ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

E番号

索引 E番号

E番号 (E number) は、欧州連合内で使用するために決められている食品添加物に付与される分類番号である(E番号のEはEuropeのEである)。欧州連合では一般的に食品のラベルに記載されている。食品添加物の安全性の評価とその承認は欧州食品安全機関の管轄である。分類方式はコーデックス委員会が定めた国際番号付与体系 (International Numbering System, INS) に従う。INS添加物として認められているもののみが欧州連合でも認可され、INSと同じ番号に接頭辞「E」を付加したE番号が与えられる。 オーストラリアなど、欧州連合以外の地域においても食品添加物表示に用いられる。 初めて承認されたのは着色料のリストで、1962年である。続いて1964年には防腐剤、1970年には抗酸化物質、そして1974年には乳化剤、安定剤、増粘剤およびゲル化剤が追加された。.

376 関係: 加工デンプンひまし油うま味調味料塩化マグネシウム塩化ニトロシル塩化アンモニウム塩化カリウム塩化カルシウム塩化スズ(II)塩化物塩素塩酸増粘安定剤増粘剤安定剤安息香安息香酸安息香酸カリウム安息香酸カルシウム寒天尿素乳化剤乳酸乳酸ナトリウム乳酸アンモニウム乳酸カリウム乳酸カルシウム乳酸鉄(II)亜硝酸ナトリウム亜硝酸カリウム亜硫酸亜硫酸ナトリウム亜硫酸カリウム亜硫酸カルシウム亜硫酸水素ナトリウム亜硫酸水素カリウム亜硫酸水素カルシウム二炭酸ジメチル二酸化塩素二酸化ケイ素二酸化硫黄亜酸化窒素二酸化炭素微斜長石ペルオキシ一硫酸カリウムペプチドナイシンペクチンナタマイシンマルチトール...マルトールマンニトールチアベンダゾールチオ硫酸ナトリウムネオテームバーミキュライトバージニアマイシンバシトラシンポリリン酸ポリビニルポリピロリドンポリビニルピロリドンポリビニルアルコールポリデキストロースポリエチレングリコールメチルセルロースモネンシンヨウ化カリウムヨウ化カルシウムラノリンライスワックスラクチトールリンゴ酸リン酸リン酸三ナトリウムリン酸三カリウムリン酸三カルシウムリン酸二アンモニウムリン酸二水素カリウムリン酸アンモニウムリン酸カリウムリン酸カルシウムリン酸水素二カリウムリボフラビンリパーゼリコペンリシンリソールルビンBKリゾチームルビキサンチンルテインレシチンローズマリーロドキサンチンロイシンロジンワックスワックスエステルワセリンヘリウムヘプチルパラベンヘキシルレゾルシノールヘキサメチレンテトラミンブチルヒドロキシアニソールブリリアントブラックBNブリリアントブルーFCFブロメラインブタンプルランプロパンプロピレングリコールプロピオン酸プロピオン酸ナトリウムプロピオン酸カリウムプロテアーゼパラフィンパラオキシ安息香酸エステルパルミチン酸アスコルビルパーライト (岩石)パパインヒドロキシプロピルセルロースヒドロキシエチルセルロースビフェニルビオラキサンチンビキシンビタミンCビタミンEピロ亜硫酸ナトリウムピロ亜硫酸カリウムピロリン酸塩テトラサイクリン系抗生物質デヒドロ酢酸デキストリンフマル酸フラボキサンチンフラビンモノヌクレオチドファストイエローABファストグリーンFCFフィチン酸フィカインフェノール類フェロシアン化ナトリウムフェロシアン化カリウムニューコクシンホルムアルデヒドホウ砂ホウ酸ベントナイトベンジルペニシリンベンジルアルコールベタニンアナトーアミラーゼアマランスアノキソマーアポカロテナールアメリカ食品医薬品局アラビアガムアリテームアルミニウムアルラレッドACアルカンニンアルギン酸アルギン酸ナトリウムアルゴンアントシアニンアボパルシンアジピン酸アスパルテームアスコルビン酸アスコルビン酸カリウムアスコルビン酸カルシウムアスタキサンチンアセスルファムカリウムアゾルビンアゾジカーボンアミドイノシン酸インダンスレンインジゴカルミンイエロー2Gイソマルトイソブタンウコンエチルマルトールエチルセルロースエチレンジアミン四酢酸エリトリトールエリスロシンエリソルビン酸エリソルビン酸ナトリウムエトキシキンエタノールオルトフェニルフェノールオルトフェニルフェノールナトリウムオレンジGGNオキシテトラサイクリンオクタフルオロシクロブタンカラメル色素カラヤゴムカラギーナンカリウムミョウバンカルミンカルミン酸カルボキシメチルセルロースカンタキサンチンカーボンブラックカードランカシアガムキラヤ科キレートキシリトールキサンタンガムギ酸ギ酸ナトリウムギ酸カルシウムクリプトキサンチンクルクミンクロルテトラサイクリンクロロペンタフルオロエタンクロロフィルクエン酸クエン酸ナトリウムグリチルリチングリーンSグリシングリセリングルコノラクトングルコマンナングルコン酸グルコン酸ナトリウムグルコン酸カルシウムグルコースオキシダーゼグルタミン酸グルタミン酸ナトリウムグルタミン酸マグネシウムグルタミン酸カリウムグルタミン酸カルシウムグアヤク樹脂グアーガムグアニル酸ケイ酸ケイ酸ナトリウムケイ酸マグネシウムケイ酸アルミニウムケイ酸カリウムケイ酸カルシウムゲランガムゲル化剤コチニール色素コハク酸コリン (栄養素)コンニャクコール酸ゴムショ糖脂肪酸エステルシトラナキサンチンシトラスレッド2シェラックシクロデキストリンシスチンシステインジメチルポリシロキサンジブチルヒドロキシトルエンジクロロジフルオロメタンスプレーステアリン酸ステアリン酸アスコルビルスカーレットGNスクラローススクロース酢酸イソブチルセルロースセスキ炭酸ナトリウムゼラチンゼアキサンチンソルビン酸ソルビン酸ナトリウムソルビン酸カリウムソルビン酸カルシウムソルビトールソーマチンタンニンタートラジンタイロシンサンセットイエローFCFサッカラーゼサッカリンサフラン光学分割固化防止剤国際食品規格委員会着色料硝酸硝酸ナトリウム硝酸カリウム硫酸硫酸ナトリウム硫酸マグネシウム硫酸アルミニウム硫酸アンモニウム硫酸カリウム硫酸カルシウム硫酸銅(II)窒素窒素酸化物第1族元素炭酸ナトリウム炭酸マグネシウム炭酸アンモニウム炭酸カリウム炭酸カルシウム炭酸鉄(II)炭酸水素ナトリウム炭酸水素アンモニウム炭酸水素カリウム甘味料発泡剤過酸化ベンゾイル過酸化アセトン過酸化カルシウム食品添加物調味料蜜蝋防腐剤脂肪酸膨張剤臭素酸カリウム臭素酸カルシウム酢酸酢酸亜鉛酢酸ナトリウム酢酸アンモニウム酢酸エチル酢酸カリウム酢酸カルシウム酸塩基指示薬酸化マグネシウム酸化チタン(IV)酸化カルシウム酸化防止剤酸化鉄酸素酒石酸酒石酸カリウム酒石酸カリウムナトリウム酒石酸カルシウム酒石酸水素カリウム鉱油英国食品基準庁PH調整剤PpmTert-ブチルヒドロキノン抗生物質抗酸化物質欧州食品安全機関欧州連合水素水酸化ナトリウム水酸化マグネシウム水酸化アンモニウム水酸化カリウム水酸化カルシウム水酸化物水酸化鉄没食子酸没食子酸プロピル没食子酸ドデシル没食子酸エチル没食子酸オクチル消臭剤消泡剤滑石漂白剤海泡石1,3-ブタンジオール5'-リボヌクレオチド二ナトリウム インデックスを展開 (326 もっと) »

加工デンプン

加工デンプン(加工澱粉、modified starch)または化工デンプン(化工澱粉)は、物理的・化学的あるいは酵素的処理を加えることによって、天然デンプンの特性を改良したデンプンの総称である。 食品衛生上、日本や欧州連合は、加工デンプンのうち物理的および酵素的処理によるものを食品、化学的処理によるものを食品添加物として取り扱っている。アメリカ合衆国は、すべての加工デンプンを食品添加物とみなしている。 化学的処理による加工デンプンには以下のような化合物がある。.

新しい!!: E番号と加工デンプン · 続きを見る »

ひまし油

ひまし油 ひまし油(ひましあぶら、ひましゆ、蓖麻子油)は、トウダイグサ科のトウゴマの種子から採取する植物油の一種。.

新しい!!: E番号とひまし油 · 続きを見る »

うま味調味料

うま味調味料「味の素」(アジパンダ瓶) うま味調味料(うまみちょうみりょう)とは、うま味を刺激する物質を人工的に精製した調味料である。ナトリウムと結合した結晶のかたちで扱われ、塩や砂糖のように、水などに溶かして使うことが多い。主成分はグルタミン酸ナトリウム、イノシン酸ナトリウム、グアニル酸ナトリウムなど。 かつては「化学調味料」と称されていたが、1990年代から「うまみ調味料」と呼びかえられるようになった(後述)。現在は、加工食品において原材料名として、「アミノ酸等」と表記されていることが多い。 初めて登場したうま味調味料は、1909年に発売された、グルタミン酸ナトリウムを主成分とする「味の素」である。.

新しい!!: E番号とうま味調味料 · 続きを見る »

塩化マグネシウム

塩化マグネシウム(えんかマグネシウム、magnesium chloride)はマグネシウムの塩化物であり無機化合物の一種で、化学式 MgCl2•6H2O、6水和物は式量 203.3022 の白色結晶である。にがりの主成分のひとつ。.

新しい!!: E番号と塩化マグネシウム · 続きを見る »

塩化ニトロシル

塩化ニトロシル(えんかニトロシル、nitrosyl chloride)は、化学式 NOCl の無機化合物である。広く一般に、王水の分解によって生成する。ハロゲン化ニトロシルは他にフッ化ニトロシル、臭化ニトロシルが知られている。.

新しい!!: E番号と塩化ニトロシル · 続きを見る »

塩化アンモニウム

塩化アンモニウム(えんかアンモニウム、ammonium chloride)は、化学式 NH4Cl、式量 53.50 の塩。別名塩安 (Muriate)。工業薬品JIS K1441-86、試薬JIS K8116-92、食品添加物。 古代ラテン語名のSal Ammoniac(アモンの塩)とも呼ばれるが、これはかつてエジプトのアモン神殿の近くから産出したことにちなむ。この名は、アンモニアの語源ともなった。.

新しい!!: E番号と塩化アンモニウム · 続きを見る »

塩化カリウム

塩化カリウム(えんかカリウム、potassium chloride)は化学式 KCl で表されるカリウムの塩化物で、結晶格子は塩化ナトリウム型構造をとる。工業的には塩加、塩化加里、塩化カリとも呼称される。 アメリカ合衆国では薬物による死刑執行時に使用する薬物としても知られる。.

新しい!!: E番号と塩化カリウム · 続きを見る »

塩化カルシウム

塩化カルシウム(えんかカルシウム、塩カル、calcium chloride)は、化学式 CaCl2 で示されるカルシウムの塩化物。CAS登録番号は10043-52-4。式量は110.98。二水和物、四水和物、六水和物として存在するが、薬品として、二水和物CaCl2・2H2O(式量 147.01)がよく使用される。.

新しい!!: E番号と塩化カルシウム · 続きを見る »

塩化スズ(II)

塩化スズ(II)(えんかスズ、tin(II) chloride または stannous chloride)は、化学式 SnCl2 で表される+2価のスズの塩化物で、無水物、2水和物がある。無水物は常温常圧において無色〜白色の結晶性粉末で、潮解性がある。2水和物は常圧において融点 37.7 ℃ の白色結晶で強力な還元剤であり、酸化剤や強塩基と激しく反応する。硝酸塩とは非常に激しく反応し、爆発の危険がある。空気中の酸素と反応して不溶性のオキシ塩化物を生じる。水、メタノール、エタノール、酢酸、酒石酸などに可溶。.

新しい!!: E番号と塩化スズ(II) · 続きを見る »

塩化物

塩化物(えんかぶつ、chloride)とは、塩素がそれより陽性な元素または原子団と形成する化合物である。塩素 (Cl2) は第18族元素以外のほとんどの元素と反応し塩化物を形成する。 塩素の結合がイオン結合性の場合、容易に塩素の陰イオン (Cl&minus) を遊離するのでこのイオンは塩化物イオン(えんかぶつイオン、chloride ion)または塩素イオン(えんそイオン、現在この呼び方は推奨されていない)と称する。また命名法において後置せずに前置する場合は塩化 (— chloride) と称する。いずれも陰性の塩素原子を意味する名称である。.

新しい!!: E番号と塩化物 · 続きを見る »

塩素

Chlore lewis 塩素(えんそ、chlorine)は原子番号17の元素。元素記号は Cl。原子量は 35.45。ハロゲン元素の一つ。 一般に「塩素」という場合は、塩素の単体である塩素分子(Cl2、二塩素、塩素ガス)を示すことが多い。ここでも合わせて述べる。塩素分子は常温常圧では特有の臭いを持つ黄緑色の気体で、腐食性と強い毒を持つ。.

新しい!!: E番号と塩素 · 続きを見る »

塩酸

塩酸(えんさん、hydrochloric acid)は、塩化水素(化学式HCl)の水溶液。代表的な酸のひとつで、強い酸性を示す。.

新しい!!: E番号と塩酸 · 続きを見る »

増粘安定剤

増粘安定剤(ぞうねんあんていざい)とは、食品(飲料も含む)に粘性や接着性を付けるための食品添加物。糊料(こりょう)ともいう。具体的には、食品に粘りやとろみをつけるための「増粘剤」、食品を接着し形が崩れないようにする「安定剤(結着剤)」、食品をゲル化する「ゲル化剤」に分けられる。食感やのどごしの向上などの目的に広く使用されている。 成分は、天然由来の多糖類が用いられることがほとんど(後述)。澱粉や果実、藻類などから直接もしくは発酵する等の手法により抽出する。.

新しい!!: E番号と増粘安定剤 · 続きを見る »

増粘剤

増粘剤(ぞうねんざい)または粘稠剤(ねんちゅうざい)とは、液体の粘性を高めるために混入する添加物の総称である。.

新しい!!: E番号と増粘剤 · 続きを見る »

安定剤

安定剤(あんていざい).

新しい!!: E番号と安定剤 · 続きを見る »

安息香

ャワ島ガンボン産の処理済スマトラ安息香 (''Styrax benzoin'') 樹脂 安息香(あんそくこう、あんそっこう)はツツジ目エゴノキ科エゴノキ属のアンソクコウノキ (Styrax benzoin)、またはその他同属植物が産出する樹脂のことである。アンソクコウノキなどの樹木に傷をつけてそこからにじみ出て固化した樹脂を採集する。主要な成分は安息香酸である。 ベンゾイン (benzoin) とも呼ばれるが、化合物名のベンゾインとは別である。安息香酸 (benzoic acid) の名はこの樹脂から得られたことによる。ベンゼン (benzene) の名も安息香酸から得られたことにちなむので、間接的にこの樹脂に由来している。.

新しい!!: E番号と安息香 · 続きを見る »

安息香酸

安息香酸(あんそくこうさん、benzoic acid、Benzoesäure)は示性式 C6H5COOH の芳香族化合物であり、特に芳香族カルボン酸である。ベンゼンの水素原子1個がカルボキシ基に置換された構造を持つ。水に溶かすと酸性を示し、pKa は 4.21 である。 安息香酸のカルボキシル基に対してオルト位の水素原子がヒドロキシル基に置換されると、サリチル酸となる。 抗菌・静菌作用があるので、水溶性のナトリウム塩、安息香酸ナトリウム (sodium benzoate) などは清涼飲料等の保存料として添加されている。酸型保存料の一種。殺菌作用はない(既に細菌などの増殖したものに対しては無効)。旧厚生省は安息香酸を天然に存在しない添加物に分類している。.

新しい!!: E番号と安息香酸 · 続きを見る »

安息香酸カリウム

安息香酸カリウム(あんそくこうさんカリウム、Potassium benzoate)は安息香酸のカリウム塩である。カビ、酵母、いくつかの真正細菌の成長を阻害するため防腐剤として食品に使われている。その効果は安息香酸存在下の低pH(4.5以下)で最も発揮される。 果汁飲料(アスコルビン酸を含む)、炭酸飲料(炭酸を含む)、ソフトドリンク(リン酸を含む)、漬物(酢酸を含む)などの酸性食品は安息香酸カリウムによって保存加工される。 カナダ、アメリカ、EUを含む多くの国で承認されており、E番号はE212が付与されている。EUでは子供による摂取を推奨していない。.

新しい!!: E番号と安息香酸カリウム · 続きを見る »

安息香酸カルシウム

安息香酸カルシウム(Calcium benzoate)は、安息香酸のカルシウム塩である。食品産業において防腐剤として使われている。E番号はE213。.

新しい!!: E番号と安息香酸カルシウム · 続きを見る »

寒天

寒天(かんてん)は、テングサ(天草)、オゴノリなどの紅藻類の粘液質を凍結・乾燥したものである。英語では、マレー語からの借用によりagar-agar、または短縮してagar()と呼ぶ。 乾燥寒天を冷水に浸し沸騰させて炭水化物鎖を溶かし、他の物質を加えて漉し、38℃以下に冷ますことによって固める。寒天はゼラチンよりも低い、1%以下の濃度でもゲル化が起こる。一度固まった寒天ゲルは85℃以上にならないと溶けないため、温度変化に強く口の中でとろけることがない。 日本国内の流通量では2000年(平成12年)以降、工業的に製造された輸入品の数量が従来製法を含む国産品を上回っている。食用のゲル(ゼリー)の材料という点では、牛や豚から作られるゼラチンに似ているが、化学的には異なる物質である。.

新しい!!: E番号と寒天 · 続きを見る »

尿素

尿素(にょうそ、urea)は、示性式 CO(NH2)2 と表される有機化合物。カルバミドともいう。無機化合物から初めて合成された有機化合物として、有機化学史上、重要な物質である。.

新しい!!: E番号と尿素 · 続きを見る »

乳化剤

乳化剤(にゅうかざい、Emulsifier)は、乳化や起泡・消泡などの目的で使用される薬剤の総称。界面活性剤と概ね同義であるが、食品用として使用されるものでは界面活性剤と表記されることは稀である。本項では主に食品用乳化剤について扱う。食品用途以外の乳化剤については、界面活性剤を参照されたい。.

新しい!!: E番号と乳化剤 · 続きを見る »

乳酸

乳酸(にゅうさん、lactic acid)は、有機化合物で、ヒドロキシ酸の1種である。分子式 C3H6O3、示性式 CH3CH(OH)COOH、IUPAC置換命名法 2-ヒドロキシプロパン酸 (2-hydroxypropanoic acid) と表される。ただし、キラル中心を1つ持つため鏡像異性体が存在するので、R体かS体かの区別が必要な場合がある。乳酸の塩やエステルは ラクタート あるいは ラクテート(lactate)と呼ぶ。解糖系の生成物として現れる。.

新しい!!: E番号と乳酸 · 続きを見る »

乳酸ナトリウム

乳酸ナトリウム(にゅうさんナトリウム、)はナトリウムの乳酸塩で、化学式C3H5NaO3で表される化合物。糖の発酵により生じる乳酸を中和して得られる。本来は液体であるが、粉末の製剤も市販されている。.

新しい!!: E番号と乳酸ナトリウム · 続きを見る »

乳酸アンモニウム

乳酸アンモニウム(ammonium lactate)は、化学式がNH4(C2H4(OH)COO)の化合物である。乳酸のアンモニウム塩で、軽度の抗細菌性材料である。 E番号はE328で、Amlactin®およびLac-Hydrin®のスキンローションの有効成分である。.

新しい!!: E番号と乳酸アンモニウム · 続きを見る »

乳酸カリウム

乳酸カリウム(Potassium lactate)は、化学式KC3H5O3の化合物である。乳酸のカリウム塩である。糖を発酵させて生じる乳酸を中和することで生じる。E番号326が与えられている。通常、60%固体の液体として生成するが、固体分は78%までになる。 乳酸カリウムは幅広い抗菌作用を持ち、肉類の賞味期限を延ばし、また安全性を高めるために用いられる。 さらに、乳酸カリウムは、ファースト・アラート社製のツンドラ消火器の消火剤としても用いられている。.

新しい!!: E番号と乳酸カリウム · 続きを見る »

乳酸カルシウム

乳酸カルシウム(にゅうさんカルシウム、)はカルシウムの乳酸塩で、化学式C6H10CaO6で表される化合物。チーズ熟成中の細菌活動により結晶化するが、工業的には乳酸と炭酸カルシウムから作られ、食品添加物や医薬品に用いられる。.

新しい!!: E番号と乳酸カルシウム · 続きを見る »

乳酸鉄(II)

乳酸鉄(II)(Iron(II) lactate)は、鉄1原子と乳酸2分子から構成される化合物である。化学式は、Fe(C3H5O3)2である。.

新しい!!: E番号と乳酸鉄(II) · 続きを見る »

亜硝酸ナトリウム

亜硝酸ナトリウムの強誘電状態での結晶構造 亜硝酸ナトリウム(あしょうさんナトリウム、Sodium nitrite、NaNO2)はナトリウムの亜硝酸塩である。別名は亜硝酸ソーダ。工業薬品JIS K1472-83、試薬JIS K8019-92、食品添加物。毒物及び劇物取締法で劇物に指定。消防法で危険物第1類(酸化性固体)の亜硝酸塩類(酸化性固体亜硝酸塩類第1種酸化性固体(50kg))。水質汚濁防止法で施行令第2条有害物質。.

新しい!!: E番号と亜硝酸ナトリウム · 続きを見る »

亜硝酸カリウム

亜硝酸カリウム(あしょうさんカリウム、)はカリウムの亜硝酸塩で、化学式はKNO2。.

新しい!!: E番号と亜硝酸カリウム · 続きを見る »

亜硫酸

亜硫酸(ありゅうさん、sulfurous acid)は、化学式 H2SO3 で表される硫黄のオキソ酸で、二酸化硫黄の水溶液中に存在するとされる酸である。分子量 82 。酸性雨に含まれる物質の1つである。 遊離酸は不安定なため単離できない。古くは水溶液としては存在するとされていたが、ラマンスペクトルにおいて (HO)2SO という構造を持つ化合物が全く検出されないことから、実際には水溶液中での平衡は以下のようなものであると考えられている。 この反応の平衡定数は K1.

新しい!!: E番号と亜硫酸 · 続きを見る »

亜硫酸ナトリウム

亜硫酸ナトリウム(ありゅうさんナトリウム、sodium sulfite)は亜硫酸のナトリウム塩で、化学式 Na2SO3 で表される無機化合物。 排煙脱硫の過程で二酸化硫黄 SO2 を吸収した洗浄液に含まれる。ドライフルーツの退色を防いだり、肉類を保存する際の防腐剤として用いられる。また、チオ硫酸ナトリウムと同様に単体ハロゲンをハロゲン化水素に変換する性質を持ち、写真の作成やプールの塩素濃度を減少させるのに使われる。.

新しい!!: E番号と亜硫酸ナトリウム · 続きを見る »

亜硫酸カリウム

亜硫酸カリウム(ありゅうさんカリウム、)はカリウムの亜硫酸塩で、化学式K2SO3で表される無機化合物。.

新しい!!: E番号と亜硫酸カリウム · 続きを見る »

亜硫酸カルシウム

亜硫酸カルシウム(ありゅうさんカルシウム、)はカルシウムの亜硫酸塩で、化学式CaSO3で表される無機化合物。還元剤としての性質を持ち、水道水中の残留塩素の除去や、ヨーロッパなどでは食品添加物としても使用される。.

新しい!!: E番号と亜硫酸カルシウム · 続きを見る »

亜硫酸水素ナトリウム

亜硫酸水素ナトリウム(ありゅうさんすいそナトリウム、sodium hydrogen sulfite または sodium bisulfite)とは、化学式が NaHSO3 と表される無機化合物である。亜硫酸水素イオンとナトリウムイオンからなる塩で、別名を重亜硫酸ナトリウム、あるいは酸性亜硫酸ナトリウムとも呼ぶ。食品添加物(保存料として)、化学における還元剤などとして用いられる。 NaHSO3は固体としては室温で不安定であり水溶液として存在し、亜硫酸水素塩は固体としては亜硫酸水素ルビジウムRbHSO3、亜硫酸水素セシウムCsHSO3、およびテトラアルキルアンモニウム塩NR4HSO3のみ室温で安定であり FA コットン, G. ウィルキンソン著, 中原 勝儼訳 『コットン・ウィルキンソン無機化学』 培風館、1987年,原書:F.

新しい!!: E番号と亜硫酸水素ナトリウム · 続きを見る »

亜硫酸水素カリウム

亜硫酸水素カリウム(Potassium bisulfite)は、化学式KHSO3の化合物である。アルコール飲料の製造の際に滅菌剤として用いられる。E番号228として、EUでは食品添加物として用いられている。.

新しい!!: E番号と亜硫酸水素カリウム · 続きを見る »

亜硫酸水素カルシウム

亜硫酸水素カルシウム(Calcium bisulfite)は、カルシウムカチオンと亜硫酸水素アニオンとの塩である。二酸化硫黄と水の混合物により、石灰と過剰な亜硫酸を反応させることで得られる。二酸化硫黄、亜硫酸塩、その他硫黄が+4の酸化状態を持つ含硫黄化合物と同様に、この物質も弱い還元剤である。食品添加物として防腐剤に用いられ、E番号は、E227である。亜硫酸水素カルシウムは酸塩であり、水溶液中では酸として振る舞う。.

新しい!!: E番号と亜硫酸水素カルシウム · 続きを見る »

二炭酸ジメチル

二炭酸ジメチル(にたんさんジメチル、Dimethyl dicarbonate、DMDC)は、有機化合物で、炭酸エステルの1つ。刺激臭のある無色透明の液体である。飲料の防腐剤または殺菌剤、酢酸キナーゼとグルタミン酸デカルボキシラーゼの酵素阻害剤として使われている。 飲料に添加されると化学的に次のような反応が起こる。.

新しい!!: E番号と二炭酸ジメチル · 続きを見る »

二酸化塩素

二酸化塩素(にさんかえんそ、chlorine dioxide)とは塩素の酸化物で、化学式 ClO2で表される無機化合物である。塩素の酸化数は+4。.

新しい!!: E番号と二酸化塩素 · 続きを見る »

二酸化ケイ素

二酸化ケイ素(にさんかケイそ、silicon dioxide)はケイ素の酸化物で、地殻を形成する物質の一つとして重要である。組成式は。シリカ(silica)、無水ケイ酸とも呼ばれる。圧力、温度の条件により、石英(quartz、水晶)以外にもシリカ鉱物()の多様な結晶相(結晶多形)が存在する。.

新しい!!: E番号と二酸化ケイ素 · 続きを見る »

二酸化硫黄

二酸化硫黄(にさんかいおう、Sulfur Dioxide)は、化学式SO2の無機化合物である。刺激臭を有する気体で、別名亜硫酸ガス。化石燃料の燃焼などで大量に排出される硫黄酸化物の一種であり、きちんとした処理を行わない排出ガスは大気汚染や環境問題の一因となる。 二酸化硫黄は火山活動や工業活動により産出される。石炭や石油は多量の硫黄化合物を含んでおり、この硫黄化合物が燃焼することで発生する。火山活動でも発生する。二酸化硫黄は二酸化窒素などの存在下で酸化され硫酸となり、酸性雨の原因となる。.

