィクトール・クノール

ヴィクトール・クノール(Виктор Кнорре / Viktor Knorre, 1840年10月4日 - 1919年8月25日)は、ウクライナ出身でドイツ系の帝政ロシアの天文学者。1827年にムィコラーイウ天文台を創設したカール・フリードリヒ・クノールの息子である。 1871年ごろからベルリン天文台で働き、1876年から1887年にかけて4つの小惑星を発見した。 Category:ドイツの天文学者 Category:国立科学アカデミー・レオポルディーナ会員 Category:ロシア帝国のドイツ人 Category:小惑星発見者 Category:ヘルソン県出身の人物 Category:ムィコラーイウ出身の人物 Category:天文学に関する記事 Category:1840年生 Category:1919年没。

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ヴィシバダ (小惑星)

ヴィシバダ (717 Wisibada) は小惑星帯に位置する小惑星である。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でフランツ・カイザーによって発見された。 カイザーの出身地であるヴィースバーデンのラテン語名に因んで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヴィシバダ (小惑星)

ヴェネチア (小惑星)

ヴィネチア (487 Venetia) は小惑星帯に位置する小惑星。1902年7月9日、ルイージ・カルネラがハイデルベルク天文台で発見した。 イタリアの都市、ヴェネツィアに因んで名付けられた。

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ヴェラ (小惑星245番)

ヴェラ (245 Vera) は小惑星帯にある比較的大きな小惑星である。1885年にインドのマドラス(現:チェンナイ)でノーマン・ポグソンによって発見された。名前の由来については不明。

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ヴェリタス (小惑星)

ヴェリタス (490 Veritas) は小惑星帯の小惑星である。ハイデルベルク天文台でマックス・ヴォルフによって発見された。ヴェリタスはラテン語で真理を意味する。 ヴェリタスの直径は115kmあり、ヴェリタス族の小惑星の中では直径125kmの (92) ウンディナに次いで大きい。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヴェリタス (小惑星)

ヴェルダンディ (小惑星)

ヴェルダンディ (621 Werdandi) は小惑星帯の小惑星。1906年11月11日にハイデルベルクでアウグスト・コプフによって発見された。 北欧神話の運命の女神、ノルン三姉妹の次女ヴェルザンディ (Verðandi) に因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヴェルダンディ (小惑星)

ヴェーリンギア (小惑星)

ヴェーリンギア (226 Weringia) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星の一つである。 1882年7月19日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、ウィーン市内にある町の名前ヴェーリングにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヴェーリンギア (小惑星)

ヴェヌシア (小惑星)

ヴェヌシア (499 Venusia) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見し、スウェーデン領ヴェン島の別名にちなんで命名された。

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ヴェニアミン・ジェコフスキー

ヴェニアミン・パーヴロヴィチ・ジェコフスキー(ロシア語:Вениамин Павлович Жеховский;英語:Benjamin Jekhowsky、1881年 - 1953年)は、当時サンクトペテルブルク出身のフランスの天文学者である(フランス語読みすればバンジャマン・ジェコウスキー)。

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ボノニア (小惑星)

ボノニア (361 Bononia) は、小惑星帯にある比較的大きな小惑星。D型小惑星に分類され、ケイ酸塩、炭素化合物と無水ケイ酸塩からできていると考えられる。ヒルダ群に属する。 1893年3月11日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見し、イタリアのボローニャやフランスのブローニュ=シュル=メールのラテン語名にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とボノニア (小惑星)

ボリビアーナ (小惑星)

ボリビアーナ またはボリビアナ (712 Boliviana) は小惑星帯の小惑星。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でドイツの天文学者マックス・ヴォルフが発見した。 南アメリカ諸国をスペインから独立に導いた軍人で政治家のシモン・ボリバル(Simón José Antonio de la Santísima Trinidad Bolívar y Palacios, 1783年 - 1830年)に因んで命名された。 2001年12月には宮城県と福島県で、2008年11月には福島県から三重県にかけて掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とボリビアーナ (小惑星)

ボンディア (小惑星)

ボンディア (767 Bondia) は小惑星帯にある小惑星。ジョエル・ヘイスティングス・メトカーフがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 アメリカの天文学者ウィリアム・クランチ・ボンド、またはその息子でやはり天文学者のジョージ・フィリップス・ボンドに因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とボンディア (小惑星)

ボヘミア (小惑星)

ボヘミア (371 Bohemia) は小惑星帯に位置する標準的な小惑星。フランスの天文学者、オーギュスト・シャルロワによってニースで発見された。 チェコ西部を指す地域名「ボヘミア」にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とボヘミア (小惑星)

トランスヴァーリア (小惑星)

トランスヴァーリア (715 Transvaalia) は小惑星帯にある小惑星。ハリー・エドウィン・ウッドがヨハネスブルグのユニオン天文台で発見した。南アフリカで最初に発見された小惑星であることから、当時のトランスヴァール州に因んで名付けられた。 この小惑星は1920年4月23日に再度「発見」されて仮符号 1920 GZ が与えられ、スージー (933 Susi) と名付けられたが、1928年にトランスヴァーリアと同一天体であったことが判明し、小惑星番号933と名前は1927年2月10日にカール・ラインムートが発見した別の小惑星 1927 CH に流用された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とトランスヴァーリア (小惑星)

トロヤ群

トロヤ群(トロヤぐん、英語:Trojan asteroid)は、惑星の公転軌道上の、太陽から見てその惑星に対して60度前方あるいは60度後方、すなわちラグランジュ点L4・L5付近を運動する小惑星のグループである。またこれにちなみ、L4・L5の両ラグランジュ点は特に「トロヤ点」と呼ばれる。 単に「トロヤ群」という場合は通常「木星のトロヤ群」を意味する(詳細は上記項目を参照。本項は簡単に記すだけにする)。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とトロヤ群

トロサ (小惑星)

トロサ (138 Tolosa) は、小惑星帯に位置する明るくて岩石質の小惑星の一つ。1874年5月19日にフランスの天文学者、アンリ・ジョセフ・ペロタンにより発見され、フランス・トゥールーズ地方のラテン語名にちなみ命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とトロサ (小惑星)

トーラ (小惑星)

トーラ (299 Thora) は小惑星帯にある小惑星の一つ。 1890年10月6日にウィーンでヨハン・パリサによって発見され、北欧神話の雷神トールにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とトーラ (小惑星)

トゥーランドット (小惑星)

トゥーランドット (530 Turandot) は小惑星帯に位置する小惑星である。ハイデルベルク天文台のマックス・ヴォルフによって発見された。 ジャコモ・プッチーニのオペラ『トゥーランドット』に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とトゥーランドット (小惑星)

トゥースネルダ (小惑星)

トゥースネルダ (219 Thusnelda) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星の一つで、S型小惑星に属する。 1880年9月30日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがポーラ(現クロアチア領プーラ)で発見し、ゲルマン人の戦士アルミニウスの妻、トゥースネルダにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とトゥースネルダ (小惑星)

ヘラ (小惑星103番)

ヘラ (103 Hera) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。表面はケイ素で覆われている。1868年9月7日にアメリカ合衆国の天文学者、ジェームズ・クレイグ・ワトソン (James Craig Watson) により発見された。ギリシア神話のゼウスの妻、ヘラにちなんで命名された。なお、ローマ神話でヘラに対応するユノにちなんだ小惑星ジュノーも別に存在する。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヘラ (小惑星103番)

ヘラ (小惑星699番)

ヘラ (699 Hela) は、火星の公転軌道に外接する軌道を回っている小惑星。ヨーゼフ・ヘルフリッヒがハイデルベルクで発見した。 北欧神話の生死を司る女神ヘル (Hel) から名付けられた。由来が同じで名前が異なる小惑星ヘルも存在する。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヘラ (小惑星699番)

ヘルミオネ (小惑星)

ヘルミオネ (121 Hermione) は、小惑星帯に位置する大きく暗い小惑星の一つで、C型小惑星であり、メインベルト外縁部のキュベレー族の仲間である。1872年5月12日にアメリカ合衆国の天文学者、J・C・ワトソンにより発見され、ギリシア神話に出てくるスパルタ王メネラーオスとヘレネーの娘、ヘルミオネーから命名された。 W・M・ケック天文台での観測で2002年に衛星が発見され、さらに2003年12月に行われた補償光学を用いた観測により、ヘルミオネ自体も接触二重小惑星であることが分かった。衛星の歳差の解析により、ヘルミオネは雪だるま型をしていると考えられている。雪だるま型が正しいとすると、この小惑星は半径60kmと80kmの2つの球からなり、その中心は115km離れている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヘルミオネ (小惑星)

ヘルマン・ゴルトシュミット

ヘルマン・マイヤー・ザロモン・ゴルトシュミット(Hermann Mayer Salomon Goldschmidt, 1802年6月17日 - 1866年4月26日)は、ドイツ出身の天文学者・画家。生涯のほとんどをフランスで過ごし、14個の小惑星を発見した。ユダヤ系の出身。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヘルマン・ゴルトシュミット

ヘルガ (小惑星)

ヘルガ (522 Helga) は、小惑星帯に位置する小惑星である。キュベレー族に分類される。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見した。軌道を計算したTh. ラッセン中尉 (Lt. Th. Lassen) によって命名されたようだが、由来は不明である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヘルガ (小惑星)

ヘルキニア (小惑星)

ヘルキニア (458 Hercynia) は小惑星帯に位置する小惑星。1900年9月21日、マックス・ヴォルフとアルノルト・シュヴァスマンがハイデルベルクで発見した。 古代ローマの頃、現在のドイツ付近に広がっていた森林地帯に因んで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヘルキニア (小惑星)

ヘルシリア (小惑星)

ヘルシリア (206 Hersilia) は、小惑星帯に位置する、とても大くて暗い小惑星の一つである。原始的で炭素に富んでおり、C型小惑星に分類される。 1879年10月13日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見された。 古代ローマ(王政ローマ)を建国したロムルスの妻ヘルシリアにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヘルシリア (小惑星)

ヘルタ (小惑星)

ヘルタ (135 Hertha) は、小惑星帯の内側寄り、ニサ族の軌道に位置する大きな小惑星の一つ。スペクトルからはM型小惑星に分類されるが、レーダー観測では非金属質だと示唆するようなデータもある。また光度曲線のデータから、平坦な形であると推定される。 1874年2月18日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見された。北欧神話に出てくる大地と豊穣の女神ネルトゥスの別名ヘルタにちなみ命名された。なおネルトゥスという小惑星も別に存在する。 MUSES-C(はやぶさ)後継機の探査対象候補として検討されたことがある。 2000年と2008年に(後者は日本の石川県で)ヘルタによる掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヘルタ (小惑星)

ヘレナ (小惑星)

ヘレナ (101 Helena) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。1868年8月15日にアメリカ合衆国の天文学者、ジェームズ・クレイグ・ワトソン (James Craig Watson) により発見された。S型小惑星に分類され、岩石質で大きめである。かなり小規模な小惑星族を代表しているという見方もあるが、その範囲についてはよくわかっていない。 トロイア戦争の原因となった美女、ヘレネにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヘレナ (小惑星)

ヘーベ (小惑星)

3Dモデル ヘーベ (6 Hebe) は、火星と木星の間の小惑星帯にある、大型の小惑星である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヘーベ (小惑星)

ヘッダ (小惑星)

ヘッダ (207 Hedda) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つでC型小惑星に分類される。 1879年10月17日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがポーラ(現クロアチア領プーラ)で発見し、天文学者フリードリヒ・ヴィネッケの妻ヘドウィグ (Hedwig) の名前にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヘッダ (小惑星)

ヘドウィグ (小惑星)

ヘドウィグ (476 Hedwig) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。ルイージ・カルネラによって発見された。スウェーデン出身のデンマークの天文学者エリス・ストレームグレンにより、彼の妻にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヘドウィグ (小惑星)

ヘカテ (小惑星)

ヘカテ (100 Hekate) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。ヒギエア族と同じような軌道を通るが、0.19という高いアルベドを持つS型小惑星であるため、主にC型小惑星で構成されるヒギエア族には通常分類されない。 1868年7月11日にアメリカ合衆国の天文学者、ジェームズ・クレイグ・ワトソン (James Craig Watson) により発見された、ちょうど100個目の小惑星である。ギリシア神話の女神ヘカテーおよび、ギリシア語で100を意味するhekatonより命名された。2003年7月14日にニュージーランドで掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヘカテ (小惑星)

ヘクバ (小惑星)

ヘクバ (108 Hecuba) は、小惑星帯に位置する明るくて比較的大きな小惑星の一つ。ヒギエア族と同じような軌道を回るが、C型小惑星で構成されたヒギエア族と異なりS型小惑星であるため、ここには分類されない。 1869年4月2日にドイツの天文学者、ロベルト・ルターによりデュッセルドルフのビルク天文台で発見された。トロイア戦争の英雄プリアモス王の妻、ヘカベーにちなみ命名された。 2005年10月に千葉県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヘクバ (小惑星)

ヘクトル (小惑星)

ヘクトル (624 Hektor) は、木星のトロヤ群の中で最も大きな小惑星である。アウグスト・コプフによってハイデルベルクで発見された。衛星を持つ小惑星としても知られる。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヘクトル (小惑星)

ヘスペリア (小惑星)

ヘスペリア (69 Hesperia) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つでM型小惑星である。1869年4月29日にイタリアの著名な天文学者、ジョヴァンニ・スキアパレッリ (Giovanni Schiaparelli) により発見された。これは彼が発見した唯一の小惑星である。ギリシア神話に登場するニンフの一人ヘスペリデスにちなみ命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヘスペリア (小惑星)

ヘスティア (小惑星)

ヘスティア (46 Hestia) は暗くて大きい小惑星帯の小惑星。 ヘスティア族最初の小惑星でもある。 ギリシャ神話の炉の女神ヘスティアにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヘスティア (小惑星)

ブランゲーネ (小惑星)

ブランゲーネ (606 Brangane) は、小惑星帯に位置する小惑星。ドイツの天文学者アウグスト・コプフがハイデルベルクで発見した。 リヒャルト・ワーグナーの楽劇『トリスタンとイゾルデ』の登場人物ブランゲーネにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とブランゲーネ (小惑星)

ブラジリア (小惑星)

ブラジリア (293 Brasilia) は小惑星帯にある小惑星の一つ。ブラジリア族という小規模な小惑星族に属する。なお、ブラジリア族の範囲は研究者によって異なる。 1890年5月20日にニースでオーギュスト・シャルロワによって発見され、ブラジルにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とブラジリア (小惑星)

ブリギッタ (小惑星)

ブリギッタ (450 Brigitta) は小惑星帯に位置する小惑星。エオス族に属する。1899年10月10日、マックス・ヴォルフとアルノルト・シュヴァスマンがハイデルベルクで発見した。名前の由来については不明。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とブリギッタ (小惑星)

ブリクシア (小惑星)

ブリクシア (521 Brixia) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 レイモンド・スミス・ドゥーガンがハイデルベルクで発見した小惑星で、イタリアの都市ブレシアのラテン語名にちなんで名づけられた。 2006年3月に鹿児島県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とブリクシア (小惑星)

ブルナ (小惑星)

ブルナ (290 Bruna) は小惑星帯にある小さな小惑星の一つ。 1890年3月20日にウィーンでオーストリアの天文学者ヨハン・パリサによって発見され、チェコ(当時はオーストリア領)の都市ブルノにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とブルナ (小惑星)

ブルンヒルト (小惑星)

ブルンヒルト (123 Brunhild) は、小惑星帯に位置する典型的な岩石質の小惑星の一つでS型小惑星に分類される。1872年7月31日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズにより発見され、北欧神話に登場するワルキューレの一人、ブリュンヒルデ (Brünnehilde) にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とブルンヒルト (小惑星)

ブルーシア (小惑星)

ブルーシア (323 Brucia) は火星横断小惑星のひとつである。また天体写真によって発見された初めての小惑星であり、200以上の小惑星を発見し、天体の探索方法の草分けとなったマックス・ヴォルフにとって最初に発見した小惑星でもある。 1891年に発見され、天文学界のパトロンであったアメリカ人女性のキャサリン・ブルース (Catherine Wolfe Bruce) を称えて命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とブルーシア (小惑星)

ブルディガラ (小惑星)

ブルディガラ (384 Burdigala) は、小惑星帯の典型的な小惑星である。 フランスの天文学者、フェルナン・クーティによってボルドーで発見され、ボルドーのラテン語名にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とブルディガラ (小惑星)

ブルフザリア (小惑星)

ブルフザリア (455 Bruchsalia) は小惑星帯に位置する小惑星。1900年5月22日、マックス・ヴォルフ、アルノルト・シュヴァスマンがハイデルベルクで発見した。 ドイツの都市ブルッフザールにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とブルフザリア (小惑星)

ブルグンディア (小惑星)

ブルグンディア (374 Burgundia) は小惑星帯の標準的な小惑星であり、S型小惑星に分類される。フランスの天文学者、オーギュスト・シャルロワによってニースで発見された。 5-6世紀のフランスに存在したブルグント王国から命名された。 ブルグンディアは長い間、当時ケレス族と呼ばれていた小惑星族のメンバーだと考えられていたが、組成が異なるため無関係であることが2002年に明らかとなった。

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ブレンデリア (小惑星)

ブレンデリア (761 Brendelia) は小惑星帯に位置する小惑星である。ドイツの天文学者フランツ・カイザーがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 ドイツの天文学者、オットー・ブレンデル(Otto Rudolf Martin Brendel、1862年 - 1939年)に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とブレンデリア (小惑星)

ブレディキナ (小惑星)

ブレディキナ (786 Bredichina) は小惑星帯に位置する小惑星。1914年4月20日、ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でドイツの天文学者フランツ・カイザーが発見した。 プルコヴォ天文台の台長を務めたロシアの天文学者、フョードル・ブレディキン(Fyodor Aleksandrovich Bredikhin、ロシア語表記:Фёдор Александрович Бредихин、1831年 – 1904年)に因んで命名された。

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ブーザレアー (小惑星)

ブーザレアー (859 Bouzareah) は、小惑星帯の小惑星。フランスの天文学者フレデリック・シー (Frédéric Sy) がアルジェ天文台で発見した。 アルジェ天文台(現在は天文学天体物理学地球物理学中央研究所:Centre de Recherche en Astronomie, Astrophysique et Géophysique:CRAAG)のある、アルジェ郊外の街から命名された。

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プリムノ (小惑星)

プリムノ (261 Prymno) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。B型小惑星に分類され、原始的であるがC型小惑星とは異なった成分を持つ。 1886年10月31日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、ギリシア神話に登場するオケアニデスの一柱にちなんで名づけられた。

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プリンストニア (小惑星)

プリンストニア (508 Princetonia) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 レイモンド・スミス・ドゥーガンがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見し、かつて所属していたプリンストン大学にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とプリンストニア (小惑星)

プルーデンティア (小惑星)

プルーデンティア (474 Prudentia) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。 マックス・ヴォルフが発見し、ラテン語で「慎重」を表す言葉に因んで名づけられた。

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プルコヴァ (小惑星)

プルコヴァ (762 Pulcova) は小惑星帯に位置する小惑星。ロシアの天文学者グリゴリー・ネウイミンがクリミア半島にあったシメイズ天文台で発見した。 サンクトペテルブルクの南に1839年に創設されたプルコヴォ天文台に因んで命名された。

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プレチオーザ (小惑星)

プレチオーザ (529 Preziosa) は小惑星帯に位置する小惑星である。ハイデルベルク天文台のマックス・ヴォルフによって発見された。 カール・マリア・フォン・ウェーバーのオペラ『プレチオーザ』に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とプレチオーザ (小惑星)

プレトリア (小惑星)

プレトリア (790 Pretoria) は小惑星帯に位置する小惑星である。ヨハネスブルグのユニオン天文台でハリー・エドウィン・ウッドによって発見された。 ウッドが天体観測をした南アフリカの首都、プレトリアに因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とプレトリア (小惑星)

プロトゲネイア (小惑星)

プロトゲネイア (147 Protogeneia) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。C型小惑星に分類され、主として炭素よりなる暗い表面を持つ。 1875年7月10日にハンガリーの天文学者、レオポルド・シュルホフにより発見された。これは彼が発見した唯一の小惑星である。ギリシア神話に登場するエレクテウスの娘の一人プロトゲネイアにちなんで命名された。2002年5月28日にテキサス州で掩蔽が観測された。

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プロビタス (小惑星)

プロビタス (902 Probitas) は小惑星帯に位置する小惑星である。ウィーン天文台でヨハン・パリサによって発見された。 ラテン語で「誠実」を意味する「プロビタス」に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とプロビタス (小惑星)

プロクネ (小惑星)

プロクネ (194 Prokne) は、小惑星帯に位置する、大きくて暗い小惑星の一つ。C型小惑星に分類される。 1879年3月21日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、ギリシア神話に登場するピロメーラーの姉プロクネーにちなんで命名された。 2008年12月8日に日本の近畿地方で掩蔽が観測されている。

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プロセルピーナ (小惑星)

プロセルピーナ (26 Proserpina) は小惑星帯(メインベルト)の小惑星。研究者によってはプロセルピーナに代表される小惑星族が存在すると考える者もいる。 デュッセルドルフでロベルト・ルターによって発見された。ローマ神話のユーピテルとケレースの娘、プロセルピナから名づけられた。

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プティ・プランス (衛星)

プティ・プランス ((45) Eugenia I Petit-Prince) は、小惑星 (45) ウージェニアの衛星。二つ発見されている衛星のうち、外側の軌道を回っている。 1998年にマウナケア天文台群のカナダ・フランス・ハワイ望遠鏡を用いた観測で発見された。2003年にアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説『星の王子さま』の名前の由来にもなった、フランス皇后ウジェニーの息子ナポレオン・ウジェーヌ・ルイ・ボナパルト(ナポレオン4世)に因んで命名された。 プティ・プランスは、地上の望遠鏡からの観測で発見された最初の小惑星の衛星である(最初に発見された小惑星の衛星は、木星探査機ガリレオによって発見されたイダの衛星ダクティル)。

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プシケ (小惑星)

(16) プシケ (、ラテン語読み)、もしくは サイキ (英語発音 /ˈsaɪkiː/ から)は、太陽系の小惑星帯(メインベルト)内を公転している小惑星のひとつである。1852年3月17日にイタリアの天文学者であったアンニーバレ・デ・ガスパリスによって発見された大型のM型小惑星であり、ギリシア神話に登場する女神プシューケーに因んで命名された。接頭辞の (16) は小惑星番号であり、16番目に発見された小惑星であることを意味する。プシケは既知のM型小惑星の中で最大かつ最も質量が大きく、最も質量が大きい小惑星の上位10個の1つである。平均直径は約 220 km で、小惑星帯の全質量の約 1% を占めている。プシケは太陽系形成時の原始惑星の核が露出した天体であるという仮説が歴史的に立てられていたが、最近の多くの研究ではその可能性はほぼ否定されている。プシケは、2023年10月13日に打ち上げられ、2029年に到着予定である同一表記の宇宙探査機サイキによって探査が行われる予定で、金属を多く含んだM型小惑星としては初めて接近探査が行われる小惑星となる。

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パミーナ (小惑星)

パミーナ (539 Pamina) は小惑星帯に位置する小惑星。ハイデルベルクでドイツの天文学者マックス・ヴォルフが発見した。 モーツァルトのオペラ『魔笛』の登場人物、夜の女王の娘パミーナにちなんで命名された。 2022年9月8日にはこの小惑星が11等の恒星を隠す食が起こり、日本からは異例となる当時15歳の中学生が準備から観測・解析を1人でこなして報告したとして話題になった。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とパミーナ (小惑星)

パノパエア (小惑星)

パノパエア (70 Panopaea) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。1861年5月5日にドイツの天文学者、ヘルマン・ゴルトシュミット (Hermann Mayer Salomon Goldschmidt) によりパリ天文台で発見された。これは彼が発見した14個目にして最後の小惑星である。ギリシア神話に登場するニンフの一人パノパエアにちなみ命名された。 エウノミア族と同じような軌道を回っているが、C型小惑星であるため、S型小惑星によって構成されているエウノミア族の母天体から形成されたものではないと考えられる。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とパノパエア (小惑星)

パラティア (小惑星)

パラティア (415 Palatia) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星である。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、英語でプファルツ選帝侯領を意味する Electoral Palatinate にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とパラティア (小惑星)

パラス (小惑星)

パラス(2 Pallas)は、小惑星帯最大の小惑星。以前はケレスが最大の小惑星であったが、2006年のIAU総会でケレスが準惑星に分類されたため、小惑星帯ではパラスが最大の小惑星となった。なおパラスも将来的に準惑星に分類される可能性がある。 1802年3月28日にドイツのブレーメンでヴィルヘルム・オルバースにより発見され、ギリシア神話に登場するトリートーンの娘パラスにちなんで命名された(ギリシア神話にはパラスという名の男性も登場するが、初期の小惑星はすべて女性名が付けられた)。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とパラス (小惑星)

パリャーナ (小惑星)

パリャーナ (347 Pariana) は、小惑星帯にある大きな小惑星であり、M型小惑星に分類される。 1892年11月28日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見した。名前の由来は不明である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とパリャーナ (小惑星)

パリサナ (小惑星)

パリサナ (914 Palisana) は小惑星帯に位置する小惑星である。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でマックス・ヴォルフによって発見された。 1874年から1923年までに小惑星を122個発見したオーストリアの天文学者ヨハン・パリサに因んで命名された。 2004年10月と2006年2月に日本で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とパリサナ (小惑星)

パルマ (小惑星)

パルマ (372 Palma) は小惑星帯の比較的大きな小惑星の1つである。フランスの天文学者、オーギュスト・シャルロワによってニースで発見された。 スペインの都市パルマ・デ・マヨルカにちなんで名づけられた。

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パルテノーペ (小惑星)

パルテノーペ (11 Parthenope) は、太陽系の大きく明るい小惑星のひとつであり、火星と木星の間の小惑星帯を公転している。この小惑星はマグネシウムや鉄などを含むケイ酸塩と、金属ニッケルや鉄から構成されていると推定されている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とパルテノーペ (小惑星)

パレス (小惑星)

パレス (49 Pales) は大きいが暗いメインベルト小惑星帯の小惑星。 ヘルマン・ゴルトシュミットが1857年7月19日に発見し、ローマ神話の牧畜の女神にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とパレス (小惑星)

パンドラ (小惑星)

パンドラ (55 Pandora) は、太陽系の火星と木星の間の小惑星帯にある、比較的大型の非常に明るい小惑星のひとつ。 1858年9月10日にジョージ・サールにより発見された。これはサールが発見した唯一の小惑星であった。ギリシア神話に登場する最初の人間の女、パンドラにちなみ命名された。 土星の衛星にも同名の天体パンドラが存在する。 2002年4月には、北海道でパンドラによるポルックスの掩蔽(観測史上初の小惑星による1等星食)が起きるはずだったが、天候不良により観測できなかった。

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パーシヴァル・ローウェル

観測中のローウェル 水星の観測結果(1896年) 火星の運河だけでなく水星についても地形を「観測」していた パーシヴァル・ローウェル(Percival Lowell, 1855年3月13日 - 1916年11月12日)は、アメリカ合衆国ボストン生まれの天文学者であり、アジア研究者。

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パトリツィア (小惑星)

パトリツィア (436 Patricia) は小惑星帯の外縁部に位置する小惑星。1898年9月13日、マックス・ヴォルフとアルノルト・シュヴァスマンがハイデルベルクで発見した。 名前の由来はわかっていないが、ドイツ語と思われる。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とパトリツィア (小惑星)

パトロクロス (小惑星)

パトロクロス (617 Patroclus) はトロヤ群に属する小惑星で、それ自体とほぼ同じ大きさの衛星を持つ、いわば二重小惑星と呼ぶべき天体であることで知られる。 1906年にドイツの天文学者アウグスト・コプフによりハイデルベルクで発見され、ギリシア神話の英雄パトロクロスにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とパトロクロス (小惑星)

パブロ・コトノ

パブロ・コトノ(Pablo Cottenot)は、19世紀のフランスの天文学者である。 コトノはマルセイユ天文台で働いていたが、エドゥアール・ステファンによると、彼は言葉が不自由だったため、研究生活は長くは続かなかったという。しかし彼は1878年に小惑星を1つ発見している。 Category:フランスの天文学者 Category:小惑星発見者 Category:天文学に関する記事。

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パパゲーナ (小惑星)

パパゲーナ (471 Papagena) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。 マックス・ヴォルフが発見し、モーツァルトのオペラ『魔笛』の登場人物にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とパパゲーナ (小惑星)

パティエンティア (小惑星)

パティエンティア (451 Patientia) は小惑星帯に位置する巨大な小惑星。1899年12月4日、オーギュスト・シャルロワがニースで発見した。 名前は「忍耐」を表すラテン語に由来する。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とパティエンティア (小惑星)

パドゥア (小惑星)

パドゥア (363 Padua) は、小惑星帯にある典型的な小惑星である。リディア族に分類される。 1893年3月17日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見し、イタリアの都市パドヴァ (Padova) にちなんで名づけられた。 2006年3月に福島県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とパドゥア (小惑星)

パウリ (小惑星)

パウリ (537 Pauly) は、小惑星帯に位置する小惑星である。オーギュスト・シャルロワがニースで発見した。 ドイツの砂糖工場の経営者にしてアマチュアのレンズ職人でもあり、カール・ツァイス社の天文学部門が新設される際、エルンスト・アッベによって天体望遠鏡開発の責任者に抜擢されたマックス・パウリにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とパウリ (小惑星)

パウリーナ (小惑星)

パウリーナ (278 Paulina) は小惑星帯にある典型的な小惑星である。 1888年5月16日にウィーンでヨハン・パリサによって発見された。名前の由来については不明。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とパウリーナ (小惑星)

パウル・ゲッツ

パウル・ゲッツ(Paul Götz、1883年 - 1962年)はドイツの天文学者である。 1907年にハイデルベルク大学のケーニッヒシュトゥール天文台で博士号を取った。 当時、ハイデルベルクの天文台はマックス・ヴォルフの下、小惑星の観測の中心地で、レイモンド・ドゥーガン、ヨーゼフ・ヘルフリッヒ、フランツ・カイザー、カール・ラインムート、エミール・エルンスト、アルフレート・ボーアマンらが競うように多くの小惑星を発見していた。 2278番の小惑星ゲッツは彼の名前にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とパウル・ゲッツ

