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オープンアクセスとセルフアーカイブ

ショートカット: 違い類似点ジャカード類似性係数参考文献

オープンアクセスとセルフアーカイブの違い

オープンアクセス vs. セルフアーカイブ

30pxこれは閉じた錠前をイメージしている。 オープンアクセス(open access、OA)とは、主に学術情報の提供に関して使われる言葉で、広義には学術情報を、狭義には査読つき学術雑誌に掲載された論文を、インターネットを通じて誰もが無料で閲覧可能な状態に置くことを指す。また、自由な再利用を認めることも定義の一つに含まれることが多い。1990年代、大手出版社による学術雑誌市場の寡占と価格高騰が続いていた。これに対抗し学問の自由な共有を目指す動きが現れ、2001年に開催された会議およびそれをもとに2002年に公開された文書である Budapest Open Access Initiative (BOAI) によって方向づけられた理念および運動である。BOAI ではオープンアクセス達成の方法として、研究者のセルフアーカイブ(グリーンロード)とオープンアクセスの学術雑誌に投稿するゴールドロードを提示している。 2007年末にアメリカ合衆国で、アメリカ国立衛生研究所 (NIH) から予算を受けて行った研究の成果は、発表後一年以内に公衆が無料でアクセスできる状態にしなければならない、ということが法律で義務化されたのをはじめ、世界各国で対応が進められている。. ルフアーカイブ(英: Self archive)とは、デジタル文書の無料のコピーを、オープンアクセスに供するためにウェブ上に置くことである。通常セルフアーカイブと呼ばれるのは、学位論文や査読付きの学術雑誌や国際会議において刊行された学術論文をその著者が所属する機関のリポジトリやオープンアーカイブに登録することで、論文のアクセス性と入手可能性を高め、引用利用を増す目的で行われる。 セルフアーカイブは、オープンアクセス雑誌でのオープンアクセス出版に次ぐ、オープンアクセスを提供する一般的な方法である。この両者の方法を対比して、セルフアーカイブをオープンアクセスへの"green road"と呼び、オープンアクセス出版は"golden road"と呼ばれている。 セルフアーカイブは、Stevan Harnad による1994年の投稿 "Subversive Proposal" において、普遍的な実践方法として初めて明示的に提唱された。しかし、計算機科学者は少なくとも1980年代には公開FTPサーバーですでにセルフアーカイブを自然発生的に行っていた(CiteSeerを参照)し、物理学者は1990年代のはじめにweb上で行っていた(arXivを参照)。 eprintによる調査では、約91%の査読付き雑誌が、論文の著者にプレプリントやポストプリントをセルフアーカイブすることを認めている。ポストプリントをセルフアーカイブする権利が著作権に関する法律上の問題であるのに対し、プレプリントをセルフアーカイブする権利は単にである。.

オープンアクセスとセルフアーカイブ間の類似点

オープンアクセスとセルフアーカイブは(ユニオンペディアに)共通で4ものを持っています: ArXivオープンアクセスジャーナル査読機関リポジトリ

ArXiv

arXiv(アーカイヴ、archiveと同じ発音)は、物理学、数学、計算機科学、量的生物学、計量ファイナンス、統計学の、を含む様々な論文が保存・公開されているウェブサイトである。論文のアップロード(投稿)、ダウンロード(閲覧)ともに無料で、論文はPDF形式である。1991年にスタートして、プレプリント・サーバーの先駆けとなったウェブサイトである。大文字の X をギリシャ文字のカイ(Χ)にかけて archive と読ませている。 現代(2012年)においてはこうした仕組みのサイトは特に珍しいものでもない。しかし、arXivの設立当初(1990年代初頭)においては、学術出版社や大学図書館を介さずに研究者同士がインターネットを介して直接に論文をやりとりできる場として、学術出版関係者に大きな驚きをもって受けとめられた。 2015年8月現在106万報以上の論文が保存されている。毎月8,000報を超える論文が追加されている。1991年、LANL preprint archiveという名称でロスアラモス国立研究所を運営元としてスタートし、1999年にarXiv.orgと改名。現在はコーネル大学図書館が運営元となっている。.

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オープンアクセスジャーナル

ープンアクセスジャーナル(open access journal)は学術雑誌のうち、オンライン上で無料かつ制約無しで閲覧可能な状態に置かれているものを指す。クリエイティブ・コモンズなどのライセンスを用いて、自由な再利用を認めているものも多い。オープンアクセスの定義にばらつきがあるため、最古のものについては定説はないが、フロリダ昆虫学会の Florida Entomologist はオープンアクセスジャーナルの起源の一つとして挙げられることがある。オープンアクセスジャーナルは、それまでの読者から費用を回収する方式ではなく、著者が費用を負担する形式となっているものが多い。他にも掲載から一定期間経過するとオープンアクセスとなるものなども存在する。大手出版社からもオープンアクセスジャーナルが出版されるようになるなど、着実にシェアを増やしてきている。メガジャーナルと呼ばれる多数の論文を掲載するものも存在し、中には年間30,000本以上の論文を掲載するものもある。オープンアクセスジャーナルには批判も多い。研究者が費用を負担することへの否定的な見解や、査読に対し信頼性が低いといった批判がある。読まれることによって収入を得るのではなく、論文を掲載することによって収入を得るため、質の低い論文でも掲載する、あるいはデタラメな論文でも掲載する出版社も存在する。.

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査読

査読(さどく、、ピア・レビュー)とは、研究者仲間や同分野の専門家による評価や検証のことである研究社 新英和大辞典 第6版。研究者が学術雑誌に投稿した論文が掲載される前に行われる。研究助成団体に研究費を申請する際のそれも指すことがある。 審査(しんさ、)とも呼ばれることがある。.

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機関リポジトリ

機関リポジトリ(きかんリポジトリ)とは、研究機関がその知的生産物を電子的形態で集積し保存・公開するために設置する電子アーカイブシステムである。.

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上記のリストは以下の質問に答えます

オープンアクセスとセルフアーカイブの間の比較

セルフアーカイブが8を有しているオープンアクセスは、59の関係を有しています。 彼らは一般的な4で持っているように、ジャカード指数は5.97%です = 4 / (59 + 8)。

参考文献

この記事では、オープンアクセスとセルフアーカイブとの関係を示しています。情報が抽出された各記事にアクセスするには、次のURLをご覧ください:

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