新しい!!: E番号と二酸化硫黄 · 続きを見る »

亜酸化窒素

亜酸化窒素(あさんかちっそ。英語、nitrous oxide)とは、窒素酸化物の1種である。化学式ではN2Oと表されるため、一酸化二窒素(いっさんかにちっそ)とも呼ばれる。 ヒトが吸入すると陶酔させる作用があることから笑気ガス(しょうきガス。英語、laughing gas)とも言い、笑気と略されることもある。また麻酔作用もあるため、全身麻酔など医療用途で用いることもあり、世界保健機関においては必須医薬品の一覧にも載せられている。この他にも、工業用途では燃料の発火促進のために使われる。また、調理用途では食材をムース状に加工するエスプーマと呼ばれる調理法に使用される。 しかし、陶酔感を得るために亜酸化窒素を乱用する者が後を絶たないことから、日本では、2016年2月18日に医薬品医療機器法に基づき「亜酸化窒素」が指定薬物に指定された。そして、日本では同月28日から、医療などの目的以外に亜酸化窒素を製造・販売・所持・使用することなどが禁止されるに至った。なお、乱用以外にも、亜酸化窒素が大気中へと放出されると、 紫外線によって分解されるなどして一酸化窒素を生成し、この一酸化窒素にはオゾン層を破壊する作用がある。したがって、亜酸化窒素の使用もオゾン層の破壊につながるという地球環境への問題も抱えている。.

新しい!!: E番号と亜酸化窒素 · 続きを見る »

二酸化炭素

二酸化炭素(にさんかたんそ、carbon dioxide)は、化学式が CO2 と表される無機化合物である。化学式から「シーオーツー」と呼ばれる事もある。 地球上で最も代表的な炭素の酸化物であり、炭素単体や有機化合物の燃焼によって容易に生じる。気体は炭酸ガス、固体はドライアイス、液体は液体二酸化炭素、水溶液は炭酸・炭酸水と呼ばれる。 多方面の産業で幅広く使われる(後述)。日本では高圧ガス保安法容器保安規則第十条により、二酸化炭素(液化炭酸ガス)の容器(ボンベ)の色は緑色と定められている。 温室効果ガスの排出量を示すための換算指標でもあり、メタンや亜酸化窒素、フロンガスなどが変換される。日本では2014年度で13.6億トンが総排出量として算出された。.

新しい!!: E番号と二酸化炭素 · 続きを見る »

微斜長石

微斜長石(びしゃちょうせき、microcline、マイクロクリン)は、鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種。長石グループの鉱物で、三斜晶系のカリ長石。 化学組成は KAlSi3O8。同じ組成で単斜晶系のものは正長石だが、肉眼で両者の区別はできない。高温で形成された場合には、Na をやや多く含むサニディン(玻璃長石)になる。 火成岩や変成岩に含まれる造岩鉱物。.

新しい!!: E番号と微斜長石 · 続きを見る »

ペルオキシ一硫酸カリウム

ペルオキシ一硫酸カリウム(ペルオキシいちりゅうさんカリウム、英:potassium peroxymonosulfate)、過硫酸水素カリウムあるいは一過硫酸カリウムは、広く使用されている酸化剤の一つである。過硫酸のカリウム塩。過硫酸水素カリウムは強力な酸化剤であるが、不安定で取り扱いが難しい。しかし、硫酸水素カリウムと硫酸カリウムを添加し複塩を作らせることにより安定な白い結晶となり、取り扱い容易な優れた酸化剤となる。この複塩は、デュポン社がオキソン(Oxone)、エボニック社がCaroatと称して販売している。商標ではあるが、「オキソン」は一般的な化学用語として認知されている このデータベースにてoxoneの語でも検索できる。。 主に有機合成化学分野において、オキソンは実験室で用いられる代表的な過硫酸試剤である。主な用途はオレフィンからエポキシドへ、第三級アミンからアミンオキシドへ、アルデヒドからカルボン酸へ、スルフィドからスルホンへの酸化などが挙げられる。.

新しい!!: E番号とペルオキシ一硫酸カリウム · 続きを見る »

ペプチド

ペプチド(Peptid、peptide:ペプタイド, ギリシャ語の πεπτος (消化できる)に由来する)は、決まった順番で様々なアミノ酸がつながってできた分子の系統群である。1つのアミノ酸残基と次のそれの間の繋がりはアミド結合またはペプチド結合と呼ばれる。アミド結合は典型的な炭素・窒素単結合よりもいくらか短い、そして部分的に二重結合の性質をもつ。なぜならその炭素原子は酸素原子と二重結合し、窒素は一つの非共有電子対を結合へ利用できるからである。 生体内で産生されるペプチドはリボソームペプチド、非リボソームペプチド、消化ペプチドの3つに大別される。.

新しい!!: E番号とペプチド · 続きを見る »

ナイシン

ナイシン(Nisin)は、34アミノ酸残基の多環式抗菌ペプチドであり、食品の保存料等に用いられる。ランチオニン (Lan) 、メチルランチオニン (MeLan) 、ジデヒドロアラニン (Dha) 、ジデヒドロアミノブチル酸 (Dhb) 等の異常アミノ酸を含むが、これらはペプチド前駆体の翻訳後修飾によって導入されたものである。これらの反応の中では、リボソームで合成された57アミノ酸長のペプチドが最終的なペプチドになる。セリンやスレオニンに由来する非飽和アミノ酸やジデヒドロアミノ酸に酵素によって付け加えられたシステイン残基は、複数のチオエーテル結合を作る。.

新しい!!: E番号とナイシン · 続きを見る »

ペクチン

ペクチン (Pectin) とは、植物の細胞壁や中葉に含まれる複合多糖類で、ガラクツロン酸 (Galacturonic acid)が α-1,4-結合したポリガラクツロン酸が主成分である。ガラクツロン酸のカルボキシル基がメチルエステル (methyl ester) 化されたものをペクチン、メチルエステル化されていないものをペクチン酸 (Pectic acid) と呼ぶ。天然ではガラクツロン酸の一部にメチル化が見られ、人工的に脱エステル化することによってペクチン酸が得られる。ガラクツロン酸の他にも、いくつかの多様な糖を含むことが知られる。分子量は50,000 - 360,000で、特に植物の葉、茎、果実に含まれる。アンリ・ブラコノーによって1825年に初めて単離された。EDTA、クエン酸、シュウ酸などのキレート剤と共に加熱することで可溶化され、抽出される。 食品添加物として使用される。 冷やすと甘味が増す。.

新しい!!: E番号とペクチン · 続きを見る »

ナタマイシン

ナタマイシン(natamycin, INN)は、通常土壌中に見いだされる微生物Streptomyces natalensisによる発酵の際に生産される天然の抗真菌薬である。1958年に構造決定された。ピマリシン (pimaricin) としても知られる。両親媒性を示すため、ナタマイシンの水への溶解度は非常に低い。しかしながら、ナタマイシンは非常に低い量で効果を示す。ほとんどのかびに対して10 ppmより低い最小発育阻止濃度 (MIC) を示す。ナタマイシンは、マクロリドポリエン系抗真菌薬に分類され、薬としては真菌性角膜炎の治療に使用される。ナタマイシンは特に、アスペルギルス属 (Aspergillus) およびフザリウム属 (Fusarium) の角膜への感染に対して有効である。 その他のポリエン系抗真菌薬は、アムホテリシンB、ナイスタチン、フィリピンなどである。.

新しい!!: E番号とナタマイシン · 続きを見る »

マルチトール

マルチトール (maltitol) は、糖アルコールの一種。酵素糖化法によって澱粉からつくられる二糖類のマルトースを原料として高圧下で接触還元して得られる。カルボニル基を持たないために褐変反応が起こらず、耐熱性に優れている。 マルチトールは、砂糖の約90%の甘味を有し、腸管から比較的吸収されにくく、ヒトの小腸粘膜酵素によって1/40程度しか分解・吸収されない。.

新しい!!: E番号とマルチトール · 続きを見る »

マルトール

マルトール(Maltol)は天然に存在する有機化合物で、香料、食品添加物として用いられる。IUPAC名は3-ヒドロキシ-2-メチル-4H-ピラン-4-オン(3-hydroxy-2-methyl-4H-pyran-4-one)、CAS番号。常温では白色結晶で、熱水や極性溶媒に溶ける。天然には松葉などに含まれ、また糖類を熱分解したとき(カラメル、パンや焼き菓子など)に生成し、これらの甘い香りの原因の一つである。マルトールという名も焦がした麦芽()に由来する。.

新しい!!: E番号とマルトール · 続きを見る »

マンニトール

マンニトール (Mannitol) は糖アルコールの一種である。 ヘキシトールに分類され、マンノースの還元体に相当する。マンニット (mannite) とも呼ばれる。光学活性物質であり、天然に多く存在するエナンチオマーは D-マンニトールである。ソルビトールの異性体である。 ヨーロッパから中近東にかけて自生するモクセイ科のマンナトネリコ(Manna Ash、Fraxinus ornus)の甘い樹液から発見・命名された。マンナトネリコの名はマナにちなむ。 浸透圧調製剤・利尿剤であり、弱い腎臓血管拡張剤でもある。 水溶液中ではプロトンを放出する性質を持つため、水溶液は酸性になる。このため、炭酸ナトリウムなど pH 調整剤を併用することが珍しくない。.

新しい!!: E番号とマンニトール · 続きを見る »

チアベンダゾール

チアベンダゾール(英称Thiabendazole、略称TBZ)は、殺菌剤・防カビ剤の一種。.

新しい!!: E番号とチアベンダゾール · 続きを見る »

チオ硫酸ナトリウム

チオ硫酸ナトリウム(チオりゅうさんナトリウム、sodium thiosulfate)は、化学式 で表されるナトリウムのチオ硫酸塩である。「チオ硫酸」という呼称は、硫酸が持つ酸素が1つ硫黄に置き換わっていることを示している。.

新しい!!: E番号とチオ硫酸ナトリウム · 続きを見る »

ネオテーム

ネオテーム(neotame)は、アミノ酸由来の高甘味度甘味料の一つである。甘味度は、砂糖の7,000~13,000 倍、アスパルテームの約30~60倍。.

新しい!!: E番号とネオテーム · 続きを見る »

バーミキュライト

バーミキュライト(ヴァーミキュライト、expanded vermiculite)は、農業や園芸に使われる土壌改良用の土。また、建設資材としても使われている。 名前は、原料である蛭石(ひるいし、正式な和名は苦土蛭石(くどひるいし)の英語名であるvermiculiteに由来する。.

新しい!!: E番号とバーミキュライト · 続きを見る »

バージニアマイシン

バージニアマイシン(Virginiamycin)は、プリスチナマイシンやキヌプリスチン・ダルホプリスチンと似た、ストレプトグラミン系抗生物質である。プリスチナマイシンIIAとバージニアマイシンS1の組合せである。バージニアマイシンは、燃料エタノール中に微生物が混入するのを防ぐために用いられる。また、成育促進と感染予防のため、家畜に対して用いられる。アメリカ合衆国農務省の研究によると、抗生物質は、若い豚の飼料費用を30%減らすが、豚が成長するにつれ、この飼料削減効果は弱まっていく。.

新しい!!: E番号とバージニアマイシン · 続きを見る »

バシトラシン

バシトラシン (bacitracin) は、枯草菌が産生する抗生物質で、バシトラシンAを主成分とする環状ポリペプチドの混合物である。.

新しい!!: E番号とバシトラシン · 続きを見る »

ポリリン酸

ポリリン酸(ポリりんさん、polyphosphoric acid)は、酸素原子を共有して結合した四面体 PO4(リン酸)構造単位からなるポリマーのオキソ酸である。また、その塩やエステルについてもこの記事で説明する。2つの角が共有されたポリリン酸イオンは直鎖構造または環状構造をとることがある。生物学ではポリリン酸エステルであるアデノシン一リン酸、アデノシン二リン酸、およびアデノシン三リン酸 (ATP) がエネルギーの移動に関与する。 さまざまなポリリン酸塩が一般的に1 - 5 mg/Lの濃度で都市用水でのミネラル隔離に利用される。.

新しい!!: E番号とポリリン酸 · 続きを見る »

ポリビニルポリピロリドン

ポリビニルポリピロリドン(Polyvinylpolypyrrolidone、PVPP)は、架橋の多いポリビニルピロリドンである。 PVPPは、医薬品の錠剤の崩壊剤として用いられる。PVPPは架橋があるため、水を吸収し急速に膨張するにも関わらず水に溶けない。この性質のため、錠剤の崩壊剤として有用となっている。 また、PVPPは、錠剤や懸濁液の形で、下痢を引き起こすリポ多糖を吸収するための薬剤としても用いられる(骨炭、木炭を参照)。 さらに、凝集と濾過を行うことにより、不純物の清澄剤としてワイン醸造等に用いられる。同じ原理でビールのポリフェノールを除去することにより、ビールを澄ませ、泡を安定させる。そのような商品の1つは、Polyclarと呼ばれる。PVPPは、タンパク質中のペプチド結合(特にプロリン残基)に似た結合を形成し、そのためタンパク質と同様にタンニンを沈殿させることができる。 PVPPのE番号はE1202であり、安定剤として用いられる。.

新しい!!: E番号とポリビニルポリピロリドン · 続きを見る »

ポリビニルピロリドン

ポリビニルピロリドン(Polyvinylpyrrolidone、略称PVP、ポビドンともいう)は、''N''-ビニル-2-ピロリドンの重合した高分子化合物である。CAS登録番号は。多くの合成高分子化合物と異なり水によく溶解するので、この性質を利用して様々な用途に用いられる。.

新しい!!: E番号とポリビニルピロリドン · 続きを見る »

ポリビニルアルコール

ポリビニルアルコール (polyvinyl alcohol, PVA,PVOH) は合成樹脂の一種で、親水性が非常に強く、温水に可溶という特徴を持つ。 別名をポバール(POVAL)とも呼ばれる。CAS登録番号は9002-89-5。.

新しい!!: E番号とポリビニルアルコール · 続きを見る »

ポリデキストロース

ポリデキストロース(ぽりできすとろーす、polydextrose)は、人工的に合成された水溶性食物繊維で、ヒトの消化酵素では分解されない。グルコース、ソルビトール、クエン酸を混合し高温で重合させたものである。 低カロリー、低粘性で整腸作用があり、健康食品に添加されている。 ポリデキストロースを摂取することにより、便が柔らかくなることがわかっている。.

新しい!!: E番号とポリデキストロース · 続きを見る »

ポリエチレングリコール

ポリエチレングリコールの構造式 ポリエチレングリコール(polyethylene glycol、略称 PEG)は、エチレングリコールが重合した構造をもつ高分子化合物(ポリエーテル)である。 ポリエチレンオキシド(polyethylene oxide、略称PEO)も基本的に同じ構造を有する化合物であるが、PEGは分子量2万程度までのもの、PEOは数万以上のものをいう。両者は物理的性質(融点、粘度など)が異なり用途も異なるが、化学的性質はほぼ同じである。 一般的な構造式は HO−(CH2−CH2−O)n−H と表される。PEG は水、メタノール、ベンゼン、ジクロロメタンに可溶、ジエチルエーテル、ヘキサンには不溶である。タンパク質など他の高分子に PEG構造を付加することを PEG化 (ペグか、pegylation) という。.

新しい!!: E番号とポリエチレングリコール · 続きを見る »

メチルセルロース

メチルセルロースは、1960年に食品添加物に認可される。E番号は、E461である。.

新しい!!: E番号とメチルセルロース · 続きを見る »

モネンシン

モネンシン (Monensin) はポリエーテル系抗生物質の一つ。ストレプトマイセス属のStreptomyces cinnamonensis から単離された。反芻動物の飼料に広く用いられる。 その構造はAgtarapらによって1967年に判明し、構造が明らかになった初めてのポリエーテル系抗生物質となった。最初の全合成は、1979年に岸義人らから報告された。.

新しい!!: E番号とモネンシン · 続きを見る »

ヨウ化カリウム

ヨウ化カリウム(ヨウかカリウム、Potassium Iodide)は、カリウムとヨウ素からなる無機化合物。化学式 KI、式量 166.00で、潮解性を持つ無色の固体。 水酸化カリウムとヨウ化水素酸の反応によって得ることができる。水溶液中では電離してヨウ化物イオンとカリウムイオンになっている。硫酸の存在でヨウ素が遊離するので、この性質を用いて滴定反応に広く用いられる。極性溶媒に容易に溶ける。工業的にはヨウ化化合物を作るための材料として用いられる。また、水には溶けにくいヨウ素がヨウ化カリウム水溶液には三ヨウ化物イオン(I3−)となって溶解し、ヨウ素ヨウ化カリウム溶液となる。この溶液はヨウ素液と通称され、ヨウ素デンプン反応を起こす。 また、空気酸化と光によって徐々にヨウ素が遊離し、黒ずむので、遮光の上、密栓して保存する。.

新しい!!: E番号とヨウ化カリウム · 続きを見る »

ヨウ化カルシウム

ヨウ化カルシウム(ヨウかカルシウム、英 Calcium iodide)はカルシウムのヨウ化物で、化学式CaI2で表される。無水のものと、三水和物とがある。.

新しい!!: E番号とヨウ化カルシウム · 続きを見る »

ラノリン

ラノリン (Lanolin) は、ウールに覆われた動物の皮脂腺から分泌される蝋である。英語ではwool wax、wool greaseとも呼ばれる。ラテン語でウールを意味するlānaと、油を意味するoleumに由来する。 人類によるラノリンの利用は、ウール生産を目的とした家畜羊の飼育から始まった。歴史的には、多くの薬局方がラノリンをwool fat (adeps lanae) としているが、実際はラノリンはグリセリドを欠き、真の脂質ではない。代わりに、ラノリンは主にステロールのエステルで構成されている。ラノリンの持つ防水性のため、ヒツジの皮は水を弾く。特定の品種のヒツジは、多量のラノリンを生産する。繊維の直径とラノリンの量には、逆相関の関係がある。 自然界におけるラノリンの役割は、ウールと表皮を気候や環境から守ることである。また、外皮系の衛生にも寄与していると考えられている。ラノリンとその多くの誘導体は、ヒトの皮膚の保護、美容製品にも広く用いられている。.

新しい!!: E番号とラノリン · 続きを見る »

ライスワックス

ライスワックス(Rice bran wax)は、こめ油から抽出される植物性の蝋である。.

新しい!!: E番号とライスワックス · 続きを見る »

ラクチトール

ラクチトール(Lactitol)は、低カロリーで砂糖の約40%の甘さを持ち、代替甘味料として用いられる糖アルコールである。瀉下薬としても用いられる。ダニスコとPurac Biochemの2つの業者が作っている。.

新しい!!: E番号とラクチトール · 続きを見る »

リンゴ酸

リンゴ酸(林檎酸、リンゴさん、malic acid)とはヒドロキシ酸に分類される有機化合物の一種。オキシコハク酸ともいう。 リンゴ酸の和名はリンゴから見つかったことに由来する。示性式は HOOC-CH(OH)-CH2-COOH、分子量は 134.09。IUPAC置換命名法では 2-ヒドロキシブタン二酸 (2-hydroxybutanedioic acid) と表される。 2位に光学中心を持ち、リンゴに多く含まれる異性体は (S)-(−)-L体 である。0.1 % 水溶液の pH は 2.82。.

新しい!!: E番号とリンゴ酸 · 続きを見る »

リン酸

リン酸(リンさん、燐酸、phosphoric acid)は、リンのオキソ酸の一種で、化学式 H3PO4 の無機酸である。オルトリン酸(おるとりんさん、orthophosphoric acid)とも呼ばれる。リン酸骨格をもつ他の類似化合物群(ピロリン酸など)はリン酸類(リンさんるい、phosphoric acids)と呼ばれている。リン酸類に属する化合物を「リン酸」と略することがある。リン酸化物に水を反応させることで生成する。生化学の領域では、リン酸イオン溶液は無機リン酸 (Pi) と呼ばれ、ATP や DNA あるいは RNA の官能基として結合しているものを指す。.

新しい!!: E番号とリン酸 · 続きを見る »

リン酸三ナトリウム

リン酸三ナトリウム(リンさんさんナトリウム)は化学式 Na3PO4、分子量 163.92 の金属リン酸塩。無色または白色の結晶。通常は12水和物である。単にリン酸ナトリウムともいう。リン酸に多量の水酸化ナトリウムを加えた水溶液を蒸発濃縮させて得られる。加水分解して強塩基性の水溶液とされるが、その他の溶媒には溶けにくい。 写真用現像液、砂糖の精製、硬水軟化剤、リン酸系洗剤、製紙薬剤、皮なめし剤、染色助剤などに広く使われる。.

新しい!!: E番号とリン酸三ナトリウム · 続きを見る »

リン酸三カリウム

リン酸三カリウム(リンさんさんカリウム、)は化学式K3PO4で表される無機化合物。一カリウム、二カリウム同様食品添加物として使われるが、水溶液はpH11.5~12.5(キリン協和フーズ)と、アルカリ性を示す。中華麺用かん水の原料、食肉製品・魚肉練り製品用結着剤、プロセスチーズ用乳化剤、醸造用添加物などの食品添加物として幅広く使用される。金属の表面処理、肥料、合成洗剤の洗浄助剤としての用途もあるが、河川や湖沼に過剰に流入すると富栄養化の原因ともなる。 カリウムとリン酸との反応で得られる。.

新しい!!: E番号とリン酸三カリウム · 続きを見る »

リン酸三カルシウム

リン酸三カルシウム(英語:Tricalcium phosphate、略称:TCP)とは、化学式:Ca3(PO4)2で表されるリン酸とカルシウムの塩である。リン灰石として天然に産出し、また土壌中に広く分布して含まれ、植物の生長に必須の成分である。骨を燃焼させた際に得られる物質でもある(骨灰・骨炭など)。.

新しい!!: E番号とリン酸三カルシウム · 続きを見る »

リン酸二アンモニウム

リン酸二アンモニウム(Diammonium phosphate)は、アンモニアがリン酸と反応する際に生じうる一連の可溶性リン酸アンモニウム塩の1つである。 リン酸二アンモニウムの固体は自発的にアンモニアを解離する。Pをアンモニア解離圧、Tを絶対温度 (K) とすると、353Kから385Kの範囲において解離圧は以下の式で表される。 100℃におけるリン酸二アンモニウムの解離圧は、約5mmHgである。.

新しい!!: E番号とリン酸二アンモニウム · 続きを見る »

リン酸二水素カリウム

リン酸二水素カリウムの単結晶 リン酸二水素カリウム(リンさんにすいそカリウム、)ないしはリン酸一カリウム(リンさんいちカリウム、)はカリウムのリン酸塩で、化学式KH2PO4で表される無機化合物。しばしばKDPと略される。.

新しい!!: E番号とリン酸二水素カリウム · 続きを見る »

リン酸アンモニウム

リン酸アンモニウムは、アンモニアのリン酸塩である。化学式は(NH4)3PO4で表される。また広義には、下に示す二つの水素塩を含む。 ---- 水素塩.

新しい!!: E番号とリン酸アンモニウム · 続きを見る »

リン酸カリウム

リン酸カリウム()はカリウムのリン酸塩。下記の3種類があり、いずれも食品添加物として利用される。.

新しい!!: E番号とリン酸カリウム · 続きを見る »

リン酸カルシウム

リン酸カルシウム(リンさんカルシウム、)はカルシウムイオンとリン酸イオン(PO43-)または二リン酸イオン(P2O74-)からなる塩の総称である。骨の約70%はリン酸カルシウムの一種である、炭酸イオンを6~9%含有するハイドロキシアパタイトからできている。 カルシウムと、リン酸の比率の違いにより、様々な相が知られている。pH 4以下の酸性条件では、酸性相であるDCPD又は、高温ではDCPA(Brusite, Monetite)が安定相となり、それ以上のpHである中性、塩基性条件下では、ハイドロキシアパタイトが安定相となる。弱酸性より高いpHの常温の溶液中でカルシウムとリン酸を混合した場合、アモルファス相が初生相として出現した後、構造相転移により結晶相へと転移する。一般にこの過程を経て形成した結晶相の結晶度は非常に悪い。.

新しい!!: E番号とリン酸カルシウム · 続きを見る »

リン酸水素二カリウム

リン酸水素二カリウム(リンさんすいそにカリウム、)ないしはリン酸二カリウム(リンさんにカリウム、)は化学式K2HPO4で表される無機化合物。.

新しい!!: E番号とリン酸水素二カリウム · 続きを見る »

リボフラビン

リボフラビン (Riboflavin) は、ビタミンB2 (Vitamin B2) 、ラクトフラビン(Lactoflavine)とも呼ばれ、ビタミンの中で水溶性ビタミンに分類される生理活性物質で、ヘテロ環状イソアロキサジン環に糖アルコールのリビトールが結合したものである。かつては成長因子 (growth factor) として知られていたことからビタミンGと呼ばれたこともある。.

新しい!!: E番号とリボフラビン · 続きを見る »

リパーゼ

リパーゼ (lipase) は、脂質を構成するエステル結合を加水分解する酵素群である。語源は、ギリシャ語の“lipos(脂肪)”+“ase(酵素)”に由来する。普通はそのうちで特にトリグリセリド(グリセロールの脂肪酸エステル)を分解して脂肪酸を遊離するトリアシルグリセリドリパーゼ(EC 3.1.1.3)を指す。消化液(胃液、膵液)に含まれ、脂質の消化を行う消化酵素であり、多くの生物の細胞で脂質の代謝に関与する。 リパーゼはすべての生物に存在し、その遺伝子は一部のウイルスにもある。機能も立体構造もさまざまであるが、活性中心にセリン(求核性の酸素原子を持つ)と酸性アミノ酸残基(アスパラギン酸など)およびヒスチジンを持つタイプが多い。 基質のグリセロール骨格の特定の位置(3か所のいずれか)を分解するものが多い。また逆反応(エステル合成)にも働くことから、人工的なエステル合成・交換反応にも用いられている。その際、目的とするエステルの加水分解を避けるため、有機溶媒中で反応が実施されることもある。また、リパーゼのその他の利用用途として消化薬、あるいは洗剤などに添加される。 広義のリパーゼとしては、リン脂質(生体膜の主成分)を分解する各種のホスホリパーゼがある。これらはエイコサノイド(プロスタグランジンなど)の合成や、細胞内でのシグナル伝達といった、細胞内外での機能調節に関与する。 Category:酵素.

新しい!!: E番号とリパーゼ · 続きを見る »

リコペン

リコペン (リコピン、lycopene) は、カロテンの1種で、鮮やかな赤色を呈す有機化合物である。.

新しい!!: E番号とリコペン · 続きを見る »

リシン

リシン()はα-アミノ酸のひとつで側鎖に 4-アミノブチル基を持つ。リジンと表記あるいは音読する場合もある。ソディウム。 しかし、分野によってはソディウムを使うように、分野ごとに何が標準的な発音や読みかは異なります。 正しい読みという概念は妄想なのでこの部分をコメントアウトします。 (ただし、リジンはドイツ語読みであるため、現在ではリシンと表記および音読するのが正しい) --> タンパク質構成アミノ酸で、必須アミノ酸である。略号は Lys あるいは K である。側鎖にアミノ基を持つことから、塩基性アミノ酸に分類される。リシンは、クエン酸回路に取り込まれてエネルギーを生み出すケト原性アミノ酸である。.