ヒルンド (小惑星)

ヒルンド (706 Hirundo) は小惑星帯に位置する小惑星である。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でヨーゼフ・ヘルフリッヒによって発見された。 ラテン語でツバメを意味する「ヒルンド」に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヒルンド (小惑星)

ヒルデガルト (小惑星)

ヒルデガルト (898 Hildegard) は小惑星帯に位置する、比較的離心率の大きな小惑星である。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でマックス・ヴォルフによって発見された。 中世ドイツのベネディクト会系女子修道院長で、宗教劇の作家、伝記作家、言語学者、詩人でもあるヒルデガルト・フォン・ビンゲンから命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヒルデガルト (小惑星)

ヒルダ (小惑星)

ヒルダ (153 Hilda) は、小惑星帯の外縁部に位置するかなり大きな小惑星の一つ。 表面は炭素化合物で覆われており暗い。 ヒルダの公転周期は木星と2:3の軌道共鳴になっており、同じような軌道を持つ小惑星のグループはヒルダ群と呼ばれる。ただし物理的な性質がそれぞれ異なるため、ヒルダ「族 (Family)」とは呼ばれない。 1875年11月2日にオーストリアの天文学者・ヨハン・パリサがポーラ(現クロアチア領プーラ)で発見し、天文学者テオドール・オッポルツァーの娘に因んで名付けられた。 光度曲線の振幅は小さく、球体に近い形をしていると考えられていたが、2002年12月31日に日本で掩蔽が観測され、楕円体であることが判明した。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヒルダ (小惑星)

ヒルダ群

ヒルダ群(ヒルダぐん、英語:Hilda asteroids)は、小惑星帯と木星軌道の間にあって、木星と2:3の軌道共鳴状態にある小惑星の群。 群の名前は (153) ヒルダに由来しており、命名されていないものも含め4000個以上がこの群に分類されている。軌道長半径は3.7 auから4.2 au、離心率は0.07以上0.3以下で、軌道傾斜角は20°より小さい。D型またはP型が多いが、一部にC型もある。ヒルダ群やトロヤ群に見られるD型やP型小惑星の表面色は、彗星の核 (彗星)のそれとよく対応している。このことは、これらの天体の表面が同じような鉱物で覆われていることを意味しており、また同じ起源を持つことを示唆している。ヒルダ群には起源の異なるヒルダ族 (Hilda family) とシューバルト族 (Schubart family) があるとされている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヒルダ群

ヒッポ (小惑星)

ヒッポ (426 Hippo) は、小惑星帯に位置するとても大きな小惑星である。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見し、ヌミディアの都市ヒッポレギウス(現在のアルジェリア北東部アンナバ付近)にちなんで名づけられた。

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ヒブリス (小惑星)

ヒブリス (430 Hybris) は小惑星帯に位置する小惑星。1897年12月18日、オーギュスト・シャルロワがニースで発見した。 ギリシア神話の傲慢の女神ヒュブリス(ラテン語ではヒブリス)にちなんで名づけられた。

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ヒパティア (小惑星)

ヒパティア (238 Hypatia) は小惑星帯にある小惑星である。1884年にヴィクトール・クノールによって発見された。ローマ時代のエジプト属州の天文学者ヒュパティア(ラテン語名ヒパティア)から名付けられた。 2004年と2005年に日本で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヒパティア (小惑星)

ヒギエア (小惑星)

ヒギエア (10 Hygiea) は、火星と木星の間の小惑星帯(メインベルト)にある、将来的に準惑星に分類される可能性がある大型の小惑星。 1849年4月12日にイタリアの天文学者アンニーバレ・デ・ガスパリスよって発見され、ギリシア神話に登場する医神アスクレーピオスの娘で健康の女神、ヒュギエイアにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とヒギエア (小惑星)

ビュドロザ (小惑星)

ビュドロザまたはブドロザ (338 Budrosa) は、小惑星帯にある大きな小惑星である。M型小惑星に分類される。 1892年9月25日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見した。名前の由来は不明だが、フランス語の女性名ではないかと言われている。

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ビブリス (小惑星)

ビブリス (199 Byblis) は、小惑星帯に位置する、比較的大きな小惑星の一つ。

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ビビリア (小惑星)

ビビリア (144 Vibilia) は、小惑星帯の内側寄りに位置する比較的大くて暗い小惑星の一つ。ビビリア族という小規模な小惑星族の中では最も大きい。 1875年6月3日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、ローマ神話の女神ビビリアにちなんで命名された。 1993年と2001年の2度、掩蔽が観測された。

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ビアンカ (小惑星)

ビアンカ (218 Bianca) は、小惑星帯に位置する標準的な大きさの小惑星の一つで、S型小惑星に属する。 1880年9月4日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがポーラ(現クロアチア領プーラ)で発見し、当時オーストリア・ハンガリー帝国で人気のオペラ歌手だったビアンカ・ブラニチにちなんで命名された。

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ビクトリア (小惑星)

ビクトリア (12 Victoria) は、太陽系の比較的大きな小惑星のひとつ。火星と木星の間の軌道を公転している。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とビクトリア (小惑星)

ピッツバーギア (小惑星)

ピッツバーギア (484 Pittsburghia) は小惑星帯に位置する小惑星。1902年4月29日、マックス・ヴォルフがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 アメリカ・ペンシルベニア州の都市ピッツバーグにちなんで名付けられた。 2010年1月に滋賀県で掩蔽が観測された。

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ピッカリンギア (小惑星)

ピッカリンギア (784 Pickeringia) は小惑星帯に位置する小惑星である。1914年5月20日、ジョエル・ヘイスティングス・メトカーフが発見した。 アメリカ合衆国の天文学者の兄弟エドワード・ピッカリングとウィリアム・ヘンリー・ピッカリングに因んで命名された。

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ピティア (小惑星)

ピティア (432 Pythia) は小惑星帯に位置する小惑星。1897年12月18日、オーギュスト・シャルロワがニースで発見した。 ギリシア神話のアポロンの神託所の巫女ピティアにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とピティア (小惑星)

ピアッツィア (小惑星)

ピアッツィア (1000 Piazzia) は、小惑星帯に位置する小惑星番号がちょうど1000の小惑星である。カール・ラインムートがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 最初の小惑星とされていたケレス(2006年以降は準惑星)の発見者であるジュゼッペ・ピアッツィにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とピアッツィア (小惑星)

ピエレッタ (小惑星)

ピエレッタ (312 Pierretta) は、小惑星帯の小惑星である。 1891年8月28日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見した。名前の由来は不明だが、フランス語の女性名だと言われている。 2008年12月に、千葉県でピエレッタによる掩蔽と思われる恒星の減光が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とピエレッタ (小惑星)

ツヴェタナ (小惑星)

ツヴェタナ (785 Zwetana) は、小惑星帯の小惑星。1914年3月30日にアダム・マシンガーが発見した。 ブルガリア人キリル・ポポフの娘に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とツヴェタナ (小惑星)

ツァッヒア (小惑星)

ツァッヒア (999 Zachia) は小惑星帯に位置する小惑星。1923年8月9日、ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でドイツの天文学者カール・ラインムートが発見した。 ケレスを再発見したドイツの天文学者、フランツ・フォン・ツァハ(Franz Xaver Freiherr von Zach, 1754年 - 1832年)に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とツァッヒア (小惑星)

ツェルリーナ (小惑星)

ツェルリーナ (531 Zerlina) は小惑星帯の小惑星である。ハイデルベルク天文台のマックス・ヴォルフによって発見された。 モーツァルトのオペラ『ドン・ジョヴァンニ』の登場人物に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とツェルリーナ (小惑星)

ツェルビネッタ (小惑星)

ツェルビネッタ (693 Zerbinetta) は小惑星帯に位置する小惑星。ドイツの天文学者アウグスト・コプフがハイデルベルクで発見した。 リヒャルト・シュトラウスのオペラ『ナクソス島のアリアドネ』の登場人物に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とツェルビネッタ (小惑星)

ツェーリンギア (小惑星)

ツェーリンギア(421 Zahringia)は、小惑星帯に位置する小さな小惑星である。古在由秀はかなり小規模な小惑星族を代表する小惑星としている。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、バーデン辺境伯やツェーリンゲン大公といったドイツ南西部の領邦君主を輩出したツェーリンゲン家にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とツェーリンギア (小惑星)

テミス (小惑星)

テミス (24 Themis) は小惑星帯の小惑星。直径が198kmと大きく、テミス族の最大の小惑星である。イタリアの天文学者アンニーバレ・デ・ガスパリスが1853年に発見した。 ギリシャ神話の神で、ゼウスの二番目の妻であるテミス(Θέμις)から命名された。また、テミスという名は1905年にウィリアム・ヘンリー・ピッカリングが"発見"を主張し、後に不存在が確認された土星の衛星にも命名された。 テミスの表面には炭素化合物を含んだ水の氷が霜の形で存在している。メインベルトの小惑星にこのような特徴が発見されたのはテミスが初めての例である。氷は小惑星の表面に長期間存在できないと考えられているため、天体深部から漏出してきた水蒸気が固体化したという説や、流星塵が引き起こす侵食により地下の氷の層が露出したという説が唱えられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とテミス (小惑星)

テューラ (小惑星)

テューラ (115 Thyra) は、小惑星帯に位置する大くて明るい小惑星の一つ。1868年8月6日にアメリカ合衆国の天文学者、ジェームズ・クレイグ・ワトソン (James Craig Watson) により発見され、10世紀前半のデンマーク王ゴームの妃でハーラル1世"青歯王"の母テューラにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とテューラ (小惑星)

テルプシコレ (小惑星)

テルプシコレ (81 Terpsichore) は小惑星帯の小惑星。マルセイユ天文台でエルンスト・テンペルが発見した。 名前は、ギリシア神話に登場する文芸の女神ムーサたちの1人、テルプシコラのラテン名「テルプシコレ」から命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とテルプシコレ (小惑星)

テルゲステ (小惑星)

テルゲステ (478 Tergeste) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。ルイージ・カルネラによって発見された。名前はイタリア北部の都市トリエステのラテン語名に由来する。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とテルゲステ (小惑星)

テルシディナ (小惑星)

テルシディナ (345 Tercidina) は、小惑星帯にある大きな小惑星である。C型小惑星に分類され、炭素化合物からできていると考えられている。 1892年11月23日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見した。名前の由来は不明だが、フランス語の女性名ではないかと言われている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とテルシディナ (小惑星)

テレジア (小惑星)

テレジア (295 Theresia) は小惑星帯にある小惑星の一つ。 1890年8月17日にウィーンでヨハン・パリサによって発見された。フランツ1世の皇后で事実上の女帝だったマリア・テレジアにちなんで名付けられたのではないかと考えられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とテレジア (小惑星)

テティス (小惑星)

テティス (17 Thetis) は、太陽系の比較的大きな小惑星のひとつ。火星と木星の間の軌道を公転している。 比較的明るい表面をしており、ケイ酸塩とニッケル鉄から構成されていると推定されている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とテティス (小惑星)

テア (小惑星)

テア (453 Tea) は小惑星帯に位置する小惑星。1900年2月22日、オーギュスト・シャルロワがニースで発見した。名前はケルト神話に由来するらしいが、詳細は不明。 1980年代にフランスがテアへ小惑星探査機「ベスタ」を送ろうと計画したが、探査機は結局建造されなかった。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とテア (小惑星)

ティルザ (小惑星)

ティルザ (267 Tirza) は、小惑星帯に位置する暗い小惑星の一つ。1887年5月27日にフランスのニース天文台でオーギュスト・シャルロワによって発見された。彼が発見した最初の小惑星である。 旧約聖書(民数記27:1)に登場する女性ティルツァ (Tirtsah) にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とティルザ (小惑星)

ティフリス (小惑星)

ティフリス (753 Tiflis) は小惑星帯に位置する小惑星である。1913年4月30日、ロシアの天文学者グリゴリー・ニコラエヴィチ・ネウイミンが発見した。 ネウイミンの出身地であるジョージアの都市、トビリシの別名から命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とティフリス (小惑星)

ティア (小惑星)

ティア (405 Thia) は、小惑星帯に位置する比較的大きな小惑星で、C型小惑星に分類される。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見した。ギリシア神話に登場する女神テイアー (Theia) にちなんで命名された。 2006年3月に鹿児島県で、2010年1月に熊本県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とティア (小惑星)

ティケ (小惑星)

ティケ (258 Tyche) は、火星と木星の間の小惑星帯にある、比較的大きなS型小惑星で、金属と珪酸塩によって構成されていると推測されている。ヴィンチェンツォ・ザッパラの分類ではエウノミア族だが、別の研究者によってかなり小規模な独自の小惑星族を代表する天体とされたこともある。 1886年5月4日にドイツ西部のデュッセルドルフにおいて、ドイツの天文学者ロベルト・ルターによって発見された。ギリシア神話に登場する幸運の女神テュケにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とティケ (小惑星)

ティシフォネ (小惑星)

ティシフォネ (466 Tisiphone) は、小惑星帯の外縁部に位置する小惑星の一つ。 ギリシア神話の復讐の女神、エリーニュスの一柱ティシフォネにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とティシフォネ (小惑星)

デュクローザ (小惑星)

デュクローザ (400 Ducrosa) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 オーギュスト・シャルロワがニース天文台で発見し、フランスの天文学者J・デュクローズにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とデュクローザ (小惑星)

デヨペヤ (小惑星)

デヨペヤ (184 Dejopeja) は、小惑星帯に位置するM型小惑星の一つ。 1878年2月28日にオーストリアの天文学者ヨハン・パリサが発見し、ローマ神話に登場するニンフの1柱デーイオペーア (Deiopea) のドイツ語表記から命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とデヨペヤ (小惑星)

デリール・スチュワート

デリール・スチュワート(DeLisle Stewart、1870年3月16日-1941年2月2日)は、アメリカ合衆国の天文学者である。 1896年に彼はハーバード大学天文台に入り、1898年から1901年にかけてはペルー共和国のアレキパにある同天文台の支所で働いた。彼はそこでウィリアム・ヘンリー・ピッカリングが発見していた土星の衛星フェーベの写真を撮影した。また彼は多くの星雲も発見している。 後に彼はシンシナティ天文台に移り、シンシナティ天文学会を設立した。 1901年に小惑星(475) オクリョを発見したことでも知られる。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とデリール・スチュワート

デリア (小惑星)

デリア (395 Delia) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星である。小規模な小惑星族のひとつに含まれている可能性があるが、どの小惑星族かははっきりしない。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見し、ギリシア神話に登場する女神アルテミスの別名にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とデリア (小惑星)

デンボウスカ (小惑星)

デンボウスカまたはデンボースカ()は小惑星帯に位置するR型の小惑星である。1892年12月9日、フランスの天文学者オーギュスト・シャルロワがニース天文台で発見した。イタリアの天文学者エルコレ・デンボウスキーに因んで命名された。スペクトルにはっきりしたカンラン石と輝石の吸収線がみられるため、R型小惑星に分類されている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とデンボウスカ (小惑星)

デボラ (小惑星)

デボラ (541 Deborah) は、小惑星帯の小惑星である。 マックス・ヴォルフによってハイデルベルクで発見され、旧約聖書に登場する女預言者のデボラにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とデボラ (小惑星)

デボザ (小惑星)

デボザ (337 Devosa) は、小惑星帯にある大きな小惑星である。M型小惑星に分類される。 1892年9月22日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見した。名前の由来は不明だが、フランス語の女性名ではないかと言われている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とデボザ (小惑星)

デニーゼ (小惑星)

デニーゼ (667 Denise) は小惑星帯に位置する小惑星。アウグスト・コプフがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 名前の由来についてはよくわかっていない。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とデニーゼ (小惑星)

ディナメネ (小惑星)

ディナメネ (200 Dynamene) は、小惑星帯に位置する、大きくて暗い小惑星の一つでC型小惑星に分類される。 1879年7月27日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、ギリシア神話に登場するネレイデスの一柱に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とディナメネ (小惑星)

ディーケ (小惑星)

ディーケ (99 Dike) は小惑星帯に位置する大きいが暗い小惑星である。 1868年5月28日にアルフォンス・ボレリーによって発見された。ボレリーが最初に発見した小惑星である。 ギリシア神話の女神、ホーライのディケにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とディーケ (小惑星)

ディド (小惑星)

ディド (209 Dido) は、小惑星帯に位置する、原始的で炭素化合物に富んでおりアルベドが低いC型小惑星の一つである。 1879年10月22日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズがニューヨーク州クリントンで発見し、カルタゴを建国したと伝えられている伝説上の女王ディードーにちなんで命名した。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とディド (小惑星)

ディアナ (小惑星)

ディアナ (78 Diana) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。炭素化合物に富むC型小惑星である。古在由秀はかなり小規模な小惑星族を代表する小惑星としている。 1865年3月15日にドイツの天文学者、ロベルト・ルター (Karl Theodor Robert Luther) により発見された。ローマ神話の狩りの女神ディアーナにちなみ命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とディアナ (小惑星)

ディオネ (小惑星)

ディオネ (106 Dione) は、小惑星帯に位置する比較的大きな小惑星の一つである。G型小惑星に分類され、ケレスと似た構造を持つと考えられている。 1868年10月10日にアメリカ合衆国のアナーバーでジェームズ・クレイグ・ワトソン (James Craig Watson) により発見され、ギリシア神話に登場するティーターンの女性ディオーネーにちなんで命名された。なお、土星の衛星にも同名のディオネがある。 1983年1月19日に掩蔽が観測され、この時に計算された直径147kmはIRASによる観測値と良く一致した。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とディオネ (小惑星)

ディオティマ (小惑星)

ディオティマ (423 Diotima) は、小惑星帯の特に大きな小惑星の一つである。C型小惑星に分類され、エオス族である。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見し、ソクラテスが教えを受けたとされるマンティネイア出身の婦人ディオティマにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とディオティマ (小惑星)

デジャニラ (小惑星)

デジャニラ (157 Dejanira) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。デジャニラ族という非常に小規模な小惑星族に属する。 1875年12月1日にフランスの天文学者、アルフォンス・ボレリーがマルセイユで発見した。固有名は、ギリシア神話に登場するヘーラクレースの2番目の妻デーイアネイラにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とデジャニラ (小惑星)

デジデラタ (小惑星)

デジデラタ (344 Desiderata) は、小惑星帯にあるとても大きな小惑星。C型小惑星に分類され、炭素化合物からできていると考えられている。 1892年11月15日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見し、19世紀前半のスウェーデン=ノルウェー王妃デジレ・クラリー(スウェーデン名デジデリア)に因んで名付けられた。 一部の研究者は、デジデラタに代表される小規模な小惑星族が存在すると考えている。この族のメンバーと目される小惑星は概して離心率が大きく(平均0.35強)、いくつかは火星横断小惑星である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とデジデラタ (小惑星)

デズデモーナ (小惑星)

デズデモーナ (666 Desdemona) は、小惑星帯に位置する小惑星。ドイツの天文学者アウグスト・コプフがハイデルベルクで発見した。 ウィリアム・シェイクスピアの悲劇『オセロー』の登場人物デズデモーナにちなんで命名された。 天王星の衛星にも同名のデズデモーナがある。

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フランツ・カイザー

フランツ・カイザー(Franz Kaiser、1891年 - 1962年)は、ドイツの天文学者である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフランツ・カイザー

フランツィア (小惑星)

フランツィア (862 Franzia) は小惑星帯にある小惑星。マックス・ヴォルフがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 発見者の息子であるフランツ・ヴォルフに因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフランツィア (小惑星)

フランツィスカ (小惑星)

フランツィスカの軌道図 フランツィスカ (520 Franziska) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 マックス・ヴォルフとパウル・ゲッツがハイデルベルクで発見した。名前の由来は不明である。

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フランソワ・ゴネシア

フランソワ・ゴネシア(François Gonnessiat、1856年 - 1934年10月18日)は、フランスの天文学者。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフランソワ・ゴネシア

フラテルニタス (小惑星)

フラテルニタス (309 Fraternitas) は小惑星帯にある典型的な小惑星の一つ。 1891年4月6日にウィーンでヨハン・パリサによって発見され、ラテン語で「友愛」を示す言葉から命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフラテルニタス (小惑星)

フリンギラ (小惑星)

フリンギラ (709 Fringilla) は小惑星帯の小惑星である。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でヨーゼフ・ヘルフリッヒによって発見された。 ラテン語でフィンチを意味するフリンギラに因んで命名された。 2005年1月に近畿地方で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフリンギラ (小惑星)

フリーデリーケ (小惑星)

フリーデリーケ (538 Friederike) は、小惑星帯に位置する小惑星である。B型小惑星であり、ヒギエア族に分類される。 パウル・ゲッツがハイデルベルクで発見し、彼の友人にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフリーデリーケ (小惑星)

フリードリッヒ・ティーティエン

フリードリッヒ・ティーティエン(Friedrich Tietjen、1832年10月15日 - 1895年6月21日)はドイツの天文学者。 Garnholt(現在のヴェスターシュテーデ)に生まれた。1865年に小惑星 (86)セメレを発見した。1874年から没するまで、ハイデルベルクの天文計算局 (Astronomischen Recheninstituts: ARI) の局長を務めた。 小惑星 (2158) ティーティエンは彼の名前にちなんでいる。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフリードリッヒ・ティーティエン

フリガ (小惑星)

フリガ (77 Frigga) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。M型小惑星に属し、金属でできていると推定される。1862年11月12日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズ (Christian Heinrich Friedrich Peters) により発見された。北欧神話の女神フリッグにちなみ命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフリガ (小惑星)

フレデリック・シー

フレデリック・シー(Frédéric Sy)は、フランスの天文学者。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフレデリック・シー

フレイア (小惑星)

フレイア (76 Freia) は、小惑星帯(メインベルト)の外側の方の軌道にある、大きな小惑星である。 1862年10月21日にドイツの天文学者ハインリヒ・ダレストがコペンハーゲンで発見した。ダレストが発見した唯一の小惑星である。 北欧神話の愛を司る女神、フレイヤ (Freja) にちなみ命名された。 直径180km程度と推定されていたが、2007年1月に西日本各地で観測されたフレイアによる恒星の掩蔽から、より詳しい形状と大きさが求められた。また2010年6月にも岡山県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフレイア (小惑星)

フロレンティーナ (小惑星)

フロレンティーナ (321 Florentina) は小惑星帯にある小さな小惑星の一つ。コロニス族に分類される。 1891年10月15日にウィーンでヨハン・パリサによって発見され、パリサの娘フロレンティーネに因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフロレンティーナ (小惑星)

フローラ (小惑星)

フローラ (8 Flora) は、火星と木星の間の小惑星帯にある大型の小惑星である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフローラ (小惑星)

フーベルタ (小惑星)

フーベルタ (260 Huberta) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。表面は暗く、炭素に富む。 キュベレー族に属し、木星との4:7の軌道共鳴の位置を公転する。 1886年10月3日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、聖フーベルトゥスにちなんで命名した。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフーベルタ (小惑星)

フティア (小惑星)

フティア (189 Phthia) は、小惑星帯に位置する、明るい岩石質の小惑星の一つ。 1878年9月9日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフティア (小惑星)

ファーマ (小惑星)

ファーマ (408 Fama) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星である。かなり小規模な小惑星族を代表しているか、別の小惑星族に所属しているか意見が分かれている。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、ローマ神話に登場する噂の女神ファーマにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とファーマ (小惑星)

ファイナ (小惑星)

ファイナ (751 Faina) は小惑星帯に位置する小惑星。ファイナ族というかなり小規模な小惑星族を代表する天体である。1913年4月28日、ロシアの天文学者グリゴリー・ニコラエヴィチ・ネウイミンがシメイズで発見した。 発見者の同僚で最初の妻でもあったファイナ・ミハイロヴナ・ネウイミナにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とファイナ (小惑星)

ファエトゥーサ (小惑星)

ファエトゥーサ (296 Phaetusa) は小惑星帯にある小惑星の一つ。 1890年8月19日にニースでオーギュスト・シャルロワによって発見され、ギリシア神話の太陽神ヘーリオスの娘のパエトゥーサにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とファエトゥーサ (小惑星)

ファエドラ (小惑星)

ファエドラ(174 Phaedra)は、小惑星帯に位置する岩石質のS型小惑星の一つ。 1877年9月2日にアメリカ合衆国の天文学者・ジェームズ・クレイグ・ワトソンによりミシガン州アナーバーで発見され、ギリシア神話に登場するミーノースの娘でテーセウスの妻であるパイドラ(ラテン語読みだとファエドラ)にちなんで命名された。 光度曲線のデータにより、いびつな形をしているものと推測されている。 2007年9月に新潟県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とファエドラ (小惑星)

ファエオ (小惑星)

ファエオ (322 Phaeo) は小惑星帯にある大きな小惑星でM型小惑星に分類される。1891年3月31日にマルセイユでアルフォンス・ボレリーによって発見された。 ギリシア神話に登場するヒアデス姉妹の一人から名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とファエオ (小惑星)

フィラゴリア (小惑星)

フィラゴリア (274 Philagoria) は小惑星帯にある典型的な小惑星である。1888年4月3日にウィーンでヨハン・パリサによって発見され、オルミュッツ(現チェコ領オロモウツ)にあった保養クラブにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフィラゴリア (小惑星)

フィリベール・ジャック・メロッテ

フィリベール・ジャック・メロッテ(Philibert Jacques Melotte 、1880年1月29日 - 1961年3月30日)は、イギリスの天文学者。グリニッジ天文台で活動した。メロッテカタログの通称で呼ばれる星団のカタログを編纂したことで知られる。

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フィリア (小惑星)

フィリア (280 Philia) は、小惑星帯にある大きな小惑星である。 1888年10月29日にウィーンでヨハン・パリサによって発見された。 ギリシア神話に登場するニンフに因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフィリア (小惑星)

フィロメラ (小惑星)

フィロメラ (196 Philomela) は、小惑星帯に位置する、大きくて明るい小惑星の一つ。S型小惑星に分類される。 1879年5月14日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、ギリシア神話に登場するプロクネーの妹で、サヨナキドリになったと伝えられているピロメーラーの名前にちなんで命名された。 2004年までに2度の掩蔽が報告されている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフィロメラ (小惑星)

フィロソフィア (小惑星)

フィロソフィア (227 Philosophia) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。 1882年8月12日にパリでフランスの天文学者、アンリ兄弟の兄ポール=ピエールによって発見され、哲学を意味する言葉から名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフィロソフィア (小惑星)

フィデリオ (小惑星)

フィデリオ (524 Fidelio) は、小惑星帯の中心付近に位置する、直径71kmほどのやや大きな小惑星である。金属と炭素化合物の両方を含み、スペクトル分類はXCである。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのオペラ『フィデリオ』にちなんで命名された。 2005年12月に茨城県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフィデリオ (小惑星)

フィデス (小惑星)

フィデス (37 Fides) はメインベルト小惑星帯の大きな小惑星。 1855年8月5日にロベルト・ルターによって発見された。 名前はローマ神話の信義の女神フィデースにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフィデス (小惑星)

フィドゥキア (小惑星)

フィドゥキア (380 Fiducia) は小惑星帯にある大きな小惑星である。C型小惑星に分類される。研究者によってはネメシスと同じ小惑星族に含めることもある。 フランスの天文学者、オーギュスト・シャルロワによってニースで発見され、ラテン語で「信頼」という意味を表す言葉にちなんで命名された。 2009年4月に宮城県と山形県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフィドゥキア (小惑星)

フェリキタス (小惑星)

フェリキタス (109 Felicitas) は、小惑星帯に位置する比較的大きくて暗い小惑星の一つ。1869年10月9日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、ローマ神話の成功の女神フェリキタスにちなんで命名された。 2003年3月29日には日本でフェリキタスによる掩蔽が観測されており、その結果からはややいびつな形をしている可能性がある。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフェリキタス (小惑星)

フェリシア (小惑星)

フェリシア (294 Felicia) は小惑星帯にある小惑星の一つ。 1890年7月15日にニースでオーギュスト・シャルロワによって発見された。女性の名前が付けられたが、正確な由来は不明である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフェリシア (小惑星)

フェルナン・クーティ

フェルナン・クーティ(Fernand Courty、1862年6月11日 - 1921年10月12日)は、フランスの天文学者。 1880年にジョルジュ・ライエにより設立されたボルドー天文台でライエの下で助手として働き、2つの小惑星を発見した。また彼は気象観測も行った。 Category:フランスの天文学者 Category:小惑星発見者 Category:1862年生 Category:1921年没 Category:天文学に関する記事。

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フェレダ (小惑星)

フェレダ またはベレダ (126 Velleda) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。おそらくS型小惑星だろうと考えられている。1872年11月5日にパリでフランスの天文学者、ポール=ピエール・アンリにより発見された。ポールと弟のプロスペール=マティユーは二人合わせて14個の小惑星を発見したが、これはポールが発見した中では最初のものである。ゲルマン人の部族ブルクテリ族の司祭で女預言者ウェレダから命名された。 この星は、5時間から8時間44分に1度自転し、光度曲線は0.22等級の振幅で変化する。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフェレダ (小惑星)

フェロニア (小惑星)

フェロニア (72 Feronia) は、小惑星帯に位置するやや大きいが暗い小惑星の一つ。1861年5月29日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズ (Christian Heinrich Friedrich Peters) によりニューヨーク州クリントン郡で発見された。これはピーターズが発見した最初の小惑星である。ローマ神話の豊穣の女神フェロニアにちなみ命名された。 2007年1月に宮城県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフェロニア (小惑星)

フエンナ (小惑星)

フエンナ (379 Huenna) は小惑星帯に位置するやや大きな小惑星である。C型小惑星に分類され、炭素化合物からなっていると考えられている。 オーギュスト・シャルロワによってニースで発見され、スウェーデン南部にあるフェン島のラテン語名にちなんで命名された。 2003年8月14日、マウナケア山にあるW・M・ケック天文台の補償光学望遠鏡を用い、コーネル大学のジャン=リュック・マーゴットが直径7kmの衛星を発見した。S/2003 (379) 1という仮符号を付けられた衛星は、小惑星の周囲を長半径 3,400±11 kmの軌道で 80.8±0.36 日間かけて公転しており、その離心率は0.334±0.075と計算されている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフエンナ (小惑星)

フォルトゥナ (小惑星)

