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H.263

索引 H.263

H.263 (えいちにーろくさん)は、ITU-Tにおいて規格化された動画圧縮方式の一つである。1996年3月に承認された。MPEG-4と同様超低ビットレート向けに開発されたものであり、テレビ電話に利用されている。基本的な技術はMPEG-4ビジュアルと同一である。一般的にCIFやQCIFの解像度が使用される。Adobe Flashでは、H.263のサブセットである、Sorenson H.263が再生可能である。.

20 関係: Adobe FlashAudio Video Interleaveハフマン符号データ圧縮フレーム間予測エントロピー符号動画離散コサイン変換Flash VideoH.261H.264H.320H.324ITU-TMPEG-1MPEG-2MPEG-4QuickTime1996年3月

Adobe Flash

Adobe Flash(アドビ・フラッシュ)は、アドビシステムズが開発している動画やゲームなどを扱うための規格。元の開発会社はマクロメディアで旧称はMacromedia Flash(マクロメディア・フラッシュ)。競合としては、Microsoft Silverlightがあったが、両社とも現在はHTML5を推奨している。 かつてはFlash規格のアプリケーションを制作する同社のソフトウェア群も「Adobe Flash (Macromedia Flash)」の名称で呼ばれていたが、2016年にAdobe Animateに名称を変更した。そして2020年末にAdobeがFlash Playerの開発と配布を終了する予定であると発表した。.

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Audio Video Interleave

Audio Video Interleave(オーディオ ビデオ インターリーブ)は動画用ファイルフォーマットである。.

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ハフマン符号

ハフマン符号(ハフマンふごう、Huffman coding)とは、1952年にデビッド・ハフマンによって開発された符号で、文字列をはじめとするデータの可逆圧縮などに使用される。 ほかのエントロピー符号と同様、よく出現する文字には短いビット列を、あまり出現しない文字には長いビット列を割り当てることで、メッセージ全体の符号化に使われるデータ量を削減することを狙っている。 コンパクト符号やエントロピー符号の一つ。JPEGやZIP (Deflate) などの圧縮フォーマットで使用されている。 シャノン符号化が最適ではない場合が存在する不完全な符号であったのに対し、ハフマン符号は(整数の符号語長という制約のもとでは、)常に最適な符号を構成できる。擬似的に実数の符号語長を割り振る算術符号と比較すれば、データ圧縮効率は劣る。ただし、算術符号やその他の高効率の符号化法と異なり、特許の問題が無い。.

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データ圧縮

データ圧縮(データあっしゅく)とは、あるデータをそのデータの実質的な性質(専門用語では「情報量」)を保ったまま、データ量を減らした別のデータに変換すること。高効率符号化ともいう-->。アナログ技術を用いた通信技術においては通信路の帯域幅を削減する効果を得るための圧縮ということで帯域圧縮ともいわれた。デジタル技術では、情報を元の表現よりも少ないビット数で符号化することを意味する。 データ圧縮には大きく分けて可逆圧縮と非可逆圧縮がある。というより正確には非可逆圧縮はデータ圧縮ではない。可逆圧縮は統計的冗長性を特定・除去することでビット数を削減する。可逆圧縮では情報が失われない。非可逆圧縮は不必要な情報を特定・除去することでビット数を削減する。しかしここで「不必要な」とは、例えばMP3オーディオの場合「ヒトの聴覚では通常は識別できない」という意味であり、冒頭の「情報量を保ったまま」という定義を破っている。データファイルのサイズを小さくする処理は一般にデータ圧縮と呼ばれるが、データを記録または転送する前に符号化するという意味では情報源符号化である。 圧縮は、データ転送におけるトラフィックやデータ蓄積に必要な記憶容量の削減といった面で有効である。しかし圧縮されたデータは、利用する前に伸長(解凍)するという追加の処理を必要とする。つまりデータ圧縮は、空間計算量を時間計算量に変換することに他ならない。例えば映像の圧縮においては、それをスムースに再生するために高速に伸長(解凍)する高価なハードウェアが必要となるかもしれないが、圧縮しなければ大容量の記憶装置を必要とするかもしれない。データ圧縮方式の設計には様々な要因のトレードオフがからんでおり、圧縮率をどうするか、(非可逆圧縮の場合)歪みをどの程度許容するか、データの圧縮伸長に必要とされる計算リソースの量などを考慮する。 新たな代替技法として、圧縮センシングの原理を使ったリソース効率のよい技法が登場している。圧縮センシング技法は注意深くサンプリングすることでデータ圧縮の必要性を避けることができる。.

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フレーム間予測

フレーム間予測(フレームかんよそく)とは、動画像の圧縮符号化において高い圧縮効率を得るために、異なる時刻のフレームに基づいて予測画像を生成し、入力画像と予測画像の差分(誤差)画像を符号化する方式である。現在の動画像圧縮技術の基礎となる技術の一つである。 一般に、フレーム間予測では、さらに圧縮効率を高めるために動き補償(うごきほしょう、)と呼ばれる技術が同時に用いられる。.

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エントロピー符号

ントロピー符号(エントロピーふごう)とは、情報源アルファベットのシンボルに対し符号語を割り当てるコンパクト符号の概念の一つで、シンボル毎の出現確率に基づき異なる長さの符号語長を用いることで、情報源を効率的に符号化することを目的としたもの。具体的な例としてハフマン符号や算術符号などがあり、データ圧縮に広く用いられている。 符号アルファベットの要素数をn、任意のシンボルsの出現確率をp_sとすると、-\log_p_sの長さの符号語を割り当てた時に最短の符号が得られることが知られている。当然、任意の情報源に対してこれらの最適な符号語長は整数にはならない。ハフマン符号では、ハフマン木を用いて各符号語長が整数になるように近似しているため、簡便な手法ではあるが最短の符号は得られない。算術符号は半開区間の分割を繰り返すことで、この問題を克服している。 エントロピー符号を復号するには、情報源アルファベットの各出現確率を事前に通知する必要がある。これに対し、復号が完了したデータから順次出現確率を計算する手法も存在し、適応(Adaptive)あるいは動的(Dynamic)と呼ばれる。これと区別する為に静的(Static)という呼称もある。.

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動画

動画(どうが、video、movie)とは、動く画像(動画像、videograph)のことで、映像と呼称されることも多い。アニメーション(animation)の日本語訳でもある。 静止画と対極の語であり、狭い定義では「動く画像」、広い定義では時間軸に同期させた音声・音楽と共に提供されるメディアパッケージを指す場合もある。選択した静止画を順次切り替える「スライドショー」「紙芝居」とは異なり、連続して変化する静止画像を高速に切り替え続けると人間の視覚の錯覚として静止画が動いているように見えるを利用した表現様式(メディア)である。 日本語の「動画」は、アニメーター・映像作家の政岡憲三が「アニメーション」の訳語として考案・提唱したものが最初とされ、「〜動画」という社名のアニメ会社も複数設立されるなど実際にその意味で使われてきたが、2000年代以降はアニメーションのみにとどまらず、上記のような性質を持った表現様式も含むより広範囲な映像物を指す言葉としても使用されている。.

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離散コサイン変換

DFTとの比較。左はスペクトル、右はヒストグラム。低周波域での相違を示すため、スペクトルは 1/4 だけ示してある。DCTでは、パワーのほとんどが低周波領域に集中していることがわかる。 離散コサイン変換(りさんコサインへんかん)は、離散信号を周波数領域へ変換する方法の一つであり、信号圧縮に広く用いられている。英語の discrete cosine transform の頭文字から DCT と呼ばれる。以下DCTと略す。.

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Flash Video

Flash Video(フラッシュ ビデオ)は、主にFlash Player 6以降を利用してインターネット上で動画を配信するために利用されるコンテナ型のファイルフォーマットで、元はマクロメディアが開発していたものを、アドビシステムズが会社ごと買収した。Flash VideoはSWFファイルの内部に埋め込まれる場合もある。なお、アドビシステムズによって定義され、Flash Playerが対応している動画ファイルフォーマットには異なる「FLV」と「F4V」の2つが存在する。FLVファイル内の動画および音声のデータはSWFファイルと同じ方法でエンコードされる。後者のF4VファイルフォーマットはISOベースのメディアファイルフォーマットを基にしており、これはFlash Player 9の「update 3」以降で対応を開始した。 Flash VideoフォーマットはYouTubeやGoogleビデオ、Yahoo! Video、ロイターを始めとした多くのニュース提供元などで次々に採用され、Web上における埋め込み動画の形式として、すぐにその地位を確立した。 Flash Videoコンテナフォーマットそのものが開かれる際に利用される圧縮形式のほとんどは、特許によって保護されており、一般にはSorenson SparkまたはVP6コーデックによって映像データがエンコードされている。最新のFlash PlayerではH.264の映像とHE-AACの音声にも対応している。 Flash Videoは広範囲で利用可能なFlash PlayerとWebブラウザのプラグインや、サードパーティーによるプログラム等を通じて、ほとんどのオペレーティングシステムで観ることができる。作成には、FFmpegなどを使う。.

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H.261

H.261はCCITT(現在のITU-T)によって策定された動画圧縮の規格で、1990年に勧告として承認された。 デジタル動画像の圧縮符号化方式としては、フレーム間予測、離散コサイン変換(DCT)、量子化、エントロピー符号化を組み合わせて用いた、世界最初の国際標準であり、その後に規格化されたH.263やH.264、MPEG-1、MPEG-2、MPEG-4など、数多くの動画像圧縮方式の基礎としてとらえることができる。 ISDN上でのテレビ会議に利用することが想定されているため、符号化ビットレートは64kbps〜1.92Mbpsの間で64kbps刻みで指定することが規格上定められている。 現在の動画像圧縮方式に比べて非常に原始的な仕組みであり、低ビットレート時の画質があまりよいものではなかったため、画質改善のためにループフィルタを導入している。しかし、1991年に登場したMPEG-1以降の方式では、1/2画素(ハーフペル)精度以上の動き補償が導入され、それが平滑化フィルタと同等の役割を果たすため、処理負荷の高いループフィルタはその後採用されなくなっている。(なお、2003年に承認されたITU-T勧告H.264では、ブロックノイズの発生の抑制に特化したループフィルタを採用している。) 当時は、デジタル動画像の標準的な画面解像度がまだ存在せず、また、テレビジョンの信号方式がNTSCやPALと複数存在し、国ごとに異なるため、共通の画像フォーマットを策定する必要があった。そこで、現在でも標準フォーマットの一つとして用いられることが多い、352×288画素のCIF(Common Intermediate Format)が規格化された。H.261ではQCIF(Quarter CIF; 176×144画素)ないしCIFを使用することができる。なお、色空間についてはYCbCr 4:2:0が採用されている。.

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H.264

H.264(エイチにろくよん)、MPEG-4 AVC(エムペグフォーエーブイシー)は、動画圧縮規格の一つ。 ITU-Tでは「H.264」として、2003年初めに勧告された。ISO/IECでは、ISO/IEC 14496-10「MPEG-4 Part 10 Advanced Video Coding(通称:MPEG-4 AVC)」として規定されている。どちらも技術的には同一のものであり、ITU-TとISO/IECが共同で策定したため、両者の呼称を「H.264/MPEG-4 AVC」「MPEG-4 AVC/H.264」と併記することが多い。規格文書では「ITU-T Rec.

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H.320

H.320 とは、ISDNに基づくネットワーク上でのマルチメディア(音声/動画/データ)通信のためにITU-Tが定めた包括推奨規格。主プロトコルは、H.221、H.230、H.242、音声コーデックとしては、G.711、G.723、ビデオコーデックとしては、H.261、H.263 が採用されている。.

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H.324

H.324 とは、アナログ電話回線上での音声/ビデオ/データ通信のためのITU-T推奨規格。転送には一般的な 33,600 bit/s のモデムを使い、ビデオコーデックとして H.263、音声コーデックとして G.723 を使う。Vialta Beamer BM-80 Phone Video Station など、いくつかのテレビ電話で使われている。 H.324 は3GPPが 3G-324M の一部として採用した(携帯電話網上のテレビ電話規格)。 デスクトップコンピュータ用の最初期のビデオ会議システムとして、Datapoint Corporation の MINX システムがあった。これは当初独自規格だったが、現在の(Datapoint からスピンオフした VUGATE が販売する)MINX システムは H.324 に準拠している(H.320 にも対応)。.