新しい!!: E番号とリシン · 続きを見る »

リソールルビンBK

リソールルビンBK (Lithol Rubine BK) は、赤色の合成アゾ色素である。赤色の粉末状で、印刷するとマゼンタになる。温水には少し溶けるが、冷水やエタノールには溶けない。ジメチルホルムアミド中での最大吸収波長は約442nmである。通常、カルシウムK.

新しい!!: E番号とリソールルビンBK · 続きを見る »

リゾチーム

リゾチームの三次元構造 リゾチームの単結晶 リゾチーム(Lysozyme,EC 3.2.1.17)とは、真正細菌の細胞壁を構成する多糖類を加水分解する酵素である。この作用があたかも細菌を溶かしているように見えることから溶菌酵素とも呼ばれる。ヒトの場合涙や鼻汁、母乳などに含まれている。工業的には卵白から抽出したリゾチームが食品や医薬品に応用されている。この酵素は1922年にアレクサンダー・フレミング(ペニシリンの発見でノーベル医学生理学賞を受賞した著明な細菌学者、Alexander Fleming)によって発見され、溶菌をあらわすlysisと、酵素をあらわすenzymeからLysozymeと命名された。.

新しい!!: E番号とリゾチーム · 続きを見る »

ルビキサンチン

ルビキサンチン(Rubixanthin)またはナチュラルイエロー27は、天然に存在する赤みがかった橙色のキサントフィル色素である。ローズヒップの中に見られる。食品添加物としては、着色料としてE161dというE番号が与えられている。.

新しい!!: E番号とルビキサンチン · 続きを見る »

ルテイン

ルテイン(Lutein、luteus)は、600種以上知られているカロテノイドのうちの一つ。ホウレンソウやケールなどの緑葉野菜、卵黄、動物脂肪、黄体で見られる。生体内では酸化防止剤として作用し、青色光を吸収する。ルテインは植物において、1〜2ヶ所のヒドロキシル基にそれぞれ脂肪酸が結合した脂肪酸エステルを形成する。ルテインエステルを鹸化すると約1:2のモル比でルテインが生成される。 脂溶性の分子であり水には溶けない。不飽和二重結合(ポリエン鎖)の発色団により特有な光吸収性を持つ。ポリエン鎖は光もしくは熱による酸化分解を受けやすく、酸に対しても不安定である。.

新しい!!: E番号とルテイン · 続きを見る »

レシチン

レシチン(lecithin)は、グリセロリン脂質の一種。自然界の動植物においてすべての細胞中に存在しており、生体膜の主要構成成分である。レシチンという名前は、ギリシャ語で卵黄を意味するλέκιθος(lekithos、レキトス)に由来する。 レシチンは、元々はリン脂質 の1種類であるホスファチジルコリン(Phosphatidylcholine)の別名であったが、現在ではリン脂質を含む脂質製品のことを総称してレシチンと呼んでいる。市場などでは原料に何を使用しているかで分類され、卵黄を原料とするものは「卵黄レシチン」、大豆を原料とするものは「大豆レシチン」と呼ばれ、区別される。 レシチンの特性として、油を水に分散させてエマルションを作る乳化力、皮膚や粘膜から物質を透過吸収する浸透作用がある。 このため、医薬用リポソームの材料、静脈注射用脂肪乳剤、痔や皮膚病の治療薬として利用されている。 体内で脂肪がエネルギーとして利用・貯蔵される際、タンパク質と結びついてリポタンパク質となり血液の中を移動するが、このタンパク質と脂肪の結合にレシチンを必要とする。体内のレシチンの総量は、体重60kgのヒトで600g程度である。.

新しい!!: E番号とレシチン · 続きを見る »

ローズマリー

ーズマリー(英:rosemary 仏:romarin)は、地中海沿岸地方原産で、シソ科に属する常緑性低木。和名マンネンロウの漢字表記は「迷迭香」であるが、これは中国語表記と同一である。生葉もしくは乾燥葉を香辛料、薬(ハーブ)として用いる。花も可食。水蒸気蒸留法で抽出した精油も、薬として利用される。.

新しい!!: E番号とローズマリー · 続きを見る »

ロドキサンチン

ドキサンチン(Rhodoxanthin)は、ヨーロッパイチイ等の様々な植物に少量含まれ、紫色を呈するキサントフィル色素である。鳥類の羽毛でも見られることがある。食品添加物として、E161fのE番号を持ち、着色料として用いられる。EUやアメリカ合衆国では承認されていないが、オーストラリアやニュージーランドでは承認されている。.

新しい!!: E番号とロドキサンチン · 続きを見る »

ロイシン

イシン (leucine) は、アミノ酸の1種であり、側鎖に イソブチル基を持つため、疎水性アミノ酸に分類される。また、非極性側鎖アミノ酸で分枝鎖アミノ酸に分類される。略号は Leu あるいは L である。白色結晶となることから、ギリシャ語で『白い』を意味する "leuco" にちなみ命名された。英語式発音を片仮名転記すると「リューシーン」となる。 タンパク質構成アミノ酸で、ヒトはロイシンを合成できないため、ヒトの必須アミノ酸の1つに数えられる。幼児では生長、成人では窒素平衡に必須である。ただし、遺伝子に異常がある場合、メープルシロップ尿症の原因になるアミノ酸の1つでもある。ケト原性を持つ。タンパク質の生成・分解を調整することによって筋肉の維持に関与する。なお、ロイシンは1つキラル中心を持っており天然型のロイシンは、S体のL-ロイシンであり、ヒトはこれを苦く感ずる。対して、天然にはほとんど見られないR体のD-ロイシンは、ヒトには甘く感じられる。.

新しい!!: E番号とロイシン · 続きを見る »

ロジン

ン(Rosin)は、マツ科の植物の樹液である松脂(まつやに)等のバルサム類を集めてテレピン精油を蒸留した後に残る残留物で、ロジン酸(アビエチン酸、パラストリン酸、イソピマール酸等)を主成分とする天然樹脂である。コロホニーあるいはコロホニウムとも呼ばれる。.

新しい!!: E番号とロジン · 続きを見る »

ワックス

ワックス(wax)とは蝋(ろう)のことである。詳細は蝋を参照。.

新しい!!: E番号とワックス · 続きを見る »

ワックスエステル

トリアコンタノール(C30)とパルミチン酸(C16)によるトリアコンタニルパルミチン酸 ワックスエステル(Wax ester)とは、蝋(ワックス)の化学的な表記。 炭素数10~12以上の長鎖脂肪酸と、同じく8以上の脂肪族アルコールがエステル結合した、長い鎖状の分子構造を持つ。 栄養学的な脂肪、つまり長鎖脂肪酸が3価アルコールのグリセリンにエステル結合したトリアシルグリセロールと異なり、ヒトは消化できず油脂瀉下を引き起こすことがある一方、皮脂腺で作られる脂質の主成分でもある。 クジラや深海魚(オレンジラフィー、バラムツ、アブラソコムツ、クロマトウダイ、ヒョウマトウダイなど)に多く含まれ、浮力調節とエネルギー貯蔵を兼ねていると考えられている。 アシネトバクター属の細菌では、エネルギー貯蔵に用いられている。 カイアシ類やミドリムシなどのプランクトンでも見られ、一部では化石燃料の代替研究が行われている。 植物では、ホホバの種子が利用されている。.

新しい!!: E番号とワックスエステル · 続きを見る »

ワセリン

ワセリン(欧文表記:Vaseline)は石油から得た炭化水素類の混合物を脱色して精製したもの。大部分は、分岐鎖を有するパラフィン(イソパラフィン)および脂環式炭化水素(シクロパラフィン、ナフテン)を含む。ワセリンという場合、一般的には白色ワセリンを指す事が多い。.

新しい!!: E番号とワセリン · 続きを見る »

ヘリウム

ヘリウム (新ラテン語: helium, helium )は、原子番号 2、原子量 4.00260、元素記号 He の元素である。 無色、無臭、無味、無毒(酸欠を除く)で最も軽い希ガス元素である。すべての元素の中で最も沸点が低く、加圧下でしか固体にならない。ヘリウムは不活性の単原子ガスとして存在する。また、存在量は水素に次いで宇宙で2番目に多い。ヘリウムは地球の大気の 0.0005 % を占め、鉱物やミネラルウォーターの中にも溶け込んでいる。天然ガスと共に豊富に産出し、気球や小型飛行船のとして用いられたり、液体ヘリウムを超伝導用の低温素材としたり、大深度へ潜る際の呼吸ガスとして用いられている。.

新しい!!: E番号とヘリウム · 続きを見る »

ヘプチルパラベン

ヘプチルパラベン(Heptylparaben)は、C7H15(C6H4OHCOO)の化学式を持つ化合物である。4-ヒドロキシ安息香酸がヘプチルエステルとなったパラベンである。 食品添加物としては、E209のE番号を持ち、防腐剤として用いられる。 Category:安息香酸エステル Category:フェノール Category:防腐剤.

新しい!!: E番号とヘプチルパラベン · 続きを見る »

ヘキシルレゾルシノール

ヘキシルレゾルシノール(Hexylresorcinol)は、麻酔薬、殺菌剤、駆虫薬としての性質を持つ有機化合物である。 局所的で小さな皮膚感染症の治療やトローチの成分として用いられる。 2014年6月20日現在、EU圏では酸化防止剤の1つ(E-586)として許可されている。しかし、Chemical Research in Toxicology誌に掲載された研究では、4-ヘキシルレゾルシノールを食品添加物(E-586)として用いると、エストロゲン様の作用を示すことが示された。.

新しい!!: E番号とヘキシルレゾルシノール · 続きを見る »

ヘキサメチレンテトラミン

ヘキサメチレンテトラミン (hexamethylenetetramine,HMT)は、4個の窒素原子がメチレンによってつながれた構造を持つ複素環化合物である。ヘキサミン (hexamine) あるいは1,3,5,7-テトラアザアダマンタンとも呼ばれる。無色で光沢のある結晶もしくは白色結晶性の粉末である。.

新しい!!: E番号とヘキサメチレンテトラミン · 続きを見る »

ブチルヒドロキシアニソール

ブチルヒドロキシアニソール(Butylated hydroxyanisole、しばしばBHAと略される)とは、脂溶性の有機化合物であり、主に酸化防止を目的として用いられる食品添加物である。また、化粧品等にも使用される。.

新しい!!: E番号とブチルヒドロキシアニソール · 続きを見る »

ブリリアントブラックBN

ブリリアントブラックBN(Brilliant Black BN)は、黒色の合成ジアゾ染料である。水に可溶である。通常、四ナトリウム塩として用いられ、細かい粉末か顆粒状である。カルシウム塩やカリウム塩もある。 食品添加物として用いられる時のE番号は、E151である。デザート、スイーツ、アイスクリーム、マスタード、赤色のジャム、ソフトドリンク、乳飲料、魚肉練り製品、ランプフィッシュのキャビアやその他の食品に用いられる。 特にアスピリン不耐症の患者に、アレルギーや不耐症の症状が出る。またヒスタミンを放出させ、気管支喘息の症状を悪化させる。 この物質は、注意欠陥・多動性障害の子供には、摂取が薦められない着色料の1つである。アメリカ合衆国、ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、スウェーデン、オーストリア、スイス、日本、フィンランドでは使用が禁止されているが、EUでは承認されている。ノルウェーでは2001年まで禁止されていたが、他国との貿易のために解禁された。.

新しい!!: E番号とブリリアントブラックBN · 続きを見る »

ブリリアントブルーFCF

ブリリアントブルーFCF (Brilliant Blue FCF) は、青色に着色することのできる着色料。食用タール色素に分類される合成着色料である。通称青色1号(あおいろいちごう)。常温では金属光沢のある赤紫色の粒状の固体で、無臭である。分子式はC37H34N2Na2O9S3、分子量792.86。CAS登録番号: 3844-45-9、INS番号: 133。工業的には、ベンズアルデヒドスルホン酸とエチルベンジルアニリンスルホン酸を反応させたものを酸化させることによって作り出す。 主に食品添加物や工業製品の着色用途として使用される。旧厚生省は天然に存在しない添加物に分類している。EUでは食品添加物(E番号:E133)として認可されているが、ベルギー、フランス、ドイツ、スウェーデン、オーストリアは国として禁止している。。またアメリカでは連邦食品・医薬品・化粧品法(FD&C法)に基づき、"FD&C Blue No.

新しい!!: E番号とブリリアントブルーFCF · 続きを見る »

ブロメライン

ブロメライン()は、タンパク質分解酵素の中のシステインプロテアーゼに分類される酵素。.

新しい!!: E番号とブロメライン · 続きを見る »

ブタン

ブタン (butane) は、分子式 C4H10、示性式 CH3(CH2)2CH3 の炭化水素の一種で、炭素4個が直鎖状に連なったアルカンである。n-ブタンとも呼ばれる。無色不快臭であり、常温・常圧で気体である。構造異性体としてイソブタン(2-メチルプロパン、iso-ブタン)があり、これらは異性体を持つアルカンでは最も小さい。可燃性物質であり、圧縮して液化した状態で運搬、利用される。天然には、石油や天然ガスの中に存在する。 n-ブタンの爆発限界は 1.9~8.5vol%(空気中)。.

新しい!!: E番号とブタン · 続きを見る »

プルラン

プルラン(pullulan) は、グルコースのみからなる多糖類の一種で、グルコース3分子がα1-4結合したマルトトリオースがα1-6結合で繋がった構造を持つ。すなわち、結合はα1-4、α1-4、α1-6という並びの繰り返しである。CAS登録番号は9057-02-7。1939年、Bauerらにより黒色酵母Aureobasidium pullulansの培地から抽出され命名された。加水分解酵素によって、マルトトリオースまたはパノースなどに分解される。.

新しい!!: E番号とプルラン · 続きを見る »

プロパン

プロパン (Propan) は、分子式 C3H8、構造式 CH3-CH2-CH3 で表されるアルカンである。.

新しい!!: E番号とプロパン · 続きを見る »

プロピレングリコール

プロピレングリコール(propylene glycol)とは、プロパン-1,2-ジオールのことである。示性式CH3CHOHCH2OHで表される有機化合物で、中央の炭素はキラル中心であるため1対の鏡像異性体が存在する。保湿や乳化など様々な用途に使用され、食品や医薬品にも用いられる場合がある。工業的には酸化プロピレンの加水分解によって製造される。.

新しい!!: E番号とプロピレングリコール · 続きを見る »

プロピオン酸

プロピオン酸(プロピオンさん、propionic acid)は分子式 、示性式 、分子量 74.08のカルボン酸。IUPAC系統名ではプロパン酸 propanoic acid となる。CAS登録番号は79-09-4。消防法による第4類危険物 第2石油類に該当する。 単体は融点 -21 、沸点 141 の無色の液体で、不快な臭気を有する。水、エタノール、クロロホルム、エーテルなどに溶けやすい。1-プロパノール、プロピオンアルデヒドの酸化によって得られる。 語源は「最初の脂肪酸」という意味で、油脂の加水分解により得られる脂肪酸のうち、最も炭素数の少ないものであったことによる。.

新しい!!: E番号とプロピオン酸 · 続きを見る »

プロピオン酸ナトリウム

プロピオン酸ナトリウムは、プロピオン酸のナトリウム塩である。ただしプロピオン酸が食品の保存料または香料としても使用されるのに対し、プロピオン酸ナトリウムは保存料としてのみ用いられる。.

新しい!!: E番号とプロピオン酸ナトリウム · 続きを見る »

プロピオン酸カリウム

プロピオン酸カリウムとは、プロピオン酸のカリウム塩である。ただしプロピオン酸が食品の保存料または香料としても使用されるのに対し、プロピオン酸カリウムは保存料としてのみ用いられる。.

新しい!!: E番号とプロピオン酸カリウム · 続きを見る »

プロテアーゼ

プロテアーゼ(Protease、EC 3.4群)とはペプチド結合加水分解酵素の総称で、プロテイナーゼ(proteinase)とも呼ばれる。広義のペプチダーゼ(Peptidase)のこと。タンパク質やポリペプチドの加水分解酵素で、それらを加水分解して異化する。収斂進化により、全く異なる触媒機能を持つプロテアーゼが似たような働きを持つ。プロテアーゼは動物、植物、バクテリア、古細菌、ウイルスなどにある。ヒトでは小腸上皮細胞から分泌する。.

新しい!!: E番号とプロテアーゼ · 続きを見る »

パラフィン

パラフィン(paraffin)とは、炭化水素化合物(有機化合物)の一種。炭素原子の数が20以上のアルカン(一般式が C_n H_ の鎖式飽和炭化水素)の総称である。その炭素数にかかわらず脂肪族飽和炭化水素 C_n H_ 同義語とされる場合もある。和名では石蝋(せきろう)という。 ★★南アフリカでは、ケロシンを指してパラフィンオイル(Paraffin oil)、または単にパラフィンと呼ぶ。一方、固形パラフィンはパラフィンワックス(Paraffin wax)とよばれる。 語源はラテン語のParum affinisで親和性が低いという意味。.

新しい!!: E番号とパラフィン · 続きを見る »

パラオキシ安息香酸エステル

パラオキシ安息香酸エステル(パラオキシあんそくこうさんエステル, para-hydroxybenzonate)は、安息香酸エステルのパラ位にフェノール性ヒドロキシ基を持つ有機化合物群の呼び名である。主に飲料向けの防腐剤として使用されているが食品・医薬品あるいは化粧品の防腐剤成分名として掲示する場合に、製品に複数種含まれるパラオキシ安息香酸エステルを総称してパラベン(paraben)と呼称される。フェノール部分は塩を形成するためナトリウム塩などの形で使用される場合もある。 防腐剤として使用される製品名とIUPAC名を次に挙げる.

新しい!!: E番号とパラオキシ安息香酸エステル · 続きを見る »

パルミチン酸アスコルビル

パルミチン酸アスコルビル(Ascorbyl palmitate)は、パルミチン酸とアスコルビン酸のエステルであり、脂溶性のビタミンCである。ビタミンC源として用いる他、抗酸化物質として食品添加物に用いられる(E番号304)。EU、アメリカ合衆国、オーストラリア、ニュージーランドでは、食品添加物としての利用が認められている。 パルミチン酸アスコルビルは、血流に吸収される前に、パルミチン酸とアスコルビン酸に分解されることが知られている。「ビタミンCエステル」としても流通する。.

新しい!!: E番号とパルミチン酸アスコルビル · 続きを見る »

パーライト (岩石)

パーライト(perlite)は、加熱により膨張する性質をもつガラス質火山岩の総称。一般的に真珠岩原石を指す。工業上、その種類は含まれる水分量、組成により真珠岩、黒曜石、松脂岩と分類される。 化学組成上は流紋岩(まれにデイサイト)で、石基はほぼガラス質で少量の結晶(斑晶)を含むことがある。球状や楕円体状のひび割れが多数あり、その割れ目から真珠のように丸い破片がぽろぽろ落ちることから、この名が付けられた。肉眼で丸いひび割れが見られない場合でも、顕微鏡で見ると円形や楕円形の割れ目が多数見られる。このような丸い割れ目を真珠状割れ目という。肉眼で真珠状割れ目が見えない場合は、半透明なガラスまたは色の薄い黒曜岩のように見え、不規則にぽろぽろと割れる。 流紋岩質マグマが水中など特殊な条件で噴出することにより、真珠状割れ目ができると考えられている。真珠状割れ目がまったくなければ黒曜岩であるが、その違いが何に起因するかはまだわかっていない。 熱をかけると4 - 20倍の体積に膨張発泡し、工業製品であるパーライト (発泡体)となる。.

新しい!!: E番号とパーライト (岩石) · 続きを見る »

パパイン

パパインのリボン図 パパイン(、EC 3.4.22.2)は、プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)の中のシステインプロテアーゼに分類される酵素。植物由来のプロテアーゼとしてはもっとも研究が進んでいるもののひとつである。.

新しい!!: E番号とパパイン · 続きを見る »

ヒドロキシプロピルセルロース

ヒドロキシプロピルセルロース(Hydroxypropyl Cellulose, HPC)は、食品や医薬品の添加剤として利用されている、セルロースの誘導体である。両親媒性で、医薬品錠剤の結合剤やコーティング剤、角膜保護剤や潤滑剤としても用いられる。.

新しい!!: E番号とヒドロキシプロピルセルロース · 続きを見る »

ヒドロキシエチルセルロース

ヒドロキシエチルセルロース()は、セルロースにエチレンオキシドを付加させることにより水溶性を持たせた高分子化合物である。HECと略される。.

新しい!!: E番号とヒドロキシエチルセルロース · 続きを見る »

ビフェニル

ビフェニル(biphenyl)とは、分子式 C12H10、構造式 C6H5-C6H5のポリフェニル系炭化水素で、2つのフェニル基が単結合で共有結合した構造を持つ芳香族炭化水素である。Ph2 とも表記される。 コールタール中に存在し、ベンゼンを赤熱した環に通じると生成する。 常温常圧では白色結晶の固体である。固体のビフェニルは2つのベンゼン環は同一平面上にあるが、溶液または気相では約45°ねじれていることが知られている。 1937年頃からイスラエルで使用され,防ばい効果が認められて欧米でも使用されるようになったのを受けて、日本でも柑橘類の防かび剤(食品添加物扱い)として用いられているが、最近では耐性菌が見られるようになり、あまり使用されていない。.

新しい!!: E番号とビフェニル · 続きを見る »

ビオラキサンチン

ビオラキサンチン(Violaxanthin)は、橙色の天然のキサントフィル色素であり、パンジーなどの様々な植物に含まれている。ゼアキサンチンのエポキシド化によって合成される。食品添加物として、E番号E161eの着色料として用いられる。欧州連合やアメリカ合衆国では使用が承認されていないが、オーストラリアやニュージーランドでは承認されている。.

新しい!!: E番号とビオラキサンチン · 続きを見る »

ビキシン

ビキシン (bixin) はアポカロテノイドの一種で、ベニノキ (Bixa orellana) の種子に含まれる天然着色料、アナトーから得られる。アナトー種子は約5%の色素を含み、その内70~80%がビキシンである。 純粋なビキシンは不安定で、幾何異性体のtrans-ビキシン(β-ビキシン)へと異性化する。 ビキシンは脂溶性で水には不溶。アルカリ下ではメチルエステルが加水分解され、水溶性のジカルボン酸、ノルビキシンを与える。 ファイル:Trans-bixin.png|trans-ビキシンの構造 ファイル:Trans-bixin-3D-balls-(rotated).png|trans-ビキシンの球棒モデル ファイル:norbixin structure.png|ノルビキシンの構造.

新しい!!: E番号とビキシン · 続きを見る »

ビタミンC

ビタミンC (vitamin C, VC) は、水溶性ビタミンの1種。化学的には L-アスコルビン酸をさす。生体の活動においてさまざまな局面で重要な役割を果たしている。食品に含まれるほか、ビタミンCを摂取するための補助食品もよく利用されている。WHO必須医薬品モデル・リスト収録品。 壊血病の予防・治療に用いられる。鉄分・カルシウムなどミネラルの吸収を促進する効果があるが、摂取しすぎると鉄過剰症の原因になることがある。風邪を予防することはできない。.

新しい!!: E番号とビタミンC · 続きを見る »

ビタミンE

ビタミンE(vitamin E)は、脂溶性ビタミンの1種である。1922年にアメリカ合衆国、ハーバート・エバンス(Herbert M. Evans)とキャサリン・ビショップ(Katharine S. Bishop)によって発見された。トコフェロール(tocopherol)とも呼ばれ、特に D-α-トコフェロールは自然界に広く普遍的に存在し、植物、藻類、藍藻などの光合成生物により合成される。医薬品、食品、飼料などに疾病の治療、栄養の補給、食品添加物の酸化防止剤として広く利用されている。 ビタミンEの構造中の環状部分は、慣用名でクロマンと呼ばれる構造である。このクロマンに付くメチル基の位置や有無によって、8つの異なる型があり、それぞれの生物学的機能をもつ。ヒトではD-α-トコフェロールがもっとも強い活性をもち、主に抗酸化物質として働くと考えられている。抗酸化物質としての役割は、代謝によって生じるフリーラジカルから細胞を守ることである。フリーラジカルはDNAやタンパク質を攻撃することでガンの原因ともなりうるし、また、脂質過酸化反応により脂質を連鎖的に酸化させる。 ビタミンEは、フリーラジカルを消失させることにより自らがビタミンEラジカルとなり、フリーラジカルによる脂質の連鎖的酸化を阻止する。発生したビタミンEラジカルは、ビタミンCなどの抗酸化物質によりビタミンEに再生される。 放射線の照射により赤血球の溶血反応が発生するが、これは放射線による活性酸素の生成により脂質過酸化反応による膜の破壊によるものである。ビタミンEの投与により、放射線による赤血球の溶血や細胞小器官であるミトコンドリア、ミクロゾーム、リボゾームの脂質過酸化反応が顕著に抑制された。SODも同様の効果を示した。.

新しい!!: E番号とビタミンE · 続きを見る »

ピロ亜硫酸ナトリウム

ピロ亜硫酸ナトリウム(ピロありゅうさんナトリウム、)は、化学式Na2S2O5で表される無機化合物。二亜硫酸ナトリウムやメタ重亜硫酸ナトリウムとも呼ばれる。還元性があり、食品用漂白剤やワインの酸化防止剤、化粧品原料などに使用される(安全衛生情報センター)。.

新しい!!: E番号とピロ亜硫酸ナトリウム · 続きを見る »

ピロ亜硫酸カリウム

ピロ亜硫酸カリウム(ピロありゅうさんカリウム、)は化学式K2O5S2で表される無機化合物。亜硫酸の二量体であるピロ亜硫酸のカリウム塩で、メタ重亜硫酸カリウムとも呼ばれる。性質や用途はピロ亜硫酸ナトリウムに類似している。.

新しい!!: E番号とピロ亜硫酸カリウム · 続きを見る »

ピロリン酸塩

化学において、ピロリン酸の陰イオン、塩、エステルはピロホスファート(pyrophosphate)と呼ばれる。2つのリン酸基を含む全ての塩あるいはエステルは二リン酸(diphosphate)と呼ばれる。食品添加物として、二リン酸類はE450として知られている。.

新しい!!: E番号とピロリン酸塩 · 続きを見る »

テトラサイクリン系抗生物質

テトラサイクリン系抗生物質(Tetracycline antibiotics,, 、略: TC系, TC類, TCs, TETs)は、一群のの総称である。テトラサイクリンという名称は、四つの(tetra-)炭化水素からなる有機環(cycl-)の誘導体(-ine)という意味である。TC系の抗菌スペクトラムは、全ての抗生物質で最も広い部類に属している。抗菌作用のない化学修飾されたCMTs()の研究も進んでいる。.

新しい!!: E番号とテトラサイクリン系抗生物質 · 続きを見る »

デヒドロ酢酸

デヒドロ酢酸(デヒドロさくさん、)はピロンの誘導体で、防かび剤や殺菌料として、イチゴやカボチャ、漬物などに使われる。酵素入り歯磨剤にも使用される。 多くの場合、水への溶解度調整のため、ナトリウム塩のとして使用される。 工業的には、さまざまな合成樹脂の可塑剤として利用される。.

新しい!!: E番号とデヒドロ酢酸 · 続きを見る »

デキストリン

デキストリン (dextrin) は、デンプンまたはグリコーゲンの加水分解で得られる低分子量の炭水化物の総称である。α-グルコースがα-(1→4) または α-(1→6)グリコシド結合によって重合した分子構造である。中国語から糊精(こせい)とも呼ばれる。多糖類に分類され、デンプンとマルトースの中間にあたる。.