フォルトゥナ (19 Fortuna) は、太陽系の比較的大きな小惑星のひとつ。 火星と木星の間の軌道を公転している。ほぼ球体に近い形状で、ケレスに類似した暗い表面をしており、組成も近いと推定されている。1993年にハッブル宇宙望遠鏡により撮影された。

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フォトグラフィカ (小惑星)

フォトグラフィカ (443 Photographica) は小惑星帯に位置する小惑星。1899年2月17日、マックス・ヴォルフとアルノルト・シュヴァスマンがハイデルベルクで発見した。 写真を意味するラテン語に因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフォトグラフィカ (小惑星)

フォカエア (小惑星)

フォカエア (25 Phocaea) は小惑星帯(メインベルト)のS型小惑星である。ジャン・シャコルナクが1853年4月6日にマルセイユで発見したもので、彼が最初に発見した小惑星である。フォカエア族という小規模な小惑星族があると考える研究者もいる。フォカエア族は小惑星帯の内側寄りで離心率が比較的大きいため、この族に分類される小惑星の中には火星横断小惑星もある。 イオニア(現在のトルコ西部、フォチャ付近)に建設された古代ギリシアのポリス、フォカエアから名付けられた。 2009年4月に熊本県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とフォカエア (小惑星)

ドリス (小惑星)

ドリス (48 Doris) は大きく軽い小惑星帯の小惑星。古在由秀はドリスに代表される小惑星族の存在を提唱した。 1857年9月19日、ヘルマン・ゴルトシュミットによって発見された。 オケアニデスのひとりドリスから名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とドリス (小惑星)

ドレスダ (小惑星)

ドレスダ (263 Dresda) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星の一つで、コロニス族の一員である。 表面は明るく、同じコロニス族の (243) イダと似たような組成を持っている。 1886年11月3日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、ドイツのドレスデンにちなんで命名された。

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ドロテア (小惑星)

ドロテア (339 Dorothea) は、小惑星帯にある典型的な小惑星であり、エオス族に分類される。 1892年9月25日にマックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、ドイツ系アメリカ人の女性天文学者であるドロテア・ロバーツ(旧姓クルンプケ) (Dorothea Klumpke) にちなんで命名された。

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ドーラ (小惑星)

ドーラ (668 Dora) は小惑星帯に位置するC型小惑星。比較的小規模な小惑星族を代表する小惑星と考えられている。 アウグスト・コプフがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。コプフの友人の妻に因んで名付けられた。

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ドーン (探査機)

ドーン(Dawn)とは、アメリカ航空宇宙局 (NASA) が打ち上げた、メインベルトに存在する準惑星ケレスおよび小惑星ベスタを目標とした、無人探査機である。NASAのディスカバリー計画のミッションの1つでもある。

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ドドナ (小惑星)

ドドナ (382 Dodona) は小惑星帯にある大きな小惑星であり、M型小惑星に分類される。 フランスの天文学者、オーギュスト・シャルロワによってニースで発見され、ギリシア北西部にある村の旧名「ドドナ」にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とドドナ (小惑星)

ドゥルシネーア (小惑星)

ドゥルシネーア (571 Dulcinea) は小惑星帯に位置する小惑星。ハイデルベルクでドイツの天文学者パウル・ゲッツが発見した。 ミゲル・デ・セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』の登場人物で、ドン・キホーテの想像上の思い姫であるドゥルシネーア・デル・トボーソに因んで命名された。

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ニッポニア (小惑星)

ニッポニア (727 Nipponia) は小惑星帯に位置する小惑星。 日本で初めて検出された小惑星のひとつ。1900年に平山信が東京で観測したが、軌道確定には至らなかった。その後、1912年にアダム・マシンガーが軌道を確定して発見者となり、平山の提案をもとに命名された。

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ニニナ (小惑星)

ニニナ (357 Ninina) は、小惑星帯にあるとても大きな小惑星である。 1893年2月11日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見した。名前の由来は不明である。

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ニオベ (小惑星)

ニオベ (71 Niobe) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。1861年8月13日にドイツの天文学者、ロベルト・ルター (Karl Theodor Robert Luther) によりデュッセルドルフで発見された。ギリシア神話の女神ニオベーにちなみ命名された。 2004年11月に静岡県で掩蔽が観測された。この時の結果から衛星が存在する可能性が指摘されている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とニオベ (小惑星)

ニケ (小惑星)

ニケ (307 Nike) は、小惑星帯にある典型的な大きさの小惑星である。 1891年2月16日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見した。名前はギリシア神話の勝利の女神ニケ、あるいはニースの異称に由来する。

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ニコライア (小惑星)

ニコライア (843 Nicolaia) は、小惑星帯(メインベルト)にある小惑星である。 1816年9月30日にデンマーク生まれの天文学者ホルガー・ティエレがハンブルク近郊のベルゲドルフ天文台で発見した。 発見者の父親で数学者、天文学者のトルバルド・ニコライ・ティエレのミドルネームから命名された。

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ニサ (小惑星)

ニサ (44 Nysa) は少し大きめでかなりの明るさを持つ、ニサ族の中で一番明るい小惑星。ギリシア神話に登場する地名ニサにちなんで名づけられた。 スペクトル分類の中でも珍しいスペクトル分類E型に分類されており、その中でも特に大きいものの一つ。(55) パンドラよりも大きいため、おそらくこのタイプでは一番大きいと考えられている。 ライトカーブ観測より円錐のような形と考えられ、接触連星のように二つの小惑星が組み合わさったような形でないかとも考えられている。 また、ニサによる恒星の掩蔽が今までに二度観測されている。 MUSES-C(はやぶさ)後継機の探査対象候補として検討されたことがある。

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ホノリア (小惑星)

ホノリア (236 Honoria) は、小惑星帯に位置するやや大きな小惑星の一つで、S型小惑星に分類される。 1884年4月26日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、古代ローマ帝国の皇帝であるテオドシウス1世の孫娘・ユスタ・グラタ・ホノリアにちなんで命名された。 2008年10月に千葉県で掩蔽が観測された。

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ホルミア (小惑星)

ホルミア (378 Holmia) は小惑星帯の標準的な小惑星である。 フランスの天文学者、オーギュスト・シャルロワによってニースで発見され、ストックホルムの旧名にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とホルミア (小惑星)

ホルガー・ティエレ

ホルガー・ティエレ(Holger Thiele、1878年9月25日 - 1946年6月5日)は、デンマーク生まれの天文学者。父親は、数学者・天文学者のトルバルド・ティエレである。 初めベルゲドルフのハンブルク天文台で働き、後にアメリカ合衆国に渡りリック天文台で働いた。1946年にカリフォルニア州アラメダ郡で死去。 4個の小惑星と、彗星C/1906 V1を発見し、彗星の軌道計算を行った。 小惑星 (1586) ティエレは彼の名前にちなんでいる。

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ホレース・タットル

ホレース・タットル ホレース・タットル(Horace Parnell Tuttle、1837年3月17日 - 1923年8月)は、アメリカ合衆国の天文学者。多くの彗星の発見者である。 1857年にハーバード大学天文台の助手となった。多くの彗星の発見者、共同発見者となり、その中にはしし座流星群の母天体である55P/テンペル・タットル彗星やペルセウス座流星群の母天体である109P/スイフト・タットル彗星があり、他に8P/タットル彗星、41P/タットル・ジャコビニ・クレサーク彗星を発見した。アサフ・ホールの助けを得て、天体の軌道を計算した。小惑星(66)マーヤと(73)クリティアも発見した。 1862年に主計官として南北戦争に参加し、9年間軍務についた。その後アメリカ海軍の測地事業に参加した。1884年からアメリカ海軍天文台で働いた。

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ホーヘンシュタイナ (小惑星)

ホーヘンシュタイナ (788 Hohensteina) は小惑星帯に位置する小惑星である。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でフランツ・カイザーによって発見された。 カイザーの妻の故郷であるヘッセン州ラインガウ=タウヌス郡のホーヘンシュタイン (Hohenstein) に因んで命名された。 2006年9月に茨城県で掩蔽が観測された。

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ホイットモーラ (小惑星)

ホイットモーラ (931 Whittemora) は小惑星帯に位置する小惑星である。1929年3月19日にアルジェ天文台でフランソワ・ゴネシアによって発見された。また、その2日後にはカール・ラインムートが独立して見つけている。 ハーバード大学、コロンビア大学の教授、トーマス・ホイットモア (Thomas Whittemore) に因んで命名された。

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ホセ・コマス・ソラ

ジョゼップ(ホセ)・コマス・イ・ソラ ホセ・コマス・イ・ソラ(スペイン語表記:José Comas y Solá、1868年12月19日 – 1937年12月2日)は、スペイン(カタルーニャ)の天文学者である。カタルーニャ語での表記はジョゼップ・コマス・イ・ソラ(Josep Comas i Solà)となる。バルセロナ出身。 火星や土星などの惑星の観測を行い、土星の自転周期の測定をおこなった。一般向けの天文学の著書もあり、米州スペイン天文協会(Sociedad Astrónomica de España y América)の初代会長を務めた。この団体は、彼が発見した小惑星(1626)Sadeyaの由来ともなっている。

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ダナエ (小惑星)

ダナエ またはダナエー (61 Danaë) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。1860年9月9日にドイツの天文学者、ヘルマン・ゴルトシュミット (Hermann Mayer Salomon Goldschmidt) により発見された。ギリシア神話に登場するペルセウスの母ダナエーにちなみ命名された。なおこの星は、名前にダイアクリティカルマークが付く、最も若い番号の小惑星である。 1985年に、光度曲線のデータより衛星が存在する可能性が指摘された。 2010年10月19日に日本とドイツで掩蔽が観測され、楕円形であることが判明した。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とダナエ (小惑星)

ダビダ (小惑星)

ダビダ (511 Davida) は小惑星帯に位置する小惑星。アメリカ合衆国の天文学者レイモンド・ドゥーガンがドイツのハイデルベルクにあるケーニッヒシュトゥール天文台で発見し、同じくアメリカ合衆国の天文学者デイヴィッド・ペック・トッドに因んで命名された。 海王星より内側を公転している準惑星および小惑星の中で6番目の大きさの天体である。2002年にW・M・ケック天文台の光学的な観測によって写真が撮影された。

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ダフネ (小惑星)

ダフネ (41 Daphne) は小惑星帯(メインベルト)の比較的大きい小惑星。1856年にパリ天文台でヘルマン・ゴルトシュミットにより発見された。表面が暗いため、炭素質隕石と構成が似ているのではないかと考えられる。研究者によっては、ダフネないし (36) アタランテに代表される小規模な小惑星族が存在するとされることがある。 自らの体を月桂樹の体に変えたギリシア神話のニンフ、ダプネーにちなんで名づけられた。 ダフネによる恒星の掩蔽は1990年代に三回観測され、2008年4月2日にも日本で観測された。観測点による光度変化の違いから見るに、ダフネはかなり変わった形をしていると考えられている。 2008年3月28日にケックII望遠鏡による観測で衛星が発見され、S/2008 (41) 1という仮符号が付けられた。その後、2019年3月にPeneiusと名付けられた。

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ダクティル (衛星)

ダクティル ((243) Ida I Dactyl) は、小惑星 (243) イダの周囲を回っている平均直径1.4kmの衛星。1993年8月28日に行われた探査機ガリレオによるイダの近接探査で詳細な写真が撮られ、それを調べていたアン・ハーチが1994年2月17日に発見した。ガリレオが写真を撮る時に近づきすぎてしまったため、軌道の値はそれほど正確ではない。 当初はS/1993 (243) 1という仮符号が付けられていたが、後にギリシア神話に登場するイダ山に住む生き物の名前を取ってダクティルと命名された。 ダクティルの起源はまだ明らかになっていない。2つの有力な仮説があり、一つはイダとダクティルが同時にできたとするもの、もう一つは、ダクティルはイダができた後にイダからはじき出されたものであるとしている。両方の説にそれぞれ問題があり、状況を正確に説明できていない。

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ベリザーナ (小惑星)

ベリザーナ (178 Belisana) は、小惑星帯に位置する岩石質の小惑星の一つ。 1877年11月6日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサが発見し、ケルト神話に登場する女神ベリサマ(Belisama, Belisanaとも綴る)から名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とベリザーナ (小惑星)

ベルトルダ (小惑星)

ベルトルダ (420 Bertholda) は、小惑星帯に位置するとても大きなキュベレー族のP型小惑星。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、ドイツ南西部の領邦君主であったバーデン大公家の先祖、ケルンテン公ベルトルト1世にちなんで名づけられた。 2003年8月26日にはヨーロッパ各地でベルトルダによる掩蔽が観測され、これにより大まかな楕円形状とその大きさが求められた。また2003年8月1日と2005年12月9日には日本で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とベルトルダ (小惑星)

ベルタ (小惑星)

ベルタ (154 Bertha) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。表面は炭素質で覆われており暗い。古在由秀はかなり小規模な小惑星族を代表する小惑星としている。 1875年11月4日にフランスの天文学者、アンリ兄弟が発見した。天文学者カミーユ・フラマリオンの妹ベルタ・マーティン=フラマリオンから名付けられたと考えられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とベルタ (小惑星)

ベレニケ (小惑星)

ベレニケ (653 Berenike) は小惑星帯に位置する小惑星。アメリカ合衆国の天文学者ジョエル・ヘイスティングス・メトカーフが発見した。 かみのけ座(コマ・ベレニケス)の命名の由来となった紀元前3世紀のエジプト・プトレマイオス朝の女王、ベレニケ2世 (Berenice II) に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とベレニケ (小惑星)

ベロリーナ (小惑星)

ベロリーナ (422 Berolina) は小惑星帯に位置する標準的な小惑星で、ドイツの天文学者、カール・グスタフ・ヴィットによってベルリンのウラニア天文台で発見された。 フローラ族に非常に類似した軌道を持つが、S型小惑星ではないため、フローラ族には分類されない。 ベルリンのラテン語名より名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とベロリーナ (小惑星)

ベローナ (小惑星)

ベローナ またはベロナ (28 Bellona) は、小惑星帯の大きい小惑星。ロベルト・ルターによって1854年3月1日にデュッセルドルフで発見された。ゲフィオン族に近い軌道を持つ、小規模な小惑星族を代表する小惑星だとされることがある。 この小惑星の発見後まもなくクリミア戦争が始まったため、それに関連してローマ神話の戦争の女神ベローナにちなんで名づけられた。 2008年4月に鹿児島県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とベローナ (小惑星)

ベンダ (小惑星)

ベンダ (734 Benda) は小惑星帯の小惑星である。オーストリアのウィーン天文台でヨハン・パリサによって発見された。 チェコ(発見当時はオーストリア領)の作曲家、カレル・ベンドルに因んで名付けられた。 2009年4月4日、日本の福島県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とベンダ (小惑星)

ベンクーラ (小惑星)

ベンクーラ (863 Benkoela) は小惑星帯にある小惑星。マックス・ヴォルフがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 インドネシア、スマトラ島のベンクール (Benkoelen, Bengkulu) に因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とベンクーラ (小惑星)

ベティーナ (小惑星)

ベティーナ(250 Bettina)は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つで、M型小惑星に分類される。 1885年9月3日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見した。 銀行家のアルベルト・ザーロモン・フォン・ロートシルトが命名の権利を50£で購入し、妻の名前にちなんで命名した。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とベティーナ (小惑星)

ベアトリックス (小惑星)

ベアトリックス (83 Beatrix) は小惑星帯に位置する小惑星。イタリアの天文学者アンニーバレ・デ・ガスパリスがナポリのカポ・ディ・モンテ天文台で発見した。 名前は、ダンテの『新生』や『神曲』に登場するベアトリーチェに因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とベアトリックス (小惑星)

ベゴニア (小惑星)

ベゴニア (943 Begonia) は小惑星帯に位置する小惑星である。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でカール・ラインムートによって発見された。 スミレ目シュウカイドウ科に属する植物、ベゴニアに因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とベゴニア (小惑星)

ベスタ (小惑星)

ベスタ またはヴェスタ (4 Vesta) は、太陽系の小惑星の一つ。1807年3月29日にドイツのブレーメンでヴィルヘルム・オルバースによって発見され、古代ローマの女神ウェスタにちなんで名付けられた。命名者はカール・フリードリヒ・ガウス。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とベスタ (小惑星)

アペラ (小惑星)

アペラ (988 Appella) は、小惑星帯の小惑星。ワルシャワ生まれの天文学者ヴェニアミン・ジェコフスキーがアルジェのブーザレアー天文台で発見した。 フランスの数学者ポール=エミール・アペル (Paul Émile Appell) から命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアペラ (小惑星)

アナヒタ (小惑星)

アナヒタ (270 Anahita) は、小惑星帯に位置する岩石質の小惑星の一つ。S型小惑星に分類される。 1887年10月8日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、ゾロアスター教の女神アナーヒター (Anāhitā) にちなんで名づけられた。 2008年12月に滋賀県と岡山県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアナヒタ (小惑星)

アミキティア (小惑星)

アミキティア (367 Amicitia) は小惑星帯に位置する小惑星。フランスの天文学者、オーギュスト・シャルロワが発見した。 アミキティアはラテン語で「友愛」の意味である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアミキティア (小惑星)

アマリア (小惑星)

アマリア (284 Amalia) は小惑星帯にある大きな小惑星の一つ。 1889年5月29日にニースでオーギュスト・シャルロワによって発見された。アマリアというのは女性名であるが、正確な由来は不明。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアマリア (小惑星)

アマルテア (小惑星)

アマルテア またはアマルティア (113 Amalthea) は、小惑星帯の内側よりの軌道に位置する典型的な小惑星の一つ。1871年3月12日にドイツの天文学者、ロベルト・ルターにより発見され、ギリシア神話に登場する、ゼウスを育てたニンフの一人アマルテイア (Amaltheia) にちなんで命名された。なお木星の衛星にも同名のアマルテアがある。 アマルテアは、(9) メティスとともに、約10億年前にベスタサイズの小惑星が壊れ、そのマントルの部分からできたと考えられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアマルテア (小惑星)

アマンダ (小惑星)

アマンダ (725 Amanda) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。ドイツの天文学者、リヒャルト・ショールの妻の名前にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアマンダ (小惑星)

アマースティア (小惑星)

アマースティア (516 Amherstia) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 レイモンド・スミス・ドゥーガンがハイデルベルクで発見した8つ目の小惑星で、学位をとったアマースト大学にちなんで名づけられた。 直径73kmという比較的大きなM型小惑星で、木星と火星の間の変わった軌道をとる。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアマースティア (小惑星)

アポロニア (小惑星)

アポロニア (358 Apollonia) は、小惑星帯にある大きな小惑星である。 1893年3月8日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見し、古代ギリシアのイリュリアにあった植民地にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアポロニア (小惑星)

アムブロシア (小惑星)

アムブロシア(193 Ambrosia)またはアンブロシア は、小惑星帯に位置するS型小惑星の一つ。 フランスの天文学者、ジェローム・E・コッジャがマルセイユで発見した。ギリシア神話に登場する神々の食物アムブロシアーにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアムブロシア (小惑星)

アメリカ (小惑星)

アメリカ (916 America) は小惑星帯に位置する小惑星である。1915年8月7日、グリゴリー・ネウイミンがクリミア半島のシメイズで発見した。 第一次世界大戦後に、アメリカ合衆国がソビエト連邦に対して行った人道援助を記念して名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアメリカ (小惑星)

アモール群

アモール群の軌道(緑色)。火星(赤色)の軌道付近にある アモール群(アモールぐん)またはアモール型小惑星(アモールがたしょうわくせい、Amor asteroid)は、地球近傍小惑星を分類したグループの一つで、このグループの代表的な小惑星である (1221) アモールから名づけられた。地球の公転軌道に外接しているが、交差することはない。ただし多くのアモール群の小惑星の軌道は火星の軌道を横断しており、火星の2つの衛星フォボスとダイモスは、アモール群の小惑星が火星の重力に捉えられたものだと考えられている。 この群の最も有名な小惑星は (433) エロスで、これは宇宙探査機(NEARシューメーカー)が軌道を周回し、着陸した最初の小惑星である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアモール群

アラベラ (小惑星)

アラベラ (841 Arabella) は、小惑星帯にある小惑星。マックス・ヴォルフが1916年にハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 1932年に初演されたリヒャルト・シュトラウスのオペラ『アラベラ』に因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアラベラ (小惑星)

アラガスタ (小惑星)

アラガスタ (738 Alagasta) は小惑星帯の小惑星である。フランツ・カイザーがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 カイザーの家族がかつて住んでいたラインラント=プファルツ州マインツ=ビンゲン郡のガウ=アルゲスハイムの旧称に因んで名付けられた。 2008年2月に大阪府で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアラガスタ (小惑星)

アラクネ (小惑星)

アラクネ (407 Arachne) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星で、C型小惑星に分類される。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、ギリシア神話に登場する女性アラクネーにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアラクネ (小惑星)

アリンダ (小惑星)

アリンダ (887 Alinda) は、アモール群とアリンダ族に属する小惑星である。1918年にドイツの天文学者マックス・ヴォルフによって発見され、アボリジニの絵に登場する「月の上の人」を意味する人物にちなんで命名された。 木星と3対1の軌道共鳴関係にあり、小惑星帯から地球軌道付近にまでおよぶ楕円軌道を約3.92年かけて公転している。直径は4.2 km、自転周期は約74時間で、地球の3倍強にあたる。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアリンダ (小惑星)

アリーネ (小惑星)

アリーネ (266 Aline) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。C型小惑星に分類される。 1887年5月17日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見した。オーストリアの天文学者エトムント・ヴァイスの娘の一人、リンダ (Linda) にちなんで命名されたと考えられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアリーネ (小惑星)

アリアドネ (小惑星)

アリアドネ (43 Ariadne) はやや大きく明るいメインベルト(小惑星帯)のS型小惑星。フローラ族では二番目に大きい小惑星であり、この族自体がアリアドネ族と呼ばれていたこともある。 1857年4月15日、ノーマン・ポグソンによってオックスフォードで発見され、ギリシア神話のアリアドネーにちなんで名づけられた。 ライトカーブ観測からアリアドネは非常に細長い形で、ひょうたん型、あるいはとても角度のある形をしていると推測されている。極が黄道座標に対してほぼ平行であり (β, λ)。

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アリス (小惑星)

アリス (291 Alice) は小惑星帯にある小惑星の一つで、フローラ族に分類される。 1890年4月25日にウィーンでヨハン・パリサによって発見された。フランス語の女性の名前が付けられたが、正確な由来は不明である。 光度曲線の分析により、アリスの極の黄道座標は(β, λ)。

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アリゾナ (小惑星)

アリゾナ (793 Arizona) は、小惑星帯に位置する小惑星である。アメリカのアリゾナ州フラッグスタッフにあるローウェル天文台で、天文学者のパーシヴァル・ローウェルにより発見された。彼が発見した唯一の小惑星である。 発見したローウェル天文台のあるアリゾナ州(1912年までは準州)に因んで命名された。

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アルミーダ (小惑星)

アルミーダ (514 Armida) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見し、トルクァート・タッソの叙事詩La Gerusalemme liberataを原作としたクリストフ・ヴィリバルト・グルックのオペラArmideの登場人物にちなんで名づけられた。

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アルマ (小惑星)

アルマ (390 Alma) は、小惑星帯に位置する小惑星。

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アルノルト・シュヴァスマン

アルノルト・シュヴァスマン(Friedrich Karl Arnold Schwassmann、1870年5月25日-1964年1月19日)は、ドイツの天文学者。 アルノ・ヴァハマンとともに、シュワスマン・ワハマン第1彗星 (29P)、シュワスマン・ワハマン第2彗星 (31P)、シュワスマン・ワハマン第3彗星 (73P) という3つの周期彗星を発見した。またヴァハマン、レスリー・ペルチャーとともに、非周期彗星ペルチャー・シュワスマン・ワハマン彗星 (C/1930 D1) も発見した。 また1898年から1932年にかけて22個の小惑星を発見し、そのうち13個はマックス・ヴォルフとともに発見している。

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アルメニア (小惑星)

アルメニア (780 Armenia) は小惑星帯の小惑星である。クリミア半島にあるシメイズ天文台で、ロシアの天文学者グリゴリー・ネウイミンが発見した。 西アジアのアルメニアに因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアルメニア (小惑星)

アルトナ (小惑星)

アルトナ (850 Altona) は、小惑星帯に位置する小惑星である。ロシアの天文学者セルゲイ・イワノヴィチ・ベリャフスキーがシメイズ天文台で発見した。 ドイツの天文学者ハインリッヒ・シューマッハが天文台を創立した街、ハンブルク=アルトナにちなんで命名された。

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アルテミス (小惑星)

アルテミス (105 Artemis) は、小惑星帯に位置する比較的大きなC型小惑星の一つである。主に炭素化合物から構成されており、とても暗い。 1868年9月16日にアメリカ合衆国の天文学者、ジェームズ・クレイグ・ワトソン (James Craig Watson) によりミシガン州のアナーバーで発見され、ギリシア神話の月の女神アルテミスにちなんで命名された。 2008年10月に日本の茨城県で掩蔽が観測された。それ以前にも何度か掩蔽の観測が報告されている。

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アルデュイナ (小惑星)

アルデュイナ (394 Arduina) は小惑星帯に位置する標準的な小惑星で、フランスの天文学者、アルフォンス・ボレリーによってマルセイユで発見された。 ガリア人の神話に登場する女神アルデュイナにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアルデュイナ (小惑星)

アルフォンス・ボレリー

アルフォンス・ルイ・ニコラ・ボレリー(、1842年12月8日 - 1926年2月28日)はフランスの天文学者である。 ロックモール(:en:Roquemaure, Gard)に生まれ、1864年から1919年までマルセイユ天文台で働き、18の小惑星と、19P/ボレリー彗星を含む18の彗星と、6つのNGC天体を発見した。ニームで没した。 小惑星(1539) ボレリーに命名されている。1913年ジュール・ジャンサン賞受賞。

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アルベルト (小惑星)

アルベルト (719 Albert) は、アモール群の小惑星で、このグループの中では (433) エロスに次いで2番目に発見された。火星横断小惑星の一つでもある。 1911年にヨハン・パリサにより発見され、8ヶ月前に死去したパリサの恩人アルベルト・ザーロモン・フォン・ロートシルト(Albert Salomon von Rothschild、1844年 - 1911年)から命名されたが、その後は長期間行方不明になっていた。2000年にスペースウォッチのプロジェクトで発見され、という仮符号を付けられた天体がアルベルトと同定され、再発見された。1991年に (878) ミルドレッドが再発見されて以降、アルベルトは小惑星番号を登録された小惑星の中で最後の‘迷子の’小惑星だった( (69230) ヘルメスは2003年まで番号登録されなかった)。

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アルベルト・マルト

アルベルト・マルト アルベルト・マルト(, 1828年5月5日 - 1897年8月5日)は、イングランドおよびアイルランドで活動したドイツの天文学者。 ポメラニアのコルベルク(現・ポーランド西ポモージェ県コウォブジェク)出身。 1853年、マルトはワイン商人のジョージ・ビショップの支援の下、イングランドで天文学の研究を始めた。その後マルトはウィリアム・ラッセルの助手に就き、ラッセルの数々の天体発見に貢献した。マルト自身も小惑星アンフィトリテを発見した。 マルトは太陽系全体の天文暦を作成し、火星における地球の日面通過など、各惑星における他の惑星の日面通過のタイミングを計算した。 晩年にドイツに戻り、癌のためハイデルベルクで没した。

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アルベド

アルベド(英:albedo、ラテン語「白」)とは、物体表面で反射される光の割合、天文学においては天体の外部からの入射光に対する、反射光の比である。アルベードや反射能(はんしゃのう)とも言う。 0以上、1前後以下(1を超えることもある)の無次元量であり、0 – 1の数値そのままか、0 % – 100 %の百分率で表す。

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アルクメーネ (小惑星)

アルクメーネ (82 Alkmene) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。1864年11月27日にドイツの天文学者、ロベルト・ルター (Karl Theodor Robert Luther) により発見された。ギリシア神話に登場するヘラクレスの母アルクメネにちなみ命名された。 古在由秀はきわめて小規模な小惑星族を代表する小惑星としている。また、その光度曲線のデータから衛星が存在する可能性が指摘されている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアルクメーネ (小惑星)

アルケステ (小惑星)

アルケステ (124 Alkeste) は、小惑星帯に位置するS型小惑星である。1872年8月23日、C. H. F. ピーターズによって発見された。オーストリアの天文学者エドムント・ヴァイスの提案によって、ギリシア神話に登場する女性アルケスティス (Alcestis) から命名された。 2003年6月24日にオーストラリアやニュージーランドで、アルケステがおとめ座の3等星であるおとめ座β星を掩蔽した事が観測された。

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アルシノエ (小惑星)

アルシノエ (404 Arsinoe) は、小惑星帯に位置する大きなC型小惑星。 オーギュスト・シャルロワによってニースで発見され、ギリシア神話に登場するオレステスの乳母アルシノエにちなんで命名された。 2012年8月3日に日本で掩蔽が観測され、詳細な形状が求められた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアルシノエ (小惑星)

アルゼンチーナ (小惑星)

アルゼンチーナ (469 Argentina) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。 ルイージ・カルネラがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見し、彼が後に赴任したアルゼンチンから名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアルゼンチーナ (小惑星)

アルタエア (小惑星)

3Dモデル アルタエア (119 Althaea) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つで、S型小惑星に分類される。古在由秀は小規模な小惑星族を代表する小惑星としているが、研究者によってはその族のメンバーとされた小惑星を別の小惑星族に含める場合もある。 1872年4月3日にアメリカ合衆国の天文学者、ジェームズ・クレイグ・ワトソンにより発見され、ギリシア神話に登場するメレアグロスの母アルタイア(ラテン語ではアルタエア)の名にちなんで命名された。2002年に、一ヶ月おきに2度の掩蔽が観測された。

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アレマニア (小惑星)

アレマニア (418 Alemannia) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、ハイデルベルク大学のフラタニティにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアレマニア (小惑星)

アレーテ (小惑星)

アレーテ (197 Arete) は、小惑星帯に位置する表面がとても明るい小惑星の一つで、S型小惑星に分類される。 1879年5月21日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサが発見し、ホメロスの『オデュッセイア』に登場するナウシカアの母アーレーテーにちなんで命名された。

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アレトゥーサ (小惑星)

