ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
インストール
ブラウザよりも高速アクセス!
 

ユグドラシルとヴェズルフェルニル

ショートカット: 違い類似点ジャカード類似性係数参考文献

ユグドラシルとヴェズルフェルニルの違い

ユグドラシル vs. ヴェズルフェルニル

北欧神話における世界図中心の木がユグドラシルである。『スノッリのエッダ』の英語訳本(1847年)の挿絵。 ユグドラシル(古ノルド語: Yggdrasill, )は、北欧神話に登場する1本の架空の木。ユッグドラシル、イグドラシルとも表記する。 世界を体現する巨大な木であり、アースガルズ、ミズガルズ、ヨトゥンヘイム、ヘルヘイムなどの九つの世界を内包する存在とされる。そのような本質を捉えて英語では ""、日本語では、世界樹(せかいじゅ)、宇宙樹(うちゅうじゅ)と呼ばれる。 ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」の「神々の黄昏 (楽劇)」の冒頭「ワルキューレの岩」で第一のノルン(運命の女神)が「一人の大胆な神が水を飲みに泉にやって来て 永遠の叡智を得た代償に片方の目を差し出しました そして世界樹のトネリコの木から枝を一本折り その枝から槍の柄(つか)を作りました 長い年月とともに その枝の傷は 森のような大樹を弱らせました 葉が黄ばんで落ち 木はついに枯れてしまいました」と歌う。. 鷲(名称不明)の頭の上に乗るヴェズルフェルニル。『AM 738 4to』より。 ヴェズルフェルニル(古ノルド語:Veðrfölnir, Vedfolnir)とは、北欧神話に登場する鷹である。その名は「風を打ち消すもの」を意味する『虚空の神々』208、209頁。。 『ギュルヴィたぶらかし』によると、トネリコ(ユグドラシルのこととされる)の枝に留まる1羽の鷲の眉間に1羽の鷹が留まっており、その鷹の名前がヴェズルフェルニルであるという。ヴェズルフェルニルが留まっている鷲の名は明らかにされていないが、フレースヴェルグと同一視されることもある。 ヴェズルフェルニル (Veðrfölnir) という名前は、17世紀の写本『AM 738 4to』の挿絵にも見られる。.

ユグドラシルとヴェズルフェルニル間の類似点

ユグドラシルとヴェズルフェルニルは(ユニオンペディアに)共通で11ものを持っています: AM 738 4to古ノルド語北欧神話トネリコフレースヴェルグギュルヴィたぶらかし写本谷口幸男新潮社

AM 738 4to

AM 738 4to(Edda oblongata(縦長のエッダ)とも)とは、1680年頃のアイスランドの写本である。図版を数多く含んでいることで有名。現在はアイスランドのアールニ・マグヌースソン研究所(en) に所蔵されている。 ファイル:AM 738 4to Yggdrasill.png |イッグドラシッル。 ファイル:AM 738 4to Valhöll.jpg |ヴァルホッル。 ファイル:Jormungandr.jpg |雄牛の生首で釣り上げられるヨルムンガンドル。 ファイル:Fenrir bound manuscript image.jpg |フェンリル狼が縛られ、その口からヴァーン川が流れ出している。 ファイル:AM 738 4to stags of Yggdrasill.png |イッグドラシッルの周りの4匹の鹿。 ファイル:Nidhogg.png |イッグドラシッルの根を噛むニーズヘッグル ファイル:AM 738 4to Ratatoskr.png |イッグドラシッルを駆け上るラタトスクル。 ファイル:AM 738 4to Vedrfolnir.png |イッグドラシッルの頂きに座すヴェズルフェルニル。 ファイル:Heimdallr edda oblongata.png |ギャッラルホルンを吹き鳴らすヘイムダッル。.

