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下斜筋

索引 下斜筋

下斜筋(かしゃきん、、)は、眼球の向きを変える外眼筋のひとつである。 眼窩の前縁内側寄りから起始し、眼球の外側を抱きこむように走って眼球の上面外側寄りで強膜に停止する。6つの外眼筋のうちで唯一、起始が総腱輪からでない。眼動脈の枝に栄養される。動眼神経に支配され、収縮すると眼球を上外側方に向ける。.

8 関係: 外眼筋強膜動眼神経眼窩解剖学における方向の表現栄養支配

外眼筋

外眼筋(がいがんきん、extraocular muscles)とは、眼球の向きを変える筋肉の総称である。別名、眼球移動筋。外眼筋に含まれる6つの筋肉と、それぞれが収縮したときに眼球が動く向きを表に示す。なお解剖学における方向の表現に注意されたい。 外眼筋の作用 動作 上直筋上内側 下直筋下内側 内側直筋内側 外側直筋外側 上斜筋下外側 下斜筋上外側 眼球の向きを変える運動(眼球運動)は、どれか1つの筋肉が単独で収縮するのではなく、ほとんどの場合は6つの協調によってなされる。6つの筋肉はいずれも眼動脈の枝で栄養される。下斜筋以外の5つは、視神経が眼窩先端部(orbital apex)に出るところを取り巻く総腱輪から起始して、6つとも眼球表面の強膜に停止する。上直筋、下直筋、内側直筋、下斜筋は動眼神経が支配する。上斜筋は滑車神経、外側直筋は外転神経が支配する。動眼神経支配の上眼瞼挙筋を外眼筋に含めることもある。 支配神経のいずれかが麻痺すると、眼球運動が障害され、複視(ものが2つに見える)などの症状が現れる。外転神経麻痺による外側直筋麻痺は頭蓋内圧亢進の症状として現れることが多い。動眼神経麻痺は内頸動脈と前交通動脈が分岐する部分の動脈瘤を強く示唆する。眼球運動障害はいずれも脳の障害、神経変性疾患、重症筋無力症などを示唆するので診断価値が大きい。また外眼筋の麻痺により眼球突出(目が飛び出る)を呈することもあり、これは頭蓋形成の先天異常、バセドウ病のほかでは内頸動脈海綿静脈洞瘻を示唆する。 category:頭頸部の筋肉.

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強膜

強膜(きょうまく)(英:sclera)は、眼球の外側の白色の被膜。ギリシア語でskleros(「強い」を意味する)。鞏膜と表記されることもある。.

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動眼神経

動眼神経(どうがんしんけい、oculomotor nerve)は、12対ある脳神経の一つで、第III脳神経とも呼ばれる。中脳から出て、眼筋と呼ばれる筋群の大部分 (外側直筋と上斜筋以外) を支配し、眼球運動にかかわる。また瞳孔収縮や水晶体 (レンズ) の厚みの調節も行う。.

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眼窩

窩(がんか、orbit、Orbita、Orbita)は、眼球の収まる頭蓋骨のくぼみを指す。哺乳類の眼窩は不完全に眼球を覆うものが多いが、霊長目の眼窩は完全に眼球を取り巻くのが著しい特徴となっている。また、眼窩に視神経孔を伴うのは哺乳類の特徴とされている。.

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(眼、め)は、光を受容する感覚器である。光の情報は眼で受容され、中枢神経系の働きによって視覚が生じる。 ヒトの眼は感覚器系に当たる眼球と附属器解剖学第2版、p.148、第9章 感覚器系 1.視覚器、神経系に当たる視神経と動眼神経からなる解剖学第2版、p.135-146、第8章 神経系 4.末端神経系。眼球は光受容に関連する。角膜、瞳孔、水晶体などの構造は、光学的役割を果たす。網膜において光は神経信号に符号化される。視神経は、網膜からの神経情報を脳へと伝達する。付属器のうち眼瞼や涙器は眼球を保護する。外眼筋は眼球運動に寄与する。多くの動物が眼に相当する器官を持つ。動物の眼には、人間の眼と構造や機能が大きく異なるものがある。 以下では、まず前半でヒトの眼について、後半では動物全体の眼についてそれぞれ記述する。.

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解剖学における方向の表現

解剖学における方向の表現(かいぼうがくにおけるほうこうのひょうげん)では、解剖学における方向の表現について述べる。 解剖学における方向の表現は、正確を期して厳密に定義されている。日常の表現とは食い違うことがあるので注意を要する。.

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栄養

栄養(えいよう、nutrition)とは、生物が体外(外界)から物質を摂取し、それを体を構成したり(維持したり)生活活動を行ったりするのに役立たせる現象。以前は「営養」と表記されることも多かった。 なお「栄養」は体外から取り入れられる物質のことも指しているデジタル大辞泉【栄養】が、取り入れられる物質は、より厳密には「栄養素」と呼ばれる。.

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支配

支配(しはい).

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