アレトゥーサ (95 Arethusa) は小惑星帯(メインベルト)にある大きめの小惑星。1867年にデュッセルドルフでロベルト・ルターによって発見された。 色が暗いため、表面は単純な炭素化合物で構成されていると考えられている。 ギリシア神話のアレトゥーサにちなんで名づけられた。 1998年2月に1回と2003年に2回、さらに2011年8月3日、アレトゥーサによる恒星の掩蔽が観測された。特に2011年の観測から、アレトゥーサは扁平な形状であると考えられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアレトゥーサ (小惑星)

アレテイア (小惑星)

アレテイア (259 Aletheia) は、小惑星帯に位置するとても大きな小惑星の一つ。炭素化合物からなり、石炭よりも暗い。 1886年6月28日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、ギリシア神話に登場する女神アレテイアにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアレテイア (小惑星)

アレキパ (小惑星)

アレキパ (737 Arequipa) は小惑星帯に位置する小惑星。アメリカ合衆国の天文学者ジョエル・ヘイスティングス・メトカーフがマサチューセッツ州ウィンチェスターで発見した。 ハーバード大学の観測所があるペルー共和国南部の都市アレキパに因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアレキパ (小惑星)

アレクト (小惑星)

アレクト (465 Alekto) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。 ギリシア神話の復讐の女神、エリーニュスの一柱アレークトーにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアレクト (小惑星)

アレクサンドラ (小惑星)

アレクサンドラ (54 Alexandra) は、太陽系の比較的大きく暗い小惑星のひとつ。火星と木星の間の軌道を公転している。研究者によってはかなり小規模な小惑星族を代表する小惑星とされる。 1858年にヘルマン・ゴルトシュミットにより発見された。ドイツの探検家アレクサンダー・フォン・フンボルトにちなみ命名された。 2005年4月17日に、アメリカとメキシコの複数箇所でアレクサンドラによる8.5等星の食(掩蔽)が観測され、その時刻が測定された。観測結果から作成された断面形状は、長軸と短軸が 160 × 135 km (±1 km) のほぼ楕円形であった。

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アレクサンドル・ショーマス

アレクサンドル・ショーマス(Alexandre Schaumasse、1882年 – 1958年)はフランスの天文学者である。 17歳からパリ天文台でエルヴェ・フェイの助手を務め、小天体の観測をおこなった。1905年からシャルル・ノルマン(Charles Nordmann)のもとで気象観測を行った。1910年にミシェル・ジャコビニの後をついでニース天文台の観測者となった。1911年12月、周期彗星ショーマス彗星(24P/Schaumasse)を発見したほか、C/1913 J1 と C/1917 H1の2つの彗星を発見した。 小惑星(971)アルザシアと小惑星(1114)ロレーヌを発見。また小惑星(1797)ショーマスに名を残す。

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アレゲニア (小惑星)

アレゲニア (457 Alleghenia) は小惑星帯に位置する小惑星。1900年9月15日、マックス・ヴォルフとアルノルト・シュヴァスマンがハイデルベルクで発見した。 アメリカのピッツバーグ大学に所属するアレゲニー天文台に因んで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアレゲニア (小惑星)

アンナ (小惑星)

アンナ (265 Anna) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星の一つ。 1887年2月25日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見した。オーストリアの天文学者エトムント・ヴァイスの娘の一人、アニー (Anny) にちなんで命名されたと考えられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアンナ (小惑星)

アンペラ (小惑星)

アンペラ (198 Ampella) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つで、S型小惑星である。 1879年6月13日にフランスの天文学者、アルフォンス・ルイ・ニコラ・ボレリーが発見し、ギリシア神話に登場するディオニュソスの親友でサテュロスの一人アムペロス(ラテン語読みはアンペロス)から命名された。

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アンリ・J・ペロタン

アンリ・ジョセフ・ペロタン(Henri Joseph Anastase (or Athanase) Perrotin, 1845年12月19日 - 1904年2月29日)は、フランスの天文学者。 はじめギヨーム・ビゴルダンと共に、トゥルーズ天文台でフェリックス・ティスラン の助手を務めた。1884年から没するまで、ニース天文台の所長を務めた。火星を観測し、金星の自転周期を求めようとした。小惑星(4)ベスタの軌道の摂動を計算した。 火星のクレータと小惑星ペロタンが彼の功績を記念して命名されている。

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アンリエッタ (小惑星)

アンリエッタ (225 Henrietta) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つで、C型小惑星に分類される。 キュベレー族に属し、木星との4:7の軌道共鳴状態にあると考えられている。 1882年4月19日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、天文学者ピエール・ジャンサンの妻アンリエッタにちなんで命名された。 2007年7月5日には日本で 、7月16日には北アメリカで掩蔽が観測されている()。

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アンリ兄弟

アンリ兄弟(兄:ポール=ピエール・アンリ:Paul-Pierre Henry、1848年8月21日 – 1905年1月4日、弟:プロスペール=マティユー・アンリ :Prosper-Mathieu Henry、1849年12月10日 – 1903年7月25日)は、フランスの光学者、天文学者。 ナンシーに生まれ、パリ天文台で働いた。ジャン・シャコルナクの没後、ジャン・シャコルナクの星図の完成のために天体写真を使った観測のために改良した望遠鏡を作成した。国際協力による星図 Carte du Cielの製作のためにアンリ型の天体写真用望遠鏡は多く製作された。2人で合計14個の小惑星を発見した。1885年11月プレアデス星団の星間ガスの撮影に初めて成功した。

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アントン・シュタウス

アントン・シュタウス(Anton Staus、1872年9月5日 - 1955年7月21日)は、ドイツの天文学者。 シュタウスはハイデルベルクに生まれ、Technischen Hochschule校で機械工学を勉強し、1904年に卒業した。その後は講師として活躍したが、第一次世界大戦が勃発した後は軍艦のオブザーバーとして勤めた。第一次大戦が終結した直後の1918年11月に、シュタウスは復帰し教授職についた。しかし、1930年に第一次世界大戦時に起こった病気で引退した。 引退後は天文学を学び、ハイデルベルクに独立した天文台を建てた。シュタウスはこの時、小惑星の探索に天体写真を用いた事で知られるマックス・ヴォルフに出会った。そして、1892年9月1日に彼が見つけた唯一の小惑星であるロベルタ (小惑星)を発見した。晩年は、天文学の知識が豊富なシュタウスにアマチュアの天文家がよく尋ねに来て、プラッハで没した。そして、今日まで数々のアマチュア天文家の憧れとなってきた人物として知られている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアントン・シュタウス

アントニア (小惑星)

アントニア (272 Antonia) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星の一つ。 1888年2月4日にフランスの天文学者、オーギュスト・シャルロワがニースで発見した。名前の由来は知られていない。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアントニア (小惑星)

アンティオペ (小惑星)

アンティオペ またはアンティオーペ (90 Antiope) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。1866年10月1日にドイツの天文学者、ロベルト・ルター (Karl Theodor Robert Luther) により発見された。ギリシア神話から命名されたが、ギリシア神話に2人登場するアンティオペーのどちらが語源になっているかで論争になっている。 小惑星帯の外側から3番目のグループであるテミス族に属しており、このグループのほとんどの小惑星と同じくC型小惑星である。密度が小さいことから、30%以上の空隙を持つ多孔質でできていると推定され、衝突によって砕けた小惑星のかけらが集まったラブルパイルだと考えられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアンティオペ (小惑星)

アンティゴネ (小惑星)

アンティゴネ (129 Antigone) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。レーダーを使った観測によると、この星はほぼ純粋なニッケルと鉄でできている。この種の星は、ベスタのような微惑星の核の部分からできたと考えられている。1873年2月5日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズにより発見され、ギリシア神話に登場するテーバイの王女、アンティゴネーにちなんで命名された。 1979年に、光度曲線のデータより衛星の存在する可能性が指摘された。これより構築されたモデルによると、アンティゴネは極めて普通の形をしていると推測される。 1985年以降、合計で3度の掩蔽が観測された。

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アンフィトリテ (小惑星)

アンフィトリテ (29 Amphitrite) は小惑星帯(メインベルト)の小惑星の中でも比較的大きなものの一つ。古在由秀は小規模な小惑星族を代表する小惑星としている。 1854年4月1日にアルベルト・マルトによってロンドンのリージェンツ・パークにあったジョージ・ビショップ天文台で発見された。これは彼の発見した唯一の小惑星である。 ギリシア神話の女神、アムピトリーテーから名付けられた。 アンフィトリテによる恒星の掩蔽が観測された際のデータから、衛星を保有するのではないかと考えられている。

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アンドリュー・グラハム

アンドリュー・グラハム アンドリュー・グラハム(Andrew Graham, 1815年4月8日 - 1908年11月5日)は、アイルランドの天文学者。 1815年4月8日、グラハムは現在の北アイルランドファーマナ県に生まれた。1848年4月25日、スライゴ県のマークリー天文台において小惑星メティスを発見した。 1848年8月8日から1856年3月27日まで、グラハムはマークリー天文台において黄道の周辺にある約6万個の恒星を観測し、その結果を4冊の本にまとめて1851年、1853年、1854年、1856年に順次刊行した。この観測を行う際、グラハムは正方形のマイクロメーターを開発した。これにより星の視位置(赤緯と赤経)の測定精度は大きく向上した。

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アンドロマケ (小惑星)

アンドロマケ(175 Andromache)は、小惑星帯に位置する大きく原始的な小惑星の一つ。 1877年10月1日にアメリカ合衆国の天文学者・ジェームズ・クレイグ・ワトソンにより発見され、トロイアの王子ヘクトールの妻アンドロマケーにちなんで命名された。

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アンニーバレ・デ・ガスパリス

アンニーバレ・デ・ガスパリス(Annibale de Gasparis, 1819年11月9日 - 1892年3月21日)は、イタリアの天文学者。ブニャーラ出身。 ガスパリスは、1851年から1889年までナポリ大学の教授を務め、1864年からナポリのカポディモンテ天文台の台長を兼務した。 1851年、王立天文学会ゴールドメダルを受賞した。1892年にナポリで没した。 ガスパリスの名は、その功績を称えて、小惑星や月にあるクレーター、月にある谷に付けられている。

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アンジェリーナ (小惑星)

アンジェリーナ (64 Angelina) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。中型の、比較的珍しいE型小惑星であり、E型小惑星としては (44) ニサと (55) パンドラに次いで3番目に大きい。かつてはE型では最も大きい小惑星だと考えられていたが、その後の研究によって推定されていた大きさの4分の1しかないことが分かった。 1861年3月4日にドイツの天文学者、エルンスト・テンペル (Ernst Wilhelm Leberecht Tempel) により発見された。これはテンペルが発見した最初の小惑星である。オーストリア(現ハンガリー領)出身の天文学者フランツ・フォン・ツァハがマルセイユ付近に造った観測所に因んで名付けられた。

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アーデルハイト (小惑星)

アーデルハイト (276 Adelheid) は小惑星帯にある比較的大きな小惑星である。IRASの観測によってC型小惑星とP型小惑星の複合タイプに分類されており、主に炭素化合物からなっていると推定される。 1888年4月17日にウィーンでヨハン・パリサによって発見された。名前の由来についてはよくわかっていない。「オットー1世の妻にちなんで命名された」という説があるが、「どのオットー1世」の妻を指すのかは不明である(神聖ローマ皇帝オットー1世の後妻ブルグントのアーデルハイトではないかと考えられるが確証はない)。 2004年1月に東北地方で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアーデルハイト (小惑星)

アーダルベルタ (小惑星)

アーダルベルタ (330 Adalberta) は小惑星帯にある小さな小惑星。 1910年2月2日にマックス・ヴォルフによってドイツのハイデルベルクで発見され、ヴォルフの義父で神学者・東洋学者のアーダルベルト・メルクス (Adalbert Merx) にちなんで命名された。 小惑星番号330番とアーダルベルタという名前は、初めは1892年3月18日にマックス・ヴォルフが発見し、1892 Xという仮符号が付けられた星に与えられたが、この星はその後2度と見つからなかった。1982年にはこれが恒星の誤認であったことが確認された。この小惑星番号と名前は、ヴォルフが1910年2月2日に発見し、A910 CBという仮符号が付けられた別の小惑星の番号と名前として再利用された。いずれにせよ、アーダルベルタは仮符号が使われるようになってから発見された小惑星としては最も若い番号を持つ。

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アトロポス (小惑星)

アトロポス (273 Atropos) は小惑星帯にある典型的な小惑星である。1888年にウィーンでヨハン・パリサによって発見された。 ギリシア神話に登場するモイライ(運命の女神)三姉妹の末妹、アトロポスから名付けられた。 2007年8月に茨城県で掩蔽が観測された。また、同年の全世界規模での観測から、自転周期がほぼ24時間であることが判明した。

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アトール (小惑星)

アトール(161 Athor)は、小惑星帯に位置する小惑星の一つで、M型小惑星に分類される。 1875年10月18日にアメリカ合衆国の天文学者・ジェームズ・クレイグ・ワトソンにより発見され、エジプト神話の愛と美の女神、ハトホルのギリシア語名に因んで命名された。なお、これとは別に (2340) ハトホルという小惑星も存在する。 2002年10月15日にアトールによる掩蔽が観測された。

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アブノバ (小惑星)

アブノバ (456 Abnoba) は小惑星帯に位置する小惑星。1900年6月4日、マックス・ヴォルフとアルノルト・シュヴァスマン (Friedrich Karl Arnold Schwassmann) がハイデルベルクで発見した。 ケルト神話の森の女神アブノバ (Abnoba) にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアブノバ (小惑星)

アブンダンティア (小惑星)

アブンダンティア (151 Abundantia) は、小惑星帯に位置する岩石質のS型小惑星の一つ。 1875年11月1日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがポーラ(現クロアチア領プーラ)で発見し、ローマ神話に登場する幸運の女神アブンダンティアから命名された。また1870年代に小惑星の発見数が増大してきたことを記念する意味もこめられている。

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アテ (小惑星)

アテ (111 Ate) は、小惑星帯に位置する大きくて暗い小惑星の一つ。1870年8月14日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズにより発見され、ギリシア神話の破壊の化身アーテーにちなんで命名された。2000年に、二ヶ月間隔で2度掩蔽が観測された。

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アテネ (小惑星)

アテネ (881 Athene) は小惑星帯に位置する小惑星である。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でマックス・ヴォルフによって発見された。 ギリシア神話の女神で、ギリシアの首都アテネの守護神として慕われているアテーナーに因んで命名された。

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アデリンダ (小惑星)

アデリンダ (229 Adelinda) は、小惑星帯に位置する大きくて暗い小惑星の一つで、C型小惑星に分類される。 キュベレー族に属し、木星との4:7の軌道共鳴状態にあると考えられている。 1882年8月22日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、天文学者エトムント・ヴァイスの妻の名前にちなんで命名された。

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アデレード (小惑星)

アデレード (525 Adelaide) は、小惑星帯に位置する小惑星である。S型小惑星であり、フローラ族に分類される。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアデレード (小惑星)

アデーレ (小惑星)

アデーレ (812 Adele) は、小惑星帯に位置するエウノミア族のS型小惑星である。ロシアの天文学者セルゲイ・イワノヴィチ・ベリャフスキーがクリミア半島のシメイズ観測所(後のクリミア天体物理天文台)で発見した。 ヨハン・シュトラウス2世が1874年に作曲したオペレッタ『こうもり』の登場人物、アデーレにちなんで命名された。

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アデオナ (小惑星)

アデオナ (145 Adeona) は、小惑星帯に位置する比較的大きい小惑星。アデオナ族という小惑星族に属する。 1875年6月3日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、ローマ神話の子供の守護神アデオナにちなんで命名された。 表面は暗く、主として炭素化合物でできているらしい。 2002年7月9日と2005年2月3日に(後者は日本で)掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアデオナ (小惑星)

アドメテ (小惑星)

アドメテ (398 Admete) は、小惑星帯に位置する典型的小惑星である。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見し、ギリシア神話に登場するアドメテという女性(二人いるうちのどちらかは不明)にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアドメテ (小惑星)

アドラステア (小惑星)

アドラステア (239 Adrastea) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星の一つ。 1884年8月18日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、ギリシア神話に登場するニュンペーの一人アドラステイア (Adrasteia) にちなんで命名された。なお、木星の衛星にも同名のアドラステアがある。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアドラステア (小惑星)

アドリア (小惑星)

アドリア (143 Adria) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。炭素を主成分とするコンドライトからなっていると考えられる。古在由秀はかなり小規模な小惑星族を代表する小惑星としている。 1875年2月23日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがアドリア海沿岸のポーラ(現プーラ)で発見し、発見場所の名前がつけられた。 2000年8月21日に日本で掩蔽が観測され、98 × 86 kmの楕円形状が算出されている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアドリア (小惑星)

アドレア (小惑星)

アドレア (268 Adorea) は小惑星帯にある大きめの小惑星。テミス族に含まれる。1887年にアルフォンス・ボレリーによってマルセイユで発見された。 古代ローマで神々への供物として作られていた菓子に因んで名付けられた。 2010年2月に静岡県と三重県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアドレア (小惑星)

アニ (小惑星)

アニ またはアニー (791 Ani) は小惑星帯の小惑星である。クリミア半島にあるシメイズ天文台で、ロシアの天文学者グリゴリー・ネウイミンが発見した。 961年から1045年までバグラトゥニ朝アルメニアの首都だったアニに因んで命名された。 2004年11月に茨城県で掩蔽が観測された。2000年4月にも掩蔽が起きており、これらの観測結果から細長い形をしていることが求められた。また、衛星を持つ可能性も指摘されている。

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アイーダ (小惑星)

アイーダ (861 Aida) は、小惑星帯の小惑星の一つ。1917年1月22日にマックス・ヴォルフによってハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見された。名前はジュゼッペ・ヴェルディのオペラ『アイーダ』に由来する。

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アイヒスフェルディア (小惑星)

アイヒスフェルディア (442 Eichsfeldia) は小惑星帯に位置するC型小惑星。ベスタ族と同じような軌道を回っているが、スペクトルからいってそのメンバーではないと考えられる。 マックス・ヴォルフとアルノルト・シュヴァスマンがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。ドイツの都市アイヒスフェルトに因んで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアイヒスフェルディア (小惑星)

アウレリア (小惑星)

アウレリア (419 Aurelia) は、小惑星帯に位置するとても大きな小惑星で、F型小惑星に分類される。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見した。命名の由来は不明である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアウレリア (小惑星)

アウロラ (小惑星)

アウロラ (94 Aurora) は、小惑星帯に位置する小惑星の中ではかなり大きなものの一つである。アルベドは0.04しかなく、すすよりも光を反射しない。また楕円に近い形をしていることが分かっている。 アメリカ合衆国の天文学者、ジェームズ・クレイグ・ワトソン (James Craig Watson) によりミシガン州アナーバーで発見され、ローマ神話の曙の女神アウロラにちなみ命名された。 2001年10月12日と2004年2月27日に(後者は日本で)掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアウロラ (小惑星)

アウグスト・コプフ

アウグスト・コプフ(August Kopff、1882年2月5日 - 1960年4月25日) はドイツの天文学者である。多くの小惑星を発見した。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアウグスト・コプフ

アウグスタ (小惑星)

アウグスタ (254 Augusta) は、小惑星帯に位置する典型的な小さな小惑星の一つで、S型小惑星に分類される。アウグスタ族の名前の由来となった小惑星であり、この小惑星族の中で最初に発見された。 1886年3月31日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、オーストリアの天文学者カール・リットローの未亡人の名前にちなんで命名した。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアウグスタ (小惑星)

アウソニア (小惑星)

アウソニア (63 Ausonia) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。1861年2月10日にイタリアの天文学者、アンニーバレ・デ・ガスパリス (Annibale de Gasparis) により発見された。アウソニアとは、イタリアの異称の一つである。光度曲線のデータより、小さな衛星の存在する可能性が指摘されている。 2000年12月に日本で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアウソニア (小惑星)

アエミリア (小惑星)

アエミリア (159 Aemilia) は、小惑星帯に位置する比較的大きな小惑星の一つ。1876年1月26日にパリでフランスの天文学者、ポール=ピエール・アンリにより発見された。 イタリアのピアチェンツァからリミニに至るローマ街道の一部、エミリア街道(別名アエミリア街道)から命名されたと考えられている。 自転の速度は遅くて暗く、主に炭素化合物から構成されている。ヒギエア族と似た軌道を通るが、サイズが大きく、起源が同じとは考えられないため、ヒギエア族には分類されない。 2001年と2003年に日本国外で、2010年7月に鹿児島県でアエミリアによる恒星の掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアエミリア (小惑星)

アエリア (小惑星)

アエリアの軌道図 アエリア (369 Aeria) は小惑星帯に位置する大きな小惑星で、M型小惑星に分類される。フランスの天文学者、アルフォンス・ボレリーがマルセイユで発見した。 四大元素の1つと考えられていた「空気」を意味する「アエル」から命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアエリア (小惑星)

アエトラ (小惑星)

アエトラ (132 Aethra) は、近日点が火星の遠日点より内側に位置する、離心率の大きな軌道を持つ小惑星で、1873年6月13日にアメリカ合衆国の天文学者、ジェームズ・クレイグ・ワトソンにより発見された。最初に見つかった火星横断小惑星である。光度曲線が変化することより、いびつな形をしていると推測されている。ギリシア神話に登場するテセウスの母アイトレのラテン語表記にちなんで命名された。 2004年に日本でアエトラによる掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアエトラ (小惑星)

アエテルニタス (小惑星)

アエテルニタス または エテルニタス (446 Aeternitas) は主小惑星帯に位置する小惑星。1899年10月27日、マックス・ヴォルフとアルノルト・シュヴァスマンがハイデルベルクで発見した。 ローマ神話の永遠を表す女神、アエテルニタスに因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアエテルニタス (小惑星)

アエオリア (小惑星)

アエオリア (396 Aeolia) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星である。アエオリア族 (Aeolia clump) という極めて小規模な小惑星族の名前の元となった(ただし古在由秀はプロセルピーナ族に分類している)。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見し、かつて小アジアにあった地名か、またはイタリアのエオリア諸島にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアエオリア (小惑星)

アエギナ (小惑星)

アエギナ (91 Aegina) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。1866年11月4日にフランスの天文学者、エドゥアール・ステファン (Édouard Jean-Marie Stephan) により発見された。ギリシア神話に登場し、島の名前にもなっている女性アイギーナ (Aegina, Aigina) から命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアエギナ (小惑星)

アエグレ (小惑星)

アエグレ (96 Aegle) はかなり大きいメインベルト(小惑星帯)の小惑星である。外観は暗い色をしており、多分単純な炭素化合物で構成されていると考えられる。 1868年にジェローム・E・コッジャによってマルセイユで発見された。ギリシア神話のアエグレ (Aegle) にちなんで名づけられている。 2010年1月に福島県から岡山県にかけて掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアエグレ (小惑星)

アガーテ (小惑星)

アガーテ (228 Agathe) は、小惑星帯に位置する小さな小惑星の一つである。 1882年8月19日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、天文学者テオドール・オッポルツァーの娘にちなみ命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアガーテ (小惑星)

アキレス (小惑星)

アキレス (588 Achilles) は、トロヤ群で最初に発見された小惑星である。1906年にドイツの天文学者マックス・ヴォルフによってハイデルベルク天文台で発見された。『イリアス』に登場する英雄アキレウスにちなんで名づけられた。 アキレスは太陽 - 木星系で木星の軌道上前方のL4ラグランジュ点の周辺を安定して振動するように運動している。このような軌道の小惑星がいくつか見つかると、トロイア戦争に見立ててL4点にある小惑星にはギリシア側の人物、木星後方のL5点にある小惑星にはトロイ側の人物にちなんで命名されるルールが確立したが、区別がなされる以前に命名された (617) パトロクロスや (624) ヘクトルなどはこのルールに従っていないため、‘スパイ’扱いされることがある。

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アクィタニア (小惑星)

アクィタニア (387 Aquitania) は小惑星帯の大きな小惑星で、S型小惑星に分類される。小規模な小惑星族に含まれているという見方もあるが、その範囲についてはよくわかっていない。 フランスの天文学者、フェルナン・クーティによってボルドーで発見された。これは、クーティが生涯で発見した2個の小惑星のうち最後のものである。フランスのアキテーヌ地域圏のローマ時代の呼称にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアクィタニア (小惑星)

アグラヤ (小惑星)

アグラヤ (47 Aglaja) は大きいが暗い小惑星帯の小惑星。 ロベルト・ルターによって発見された。 ギリシャ神話のカリスの一柱、アグライアーのドイツ語表記から名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアグラヤ (小惑星)

アジア (小惑星)

アジア またはアシア (67 Asia) は、小惑星帯に位置するS型小惑星の一つ。1861年4月17日にインドのチェンナイでイギリスの天文学者ノーマン・ポグソン (Norman Robert Pogson) により発見された。ギリシア神話に登場する女神アシアー(クリュメネーの別名)、および発見場所であるアジア大陸にちなみ命名された。 2008年11月に福島県で掩蔽が観測された。

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アスポリナ (小惑星)

アスポリナ (246 Asporina) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つで、R型小惑星に分類される。 1885年3月6日にフランスの天文学者、アルフォンス・ボレリーがマルセイユで発見し、小アジアの戦いの女神アスポリナにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアスポリナ (小惑星)

アストラエア (小惑星)

3Dモデル アストラエア (5 Astraea) は、火星と木星の間の小惑星帯にある、大型の小惑星である。ギリシア神話・ローマ神話に登場する正義の女神アストライアにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアストラエア (小惑星)

アスパシア (小惑星)

アスパシア (409 Aspasia) は、小惑星帯に位置するとても大きな小惑星である。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見し、アテナイの政治家であるペリクレスの愛人アスパシアにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアスパシア (小惑星)

アステローペ (小惑星)

アステローペ (233 Asterope) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。珍しいT型小惑星に分類され、表面は暗い。 1883年5月11日にフランスの天文学者、アルフォンス・ボレリーによりマルセイユで発見された。 ギリシア神話に登場するプレイアデスの一人アステロペにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアステローペ (小惑星)

アスケラ (小惑星)

アスケラ (214 Aschera) は、小惑星帯に位置するE型小惑星の一つ。 1880年2月29日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがポーラ(現クロアチア領プーラ)で発見し、シドニア人の神話に登場する女神、アスケラにちなんで命名された。 2007年5月に日本でアスケラによる掩蔽が観測され、それまでの推定直径より大きい可能性が報告された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアスケラ (小惑星)

アスタルテ (小惑星)

アスタルテ (672 Astarte) は小惑星帯(メインベルト)にある小惑星の一つ。アウグスト・コプフによってハイデルベルクで発見され、フェニキア神話の女神アスタルトにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアスタルテ (小惑星)

アタナシア (小惑星)

アタナシアの軌道図 アタナシア (730 Athanasia) は小惑星帯に位置する小惑星である。ウィーン天文台でヨハン・パリサによって発見された。 古典ギリシャ語で「不滅」を意味する「アタナシア」に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアタナシア (小惑星)

アタマンティス (小惑星)

光度曲線の逆推定によるアタマンティスの3次元構造 アタマンティス (230 Athamantis) は、小惑星帯に位置する比較的大きなS型小惑星の一つ。 1882年9月3日にオーストリアの天文学者、レオ・アントン・カール・デ・バルによりドイツ、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の Bothkamp で発見された。彼が生涯で発見した唯一の小惑星である。 ギリシア神話に登場するオルコメノスの王アタマスの娘であるヘレの別名にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアタマンティス (小惑星)

アタラ (小惑星)

アタラ (152 Atala) は小惑星帯に位置する暗い小惑星。炭素化合物、有機物に富んだケイ酸塩、そしておそらくは水の氷を含むD型小惑星である。古在由秀は小規模な小惑星族を代表する小惑星としている。 パリ天文台でフランスの天文学者アンリ兄弟が発見した。発見者は兄のポール=ピエール・アンリとされている。18世紀のフランスの作家フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアンの小説『アタラ』に因んで命名された。 1994年3月11日には日本でアタラによる星の掩蔽が観測された。

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アタランテ (小惑星)

アタランテ (36 Atalante) は比較的大きくて暗い小惑星帯(メインベルト)の小惑星。1855年10月5日にヘルマン・ゴルトシュミットによって発見された。 ギリシア神話のアタランテーにちなんで名づけられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアタランテ (小惑星)

アタリア (小惑星)

アタリア (515 Athalia) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、ユダ王国第7代君主のアタルヤ (Athaliah, Atalja) にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とアタリア (小惑星)

イノ (小惑星)

イノ (173 Ino) は、小惑星帯に位置する大きなC型小惑星である。 1877年8月1日にフランスの天文学者、アルフォンス・ルイ・ニコラ・ボレリーが発見し、ギリシア神話に登場するテーバイの王女イノから命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイノ (小惑星)

イリス (小惑星)

イリス (7 Iris) は、火星と木星の間の小惑星帯にある大型の小惑星である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイリス (小惑星)

イルマ (小惑星)

イルマ (177 Irma) は、小惑星帯に位置する比較的大きくて暗い小惑星の一つ。 1877年11月5日にパリでフランスの天文学者、アンリ兄弟により発見されたが、兄ポールの名前が発見者としては登録されている。名前の由来については知られていない。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイルマ (小惑星)

イルマタル (小惑星)

イルマタル (385 Ilmatar) は、小惑星帯にある大きな小惑星である。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、カレワラに登場する大気の乙女イルマタルにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイルマタル (小惑星)

イルザ (小惑星)

イルザ (351 Yrsa) は、小惑星帯にある典型的な小惑星である。 1892年12月16日にマックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、北欧神話に登場する女王イルザにちなんで命名された。

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イルゼ (小惑星)

イルゼ (249 Ilse) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つで、自転速度が約3.5日と非常に遅い。 1885年8月16日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、伝説上のドイツの女王、イルゼにちなんで名づけられた。 1987年にリチャード・ビンゼルにより、イルゼの自転速度の遅さから衛星の存在する可能性が指摘されたが、2008年現在はまだ見つかっていない。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイルゼ (小惑星)

イルゼビル (小惑星)

イルゼビル (919 Ilsebill) は小惑星帯の小惑星。1918年10月30日、ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でドイツの天文学者マックス・ヴォルフが発見した。 グリム兄弟の童話『漁師とおかみ』(de:Vom Fischer und seiner Frau) の漁師の妻に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイルゼビル (小惑星)

イレーネ (小惑星)

