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シカゴ18とシカゴ19

ショートカット: 違い類似点ジャカード類似性係数参考文献

シカゴ18とシカゴ19の違い

シカゴ18 vs. シカゴ19

『シカゴ18』(Chicago 18) は、1986年に発表されたアメリカ合衆国のバンド「シカゴ」の15枚目のアルバム。1984年のマルチ・プラチナ・アルバムである『シカゴ17』に続くアルバムであり、この作品は、バンドの新しい時代の到来を告げるものになった。すなわち、ポスト・ピーター・セテラに当たる時期の始まりである。 1985年にセテラが自分のソロ・キャリアの追求のためにバンドを辞めた後、シカゴは必然的にジェイソン・シェフ(エルヴィス・プレスリーを何年にもわたってバックアップしてきたジェリー・シェフの息子)をメンバーとして迎え入れ、バンドを辞めたセテラの高音域のヴォーカルとベースの穴埋めをすることになった。運命のいたずらで、シェフは、セテラのセカンド・アルバムのオーディションにデモ・テープを送った後に、シカゴと出会ったのだった。シェフの、人並み外れて気味の悪いほどじょうずにセテラを真似る能力のおかげで、シカゴは延命を図ることができたのである。オリジナル・メンバーのロバート・ラムは、バンドの中では依然として強い発言力を持っていたが、今や、シカゴの歌声のほとんどは、二人の最も新しいメンバーたち、すなわちシェフと、1981年に加入したビル・チャンプリンの声で占められることになったのである。 シカゴのサウンドは、今や1980年代中期のソフト・ロックに強く影響を受けたものになっていた。そのため、彼らはもう一度デイヴィッド・フォスターのプロデュースに従って『シカゴ17』を踏襲するアルバムを作ることにしたのである。フォスターと共に連続して3枚のアルバムを発表した後、シカゴは彼らのサウンドの幅を広げるために、新しいプロデューサーと組むだろうと考えられた。『シカゴ19』では、ラジオが再び積極的に彼らの曲を取り上げたのだが、この時から曲はダイアン・ウォーレンのペンによるものとなっている。 バンドは、「長い夜(25 or 6 to 4)」(48位)のリメイクを最新の技術で録音して発表したが、このリメイク版がチャートを登ることはなかった。トロンボーン奏者のジェイムズ・パンコウが旧録音のラムの曲には共作者としてクレジットされていた。シカゴは、なんとかバラッド・モードに立ち戻り、続けて「スティル・ラヴ・ミー(Will You Still Love Me?)」(3位)、そして「フェイスフル(If She Would Have Been Faithful...)」(17位)が大きなヒットとなった。新しくバンドに加入したシェフは、これらの3曲すべてでリード・ヴォーカルを担当していた。アルバムでは、短いアカペラの管楽器のリフで演奏したパンコウの「フリー・フライト」をフィーチャーしていた。『シカゴ18』は、ゴールド・ディスクにはなったものの、セテラがバンドを脱退した後、セールス面では明らかに急落する結果となった。(『シカゴ17』は、6つのプラチナ・ディスクを獲得している。)このアルバムのチャート順位は芳しくなく、最高で35位までしか上がらなかった。したがってこの時から、シカゴはシングル・ヒットを飛ばすバンドではあるが、アルバムはほどほどにしか売れないグループだとみなされるようになった。. 『シカゴ19』(Chicago 19)は、アメリカのバンド、シカゴの16枚目のスタジオ・アルバム。1988年発売。『シカゴ18』をデイヴィッド・フォスターのプロデュースで録音した後、バンドは他のプロデューサーと組むことで音楽性を拡げることを決め、このアルバムでは主としてロン・ネヴィソン、そしてチャス・サンドフォードと作業している。レコード・レーベルに関しても変化があり、フル・ムーン・レコーズのレーベルシールがリプライズ・レコーズによって制作されている。 前作への反応と同様、『シカゴ19』はアルバムチャートではほどほどにしか成功しなかったものの(結局はプラチナ・アルバムになったのだが)、それでもシングル曲はヒット作が出ている。「ルック・アウェイ」が第1位、「アイ・ドント・ウォナ・リヴ・ウィズアウト・ユア・ラヴ」が第3位、「ユア・ノット・アロウン」が第10位に入っている。ジェイソン・シェフの声で若干のリミックスを施した「ホワット・カインド・オヴ・マン・ウッド・アイ・ビー」は第5位となっている。これは、『グレイテスト・ヒッツ1982-1989』を発表した後の1989年の終わりとしては、大きな成功を意味していた。この『シカゴ19』は、ヴォーカル兼キーボードを担当していたビル・チャンプリンにスポットライトを当てようとした最初のアルバムであり、このアルバムからヒットしたシングル3曲はいずれもチャンプマンが歌ったものだった。今までのヴォーカルとは違う「新たな声」で吹き込まれ、このバンドの特徴である管楽器のサウンドが入っていないシングル曲によって新しいヴォーカルを強調したことは、このアルバムの売り上げにとってはマイナスとなったかもしれなかった。また、前作での方法を踏襲し、アルバムの曲は、その多くがバンドのメンバーでない外部のライター達によって書かれたものだった。最初の2枚のシングルはダイアン・ウォーレン(この当時のチャートを事実上席巻していた)の手によるもので、3枚目はジム・スコットによって書かれたものだったのである。 ともあれ、発売後、バンドメンバー間の葛藤によって再び犠牲者が出ることになった。驚くべきことに、1990年、バンド結成以来のオリジナル・メンバーであったドラマーのダニー・セラフィンがクビになったのである(彼にとってはこのアルバムが参加した最後の作品となった)。バンド結成後、20年以上が経過したところでの出来事だった。彼の後釜には、次のアルバムからセッション・ドラマーのトリス・インボーデンが加入し、現在に至っている。.