新しい!!: E番号とデキストリン · 続きを見る »

フマル酸

フマル酸(フマルさん、Fumaric Acid)は構造式 HOOC–CH.

新しい!!: E番号とフマル酸 · 続きを見る »

フラボキサンチン

フラボキサンチン(Flavoxanthin)は、金色がかった黄色の天然のキサントフィル色素である。様々な植物中に少量見られる。食品添加物としては、着色料として、E161aのE番号を持っている。.

新しい!!: E番号とフラボキサンチン · 続きを見る »

フラビンモノヌクレオチド

フラビンモノヌクレオチド(Flavin mononucleotide、FMN)またはリボフラビン-5'-リン酸(riboflavin-5'-phosphate)は、NADHデヒドロゲナーゼを含む様々な酸化還元酵素の補欠分子族であり、リボフラビンキナーゼによってリボフラビン(ビタミンB2)から合成される。触媒回路において、酸化型(FMN)とセミキノン(FMNH•)そして還元型(FMNH2)は可逆的に相互変換できる。FMNはNADと比べて強力な酸化剤であり、1から2個の電子輸送を担う。 FMNは細胞と組織で見つかる主要なリボフラビンの型である。合成するには高くつくが、リボフラビンより溶けやすい。 E番号はE101aで、食品の着色料として使われる。 非常に関連性の大きな着色料にリボフラビン-5'-リン酸ナトリウム(E106)があり、リボフラビンの5'-一リン酸エステルのモノナトリウム塩が主成分である。摂取すると速やかにフリーのリボフラビンに変換される。この着色料はジャムや乳製品、お菓子そして砂糖製品など幼児や子ども向けの多くの食品に使われている。.

新しい!!: E番号とフラビンモノヌクレオチド · 続きを見る »

ファストイエローAB

ファストイエローAB(Fast Yellow AB)は、アゾ色素である。かつて食品添加物として使われており、E番号はE105である。しかし、毒物学的データから有害であることが示されたため、現在ではヨーロッパでもアメリカ合衆国でも使用は禁止されている。E105は、非アトピー性喘息に関わっている。.

新しい!!: E番号とファストイエローAB · 続きを見る »

ファストグリーンFCF

ファストグリーンFCF(Fast Green FCF)は、緑色に着色することのできる着色料。食用タール色素に分類される合成着色料である。通称緑色3号(みどりいろさんごう)。常温では粒または粉末状の固体で、無臭である。分子式はC37H34N2Na2O10S3。分子量808.87。CAS登録番号: 2353-45-9。 主に工業製品の着色用途や食品添加物として使用される。旧厚生省は天然に存在しない添加物に分類している。食品用途には、菓子や清涼飲料への使用が多い。FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)の毒性試験では短期毒性、長期毒性および発がん性は認められていない。国際癌研究機関(IARC)の発がん性リスク評価においても発がん性が確認できていない(Group 3)。 EUでは食品添加物として認可していた(E Number:E143)。EUは1989年に通達において「乳幼児期の児童に対しては健康上の特別な利益のない食品添加物を摂取させるべきではない」(89/398/EEC, Article 1)という方針を提示した。それを受けて2008年のEUの法律改正(REGULATION (EC) No 1333/2008)以降は許可されていない。 またアメリカでは連邦食品・医薬品・化粧品法(FD&C法)のCHAPTER VII,SUBCHAPTER B--COLORSに基づき、"FD&C Green No.3"として食品(医薬品または化粧品)添加物として認可されている。.

新しい!!: E番号とファストグリーンFCF · 続きを見る »

フィチン酸

フィチン酸(フィチンさん、phytic acid)は生体物質の1種で、myo-イノシトールの六リン酸エステル。myo-イノシトール-1,2,3,4,5,6-六リン酸(myo-inositol-1,2,3,4,5,6-hexaphosphate または hexakisphosphate または hexakis(dihydrogenphosphate))とも言う。略称は IP。組成式は CHOP 、分子量は 660.08、CAS登録番号は 。種子など多くの植物組織に存在する主要なリンの貯蔵形態であり、特にフィチン(Phytin: フィチン酸のカルシウム・マグネシウム混合塩で、水不溶性)の形が多く存在する早川利郎、伊賀上郁夫、「」 『日本食品工業学会誌』 Vol.

新しい!!: E番号とフィチン酸 · 続きを見る »

フィカイン

フィカイン(Ficain、)またはフィシン(Ficin)は、イチジクのラテックスに由来する酵素である。パパイヤ由来のパパインやパイナップル由来のブロメリンと同じ、システインエンドペプチダーゼとして知られるプロテアーゼに分類される。多くの血液型の識別に最も良く用いられる物質の1つである。 イチジクの果皮や果皮のすぐ内側の白いパルプ質の部分を食べた時、火傷したような痛みや痒さを感じることが良くある。これは、特に果実が未熟な時には、果実のラテックスに含まれるフィカインのせいである。.

新しい!!: E番号とフィカイン · 続きを見る »

フェノール類

有機化学において、フェノール類(フェノールるい、phenols)は芳香族置換基上にヒドロキシ基を持つ有機化合物を指す。フェノール類のうち最も単純なものはフェノール C6H5OH である。複数のヒドロキシ基を有するものはポリフェノールと呼ばれる。 構造上ヒドロキシ基を有するという点でアルコールと類似するが、置換している基が飽和炭化水素でなく芳香族であることに由来する特徴的な性質を持つため、フェノール類は普通アルコールには分類されない。すなわち、フェノール類のヒドロキシ基はアルコールのそれよりも水素イオン H+ を解離させ、−O− イオンになりやすい傾向を持つ。これは酸素原子上の負電荷が共鳴によって芳香環上に分散され、安定化されるためである。 フェノール類のヒドロキシ基の酸性度はアルコールとカルボン酸の中間程度で、pKaはおよそ10から12である。プロトンを失ったアニオンはフェノラートと呼ばれる。 フェノール類のうちある種のものは殺菌効果を持ち、消毒薬に配合される。女性ホルモン様の作用を持つものや内分泌攪乱化学物質であるものも存在する。.

新しい!!: E番号とフェノール類 · 続きを見る »

フェロシアン化ナトリウム

フェロシアン化ナトリウム(sodium ferrocyanide)とは、ヘキサシアニド鉄(II)酸ナトリウム(sodium hexacyanoferrate(II))のこと、すなわち、ナトリウムのヘキサシアニド鉄(II)酸塩である。組成式は、Na4。式量、303.93。黄血ソーダ(yellow prussiate of soda)や黄色ソーダなどと呼ばれる場合もある。なお、名称が似ているフェリシアン化ナトリウムは、ヘキサシアニド鉄(III)酸ナトリウム(Na3)を指すので、混同しないこと。.

新しい!!: E番号とフェロシアン化ナトリウム · 続きを見る »

フェロシアン化カリウム

フェロシアン化カリウム(フェロシアンかカリウム)は、ヘキサシアニド鉄(II)酸カリウム(ヘキサシアニドてつ に さんカリウム)、黄血塩(おうけつえん)とも呼ばれる無機化合物で、錯塩の1種。組成式は、K4。通常は三水和物(K4・3H2O)の形で存在し、黄色の結晶または粉末である。水に可溶で、水溶液は淡黄色を示す。.

新しい!!: E番号とフェロシアン化カリウム · 続きを見る »

ニューコクシン

ニューコクシン (New Coccine, Ponceau 4R) は、赤色に着色することのできる着色料。タール色素に分類される合成着色料である。通称赤色102号(あかいろひゃくにごう)。常温では赤(暗赤色)の粒または粉末状の固体で、無臭である。 主に、工業製品の着色用途や食品添加物として使用される。旧厚生省は天然に存在しない添加物に分類している。食品用途には、洋菓子やソーセージ、漬物への使用が多い。カナダ、ベルギー、アメリカなどでは食品への使用が禁止されている。 2007年、英国食品基準庁は、食品添加物の広域スクリーニングでニューコクシンを含む数種類の合成着色料と合成保存料の安息香酸ナトリウムを同時に摂取した場合に関係を示唆する結果が得られた為、注意欠陥・多動性障害の兆候がみられる子供はこの合成着色料を避けたほうがいいと勧告し、2008年4月、英国食品基準庁(FSA)は注意欠陥・多動性障害(ADHD)と関連の疑われるタール色素6種類について2009年末までにメーカーが自主規制するよう勧告した (Food Standards Agency, Friday 11 April 2008)。ガーディアン紙によれば、この政府勧告による自主規制の前に、大手メーカーは2008年中にもそれらの食品添加物を除去する (The Guardian, August 11 2008)。.

新しい!!: E番号とニューコクシン · 続きを見る »

ホルムアルデヒド

ホルムアルデヒド (formaldehyde) は有機化合物の一種で、最も簡単なアルデヒド。毒性は強い。分子式 CH2O、または COH2、示性式 HCHO。酸化メチレンとも呼ばれ、IUPAC命名法では メタナール (methanal) と表される。CAS登録番号は 。.

新しい!!: E番号とホルムアルデヒド · 続きを見る »

ホウ砂

(ほうしゃ、borax)は、鉱物(ホウ酸塩鉱物)の一種。化学組成は Na2B4O5(OH)4・8H2O(四ホウ酸ナトリウム Na2B4O7 の十水和物)。 単斜晶系。モース硬度2.5。比重1.7。水に対する溶解度は4.7g/100mL(20℃)。 空気中で風解しやすく、結晶水を失ってチンカルコナイト Na2B4O5(OH)4・3H2O になる。.

新しい!!: E番号とホウ砂 · 続きを見る »

ホウ酸

ホウ酸(ホウさん、硼酸、Boric acid)もしくはオルトホウ酸は化学式H3BO3またはB(OH)3で表わされるホウ素のオキソ酸である。温泉などに多く含まれ、殺菌剤、殺虫剤、医薬品(眼科領域)、難燃剤、原子力発電におけるウランの核分裂反応の制御、そして他の化合物の合成に使われる。常温常圧では無色の結晶または白色粉末で、水溶液では弱い酸性を示す。ホウ酸の鉱物は硼酸石(サッソライト)と呼ばれる。メタホウ酸や四ホウ酸などホウ素のオキソ酸を総称してホウ酸と呼ばれることもある丸内 (2005) p.103。。.

新しい!!: E番号とホウ酸 · 続きを見る »

ベントナイト

ベントナイト()は、モンモリロナイトを主成分とする粘土の総称。工業、建設業で幅広く利用される。アメリカ合衆国ワイオミング州のフォートベントン (Fort Benton) 頁岩層にあることから命名された。 層状のフィロケイ酸アルミニウムを多く含むため、吸水性とイオン交換性が高い。陽イオンとしてアルミニウムのほかにナトリウム、カルシウム、カリウムなどを含むものがあり、これらの陽イオン種によって分類される。火山灰が水による変性作用を受けて生じたものが多い。 日本では、酸性を示すものは酸性白土といい、中性からアルカリ性を示すものを限定してベントナイトと呼ぶことが多い。.

新しい!!: E番号とベントナイト · 続きを見る »

ベンジルペニシリン

ベンジルペニシリン(benzylpenicillin)は、最も質の高い()ペニシリンの一種である。一般的にはペニシリンGとして知られている。ペニシリンGは胃の塩酸に対して不安定であるため、通常非経口経路で投与される。非経口で投与されるため、フェノキシメチルペニシリンよりも高い組織内濃度(つまり抗微生物活性)を達成可能である。.

新しい!!: E番号とベンジルペニシリン · 続きを見る »

ベンジルアルコール

ベンジルアルコール (benzyl alcohol) は、示性式 C6H5CH2OH、分子量 108.14 の芳香族アルコール。融点 −15.3 ℃、沸点 205 ℃ の無色の液体。CAS登録番号は 。フェニルメタノール(phenylmethanol) とも呼ばれる。.

新しい!!: E番号とベンジルアルコール · 続きを見る »

ベタニン

ベタニン(Betanin)は、テーブルビートに含まれる赤色配糖体色素である。加水分解でグルコース分子を除去したアグリコンは、ベタニジンという。食品添加物としのE番号は、E162である。光、熱、酸素に晒されると分解するため、冷凍食品、乾燥食品や賞味期限の短い食品に対して用いられる。糖の含量の多い食品に含まれる時は、パスチャライゼーションに耐えることができる。酸素への感受性は、含水率が高い時や、鉄や銅等の金属カチオンを含む時に最も高い。アスコルビン酸等の抗酸化物質や金属イオン封鎖剤は、このプロセスを遅らせる。乾燥状態では、酸素に対して安定する。 ベタニンの色は、pHに依存する。4から5でさ明るい青みがかった赤色で、pHの増加とともに青紫色になる。pHがアルカリ領域に達すると、ベタニンは加水分解され、黄茶色になる。 ベタニンはイソベタニン、プロベタニン、ネオベタニンとともにベタレイン系色素である。ビートに含まれる他の色素には、インディカキサンチンやブルガキサンチンがある。.

新しい!!: E番号とベタニン · 続きを見る »

アナトー

アナトー (annatto) は、ベニノキの種子から抽出される色素。油脂、溶剤、水またはアルカリ水溶液により抽出され、黄色~赤色の食品用(食品添加物)または化粧品用(口紅など)色素として用いられる。 食品用には既存添加物のアナトー(アナトー色素)と、アルカリ加水分解抽出した指定添加物の水溶性アナトー(ナトリウム塩・カリウム塩)に分けられる。 カロテノイド系色素のビキシンやノルビキシン(あるいはその塩)を主成分とする。.

新しい!!: E番号とアナトー · 続きを見る »

アミラーゼ

アミラーゼ (amylase)とはジ(ヂ)アスターゼとも称される、膵液や唾液に含まれる消化酵素。グリコシド結合を加水分解することでデンプン(ラテン語"amylum")中のアミロースやアミロペクチンを、単糖類であるブドウ糖や二糖類であるマルトースおよびオリゴ糖に変換する酵素群である。.

新しい!!: E番号とアミラーゼ · 続きを見る »

アマランス

アマランス (Amaranth) は、赤色に着色することのできる着色料。食用タール色素に分類される合成着色料である。通称赤色2号(あかいろにごう)。常温では赤褐色(暗赤褐色)の粒または粉末状の固体で、無臭である。分子式はC20H11N2Na3O10S3、分子量604.48。CAS登録番号: 915-67-3。光や酸には強いが、熱や塩基に弱く変色しやすい。 工業的には、ナフチオン酸とR酸を反応させることによって作り出す。 主に工業製品の着色用途や食品添加物として使用される。旧厚生省は天然に存在しない添加物に分類している。食品用途には、イチゴシロップやゼリーへの使用が多い。.

新しい!!: E番号とアマランス · 続きを見る »

アノキソマー

アノキソマー(Anoxomer)は、E番号323の食品添加物である。非消化性のポリマー型抗酸化物質である。消化に伴う潜在的な健康リスクを避けるため、消化されない抗酸化物質として設計されたThomas E. Furia, CRC Handbook of Food Additives, Volume II, 1980, ISBN 978-0-8493-0543-6。 アノキソマーは、ジビニルベンゼンの縮合重合に、tert-ブチルヒドロキノン、tert-ブチルフェノール、ヒドロキシアニソール、p-クレゾール、ビスフェノールA等の抗酸化物質モノマーを混合して作られる。.

新しい!!: E番号とアノキソマー · 続きを見る »

アポカロテナール

アポカロテナール(Apocarotenal)は、ホウレンソウやミカン属の果実で見られるカロテノイドである。他のカロテノイドと同様に、アポカロテナールもビタミンAの前駆体の役割を果たすが、プロビタミンA活性は、β-カロテンと比べて50%以下である。実験的な化学式は、C30H40Oである。 アポカロテナールは、橙色から橙赤色で、食品や医薬品、化粧品を着色するのに用いられる。製品の形態に応じ、油脂食品(マーガリン、ソース、ドレッシング)、飲料、乳製品、菓子等に用いられる。E番号はE160eで、アメリカ合衆国、EU、オーストラリア及びニュージーランドでは食品添加物としての利用が認められている。.

新しい!!: E番号とアポカロテナール · 続きを見る »

アメリカ食品医薬品局

アメリカ食品医薬品局(アメリカしょくひんいやくひんきょく、Food and Drug Administration; FDA)は、アメリカ合衆国保健福祉省(Department of Health and Human Services, HHS)配下の政府機関。連邦食品・医薬品・化粧品法を根拠とし、医療品規制、食の安全を責務とする。 FDAは食品や医薬品、さらに化粧品、医療機器、動物薬、たばこ、玩具など、消費者が通常の生活を行うに当たって接する機会のある製品について、その許可や違反品の取締りなどの行政を専門的に行う。 食品については、所轄行政官庁が厚生労働省以外にも複数の官庁(農林水産省、経済産業省など)に渡る日本と異なり、FDAで一元的に管理しているとされる。しかし、食肉や鶏卵の衛生管理は農務省が所管しているなど、日本では厚生労働省が行っている業務の一部は他の官庁が実施している。日本の食品行政について、マスメディアで識者が指摘することの多い、日本の複数官庁にまたがる縦割り行政の問題を論ずる際の一つの比較例として、このFDAが良く引き合いに出されるが、この指摘は必ずしも正しくない。 2016年現在、FDAでは天然の大麻や、その成分を含む製品を承認していない。理由として、安全性及び有効性が確認されたことがないからとしている。.

新しい!!: E番号とアメリカ食品医薬品局 · 続きを見る »

アラビアガム

アカシア樹脂 アラビアガム (Gum arabic) あるいはアラビアゴムあるいはアカシア樹脂は、アフリカ、ナイル地方原産のマメ科ネムノキ亜科アカシア属アラビアゴムノキ、またはその同属近縁植物の樹皮の傷口からの分泌物を乾燥させたもの。吸水するとゼラチン様に膨潤する。 以外では、ソマリランドの、、ナイル地方の、コルドバ地方の (Red-bark acacia) 、 (Red acacia) から色の淡い良品が採取される。自然に生じた樹皮の傷口からも得られるが、効率よく採取するためには雨季が終了する2月から5月にかけて樹皮に切り付けを行う。.

新しい!!: E番号とアラビアガム · 続きを見る »

アリテーム

アリテーム(Alitame)は、ファイザーが1980年代初頭に開発した甘味料であり、現在でもいくつかの国で、Aclameの商標で販売されている。アスパルテームと同様に、アリテームもアスパラギン酸を含むジペプチドである。大部分のジペプチドは甘くないが、1965年にアスパルテームが偶然発見されると、同じように甘さを持つ類似化合物の探索が始まった。アリテームやネオテームは、そのような第二世代のジペプチド甘味料である。 アリテームは、アスパルテームと比べて優れた特徴をいくつか持っている。スクロースよりも約2000倍甘く、アスパルテームと比べても約10倍甘い。また、 後味が残りにくい。高温環境や酸性環境での半減期は、アスパルテームの約2倍であるが、サッカリンやアセスルファムカリウム等のいくつかの人工甘味料は、より安定である。アスパルテームと異なり、アリテームはフェニルアラニンを含まず、フェニルケトン尿症の患者も摂取することができる。 アリテームは、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、中国で使用が認可されている。ダニスコは、アメリカ合衆国での食品用甘味料としての認可申請を取り下げた。2017年現在、日本では未認可である。.

新しい!!: E番号とアリテーム · 続きを見る »

アルミニウム

アルミニウム(aluminium、aluminium, aluminum )は、原子番号 13、原子量 26.98 の元素である。元素記号は Al。日本語では、かつては軽銀(けいぎん、銀に似た外見をもち軽いことから)や礬素(ばんそ、ミョウバン(明礬)から)とも呼ばれた。アルミニウムをアルミと略すことも多い。 「アルミ箔」、「アルミサッシ」、一円硬貨などアルミニウムを使用した日用品は数多く、非常に生活に身近な金属である。天然には化合物のかたちで広く分布し、ケイ素や酸素とともに地殻を形成する主な元素の一つである。自然アルミニウム (Aluminium, Native Aluminium) というかたちで単体での産出も知られているが、稀である。単体での産出が稀少であったため、自然界に広く分布する元素であるにもかかわらず発見が19世紀初頭と非常に遅く、精錬に大量の電力を必要とするため工業原料として広く使用されるようになるのは20世紀に入ってからと、金属としての使用の歴史はほかの重要金属に比べて非常に浅い。 単体は銀白色の金属で、常温常圧で良い熱伝導性・電気伝導性を持ち、加工性が良く、実用金属としては軽量であるため、広く用いられている。熱力学的に酸化されやすい金属ではあるが、空気中では表面にできた酸化皮膜により内部が保護されるため高い耐食性を持つ。.

新しい!!: E番号とアルミニウム · 続きを見る »

アルラレッドAC

アルラレッドAC (Allura Red AC) は、赤色に着色することのできる着色料。食用タール色素に分類される合成着色料である。通称赤色40号(あかいろよんじゅうごう)。分子式はC18H14N2Na2O8S2、分子量496.43。CAS登録番号: 25956-17-6。酸化や還元に弱い。多量のビタミンCや糖と反応することがあるので食用の際には注意する必要がある。 主に工業製品の着色用途や食品添加物として使用される。旧厚生省は天然に存在しない添加物に分類している。食品用途には、清涼飲料水や駄菓子への使用が多い。 2007年、英国食品基準庁は、食品添加物の広域スクリーニングでアルラレッドを含む数種類の合成着色料と合成保存料の安息香酸ナトリウムを同時に摂取した場合に関連が見られた為、注意欠陥・多動性障害の子供はこの合成着色料を含む合成着色料は避けたほうがいいと勧告し2008年4月、英国食品基準庁(FSA)は注意欠陥・多動性障害 (ADHD) と関連の疑われるタール色素6種類について2009年末までにメーカーが自主規制するよう勧告した (Food Standards Agency, Friday 11 April 2008)。ガーディアン紙によれば、この政府勧告による自主規制の前に、大手メーカーは2008年中にもそれらの食品添加物を除去する (The Guardian, August 11 2008)。.

新しい!!: E番号とアルラレッドAC · 続きを見る »

アルカンニン

アルカンニン(alkannin)は、フランス南部で自生するルリジサから抽出される天然色素である。食品添加物や化粧品に使われる。オーストラリアでは食品用の赤茶色の着色料として使われ、欧州ではE番号がE103に指定されているが使用は既に承認されていない。.

新しい!!: E番号とアルカンニン · 続きを見る »

アルギン酸

アルギン酸(アルギンさん)は、褐藻などに含まれる多糖類で、食物繊維の一種である。ほかに、紅藻のサンゴモなどにも含まれる。また、一部の細菌(アゾトバクターなど)が部分的に酢酸エステル化されたアルギン酸を生成するが、これによる工業的生産はまだ成功していない。 純粋のアルギン酸は、白ないし淡黄色で、繊維状、顆粒状または粉末状の形態をとる。水に不溶性であるが、アルギン酸ナトリウムなどの可溶性塩(アルギンと総称される)として抽出され、食品添加物その他の目的で利用される。.

新しい!!: E番号とアルギン酸 · 続きを見る »

アルギン酸ナトリウム

アルギン酸ナトリウム(アルギンさんナトリウム、)は、主に褐藻に含まれる多糖類の一種である。食物繊維のひとつ。海藻類のぬるぬるやねばねばは、このアルギン酸ナトリウムによるものである。 α-L-グルロン酸、β-D-マンヌロン酸がピラノース型で1,4-グリコシド結合で結合した構造を持っている。 マグネシウムイオンやカルシウムイオンを添加するとゲル化する性質がある。 食品添加物として増粘多糖類およびゲル化剤、医薬品として胃粘膜保護用剤、歯科印象剤、染料の捺染用の糊、紙のコーティング剤など、広い用途で利用されている。 ラットに対する動物実験で、アルギン酸ナトリウムには、水溶性食物繊維の粘性による血糖上昇抑制効果、および二糖類分解酵素の阻害効果による血糖上昇抑制効果が認められたとする研究がある。なので、アルギン酸ナトリウムは日本食に欠かせないものである.

新しい!!: E番号とアルギン酸ナトリウム · 続きを見る »

アルゴン

アルゴン(argon)は原子番号 18 の元素で、元素記号は Ar である。原子量は 39.95。周期表において第18族元素(希ガス)かつ第3周期元素に属す。.

新しい!!: E番号とアルゴン · 続きを見る »

アントシアニン

アントシアニン()は、植物界において広く存在する色素、アントシアン(、果実や花の赤、青、紫を示す水溶性色素の総称)のうち、アントシアニジン()がアグリコンとして糖や糖鎖と結びついた配糖体成分のこと。 高等植物では普遍的な物質であり、花や果実の色の表現に役立っている。フラボノイドの一種で、抗酸化物質として知られる。.

新しい!!: E番号とアントシアニン · 続きを見る »

アボパルシン

アボパルシン(Avoparcin)は、グラム陽性菌に効果のあるグリコペプチド系抗生物質である。鶏、豚、牛等の成長を促進するために、家畜飼料に添加される。家禽の壊死性腸炎を防ぐためにも用いられる。 アボパルシンは、α-アボパルシンとβ-アボパルシンという2つの類似した化合物の混合物であり、これらは、β-アボパルシンに塩素が1つ余分に付加している点が異なっている。また、バンコマイシンとも構造が似ている。この類似性のため、動物にアボパルシンを広く用いることで、バンコマイシン耐性細菌が流行することが懸念されている。 アボパルシンは、かつてオーストラリアやEUで用いられてきたが、現在はどちらでも許可されていない。アメリカ合衆国では、認可されたことはない。.

新しい!!: E番号とアボパルシン · 続きを見る »

アジピン酸

アジピン酸(アジピンさん、adipic acid)は示性式 HOOC–(CH2)4–COOH、分子量146.14 のジカルボン酸。IUPAC命名法ではヘキサン二酸 (hexanedioic acid) と表される。無臭の無色結晶性粉末で、融点は 152 ℃、沸点は 338 ℃。CAS登録番号は 。 水への溶解度は、15 ℃において 1.4 g/100 mL と小さく、エーテルにも難溶。アセトンには可溶であり、エタノールには易溶。加熱により分解して吉草酸などを生じる。酸解離定数は、.

新しい!!: E番号とアジピン酸 · 続きを見る »

アスパルテーム

アスパルテーム(aspartame、アスパルテイム、略称 APM; 発音 または )とは、人工甘味料の一つである。ショ糖の100~200倍の甘味を持つ。.

新しい!!: E番号とアスパルテーム · 続きを見る »

アスコルビン酸

アスコルビン酸(アスコルビンさん、ascorbic acid)は、栄養素ビタミンC としてはたらく、ラクトン構造を持つ有機化合物の1種である。IUPAC命名法では、フランの誘導体と見なして、(R)-3,4-ジヒドロキシ-5-((S)-1,2-ジヒドロキシエチル)フラン-2(5H)-オンと表される。分子量は176.13 g/mol。光学活性化合物であり、ビタミンCとして知られるのはL体の方である。そのCAS登録番号は 。食品添加物の酸化防止剤として、広く使用される。.

新しい!!: E番号とアスコルビン酸 · 続きを見る »

アスコルビン酸カリウム

アスコルビン酸カリウム(Potassium ascorbate)は、KC6H7O6という化学式を持つアスコルビン酸のカリウム塩であり、アスコルビン酸塩の1つである。食品添加物として、E番号303、INS番号202を持つ。イギリスやアメリカ合衆国では承認されていないが、オーストラリア及びニュージーランドでは承認されている。.