イレーネ (14 Irene) は、太陽系の比較的大きな小惑星のひとつ。火星と木星の間の軌道を公転している。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイレーネ (小惑星)

インドゥストリア (小惑星)

インドゥストリア (389 Industria) は小惑星帯に位置する大きな小惑星であり、S型小惑星に分類される。小規模な小惑星族に含まれるという見方もあるが、その範囲はよくわかっていない。 フランスの天文学者、オーギュスト・シャルロワによってニースで発見され、ラテン語で「勤勉」を意味する言葉にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とインドゥストリア (小惑星)

インゲボルク (小惑星)

インゲボルク (391 Ingeborg) は、火星横断小惑星の一つで、S型小惑星に分類される。マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見した。名前の由来は不明。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とインゲボルク (小惑星)

イヴリン (小惑星)

イヴリン (503 Evelyn) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 レイモンド・スミス・ドゥーガンがハイデルベルクで発見し、発見者の母であるイヴリン・スミス・ドゥーガンにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイヴリン (小惑星)

イヴァ (小惑星)

イヴァ (497 Iva) は、小惑星帯の小惑星。レイモンド・スミス・ドゥーガンがハイデルベルクで発見した。 発見者の大家の娘、イヴァ・ショアーズに因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイヴァ (小惑星)

イーディス (小惑星)

イーディス (517 Edith) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 レイモンド・スミス・ドゥーガンがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。彼の姉妹であるイーディス・ドゥーガンにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイーディス (小惑星)

イフィゲニア (小惑星)

イフィゲニア (112 Iphigenia) は、小惑星帯に位置する大きくて暗い小惑星の一つ。主に炭素で構成されていると考えられている。1870年9月19日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズにより発見され、ギリシア神話に登場する、ミュケナイの王女イピゲネイア(ラテン語ではイフィゲニア)にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイフィゲニア (小惑星)

イドゥナ (小惑星)

イドゥナ (176 Iduna) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。構成成分はケレスと良く似ている。 1877年10月14日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、ストックホルムの天文学協会が主催するクラブ「イドゥン」(Ydun) にちなんで命名された。 1998年1月17日にメキシコで掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイドゥナ (小惑星)

イダ (小惑星)

イダ またはアイーダ またはアイダ (243 Ida) は、太陽系の小惑星のひとつ。コロニス族に属する。1884年9月29日にオーストリアの天文家ヨハン・パリサによって発見された。英語読みではアイーダとなる。 名はギリシア神話に登場する、幼少のゼウスを育てたニンフの一人でアドラステイアの妹イーデーに由来する(イデはクレタ島にある山の名前でもある)。 1993年8月28日、木星探査機ガリレオがイダの近くを通過し、観測を行った(最接近時の距離は10,500 km)。この時に撮影された写真によって直径1.4 kmの小さな衛星(ダクティル)を持つことが発見された。 また、イダは二重小惑星であることが初めて確認された小惑星である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイダ (小惑星)

イダルゴ (小惑星)

イダルゴ (944 Hidalgo) は、土星族彗星に似た軌道を持つ小惑星。1920年10月31日にハンブルク近郊のベルゲドルフ天文台で発見された。ドイツの天文学者たちが1923年9月10日の皆既日食を観測するためにメキシコを訪れ、メキシコ大統領・アルバロ・オブレゴンに謁見した際に、オブレゴンの許可を得た上で、メキシコ独立革命の英雄ミゲル・イダルゴを称えて名付けられた。なお日本ではヒダルゴと表記されることも多い。 イダルゴは離心率が0.66と大きく、かつては彗星だったのではないかと考える天文学者たちもいる。近日点は小惑星帯の内縁部に、遠日点はほぼ土星軌道に相当する距離にある。厳密に言えば、土星の公転軌道をかすめているが、横断しているわけではない。軌道傾斜角が43度弱もあるのは、かつて木星のすぐ近くを通過したためと考えられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイダルゴ (小惑星)

イアンテ (小惑星)

イアンテ (98 Ianthe) は小惑星帯の大きな小惑星。 クリスチャン・H・F・ピーターズによって発見された小惑星の一つである。 表面は炭素化合物で構成されているため暗い。 ギリシャ神話のイアンテ (Ianthe) にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイアンテ (小惑星)

イェソンダ (小惑星)

イェソンダ (549 Jessonda) は小惑星帯に位置する小惑星。ハイデルベルクでドイツの天文学者マックス・ヴォルフが発見した。 ドイツの作曲家ルイ・シュポーアのオペラ『イェソンダ』に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイェソンダ (小惑星)

イエナ (小惑星)

イエナ (526 Jena) は、小惑星帯に位置する小惑星である。テミス族に分類される。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、1905年のAstronomische Gesselschaftが開催されたドイツの都市イェーナにちなんで命名された。 2008年1月に千葉県から長野県にかけて掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイエナ (小惑星)

イオ (小惑星)

イオ (85 Io) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。1865年9月19日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズ (Christian Heinrich Friedrich Peters) によりニューヨーク州クリントン郡で発見された。ギリシア神話のゼウスの愛人イーオーにちなみ命名された。イオ (Io) という名前は954番のリー(Li)と共に、全ての小惑星の中で最も短い。また、木星の衛星にも同名のイオがある。 炭素化合物に富むC型小惑星であるため、比較的大きいが暗い。パノパエアと同様、エウノミア族と似たような軌道を回っているが、S型小惑星によって構成されているエウノミア族の母天体から形成されたものではないと思われる。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイオ (小惑星)

イオランダ (小惑星)

イオランダ (509 Iolanda) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。名前の由来は不明である。 2004年2月に鹿児島県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイオランダ (小惑星)

イクレア (小惑星)

イクレア (286 Iclea) は小惑星帯にある大きな小惑星の一つ。 1889年8月3日にウィーンでヨハン・パリサによって発見され、フランスの天文学者にして小説家であるカミーユ・フラマリオンの著書の登場人物にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイクレア (小惑星)

イザベラ (小惑星)

イザベラ (210 Isabella) は、小惑星帯に位置する大きくて暗い小惑星の一つで、主に炭素化合物でできていると推定されている。ネメシス族に属する。 1879年11月12日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサによってポーラ(現クロアチア領プーラ)で発見された。命名の由来ははっきり分かっていない。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイザベラ (小惑星)

イシス (小惑星)

イシス (42 Isis) は小惑星帯に軌道を持つ小惑星。古在由秀らはかなり小規模な小惑星族を代表する小惑星としている。 1856年5月23日にラドクリフ天文台のノーマン・ポグソンによって発見された。ポグソンにとっては最初に発見した小惑星となった。固有名は、ラドクリフ天文台の当時の台長マニュエル・ジョンソンによって、エジプト神話の女神イシスにちなんで名づけられた。また、ポグソンの長女で後の天文学者・気象学者のの名前にもちなんでいるとされる。

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イスメーネ (小惑星)

イスメーネ (190 Ismene) は、小惑星帯に位置する、比較的大きな小惑星の一つ。P型小惑星に属し、とても暗くて氷が存在すると推定されている。 イスメーネの軌道は小惑星帯の外縁近くに位置し、ヒルダ群に分類される。 1878年9月22日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、ギリシア神話に登場するアンティゴネの妹イスメーネー(イスメネ)にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイスメーネ (小惑星)

イストリア (小惑星)

イストリア(183 Istria)は、小惑星帯に位置するS型小惑星の一つ。 1878年2月8日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサが当時のオーストリア・ハンガリー帝国領ポーラ(現・クロアチア領プーラ)で発見し、この都市のあるイストリア半島にちなんで命名した。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイストリア (小惑星)

イソルダ (小惑星)

イソルダ (211 Isolda) は、小惑星帯に位置するとても大きくて暗い小惑星の一つ。炭素化合物でできていると推定され、C型小惑星に分類される。 1879年12月10日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがポーラ(現クロアチア領プーラ)で発見し、『トリスタンとイゾルデ』の伝説に登場するヒロイン、イゾルデにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイソルダ (小惑星)

イタ (小惑星)

イタ (918 Itha) は小惑星帯に位置する小惑星である。カール・ラインムートがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 聖イタに因んで名付けられた。

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イタリア (小惑星)

イタリア (477 Italia) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。ルイージ・カルネラによって発見された。彼の祖国イタリアが命名の由来である。

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イサラ (小惑星)

イサラ (364 Isara) は、小惑星帯にある典型的な小惑星である。フローラ族に分類される。 1893年3月19日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見し、フランスのイゼール川にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とイサラ (小惑星)

ウナ (小惑星)

ウナ (160 Una) は、小惑星帯に位置する大きくて暗い小惑星の一つ。 1875年6月3日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、エドマンド・スペンサーの叙事詩、『妖精の女王』(1590年)の登場人物にちなんで命名された。

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ウラニア (小惑星)

ウラニア (30 Urania) は小惑星帯(メインベルト)の比較的大きい小惑星。1854年7月22日、ジョン・ハインドによって発見された。これは彼が最後に発見した小惑星である。 ギリシア神話の天文をつかさどる女神ウーラニアーにちなんで名づけられた。 2005年1月に近畿地方で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とウラニア (小惑星)

ウルラ (小惑星)

ウルラ (714 Ulula) は小惑星帯に位置する小惑星である。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でヨーゼフ・ヘルフリッヒによって発見された。 ラテン語でフクロウを表す「ウルラ」に因んで命名された。

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ウルリケ (小惑星)

ウルリケ (885 Ulrike) は小惑星帯の小惑星。1917年9月23日、クリミア半島のシメイズでロシアの天文学者セルゲイ・イワノヴィチ・ベリャフスキーが発見した。 名前の由来については、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテが晩年に恋した少女ウルリーケ・フォン・レヴェッツォ (de:Ulrike von Levetzow) だという説と、ジュゼッペ・ヴェルディのオペラ『仮面舞踏会』に登場する女占い師ウルリカ (Ulrica) だという説がある。

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ウルダ (小惑星)

ウルダ (167 Urda) は、小惑星帯に位置するS型小惑星の一つ。コロニス族に属する。 1876年8月28日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、北欧神話に登場するノルンの一柱ウルズ (Urðr, Urthr) にちなんで命名された。 2001年7月23日に日本で掩蔽が観測された。

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ウルジーナ (小惑星)

ウルジーナ (860 Ursina) は小惑星帯にある小惑星。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。名前の由来は不明である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とウルジーナ (小惑星)

ウルスラ (小惑星)

ウルスラ (375 Ursula) は、小惑星帯の大きな小惑星である。 フランスの天文学者、オーギュスト・シャルロワによってニース天文台で発見された。 名前の由来は不明であるが、聖女の名前に由来するのではないかとも考えられている。 1982年と1999年にアメリカ合衆国で、2003年10月に日本で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とウルスラ (小惑星)

ウンディナ (小惑星)

ウンディナ (92 Undina) は、小惑星帯に位置する比較的大きな小惑星の一つ。M型小惑星で高いアルベドを持つ。約800万年前にできたヴェリタス族の小惑星の中で最も大きい。 1867年7月7日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズ (Christian Heinrich Friedrich Peters) により発見された。ドイツの作家フリードリヒ・フーケの人気小説Undineに登場するヒロインの名前にちなんで命名された。 2006年に岡山県と三重県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とウンディナ (小惑星)

ウールヒクシドゥール (小惑星)

ウールヒクシドゥール (501 Urhixidur) は、小惑星帯に位置する比較的大きな小惑星である。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、フリードリヒ・テオドール・フィシャー (Friedrich Theodor Vischer) の小説「Auch Einer」の登場人物の名前にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とウールヒクシドゥール (小惑星)

ウージェニア (小惑星)

ウージェニア(エウゲニアとも) (45 Eugenia) は、小惑星帯(メインベルト)の大型の小惑星。地上からの観測によって衛星が発見された最初の小惑星として有名である。メインベルトでは (87) シルヴィアの次に確認された、2個の衛星を持つ小惑星でもある。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とウージェニア (小惑星)

ウニタス (小惑星)

ウニタス (306 Unitas) は、小惑星帯の典型的な小惑星で、S型小惑星に分類される。 1891年3月1日にエリア・ミロセヴィッチがローマで発見した。これは彼にとって2個目に発見した小惑星である。名前はイタリア人天文学者アンジェロ・セッキの著書、あるいは「統一」を意味するラテン語に由来する。 ウニタスはベスタ族と似た軌道を持つが、スペクトル型からベスタ族には分類されない。 2004年7月に日本で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とウニタス (小惑星)

ウィルヘルミナ (小惑星)

ウィルヘルミナ (392 Wilhelmina) は、小惑星帯に位置する比較的大きな小惑星である。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見し、オランダの女王ウィルヘルミナにちなんで命名された。 2007年9月に西日本で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とウィルヘルミナ (小惑星)

ウィンチェスター (小惑星)

ウィンチェスター (747 Winchester) は、小惑星帯に位置する、離心率が高い軌道を持つ比較的大きい小惑星の一つ。 発見地であるアメリカ・マサチューセッツ州のウィンチェスターにちなんで名づけられた。 2014年10月17日、日本で掩蔽が観測され、詳細な形状が明らかとなった。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とウィンチェスター (小惑星)

ウェストファリア (小惑星)

ウェストファリア (930 Westphalia) は小惑星帯に位置する小惑星である。ハンブルクのベルゲドルフ天文台でウォルター・バーデによって発見された。 ドイツのヴェストファーレン地方に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とウェストファリア (小惑星)

ウォルター・バーデ

ヴィルヘルム・ハインリヒ・ヴァルター・バーデ(Wilhelm Heinrich Walter Baade, 1893年3月24日 - 1960年6月25日)は、ドイツの天文学者。一般には英語読みのウォルター・バーデとして知られている。1931年にアメリカに移住した。星の種族の発見で知られている観測天文学者である。

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エミタ (小惑星)

エミタ (481 Emita) は小惑星帯に位置する小惑星。1902年2月12日、ルイージ・カルネラがハイデルベルク天文台で発見した。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエミタ (小惑星)

エラ (小惑星)

エラ (435 Ella) は小惑星帯に位置する小惑星。1898年9月11日、マックス・ヴォルフとアルノルト・シュヴァスマンがハイデルベルクで発見した。名前の由来は不明。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエラ (小惑星)

エラト (小惑星)

エラト (62 Erato) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。1860年9月14日にドイツの天文学者、オスカー・レサー (Oskar Lesser) とヴィルヘルム・フェルスター (Wilhelm Julius Foerster) により発見された。これは、2人以上の観測者によって発見された最初の小惑星であった。ギリシア神話に登場する女神ムーサの一柱エラトにちなみ命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエラト (小惑星)

エリーダ (小惑星)

エリーダ (718 Erida) は小惑星帯にある小惑星。ヨハン・パリサがウィーン天文台で発見した。 アメリカ合衆国の天文学者アーミン・ロイシュナーの娘に因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエリーダ (小惑星)

エリフィラ (小惑星)

エリフィラ (462 Eriphyla) は、小惑星帯に位置するS型小惑星。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、ギリシア神話の登場人物エリピューレーにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエリフィラ (小惑星)

エリア・ミロセヴィッチ

エリア・ミロセヴィッチ(Elia Filippo Francesco Giuseppe Maria Millosevich、1848年9月5日 - 1919年12月5日)は、ヴェネツィアで生まれローマで亡くなったイタリアの天文学者である。 彼は彗星や小惑星の軌道計算の専門家で、特にエロスの軌道の計算で知られる。 彼はパドヴァ大学に入学し、最初の論文は1874年と1882年の金星の日面通過に関するものだった。この論文は注目を集め、彼はReale Istituto di Marina Mercantile a Veneziaの天文学の教授となった。1879年、彼はローマ学院天文台の台長代理となり、1902年から死去するまではピエトロ・タッキーニの後を継いで中央気象局の局長となった。

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エリゴネ (小惑星)

エリゴネ (163 Erigone) は、小惑星帯に位置する大きくて暗い小惑星の一つ。エリゴネ族の一つである。 1876年4月26日にフランスの天文学者、アンリ・ジョセフ・ペロタンにより発見され、ギリシア神話に登場する2人のエリゴネにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエリゴネ (小惑星)

エリザベータ (小惑星)

エリザベータ (412 Elisabetha) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星である。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、発見者の母親であるエリザベート・ヴォルフにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエリザベータ (小惑星)

エルナ (小惑星)

エルナ (406 Erna) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星で、P型小惑星に分類される。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見した。ドイツの天文学者Friedrich Bidschofの娘の名前にちなんで命名されたと考えられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエルナ (小惑星)

エルマンタリア (小惑星)

エルマンタリア (346 Hermentaria) は、小惑星帯にあるとても大きな小惑星であり、S型小惑星に分類される。 1892年11月23日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見し、ピュイ=ド=ドーム県のHerment村にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエルマンタリア (小惑星)

エルンスト・テンペル

エルンスト・ヴィルヘルム・レベレヒト・テンペル(Ernst Wilhelm Leberecht Tempel、1821年12月4日 - 1889年3月16日)は、ドイツ生まれの天文学者である。多くの彗星を発見し、星雲の観測に業績をあげた。 ザクセン州の:de:Niedercunnersdorfに生まれた。1837年からマイセンで銅版画の技術を学び、1840年から数年間コペンハーゲン、ストックホルム、オスロなどを遍歴した。1858年、ヴェネツィアで結婚した。精密な銅版画の技術が評判になり、植物学者や他の科学分野の学者のために働いた。 その後天文学に興味をもち、望遠鏡を手に入れると、1859年に最初の彗星を発見し、プレアデス星団の星雲を発見した。天文学の教育を受けていなかったためドイツでは天文学の職が得られなかったが、1860年からフランスのマルセイユ天文台で働いた。マルセイユ天文台で、5個の小惑星 と55P/テンペル・タットル彗星を含む12個の彗星を発見した。

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エルヴィラ (小惑星)

エルヴィラ (277 Elvira) は小惑星帯にある典型的な小惑星である。コロニス族に属している。 1888年5月3日にニースでオーギュスト・シャルロワによって発見された。フランスの詩人アルフォンス・ド・ラマルティーヌの作品の登場人物にちなんで命名されたと考えられている。

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エル・ジェザイール (小惑星)

エル・ジェザイール (858 El Djezair) は、小惑星帯の小惑星。フランスの天文学者フレデリック・シー (Frédéric Sy) がアルジェ天文台で発見した。 この小惑星の名はアルジェリア民主人民共和国の首都、アルジェのアラビア名(「アル=ジャザーイル (Al-Jazā'ir)」の別表記と思われる)にちなんで命名された。アラビア語の「島」の意味である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエル・ジェザイール (小惑星)

エルピス (小惑星)

エルピス (59 Elpis) は、小惑星帯に位置する比較的大きい小惑星の一つ。主に炭素化合物からなるC型小惑星で暗い。1860年9月12日にフランスの天文学者、ジャン・シャコルナク (Jean Chacornac) によりパリで発見された。ギリシア神話のパンドラの物語に登場する希望の化身の女神エルピスにちなみ命名された。 2005年1月には茨城県と福島県で、2月には茨城県で、同年6月には福岡県と中国の北京で、2017年には和歌山県と三重県で、2018年には関東地方・中部地方で、それぞれ掩蔽が観測された。2018年1月1日の掩蔽では、長径179.1 km×短径145.8kmの楕円形の断面が求まった。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエルピス (小惑星)

エルクリーナ (小惑星)

エルクリーナ またはヘルクリーナ (532 Herculina) は、直径225kmほどの、小惑星帯に位置する小惑星である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエルクリーナ (小惑星)

エルザ (小惑星)

エルザ (182 Elsa) は、小惑星帯に位置するS型小惑星の一つ。 1878年2月7日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサが発見した。リヒャルト・ワーグナーのオペラ『ローエングリン』の登場人物から名付けられたと言われているが、はっきりとは分かっていない。 自転の周期はかなりゆっくりで、この小惑星の「一日」は地球では3.3日に当たる。この自転の遅さから、伴星の存在する可能性が指摘されている。また光度曲線は起伏が激しく、いびつな形をしていると見られている。 エルザは、1993年にアマチュア天文家にもハッブル宇宙望遠鏡を開放して行われたトランジッション・コメッツ(小惑星の水酸基放射の紫外線観測)の対象となった五つの小惑星の一つである。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエルザ (小惑星)

エレオノラ (小惑星)

エレオノラ (354 Eleonora) は、小惑星帯にあるとても大きな小惑星で、S型小惑星に分類される。 1893年1月17日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見した。名前の由来は不明である。 1968年や2010年のような大接近(近日点付近で衝になる)の時には、視等級は+9.31まで明るくなる。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエレオノラ (小惑星)

エレクトラ (小惑星)

エレクトラ (130 Elektra) は、小惑星帯に位置するとても大きな小惑星の一つ。1873年2月17日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズにより発見され、ギリシア神話に登場するエレクトラから命名された。 G型小惑星に分類され、ケレスと同じような構造を持つと考えられる。表面からは有機化合物のスペクトルが見つかっている。 光学的な観測により、衛星の存在が明らかとなった。またその軌道によって、エレクトラの正確な質量が計算された。1.3 kgという質量が分かったことにより、3.8 ± 0.3 g/cm³という、小惑星としてはかなり大きな密度を持つことも明らかとなった。さらに光学的な観測により、エレクトラはかなりいびつな形をしていることも分かった。これらの観測により、エレクトラはラブルパイルではなく詰まった固体でできていると推定されている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエレクトラ (小惑星)

エロス (小惑星)

エロス(433 Eros)は、地球近傍小惑星 (NEAs) の一つ。1898年8月13日にドイツのウラニア天文台の所長カール・グスタフ・ヴィットによって写真観測により発見され(同日にオーギュスト・シャルロワも発見していたが発表が遅れた)、ギリシア神話の恋心と愛の神、エロースにちなんで命名された。これは、小惑星に初めて男性名が命名されたケースである。 エロスは初めて発見された地球近傍小惑星でもあり、アモール群に属する。太陽からの平均距離は1.46天文単位(およそ2億1900万km。火星の軌道の内側)で、地球へ最大2300万kmまで接近する。なお、地球近傍小惑星の中で2番目に大きい(最大の小惑星は (1036) ガニメド)。

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エンマ (小惑星)

エンマ (283 Emma) は、小惑星帯に存在する、エオス族に分類される小惑星の中でも、比較的大型の小惑星である。なお衛星を1個伴っている。

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エンディミオン (小惑星)

エンディミオン (342 Endymion) は、小惑星帯にある大きな小惑星である。 1892年10月17日にマックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、ギリシア神話に登場するエンデュミオーンにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエンディミオン (小惑星)

エヴァ (小惑星)

エヴァ (164 Eva) は、小惑星帯に位置する比較的大きくて暗い小惑星の一つ。炭素が主成分のコンドライトで構成されていると考えられている。メインベルト小惑星としてはかなり歪んだ軌道を持っている。 1876年7月12日にパリでフランスの天文学者、アンリ兄弟により発見された。フランス語の女性の名前がつけられたが、誰の名前なのかは不明である。 2000年と2005年に(2005年は日本の岡山県で)掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエヴァ (小惑星)

エッダ (小惑星)

エッダ (673 Edda) は小惑星帯に位置する小惑星である。1908年9月20日、アメリカ合衆国の天文学者、ジョエル・ヘイスティングス・メトカーフが発見した。 北欧神話・英雄伝説が集成された歌謡集のエッダにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエッダ (小惑星)

エテリジア (小惑星)

エテリジア (331 Etheridgea) は、小惑星帯にある大きな小惑星である。 1892年4月1日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見した。名前の由来は不明だが、フランス語の女性名ではないかとされている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエテリジア (小惑星)

エドナ (小惑星)

エドナ (445 Edna) は小惑星帯に位置する小惑星。古在由秀はかなり小規模な小惑星族を代表する小惑星としている。1899年10月2日、エドウィン・フォスター・コディントンがハミルトン山で発見した。 コディントンの後援者であったジュリアス・F・ストーンの妻に因んで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエドナ (小惑星)

エドブルガ (小惑星)

エドブルガ (413 Edburga) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星である。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見した。命名の由来は不明である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエドブルガ (小惑星)

エドゥアルダ (小惑星)

エドゥアルダ (340 Eduarda) は、小惑星帯にある典型的な小惑星である。 1892年9月25日にマックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、ドイツのアマチュア天文学者であるハインリヒ・エドゥアルド・フォン・ラーデにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエドゥアルダ (小惑星)

エドゥアール・ステファン

エドゥアール・ジャン=マリ・ステファン(Édouard Jean-Marie Stephan 1837年8月31日‐1923年12月31日)は、フランスの天文学者である。彼は1867年から1907年までマルセイユ天文台の台長であった(1872年までは、ユルバン・ルヴェリエの部下であった)。また彼の専門は星雲の観測であったが、その課程でふたつの小惑星を発見した。 St Pezenneで生まれ、École Normale Superieurに通い、1862年にトップの成績で卒業した。 1867年にジェローム・E・コッジャが発見した彗星の存在を確認したことから、この彗星には38P/ステファン・オテルマ彗星と命名された。同年には水星の日面通過の観測に成功している。

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エドウィン・フォスター・コディントン

エドウィン・フォスター・コディントン(Edwin Foster Coddington、1870年6月24日~1950年12月21日)はアメリカの天文学者。彼は1898 VII彗星や、コディントン・パウリー彗星(C/1898 L1)を発見したことで知られる。後に「コディントン星雲」と呼ばれる事になるおおぐま座の銀河IC 2574を発見し、また、3つの小惑星を発見している。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエドウィン・フォスター・コディントン

エイダ (小惑星)

エイダ (523 Ada) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 レイモンド・スミス・ドゥーガンがハイデルベルクで発見した小惑星で、学生の頃の同級生だったエイダ・ヘルムにちなんで名づけられた。 2006年1月に茨城県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエイダ (小惑星)

エウノミア (小惑星)

エウノミア (15 Eunomia) は、太陽系の小惑星のひとつ。火星と木星の間の軌道を公転しており、小惑星帯の中では8から12番目に大きい天体である。 またエウノミア族最大の小惑星でもある。このグループの他の小惑星と同様、エウノミアもケイ酸塩とニッケル鉄から構成されており、大きさの割には非常に明るい。 2007年8月に日本で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエウノミア (小惑星)

エウリノーメ (小惑星)

エウリノーメ (79 Eurynome) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。1863年9月14日にアメリカ合衆国の天文学者、ジェームズ・クレイグ・ワトソン (James Craig Watson) により発見された。主にケイ素でできたS型小惑星で、大きくて明るい。ギリシア神話の女神エウリュノメーにちなみ命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエウリノーメ (小惑星)

エウリディケ (小惑星)

エウリディケ (75 Eurydike) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。M型小惑星に属し、アルベドが比較的高く、ニッケルや鉄に富んでいると推定される。1862年9月22日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズ (Christian Heinrich Friedrich Peters) により、ニューヨーク州オナイダ郡クリントンで発見された。 ギリシア神話のオルペウスの妻エウリュディケーにちなみ命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエウリディケ (小惑星)

エウリクレイア (小惑星)

エウリクレイア (195 Eurykleia) は、小惑星帯に位置する大きくて暗い小惑星の一つ。 1879年4月19日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサが発見し、ホメロスの『オデュッセイア』に登場するオデュッセウスの乳母エウリュクレイアの名前に因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエウリクレイア (小惑星)

エウロパ (小惑星)

エウロパ (52 Europa) は小惑星帯(メインベルト)の小惑星。ヒギエア族の軌道に近いが、属してはいない。 ヘルマン・ゴルトシュミットが1858年2月4日に発見した。ギリシア神話でゼウスが雄牛に変化してさらったとされる美しい娘エウロペにちなんで名づけられている。 エウロパはメインベルトの小惑星と準惑星の中で7番目に大きく、質量は6番目に大きい(ケレス、ベスタ、パラス、ヒギエア、インテラムニアに次ぐ)。これはメインベルトのすべての岩石のうちの2%に当たる。 C型小惑星であり、この中でも4番目に大きいが表面は暗い。分光器での観測によると、表面の一部にはカンラン石や輝石が含まれていると考えられる。

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エウテルペ (小惑星)

エウテルペ またはエウテリペ (27 Euterpe) は小惑星帯(メインベルト)の小惑星。ジョン・ハインドが1853年11月8日にロンドンで発見した。 ギリシア神話のエウテルペに因んで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエウテルペ (小惑星)

エウフロシネ (小惑星)

エウフロシネ (31 Euphrosyne) は、太陽系の比較的大きな小惑星のひとつ。火星と木星の間の軌道を公転している。 2020年の観測(下参照)により、球形に近い形状であること、大きなクレーターは見られないことが判明した。衛星の存在から重量は(1.7±0.3)×1019 kg、密度は 1.7±0.2 g/cm3と算出された。エウフロシネの密度が低い理由としては、約20%が氷でできているためと考えられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエウフロシネ (小惑星)

エウドラ (小惑星)

エウドラ (217 Eudora) は、小惑星帯にある小惑星である。1880年8月30日にジェローム・E・コッジャによって発見された。ギリシア神話に登場するヒアデス7姉妹の一柱であるエウドラにちなんで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエウドラ (小惑星)

エウニケ (小惑星)

エウニケ (185 Eunike) は、小惑星帯に位置する大きくて暗い小惑星の一つ。原始的な、炭素化合物からなる星である。 1878年3月1日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、ギリシア神話に登場するネレイデスの一人で、「よき勝利」という意味を持つエウニケにちなんで命名された。これは1878年3月3日に結ばれたサン・ステファノ条約を記念したものだった。 2004年までに三度の掩蔽が観測された。

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エウカリス (小惑星)

エウカリス (181 Eucharis) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。 1878年2月2日にフランスの天文学者、パブロ・コトノがマルセイユ天文台で発見し、フランソワ・フェヌロンの『テレマコスの冒険』に登場するニンフの一人から名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエウカリス (小惑星)

エウクラテ (小惑星)

エウクラテ (247 Eukrate) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。表面は暗く、炭素化合物に富んでいる。 1885年3月14日にドイツの天文学者、ロベルト・ルターがデュッセルドルフで発見し、ギリシア神話に登場するネレイデスの一柱にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエウクラテ (小惑星)

エオス (小惑星)

エオス (221 Eos) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つで、K型小惑星に属する。エオス族の名前の由来になった。 1882年1月18日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、ギリシア神話の暁の女神エーオースにちなんで命名された。

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エカルド (小惑星)