シカゴ18とシカゴ19間の類似点

シカゴ18とシカゴ19は(ユニオンペディアに)共通で10ものを持っています: AORロバート・ラムロック (音楽)ワーナーブラス・ロックビル・チャンプリンデイヴィッド・フォスターダイアン・ウォーレンオールミュージックジェームズ・パンコウ

AOR

AORとは、Album-Oriented Rock(アルバム・オリエンテッド・ロック)、Adult-Oriented Rock(アダルト・オリエンテッド・ロック)の略語であり、音楽のジャンルの一つである。.

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ロバート・ラム

バート・ラム ロバート・ラム(Robert William Lamm、1944年10月13日 - ) アメリカ合衆国のシカゴの創立メンバーで、キーボーディスト、ボーカリスト、ソングライター。同バンドのヒット曲の多くはラムのペンによるものである。2017年、ソングライターの殿堂入りをしている。.

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ロック (音楽)

音楽ジャンルとしてのロック、ないし、ロック・ミュージック、ロック音楽(ロックおんがく、rock music)は、1950年代にアメリカ合衆国におけるロックンロールを起源とし、1960年代以降、特にイギリスやアメリカ合衆国で、幅広く多様な様式へと展開したポピュラー音楽のジャンルであるP.

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ワーナー

ワーナー(Warner)は英米系の姓または男性名。英語の発音はウォーナー()。.

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ブラス・ロック

ブラス・ロック(brass rock)はロックのジャンルの一つ。ロックのアレンジを基調とし、ジャズの要素を加味してトランペットやトロンボーンなどの金管楽器(ブラス)を前面に押し出した音楽性が特徴。1960年代後半から1970年代前半に流行した。代表的なアーティストとしてシカゴ、ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ、チェイスなどが挙げられる。.

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ビル・チャンプリン

ビル・チャンプリン(2008年) ビル・チャンプリン(Bill Champlin、1947年5月21日 - )はアメリカのミュージシャン。シカゴの元メンバー。サンズ・オブ・チャンプリンのメンバー。グラミー賞受賞者。.

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デイヴィッド・フォスター

デイヴィッド・ウォルター・フォスター(David Walter Foster、1949年11月1日 - )は、カナダの音楽家、音楽プロデューサー、ソングライター、編曲家。セリーヌ・ディオン、ジョシュ・グローバン、シャリース・ペンペンコ、マイケル・ブーブレなどを見出したり、世界で成功したアーティストのプロデュースを数多く手がけている。今までに15のグラミー賞を獲得した他、「カナダのグラミー」と呼ばれるジュノー賞を7回、映像関連のエミー賞を1回受賞している。また、映画のサウンドトラックも数多く手掛け、3度アカデミー賞にノミネートされている。.

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ダイアン・ウォーレン

ダイアン・ウォーレン(Diane Eve Warren、1956年9月7日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身のソングライター。彼女が制作した楽曲は、次の通り様々な賞にノミネートされている。アカデミー賞ノミネートが6回http://awardsdatabase.oscars.org/ampas_awards/DisplayMain.jsp;jsessionid.

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オールミュージック

ールミュージック (allmusic) とは、オール・メディア・ガイド (All Media Guide) が運営する、音楽に関するメタデータのデータベースサイト。2005年に All Music Guide(オール・ミュージック・ガイド)から allmusic(オールミュージック)へサイト名を変更した:en:Talk:allmusic#AMG / All Music Guide / Allmusic。音楽情報サイトの権威である。.

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ジェームズ・パンコウ

ェイムズパンコウ ジェームズ・パンコウ(James Carter "Jimmy" Pankow、1947年8月20日 - )は、シカゴの創立メンバーで、トロンボーン奏者、ソングライター、ブラスアレンジャー。.

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上記のリストは以下の質問に答えます

シカゴ18とシカゴ19の間の比較

シカゴ19が20を有しているシカゴ18は、35の関係を有しています。 彼らは一般的な10で持っているように、ジャカード指数は18.18%です = 10 / (35 + 20)。

参考文献

この記事では、シカゴ18とシカゴ19との関係を示しています。情報が抽出された各記事にアクセスするには、次のURLをご覧ください:

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