AM 738 4toとユグドラシル · AM 738 4toとヴェズルフェルニル · 続きを見る »

古ノルド語

古ノルド語(こノルドご、、 )とは、インド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派北ゲルマン語群に属する言語である。古北欧語(こほくおうご)とも。 一般には、8世紀から14世紀にかけて、スカンディナヴィア人やスカンディナヴィア出身の入植者たちによって用いられていたであろう言語を指す。時代区分を2世紀から8世紀とする文献もある。 アイスランド語の書物『グラーガース』は、スウェーデン人、ノルウェー人、アイスランド人、デンマーク人がと呼ばれる同一の言語を話していた、と記している。スウェーデンやデンマークといった、東部の方言を話していた人々は、自身の言葉を(デーン人の言語)あるいは(北方人の言葉)と呼んでいた。.

ユグドラシルと古ノルド語 · ヴェズルフェルニルと古ノルド語 · 続きを見る »

北欧神話

北欧神話の神々は不死ではないため、最終戦争であるラグナロクまで老いることのないよう、イズンの黄金の林檎を食べなければならない。1890年、J・ペンローズ作 北欧神話(ほくおうしんわ、アイスランド語:Norræn goðafræði、ノルウェー語:Norrøn mytologi、スウェーデン語:Nordisk mytologi、デンマーク語:Nordisk mytologi)は、キリスト教化される前のノース人の信仰に基づく神話。スカンディナビア神話とも呼ばれている。ゲルマン神話の一種で、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、アイスランドおよびフェロー諸島に伝わっていたものの総称。普通、フィンランド神話とは別系統のものとされる。 神話は主にキリスト教化以前に存在した現地の宗教と、主にノルウェー人が入植、定住し、北欧神話の文書化された典拠の大多数が収集されるに至ったアイスランドを含むスカンディナヴィア人の伝説と信仰で構成されている。北欧以外のゲルマン人は、早くからキリスト教化されたため、民族独自の神話や思想を示す書物がほとんど残っていない。そのため北欧神話は、年代の古い一般的なゲルマン・ペイガニズムが最も良い状態で保存されており、ゲルマン人の古来の習俗や精神を理解する上で貴重な資料となっている。このゲルマン・ペイガニズムは、アングロ・サクソン神話と極めて密接に関連した内容を含んでいる。なお、ゲルマン神話は初期のインド・ヨーロッパ神話から発展したものである。 北欧神話は北ゲルマン民族によって共有されていた信仰や物語が集約されたもので、神話は詩の形で口承により伝えられ、現存する神話についての知識は主にスノッリ・ストゥルルソンにより書かれた『エッダ』や、キリスト教化中またはその後に書き下ろされた、中世における他の版本に基づいている。北欧神話は基本的に古ノルド語で著わされているが、『デンマーク人の事績』などラテン語で書かれたものもある。 北欧神話の中にはスカンディナヴィアの伝承の一部となり、現在まで生き残ったものもある。その他は近年、ゲルマン・ネオペイガニズムとして再考案・構築されている。ステージでの上演劇や映画同様、神話は現在も様々な文学の着想として残されている。.

ユグドラシルと北欧神話 · ヴェズルフェルニルと北欧神話 · 続きを見る »

トネリコ

トネリコ(梣、学名:Fraxinus japonica)は、 キク亜綱- ゴマノハグサ目- モクセイ科に分類される落葉樹であるトネリコ属中の、日本列島を原産地とする1種。.

トネリコとユグドラシル · トネリコとヴェズルフェルニル · 続きを見る »

フレースヴェルグ

フレースヴェルグ(古ノルド語:Hræsvelgr、「死体を飲みこむ者」の意、フレズベルクとも)とは、北欧神話に登場する、鷲の姿をした巨人である。 『ヴァフスルーズニルの言葉』第37聯『エッダ 古代北欧歌謡集』に従った。によると、世界のあらゆる風は、フレースヴェルグがおこしたものであるという。またスノッリは『ギュルヴィたぶらかし』の中でこの部分を引用し、フレースヴェルグがいるのは天の北の端であり、また風がおこるのはフレースヴェルグが飛び立とうとして翼を広げるからだ、と補足している。 鷲の姿をしていることや、その名前が「死体を飲みこむ者」を意味することから、『巫女の予言』第50聯に言及される、ラグナロクのときに死者をその嘴で引き裂くとされている鷲は、このフレースヴェルグであるという説がある。 しばしば、同じく北欧神話に登場する鷹ヴェズルフェルニルや、ヴェズルフェルニルが留まっている名称不明の鷲、雄鶏ヴィゾーヴニルなどと混同される。.