エカルド (694 Ekard) は小惑星帯に位置する小惑星である。エカードとも表記する。アメリカ合衆国のアマチュア天文家、ジョエル・ヘイスティングス・メトカーフが発見した。 命名者はセス・B・ニコルソンおよび後にニコルソンと結婚したアルマ・ストッツで、彼らの母校ドレイク大学 (Drake University) のDrakeを逆に読んで人名に見立てたものである。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエカルド (小惑星)

エゲリア (小惑星)

エゲリア (13 Egeria) は、太陽系の比較的大きな小惑星のひとつ。火星と木星の間の軌道を公転している。 1992年1月8日に起きたエゲリアによる恒星の掩蔽の観測から、この小惑星の正確な大きさが確定した。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエゲリア (小惑星)

エコー (小惑星)

エコー (60 Echo) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。1860年9月14日にアメリカ合衆国の天文学者、ジェイムズ・ファーガソン (James Ferguson) により発見された。S型小惑星であり、比較的大きい。ギリシア神話のニンフの一人、エコーにちなみ命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とエコー (小惑星)

エステル (小惑星)

エステル (622 Esther) は、小惑星帯の小惑星。アメリカ合衆国のジョエル・ヘイスティングス・メトカーフがマサチューセッツ州タウントンで発見した。 旧約聖書の『エステル記』に登場する、ユダヤ人でペルシア王妃のエステルに因んで名付けられた。

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オハイオ (小惑星)

オハイオ (439 Ohio) は小惑星帯に位置する小惑星。1898年10月13日、エドウィン・フォスター・コディントンがハミルトン天文台で発見した。 アメリカ合衆国のオハイオ州にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とオハイオ (小惑星)

オルナメンタ (小惑星)

オルナメンタ (350 Ornamenta) は、小惑星帯にあるとても大きな小惑星である。C型小惑星に分類され、炭素化合物からできていると考えられる。 1892年12月14日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見し、フランス天文学会の熱心な会員の父であるオランダ人の船員Hornemannにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とオルナメンタ (小惑星)

オルトルート (小惑星)

オルトルート (551 Ortrud) は、小惑星帯に位置する小惑星。ハイデルベルクでドイツの天文学者マックス・ヴォルフが発見した。 リヒャルト・ワーグナーのオペラ『ローエングリン』の登場人物にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とオルトルート (小惑星)

オルガ (小惑星)

オルガ (304 Olga) は小惑星帯にあるやや大きめの小惑星の一つ。C型小惑星に分類され、炭素化合物からなっていると考えられる。 1891年2月14日にウィーンでヨハン・パリサによって発見され、パリサの姪にちなんで命名された。 2002年1月に関東地方で掩蔽が観測された。

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オーギュスト・シャルロワ

オーギュスト・オノレ・シャルロワ(Auguste Honoré Charlois、1864年11月26日 – 1910年3月26日)はフランスの天文学者である。ニース天文台で働き99個の小惑星を発見した。 シャルロワは1887年に最初の小惑星 (267) ティルザを発見した。(433) エロスについては、グスタフ・ヴィットが発見した同じ夜に撮影に成功したが、行動が遅れ、ヴィットの発見の発表に先んじられた。 肉眼観測による小惑星探索の時代から、シャルロワは小惑星探索を始めたが、1891年にマックス・ヴォルフによって天文写真による小惑星探索がはじめられると、急激に小惑星の発見の速度は増加した。ヴォルフとシャルロワの2人はそれぞれ、それまで肉眼による探索によって発見された小惑星より多い小惑星を発見した。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とオーギュスト・シャルロワ

オーストリア (小惑星)

オーストリア (136 Austria) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。M型小惑星に分類される。1874年3月18日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサにより当時オーストリア領だったプーラで発見された。これはパリサが発見した最初の小惑星であり、彼の母国の名前にちなみ命名された。

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オーゼ (小惑星)

オーゼ (864 Aase) は、小惑星帯のフローラ族に位置する小惑星。1921年9月30日、ハイデルベルク天文台でドイツの天文学者カール・ラインムートが発見した。 ノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンの戯曲『ペール・ギュント』の登場人物にちなんで命名された。この名前は元々、1917年にマックス・ヴォルフが発見し、A917 CB という仮符号が付けられた天体に命名されたものであった。しかし、1926年にカール・ラインムートが発見し (1078) メンタと命名された小惑星 1926 XB が、1958年になって A917 CB と同一の天体であることが判明したため、メンタのほうをそのまま残し、小惑星番号864番とオーゼという名前を別の小惑星 A921 SB に割り当てたものである。

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オットー・シュトルーベ

オットー・シュトルーベ オットー・リュドヴィゴヴィッチ・シュトルーベ(Otto Lyudvigovich Struve, ロシア語 Отто Людвигович Струве, 1897年8月12日 - 1963年4月6日)はロシア生まれのアメリカで活躍した天文学者である。 フリードリッヒ・フォン・シュトルーベ(Friedrich Georg Wilhelm von Struve 、1793-1864)から4代にわたり6人の有名な天文学者をだしたシュトルーベ(ストルーヴェ / ストルーベ / シュトルーヴェ / シュトルーフェ)家 (Struve) の最後の天文学者である。ヤーキス天文台長、国際天文学連合の会長などをつとめた。

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オッパヴィア (小惑星)

オッパヴィア (255 Oppavia) は、小惑星帯に位置するP型小惑星の一つ。ケレス族に分類された事もあるが、スペクトルが違うため現在では無関係と見なされている。 1886年3月31日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、パリサが生まれたチェコ(当時はオーストリア・ハンガリー帝国)の町、オパヴァ (Opava) にちなんで命名された。

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オッティリア (小惑星)

オッティリア (401 Ottilia) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星で、キュベレー族の1つである。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、ドイツ民話の登場人物にちなんで命名された。

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オッティールト (小惑星)

オッティールト (994 Otthild) は小惑星帯に位置する小惑星。ハイデルベルクでドイツの天文学者カール・ラインムートが発見した。 11世紀のフランスの聖人、クリュニーのオディロの名に由来するドイツの女性の名前から命名された。

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オッテゲーベ (小惑星)

オッテゲーベ (670 Ottegebe) は小惑星帯に位置するS型小惑星。アウグスト・コプフがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 ハルトマン・フォン・アウエの同名の詩を原作として、ゲアハルト・ハウプトマンによって戯曲化された『哀れなハインリヒ』の登場人物に因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とオッテゲーベ (小惑星)

オフィーリア (小惑星)

オフィーリア (171 Ophelia) は、小惑星帯に位置するC型小惑星の一つで、テミス族の一員である。 1877年1月13日にフランスの天文学者、アルフォンス・ルイ・ニコラ・ボレリーがマルセイユで発見した。ウィリアム・シェークスピアの戯曲『ハムレット』に登場する人物オフィーリアにちなんで命名された。 1979年に光度曲線のデータから衛星が存在する可能性が指摘されたが、まだ発見されていない。 2009年12月に滋賀県で掩蔽が観測された。 なお、天王星にも同名の衛星オフィーリアがある。

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オイラリア (小惑星)

オイラリア(ドイツ語: 495 Eulalia)は小惑星帯内を公転する小惑星の一つである。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とオイラリア (小惑星)

オイリアンテ (小惑星)

オイリアンテ (527 Euryanthe) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、カール・マリア・フォン・ウェーバー作のオペラ『オイリアンテ』のヒロインにちなんで命名された。

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オウラヴィクトリックス (小惑星)

オウラヴィクトリックス (700 Auravictrix) は小惑星帯に位置する小惑星である。ドイツのハイデルベルクでヨーゼフ・ヘルフリッヒによって発見された。 小惑星名はラテン語で「逆風の勝利」を意味し、1911年に初飛行したシュッツ・ランテ式飛行船に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とオウラヴィクトリックス (小惑星)

オエノーネ (小惑星)

オエノーネ (215 Oenone) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星の一つ。 1880年4月7日にロシアの天文学者、ヴィクトール・クノールによりベルリンで発見された。彼が発見した最初の小惑星である。 ギリシア神話に登場するニンフでパリスの最初の妻オイノネ(ラテン語読みはオエノーネ)にちなんで命名された。

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オクリョ (小惑星)

オクリョ (475 Ocllo) は近日点が火星の遠日点より内側に位置する火星横断小惑星である。1901年8月14日、アメリカの天文学者、デリール・スチュワート (DeLisle Stewart) がペルーのアレキパで発見した。 インカ帝国の創造神話に登場する初代インカ皇帝の妹にして妃、ママ・オクリョから命名された。 2006年11月に茨城県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とオクリョ (小惑星)

オケアナ (小惑星)

オケアナ (224 Oceana) は、小惑星帯に位置する標準的な大きさの小惑星の一つ。M型小惑星に分類されるが金属質ではない。 1882年3月30日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、太平洋にちなんで命名された。 1993年にハッブル宇宙望遠鏡をアマチュア天文家に対しても開放して行われた共同研究トランジッション・コメッツ(小惑星の水酸基放射の紫外線観測)の対象となった五つの小惑星の一つである。

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オスカー (小惑星)

オスカー (750 Oskar) は小惑星帯に位置する小惑星である。1913年4月28日、オーストリアの天文学者ヨハン・パリサが発見した。 パリサの後援者の息子、オスカー・ルーベン・フォン・ロートシルトにちなんで名づけられた。

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オスカー・レサー

オスカー・レサーことオットー・レーベレヒト・レサー(Otto Leberecht Lesser、1830年-1887年)は、ドイツの天文学者。 彼は1860年にヴィルヘルム・フェルスターとともにベルリンで小惑星エラトを発見したが、これは、2人以上の観測者によって発見された最初の小惑星であった。

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オスタラ (小惑星)

オスタラ (343 Ostara) は、小惑星帯にある典型的な小惑星である。 1892年11月15日にマックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、イースターの語源でもあるゲルマン民族の春の女神オスタラにちなんで命名された。

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カミラ (小惑星)

カミラ (107 Camilla) は、小惑星帯に位置する比較的大きな小惑星の一つで、キュベレー族の仲間である。炭素化合物からなる、大変暗い表面を持つ。 イギリスの天文学者、ノーマン・ポグソンによりインドのマドラスで発見された。ローマ神話に出てくるヴォルスキ人の女王カミラから命名された。 光度曲線の分析により、カミラの極は10°の誤差範囲で黄道座標 (β, λ)。

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カバ (小惑星)

カバ (505 Cava) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 ロイヤル・ハーウッド・フロストがアレキパで発見し、インカ神話の登場人物の1人にちなんで名づけられた。

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カリュブディス (小惑星)

カリュブディス (388 Charybdis) は小惑星帯に位置する比較的大きなC型小惑星である。 フランスの天文学者、オーギュスト・シャルロワによってニース天文台で発見され、ギリシア神話に登場する怪物カリュブディスにちなんで命名された。 2004年4月に東北・北陸で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とカリュブディス (小惑星)

カリーナ (小惑星)

カリーナ (491 Carina) は小惑星帯に位置する少し大きめの小惑星。1902年9月3日、マックス・ヴォルフがハイデルベルク天文台で発見した。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とカリーナ (小惑星)

カリプソ (小惑星)

カリプソ (53 Kalypso) は、太陽系の火星と木星の間の小惑星帯にある、大型で非常に暗い小惑星のひとつ。 1858年4月4日にロベルト・ルターにより発見された。ギリシャ神話に登場するニンフ (精霊) の一人、カリプソにちなみ命名された。 土星の衛星にも同名の天体カリプソが存在する。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とカリプソ (小惑星)

カリフォルニア (小惑星)

カリフォルニア (341 California) は、小惑星帯にあるS型小惑星であり、フローラ族に分類される。通常よりかなり大きいアルベドを持つ。 1892年9月25日にマックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、アメリカ合衆国のカリフォルニア州にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とカリフォルニア (小惑星)

カリオペ (小惑星)

カリオペ (22 Kalliope) は、太陽系の比較的大きな小惑星のひとつ。火星と木星の間の軌道を公転している。また衛星を持つ小惑星でもある。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とカリオペ (小惑星)

カリスト (小惑星)

カリスト (204 Kallisto) は、小惑星帯に位置する、明るい色をした典型的なS型小惑星の一つ。 1879年10月8日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがポーラ(現クロアチア領プーラ)で発見した。 ギリシア神話に登場するニンフの一人カリストーにちなんで命名された。これは木星の衛星カリスト (Callisto) と同じ語源だが、綴りは異なる。 2002年12月に岩手県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とカリスト (小惑星)

カルロバ (小惑星)

カルロバ (360 Carlova) は、小惑星帯にあるとても大きな小惑星。C型小惑星に分類され、炭素化合物からできていると考えられる。 1893年3月11日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見した。名前の由来は不明である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とカルロバ (小惑星)

カルトヴェリア (小惑星)

カルトヴェリア (781 Kartvelia) は小惑星帯にある小惑星。グリゴリー・ネウイミンがクリミア半島のシメイズ天文台で発見した。 グルジア人の現地語での自称、「カルトヴェリ人」に因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とカルトヴェリア (小惑星)

カルダエア (小惑星)

カルダエア (313 Chaldaea) は小惑星帯にあるやや大きな小惑星の一つ。C型小惑星に分類され、主に炭素化合物からなると推定される。1891年8月30日にウィーンでヨハン・パリサによって発見された。 古代メソポタミアの新バビロニア王国(別名カルデア; Chaldea)にちなんで名付けられた。 2010年3月に熊本県で掩蔽が観測された。

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カロリーナ (小惑星)

カロリーナ (235 Carolina) は、小惑星帯に位置する標準的な大きさのS型小惑星の一つ。 1883年11月28日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見した。パリサが同年5月6日に起きた皆既日食の観測隊の一員として訪れた、南太平洋のカロリン島(現:キリバス領)にちなんで命名された。

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カンパニア (小惑星)

カンパニア (377 Campania) は小惑星帯の大きな小惑星である。 フランスの天文学者、オーギュスト・シャルロワによってニースで発見され、イタリアのカンパニア州にちなんで命名された。

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カンタビア (小惑星)

カンタビア (740 Cantabia) は小惑星帯に位置する小惑星である。アメリカのマサチューセッツ州ウィンチェスターでジョエル・ヘイスティングス・メトカーフによって発見された。 小惑星名はイギリス南東部にあるケンブリッジのラテン語名 Cantabrigia が元になっており、ハーバード大学があるアメリカのマサチューセッツ州ケンブリッジに因んで命名された。

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カーネギア (小惑星)

カーネギア (671 Carnegia) は小惑星帯に位置する小惑星。ヨハン・パリサがウィーンのウィーン天文台で発見した。 アンドリュー・カーネギーが設立したワシントン・カーネギー協会に因んで名付けられた。

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カール・ハーディング

カール・ルートヴィヒ・ハーディング(Karl Ludwig Harding、1765年9月29日 - 1834年8月31日)は、ドイツの天文学者。小惑星帯の小惑星 (3) ジュノーを発見したことで知られる。 彼は、1796年ヨハン・ヒエロニムス・シュレーターの息子の家庭教師として雇われる。ジュノーはこのシュレーターの観測所で発見された。その後、彼はゲッティンゲンに赴き、カール・フリードリヒ・ガウスの助手に採用された。 1805年からゲッティンゲン大学の天文学の教授となる。彗星の観測などの指導を行い、三つの新しい彗星を発見。また120,000の星を網羅したAtlas novus coelestisも刊行している。

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カール・ラインムート

カール・ヴィルヘルム・ラインムート(Karl Wilhelm Reinmuth, 1892年4月4日 - 1979年5月6日)は、ドイツの天文学者。

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カール・ヘンケ

right カール・ルートヴィヒ・ヘンケ(Karl Ludwig Hencke, 1793年4月8日 - 1866年9月25日)は、ドイツの天文学者。(5) アストラエアと (6) ヘーベという2個の小惑星を発見したことで知られている。 アストラエアが発見されるまでに、小惑星は (1) ケレス(2006年に準惑星に分類変更)、(2) パラス、(3) ジュノー、(4) ベスタの4個が発見されており、アストラエアは1807年のベスタ以来38年ぶり、5例目の小惑星の発見となった。 アマチュア天文家であったヘンケはベスタを探しているときに偶然アストラエアを発見したのだが、当時小惑星は4個だけであると思われていたことから大きく注目された。またヘーベは6例目の小惑星の発見となった。これらの発見が称えられ、ヘンケはプロイセン国王フリードリヒ・ヴィルヘルム4世から300ドルを授与された。そしてアストラエアとヘーベの発見以後、何十万もの小惑星が発見された。

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カール・グスタフ・ヴィット

カール・グスタフ・ヴィット カール・グスタフ・ヴィット(Carl Gustav Witt、1866年10月29日 – 1946年1月3日)は、ドイツの天文学者である。地球近傍小惑星 (NEAs)として有名な(433)エロスを含む2つの小惑星を発見した。 ドイツの民間科学団体ウラニア・ソサイエティが1889年に建設したベルリンのウラニア天文台の天文学者となり、写真を使った観測で1896年10月8日に(422)ベロリーナを発見し、1898年8月13日に非常に早く動く天体(433)エロスを発見した。 エロスは初めて発見された地球近傍小惑星で、1900年に地球に接近した。 小惑星(2732)ヴィットは彼を記念して命名された。

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カプレーラ (小惑星)

カプレーラ (479 Caprera) は小惑星帯に位置する小惑星。1901年11月12日、イタリアの天文学者、ルイージ・カルネラがハイデルベルク天文台で発見した。 名前はイタリア領の地中海の島カプレーラ島に因んで命名された。

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カプタイニア (小惑星)

カプタイニア (818 Kapteynia) は小惑星帯に位置する小惑星。ハイデルベルクでドイツの天文学者マックス・ヴォルフが発見した。 オランダの天文学者のヤコブス・カプタイン(Jacobus Cornelius Kapteyn, 1851年 – 1922年)に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とカプタイニア (小惑星)

カタリナ (小惑星)

カタリナ (320 Katharina) は小惑星帯にある小さな小惑星の一つ。エオス族に分類される。 1891年10月11日にウィーンでヨハン・パリサによって発見され、パリサの母親の名前がつけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とカタリナ (小惑星)

カサンドラ (小惑星)

カサンドラ (114 Kassandra) は、小惑星帯に位置する大きくて暗い小惑星の一つ。T型小惑星に分類される。1871年7月23日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズにより発見され、トロイア戦争の物語に出てくる女性予言者カッサンドラにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とカサンドラ (小惑星)

ガラテア (小惑星)

ガラテア (74 Galatea) は太陽系の小惑星帯(メインベルト)にある小惑星の1つである。表面は濃い暗色である。 1862年8月29日、フランス、マルセイユ天文台でエルンスト・テンペルが発見した。ギリシア神話に登場するガラテアにちなんで命名された(なお、海王星の衛星にも同名のガラテアがある)。 1987年9月8日にはガラテアによる恒星の掩蔽が観測された。2008年2月には九州で掩蔽が観測された。

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ガリレオ (探査機)

ガリレオ (Galileo) は、1989年10月18日にアメリカ航空宇宙局(NASA)が打上げた木星探査機である。1995年12月7日に木星周回軌道へ到達し、2003年9月に木星大気圏へ制御落下させられるまで、木星とその衛星観測を続けた。名前は天文学者のガリレオ・ガリレイに因む。

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ガリア (小惑星)

ガリア (148 Gallia) は、小惑星帯に位置する比較的大きな小惑星の一つ。珍しいR型小惑星に分類される。 1875年8月7日にフランスの天文学者、アンリ兄弟によってパリで発見された。フランスを含む地域のローマ時代の地名ガリアから命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とガリア (小惑星)

ガルムナ (小惑星)

ガルムナ (180 Garumna) は小惑星帯に位置する小惑星。フランスの天文学者アンリ・J・ペロタンがトゥールーズで発見し、フランス南西部を流れるガロンヌ川のラテン名から命名された。

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ガレネ (小惑星)

ガレネ (427 Galene) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星である。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見し、ギリシア神話に登場するネレイデスの一柱にちなんで名づけられた。

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ガブリエラ (小惑星)

ガブリエラ (355 Gabriella) は小惑星帯に位置する小惑星。フランスの天文学者、オーギュスト・シャルロワが発見した。 フランスの天文学者で、カミーユ・フラマリオンの妻になったガブリエル・ルノド・フラマリオン(Gabrielle Renaudot Flammarion、1876年 - 1962年)に因んで命名された。

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ガスプラ (小惑星)

ガスプラ (951 Gaspra) は、小惑星帯の内縁近くにあるS型小惑星。1916年にグリゴリー・ネウイミンによってシメイズ天文台で発見された。ネウイミンはマクシム・ゴーリキーやレフ・トルストイのような彼の同時代人も訪れた黒海沿岸の保養地に因んで命名した。 1991年10月29日、木星へ向かう途中のガリレオがガスプラの近くを通過し、小惑星に対する初めての接近観測を行なった。

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キマエラ (小惑星)

キマエラ (623 Chimaera) は、小惑星帯の小惑星。1907年にハイデルベルクで発見された。 リュキアのキマイラ山(現:Yanartaş山)又はそこに住んでいたとされる怪物キマイラ (Chimaira) のラテン語読みから名付けられた。

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キュベレー (小惑星)

3Dモデル キュベレーまたはキベレ (65 Cybele) は、火星と木星の間にある小惑星帯(メインベルト)の小惑星。メインベルトの中でも木星と1:2の軌道共鳴が起こるカークウッドの空隙より外側を公転している、キュベレー族 (Cybele family) またはキュベレー群 (Cybele group) と呼ばれるグループの代表的天体である。 1861年3月8日にエルンスト・テンペルによってマルセイユで発見され、ギリシア神話に登場するキュベレーに因んで命名された。なお、小惑星の名前についてはラテン語式に「キベレ」と表記されることも多いが、グループの名前については「キベレ族(群)」と表記されることはほとんどない。

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キュベレー族

キュベレー族(キュベレーぞく、Cybele asteroids)は、小惑星帯の小惑星族の1つである。名前はこの族で最も小惑星番号の若い(65)キュベレーに由来する。 類似した軌道特長によって分けられており、太陽からの軌道長半径は、おおよそ3.4天文単位程度である。起源となった小惑星が同じと考えられ、C型、P型の小惑星が多い。

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キリア (小惑星)

キリア (470 Kilia) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。 ルイージ・カルネラが発見し、ドイツのシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州の州都キールのラテン語名から名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とキリア (小惑星)

キルケ (小惑星)

キルケ (34 Circe) は大型であるがとても暗いメインベルト小惑星帯の小惑星。 ジャン・シャコルナクによって発見された。 ギリシア神話の魔女キルケーに因んで名づけられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とキルケ (小惑星)

キレネ (小惑星)

キレネ またはキレーネ (133 Cyrene) は、小惑星帯に位置する比較的大きくて明るいS型小惑星の一つ。 1873年8月16日にアメリカ合衆国の天文学者、ジェームズ・クレイグ・ワトソンによってミシガン州アナーバーで発見された。ギリシア神話に登場するアポロンに愛されたニュンペー、キューレーネー (Kyrene) にちなんで命名された。 2007年10月に盛岡市で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とキレネ (小惑星)

キプリア (小惑星)

キプリア (669 Kypria) は小惑星帯に位置する小惑星である。1908年8月20日、ドイツの天文学者アウグスト・コプフがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 古代ギリシアの伝説的な詩人ホメロスの作品、『キュプリア』に因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とキプリア (小惑星)

キアネ (小惑星)

キアネ (403 Cyane) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星である。かなり小規模な小惑星族を代表しているという説がある。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見し、ギリシア神話でハーデースがペルセポネーを拉致するのを防ごうとしたニュンペーのキアネにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とキアネ (小惑星)

ギヨーム・ビゴルダン

ギヨーム・ビゴルダン カミーユ・ギヨーム・ビゴルダン(Camille Guillaume Bigourdan, 1851年4月6日 – 1932年2月28日)は、フランスの天文学者である。パリ天文台で働き、科学アカデミーの会長を務めた。星雲の観測に功績を挙げた。

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ギルデニア (小惑星)

ギルデニア (806 Gyldenia) は小惑星帯の小惑星である。ケーニッヒシュトゥール天文台でマックス・ヴォルフによって発見された。 スウェーデンの天文学者ヨハン・ギルデンに因んで命名された。

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ギーゼラ (小惑星)

ギーゼラ (352 Gisela) は、小惑星帯にある小惑星で、フローラ族に分類される。また非常に大きいアルベドの値を持つ。 1893年1月12日にマックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、ヴォルフの妻にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とギーゼラ (小惑星)

ギプティス (小惑星)

ギプティス (444 Gyptis) は主小惑星帯に位置する大型の小惑星。1899年3月31日、ジェローム・E・コッジャがマルセイユで発見した。 紀元前7世紀頃にマッサリア(現在のマルセイユ)を築いたプロティスの妻で、先住民の王女だったギプティス(またはジプティス)から名づけられた。

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ギスモンダ (小惑星)

ギスモンダ (492 Gismonda) は小惑星帯に位置する小惑星。1902年9月3日、マックス・ヴォルフがハイデルベルク天文台で発見した。 イタリアの民話に登場する英雄ギスモンドにちなんで名づけられた。

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クラリッサ (小惑星)

クラリッサ (302 Clarissa) は、小惑星帯にある典型的な小惑星である。C型小惑星に分類され、炭素化合物からなっていると考えられる。 1890年11月14日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見した。 名前の由来については、女性名であるという点以外は不明である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とクラリッサ (小惑星)

クラウディア (小惑星)

クラウディア (311 Claudia) は、小惑星帯にある典型的な小惑星。コロニス族の一つである。 1891年6月11日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見した。名前の由来は不明。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とクラウディア (小惑星)

クリメネ (小惑星)

クリメネ (104 Klymene) は、小惑星帯に位置する大くて暗い小惑星の一つ。テミス族の一つであり、主に炭素から構成されていると考えられている。1868年9月13日にアメリカ合衆国の天文学者、ジェームズ・クレイグ・ワトソン (James Craig Watson) により発見された。ギリシア神話に何人か登場するクリメネにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とクリメネ (小惑星)

クリュセイス (小惑星)

クリュセイス (202 Chryseis) は、小惑星帯に位置する大きくて明るい小惑星の一つで、ケイ酸塩の岩からできていると考えられている。 1879年9月11日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、『イリアス』に登場するトロイの女性クリューセーイスにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とクリュセイス (小惑星)

クリュタイムネストラ (小惑星)

クリュタイムネストラ(179 Klytaemnestra)またはクリタイムネストラ は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つで、S型小惑星に分類される。 1877年11月11日にアメリカ合衆国の天文学者・ジェームズ・クレイグ・ワトソンにより発見され、ギリシア神話に登場するアガメムノンの妻であるクリュタイムネストラにちなんで命名された。ワトソンは生涯で22個の小惑星を発見したが、これはそのうち最後のものである。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とクリュタイムネストラ (小惑星)

クリームヒルト (小惑星)

クリームヒルト (242 Kriemhild) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星の一つ。 1884年9月22日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、『ニーベルンゲンの歌』に登場する王女クリームヒルトにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とクリームヒルト (小惑星)

クリティア (小惑星)

クリティア (73 Klytia) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。1862年4月7日にアメリカ合衆国の天文学者、ホレース・タットル (Horace Parnell Tuttle) によりハーバード大学天文台で発見された。 ギリシア神話でアポロンに愛されたニュンペーのクリティアにちなみ命名された。 2008年10月に三重県と熊本県で掩蔽が観測された。

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クリオ (小惑星)

クリオ (84 Klio) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。1865年8月25日にドイツの天文学者、ロベルト・ルター (Karl Theodor Robert Luther) により発見された。ギリシア神話に登場するムーサの一人クレイオ (Kleio) の別名にちなみ命名された。クリオという名前は、以前にも小惑星12番(最終的にビクトリアと命名された)の名前の候補になっていた。1997年4月2日にクリオによる掩蔽が観測された。

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クリスチャン・H・F・ピーターズ

クリスチャン・H・F・ピーターズ クリスティアン・ハインリヒ・フリードリヒ・ペータース(Christian Heinrich Friedrich Peters、1813年9月19日-1890年7月18日)は19世紀のデンマーク出身のアメリカの天文学者であり、初期の代表的な小惑星発見者である。一般には英語読みのクリスチャン・H・F・ピーターズと表記されることが多い。 弟には植物学者のヴィルヘルム・ペータースがいる。

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クレメンティナ (小惑星)

クレメンティナ (252 Clementina) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。 1885年10月11日にフランスの天文学者、アンリ・J・ペロタンがニースで発見した。 名前の由来ははっきり分かっていないが、ペロタンが初めて飼った猫の名前にちなんで命名されたと信じられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とクレメンティナ (小惑星)

クレモナ (小惑星)

クレモナ (486 Cremona) は小惑星帯に位置する小惑星。1902年5月11日、ルイージ・カルネラがハイデルベルク天文台で発見した。自転周期が比較的長い。 イタリアの都市、クレモナに因んで名付けられた。

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クレウサ (小惑星)

クレウサ (488 Kreusa) は小惑星帯に位置する少し大きめの小惑星。1902年6月26日、ルイージ・カルネラとマックス・ヴォルフがハイデルベルク天文台で発見した。 ギリシア神話の水の精霊クレウサにちなんで名づけられた。

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クレオパトラ (小惑星)

クレオパトラ (216 Kleopatra) は小惑星帯に位置する小惑星。1880年4月10日にオーストリアの天文学者ヨハン・パリサによってポーラ(現クロアチア領プーラ)で発見された。古代エジプト最後の女王クレオパトラ7世にちなみ命名された。

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クロリンデ (小惑星)

クロリンデ (282 Clorinde) は小惑星帯にある典型的なB型小惑星の一つ。 1889年1月28日にニースでオーギュスト・シャルロワによって発見され、トルクァート・タッソの叙事詩『解放されたエルサレム』の登場人物クロリンダ (Clorinda) にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とクロリンデ (小惑星)

クロリス (小惑星)

クロリス (410 Chloris) は、小惑星帯に位置するとても大きなC型小惑星。かなり小規模な小惑星族を代表しているか、別の小惑星族に所属しているか意見が分かれている。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見し、ギリシア神話に登場するニュンペーのクローリス(ローマ神話の女神フローラと同一の存在と言われる)にちなんで命名された。

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クロト (小惑星)