新しい!!: E番号とアスコルビン酸カリウム · 続きを見る »

アスコルビン酸カルシウム

アスコルビン酸カルシウム(Calcium ascorbate)は、CaC12H14O12の化学式を持つ化合物である。アスコルビン酸のカルシウム塩で、アスコルビン酸塩鉱物の1つである。質量で約10%のカルシウムを含む。 食品添加物としてはE302のE番号を持つ。EU、アメリカ合衆国、オーストラリア及びニュージーランドでは、食品添加物として承認されている。.

新しい!!: E番号とアスコルビン酸カルシウム · 続きを見る »

アスタキサンチン

アスタキサンチン (astaxanthin, astaxanthine) は1938年にリヒャルト・クーンらにより発見された色素物質である。β-カロテンやリコピンなどと同じくカロテノイドの一種で、キサントフィル類に分類される。IUPAC名は 3,3'-ジヒドロキシ-β,β-カロテン-4,4'-ジオン。名前はギリシャ語の "yellow flower" に由来するが、実際の色は赤色である。.

新しい!!: E番号とアスタキサンチン · 続きを見る »

アセスルファムカリウム

アセスルファムカリウム(英語:acesulfame potassium, acesulfame K, Ace K)は、人工甘味料の一つである。「アセスルファムK」と記されることもある。スクロース(ショ糖)の200倍の甘味を有する。 「Sunett」及び「Sweet One」という商標がある。欧州連合では、食品添加物分類番号(E番号)で「E950」と呼ばれることもある。.

新しい!!: E番号とアセスルファムカリウム · 続きを見る »

アゾルビン

アゾルビン(Azorubine)は、アゾ化合物に由来する合成赤色着色料である。通常、二ナトリウム塩となり、赤色からえび茶色の粉末である。発酵の後、焼成される食品に利用される。E番号は、E122である。.

新しい!!: E番号とアゾルビン · 続きを見る »

アゾジカーボンアミド

アゾジカーボンアミド(Azodicarbonamide)またはアゾビスホルムアミド(Azo(bis)formamide)は、分子式C2H4O2N4の化合物である。黄色から橙赤色で無臭の結晶性粉末である。食品添加物として、E番号927を持つ。.

新しい!!: E番号とアゾジカーボンアミド · 続きを見る »

イノシン酸

イノシン酸(イノシンさん、inosinic acid)は、ヌクレオチド構造を持つ有機化合物の一種である。ヒポキサンチン(6-ヒドロキシプリン)と D-リボースとリン酸各1分子ずつで構成されたリボヌクレオチドで、イノシン 5'-リン酸、イノシン 5'-モノリン酸、イノシン一リン酸などとも呼ばれ、IMP と略記される。主に肉類の中に存在する天然化合物である。 呈味性ヌクレオチドの1つであり、日本では鰹節に含まれるうま味成分のひとつとして語られることが多い。 致死量はLD50.

新しい!!: E番号とイノシン酸 · 続きを見る »

インダンスレン

インダンスレン(インダンスレン)は、2-アミノアントラキノンをカリウム塩の存在下で、水酸化カリウムで処理することにより得られる有機染料である。アクリル絵具、カゼイン、エンカウスティーク、フレスコ、ガッシュ、アマニ油、テンペラ、パステル、水彩等に加えられる。非色止め木綿の染色や、高級な絵画や琺瑯用の色素に用いられる。食品添加物としては、E番号130を持つが、アメリカ合衆国でもEUでも使用は承認されていない 。この物質は、1901年にレネ・ボーンによって、最初のアントラキノン系バット染料として特許が取られた。.

新しい!!: E番号とインダンスレン · 続きを見る »

インジゴカルミン

インジゴカルミン (Indigo carmine) は、やや紫がかった青色に着色することのできる着色料。インジゴイド系の食用タール色素に分類される合成着色料である。インジゴカーミンとも呼ばれる。食品衛生法では青色2号(あおいろにごう)として食品添加物に指定されている。常温では暗紫青(暗紫褐色)の粒または粉末状の固体で、無臭である。熱や光、塩基に弱く、還元されやすい。 工業的には、インディゴに対して濃硫酸や発煙硫酸を用いてスルホン化することによって作り出す。 主に食品添加物や工業製品の着色用途として使用される。旧厚生省は天然に存在しない添加物に分類している。他の着色料では得られにくい独特な紫青色に着色できる。食品用途には、チョコレートや和菓子への使用が多い。.

新しい!!: E番号とインジゴカルミン · 続きを見る »

イエロー2G

イエロー2G (yellow 2G) は、E番号 E107の食品着色料である。黄色の粉末であり水に溶ける。系統的にはアゾ染料である。 EU内では承認されているが、英国食品基準局ではリストされていない。.

新しい!!: E番号とイエロー2G · 続きを見る »

イソマルト

イソマルト(Isomalt)は、糖アルコールの一種の甘味料である。砂糖に似た物理的性質が利用される。血糖値には殆ど影響せず、虫歯も起こさない。エネルギー価は、砂糖の半分程の約2 kcal/gである。しかし、大部分の糖アルコールと同様に、大量に消費すれば、屁や下痢を含む胃の不調を引き起こす恐れがある。そのため、イソマルトは、1日当たり大人は50gまで、子供は25gまでの摂取に留めることが薦められている。イソマルトは、恐らく体から単純な炭化水素ではなく、食物繊維として扱われるために消化管に影響を与えると考えられている。そのため、多くの繊維と同様に、イソマルトは腸の運動を促進し、ほぼ未消化のまま腸を通過する。また、他の食物繊維と同様に、日常的に摂取し続けると不感状態になり、腸の異常のリスクは減る。イソマルトは、通常、スクラロース等のより強い甘味料と混合して用いられ、これにより、砂糖とほぼ同等の甘さとなる。 イソマルトは、2つの二糖の等モル混合物であり、それぞれが2つの糖からできている。グルコースとマンニトール(α-D-グルコピラノシド-1,6-マンニトール)及びグルコースとソルビトール(α-D-グルコピラノース-1,6-ソルビトール)である。イソマルトを完全に加水分解すると、グルコース(50%)、ソルビトール(25%)、マンニトール(25%)になる。5%の結晶水を含む、無臭の白色結晶である。また、特にキシリトールやエリトリトールと比べ、他の多くの糖アルコールよりも、溶液のエンタルピー上昇効果が大きい。 イソマルトは、まずスクロースを還元二糖のイソマルトース(6-O-α-D-グルコピラノシド-D-フルクトース)に変換し、次にこれをラネー合金触媒で水素化するという2段階の過程で合成される。最終的な生成物は、6-O-α-D-グルコピラノシド-D-ソルビトール (1,6-GPS)と1-O-α-D-グルコピラノシド-D-マンニトール二水和物 (1,1-GPM-dihydrate)の等モル混合物である。 アメリカ合衆国では、イソマルトの使用が1990年から認められている。オーストラリア、ニュージーランド、スイス、カナダ、ノルウェイ、メキシコ、イラン、オランダでも使用が認められている。 イソマルトは、スクロースほど速く結晶化しないため、飴細工にも用いられる。.

新しい!!: E番号とイソマルト · 続きを見る »

イソブタン

イソブタン (isobutane) は、分子式 C4H10、示性式 CH(CH3)3 で表せる、ブタンの構造異性体にあたる炭化水素。可燃性物質。IUPAC名は 2-メチルプロパン (2-methylpropane)。 フロンガスの代替品として、エアコンや電気冷蔵庫の冷媒、スプレーなどに用いられる。また,R600aとも呼ばれる。 Category:アルカン.

新しい!!: E番号とイソブタン · 続きを見る »

ウコン

ウコン(鬱金、欝金、宇金、郁金、玉金)は、ショウガ科ウコン属の多年草。学名 Curcuma longa 。英語名ターメリック (turmeric)。インドが原産であり、紀元前からインドで栽培されている。「鬱金」の原義は「鮮やかな黄色」。呉音「ウッコン」が転訛しウコンとなった。 東南アジア諸国には、インドネシア原産でクルクミンの含有量が多く薬効が強い変種ジャワウコン(Javanese turmeric)があり、現地名のクニッツや別名クスリウコンという呼び名で日本でも流通している。ヒンディー語・ウルドゥー語・グジャラーティー語のハルディ (Haldi) でも知られる他に、沖縄方言のウッチン、インドネシア語・マレー語のクニッツ (kunyit)、ハワイ語のオレナ (Ōlena) などでも知られる。タイ語では、カミンチャン。 伝統医学のアーユルヴェーダやインド料理に使われ、また、根茎に含まれるクルクミンは黄色い染料の原料としても広く用いられてきた。今日でもスパイスとして用いられている。日本では、カレー粉に用いられるほか、クルクミンの肝機能への影響を期待して二日酔い対策ドリンクの原料にも用いられる。.

新しい!!: E番号とウコン · 続きを見る »

エチルマルトール

エチルマルトール(Ethyl maltol)は香料として用いられる有機化合物で、マルトールのメチル基をエチル基に置換した構造を持つ。IUPAC名は2-エチル-3-ヒドロキシ-4-ピラノン(2-Ethyl-3-hydroxy-4-pyranone)で、その他に2-Ethyl pyromeconic acid、2-ethyl-3-hydroxy-4-pyroneとも呼ばれる。CAS番号は。 常温では結晶で、極性溶媒に溶ける。。天然にはないが、糖類を熱分解したとき(カラメル等)に似た甘い香りがあり、これらに含まれるマルトールやイソマルトールよりはるかに強い。また毒性はないので、食品添加物として用いられる。 Category:アルコール Category:4-ピロン Category:香料 Category:フレーバー Category:食品添加物.

新しい!!: E番号とエチルマルトール · 続きを見る »

エチルセルロース

チルセルロース(Ethyl cellulose)は、繰り返しグルコース単位のヒドロキシル基がエチルエーテル基に置換した誘導体である。製法によって、エチル基の数は変わる。 薄層フィルムの製造に用いられる。また、乳化剤として食品添加物用途に用いられる。E番号は、E462である。.

新しい!!: E番号とエチルセルロース · 続きを見る »

エチレンジアミン四酢酸

チレンジアミン四酢酸(エチレンジアミンしさくさん、ethylenediaminetetraacetic acid)は、金属キレーション剤の1種であり、EDTA あるいはエデト酸と呼ばれることがある。示性式は (HOOCCH2)2NCH2CH2N(CH2COOH)2。通常、とくに断らない場合の EDTA はジナトリウム塩であり、日本薬局方ではエデト酸ナトリウムである。ジナトリウム塩であることを正確に記述したい場合や強調したい場合などは、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム、EDTA・2Na、などと記述される。.

新しい!!: E番号とエチレンジアミン四酢酸 · 続きを見る »

エリトリトール

リトリトール または エリスリトール (erythritol) とはメロン、ブドウや梨などの果実や醤油・味噌・清酒などの発酵食品に含まれている天然の糖アルコールで希少糖の一つに分類される。ブドウ糖を発酵させることにより作られる。非う蝕性の甘味料でありながらカロリーがほとんど無いことからダイエット甘味料として利用されている。キシリトールと同じように歯垢に含まれる細菌同士の結合力を弱くすることにより、歯垢を分解する作用がある。IUPAC名は (2R,3S)-rel-ブタン-1,2,3,4-テトラオール。四炭糖の一種であるエリトロースの糖アルコールにあたる。2個の不斉炭素を持つが、分子全体としてメソ体となっている。 水に溶解する場合、硝安(硝酸アンモニウム)などと同様に吸熱反応を起こす。その冷却の程度は、ヒトにも充分体感できる。 エリトリトールには定期的な使用における副作用はないが、大量のエリトリトールの摂取によって下剤効果を引き起こす可能性があるので注意を要する。 なお、エリトリトールは体内に吸収されるので、大腸内の浸透圧を高める効果が少なく、他の糖アルコールの甘味料に比べて下痢が起きにくい、(平成17年度日本栄養・食糧学会学会賞)、奥恒行、日本栄養・食糧学会誌第58巻第6号337-342(2005)。さらに、血糖値を上昇させず、インスリンの分泌を誘導しない。.

新しい!!: E番号とエリトリトール · 続きを見る »

エリスロシン

リスロシン (Erythrosine) は、食用タール色素に分類される合成着色料である。通称赤色3号(あかいろさんごう)。分子式はC20H8I4O5、分子量は897.88。CAS登録番号: 16423-68-0、INS番号: 127、モル質量: 835.892 g/mol。熱に強く、タンパク質と結合しやすい。 工業的には、ナフチオン酸とR酸を反応させることによって作り出す。 主に食品添加物や工業製品の着色用途として使用される。旧厚生省は天然に存在しない添加物に分類している。食品用途には、洋菓子やかまぼこ、漬物への使用が多い。ドイツやポーランド、アメリカでは食品への使用が禁止されている。.

新しい!!: E番号とエリスロシン · 続きを見る »

エリソルビン酸

リソルビン酸(Erythorbic acid)はL-アスコルビン酸(ビタミンC)の立体異性体で、5位炭素原子のみの配置が異なるジアステレオマー。イソアスコルビン酸、D-アラボアスコルビン酸とも呼ばれる。ソルビン酸(Sorbic acid)とは関係ない。 アスコルビン酸と同様に、グルコースを元にして合成される。またエリソルビン酸とその塩は同様に毒性が非常に低いので、酸化防止剤として食品添加物に使われている。 還元作用はアスコルビン酸よりも強いが、ビタミンCとしての効力はほとんどない。.

新しい!!: E番号とエリソルビン酸 · 続きを見る »

エリソルビン酸ナトリウム

リソルビン酸ナトリウム(Sodium erythorbate, C6H7NaO6)は、主に肉、家禽、ソフトドリンクに使われる食品添加物である。化学的には、エリソルビン酸のナトリウム塩である。ホットドッグやビーフスティックのような肉の製造過程で使われるとき、硝酸塩が一酸化窒素に還元されるのを防ぎ、桃色を維持する。抗酸化剤構造はビタミンCに関係し、風味の安定性を向上させ、発癌性物質のニトロソアミンの形成を防ぐ。食品添加物として用いられるときのE番号にはE316が与えられている。 エリソルビン酸ナトリウムはテーブルビート、サトウキビ、トウモロコシなどから採れる糖類から作られる。.

新しい!!: E番号とエリソルビン酸ナトリウム · 続きを見る »

エトキシキン

トキシキン(英称Ethoxyquin)は、示性式 C14H19NO で表される有機窒素化合物。.

新しい!!: E番号とエトキシキン · 続きを見る »

エタノール

タノール(ethanol)は、示性式 CHOH、又は、CHCHOH で表される、第一級アルコールに分類されるアルコール類の1種である。別名としてエチルアルコール(ethyl alcohol)やエチルハイドレート、また酒類の主成分であるため「酒精」とも呼ばれる。アルコール類の中で、最も身近に使われる物質の1つである。殺菌・消毒のほか、食品添加物、また揮発性が強く燃料としても用いられる。.

新しい!!: E番号とエタノール · 続きを見る »

オルトフェニルフェノール

ルトフェニルフェノール(Orthophenyl phenol、OPPとも。英称2-Phenylphenol)は殺菌剤・防カビ剤の一種。主に柑橘類のポストハーベスト農薬としてビフェニル、チアベンダゾール(TBZ)と共に用いられる。.

新しい!!: E番号とオルトフェニルフェノール · 続きを見る »

オルトフェニルフェノールナトリウム

ルトフェニルフェノールナトリウム(Sodium orthophenyl phenol)は、殺菌剤として用いられる化合物である。2-フェニルフェノールのナトリウム塩である。 食品添加物として用いられ、E番号は、E232である。.

新しい!!: E番号とオルトフェニルフェノールナトリウム · 続きを見る »

オレンジGGN

オレンジGGN(Orange GGN)は、着色料として用いられる物質である。1-(m-スルホフェニルアゾ)-2-ナフトール-6-スルホン酸の二ナトリウム塩である。ヨーロッパでは、E番号111が付けられているが、1978年1月1日以降、食品への利用が禁止された(EU指令76/399/EEC)。国際食品規格委員会の食品添加物リストに登録されたことはない。毒物学的データが有害であることを示しているため、一般的に食品への利用は禁止されている。 オレンジGGNとサンセットイエローFCFの吸収スペクトルは、可視光及び紫外線領域でほぼ相同だが、赤外線領域で区別される。 Category:着色料 Category:ナトリウムの化合物 Category:ベンゼンスルホン酸 Category:ナフタレンスルホン酸 Category:アゾ染料.

新しい!!: E番号とオレンジGGN · 続きを見る »

オキシテトラサイクリン

テトラサイクリン(Oxytetracycline、略号:OTC、OxTC)とは2番目に発見されたテトラサイクリン系抗生物質である。テトラサイクリン系の抗生物質として、細菌感染症の治療に使用される。日本では、テラマイシン軟膏(との合剤 ファイザー→陽進堂)とテラ・コートリル軟膏(ヒドロコルチゾンとの合剤)が販売されている。一般向け製品は同一商品名でジョンソン・エンド・ジョンソンが販売している。 オキシテトラサイクリンの抗菌スペクトルは広く、グラム陽性菌、グラム陰性菌、スピロヘータ、リケッチア、クラミジア等に有効であるが、一部の細菌は抵抗性を形成しており、その場合には有効性が低い。細菌が必須とする蛋白質の合成を阻害して作用する。蛋白質を合成できない事で、細菌は成長、分裂、増殖を妨げられ、人体等の免疫機能で処理され、または自然死する。 OxTCはによるニキビの治療に日常的に用いられている。海外ではクラミジア感染症(胸の感染症であるオウム病、目の感染症であるトラコーマ、泌尿生殖器への感染症である性器クラミジア感染症)、肺炎等を起こすマイコプラズマ感染症、インフルエンザ菌等による慢性気管支炎の増悪、リケッチア感染症やQ熱の治療にも使用される。.

新しい!!: E番号とオキシテトラサイクリン · 続きを見る »

オクタフルオロシクロブタン

タフルオロシクロブタン(Octafluorocyclobutane)は、化学式C4F8の有機フッ素化合物である。様々なニッチな応用がある。シクロブタンの全てのC-H結合がC-F結合に置き換わっている。オクタフルオロシクロブタンは、テトラフルオロエチレンの二量化または1,2-ジクロロテトラフルオロエタンの還元カップリングで生成する。.

新しい!!: E番号とオクタフルオロシクロブタン · 続きを見る »

カラメル色素

ーラ カラメル色素(カラメルしきそ、)は天然、あるいは人工的に造られた食品用着色料の一種である。.

新しい!!: E番号とカラメル色素 · 続きを見る »

カラヤゴム

ラヤゴム(Gum karaya)は、ピンポンノキ属の木の滲出液から得られる天然ガムである。化学的には、カラヤゴムは、ガラクトース、ラムノース、ガラクツロン酸から構成される酸性多糖である。食品の増粘安定剤や乳化剤、また瀉下薬、入れ歯用接着剤として用いられる。さらに、物理的性質が似ているため、トラガカントの混ぜ物としても用いられる。食品添加物として、E番号416が与えられている。.

新しい!!: E番号とカラヤゴム · 続きを見る »

カラギーナン

ラギーナン (carrageenan) は直鎖含硫黄多糖類の一種で、D-ガラクトース(もしくは 3,6-アンヒドロ-D-ガラクトース)と硫酸から構成される陰イオン性高分子化合物である。カラギナン、カラゲナン、カラジーナン、カラゲーナン、カラゲニン (carrageenin) とも呼ばれる。CAS登録番号 9000-07-1。ふつう紅藻類からアルカリ抽出により得られる。組成は同じく紅藻類から得られるアガロース(寒天の主成分)に似るが、硫酸を多く含む点で異なる。 アイルランド産の紅藻 Chondrus crispus(ヤハズツノマタ、英語で Irish moss または carrageen moss、アイルランド語で carraigín)から1844年に初めて抽出され命名された。.

新しい!!: E番号とカラギーナン · 続きを見る »

カリウムミョウバン

リウムミョウバンとはミョウバンの一種で、カリウムイオン、水和アルミニウムイオンおよび硫酸イオンを含む複塩である。ミョウバン参照。.

新しい!!: E番号とカリウムミョウバン · 続きを見る »

カルミン

ルミンは、株式会社明治(旧・明治製菓)から発売されていた清涼菓子である。1921年(大正10年)に発売が開始されており、同社のロングセラー商品の一つであった。.

新しい!!: E番号とカルミン · 続きを見る »

カルミン酸

ルミン酸(carminic acid、C22H20O13)は、コチニールカイガラムシやポーランドコチニールカイガラムシといった一部のカイガラムシ中に天然に存在する赤色グルコシド性ヒドロキシアントラプリンの一つである。これらの昆虫は捕食者に対する抑止力としてカルミン酸を生産している。カルミン酸はコチニール色素(カルミン)中の着色剤である。別称はC.I. 75470およびC.I. Natural Red 4である。 カルミン酸の化学構造は、グルコースユニットと連結した母核のアントラキノン構造からなる。カルミン酸は1991年に初めて全合成された。.

新しい!!: E番号とカルミン酸 · 続きを見る »

カルボキシメチルセルロース

ルボキシメチルセルロース(carboxymethyl cellulose, CMC、別名:カルメロース、Carmellose) はセルロースの誘導体であり、セルロースの骨格を構成するグルコピラノースモノマーのヒドロキシ基の一部にカルボキシメチル基 (−CH2−COOH) を結合させたものである。Carmize®︎などがある。.

新しい!!: E番号とカルボキシメチルセルロース · 続きを見る »

カンタキサンチン

ンタキサンチン(Canthaxanthin)は、自然界に広く分布するカロテノイド顔料である。テルペノイドの一つで植生化学物質として知られる。化学式はC40H52O2、E番号はE161g。 アンズタケ属の食用になるキノコ(Cantharellus cinnabarinus)から初めて単離された(アクソー、1950年)。この他にも緑藻、バクテリア、甲殻類、魚類に含まれる。.

新しい!!: E番号とカンタキサンチン · 続きを見る »

カーボンブラック

ーボンブラックの外観 カーボンブラック(carbon black)は、工業的に品質制御して製造される直径3-500 nm程度の炭素の微粒子。化学的には単体の炭素として扱われるが、表面には様々な官能基が残存した複雑な組成を持ち、いわゆる無定形炭素と呼ばれるものに含まれる。.

新しい!!: E番号とカーボンブラック · 続きを見る »

カードラン

ードラン(curdlan)は、AgrobacteriumやAlcaligenesなどの細菌が発酵により培地中に生産する多糖で、1966年に大阪大学産業科学研究所の原田篤也教授により発見され、加熱すると固まる性質(curdle)からカードランと命名された。ほぼ純粋な直鎖のβ1,3-グルカンである。CAS登録番号は。 アルカリに可溶、過熱すると熱硬化性のゲルを作る、保水性に優れる、などの特徴を持つ。2001年にゲル化剤、安定化剤、増粘剤として食品添加物に認可され、中華麺、食肉加工品、練り製品、たれなどに添加されている。また、整髪料にも添加されている。.

新しい!!: E番号とカードラン · 続きを見る »

カシアガム

カシアガム(Cassia gum)は、エビスグサの内胚乳から作られる食品添加物である。増粘安定剤やゲル化剤として用いられ、E番号は、E427である。 カシアガムは、現在では主にペットフードに添加される。EU、にほ、中国、オーストララシアで認可されている。ロシアでは、エンドユーザが用いるには特別な許可がいる。 フランス、ベルギー、オーストリアでは、既にヒトへの利用に対する認可が出されているが、EU全体の認可は2009年末に予定されている。 Category:食品添加物.

新しい!!: E番号とカシアガム · 続きを見る »

キラヤ科

ラヤ科 (Quillajaceae) は被子植物の科の一つで、キラヤ属 (gen. Quillaja) 1属の3種からなる。クロンキスト体系ではバラ科の中の1属とされたが、分子系統学の進展によりマメ科に近いとして、APG分類体系ではマメ目の中の科として独立させた。 南米温帯産の常緑の小高木である。花には花弁・がくが5枚ずつある。また大きな蜜槽があり、その上下にそれぞれ5本の雄蕊がつく。雌蕊も5本あり、それぞれがマメ科にやや似た細長い袋果(写真参照)になる。 Quillaja saponaria は樹皮にサポニンを多く含み、古くから薬用や石鹸代わりとして、また乳化剤として化粧品や食品(既存添加物)に用いられている。.

新しい!!: E番号とキラヤ科 · 続きを見る »

キレート

EDTAの金属キレート複合体。赤の点線が配位結合を表す。金属に電子対を供給する酸素、窒素が八面体状に取りまいている。 エチレンジアミンのキレート 化学においてキレート とは、複数の配位座を持つ配位子(多座配位子)による金属イオンへの結合(配位)をいう。このようにしてできている錯体をキレート錯体と呼ぶ。キレート錯体は配位子が複数の配位座を持っているために、配位している物質から分離しにくい。これをキレート効果という。分子の立体構造によって生じた隙間に金属を挟む姿から、「蟹のハサミ」を意味する chela (ラテン語 chēla、ギリシャ語 chēlē)に由来する。.

新しい!!: E番号とキレート · 続きを見る »

キシリトール

リトールの結晶 フィッシャー投影式 キシリトール (xylitol) は化学式 C5H12O5 で表される、キシロースから合成される糖アルコールの一種。メソ化合物である。天然の代用甘味料として知られ、最初はカバノキから発見されギリシア語 Ξυλον(Xylon、木)から命名された。北欧諸国で多用されている。旧厚生省は天然にも存在する添加物に分類している。 冷涼感があり、後味の切れが早い。スクロースと同程度の甘みを持ち、カロリーが4割低い。分子量は152.15である。また、加熱による甘みの変化がないため、加工にも適している。.

新しい!!: E番号とキシリトール · 続きを見る »

キサンタンガム

ンタンガム (xanthan gum) は多糖類の1つ。CAS登録番号は11138-66-2。 トウモロコシなどの澱粉を細菌 Xanthomonas campestris により発酵させて作られる。 分子量は約200万もしくは1,300万から5,000万。グルコース2分子、マンノース2分子、グルクロン酸の繰り返し単位からなる。キサンタンガムにはカリウム塩、ナトリウム塩、カルシウム塩も含まれる。 水と混合すると粘性が出ることから、増粘剤、増粘安定剤として幅広い用途で用いられている。.

新しい!!: E番号とキサンタンガム · 続きを見る »

ギ酸

酸(ギさん、蟻酸、formic acid)は、分子量が最少のカルボン酸である。分子式は CH2O2、示性式は HCOOH。IUPAC命名法ではメタン酸 (methanoic acid) が系統名である。カルボキシ基(-COOH)以外にホルミル基(-CHO)も持つため、性質上、還元性を示す。空気中で加熱すると発火しやすい。なお、ギ酸を飽和脂肪酸として見た時は、常温常圧において他の飽和脂肪酸よりも比重が大きいことで知られる。多くの飽和脂肪酸の比重が1を下回っているのに対し、ギ酸の比重は約1.22と酢酸よりもさらに比重が大きい。ギ酸は工業的に生産されており、その水溶液は市販されている。.

新しい!!: E番号とギ酸 · 続きを見る »

ギ酸ナトリウム

酸ナトリウム(Sodium formate)はギ酸のナトリウム塩で、吸湿性のある白色粉末である。.

新しい!!: E番号とギ酸ナトリウム · 続きを見る »

ギ酸カルシウム

酸カルシウム()はカルシウムのギ酸塩で、化学式Ca(HCOO)2で表される有機化合物である。.

新しい!!: E番号とギ酸カルシウム · 続きを見る »

クリプトキサンチン

リプトキサンチン(cryptoxanthin)には以下の2種がある。.