フレースヴェルグとユグドラシル · フレースヴェルグとヴェズルフェルニル · 続きを見る »

ギュルヴィたぶらかし

『ギュルヴィたぶらかし』(古ノルド語・アイスランド語:Gylfaginning)とは、スノッリの『エッダ』を構成する作品の一つで、『エッダ』の第1部にあたり、約20,000語から成る。 スウェーデンの王ギュルヴィとオーディンの間で交わされる質疑応答の形で、北欧神話における世界の創造から滅亡、再生までの物語がエッダ詩やスカルド詩からの引用とともに語られている。 現在一般によく知られている形の「北欧神話」は、その大部分をこの作品に依拠している。.

ギュルヴィたぶらかしとユグドラシル · ギュルヴィたぶらかしとヴェズルフェルニル · 続きを見る »

写本

13世紀ヨーロッパの彩色写本 写本(しゃほん、Manuscript)とは、手書きで複製された本や文書、またはその行為そのものを指して示す用語。時に、原本(オリジナル)である正本(しょうほん・せいほん)と対応させて、それを書き写した書写本であることを強調するために用いられることもある。.

ユグドラシルと写本 · ヴェズルフェルニルと写本 · 続きを見る »

谷口幸男

谷口 幸男(たにぐち ゆきお、1929年7月ReaD「谷口幸男」 - )は、日本の文学者、文学研究者、民俗学者、翻訳家。専門はドイツ文学および北欧文学。.

ユグドラシルと谷口幸男 · ヴェズルフェルニルと谷口幸男 · 続きを見る »

ハクトウワシ 鷲(わし)とは、タカ目タカ科に属する鳥のうち、オオワシ、オジロワシ、イヌワシ、ハクトウワシなど、比較的大き目のものを指す通称である。タカ科にて、比較的大きいものをワシ、小さめのものをタカ(鷹)と呼ぶが、明確な区別はなく、慣習に従って呼び分けているに過ぎない。 鷲の尾羽は矢羽根として最高のものとされる。陸奥国の名産として朝廷や伊勢神宮の遷宮の折などに鷲の尾羽を献上したという記録が残っている。.

ユグドラシルと鷲 · ヴェズルフェルニルと鷲 · 続きを見る »

鷹(たか)とは、タカ目タカ科に属する鳥のうち比較的小さ目のものを指す通称で、鳥類の一種である。 オオタカ、ハイタカ、クマタカなどの種がいる。タカ科に分類される種にて比較的大きいものをワシ(鷲,Eagle)、小さめのものをタカ(鷹, Hawk)と呼び分けているが、明確な区別ではなく慣習に従って呼び分けているに過ぎない。また大きさからも明確に分けられているわけでもない。例えばクマタカはタカ科の中でも大型の種であり大きさからはワシ類といえるし、カンムリワシは大きさはノスリ程度であるからタカ類といってもおかしくない。.

ユグドラシルと鷹 · ヴェズルフェルニルと鷹 · 続きを見る »

新潮社

株式会社新潮社(しんちょうしゃ)は、日本の出版社。.

ユグドラシルと新潮社 · ヴェズルフェルニルと新潮社 · 続きを見る »

上記のリストは以下の質問に答えます

ユグドラシルとヴェズルフェルニルの間の比較

ヴェズルフェルニルが13を有しているユグドラシルは、67の関係を有しています。 彼らは一般的な11で持っているように、ジャカード指数は13.75%です = 11 / (67 + 13)。

参考文献

この記事では、ユグドラシルとヴェズルフェルニルとの関係を示しています。情報が抽出された各記事にアクセスするには、次のURLをご覧ください:

ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »