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パラメトロンとフェライトコア

ショートカット: 違い類似点ジャカード類似性係数参考文献

パラメトロンとフェライトコアの違い

パラメトロン vs. フェライトコア

パラメトロン(parametron)はフェライトコアのヒステリシス特性による、パラメータ励振現象の分周作用を利用した論理素子である。1954年に当時東京大学大学院(理学部高橋秀俊研究室)の大学院生であった後藤英一が発明した。当時、真空管やトランジスタの使用量を大幅に削減してコンピュータを構成できるとして、当時としては多数のコンピュータが日本で建造された。しかし、比較対象としてリレーよりは速く機械的な接点も無いなどの利点はあったものの、その後すぐに接合型トランジスタの性能向上が圧倒的であり、また、トランジスタにはラジオをはじめあらゆる応用があったのに対し、論理素子専用という点でも不利で、1960年代にはほぼ置き換わった。. フェライトコアとはフェライト製の磁性体で、ソレノイドのコアにする棒状のものや、ドーナツ状の円環(トロイダルコア)など多種多様のものがある。物性的には、軟磁性のものがインダクタのコアや変圧器として、またノイズフィルターなど多用されている。強磁性のものの利用例としては磁気コアメモリやその類がある。.

パラメトロンとフェライトコア間の類似点

パラメトロンとフェライトコアは(ユニオンペディアに)共通で2ものを持っています: フェライト (磁性材料)磁性体論理素子

フェライト (磁性材料)

フェライト(ferrite)は、酸化鉄を主成分とするセラミックスの総称である。 強磁性を示すものが大半であり、磁性材料として広く用いられている。 軟磁性を示すものをソフトフェライト、硬磁性を示すものをハードフェライトと呼ぶ。東京工業大学の加藤与五郎と武井武によって発明された。 磁石(フェライト磁石)やインダクタ等のコア(フェライトコア)等、磁性体として、特に電磁的な部品用として多用されている。 従来の珪素鋼板では渦電流が発生して加熱するので高周波での磁心の使用には不適で欧米ではダスト・コアと呼ばれる金属磁性体を樹脂で固めた磁心が使用されていたが、第二次世界大戦後には高周波特性の優れたフェライトコアに置き換えられた。.

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磁性体論理素子

磁性体論理素子(英名:Magnetic logic) はフェライトコアの非線形特性を利用した、磁性体を利用した電子回路で構成される論理回路である。ドーナツ型の磁性体コアの、磁化が時計回りか反時計回りか、によって0と1を表す。 AND、OR、NOTとクロックシフト論理ゲートなどが、適切な配線とダイオードの併用により構築可能である。採用機として、「ALWAC 800」は完成したが、商業的には成功しなかった。「Elliott 803」は(論理機能用)磁気コアと(増幅用)ゲルマニウムトランジスタをプロセッサに使用しており、商業的に成功した。 磁性体論理素子のスイッチ速度はおよそ1MHzに到達できたが、遥かに高速なスイッチ速度の半導体製の電子回路に追い越された。 磁性体論理素子の利点は不揮発性であることで、電源を遮断しても状態を失わない。磁気コアメモリはコンピュータ史上このタイプの論理素子が最も多用された形態で、20年以上使用された磁気コアメモリはが優れているので今でも宇宙機等、一部の用途では使用される例がある。.

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上記のリストは以下の質問に答えます

パラメトロンとフェライトコアの間の比較

フェライトコアが13を有しているパラメトロンは、57の関係を有しています。 彼らは一般的な2で持っているように、ジャカード指数は2.86%です = 2 / (57 + 13)。

参考文献

この記事では、パラメトロンとフェライトコアとの関係を示しています。情報が抽出された各記事にアクセスするには、次のURLをご覧ください:

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