新しい!!: E番号とクリプトキサンチン · 続きを見る »

クルクミン

ルクミン (curcumin) は、ウコン(ターメリック、学名Curcuma longa)などに含まれる黄色のポリフェノール化合物。クルクミノイドに分類される。スパイスや食品領域の着色剤として利用され、日本ではウコン色素として既存添加物(着色料)に指定されている。ウコン由来のクルクミンは「医薬品の範囲に関する基準」では医薬品でないものに分類され健康食品の安全性と有効性情報 「クルクミン」国立栄養・健康研究所 2016年8月3日閲覧効用を謳わない限りは食品扱いとなる。.

新しい!!: E番号とクルクミン · 続きを見る »

クロルテトラサイクリン

ルテトラサイクリン(Chlortetracycline)は、テトラサイクリン系抗生物質の一つ。テトラサイクリンの水素の一つを塩素に置換した構造である。レダリー・ラボラトリーの持つ商標名は、オーレオマイシン(Aureomycin)である。同定された最初のテトラサイクリンであり、1945年、Yellapragada Subbarowの指導の下、レダリー・ラボラトリーのベンジャミン・ダッガーが発見した。ダッガーは、ミズーリ大学のサンボーン・フィールドで採取したサンプル中の放線菌がこの物質を生産することを明らかにした。この菌はStreptomyces aureofaciensと名付けられ、単離された物質はその金色からオーレオマイシンと名付けられた。 獣医学の領域で、クロルテトラサイクリンはネコの結膜炎の治療に用いられる。 日本では、クロルテトラサイクリン塩酸塩が、牛、豚及び鶏を対象に、クロルテトラサイクリン塩酸塩とスルファジミジンの配合剤が豚を対象に承認されている。.

新しい!!: E番号とクロルテトラサイクリン · 続きを見る »

クロロペンタフルオロエタン

ペンタフルオロエタン(Chloropentafluoroethane)は、かつて冷媒として用いられたフロン類である。フロン115という名称で知られていた。 しかし、オゾン層を破壊する懸念があったため、その生産と消費は、1996年1月1日以降、オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書で禁止された。.

新しい!!: E番号とクロロペンタフルオロエタン · 続きを見る »

クロロフィル

フィルの1種、クロロフィル''a'' の分子構造。マグネシウムが配位した テトラピロール環(クロリン)に、長鎖アルコール(フィトール)がエステル結合している。 クロロフィル (Chlorophyll) は、光合成の明反応で光エネルギーを吸収する役割をもつ化学物質。葉緑素(ようりょくそ)ともいう。 4つのピロールが環を巻いた構造であるテトラピロールに、フィトール (phytol) と呼ばれる長鎖アルコールがエステル結合した基本構造をもつ。環構造や置換基が異なる数種類が知られ、ひとつの生物が複数種類をもつことも珍しくない。植物では葉緑体のチラコイドに多く存在する。 天然に存在するものは一般にマグネシウムがテトラピロール環中心に配位した構造をもつ。マグネシウム以外では、亜鉛が配位した例が紅色光合成細菌 Acidiphilium rubrum において報告されている。金属がはずれ、2つの水素で置換された物質はフェオフィチンと呼ばれる。抽出されたクロロフィルでは、化学反応によって中心元素を人工的に置換することができる。特に銅が配位したものはマグネシウムのものよりも光や酸に対して安定であり、化粧品や食品への添加物として利用される。 2010年にクロロフィルfの発見が報告された。NMR、質量分析法等のデータから構造式はC55H70O6N4Mgだと考えられている。.

新しい!!: E番号とクロロフィル · 続きを見る »

クエン酸

ン酸(クエンさん、)は、示性式 C(OH)(CH2COOH)2COOH で、柑橘類などに含まれる有機化合物で、ヒドロキシ酸のひとつである。 漢字では「枸櫞酸」と記される。枸櫞とは漢名でマルブシュカン(シトロン)を指す。レモンをはじめ柑橘類に多く含まれていることからこの名がついた。柑橘類の酸味の原因はクエン酸の味に因るものが多い。また、梅干しにも多量に含まれている。.

新しい!!: E番号とクエン酸 · 続きを見る »

クエン酸ナトリウム

ン酸ナトリウム(クエンさんナトリウム、)は、クエン酸のナトリウム塩である。クエン酸は三価のカルボン酸であるため、クエン酸ナトリウムにも一ナトリウム塩、二ナトリウム塩、三ナトリウム塩の3種がある。.

新しい!!: E番号とクエン酸ナトリウム · 続きを見る »

グリチルリチン

リチルリチン (glycyrrhizin) またはグリチルリチン酸は甘草の根に含まれる有効成分である。スクロース(砂糖)の30から50倍の甘みを持つといわれる。 化学的には、グリチルリチンはトリテルペン配糖体で、CAS番号は1405-86-3。遊離の酸は水に溶けないが、アンモニウム塩はpH4.5以上で溶ける。 グリチルリチンの甘さは砂糖より遅く立ち上がり、後に引くため、砂糖の甘さとは異なる。また、特徴的な甘草の味があるため、砂糖の代用としてそのまま使用するには不適当である。高熱下でも安定している点が人工甘味料のアスパルテームとは異なる。 アメリカ合衆国においては安全性の認められた調味料ではあるが、甘味料としてではなくキャンディーや薬、タバコの味付けに用いられる。 日本では、1970年代に人工甘味料の安全性への懸念から植物由来のグリチルリチンが代用甘味料として、同様に植物由来のステビアと共に一般的に使用されるようになった。しかしながら、グリチルリチンに薬理学的な副作用(アルドステロン様作用)が発見され、日本政府は国民に対し1日の摂取量を200ミリグラムに制限した。.

新しい!!: E番号とグリチルリチン · 続きを見る »

グリーンS

リーンS(Green S)は、化学式C27H25N2O7S2Naの、緑色の合成コールタールトリアリルメタン色素である。 着色料として、E番号142を持つ。ミントソース、デザート、グレイビーソース、スイーツ、アイスクリーム、エンドウ缶詰等に用いられる。カナダ、アメリカ合衆国、日本、ノルウェーでは食品への使用が禁止されている。一方、EU、オーストラリア、ニュージーランドでは食品添加物としての使用が承認されている。 グリーンSは生体染色色素であり、生細胞を染色するために用いられる。眼科において、フルオレセイン、ローズベンガルとともに眼の表面の様々な病気の診断に用いられる。 グリーンSはアレルギー反応の原因となる。また、注意欠陥・多動性障害の子供が摂取を避けるべきとされている着色料の1つでもある。.

新しい!!: E番号とグリーンS · 続きを見る »

グリシン

リシン (glycine) とは、アミノ酢酸のことで、タンパク質を構成するアミノ酸の中で最も単純な形を持つ。別名グリココル。糖原性アミノ酸である。 示性式は H2NCH2COOH、アミノ酸の構造の側鎖が –H で不斉炭素を持たないため、生体を構成する α-アミノ酸の中では唯一 D-, L- の立体異性がない。非極性側鎖アミノ酸に分類される。 多くの種類のタンパク質ではグリシンはわずかしか含まれていないが、ゼラチンやエラスチンといった、動物性タンパク質のうちコラーゲンと呼ばれるものに多く(全体の3分の1くらい)含まれる。 1820年にフランス人化学者アンリ・ブラコノーによりゼラチンから単離された。 甘かったことからギリシャ語で甘いを意味する glykys に因んで glycocoll と名付けられ、後に glycine に改名された。.

新しい!!: E番号とグリシン · 続きを見る »

グリセリン

リセリン (glycerine, glycerin) は、3価のアルコールである。学術分野では20世紀以降グリセロール (glycerol) と呼ぶようになったが、医薬品としての名称を含め日常的にはいまだにグリセリンと呼ぶことが多い。食品添加物として、甘味料、保存料、保湿剤、増粘安定剤などの用途がある。虫歯の原因となりにくい。医薬品や化粧品には、保湿剤・潤滑剤として使われている。.

新しい!!: E番号とグリセリン · 続きを見る »

グルコノラクトン

ルコノラクトン (gluconolactone) は、グルコースの1位のヒドロキシ基がケトンに置き換わった、代表的なラクトンの一種である。別名をグルコノ-δ-ラクトンといい、GDL と略される。 生体内ではグルコース-1-デヒドロゲナーゼの作用によりグルコースから変換される。たとえば、ミツバチは体内でグルコースからグルコノラクトンを作り、蜂蜜に多く含まれる。そのため別名ハチミツ酸とも言われる。 グルコノラクトンは、天然の食品添加物として使用される。水溶液中では加水分解によりグルコン酸と平衡状態にあり、豆腐やチーズの凝固剤として使用される。また、低温で反応せず均一に発泡するため、ビスケット、パン、ドーナツなどの膨張剤として使用される。甘味とともに酸味があり、酸味料、pH調整剤としてハム、ソーセージやジュースに利用される。天然キレート剤として、化粧品やパック素材として利用されている。 グルコン酸への加水分解率は熱と高pHによって上昇する。.

新しい!!: E番号とグルコノラクトン · 続きを見る »

グルコマンナン

ルコマンナン(glucomannan)は、針葉樹の細胞壁や蒟蒻芋に多く含まれる水溶性中性多糖で、六炭糖のグルコースとマンノースがおよそ2:3の割合でβ-1,4-グリコシド結合したものである。枝分かれや修飾はなく、直鎖状である。コンニャクの主成分であるため(乾燥重量で約40%)、別名コンニャクマンナンとも言われる。.

新しい!!: E番号とグルコマンナン · 続きを見る »

グルコン酸

ルコン酸(グルコンさん、gluconic acid)はグルコースの1位の炭素を酸化することによって生成するカルボン酸で、化学式C6H12O7で表される。光学活性化合物であり、天然にはD体が存在、そのIUPAC組織名は (2R,3S,4R,5R)-2,3,4,5,6-ペンタヒドロキシヘキサン酸と表される。水に溶かすとグルコン酸イオンC6H11O7−となる。アルドン酸の一種。.

新しい!!: E番号とグルコン酸 · 続きを見る »

グルコン酸ナトリウム

ルコン酸ナトリウム(グルコンさんナトリウム、sodium gluconate)はグルコン酸のナトリウム塩で、化学式C6H11O7Naで表される有機化合物。日本では、1998年9月に新しく食品添加物(E576)に指定された。.

新しい!!: E番号とグルコン酸ナトリウム · 続きを見る »

グルコン酸カルシウム

ルコン酸カルシウム()とはミネラルサプリメントの1つ。低カルシウム血症の治療に最も使用されるカルシウムの形態である。グルコン酸カルシウムはカルシウムを無水物で9.3 %、1水和物で8.9 %含む。.

新しい!!: E番号とグルコン酸カルシウム · 続きを見る »

グルコースオキシダーゼ

ルコースオキシダーゼ(glucose oxidase, GOx) は、β-D-グルコピラノース(六炭糖グルコースのヘミアセタール型)と結びついて代謝産物に分解する酵素である。グルコースオキシダーゼは二量体のタンパク質で、β-D-グルコースをD-グルコノ-1,5-ラクトンへ酸化する。さらにD-グルコノ-1,5-ラクトンはグルコン酸へ加水分解される。 触媒として作用するために、グルコースオキシダーゼは補因子としてフラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)を用いる。FADは生化学的な酸化還元反応において一般的な要素である。酸化還元反応では分子からの電子の授受が伴う。グルコースオキシダーゼの酸化還元反応ではFADは最初の電子受容体として作用し、FADH2へ還元される。そのときFADH2は最終的な電子の受容体である酸素分子によって酸化される。酸素分子がより高い還元電位を持つためである。これによって酸素分子は過酸化水素に還元される。 グルコースオキシダーゼは、生じる電荷を電極を接続して計測し、酵素を通過した電子の個数の経過をみることによってグルコース濃度を調べるバイオセンサーとして用いられている。商用生産されるときは、クロコウジカビ(Aspergillus niger)からよく抽出される。これはナノテクノロジーの世界において、糖尿病患者に対するグルコースセンサーとして微小電極とともに用いることが可能な応用の一つとして考えられている。 グルコースオキシダーゼはハチミツで見られ、天然の防腐剤として作用している。グルコースオキシダーゼがハチミツの表面で空気中の酸素を過酸化水素に還元し、抗菌剤として作用するためである。.

新しい!!: E番号とグルコースオキシダーゼ · 続きを見る »

グルタミン酸

ルタミン酸(グルタミンさん、glutamic acid, glutamate)は、アミノ酸のひとつで、2-アミノペンタン二酸のこと。2-アミノグルタル酸とも呼ばれる。Glu あるいは E の略号で表される。小麦グルテンの加水分解物から初めて発見されたことからこの名がついた。英語に準じ、グルタメートと呼ぶこともある。 酸性極性側鎖アミノ酸に分類される。タンパク質構成アミノ酸のひとつで、非必須アミノ酸。動物の体内では神経伝達物質としても機能しており、グルタミン酸受容体を介して神経伝達が行われる、興奮性の神経伝達物質である。 グルタミン酸が多くつながると、納豆の粘性物質であるポリグルタミン酸になる。 致死量はLD50.

新しい!!: E番号とグルタミン酸 · 続きを見る »

グルタミン酸ナトリウム

ルタミン酸ナトリウム(グルタミンさんナトリウム, monosodium glutamate (MSG); グルタミン酸ソーダ、グル曹とも)はグルタミン酸のナトリウム塩。構造式は HOOC(CH2)2CH(NH2)COONa。分子量 169.11。この物質のアミノ基が手前側に出ているL体は調味料として多用される。歴史的な経緯から化学調味料として有名だが、現在ではうま味調味料(近年では「アミノ酸等」と表示されている)と呼ばれることも多い。グルタミン酸ナトリウムを利用した調味料で有名なものとしては味の素がある。なお国内では食料品においてグルタミン酸ナトリウムは食品添加物表示では直接表示を避け「調味料(アミノ酸等)」という表記で代替される場合が多い、郡司和夫著、ハーバービジネスオンライン、2014年11月23日、2016年3月31日閲覧。。.

新しい!!: E番号とグルタミン酸ナトリウム · 続きを見る »

グルタミン酸マグネシウム

ルタミン酸マグネシウム(Magnesium diglutamate)は、化学式Mg(C5H8NO4)2の化合物である。グルタミン酸のマグネシウム酸塩である。 E番号はE625で、調味料として食品添加物に用いられる。.

新しい!!: E番号とグルタミン酸マグネシウム · 続きを見る »

グルタミン酸カリウム

グルタミン酸カリウム(Monopotassium glutamate)は、化学式KC5H8NO4の化合物である。グルタミン酸のカリウム塩である。 E番号としてE622を持ち、うま味調味料としても用いられる。ナトリウムを含まないグルタミン酸ナトリウムの代替になる。 Category:食品添加物 Category:アミノ酸 Category:カリウムの化合物.

新しい!!: E番号とグルタミン酸カリウム · 続きを見る »

グルタミン酸カルシウム

ルタミン酸カルシウム(Calcium diglutamate)は、化学式Ca(C5H8NO4)2の化合物である。グルタミン酸のカルシウム塩で、グルタミン酸ナトリウムのアナログであり、うま味調味料として用いられる。実際のうま味成分はグルタミン酸であるため、グルタミン酸カルシウムは、グルタミン酸ナトリウムと同じうま味を持ち、しかもナトリウム量を増加させない。また、可溶カルシウムイオン源として、この化合物は、フッ化水素に晒された時の応急処置にも用いられる。.

新しい!!: E番号とグルタミン酸カルシウム · 続きを見る »

グアヤク樹脂

アヤク樹脂(Gum guaicumまたはguaiac resin)は、ユソウボク(Guaiacum officinale)から得られる物質である。別名グアヤク脂、グアヤック。CAS登録番号は9000-29-7。 食品添加物として登録されており、防腐剤としてのE番号はE241、抗酸化物質としてのE番号は、E314である。.

新しい!!: E番号とグアヤク樹脂 · 続きを見る »

グアーガム

構造式 グアーガム (Guar Gum) とは、グアー豆のいわゆる胚乳(正確には子葉)部から得られる水溶性の天然多糖類のことである。CAS登録番号は9000-30-0。直鎖状に結合したマンノース2分子に1分子のガラクトースの側鎖をもつ多糖類である。分子量は20~30万。.

新しい!!: E番号とグアーガム · 続きを見る »

グアニル酸

アニル酸(グアニルさん、guanylic acid)は、ヌクレオチド構造を持つ有機化合物の一種である。グアノシン一リン酸 (Guanosine monophosphate) とも呼ばれ、GMPと略される。GMPは核酸塩基のグアニン、五炭糖のリボース、1つのリン酸より構成されており、リン酸とグアノシン(ヌクレオシド)の間でリン酸エステルを形成している。リン酸エステルの位置により、2'-体、3'-体、5'-体が知られる。5'-体はRNA中の部分構造として現れ、呈味性ヌクレオチドとしても用いられる。.

新しい!!: E番号とグアニル酸 · 続きを見る »

ケイ酸

イ酸(ケイさん、珪酸、silicic acid)とは、ケイ素、酸素、水素の化合物の総称である。確認されているものとしては、オルトケイ酸 (H4SiO4)、メタケイ酸、メタ二ケイ酸 などがある。単にケイ酸と呼ぶ場合、メタケイ酸のことを示すことが多い。.

新しい!!: E番号とケイ酸 · 続きを見る »

ケイ酸ナトリウム

イ酸ナトリウム(ケイさんナトリウム)は、通常はメタケイ酸のナトリウム塩 を言うが、その他に などがある。メタケイ酸ナトリウムは二酸化ケイ素を炭酸ナトリウムまたは水酸化ナトリウムと融解して得られる無色の結晶。水に可溶で、水溶液は加水分解されてアルカリ性を示す。 濃水溶液は水ガラスと言い、無臭だが酸味が強く刺激性を有する。粘膜を侵しびらん性があるため、誤飲に注意する必要がある。 水溶液はケミカルガーデンの実験に用いられる。.

新しい!!: E番号とケイ酸ナトリウム · 続きを見る »

ケイ酸マグネシウム

イ酸マグネシウム(Magnesium silicate)は、ケイ酸陰イオンとマグネシウム陽イオンとのケイ酸塩である。組成はさまざまであり、分野などにより具体的にどのような組成を指しているかは異なることがある。水(H2O)を含んでいる場合は水和物となる。一般には と書ける。.

新しい!!: E番号とケイ酸マグネシウム · 続きを見る »

ケイ酸アルミニウム

アルミニウムシリケート(またはケイ酸アルミニウム)は、ケイ酸塩類の一種であり、酸化アルミニウム、二酸化ケイ素、水などが様々な割合で結合した組成物の総称である。自然の鉱物の形でも、合成したものも「 xAl2O3.

新しい!!: E番号とケイ酸アルミニウム · 続きを見る »

ケイ酸カリウム

イ酸カリウム(ケイさんカリウム、)はカリウムのケイ酸塩で、化学式K2SiO3で表される無機化合物。水ガラス状の物質で、建築、溶接、洗剤などの用途がある(日本化学物質安全・情報センター)。.

新しい!!: E番号とケイ酸カリウム · 続きを見る »

ケイ酸カルシウム

イ酸カルシウム(英語:Calcium silicate)とは、ケイ酸塩類の一種であり、酸化カルシウム、二酸化ケイ素、水などが様々な割合で結合した組成物の総称である(厚生労働省)。略称としてケイカルなどが知られる。石灰石と珪藻土などから得られ、健康に害は見られないため食品添加物として認められている。低仮比重で、吸湿性に優れる。肥料などに使われるほか、防火性にも優れ、煉瓦や断熱材、屋根瓦としても使われる。.

新しい!!: E番号とケイ酸カルシウム · 続きを見る »

ゲランガム

ランガム(gellan gum)とは、複合多糖類(ヘテロ多糖)に分類される多糖類(ポリサッカライド)であり、繰り返し単位を持ったポリマーの1種である。片仮名表記ではジェランガムと書かれることもある他、別名としてゲラン、ポリサッカライドS-60(略称、PS-60)などがあるものの、本稿では以降ゲランガムに統一する。.

新しい!!: E番号とゲランガム · 続きを見る »

ゲル化剤

ル化剤(ゲルかざい、Gelling Agent)とは、液体をゲル化して固化する化学物質である。用途としては食品に限らないが、食品添加物のゲル化剤は増粘安定剤に詳しい。 一般には界面活性剤の高濃度のミセルや高分子の溶液である高分子ゲルは液体を固化させる働きを有する。例えば、前者は熱水で石鹸の濃厚溶液を作り放冷するとゲルとして固まったり、後者の例はタンパク質であるコラーゲンを乾燥させたゼラチンを熱水で均一な溶液にして放冷して固める調理の際に見られる。 また、ナパーム弾はガソリンを界面活性剤の一種であるナパームで固化したものである。.

新しい!!: E番号とゲル化剤 · 続きを見る »

コチニール色素

ーマイン カルミン カルミン酸 コチニール色素(コチニールしきそ、cochineal extract)または、カルミンレッドK、カルミンレッドMK-40、カルミンレッドKL-80、クリムゾンレーキ、ナチュラルレッド4、C.I. 75470、E120は、染料あるいは食品添加物(天然着色料)として使用される赤色の色素である。カルミン酸のアルミニウム塩として得られる。カメムシ目カイガラムシ上科の一部の昆虫、特にアジア産のラックカイガラムシ、南ヨーロッパのケルメスカイガラムシ、メキシコのコチニールカイガラムシなどのメスの体を乾燥させ、体内に蓄積されている色素化合物を水またはエタノールで抽出して色素としたもの。その本質はアントラキノン誘導体のカルミン酸であることから、カルミン酸色素とも呼ばれる。カルミンの語源は欧州のケルメスカイガラムシ(タマカイガラムシ)から古代から中世に伝統的に抽出して用いられてきた色素に由来する。.

新しい!!: E番号とコチニール色素 · 続きを見る »

コハク酸

ハク酸(琥珀酸、コハクさん、succinic acid)は、構造式 HOOC–(CH2)2–COOH で表されるカルボン酸の一種。はじめコハクの乾留により見つかったためにこの名がついた。英名のsuccinic acidはラテン語のsuccinum(コハク)に由来する。.

新しい!!: E番号とコハク酸 · 続きを見る »

コリン (栄養素)

リン(, )は、循環器系と脳の機能、および細胞膜の構成と補修に不可欠な水溶性の栄養素である。.

新しい!!: E番号とコリン (栄養素) · 続きを見る »

コンニャク

ンニャク(蒟蒻、菎蒻、学名:Amorphophallus konjac)は、サトイモ科の植物、あるいはその球茎から製造される食品である。 古くからコンニャクを食用としてきた主な地域は、日本、中国、ミャンマー、韓国などのアジア各国であるが、和食ブームとともに低カロリーの健康食品として欧米にも広がりつつある。 コンニャクの原料となるコンニャクイモの2007年度(平成19年度)の日本での収穫量は66,900t。主産地は群馬県 (89.5%) で、第2位栃木県 (4.1%) 、第3位茨城県 (1.7%) と続いて日本では約95%は北関東で生産されている。.

新しい!!: E番号とコンニャク · 続きを見る »

コール酸

ール酸(コールさん, cholic acid)は化学式 C24H40O5、分子量408.579のステロイドで代表的な胆汁酸である。一次胆汁酸の一種で、アミノ酸とのアミドを作り、それらは多くの生物で見つかっている。水にはほんの少しだけ溶ける。消化液(胆汁)の成分として、脂質の消化吸収を助ける役割を持っている。CAS登録番号は 。 コール酸はコレステロールの代謝によって肝臓で作られ、胆嚢に送られ、十二指腸に分泌されて、その一部が微生物によって代謝され、デオキシコール酸等の二次胆汁酸となる。.

新しい!!: E番号とコール酸 · 続きを見る »

ゴム

ム(gom)は、元来は植物体を傷つけるなどして得られる無定形かつ軟質の高分子物質のことである。現在では、後述の天然ゴムや合成ゴムのような有機高分子を主成分とする一連の弾性限界が高く弾性率の低い材料すなわち弾性ゴムを指すことが多い。漢字では「護謨」と書き、この字はゴム関連の会社名などに使われることが多い。エラストマーの一種であり、エラストマーはゴムと熱可塑性エラストマーの二つに分けられる。 天然ゴムの原料となるラテックスの採取.

新しい!!: E番号とゴム · 続きを見る »

ショ糖脂肪酸エステル

ョ糖脂肪酸エステル(ショとうしぼうさんエステル)は、親水基のショ糖と、親油基の食用油脂から得られる脂肪酸で構成された非イオン性界面活性剤。シュガーエステルとも呼ばれ、主に食品用乳化剤として用いられる。.

新しい!!: E番号とショ糖脂肪酸エステル · 続きを見る »

シトラナキサンチン

トラナキサンチン(Citranaxanthin)は、食品添加物として用いられるカロテノイド色素である。E番号はE161iで、着色料として用いられる。天然に生成するが、一般に合成されたものが利用される。動物飼料の鶏油や卵黄を黄色くするために添加される。.

新しい!!: E番号とシトラナキサンチン · 続きを見る »

シトラスレッド2

トラスレッド2(Citrus Red 2)は、合成染料である。着色料として、オレンジの皮を染めるために、アメリカ食品医薬品局によって1956年から承認されている。シトラスレッド2は、国際がん研究機関によるIARC発がん性リスク一覧で、「ヒトに対する発がん性が疑われる」グループ2Bに分類されている。.

新しい!!: E番号とシトラスレッド2 · 続きを見る »

シェラック

right シェラック(英語:shellac)は、ラックカイガラムシ(Laccifer lacca)、およびその近縁の数種のカイガラムシの分泌する虫体被覆物を精製して得られる樹脂状の物質である。セラックともいい、漢語では「紫膠」という。.

新しい!!: E番号とシェラック · 続きを見る »

シクロデキストリン

デキストリン (cyclodextrin) は数分子のD-グルコースが、α-1,4グリコシド結合によって結合し環状構造をとった環状オリゴ糖の一種である。CDと略されることもある。.

新しい!!: E番号とシクロデキストリン · 続きを見る »

シスチン

チン(cystine)は、アミノ酸の1種の3,3’-ジチオビス(2-アミノプロピオン酸)である。この分子は、2個のシステイン分子が水硫基(–SH)の酸化によって生成するジスルフィド結合(S–S)を介して繋がった構造を持つので、光学異性体を有する。なお、天然に多く存在するのはL体(R,R’体)である。シスチンは、標準状態下では白色状の固体であり、水H2Oに僅かに溶ける。.

新しい!!: E番号とシスチン · 続きを見る »

システイン

テイン (cysteine、2-アミノ-3-スルファニルプロピオン酸) はアミノ酸の1つ。チオセリンとも言う。天然にはL-システインとして、食品中タンパク質に含まれるが、ヒトでは必須アミノ酸ではなくメチオニンから生合成される。食品添加剤として利用され、また俗に肌のシミを改善するといったサプリメントが販売されている。日本国外で商品名Acetiumの除放剤は、胃の保護また、飲酒時などのアセトアルデヒドするために開発され販売されている。 側鎖にメルカプト基を持つ。酸性条件下では安定だが、中・アルカリ性条件では、微量の重金属イオンにより容易に空気酸化され、シスチンとなる。略号は C や Cys。酸化型のシスチンと対比し、還元型であることを明らかにするために CySH と記されることもある。.

新しい!!: E番号とシステイン · 続きを見る »

ジメチルポリシロキサン

メチルポリシロキサン(dimethylpolysiloxane)は、表面張力を低下させ、消泡作用をもつシリコーンの一種。ポリジメチルシロキサンとも。ジメチコン(Dimeticone、Dimethicone)とも呼ばれる。商品名ガスコンで医薬品が販売される。.