クロト (97 Klotho) は小惑星帯にある小惑星。メインベルトの小惑星の中でも太陽から遠い部類に入る。ルテティアやカリオペと同じM型小惑星であり、アルベドは低い。これらの小惑星の構成物質はよくわかっていない。 エルンスト・テンペルによってマルセイユで発見された。彼が五個目に、そして最後に発見した小惑星である。ギリシア神話の運命の三姉妹(モイライ)の長女、クロト(クロートー)にちなんで名づけられた。 2006年10月に鹿児島県で、2007年4月に茨城県でクロトによる掩蔽が観測された。

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クロエ (小惑星)

クロエ (402 Chloe) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星で、K型小惑星に分類される。かなり小規模な小惑星族を代表しているか、別の小惑星族に所属しているか意見が分かれている。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見し、ギリシア神話に登場する女神デーメーテールの別名にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とクロエ (小惑星)

クピド (小惑星)

クピド (763 Cupido) は小惑星帯に位置する小惑星である。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でフランツ・カイザーによって発見された。 ローマ神話の愛の神で、ギリシャ神話のエロースと同一視されているクピドに因んで命名された。

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クィンティルラ (小惑星)

クィンティルラ (755 Quintilla) は小惑星帯に位置する小惑星である。1908年4月6日、ジョエル・ヘイスティングス・メトカーフが発見した。 イタリア語の女性名から名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とクィンティルラ (小惑星)

クセニア (小惑星)

クセニア (625 Xenia) は、小惑星帯のS型小惑星。エウノミア族に近い軌道を持つ小規模な小惑星族のどれかに含まれると考えられている。 アウグスト・コプフがハイデルベルクで発見した。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とクセニア (小惑星)

クサンテ (小惑星)

クサンテ (411 Xanthe) は、小惑星帯に位置する比較的大きな小惑星である。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見し、ギリシア神話に登場するオケアニデスの一柱クサンテにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とクサンテ (小惑星)

クサンティッペ (小惑星)

クサンティッペ (156 Xanthippe) は小惑星帯に位置する小惑星。古在由秀はかなり小規模な小惑星族を代表する小惑星としている。 1875年11月25日、オーストリア領ポーラ(現:クロアチア領プーラ)で天文学者のヨハン・パリサが発見した。ギリシアの哲学者ソクラテスの妻、クサンティッペから命名された。固有名の命名者は、発見者の妻アマリア・パリサである。。 --> 2004年10月31日に福島県で11.7等の恒星 TYC 6254-01112-1(いて座)との掩蔽が観測された。せんだい宇宙館によって、この観測からクサンティッペの弦が算出され、それから直径が推定された。

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グラティア (小惑星)

グラティア (424 Gratia) は、小惑星帯の大きな小惑星である。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見し、ローマ神話の美と優雅の女神グラティア(ギリシア神話のカリスと同一)にちなんで名づけられた。

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グラウケ (小惑星)

グラウケ (288 Glauke) は小惑星帯にある小惑星の一つ。1890年2月20日にデュッセルドルフでロベルト・ルターによって発見された。彼が発見した最後の小惑星である。 ギリシア神話に登場するクレオンの娘グラウケ (Glauce) にちなんで命名された。 自転周期が50日もあり、太陽系の惑星以外の天体の中ではかなり長い部類である。(4179) トータティスと同じように“転げ回って”いるとも考えられている。

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グリューフィア (小惑星)

グリューフィア (496 Gryphia) は小惑星帯に位置する小惑星。ハイデルベルクでドイツの天文学者マックス・ヴォルフが発見した。 ドイツの詩人・劇作家のアンドレアス・グリューフィウス(Andreas Gryphius, 1616年 - 1664年)に因んで命名された。

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グリゴリー・ネウイミン

グリゴリー・ニコラエヴィチ・ネウイミン(ロシア語:Григорий Николаевич Неуймин、1866年1月3日 – 1946年2月17日)はソビエト連邦の天文学者で小惑星の発見者。74個もの小惑星を発見している。(762) プルコヴァ、(951) ガスプラの発見で有名。 また、彼は周期彗星も多く発見している(25D/ネウイミン第2彗星、28P/ネウイミン第1彗星、42P/ネウイミン第3彗星、57P/デュトワ・ネウイミン・デルポルト彗星、58P/ジャクソン・ネウイミン彗星)。 彼の名を称えて (1129) ネウイミナという小惑星もある。

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グリセルディス (小惑星)

グリセルディス (493 Griseldis) は小惑星帯に位置する小惑星。1902年9月7日、マックス・ヴォルフがハイデルベルク天文台で発見した。 ジョヴァンニ・ボッカッチョの『デカメロン』などに取り入れられた民話 "Patient Griselda" に登場する女性、グリセルダにちなんで名づけられた。

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グドルーン (小惑星)

グドルーン (328 Gudrun) は小惑星帯にあるとても大きな小惑星。 1892年3月18日にマックス・ヴォルフによってドイツのハイデルベルクで発見され、北欧神話の英雄シグルズの妻グズルーン (Guðrún) にちなんで命名された。

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ケルスティン (小惑星)

ケルスティン (842 Kerstin) は小惑星帯にある小惑星。マックス・ヴォルフが1916年にハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。

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ケレス (準惑星)

ケレス またはセレス(; シンボル: )は、火星と木星の間の小惑星帯(メインベルト)に位置する準惑星。直径は945 kmと、メインベルト最大の天体である。海王星軌道の内側にある(海王星より軌道長半径が小さい)唯一の準惑星でもある。既知の太陽系の天体の中で33番目に大きい。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とケレス (準惑星)

ケンテシマ (小惑星)

ケンテシマ (513 Centesima) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。ヴォルフが発見したちょうど100番目の小惑星であったことに因んで、ラテン語で100を表す言葉から命名された。

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ケンタウルス族 (小惑星)

ケンタウルス族(ケンタウルスぞく、centaur)は、木星から海王星の公転軌道の間に近日点または軌道長半径を持つ太陽系小天体の総称。日本語では「族」と呼ばれるが、類似の軌道要素を持ち、共通の母天体を持つ太陽系小天体の集団を指す「小惑星族 (family)」ではない。ケンタウルス族は、一般に彗星と小惑星の両方の特徴を持つため、ギリシャ神話に登場する半人半馬のケンタウロスにちなんで名付けられる。ケンタウルス族の軌道は力学的に不安定であり、わずか数百万年しか維持されないと考えられており、安定した軌道を持つ可能性がある既知のケンタウルス族は、(514107) Kaʻepaokaʻawela のみである。大型天体の観測に偏りがあるため、総数を決定するのは困難であるが、太陽系内の直径1キロメートル (km) 以上のケンタウルス族の数は、少なくとも44,000個以上は存在し、1000万個以上存在するとも推定されている。

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ゲノフェーファ (小惑星)

ゲノフェーファ (680 Genoveva) は、小惑星帯に位置する小惑星である。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でアウグスト・コプフによって発見された。 ドイツの作曲家ロベルト・シューマンの唯一のオペラ『ゲノフェーファ』にちなんで命名された。そのゲノフェーファは中世ヨーロッパの伝説上の貞女の名前である。

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ゲルマニア (小惑星)

ゲルマニア (241 Germania) は、小惑星帯に位置するかなり大きな小惑星の一つ。C型小惑星に分類される。 1884年9月12日にドイツの天文学者、ロベルト・ルターがデュッセルドルフで発見し、ドイツのラテン語名にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とゲルマニア (小惑星)

ゲルトルート (小惑星)

ゲルトルート (710 Gertrud) は、小惑星帯にある小惑星。ヨハン・パリサがウィーン天文台で発見した。 パリサの孫娘に因んで名付けられたと考えられている。

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ゲルダ (小惑星)

ゲルダ (122 Gerda) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つでS型小惑星に分類される。1872年7月31日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズにより発見され、北欧神話に登場する神フレイの妻であるゲルズ (Gerðr) にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とゲルダ (小惑星)

ゲヌア (小惑星)

ゲヌア (485 Genua) は小惑星帯に位置する小惑星。1902年4月29日、ルイージ・カルネラがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。イタリアの都市、ジェノヴァのラテン語名称に因んで名付けられた。 2005年12月に関東地方で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とゲヌア (小惑星)

ゲダニア (小惑星)

ゲダニア (764 Gedania) は小惑星帯に位置する小惑星である。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でフランツ・カイザーによって発見された。 ダンツィヒ(現ポーランド領グダニスク)のラテン語名に因んで命名された。

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コマチーナ (小惑星)

コマチーナ (489 Comacina) は小惑星帯に位置する少し大きめの小惑星。1902年9月2日、ルイージ・カルネラがハイデルベルク天文台で発見した。 イタリア、ロンバルディア州のコモ湖に浮かぶ島に因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とコマチーナ (小惑星)

コルネリア (小惑星)

コルネリア (425 Cornelia) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星である。 オーギュスト・シャルロワがニースで発見した。大スキピオの娘コルネリア・アフリカナにちなんで名づけられたと考えられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とコルネリア (小惑星)

コルドゥバ (小惑星)

コルドゥバ (365 Corduba) は、小惑星帯にあるとても大きな小惑星である。C型小惑星であり、炭素化合物からなっていると考えられる。 1893年3月21日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見した。スペインの都市コルドバ (Córdoba) のラテン語名から名づけられたと考えられている。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とコルドゥバ (小惑星)

コルガ (小惑星)

コルガ (191 Kolga) は、小惑星帯に位置する、比較的大きくて暗い小惑星の一つ。 1878年9月30日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズによりニューヨーク州クリントンで発見され、北欧神話に登場する海神エーギルの9人の娘の1人の名前にちなんで命名された。 2008年3月に日本で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とコルガ (小惑星)

コロンビア (小惑星)

コロンビア (327 Columbia) は、小惑星帯にある典型的な小惑星である。 1892年3月22日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見し、クリストファー・コロンブスにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とコロンビア (小惑星)

コロニス (小惑星)

3Dモデル コロニス (158 Koronis) は、小惑星帯に位置するS型小惑星の一つ。 1876年1月4日にベルリン天文台でロシアの天文学者、ヴィクトール・クノールが発見し、彼が発見した最初の小惑星となった。ギリシア神話に複数登場するコロニスのいずれかから名付けられた。 この小惑星自体には際立った特徴はないが、コロニス族は最も大きな小惑星族の一つである。これに属する小惑星の一つ (243) イダはガリレオによって詳しく観測され、コロニス族の概観などが明らかになった。 光度曲線から作られたモデルによると、コロニスの形はイダに似ていて、イダよりも少し大きいと考えられる。 2005年12月13日、日本で掩蔽が観測され、大きさが推測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とコロニス (小惑星)

コンコルディア (小惑星)

コンコルディア (58 Concordia) は、小惑星帯に位置するC型小惑星である。1860年3月24日にドイツの天文学者、ロベルト・ルター (Karl Theodor Robert Luther) によりデュッセルドルフで発見された。ローマ神話の調和の女神コンコルディアにちなみ命名された。 2009年12月に茨城県から岡山県にかけての地域で掩蔽が観測された。

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コンスタンティア (小惑星)

コンスタンティア (315 Constantia) は小惑星帯にある小さな小惑星の一つ。S型小惑星でフローラ族に分類される。 1891年9月4日にウィーンでヨハン・パリサによって発見され、「不変」という意味のラテン語から命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とコンスタンティア (小惑星)

コーラ (小惑星)

コーラ (504 Cora) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 ソロン・アーヴィング・ベイリーがアレキパで発見し、インカ神話の創造神であるビラコチャの4人の息子の1人の妻、コーラにちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とコーラ (小惑星)

コジマ (小惑星)

コジマ (644 Cosima) は、小惑星帯に位置する小惑星。ドイツの天文学者アウグスト・コプフがハイデルベルクで発見した。 フランツ・リストの娘で、リヒャルト・ワーグナーの2度目の妻となったコージマ・フランチェスカ・ガエターナ・ワーグナー (Cosima Francesca Gaetana Wagner) から命名された。

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コゼット (小惑星)

コゼット (915 Cosette) は小惑星帯に位置する小惑星である。1918年12月14日、フランソワ・ゴネシアがアルジェで発見した。 ゴネシアの娘にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とコゼット (小惑星)

ゴードニア (小惑星)

ゴードニア (305 Gordonia) は、小惑星帯にある典型的な小惑星である。 1891年2月16日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見し、ニューヨーク・ヘラルドの経営者でシャルロワのスポンサーだったジェームズ・ゴードン・ベネット・ジュニアにちなんで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とゴードニア (小惑星)

ゴベルタ (小惑星)

ゴベルタ (316 Goberta) は、小惑星帯の典型的な小惑星である。C型小惑星でテミス族に属する。 1891年9月8日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見した。名前の由来は不明である。

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シメイザ (小惑星)

シメイザ (748 Simeisa) は、小惑星帯に位置する比較的大きい小惑星の一つ。ウクライナのシメイズ天文台(現在はクリミア天体物理天文台の一部)で発見されたことから名づけられた。 2006年に日本で掩蔽が2回観測されている。

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シュヴァスマニア (小惑星)

シュヴァスマニア (989 Schwassmannia) は小惑星帯に位置する小惑星である。ハンブルクのベルゲドルフ天文台でアルノルト・シュヴァスマンによって発見された。 発見したシュヴァスマン自身に因んで命名された。

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シュトルーヴィーナ (小惑星)

シュトルーヴィーナ (768 Struveana) は、小惑星帯の小惑星である。クリミア半島にあるシメイズ天文台で、ロシアの天文学者グリゴリー・ネウイミンが発見した。 ドイツ、ロシアで代々天文学者として活躍したシュトルーベ一族(フリードリッヒ・フォン・シュトルーベ、オットー・ヴィルヘルム・シュトルーベ、ヘルマン・シュトルーベ)に因んで命名された。

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シュテルンベルガ (小惑星)

シュテルンベルガ(995 Sternberga)は、メインベルトの小惑星。ソビエト連邦の天文学者セルゲイ・イワノヴィチ・ベリャフスキーがクリミア天文台で発見した。帝政ロシアの天文学者、パーヴェル・シュテルンベルクに因んで命名された。

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シュタイナー (小惑星)

シュタイナー (707 Steina) は小惑星帯に位置する小惑星である。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でマックス・ヴォルフによって発見された。 ブレスラウ天文台の後援者だったシュタインという人物に因んで命名された。

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シルヴァニア (小惑星)

シルヴァニア (519 Sylvania) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 レイモンド・スミス・ドゥーガンがハイデルベルクで発見した小惑星で、発見者が幼い頃に親しんだ森にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とシルヴァニア (小惑星)

シルヴィア (小惑星)

シルヴィア またはシルビア (87 Sylvia) は、火星と木星の間の小惑星帯にある、大型の小惑星である。非常に暗い色をしており、原始太陽系の頃に形成された小惑星と考えられる。メインベルトよりも遠くの軌道を周回していることから、キュベレー族に分類される。複数の衛星を持つことが確認された初の小惑星である。 シルヴィアは1866年5月16日、イギリスの天文学者ノーマン・ポグソンによって発見された。ポグソンは当時、インドのマドラスで観測を行っていた。命名理由に関してポグソンは、この小惑星の発見報告論文において、古代ローマの女神であり、森のレアを意味する「レア・シルウィア」に因んで名づけたと説明している。

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シレジア (小惑星)

シレジア (257 Silesia) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。 1886年4月5日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、中央ヨーロッパのシレジア地方にちなんで命名した。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とシレジア (小惑星)

シロナ (小惑星)

シロナ (116 Sirona) は、小惑星帯に位置する大きくて明るい小惑星の一つ。S型小惑星に分類される。1871年9月8日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズにより発見され、ケルト神話の天文の女神シロナにちなんで命名された。

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シワ (小惑星)

シワ またはシーワ (140 Siwa) は、小惑星帯に位置する比較的大きくて暗い小惑星の一つ。P型小惑星(もしくはC型小惑星)に分類される。光度曲線は平坦であり、球に近い形をしていることが予想される。 1874年10月13日にオーストリアの天文学者ヨハン・パリサによってポーラ(現:プーラ)で発見された。スラヴ神話の豊穣の女神シワにちなみ命名された。 宇宙探査機ロゼッタが (46P) ワータネン彗星へ向かう途中の2008年7月に接近する予定であったが、目標が (67P) チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星へ変更されたため、フライ・バイ計画は中止となった。 2006年12月に関東地方で、2009年11月に静岡県と香港で掩蔽が観測された。

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シーター (小惑星)

シーター (244 Sita) は小惑星帯のフローラ族に位置する小惑星である。1884年10月14日、シレジア(現在はチェコ)出身のオーストリアの天文学者ヨハン・パリサがウィーン天文台で発見した。 インドの叙事詩『ラーマーヤナ』のヒロイン、シーターに因んで命名された。

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シビラ (小惑星)

シビラ(168 Sibylla)は、小惑星帯の外側の方に位置する大きな小惑星の一つで、C型小惑星に分類され、キュベレー族に属する。 1876年9月28日にアメリカ合衆国の天文学者・ジェームズ・クレイグ・ワトソンにより発見され、古代ギリシア・ローマで女預言者、すなわち巫女を意味したシビラに因んで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とシビラ (小惑星)

シェヘラザード (小惑星)

シェヘラザード (643 Scheherezade) は小惑星帯に位置する小惑星。ドイツの天文学者アウグスト・コプフにより発見された。 アラビア語の説話集『千夜一夜物語』において、1000の物語を王に語って聞かせたという王妃、シェヘラザードの名前に因んで命名された。

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シオドーラ (小惑星)

シオドーラ (440 Theodora) は小惑星帯に位置する小惑星。1898年10月13日、エドウィン・フォスター・コディントンがカリフォルニアハミルトン山で発見した。 彼の後援者の娘の名前から名づけられたという。

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シカゴ (小惑星)

シカゴ (334 Chicago) は、小惑星帯の外縁部、ヒルダ群よりわずかに内側を回っている比較的大きな小惑星である。C型小惑星に分類され、炭素化合物からできていると推定される。 1892年8月23日にマックス・ヴォルフによってドイツのハイデルベルクで発見され、アメリカ合衆国の都市シカゴから命名された。 2001年12月16日に日本で掩蔽が観測された。4人のうち北端の1人は2回の減光を観測し、このことは不規則な形状を示唆している。しかし2017年12月21日に関東地方から近畿地方にかけて観測された掩蔽では、長径234.1 km×短径150.3kmの楕円形の断面が、比較的小さい誤差で求まった。

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シグネ (小惑星)

シグネ (459 Signe) は小惑星帯に位置する小惑星。1900年10月22日、マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見した。 北欧神話などの英雄シグムンドの双子の妹シグニュー (Signy) にちなんで名付けられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とシグネ (小惑星)

シズビー (小惑星)

シズビー (88 Thisbe) は、小惑星帯に位置するかなり大きい小惑星の一つ。1866年6月15日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズ (Christian Heinrich Friedrich Peters) により発見された。 古代ローマの詩人オウィディウスの『転身物語』に登場するティスベにちなみ命名された。ティスベの悲恋はウィリアム・シェイクスピアの『夏の夜の夢』で劇中劇として演じられたことから、英語読みした「シズビー」という表記でも知られている。 1981年10月7日と2007年2月5日に(後者は日本で)掩蔽が観測された。

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ジャン・シャコルナク

ジャン・シャコルナク(Jean Chacornac, 1823年6月21日、リヨン - 1873年9月23日、ヴィルールバンヌ)は、フランスの天文学者。 マルセイユ天文台でバンジャマン・バルツ(Benjamin Valz)の助手を務めたのち、パリ天文台に勤務した。小惑星、彗星、黒点の研究を行い、生涯で6個の小惑星を発見した。 月の晴れの海と夢の湖の境界付近に位置するシャコルナク・クレーターや、火星と木星の間の小惑星帯を周回する小惑星シャコルナクは、彼にちなんで名づけられた。。

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ジャニーナ (小惑星)

ジャニーナ (383 Janina) は小惑星帯の典型的な小惑星である。C型小惑星に分類され、テミス族の軌道を回っている。 フランスの天文学者、オーギュスト・シャルロワによってニースで発見された。命名の由来は不明である。

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ジュノー (小惑星)

ジュノー またはユノーまたはユノ (3 Juno) は太陽系の小惑星帯にある小惑星の1つ。1804年9月1日にドイツの天文家カール・ハーディングがニーダーザクセン州のリリエンタールで発見した。小惑星帯の中では11番目に大きい天体であり、S型小惑星の中ではエウノミアに次いで大きい。ジュノーは小惑星帯の質量の1%を占めていると推定されている。

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ジュリア (小惑星)

ジュリア (89 Julia) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。1866年8月6日にフランスの天文学者、エドゥアール・ステファンにより発見された。コルシカのジューリアにちなみ命名されたと考えられている。 ジュリアによる恒星の掩蔽はこれまでに少なくとも4回起きており、そのうち2001年と2006年は日本で観測された。

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ジュゼッペ・ピアッツィ

ジュゼッペ・ピアッツィ(Giuseppe Piazzi, 1746年7月16日 - 1826年7月22日)は、イタリアの天文学者であり、数学者・神学者でもあった。1790年、シチリアに自身で設立したパレルモ天文台の天文台長に就任した。歴史上初めて小惑星を発見したことで有名である。ポンテ・イン・ヴァルテッリーナに生まれ、ナポリにて没。

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ジョン・ハインド

ジョン・ハインド ジョン・ラッセル・ハインド(John Russell Hind, 1823年5月12日 - 1895年12月23日)は、イギリスの天文学者。

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ジョヴァンニ・スキアパレッリ

ジョヴァンニ・ヴィルジニオ・スキアパレッリ(Giovanni Virginio Schiaparelli, 1835年3月14日 - 1910年7月4日)は、火星の研究で有名なイタリアの天文学者。上院議員でもあった。「スキアパレッリ」は「スキャパレリ」とも表記する。ファッションデザイナーのエルザ・スキアパレッリは姪にあたる。

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ジョージ・ヘンリー・ピーターズ

ジョージ・ヘンリー・ピーターズ ジョージ・ヘンリー・ピーターズ(George Henry Peters、1863年-1947年10月18日)は、アメリカ合衆国の天文学者。 アメリカ海軍天文台で天体写真家として働き、3つの小惑星を発見した。また太陽のコロナの撮影を行った。

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ジョージ・ファン・ビースブルック

ジョージ・ファン・ビースブルック(George A. Van BiesbroeckまたはGeorges-Achille Van Biesbroeck、1880年 1月21日 - 1974年2月23日)は、ベルギー生まれでアメリカ合衆国に移住した天文学者。 周期彗星 53P/ファン・ビースブルック彗星、非周期彗星 C/1925 W1 、C/1935 Q1を発見した他、16個の小惑星を発見した。 ベルギーの ヘントに生まれた。初め土木技術者になったが、1904年に仕事をやめ、ユックルのベルギー王立天文台の職員となった。 第1次世界大戦勃発後の1915年に家族と共にアメリカ合衆国に渡り、ヤーキス天文台で二重星、彗星、小惑星、変光星の観測を行った。1957年にジェームズ・クレイグ・ワトソン・メダルを受賞した。1945年にヤーキス天文台を65歳で退職するがその後も活動的で、1963年にツーソンの月惑星研究所(Lunar and Planetary Laboratory)に加わった。 小惑星(1781)ファン・ビースブルックはファン・ビースブルックを記念して命名された他、月のクレータに命名されている。赤色矮星 ファン・ビースブルック星 (Wolf 1055 AB)にも名前が残されている。 長年貢献した個人に贈られるジョージ・ファン・ビースブルック賞が1979年に創設され、1997年からアメリカ天文学会 (American Astronomical Society)に引き継がれた。

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ジョージ・サール

ジョージ・サール(George Mary Searle、1839年6月27日-1918年6月27日)はアメリカ合衆国の天文学者でカトリック教会の神父。 1858年に55番目の小惑星パンドラを発見した。また彼は6つの銀河も発見している。晩年にはカトリック教会の聖職者となり、アメリカ・カトリック大学で教鞭をとった。 Category:アメリカ合衆国の天文学者 Category:小惑星発見者 Category:アメリカ・カトリック大学の教員 Category:1839年生 Category:1918年没 Category:天文学に関する記事。

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ジョージア (小惑星)

ジョージア (359 Georgia) は、小惑星帯にある典型的な小惑星で、M型小惑星に分類される。 1893年3月10日にオーギュスト・シャルロワがニースで発見し、イギリス国王ジョージ2世にちなんで名づけられた。

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ジョアンナ (小惑星)

ジョアンナ (127 Johanna) は、小惑星帯に位置する比較的大きな小惑星の一つ。表面は暗く、炭素質でできていると考えられている。1872年11月5日にフランスの天文学者、プロスペール=マティユー・アンリによってパリで発見された。ジャンヌ・ダルクにちなんで命名されたと信じられている。 2008年4月に大阪府で掩蔽が観測された。

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ジョエラ (小惑星)

ジョエラ (726 Joella) は小惑星帯に位置する小惑星である。アメリカ合衆国の天文学者ジョエル・ヘイスティングス・メトカーフがマサチューセッツ州ウィンチェスターで発見した。 メトカーフ自身のファーストネームを女性化して名づけられた。

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ジョエル・ヘイスティングス・メトカーフ

ジョエル・ヘイスティングス・メトカーフ(Joel Hastings Metcalf, 1866年1月4日 - 1925年2月23日)は、アメリカの天文学者。メトカルフとも表記される。

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ジョセフィーナ (小惑星)

ジョセフィーナ (303 Josephina) は、小惑星帯の小惑星。1891年にエリア・ミロセヴィッチがローマで発見した。 名前の由来について、発見者は「私の大切な人に捧げる」とだけ述べたという。

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ジョゼフ=ジャン=ピエール・ロラン

ジョゼフ=ジャン=ピエール・ロラン(Joseph-Jean-Pierre Laurent, ? - 1900年)は、1858年に小惑星 (51) ネマウサを発見したフランスのアマチュア天文家である。ロランは小惑星を1度しか発見したことはなかったが、ネマウサの発見の功績により、フランス科学アカデミーよりラランド賞が与えられた。 ロランについては多くを知られておらず、ファーストネームも長らくイニシャルしか伝えられていなかった。おそらくは1853年に、写真術の先駆者の下で化学助手を務めていた人物と同一人物である。

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ジーリ (小惑星)

ジーリ (332 Siri) は小惑星帯にある典型的な小惑星。 1892年3月19日にマックス・ヴォルフによってドイツのハイデルベルクで発見された。命名の由来は不明である。

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ジーゲナ (小惑星)

ジーゲナ (386 Siegena) は、小惑星帯にあるとても大きな小惑星で、C型小惑星に分類される。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、ドイツの都市ジーゲンにちなんで命名された。

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ジェラルディーナ (小惑星)

ジェラルディーナ (300 Geraldina) は、小惑星帯にある大きな小惑星である。1890年にオーギュスト・シャルロワによってニースで発見された。 『ジェラルディーナ』というのは女性名であるが、命名の由来は不明。

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ジェローム・E・コッジャ

ジェローム・ユジェーヌ・コッジャ(Jérôme Eugène Coggia、1849年2月18日 - 1919年1月15日)は、19世紀のフランスの天文学者。 コルシカ島に生まれる。バンジャマン・ワルツ(w:Benjamin Valz)とともにマルセイユ天文台で観測を行い、多くの彗星を発見した。発見した彗星にはコッジャ彗星C/1874 H1や周期彗星27P/クロンメリン彗星 が含まれている。

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ジェームズ・エドワード・キーラー

ジェームズ・エドワード・キーラー ジェームズ・エドワード・キーラー(James Edward Keeler、1857年9月10日 - 1900年8月12日)は、アメリカ合衆国の天文学者である。土星の環が彗星状の物質からなっていることを確かめた。 イリノイ州に生まれた。1886年からリック天文台で働き、1891年からアレゲニー天文台の所長を務めた。1898年にリック天文台の所長となったが、程なく没した。土星の環のスペクトルを観測し、同一速度で回転する一体の天体でなく微小な粒子の集まりであることを確認した。 1880年にはサミュエル・ラングレーが指揮する太陽光の地球大気による吸収を調査するための観測隊として標高4418mのホイットニー山で観測した。針峰の一つにキーラーニードルの名前がつけられている。キーラーは2つの小惑星を発見している。このうち、(20958) A900MAは発見後に失われ、1999年になってようやく再発見されて軌道が確定した。

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ジェームズ・クレイグ・ワトソン

ジェームズ・クレイグ・ワトソン(James Craig Watson、1838年1月28日 - 1880年11月22日)は、カナダのオンタリオ州に生まれ、カナダとアメリカで活動した天文学者。 ワトソンの家族は1850年にミシガン州アナーバーに転居した。 15歳のときミシガン大学に合格。古代言語を専攻した。また、フランツ・ブリュヌーンに天文学の講義を受ける。 この後、フランツ・ブリュヌーンに代わりデトロイト天文台の第2代所長となった。1868年には『天文理論』という本も書いている。 ワトソンは79番小惑星エウリノーメをはじめとして22の小惑星を発見している。そのうち一つは瑞華であり、北京で発見した。命名は中国当局の発案である。

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ジェット推進研究所

ジェット推進研究所の外観 ジェット推進研究所のコントロール・ルーム ジェット推進研究所(ジェットすいしんけんきゅうじょ、Jet Propulsion Laboratory: JPL)は、NASAの無人探査機等の研究開発及び運用に携わる研究所。アメリカ合衆国カリフォルニア州パサデナにある。JPLの前身となったカリフォルニア工科大学のグッゲンハイム航空研究所 (GALCIT) のロケット研究プロジェクトは1936年に立ち上げられ、1943年11月にGALCITの責任者であったセオドア・フォン・カルマンによって初めてJPLと名付けられた。

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ジェイムズ・ファーガソン

ジェイムズ・ファーガソン(James Ferguson, 1797年8月31日 - 1867年9月26日)は、アメリカ合衆国の天文学者。スコットランド出身。 1847年からワシントンD.C.のアメリカ海軍天文台で勤務し、生涯で3個の小惑星を発見した。そのうちの (31) エウフロシネは、アメリカ人によって発見された最初の小惑星である。 小惑星 (1745) ファーガソンは、彼にちなんで名づけられた。

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ジオメトリア (小惑星)

ジオメトリア (376 Geometria) は小惑星帯の標準的な小惑星。S型小惑星で、バティスティーナ族またはフローラ族に分類される。 フランスの天文学者、オーギュスト・シャルロワによってニースで発見され、ラテン語で「幾何学」を意味する言葉から名づけられた。

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ジグネ (小惑星)

ジグネ (502 Sigune) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハの小説「Titurel」の登場人物の名前にちなんで命名された。

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スラミティス (小惑星)

スラミティス (752 Sulamitis) は小惑星帯に位置する小惑星。スラミティス族という極めて小規模な小惑星族を代表する天体である。1913年4月30日、ロシアの天文学者グリゴリー・ニコラエヴィチ・ネウイミンがシメイズで発見した。 旧約聖書のシバの女王とソロモン王に関する一節に登場する女奴隷にちなんで名づけられた。

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スヴェア (小惑星)

スヴェア (329 Svea) は小惑星帯にある大きな小惑星。C型小惑星に分類され、炭素化合物からできていると考えられる。 1892年3月21日にマックス・ヴォルフによってドイツのハイデルベルクで発見され、ドイツ語でスウェーデンという意味の言葉にちなんで命名された。 2011年12月28日に日本で掩蔽が観測され、詳細な形状が判明した。

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ステファニア (小惑星)

ステファニア (220 Stephania) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つで、P型小惑星に属する。表面は暗く、ケイ酸塩や炭素に富んでいる。 1881年5月19日にオーストリアの天文学者ヨハン・パリサがウィーンで発見し、同年5月10日にオーストリア皇太子妃となったベルギー王女ステファニーにちなんで命名された。

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スフィンクス (小惑星)

スフィンクス (896 Sphinx) は小惑星帯に位置する小惑星である。ハイデルベルクの天文台でマックス・ヴォルフによって発見された。 エジプト神話やギリシャ神話などに登場する神で、主にピラミッドと共に有名なスフィンクスに因んで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とスフィンクス (小惑星)

スウェージー (小惑星)

スウェージー(992 Swasey)は小惑星帯に位置する小惑星である。1922年11月14日、オットー・シュトルーベがアメリカ合衆国のヤーキス天文台で発見した。 アメリカ合衆国の天文機械製造者アンブローゼ・スウェージー(Ambrose Swasey)に因んで命名された。

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スエビア (小惑星)

スエビア (417 Suevia) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星で、K型小惑星とS型小惑星に分類される。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、ハイデルベルク大学のフラタニティにちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とスエビア (小惑星)

スカニア (小惑星)

スカニア (460 Scania) は小惑星帯に位置する小惑星。1900年10月22日、マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見した。スウェーデン南部イェータランドにあるスコーネ地方のラテン語での名前から命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とスカニア (小惑星)

スキュラ (小惑星)

スキュラ (155 Scylla) またはスキラ は小惑星帯に位置する小惑星。1875年11月8日、ポーラ(現:プーラ)でオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサが発見した。 ホメロスの作とされる古代ギリシアの叙事詩『オデュッセイア』に登場する、上半身は美しい女性で下半身は幾つもの犬の頭と足を持つ怪物、スキュラから命名された。 2008年11月に岡山県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とスキュラ (小惑星)

セメレ (小惑星)

セメレ またはセメーレ (86 Semele) は、小惑星帯に位置するC型小惑星の一つ。炭素化合物に富み、大変暗い。1866年1月4日にドイツの天文学者、フリードリッヒ・ティーティエン (Friedrich Tietjen) によりベルリン天文台で発見された。 ギリシア神話のゼウスの子ディオニュソスの母セメレーにちなみ命名された。 2008年10月に三重県と熊本県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とセメレ (小惑星)

セリュタ (小惑星)

セリュタ (186 Celuta) は、小惑星帯に位置するやや大きなS型小惑星の一つ。 フランスの天文学者、アンリ兄弟がパリで発見した。弟プロスペール=マティユーの名前が発見者としてクレジットされた小惑星としては最後のものである。命名の由来はよく分かっていない。

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セルゲイ・ベリャフスキー

セルゲイ・イワノヴィッチ・ベリャフスキー(Sergei Ivanovich Beljawsky、1883年12月7日(ユリウス暦11月25日) - 1953年10月13日)は、ソビエト連邦(現在のロシア)の天文学者。

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セレスティーナ (小惑星)

セレスティーナ (237 Coelestina) は、小惑星帯に位置する典型的な小惑星の一つ。 1884年6月27日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、チェコの天文学者テオドール・オッポルツァーの妻の名前にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とセレスティーナ (小惑星)

セーラ (小惑星)

セーラ (533 Sara) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 レイモンド・スミス・ドゥーガンがハイデルベルクで発見した小惑星で、彼の友人にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とセーラ (小惑星)

セッピナ (小惑星)

セッピナ (483 Seppina) は小惑星帯の外縁部に位置する小惑星。1902年3月4日、マックス・ヴォルフ がハイデルベルク天文台で発見した。彼の飼い犬の名前にちなんで名づけられた。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とセッピナ (小惑星)

セシリア (小惑星)

セシリア (297 Caecilia) は小惑星帯にある小惑星の一つ。 1890年9月9日にニースでオーギュスト・シャルロワによって発見された。女性の名前が付けられたが、正確な由来は不明である。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とセシリア (小惑星)

セス・B・ニコルソン

セス・バーンズ・ニコルソン(Seth Barnes Nicholson、1891年11月12日 – 1963年7月2日)は、アメリカ合衆国の天文学者である。木星の衛星4個を発見し、赤外線による天体観測を行った。

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ゼノビア (小惑星)

ゼノビア (840 Zenobia) は、小惑星帯に位置する小惑星である。ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でマックス・ヴォルフによって発見された。 3世紀に活躍したパルミラ帝国の女王、ゼノビアに因んで命名された。

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ゼリヌール (小惑星)

ゼリヌール (500 Selinur) は、小惑星帯に位置するS型小惑星。軌道はエウノミア族に近いが、どの族に含まれるかははっきりしていない。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、フリードリヒ・テオドール・フィシャー (Friedrich Theodor Vischer) の小説「Auch Einer」の登場人物にちなんで命名された。

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ゼリア (小惑星)

ゼリア (169 Zelia) は、小惑星帯に位置する明るく岩石質の小惑星の一つ。 1876年9月28日にフランスの天文学者、アンリ兄弟が発見し、フランスの天文学者カミーユ・フラマリオンの姪の名前にちなんで命名された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とゼリア (小惑星)

ゼンタ (小惑星)

ゼンタ (550 Senta) は、小惑星帯の小惑星。マックス・ヴォルフがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。 リヒャルト・ワーグナーのオペラ『さまよえるオランダ人』のヒロインにちなんで名付けられた。

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ゼウクソ (小惑星)

ゼウクソ (438 Zeuxo) は小惑星帯に位置する小惑星。1898年11月8日、オーギュスト・シャルロワがニース天文台で発見した。 ギリシア神話のオケアノスとテテュスの娘であるオケアニデスの一柱、ゼウクソにちなんで名づけられた。

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ソルガ (小惑星)

3Dモデル ソルガ (731 Sorga) は小惑星帯に位置するやや大きめの小惑星である。1912年4月15日、ハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台でアダム・マシンガーが発見した。 インドネシア語で天国を意味する「スルガ (Surga)」に因んで名付けられた。

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ソロン・アーヴィング・ベイリー

ソロン・アーヴィング・ベイリー(Solon Irving Bailey、1854年12月29日 - 1931年6月5日)は、アメリカの天文学者。 ベイリーは1887年にハーバード大学天文台の職員になった。天文台がユーライア・アサートン・ボイデン (Uriah A. Boyden) の遺言によって設立された「ボイデン基金」を受けた後、ベイリーはペルーのアレキパに「ボイデン観測所」を設けるにあたって中心的な役割を果し、1892年から1919年までそこに勤めた。彼はまた、気象学研究のために空気の薄い高地に赴いた。その後、ボイデン観測所は1927年により気候条件が良い南アフリカに移転し、ボイデン天文台となった。

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ソフロシネ (小惑星)

ソフロシネ (134 Sophrosyne) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つ。表面は暗く、主に炭素でできていると推測される。1873年9月27日にドイツの天文学者、ロベルト・ルターにより発見され、プラトン・アリストテレス等のギリシア哲学で「節制」を意味するギリシア語「ソープロシュネー」(σωφροσύνη, sōphrosynē)から命名された。

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ソフィア (小惑星)

ソフィア (251 Sophia) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。 1885年10月4日にオーストリアの天文学者、ヨハン・パリサがウィーンで発見し、ドイツの天文学者フーゴ・フォン・ゼーリガーの妻の名前にちなんで命名した。

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タマラ (小惑星)

タマラ (326 Tamara) は小惑星帯の小惑星である。1892年3月19日、ウィーン天文台でヨハン・パリサが発見した。 11世紀のグルジア王国の最盛期を現出したタマル女王(Tamar Bagrationi:在位1184年-1213年)に因んで命名された。 2006年12月に福島県で掩蔽が観測された。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とタマラ (小惑星)

タチヤーナ (小惑星)

タチヤーナ (769 Tatjana) は、小惑星帯に位置する小惑星である。1913年10月6日、ロシアの天文学者グリゴリー・ニコラエヴィチ・ネウイミンがクリミア半島のシメイズで発見した。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とタチヤーナ (小惑星)

タリア (小惑星)

タリア (23 Thalia) は小惑星帯にある大きな小惑星。 名前はギリシア神話の喜劇を司るムーサのタレイア(もしくは三大カリスの一柱タレイア)にちなんでいる。

見る 小惑星の一覧 (1-1000)とタリア (小惑星)

タウリネンシス (小惑星)

タウリネンシス (512 Taurinensis) は、火星横断小惑星の一つである。S型小惑星に分類され、自転周期は5.59時間である。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクのケーニッヒシュトゥール天文台で発見した。イタリアのトリノの古称であるTaurinumにちなんで命名された。

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タウリス (小惑星)

タウリス (814 Tauris) は小惑星帯に位置する小惑星である。ロシアの天文学者、グリゴリー・ネウイミンがクリミア半島のシメイズ天文台で発見した。 シメイズ天文台があるクリミア半島の古称「タウリカ」に因んで命名された。 2005年9月に岩手県で掩蔽が観測された。

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サッフォー (小惑星)

サッフォー (80 Sappho) は、小惑星帯の小惑星である。1864年5月2日、イギリスの天文学者ノーマン・ポグソンが発見した。 名前は紀元前7世紀の、古代ギリシアの女性詩人サッポー(ラテン語ではサッフォー)に因んで命名された。

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サピエンティア (小惑星)

サピエンティア (275 Sapientia) は小惑星帯にある比較的大きな小惑星である。C型小惑星に分類され、炭素化合物からなっていると推定される。 1888年4月15日にウィーンでヨハン・パリサによって発見され、「知恵」を意味するラテン語にちなんで命名された。 2003年4月に西日本で掩蔽が観測された。

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サスキア (小惑星)

サスキア (461 Saskia) は、小惑星帯に位置する小惑星である。 マックス・ヴォルフがハイデルベルクで発見し、レンブラント・ファン・レインの妻サスキア・ファン・オイレンブルフ (Saskia van Uylenburgh) にちなんで命名された。

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国際天文学連合

国際天文学連合(こくさいてんもんがくれんごう、英:International Astronomical Union:IAU)は、世界の天文学者で構成されている国際組織。国際学術会議 (ISC) の下部組織となっている。

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C型小惑星

C型小惑星( - がたしょうわくせい、英: C-type asteroid)は、炭素系の物質を主成分とする小惑星であり、既知の小惑星の約75パーセントがC型小惑星である。「C」は英語で炭素質を意味する形容詞「Carbonaceous」に由来する。C型小惑星は主に太陽から2.7天文単位(約4億キロメートル)以上離れた軌道を周回している。 アルベドが0.03前後という非常に暗い外観をしており、炭素の含有量が高い炭素質コンドライト隕石と類似した特徴を有している。太陽とほとんど同じ元素組成を持っているが、C型小惑星には水素、ヘリウム、その他の揮発性物質は含まれていない。 反射スペクトルは、2.5ミクロンまでの可視・近赤外域ではほぼ平坦であるものの、紫外域では暗くなる。含水鉱物に由来する3ミクロン帯での吸収を示すものもある。

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火星横断小惑星

火星横断小惑星(かせいおうだんしょうわくせい、Mars-crosser asteroid)は、その軌道が火星と交叉する小惑星である。 地球近傍小惑星のうち、アモール群やアポロ群に属する物の大半、ならびにダモクレス族の一部は火星横断小惑星でもある。

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絶対等級

絶対等級(ぜったいとうきゅう、Absolute magnitude、記号)とは、天体の明るさを、仮に我々から見てある基準となる距離にあるとしたときの、その天体の見かけの等級 (m) である。絶対等級を用いると、天体までの距離を考えないで、いろいろな天体の明るさを比較することができる。標準光度(標準等級)とも言う。

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瑞華 (小惑星)

瑞華(ジュエワ、139 Juewa)は小惑星帯の小惑星である。1874年10月10日、金星の太陽面通過の観測のために北京を訪れていたアメリカの天文学者ジェームズ・クレイグ・ワトソンが発見し、中国で発見された最初の小惑星となった。ワトソンが清の皇族である奕訢(恭親王)に命名を頼んで「瑞華星」と命名され、当時の表記法でJuewaと音訳された。

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軌道共鳴

軌道共鳴(きどうきょうめい、orbital resonance)とは、天体力学において、ある天体の周りを公転する2つの天体が互いに重力を及ぼし合う結果、両者の軌道が変化すること。公転周期と同程度の短い時間スケールで影響する平均運動共鳴と、10 - 10 年の長い時間スケールで影響する永年共鳴がある。

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軌道長半径

軌道長半径(きどうちょうはんけい、semi-major axis)とは、幾何学において楕円や双曲線のパラメータを表す数である。

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M型小惑星

M型小惑星( - がたしょうわくせい)は、適度に明るい(アルベド0.10から0.18)ニッケルや鉄等の金属だけで構成される、又は少量の岩石分を含む小惑星である。これらは太陽系が出来て間もない頃に衝突等によって引き剥がされた、原始小惑星の金属核であると考えられている。 M型小惑星は小惑星の中で三番目に多く、隕鉄や石鉄隕石の起源と考えられている。

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NEARシューメーカー

NEARシューメーカー(ニア シューメーカー、NEAR Shoemaker)は、アメリカ航空宇宙局(NASA)のディスカバリー計画の一環として行われた、地球近傍小惑星・(433)エロスを探査するミッション、または探査機の名前である。 元々探査機の名前は「NEAR (Near Earth Asteroid Rendezvous; 地球近傍小惑星接近計画)」であったが、エロス探査前に亡くなった、計画の重要人物ユージン・シューメーカーを偲び、ミッション終了後、「NEARシューメーカー」と改名された。

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S型小惑星

S型小惑星( sがたしょうわくせい)は、ケイ酸鉄やケイ酸マグネシウムなどの石質の物質を主成分とする小惑星であり、既知の小惑星の約17パーセントを占める。「S」は英語で石質を意味する形容詞「Stony」あるいはケイ素質を意味する形容詞「Silicaceous」に由来する。 S型小惑星は鉄やマグネシウムなどのケイ酸塩にニッケルや鉄などの金属物が混合した化学組成を持ち、アルベドは0.10から0.22の間にあって比較的明るい外観をしている。主に火星と木星の間にある小惑星帯の中央より内側の軌道を周回しており、この軌道を周回する小惑星の大多数がS型小惑星である。

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掩蔽

1997年7月29日のアルデバランの掩蔽。アルデバランが月の暗縁から出現した直後。 掩蔽(えんぺい、)とは、ある天体(A)が観測者と他の天体(B)の間を通過する際に、その天体(B)を隠す現象である。

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東京 (小惑星)

東京(とうきょうまたはトキオ、498 Tokio)とは、小惑星帯にある大きな小惑星である。 日本で初めて検出された小惑星のひとつ。1900年に平山信が東京で観測したが、軌道確定には至らなかった。その後、1902年に軌道を確定して発見者となったオーギュスト・シャルロワから命名の権利が平山に譲られた。日本に由来する命名がなされた最初の小惑星である。

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準惑星

カロン(右)(想像図) 準惑星(じゅんわくせい、dwarf planet)とは、太陽の周囲を公転する惑星以外の天体のうち、それ自身の重力によって球形になれるだけの質量を有するもの。国際天文学連合(IAU)が2006年8月24日に採択した第26回総会決議5A(以下、決議5Aと略)の中で「惑星」を再定義した際に、同時に定義された太陽系の天体の新分類である。

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木星横断小惑星

木星横断小惑星(もくせいおうだんしょうわくせい、)は、その軌道が木星と交差する小惑星である。木星のトロヤ群、内接するもの、外接するもの、共有軌道を取るもの、完全に交差するものに分けることが出来る。このうちトロヤ群と外接小惑星を除いたリストは英語版ウィキペディアを参照。 ダモクレス族のすべて、ケンタウルス族やアモール群・アポロ群などの一部は木星横断小惑星でもある。なお、火星横断小惑星と木星横断小惑星の双方にあてはまり、なおかつそれ以外の惑星には近付かない小惑星は (8373) スティーヴン・グールド、(9767) ミッドサマー・ノートンなど、少なくとも7個が登録されている。

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1900年

19世紀最後の年である。暦年が4の倍数であるが閏年に該当しない100で割り切れてかつ400では割り切れない年であるため、閏年ではない(グレゴリオ暦の規定による)。、現時点で最後の年である。

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1900年までに発見された小惑星の一覧、20世紀以前に発見された小惑星の一覧 別名。

チラキ (小惑星)ネマウサ (小惑星)ネネッタ (小惑星)ネメシス (小惑星)ネフティス (小惑星)ネフェレ (小惑星)ハミルトニア (小惑星)ハラウェ (小惑星)ハリー・エドウィン・ウッドハルモニア (小惑星)ハンブルガ (小惑星)ハンガリア (小惑星)ハンザ (小惑星)ハーミア (小惑星)ハーバード (小惑星)ハブニア (小惑星)ハパク (小惑星)ハインリヒ・ダレストハイデルベルガ (小惑星)ハイデア (小惑星)バラ (小惑星)バリ (小惑星)バルバラ (小惑星)バンベルガ (小惑星)バヴァリア (小惑星)バーデニア (小惑星)バークレー (小惑星)バージニア (小惑星)バティルド (小惑星)バティスティーナ (小惑星)バウマイア (小惑星)バウキス (小惑星)ポモナ (小惑星)ポラナ (小惑星)ポリヒムニア (小惑星)ポリクソ (小惑星)ポンペヤ (小惑星)ポートランディア (小惑星)ムネモシネ (小惑星)メノイティオス (衛星)メラピ (小惑星)メリボエア (小惑星)メルポメネ (小惑星)メルシナ (小惑星)メレテ (小惑星)メトカルフィア (小惑星)メティス (小惑星)メデア (小惑星)メドゥーサ (小惑星)メニッペ (小惑星)メイベラ (小惑星)メガイラ (小惑星)モナキア (小惑星)モンテ・ローザ (小惑星)モンテフィオーレ (小惑星)モンタギュー (小惑星)モールトナ (小惑星)モデスティア (小惑星)モグンティア (小惑星)モスクワ (小惑星)ヤーキス (小惑星)ユビラトリックス (小惑星)ユスティティア (小惑星)ヨハネス・ハルトマンヨハン・パリサヨーゼフ・ヘルフリッヒラメイア (小惑星)ランペティア (小惑星)ランベルタ (小惑星)ラティスボナ (小惑星)ラファエラ (小惑星)ラウラ (小惑星)ラエティティア (小惑星)ラオディカ (小惑星)ラカディエラ (小惑星)ラクリモサ (小惑星)ラケーレ (小惑星)ラケシス (小惑星)リュドミラ (小惑星)リュカ (小惑星)リラエア (小惑星)リリアナ (小惑星)リリオペ (小惑星)リーナ (小惑星)リヌス (衛星)リブッサ (小惑星)リヒャルト・ショールリツィア (小惑星)リディア (小惑星)リベラトリックス (小惑星)リグリア (小惑星)リシストラタ (小惑星)ルーペルト・カローラ (小惑星)ルーメン (小惑星)ルーツィア (小惑星)ルテティア (小惑星)ルドヴィカ (小惑星)ルイージ・カルネラルキナ (小惑星)ルクリーシア (小惑星)ルジーナ (小惑星)ルスキニア (小惑星)レナ (小惑星)レムス (衛星)レーハ (小惑星)レト (小惑星)レダ (小惑星)レベッカ (小惑星)レイモンド・ドゥーガンレウコテア (小惑星)レオナ (小惑星)レオポルド・シュルホフレオ・アントン・カール・デ・バルレオニシス (小惑星)ロミア (小惑星)ロムルス (衛星)ローマ (小惑星)ローラ (小惑星)ローランシア (小惑星)ローレライ (小惑星)ローザ (小惑星)ロティス (小惑星)ロディア (小惑星)ロドペ (小惑星)ロベルト・ルターロベルタ (小惑星)ロイヤル・ハーウッド・フロストロクサネ (小惑星)ロザムンデ (小惑星)ロザリア (小惑星)ロシア (小惑星)ロゼッタ (探査機)ワトソニア (小惑星)ワシントニア (小惑星)ヴァナディース (小惑星)ヴァチカーナ (小惑星)ヴァルプルガ (小惑星)ヴァルター・フィリガーヴァレンティーネ (小惑星)ヴァールタ (小惑星)ヴィルトゥス (小惑星)ヴィルヘルム・フェルスターヴィルヘルム・オルバースヴィンチェンツォ・チェルッリヴィンチェンティーナ (小惑星)ヴィンドボナ (小惑星)ヴィニフェラ (小惑星)ヴィエンナ (小惑星)ヴィクトール・クノールヴィシバダ (小惑星)ヴェネチア (小惑星)ヴェラ (小惑星245番)ヴェリタス (小惑星)ヴェルダンディ (小惑星)ヴェーリンギア (小惑星)ヴェヌシア (小惑星)ヴェニアミン・ジェコフスキーボノニア (小惑星)ボリビアーナ (小惑星)ボンディア (小惑星)ボヘミア (小惑星)トランスヴァーリア (小惑星)トロヤ群トロサ (小惑星)トーラ (小惑星)トゥーランドット (小惑星)トゥースネルダ (小惑星)ヘラ (小惑星103番)ヘラ (小惑星699番)ヘルミオネ (小惑星)ヘルマン・ゴルトシュミットヘルガ (小惑星)ヘルキニア (小惑星)ヘルシリア (小惑星)ヘルタ (小惑星)ヘレナ (小惑星)ヘーベ (小惑星)ヘッダ (小惑星)ヘドウィグ (小惑星)ヘカテ (小惑星)ヘクバ (小惑星)ヘクトル (小惑星)ヘスペリア (小惑星)ヘスティア (小惑星)ブランゲーネ (小惑星)ブラジリア (小惑星)ブリギッタ (小惑星)ブリクシア (小惑星)ブルナ (小惑星)ブルンヒルト (小惑星)ブルーシア (小惑星)ブルディガラ (小惑星)ブルフザリア (小惑星)ブルグンディア (小惑星)ブレンデリア (小惑星)ブレディキナ (小惑星)ブーザレアー (小惑星)プリムノ (小惑星)プリンストニア (小惑星)プルーデンティア (小惑星)プルコヴァ (小惑星)プレチオーザ (小惑星)プレトリア (小惑星)プロトゲネイア (小惑星)プロビタス (小惑星)プロクネ (小惑星)プロセルピーナ (小惑星)プティ・プランス (衛星)プシケ (小惑星)パミーナ (小惑星)パノパエア (小惑星)パラティア (小惑星)パラス (小惑星)パリャーナ (小惑星)パリサナ (小惑星)パルマ (小惑星)パルテノーペ (小惑星)パレス (小惑星)パンドラ (小惑星)パーシヴァル・ローウェルパトリツィア (小惑星)パトロクロス (小惑星)パブロ・コトノパパゲーナ (小惑星)パティエンティア (小惑星)パドゥア (小惑星)パウリ (小惑星)パウリーナ (小惑星)パウル・ゲッツヒルンド (小惑星)ヒルデガルト (小惑星)ヒルダ (小惑星)ヒルダ群ヒッポ (小惑星)ヒブリス (小惑星)ヒパティア (小惑星)ヒギエア (小惑星)ビュドロザ (小惑星)ビブリス (小惑星)ビビリア (小惑星)ビアンカ (小惑星)ビクトリア (小惑星)ピッツバーギア (小惑星)ピッカリンギア (小惑星)ピティア (小惑星)ピアッツィア (小惑星)ピエレッタ (小惑星)ツヴェタナ (小惑星)ツァッヒア (小惑星)ツェルリーナ (小惑星)ツェルビネッタ (小惑星)ツェーリンギア (小惑星)テミス (小惑星)テューラ (小惑星)テルプシコレ (小惑星)テルゲステ (小惑星)テルシディナ (小惑星)テレジア (小惑星)テティス (小惑星)テア (小惑星)ティルザ (小惑星)ティフリス (小惑星)ティア (小惑星)ティケ (小惑星)ティシフォネ (小惑星)デュクローザ (小惑星)デヨペヤ (小惑星)デリール・スチュワートデリア (小惑星)デンボウスカ (小惑星)デボラ (小惑星)デボザ (小惑星)デニーゼ (小惑星)ディナメネ (小惑星)ディーケ (小惑星)ディド (小惑星)ディアナ (小惑星)ディオネ (小惑星)ディオティマ (小惑星)デジャニラ (小惑星)デジデラタ (小惑星)デズデモーナ (小惑星)フランツ・カイザーフランツィア (小惑星)フランツィスカ (小惑星)フランソワ・ゴネシアフラテルニタス (小惑星)フリンギラ (小惑星)フリーデリーケ (小惑星)フリードリッヒ・ティーティエンフリガ (小惑星)フレデリック・シーフレイア (小惑星)フロレンティーナ (小惑星)フローラ (小惑星)フーベルタ (小惑星)フティア (小惑星)ファーマ (小惑星)ファイナ (小惑星)ファエトゥーサ (小惑星)ファエドラ (小惑星)ファエオ (小惑星)フィラゴリア (小惑星)フィリベール・ジャック・メロッテフィリア (小惑星)フィロメラ (小惑星)フィロソフィア (小惑星)フィデリオ (小惑星)フィデス (小惑星)フィドゥキア (小惑星)フェリキタス (小惑星)フェリシア (小惑星)フェルナン・クーティフェレダ (小惑星)フェロニア (小惑星)フエンナ (小惑星)フォルトゥナ (小惑星)フォトグラフィカ (小惑星)フォカエア (小惑星)ドリス (小惑星)ドレスダ (小惑星)ドロテア (小惑星)ドーラ (小惑星)ドーン (探査機)ドドナ (小惑星)ドゥルシネーア (小惑星)ニッポニア (小惑星)ニニナ (小惑星)ニオベ (小惑星)ニケ (小惑星)ニコライア (小惑星)ニサ (小惑星)ホノリア (小惑星)ホルミア (小惑星)ホルガー・ティエレホレース・タットルホーヘンシュタイナ (小惑星)ホイットモーラ (小惑星)ホセ・コマス・ソラダナエ (小惑星)ダビダ (小惑星)ダフネ (小惑星)ダクティル (衛星)ベリザーナ (小惑星)ベルトルダ (小惑星)ベルタ (小惑星)ベレニケ (小惑星)ベロリーナ (小惑星)ベローナ (小惑星)ベンダ (小惑星)ベンクーラ (小惑星)ベティーナ (小惑星)ベアトリックス (小惑星)ベゴニア (小惑星)ベスタ (小惑星)アペラ (小惑星)アナヒタ (小惑星)アミキティア (小惑星)アマリア (小惑星)アマルテア (小惑星)アマンダ (小惑星)アマースティア (小惑星)アポロニア (小惑星)アムブロシア (小惑星)アメリカ (小惑星)アモール群アラベラ (小惑星)アラガスタ (小惑星)アラクネ (小惑星)アリンダ (小惑星)アリーネ (小惑星)アリアドネ (小惑星)アリス (小惑星)アリゾナ (小惑星)アルミーダ (小惑星)アルマ (小惑星)アルノルト・シュヴァスマンアルメニア (小惑星)アルトナ (小惑星)アルテミス (小惑星)アルデュイナ (小惑星)アルフォンス・ボレリーアルベルト (小惑星)アルベルト・マルトアルベドアルクメーネ (小惑星)アルケステ (小惑星)アルシノエ (小惑星)アルゼンチーナ (小惑星)アルタエア (小惑星)アレマニア (小惑星)アレーテ (小惑星)アレトゥーサ (小惑星)アレテイア (小惑星)アレキパ (小惑星)アレクト (小惑星)アレクサンドラ (小惑星)アレクサンドル・ショーマスアレゲニア (小惑星)アンナ (小惑星)アンペラ (小惑星)アンリ・J・ペロタンアンリエッタ (小惑星)アンリ兄弟アントン・シュタウスアントニア (小惑星)アンティオペ (小惑星)アンティゴネ (小惑星)アンフィトリテ (小惑星)アンドリュー・グラハムアンドロマケ (小惑星)アンニーバレ・デ・ガスパリスアンジェリーナ (小惑星)アーデルハイト (小惑星)アーダルベルタ (小惑星)アトロポス (小惑星)アトール (小惑星)アブノバ (小惑星)アブンダンティア (小惑星)アテ (小惑星)アテネ (小惑星)アデリンダ (小惑星)アデレード (小惑星)アデーレ (小惑星)アデオナ (小惑星)アドメテ (小惑星)アドラステア (小惑星)アドリア (小惑星)アドレア (小惑星)アニ (小惑星)アイーダ (小惑星)アイヒスフェルディア (小惑星)アウレリア (小惑星)アウロラ (小惑星)アウグスト・コプフアウグスタ (小惑星)アウソニア (小惑星)アエミリア (小惑星)アエリア (小惑星)アエトラ (小惑星)アエテルニタス (小惑星)アエオリア (小惑星)アエギナ (小惑星)アエグレ (小惑星)アガーテ (小惑星)アキレス (小惑星)アクィタニア (小惑星)アグラヤ (小惑星)アジア (小惑星)アスポリナ (小惑星)アストラエア (小惑星)アスパシア (小惑星)アステローペ (小惑星)アスケラ (小惑星)アスタルテ (小惑星)アタナシア (小惑星)アタマンティス (小惑星)アタラ (小惑星)アタランテ (小惑星)アタリア (小惑星)イノ (小惑星)イリス (小惑星)イルマ (小惑星)イルマタル 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