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ITU-T

ITU-T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector) は、国際電気通信連合の部門の一つで、通信分野の標準策定を担当する「電気通信標準化部門」。旧CCITT(Comite Consultatif International Telegraphique et Telephonique、国際電信電話諮問委員会)。 勧告という形が標準となる。4年に1回開催される世界電気通信標準化会議(World Telecommunication Standardization Assembly、WTSA)で活動が決められる。 以前はTSS、ITU-TSまたはITU-TSSとも言った。.

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MPEG-1

MPEG-1 (エムペグワン)は、ISO/IEC JTC 1のMoving Picture Experts Group(MPEG)によって作られた標準動画規格の一つ。 正式名称:Coding of moving pictures and associated audio for digital storage media at up to about 1.5 Mbit/s コンパクトディスク(CD)に1時間程度の動画を記録する事を目標にNTTとアスキーに由って。ビデオCDなどで利用されている。単にMPEG動画というと、MPEG-1で圧縮されたものを指す場合が多い。 ビデオとオーディオ、両者を併せたシステムについて規格化されている。.

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MPEG-2

MPEG-2(エムペグツー、H.222/H.262, ISO/IEC 13818)は1995年7月にISO/IEC JTC 1のMoving Picture Experts Groupによって決められた標準規格。正式名称はGeneric coding of moving pictures and associated audio information.

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MPEG-4

MPEG-4(エムペグフォー、ISO/IEC 14496)は、動画・音声全般をデジタルデータとして扱うための規格のことである。MPEG-1やMPEG-2と同様、システム、ビジュアル(MPEG-1/-2ではビデオと呼ぶ)、オーディオ、ファイルフォーマットの各技術から構成される。しかしながら、一般的には「MPEG-4」と呼ぶ場合、動画の符号化方式を記述したビジュアル部分だけを指すことが多い。 規格が広範なことが「MPEG-4とは何か」という説明を難しくさせている上に、ビジュアル、あるいはファイルフォーマットの一部の規格を利用したものも単に「MPEG-4です」と説明されることが多く、使われ方、意味のとられ方が混乱している用語でもある。 なお、規格化を行っているMoving Picture Experts GroupではMPEG-4を最後の動画/音声符号化の規格とする意向であり、現在では3次元コンピュータグラフィクスや音声合成などを含む大変広範な規格になっている。MPEG技術は、各技術毎にパート(Part)と呼ばれる規格が作成され、技術が採用/規格化されるたびにパートが増える。2003年にH.264がMPEG-4 Part 10 Advanced Video Codingとして規格化されるなど、現在もなお追加・拡張が継続されている規格である。.

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QuickTime

QuickTime(クイックタイム)は、アップルが開発するマルチメディア技術である。音楽、動画、画像、テキストデータなどを取り扱うことができる。 なお、Mac OS X v10.6に搭載されているQuickTime XはiOSのマルチメディア技術をベースに作られたもので、従来のQuickTimeとは基本的に別物のシステムである。詳細はQuickTime Xを参照。.

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1996年

この項目では、国際的な視点に基づいた1996年について記載する。.

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3月

『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』より3月 3月(さんがつ)は、グレゴリオ暦で年の第3の月に当たり、31日間ある。 日本では、旧暦3月を弥生(やよい)と呼び、現在でも新暦3月の別名としても用いる。弥生の由来は、草木がいよいよ生い茂る月「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」が詰まって「やよひ」となったという説が有力で、これに対する異論は特にない。 ヨーロッパ諸言語での呼び名であるmars,marzo,Marchなどはローマ神話のマルス (Mars) の月を意味するMartiusから取ったもの。 古代ローマの暦(ユリウス暦より前)においては、年の最初の月は現在の3月にあたる。閏年の日数調整を2月に行うのは、当時の暦での最後の月に日数調整を行っていたことの名残である。 3月はその年の11月と同じ曜日で始まり、平年には2月と同じとなる。.

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