新しい!!: E番号とジメチルポリシロキサン · 続きを見る »

ジブチルヒドロキシトルエン

ブチルヒドロキシトルエン (dibutylhydroxytoluene)、別名ブチル化ヒドロキシトルエン (butylated hydroxytoluene)(略称 BHT )、2,6-ジ-tert-ブチル-p-クレゾール (2,6-di-tert-butyl-p-cresol) は、示性式 C6H2(OH)(C(CH3)3)2CH3 の芳香族化合物の一種である。脂溶性のフェノール類であり、主に抗酸化剤として食品添加物として用いられる(E番号 E321)。また化粧品・ボディソープ・医薬品・ジェット燃料・ゴム・石油製品にも使われ、さらにエンバーミング剤としても使われる。.

新しい!!: E番号とジブチルヒドロキシトルエン · 続きを見る »

ジクロロジフルオロメタン

フルオロメタン(Dichlorodifluoromethane、R-12)は、無色の気体であり、ハロメタンフロン類である。Freon-12という商標名で販売されており、冷媒やスプレーに用いられている。オゾン層破壊や二酸化炭素の数千倍も強い温室効果への懸念のため、オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書により、1996年に、アメリカ合衆国その他多くの国で製造が禁止された。多くの有機溶媒に可溶である。 また、R-12は、シリーストリングの主要原料の1つである。容器の色は、白色である。.

新しい!!: E番号とジクロロジフルオロメタン · 続きを見る »

スプレー

プレー()は、高圧の空気などのガスや機械的な運動(指やピエゾ素子など)用いて液体を霧、泡などの状態で噴霧する装置である。液体の種類や噴霧の量などについて、さまざまな種類のスプレーがある。また駆動源の違いにより缶内の高圧ガスを利用した缶スプレー、電動ポンプなどによる電動スプレー、外部の空気圧を利用したエアスプレーなどがある。エアスプレーのうち、塗装用のものはスプレーガンやエアブラシと呼ばれる。なお、ディーゼルエンジンの燃焼室に燃料を霧状に噴射する噴射ポンプでは、早い時期から圧縮空気を不要としたものが主流となっており、それを「無気噴射方式」と呼んで旧来のものと区別する場合がある。 ここでは缶スプレーについて記述する。.

新しい!!: E番号とスプレー · 続きを見る »

ステアリン酸

テアリン酸(ステアリンさん、stearic acid、数値表現 18:0)とは動物性・植物性脂肪で最も多く含まれる飽和脂肪酸(高級脂肪酸)である。分子式 C18H36O2、示性式 CH3(CH2)16COOH、IUPAC組織名はオクタデカン酸 octadecanoic acid である。融点 69.9 、沸点 376 (分解)、比重約0.9で、CAS登録番号は57-11-4である。 遊離酸は常温で白色の低融点の固体であり、ろうそくの原料にもなる。 親水基 (COOH) と疎水基 (C17H35) を併せ持ち、分子が細長いので、水面/油面において1分子の厚みをもつ膜(単分子膜またはラングミュア膜、L膜)を形成する性質がある。.

新しい!!: E番号とステアリン酸 · 続きを見る »

ステアリン酸アスコルビル

テアリン酸アスコルビル(Ascorbyl stearate)は、ステアリン酸とアスコルビン酸のエステルである。ビタミンC源としての働きの他に、抗酸化剤としてマーガリンに添加される(E番号305)。アメリカ合衆国農務省は、その使用を0.02%以下に制限している。.

新しい!!: E番号とステアリン酸アスコルビル · 続きを見る »

スカーレットGN

ーレットGN(Scarlet GN)またはポンソーSX(Ponceau SX)は、かつて着色料として使われていたアゾ染料である。食品添加物として、E番号125を持つ。通常、二ナトリウム塩の形で使われた。 アメリカ合衆国では、食品添加物としては承認されておらず、外用の薬剤や化粧品にのみ使われている。例外は、食品ではなく主に飾りと見なされているマラスキーノ・チェリーの着色への利用である。EUでも食品添加物としては承認されていない, Food Standards Agency。.

新しい!!: E番号とスカーレットGN · 続きを見る »

スクラロース

ラロース (sucralose) は人工甘味料の一つである。スクロース(ショ糖)の約600倍の甘味を持つ甘味料である。 1976年にイギリスでテイト&ライル社 (Tate&Lyle PLC) により、砂糖を基に開発された。.

新しい!!: E番号とスクラロース · 続きを見る »

スクロース酢酸イソブチル

ース酢酸イソブチル(Sucrose acetate isobutyrate、SAIB)は、乳化剤であり、E番号はE444である。アメリカ合衆国では、カクテル、ビール、麦芽飲料、ワイン等の食品添加物として「GRAS」(一般に安全と認められる)に分類され、臭素化植物油を代替する可能性があると考えられている。.

新しい!!: E番号とスクロース酢酸イソブチル · 続きを見る »

セルロース

ルロース (cellulose) とは、分子式 (C6H10O5)n で表される炭水化物(多糖類)である。植物細胞の細胞壁および植物繊維の主成分で、天然の植物質の1/3を占め、地球上で最も多く存在する炭水化物である。繊維素とも呼ばれる。自然状態においてはヘミセルロースやリグニンと結合して存在するが、綿はそのほとんどがセルロースである。 セルロースは多数のβ-グルコース分子がグリコシド結合により直鎖状に重合した天然高分子である。構成単位であるグルコースとは異なる性質を示す。いわゆるベータグルカンの一種。.

新しい!!: E番号とセルロース · 続きを見る »

セスキ炭酸ナトリウム

炭酸ナトリウム(セスキたんさんナトリウム、)は、炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムが1:1の比で構成される複塩の通称である。テトラトリタ炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ソーダと呼ばれることもある。天然には二水和物が鉱物として産出し、トロナと呼ばれる。.

新しい!!: E番号とセスキ炭酸ナトリウム · 続きを見る »

ゼラチン

ラチン(gelatin)は、動物の皮膚や骨、腱などの結合組織の主成分であるコラーゲンに熱を加え、抽出したもの。タンパク質を主成分とする説が有力。.

新しい!!: E番号とゼラチン · 続きを見る »

ゼアキサンチン

アキサンチン (zeaxanthin) は目の網膜に含まれるカロテノイドの一種である。黄斑中央部において、ゼアキサンチンは主要な構成物質であるが、網膜周辺部位ではルテインが主要な構成物質である。 ルテインとゼアキサンチンは独特の化学構造を持っており、互いに異性体の関係であるが、光学異性体ではない。これらの間に見られる大きな違いは、末端環にある二重結合の位置にあり、ルテインにはキラル中心が三つあるのに対して、ゼアキサンチンには二つしかない。 キサントフィルサイクルを構成する三種のキサントフィルの一つ。.

新しい!!: E番号とゼアキサンチン · 続きを見る »

ソルビン酸

ルビン酸(ソルビンさん、Sorbic acid)は不飽和脂肪酸であり、IUPAC名は2,4-ヘキサジエン酸(2,4-hexadienoic acid) である。カビ・酵母・好気性菌に対して静菌効果があり、保存料としてかまぼこなどの魚肉練り製品やソーセージに使用されるほか、カリウム塩であるソルビン酸カリウムがケチャップ・スープ・果実酒・乳酸菌飲料などに使用される。 分子式は C6H8O2、分子量は112.13、融点133.0 - 135.0℃、白色結晶。CAS登録番号は110-44-1。 1859年、ナナカマドの一種 (Sorbus aucuparia) の未熟な果実から発見された。工業的にはクロトンアルデヒドとケテンを反応させてソルビン酸を得ている。 旧厚生省は天然に存在しない添加物に分類している。 静菌効果はpHにより大きく変化し、酸性(pH小)側で強い。食品添加物公定書に食品ごとの使用量上限が定められている。.

新しい!!: E番号とソルビン酸 · 続きを見る »

ソルビン酸ナトリウム

ルビン酸ナトリウム(Sodium sorbate)は、ソルビン酸のナトリウム塩である。化学式は、NaC6H7O2で、系統名はナトリウム(E,E)-ヘキサ-2,4-ジエン酸である。 E番号がE201の食品添加物であり、防腐剤として使用されるが、ソルビン酸カリウム、ソルビン酸カルシウムと異なり日本の食品衛生法に基づく指定添加物には定められていない。ソルビン酸溶液を使用する際に、中和反応によりソルビン酸ナトリウムが生じるが、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)では新たな毒性の懸念はないとしている。.

新しい!!: E番号とソルビン酸ナトリウム · 続きを見る »

ソルビン酸カリウム

ルビン酸カリウム(ソルビンさんカリウム、potassium sorbate)はソルビン酸のカリウム塩にあたる有機化合物で、主に食品添加物の保存料として使われている。 組成式は C6H7KO2、分子量は 150.22、CAS登録番号は 。 Category:カルボン酸塩 Category:カリウムの化合物 Category:食品添加物 Category:防腐剤.

新しい!!: E番号とソルビン酸カリウム · 続きを見る »

ソルビン酸カルシウム

ルビン酸カルシウム(Calcium sorbate)は、ソルビン酸のカルシウム塩である。ソルビン酸カルシウムは、多価不飽和脂肪酸塩である。 食品用の防腐剤として用いられ、E番号は、E203である。.

新しい!!: E番号とソルビン酸カルシウム · 続きを見る »

ソルビトール

ルビトール (sorbitol) はグルコースを還元し、アルデヒド基をヒドロキシ基に変換して得られる糖アルコールの一種。ソルビット (sorbit) またはグルシトール (glucitol) ともいう。甘味があり、食品添加物などに用いられる。 バラ科ナナカマド属 の植物から発見された糖アルコールのため、ソルビトールと命名された。.

新しい!!: E番号とソルビトール · 続きを見る »

ソーマチン

ーマチンIの模式図 ソーマチン(Thaumatin、タウマチンとも)は、低カロリーの甘味料である。このタンパク質は、甘味料の他にフレイバー改良剤としても用いられる。 ソーマチンは、西アフリカのクズウコン科の植物・タウマトコックス・ダニエリ(Thaumatococcus daniellii)の果実から単離されたタンパク質の混合物として最初に発見された。ソーマチン系甘味料のタンパク質は、砂糖よりも約2000倍甘い。また非常に甘いものの、ソーマチンの味は、砂糖とはかなり異なる。ソーマチンの甘さは非常にゆっくりと現れ、大量に摂取した時にはリコリス様の後味を残して、感覚は長く続く。ソーマチンは非常に水に溶けやすく、熱や酸性環境に安定である。.

新しい!!: E番号とソーマチン · 続きを見る »

タンニン

タンニン (tannin) とは植物に由来し、タンパク質、アルカロイド、金属イオンと反応し強く結合して難溶性の塩を形成する水溶性化合物の総称であり、植物界に普遍的に存在している。多数のフェノール性ヒドロキシ基を持つ複雑な芳香族化合物で、タンパク質や他の巨大分子と強固に結合し、複合体を形成しているものもある。分子量としては 500程度の低分子化合物から 20,000 に達する巨大な物まである。タンニン酸と称されることもあるが、その名称で特定の化合物(没食子酸誘導体で、タンニン様の性質を持つ)を指すこともあるため注意すること。タンニンという名称は「革を鞣す」という意味の英語である "tan" に由来し、本来の意味としては製革に用いる鞣革性を持つ物質のことを指す言葉であった。 フラバノール骨格を持つ化合物が重合した縮合型タンニンと、没食子酸やエラグ酸などの芳香族化合物とグルコースなどの糖がエステル結合を形成した加水分解性タンニンの二つに分類される。 縮合型タンニンとして知られるプロアントシアニジンは、2–50のフラボノイド単位が炭素-炭素結合を介して重合したもので、加水分解を受けない。 タンニンは特定の性質に対して冠せられる、化合物を分類するための名称である。しかし化学の分野では1990年頃からこのような性質ではなく化学構造で分類した名称を優先することが多くなっており、このためタンニンという名称が用いられる機会は減っている。タンニンの定義に合致するような化学構造上の分類名がないため、より広い範囲にあたるポリフェノール化合物の一部として呼ばれることが増えている。ただし食品化学などの分野では、便宜上これ以降もタンニンという名称が用いられている。.

新しい!!: E番号とタンニン · 続きを見る »

タートラジン

タートラジン (Tartrazine) は、黄色に着色することのできる着色料。アゾ系の食用タール色素に分類される合成着色料である。通称黄色4号(おうしょくよんごう)。常温では黄(橙色)の粒または粉末状の固体で、無臭である。分子式はC16H9N4Na3O9S2、分子量534.37。熱や光、酸、塩基には強いが、多量のビタミンCで還元される。 主に工業製品の着色用途や食品添加物として使用される。旧厚生省は天然に存在しない添加物に分類している。食品用途には、ゼリーやシロップなど、タール色素の中では最も多様な食品へ使用される。 アメリカでは食品(医薬品または化粧品)添加物"FD&C Yellow No.

新しい!!: E番号とタートラジン · 続きを見る »

タイロシン

タイロシン(tylosin)とはマクロライド系抗生物質の1つ。細菌のリボソームの50Sサブユニットに結合して細菌のタンパク質合成を阻害する。静菌的に作用するが高濃度では殺菌的に作用する。グラム陽性菌、マイコプラズマ、クラミジア、レプトスピラに有効であり、タイロシンはマイコプラズマに対する活性が他のマクロライド系抗生物質よりも高い。クロラムフェニコール系抗生物質はマクロライド系抗生物質と50Sサブユニットとの結合に拮抗するため、併用は禁忌。.

新しい!!: E番号とタイロシン · 続きを見る »

サンセットイエローFCF

ンセットイエローFCF (Sunset Yellow FCF) は、橙色に着色することのできる着色料。アゾ系の食用タール色素に分類される合成着色料である。通称黄色5号(おうしょくごごう)。常温では赤の粒または粉末状の固体で、無臭である。分子式はC16H10N2Na2O7S2、分子量452.38。CAS登録番号: 2783-94-0、モル質量: 424.35 g/mol。熱や光には強く安定している。 工業的にはスルファニル酸とシェファー酸を反応させて生成する。 主に工業製品の着色用途や食品添加物として使用される。旧厚生省は天然に存在しない添加物に分類している。 EUでは食品添加物(E番号:E110)として認可している。またアメリカではFederal Food, Drug, and Cosmetic Act(FD&C法)に基づき、"FD&C Yellow No.

新しい!!: E番号とサンセットイエローFCF · 続きを見る »

サッカラーゼ

ッカラーゼ(saccharase)とは、スクロースをフルクトースとグルコースとに加水分解する酵素の一つである。IUPAC-IUB系統名はβ-D-フルクトフラノシダーゼ(E.C. 3.2.1.26)で別名としてインベルターゼあるいはインバーターゼ(invertase)、インベルチン(invertin)とも呼ばれる。この酵素によって生じたフルクトースとグルコースの混合物は転化糖と呼ばれる。 サッカラーゼはスクロースのフルクトースを認識して加水分解するのに対して、スクラーゼはグルコース側から分解する。したがって両者はスクロースを分解するが異なる酵素として認識されている。そして、サッカラーゼはスクロース以外にもラフィノースやスタキオース、フルクトオリゴ糖など、末端にフルクトフラノシド残基を含むオリゴ糖を基質とすることができ、中にはフルクトフラノシド残基を他の糖に転移させる活性を有する酵素も存在する。 サッカラーゼは、微生物、植物に広く分布しており、産業には細菌や酵母由来のものが利用されている。 CAZyにおける分類では、糖質加水分解酵素ファミリー32、68、100の3つのファミリーにわたって分類されている。.

新しい!!: E番号とサッカラーゼ · 続きを見る »

サッカリン

ッカリン (saccharin) は、人工甘味料の一つ。摂取しても熱量(カロリー)とならない。別名 o-スルホベンズイミド、o-安息香酸スルフィミド、2-スルホ安息香酸イミド。ベンゼン環にスルタム環が縮環した骨格を持つ。分子式は C7H5NO3S、分子量 183.19、CAS登録番号 。.

新しい!!: E番号とサッカリン · 続きを見る »

サフラン

フラン(Crocus sativus、saffraan、saffron、safran)は、 西南アジア原産で、最初に栽培されたのがギリシアとされる、アヤメ科の多年草およびそのめしべを乾燥させた香辛料をさす。地中海の島で発掘された壁画によると、青銅器時代から栽培されたと考えられる。.

新しい!!: E番号とサフラン · 続きを見る »

光学分割

光学分割(こうがくぶんかつ、optical resolution)とは、ラセミ体をそれぞれの鏡像異性体(エナンチオマー)に分離する操作である。結晶化法による方法、酵素反応による方法、クロマトグラフィーによる方法に大別される。 酵素反応は、不斉還元や、一方のエナンチオマーとの立体特異的な反応といったある種の不斉合成であるが、光学分割に分類されて取り上げられることが多い。これとは対照的に速度論的光学分割は不斉合成に分類される。 不斉合成、キラルプール法と並んで光学活性化合物を調製する手法の一角を成す。.

新しい!!: E番号と光学分割 · 続きを見る »

固化防止剤

固化防止剤(こかぼうしざい、anticaking agent)は、たとえば食塩などの粉状または粉粒状製品の固化を防止し、包装や輸送および消費を容易にするための食品添加物である。 たとえば、"anti-caking agent (554)"とラベルに表示されている場合、固化防止剤として化成品のアルミノケイ酸ナトリウム(E554)が添加されている。この物質は食塩の他に粉ミルク、砂糖製品および穀粉にも使われている。欧州では、フェロシアン化ナトリウム(E535)とフェロシアン化カリウム(E536)が一般に食塩に添加されている。より高価な食塩には天然の固化防止剤の炭酸カルシウムまたは炭酸マグネシウムが使われる。 数種の固化防止剤は水に溶けるか、アルコールまたはその他有機溶媒に溶ける。これらは過剰な水分の吸着、粒子のコーティングまたは撥水作用を作ることにより固化防止剤として機能する。ケイ酸カルシウムは食塩に広く使われている固化防止剤であり、水にも油にも溶ける。 固化防止剤は食品以外にも、道路用塩、肥料、化粧品、合成洗剤などにも使われている。.

新しい!!: E番号と固化防止剤 · 続きを見る »

国際食品規格委員会

国際食品規格委員会は一般にコーデックス委員会と呼ばれる。その名称はCodex Alimentarius (食品法典)に由来する。1963年FAO(国際連合食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)によって設置された政府間組織。Codex Alimentarius Commissionが名称、CACと略称されている。加盟国:185カ国および欧州共同体(2013年7月現在).

新しい!!: E番号と国際食品規格委員会 · 続きを見る »

着色料

石鹸水の膜の上に広がる食品色素 着色料(ちゃくしょくりょう)とは、食品、医薬品、口紅などの化粧品などに色をつけるためのものである。化学合成のタール色素や、原材料から抽出した色素などがある。 着色料として使用されるものには人体に有害なものもあり、食品の着色(Food coloring)に使用できるかが判断の参考になる。なお、食品に添加され着色の機能を果たすものであっても、酸化チタンなどのように、壁塗り塗料などの主要な原料として使われているものもある。.

新しい!!: E番号と着色料 · 続きを見る »

硝酸

硝酸(しょうさん、nitric acid)は窒素のオキソ酸で、化学式 HNO3 で表される。代表的な強酸の1つで、様々な金属と反応して塩を形成する。有機化合物のニトロ化に用いられる。硝酸は消防法第2条第7項及び別表第一第6類3号により危険物第6類に指定され、硝酸を 10 % 以上含有する溶液は医薬用外劇物にも指定されている。 濃硝酸に二酸化窒素、四酸化二窒素を溶かしたものは発煙硝酸、赤煙硝酸と呼ばれ、さらに強力な酸化力を持つ。その強力な酸化力を利用してロケットの酸化剤や推進剤として用いられる。.

新しい!!: E番号と硝酸 · 続きを見る »

硝酸ナトリウム

硝酸ナトリウム(しょうさんナトリウム、英語:sodium nitrate)は硝酸のナトリウム塩で、化学式NaNO3で表される化合物である。天然にはチリ硝石という鉱物として鉱山から採掘される。工業的には硝酸をソーダ灰(炭酸ナトリウム)または水酸化ナトリウムと反応させることによって製造されている。 熱水にはよく溶けるが、温度が下がるにつれて水への溶解度は減じる。水溶液は中性を示す。無水メタノールには僅かに溶けるが、無水エタノールにはほとんど溶けない。用途としては、マッチやタバコの燃焼補助剤、爆薬の成分、ロケットの固体推進剤、ガラスや陶器の光沢剤・釉、太陽熱発電等の蓄熱媒体などがある。また、食品の防腐剤として食品添加物に用いられるほか、葉菜類に多く含まれている。 硫酸と反応させて硝酸を製造するのに用いられる。生成物は分留によって精製され、残渣として硫酸水素ナトリウムが得られる。その他にも塩化ナトリウムと硝酸銀を混合すると の反応によって塩化銀が沈澱するので硝酸ナトリウムを得ることができる。.

新しい!!: E番号と硝酸ナトリウム · 続きを見る »

硝酸カリウム

硝酸カリウム(しょうさんカリウム)は化学式KNO3で表される硝酸塩の一種であり、天然には硝石として産出する。可燃物と混合し燃焼させるとカリウムの炎色反応によりピンクから紫の炎を上げる。 英語では potassium nitrate、または saltpetre とも呼ばれ、これは石の塩、もしくはペトラの塩を意味するラテン語 sal petrae に由来する。アメリカでは salt peter、nitrate of potash、あるいは単に nitre とも称される。硝酸ナトリウムが salt peter と呼ばれることもある。 黒色火薬に酸化剤(酸素の供給源)として配合されるが、硝酸カリウム自体は燃えない。ハーバー・ボッシュ法によって窒素の固定化法が確立されるまでは、洞窟の壁面に堆積した結晶から、または有機物を分解・乾燥することによって得ていた。特に人畜の屎尿が一般的な供給源で、尿素の分解によって生成するアンモニアなどの窒素化合物が亜硝酸菌、硝酸菌の二段階の微生物による酸化を受け、硝酸塩となる。肥料としても用いられ、そのNPK比(窒素・リン・カリウムの重量比)は13-0-44である。.

新しい!!: E番号と硝酸カリウム · 続きを見る »

硫酸

硫酸(りゅうさん、sulfuric acid)は、化学式 H2SO4 で示される無色、酸性の液体で硫黄のオキソ酸の一種である。古くは緑礬油(りょくばんゆ)とも呼ばれた。化学薬品として最も大量に生産されている。.

新しい!!: E番号と硫酸 · 続きを見る »

硫酸ナトリウム

硫酸ナトリウム(りゅうさんナトリウム、sodium sulfate)は化学式 Na2SO4 で表される硫酸のナトリウム塩。 比重 2.698、融点 884 ℃。無色の結晶、水に可溶。水溶液は中性。.

新しい!!: E番号と硫酸ナトリウム · 続きを見る »

硫酸マグネシウム

硫酸マグネシウム(りゅうさんマグネシウム、magnesium sulfate)は化学式 MgSO4 で表される硫酸とマグネシウムの塩。硫酸塩マグネシウムとも呼ばれる。エプソム塩(エプソムソルト)とも呼ばれる。7水和物は無色粉末で、70 ℃ で1水和物、200 ℃ で無水物となり、1124 ℃ で分解する。水に易溶、エタノールに微溶。無水物は吸湿性のある白色結晶性粉末で、水分と反応し発熱する。融点1185℃。.

新しい!!: E番号と硫酸マグネシウム · 続きを見る »

硫酸アルミニウム

硫酸アルミニウム(りゅうさんアルミニウム、Aluminum sulfate)はアルミニウムの硫酸塩で、化学式 Al2(SO4)3•16H2O で表される無機化合物。.

新しい!!: E番号と硫酸アルミニウム · 続きを見る »

硫酸アンモニウム

硫酸アンモニウム(りゅうさんアンモニウム、ammonium sulfate)は硫酸のアンモニウム塩で、化学式 (NH4)2SO4 で表される化合物。硫安とも呼ばれる。 無色の結晶で、水に易溶。空気中で熱すると 120 で分解を始め 357 でアンモニアを放って融解する。.

新しい!!: E番号と硫酸アンモニウム · 続きを見る »

硫酸カリウム

硫酸カリウム(りゅうさんカリウム、potassium sulfate)は化学式 K2SO4 の無機化合物である。硫酸カリ、硫加(リュウカ)とも呼ばれる。不燃性の白色結晶塩で、水には溶けるがアルコールには溶けない。天然にはアルカナイトとして存在するが、これは存在度の低い鉱物である。工業的には塩化カリウムを硫酸と熱するか、キーゼリット(硫酸マグネシウム鉱石)と塩化カリウムの複分解によってつくる。カリウムと硫黄を提供することから、化学肥料として広く使われている。.

新しい!!: E番号と硫酸カリウム · 続きを見る »

硫酸カルシウム

硫酸カルシウム(りゅうさんカルシウム、calcium sulfate)は、化学式 CaSO4 で表されるカルシウムの硫酸塩であり、固体はカルシウムイオンと硫酸イオンからなるイオン結晶である。石膏の主成分でもある。 固体には無水物の他、0.5水和物CaSO4·1/2H2Oおよび2水和物CaSO4·2H2Oが存在し、それぞれ天然鉱物も存在し無水物は硬石膏、0.5水和物はバサニ石、2水和物は石膏である。 炭酸水素カルシウムが一時硬水の成分であるのに対し、硫酸カルシウムを含有する天然水は加熱しても沈殿除去されないため永久硬水と呼ばれる。製塩の際、海水を濃縮すると初めに溶解度の小さい炭酸カルシウムおよび硫酸カルシウムなどが析出する。.

新しい!!: E番号と硫酸カルシウム · 続きを見る »

硫酸銅(II)

硫酸銅(II)(りゅうさんどう に、、化学式 CuSO4)は、銅(II)イオンと硫酸イオンのイオン化合物であり、無水物は白色の粉末である。水和物として、有名な青色の三斜晶系結晶(五水和物)の他に、一水和物、三水和物を作り、水に易溶で水溶液は青色を示す。中学校及び高校の理科の実験に用いられることから馴染み深い化合物である。しかし、重金属である銅による毒性が有る為に取り扱いには注意を要し、毒物及び劇物取締法により医薬用外劇物に指定されている。 五水和物で、特に鉱物として自然産出するものは、胆礬(たんばん)とも呼ばれている。これは銅山の古い坑道の内壁などで、地下水から析出して結晶となっているものを得ることができる。主に霜柱状、若しくは鍾乳石状の形で産出することが多い。銅の錆である緑青にも含まれる。.

新しい!!: E番号と硫酸銅(II) · 続きを見る »

窒素

素(ちっそ、nitrogen、nitrogenium)は原子番号 7 の元素。元素記号は N。原子量は 14.007。空気の約78.08 %を占めるほか、アミノ酸をはじめとする多くの生体物質中に含まれており、地球のほぼすべての生物にとって必須の元素である。 一般に「窒素」という場合は、窒素の単体である窒素分子(窒素ガス、N2)を指すことが多い。窒素分子は常温では無味無臭の気体として安定した形で存在する。また、液化した窒素分子(液体窒素)は冷却剤としてよく使用されるが、液体窒素温度 (-195.8 ℃, 77 K) から液化する。.

新しい!!: E番号と窒素 · 続きを見る »

窒素酸化物

素酸化物(ちっそさんかぶつ、nitrogen oxides) は窒素の酸化物の総称。 一酸化窒素(NO)、二酸化窒素(NO2)、亜酸化窒素(一酸化二窒素)(N2O)、三酸化二窒素(N2O3)、四酸化二窒素(N2O4)、五酸化二窒素(N2O5)など。化学式の NOx から「ノックス」ともいう。.

新しい!!: E番号と窒素酸化物 · 続きを見る »

第1族元素

1族元素(だいいちぞくげんそ)とは、周期表において第1族に属する元素。水素・リチウム・ナトリウム・カリウム・ルビジウム・セシウム・フランシウムがこれに該当する。このうち、水素を除いた元素についてはアルカリ金属 (alkali metal) といい、単体では最外殻s軌道電子が自由電子として振舞うため金属的な性質を示す。 周期表の一番左側に位置する元素群で、価電子は最外殻のs軌道にある電子である。s軌道は1電子のみが占有する。.

新しい!!: E番号と第1族元素 · 続きを見る »

炭酸ナトリウム

炭酸ナトリウム(たんさんナトリウム、sodium carbonate、別名:炭酸ソーダ)は組成式 、式量106のアルカリ金属炭酸塩である。水酸化ナトリウムとその半分の物質量の二酸化炭素を反応させるか、炭酸水素ナトリウムを熱すると得られる。 工業的にはソルベー法で製造されるか、天然に産出するトロナを原料に製造される。世界的には、全生産量のうちおよそ28 %が天然由来となっている。 十水和物 (・10H2O) は風解して一水和物 (・H2O) になる。輸送時、体積および質量を減じるために300℃以上で焼いて無水塩とする。 ソーダ灰というのはこの無水塩のことである。.

新しい!!: E番号と炭酸ナトリウム · 続きを見る »

炭酸マグネシウム

炭酸マグネシウム(たんさんマグネシウム、MgCO3)はマグネシウムの炭酸塩である。工業用原料の一種。身近な用途としては便秘薬、制酸剤、重量挙げの滑り止めの粉などに使われる。.

新しい!!: E番号と炭酸マグネシウム · 続きを見る »

炭酸アンモニウム

炭酸アンモニウム(たんさん—、Ammonium carbonate)は、アンモニアの炭酸塩で、形式上、化学式が (NH4)2CO3 と表される化合物である。しかし通常、炭酸アンモニウムとして入手可能な試剤は、炭酸水素アンモニウム (Ammonium hydrogen carbonate、NH4•HCO3) とカルバミン酸アンモニウム (ammonium carbamate、NH2COONH4) との混合物である。炭安(たんあん)、鹿角塩(ろっかくえん)とも呼ばれる。.

新しい!!: E番号と炭酸アンモニウム · 続きを見る »

炭酸カリウム

炭酸カリウム(たんさんカリウム、Potassium carbonate)は、組成式K2CO3で表されるカリウムの炭酸塩である。陸上植物の灰に10 - 30%程度含まれる(それに水を加えたものが灰汁と呼ばれる)。炭ボツや真珠灰と呼ばれていた。.

新しい!!: E番号と炭酸カリウム · 続きを見る »

炭酸カルシウム

炭酸カルシウム(たんさんカルシウム、calcium carbonate)は、組成式 CaCO3 で表されるカルシウムの炭酸塩である。 貝殻やサンゴの骨格、鶏卵の殻、石灰岩、方解石、霰石、大理石、鍾乳石、白亜(チョーク)の主成分で、貝殻を焼いて作る顔料は胡粉と呼ばれる。土壌ではイタリアのテラロッサに含まれる。.

新しい!!: E番号と炭酸カルシウム · 続きを見る »

炭酸鉄(II)

炭酸鉄(II)(たんさんてつ)は、鉄の炭酸塩で、化学式FeCO3で表される。菱鉄鉱の主成分。鉄の炭酸塩には他に炭酸鉄(III)がある。密度は3.8-4.0g/cm3.

新しい!!: E番号と炭酸鉄(II) · 続きを見る »

炭酸水素ナトリウム

炭酸水素ナトリウム(たんさんすいそナトリウム、sodium hydrogen carbonate)、別名重炭酸ナトリウム(じゅうたんさんナトリウム、sodium bicarbonate、重炭酸ソーダ、略して重曹とも)は、化学式 NaHCO3で表わされる、ナトリウムの炭酸水素塩である。常温で白色の粉末状である。水溶液のpHはアルカリ性を示すものの、フェノールフタレインを加えても変色しない程度の弱い塩基性である。水には少し溶解し、メタノールにも僅かに溶解するものの、エタノールには不溶。具体的には、水 (0 ℃) 100 g につき 6.9 g、水 (20 ℃) 100 g につき 9.6 g、メタノール (25 ℃) 100 g につき 0.8 g 溶解する。.

新しい!!: E番号と炭酸水素ナトリウム · 続きを見る »

炭酸水素アンモニウム

炭酸水素アンモニウム(たんさんすいそ -、英語 Ammonium hydrogen carbonate)は、分子式 NH4HCO3 で表される化学物質。重炭酸アンモニウム(じゅうたんさん -、英語 Ammonium bicarbonate)、重炭安(じゅうたんあん)ともいう。CAS登録番号 1066-33-7。 分子量 79.06 g/mol 、密度 1.586 g/cm3。水に可溶 (20℃で17.4%) 。アセトン、アルコールに不溶。水に溶解すると、加水分解のために、弱アルカリ性を呈する。 固体は58℃、水溶液は70℃に加熱することでアンモニア、二酸化炭素、水の3つの物質に分解する。気体(泡)となるため食品の膨脹剤として、小麦粉製品等に添加して用いられる。 炭酸水素ナトリウム(重曹)よりも低温で多量のガスを発生させるので、発泡倍率を上げることができる。 熱分解の反応式は、.

新しい!!: E番号と炭酸水素アンモニウム · 続きを見る »

炭酸水素カリウム

炭酸水素カリウム(たんさんすいそかりうむ、Potassium bicarbonate)は化学式KHCO3、式量100.1のカリウムの炭酸塩。.

新しい!!: E番号と炭酸水素カリウム · 続きを見る »

甘味料

味料(かんみりょう、Sweetener)とは、食品に甘みをつけるために使われる調味料である。なお食品衛生法による食品の表示にあっては食品添加物に区分される。近年では、天然に存在しない人工甘味料である合成甘味料も利用されている。.

新しい!!: E番号と甘味料 · 続きを見る »

発泡剤

泡剤(はっぽうざい、blowing agent)とは、製品中に泡を生じさせるために添加される薬品のこと。分解によりガスを生じる物質、またはそれ自体ガスとなる物質である。 の一種であることから、しばしば「発泡剤」と「起泡剤」の語が混用されることがある。.

新しい!!: E番号と発泡剤 · 続きを見る »

銀(ぎん、silver、argentum)は原子番号47の元素。元素記号は Ag。貴金属の一種。.

新しい!!: E番号と銀 · 続きを見る »

過酸化ベンゾイル

過酸化ベンゾイル(かさんかベンゾイル、Benzoyl peroxide, 略語: BPO)は、消防法による危険物(第5類 自己反応性物質、第1種自己反応性物質)に指定されている有機過酸化物。 示性式が (C6H5CO)2O2。.

新しい!!: E番号と過酸化ベンゾイル · 続きを見る »

過酸化アセトン

過酸化アセトン(かさんかアセトン、acetone peroxide)は有機過酸化物の一種。高性能爆薬として使用される。 一般的にジメチルジオキシランの三量体であるトリアセトントリペルオキシド(略称TATP、化学式 C9H18O6)を示す場合が多いが、広義には二量体や四量体の混合物をいう。.

新しい!!: E番号と過酸化アセトン · 続きを見る »

過酸化カルシウム

過酸化カルシウム(かさんかカルシウム、)はカルシウムの過酸化物で、化学式CaO2で表される無機化合物。.

新しい!!: E番号と過酸化カルシウム · 続きを見る »

食品添加物

PAGENAME 食品添加物(しょくひん てんかぶつ、英語 food additives)は、食品製造の際に添加する物質のこと。広義には食品包装に使われる樹脂などを、間接食品添加物として扱う場合がある。 主な用途.

新しい!!: E番号と食品添加物 · 続きを見る »

調味料

調味料(ちょうみりょう、英: Seasoning)は、料理の調味に使う材料。主なものに、砂糖、塩、酢、醤油、味噌(さしすせそ)などがある。.

新しい!!: E番号と調味料 · 続きを見る »

蜜蝋

蜜蝋 ミツロウ(蜜蝋、Beeswax、Cera alba)はミツバチ(働きバチ)の巣を構成する蝋を精製したものをいう佐々木1994、122頁。。蝋は働きバチの蝋分泌腺から分泌され、当初は透明であるが、巣を構成し、巣が使用されるにつれ花粉、プロポリス、幼虫の繭、さらには排泄物などが付着していく。養蜂においてミツロウ以外のものを基礎として巣を構築させた場合、それらがミツロウに混入する可能性もある。精製の方法には太陽熱を利用する陽熱法と、加熱圧搾法とがあり、効率の点では加熱圧搾法のほうが優れている。.

新しい!!: E番号と蜜蝋 · 続きを見る »

防腐剤

防腐剤(ぼうふざい)とは、(1)微生物の侵入・発育・増殖を防止して、(2)腐敗・発酵が起こらないようにする、「静菌作用」を目的として使われる薬剤である。必ずしも殺菌作用はなく、持続的に働くことが求められる。.

新しい!!: E番号と防腐剤 · 続きを見る »

脂肪酸

脂肪酸(しぼうさん、Fatty acid)とは、長鎖炭化水素の1価のカルボン酸である。一般的に、炭素数2-4個のものを短鎖脂肪酸(低級脂肪酸)、5-12個のものを中鎖脂肪酸、12個以上のものを長鎖脂肪酸(高級脂肪酸)と呼ぶ。炭素数の区切りは諸説がある。脂肪酸は、一般式 CnHmCOOH で表せる。脂肪酸はグリセリンをエステル化して油脂を構成する。脂質の構成成分として利用される。 広義には油脂や蝋、脂質などの構成成分である有機酸を指すが、狭義には単に鎖状のモノカルボン酸を示す場合が多い。炭素数や二重結合数によって様々な呼称があり、鎖状のみならず分枝鎖を含む脂肪酸も見つかっている。また環状構造を持つ脂肪酸も見つかってきている。.

新しい!!: E番号と脂肪酸 · 続きを見る »

膨張剤

膨張剤(ぼうちょうざい)は、パンや菓子類の生地をスポンジ状の多孔質にし、膨らませる作用を持つ食品添加物。膨張剤から発生した炭酸ガスやアンモニアガスが生地を膨らませる元になる。 膨張剤を利用せずに、バターや卵白を撹拌(ホイップ)して細かな気泡を大量に生地に混ぜ込んで加熱する事で、生地中の空気を膨張させて膨らませる物理的な技法もある。また、シュークリームなどは生地中の水分を加熱によって気化させ、水蒸気の膨張作用によって生地を膨らませている。.

新しい!!: E番号と膨張剤 · 続きを見る »

臭素酸カリウム

臭素酸カリウム(しゅうそさんカリウム、potassium bromate)は、カリウムの臭素酸塩で、化学式 KBrO3 で表される無機化合物である。.

新しい!!: E番号と臭素酸カリウム · 続きを見る »

臭素酸カルシウム

臭素酸カルシウム(しゅうそさんカルシウム、英Calcium bromate)はカルシウムの臭素酸塩で、化学式Ca(BrO3)2で表される無機化合物。一部の国では臭素酸カリウムと同様に小麦粉改良剤として用いられるが、日本では認可されていない。(E番号 E924b).

新しい!!: E番号と臭素酸カルシウム · 続きを見る »

自然金 金(きん、gold, aurum)は原子番号79の元素。第11族元素に属する金属元素。常温常圧下の単体では人類が古くから知る固体金属である。 元素記号Auは、ラテン語で金を意味する aurum に由来する。大和言葉で「こがね/くがね(黄金: 黄色い金属)」とも呼ばれる。。 見かけは光沢のある黄色すなわち金色に輝く。日本語では、金を「かね」と読めば通貨・貨幣・金銭と同義(お金)である。金属としての金は「黄金」(おうごん)とも呼ばれ、「黄金時代」は物事の全盛期の比喩表現として使われる。金の字を含む「金属」や「金物」(かなもの)は金属全体やそれを使った道具の総称でもある。 金属としては重く、軟らかく、可鍛性がある。展性と延性に富み、非常に薄く延ばしたり、広げたりすることができる。同族の銅と銀が比較的反応性に富むこととは対照的に、標準酸化還元電位に基くイオン化傾向は全金属中で最小であり、反応性が低い。熱水鉱床として生成され、そのまま採掘されるか、風化の結果生まれた金塊や沖積鉱床(砂金)として採集される。 これらの性質から、金は多くの時代と地域で貴金属として価値を認められてきた。化合物ではなく単体で産出されるため精錬の必要がなく、装飾品として人類に利用された最古の金属で、美術工芸品にも多く用いられた。銀や銅と共に交換・貨幣用金属の一つであり、現代に至るまで蓄財や投資の手段となったり、金貨として加工・使用されたりしている。ISO通貨コードでは XAU と表す。また、医療やエレクトロニクスなどの分野で利用されている。.

新しい!!: E番号と金 · 続きを見る »

酢酸

酢酸(さくさん、醋酸、acetic acid)は、化学式は示性式 CH3COOH、分子式 C2H4O2と表される簡単なカルボン酸の一種である。IUPAC命名法では酢酸は許容慣用名であり、系統名はエタン酸 (ethanoic acid) である。純粋なものは冬に凍結することから氷酢酸(ひょうさくさん)と呼ばれる。2分子の酢酸が脱水縮合すると別の化合物の無水酢酸となる。 食酢(ヴィネガー)に含まれる弱酸で、強い酸味と刺激臭を持つ。遊離酸・塩・エステルの形で植物界に広く分布する。酸敗したミルク・チーズのなかにも存在する。 試薬や工業品として重要であり、合成樹脂のアセチルセルロースや接着剤のポリ酢酸ビニルなどの製造に使われる。全世界での消費量は年間およそ6.5メガトンである。このうち1.5メガトンが再利用されており、残りは石油化学原料から製造される。生物資源からの製造も研究されているが、大規模なものには至っていない。.

新しい!!: E番号と酢酸 · 続きを見る »

酢酸亜鉛

酢酸亜鉛(Zinc acetate)は、化学式Zn(O2CCH3)2の塩である。通常、二水和物Zn(O2CCH3)2(H2O)2として存在する。水和物も無水物も無色の固体で、化学合成や食品添加物に用いられる。酢酸と炭酸亜鉛または金属亜鉛の反応により生成される。食品添加物として用いる時のE番号は、E650である。.

新しい!!: E番号と酢酸亜鉛 · 続きを見る »

酢酸ナトリウム

酢酸ナトリウム(さくさんナトリウム、Sodium acetate)とは、酢酸とナトリウムのつくる塩である。示性式CH3COONaで表される。酢酸ソーダとも言う。無水物と三水和物が存在する。 無水物、三水和物ともに無色の結晶である。 無水物、三水和物ともに水によく溶けるが、有機溶媒にはほとんど溶けない。弱酸と強塩基の塩なので、水溶液は弱アルカリ性を示す。 酢酸と水酸化ナトリウムまたは炭酸ナトリウムの中和により三水和物が得られ、この三水和物を120℃ - 250℃で加熱すると無水物となる。.

新しい!!: E番号と酢酸ナトリウム · 続きを見る »

酢酸アンモニウム

酢酸アンモニウム(さくさんアンモニウム、ammonium acetate)は組成式 CH3COONH4 で表される化学物質。酢酸とアンモニアを化学反応させて得られる有機アンモニウム塩である。 商業的に幅広く利用されている。.

新しい!!: E番号と酢酸アンモニウム · 続きを見る »

酢酸エチル

酢酸エチル(さくさんエチル、ethyl acetate)とは、示性式 CH3COOCH2CH3 で表される有機化合物である。酢酸とエタノールが脱水縮合したエステル。引火点 −2 ℃の、パイナップルに似た果実臭のする無色で揮発性の液体で、有機溶媒として用いられる。 極性が高く、最大で 3重量% ほど酢酸エチルに水が溶解する。逆に水に対しては 10体積%(25℃)ほど溶解し温度が低いほど増大する。また、エタノール、エーテル、ベンゼン、ヘキサンなどのほとんどの有機溶媒と任意の割合で混ざり合う。.

新しい!!: E番号と酢酸エチル · 続きを見る »

酢酸カリウム

酢酸カリウム(さくさんカリウム、potassium acetate)は化学物質である。酢酸のカリウム塩にあたる。水溶液は弱塩基性を示し、0.1M の溶液の pH は 9.7 である。 水酸化カリウムや炭酸カリウムなどカリウムを含む塩基と酢酸を反応させ、 という中和反応によって生成される。水酸化カリウムの場合も同様に中和される。 湿気、熱、燃焼、酸化剤に対しては不安定である。.

新しい!!: E番号と酢酸カリウム · 続きを見る »

酢酸カルシウム

酢酸カルシウム(さくさんカルシウム、calcium acetate)は示性式 (CH3COO)2Ca もしくは Ca(CH3COO)2 で表される酢酸とカルシウムの塩。CAS登録番号は 。無水物と一水和物がよく知られるが、無水物は吸湿性が強いため、通常取り扱われるのは一水和物である。一水和物はわずかに吸湿性がある白色の結晶あるいは結晶性粉末で、無臭またはわずかな酢酸臭がある。水に易溶、エタノールに難溶。水溶液は加水分解して微アルカリ性を示す。400℃で分解し、アセトンと炭酸カルシウムになる。実験室的方法として、400℃以上で酢酸カルシウムを乾留することでアセトンが得られる。 酢酸カルシウムは国際的に食品添加物として安定剤、増粘剤等に汎用されているが、日本では現在未認可で、厚生労働省で認可に向けて調整中である。 category:カルシウムの化合物 Category:酢酸塩.

新しい!!: E番号と酢酸カルシウム · 続きを見る »

酸塩基指示薬

万能pH試験紙。複数の指示薬を組み合わせてあり、大まかなpHがわかる 酸塩基指示薬(さんえんきしじやく)は水素イオン濃度 (pH) により変色する色素で、pH の測定や中和滴定の終点を決めるのに用いられる。pH指示薬ともいう。同じ目的で使われる電子機器はpHメーターである。 代表的なものはブロモチモールブルー、ブロムクレゾールパープル、フェノールフタレイン、メチルオレンジ、メチルレッド、チモールブルー である。複数の指示薬を混合した万能指示薬というものもあり、大まかなpHを知るためには有用である。.

新しい!!: E番号と酸塩基指示薬 · 続きを見る »

酸化マグネシウム

酸化マグネシウム(さんかマグネシウム、magnesium oxide)はマグネシウムの酸化物で、化学式MgOの化合物。白色または灰色の固体。マグネシア乳(milk of magnesia)、カマ、カマグとも呼ばれる。.

新しい!!: E番号と酸化マグネシウム · 続きを見る »

酸化チタン(IV)

酸化チタン(IV)(さんかチタン よん、titanium(IV) oxide)は組成式 TiO2、式量79.9の無機化合物。チタンの酸化物で、二酸化チタン(titanium dioxide)や、単に酸化チタン(titanium oxide)、およびチタニア(titania)とも呼ばれる。 天然には金紅石(正方晶系)、鋭錐石(正方晶系)、板チタン石(斜方晶系)の主成分として産出する無色の固体で光電効果を持つ金属酸化物。屈折率はダイヤモンドよりも高い。.

新しい!!: E番号と酸化チタン(IV) · 続きを見る »

酸化カルシウム

酸化カルシウム(さんかカルシウム、Calcium oxide、quick lime)は化学式 CaO で表される化合物。慣用名として、 生石灰(せいせっかい)とも呼ばれる。生石灰は「しょうせっかい」とも読めるため、消石灰と区別するため「きせっかい」と通称される場合がある。のあるアルカリで、室温では結晶である。石灰という語はカルシウムを含む無機化合物の総称であり、石灰岩のようにケイ素やマグネシウム、鉄、アルミニウムなどよりカルシウムの炭酸塩や酸化物、水酸化物が多く含まれている岩石も指す。対照的に、生石灰は純粋な化合物のみを指す。 生石灰は比較的安価で、酸化カルシウム()とその誘導体である水酸化カルシウムは重要なである。.

新しい!!: E番号と酸化カルシウム · 続きを見る »

酸化防止剤

酸化防止剤(さんかぼうしざい、英語:antioxidant)とは、製品中の成分の酸化を抑制するために添加される抗酸化物質である。例えば食品、化粧品、合成樹脂、ボディソープなどに使用されることがある。なお日本では食品添加物として食品に加えられた場合、食品衛生法の定めに応じて「酸化防止剤」とされることになっているはずである.

新しい!!: E番号と酸化防止剤 · 続きを見る »

酸化鉄

酸化鉄(さんかてつ)は鉄の酸化物の総称。酸化数に応じて酸化鉄(II) (FeO) や酸化鉄(III) (Fe2O3) など組成が異なるものが知られる。いずれも鉄の酸化物であり、水酸化鉄と並んで錆を構成する成分である。 酸化鉄は自然界では鉱物として見いだされ、代表的なものは赤鉄鉱(ヘマタイト)、褐鉄鉱(リモナイト)、磁鉄鉱(マグネタイト)、 ウスタイト、磁赤鉄鉱(マグヘマイト)長倉三郎、「酸化鉄」、『岩波理化学辞典』、第5版CD-ROM版、岩波書店、1999年である。.

新しい!!: E番号と酸化鉄 · 続きを見る »

酸素

酸素(さんそ、oxygen)は原子番号8、原子量16.00の非金属元素である。元素記号は O。周期表では第16族元素(カルコゲン)および第2周期元素に属し、電気陰性度が大きいため反応性に富み、他のほとんどの元素と化合物(特に酸化物)を作る。標準状態では2個の酸素原子が二重結合した無味無臭無色透明の二原子分子である酸素分子 O として存在する。宇宙では水素、ヘリウムに次いで3番目に多くの質量を占めEmsley (2001).

新しい!!: E番号と酸素 · 続きを見る »

酒石酸

酒石酸(しゅせきさん Tartaric acid)は酸味のある果実、特に葡萄、ワインに多く含まれる有機化合物で、示性式が (CH(OH)COOH)2 と表されるヒドロキシ酸である。IUPAC命名法では 2,3-ジヒドロキシブタン二酸(2,3-dihydroxy butanedioic acid)となる。ワインの樽にたまる沈殿(酒石、tartar)から、カリウム塩(酒石酸水素カリウム)として発見されたためこの名がある。常温常圧で無色の固体。極性溶媒によく溶ける。水への溶解は、L体、D体、メソ体はよく溶けるが、ラセミ体は比較的溶けにくい。分子量は 150.09。英語のTartaric acidからタルタル酸とも呼ばれる。.

新しい!!: E番号と酒石酸 · 続きを見る »

酒石酸カリウム

酒石酸カリウム(Potassium tartrate、dipotassium tartrate、argol、略称:DKT)とは、化学式:K2C4H4O6で表される酒石酸のカリウム塩である。しばしば酒石、酒石英(cream of tartar)として知られる酒石酸水素カリウムと間違われる。食品添加物(pH調整剤)として利用され、E番号は酒石酸水素カリウムと同じE336である。圧電素子として利用される。.

新しい!!: E番号と酒石酸カリウム · 続きを見る »

酒石酸カリウムナトリウム

酒石酸カリウムナトリウム(しゅせきさんカリウムナトリウム、Potassium sodium tartrate)は、2価のカルボン酸である酒石酸がナトリウムおよびカリウムと塩を形成した構造をもつ複塩。1675年ごろにラ・ロシェルの薬学者ピエール・セニエット(Pierre Seignette)によって初めて合成されたことから、ロッシェル塩またはセニエット塩とも呼ばれる。.

新しい!!: E番号と酒石酸カリウムナトリウム · 続きを見る »

酒石酸カルシウム

酒石酸カルシウム(しゅせきさんカルシウム、Calcium tartrate)は、ワイン生産の副産物であり、ワインの発酵屑から得られる。熟したブドウに最も多く含まれる酒石酸のカルシウム塩である。低温では溶解度が低下し、その結果、沈殿物として、白色(赤ワインではしばしば赤色)結晶塊が形成される。保存料や酸調整剤としても用いられる。酒石酸と同様に、酒石酸カルシウムは2つの非対称炭素を持つため、2つのキラル異性体と非キラル異性体(メソ体)を持つ。生物起源の酒石酸カルシウムの多くは、左旋性の(-)異性体である。 Category:カルシウムの化合物 Category:カルボン酸塩 Category:防腐剤.

新しい!!: E番号と酒石酸カルシウム · 続きを見る »

酒石酸水素カリウム

酒石酸水素カリウム(しゅせきさんすいそカリウム Potassium hydrogen tartrate)は、酒石酸の2つのカルボキシル基のうち1つがカリウム塩となったもので、分子式は C4H5KO6 と表される。別名重酒石酸カリウム。分子量は 188.18、比重は 1.954。結晶は無色または白色で無臭。水溶液は酸性を示す。酒石酸と同じく旋光性を持つ。 食品添加物として利用され、重曹の分解を促進する薬剤の1つとしてベーキングパウダーに添加されることがある。他にpH調整剤や酸味料としても使用される。さらに、皮なめし、染色、電気メッキ等の工業的な用途でも使用される。.

新しい!!: E番号と酒石酸水素カリウム · 続きを見る »

鉱油

鉱油(こうゆ、mineral oil)は、石油(原油)、天然ガス、石炭など地下資源由来の炭化水素化合物もしくは不純物をも含んだ混合物の総称。鉱物油(こうぶつゆ)、鉱物性油(こうぶつせいゆ)とも呼ばれており、一般的には石油由来の油として広く工業製品等に用いられている。 石油由来の物質に、英語の 、漢字の「鉱」の字があてられているのは、石油がリンネの時代など過去の分類学上、鉱物扱いされてきたことの名残である。 国際鉱物学連合が定める鉱物の定義については、鉱物の項を参照のこと。.

新しい!!: E番号と鉱油 · 続きを見る »

英国食品基準庁

イギリスの食品基準庁(しょくひんきじゅんちょう、Food Standards Agency、FSA)は、イギリス政府管下の機関。食品分野における英国の公衆衛生の維持を責務としており、委員会メンバーには公益性の追究が求められている。本部はロンドンにあり、支局がスコットランド、ウェールズ、北アイルランドにある。.

新しい!!: E番号と英国食品基準庁 · 続きを見る »

PH調整剤

pH調整剤(ピーエッチちょうせいざい)とは、食品添加物のひとつ。 食品における腐敗防止や変色防止の目的で加工食品などに含有されている食品添加物の総称。酸性またはアルカリ性の度合を調整するために用いられる。 「ph調整剤」という表記は特定の物質を指すのではなく、クエン酸、クエン酸ナトリウム、リン酸などを一括表示したもの。食品のphを4から5の酸性に保つことで変色防止、腐敗防止の効果に作用している。.

新しい!!: E番号とPH調整剤 · 続きを見る »

Ppm

ppm(パーツ・パー・ミリオン)は、100万分のいくらであるかという割合を示すparts-per表記による数値。主に濃度を表すために用いられるが、不良品発生率などの確率を表すこともある。「parts per million」の頭文字をとったもので、100万分の1の意。百万分率とも。.

新しい!!: E番号とPpm · 続きを見る »

Tert-ブチルヒドロキノン

tert-ブチルヒドロキノン(ターシャリー・ブチルヒドロキノン、TBHQ、tertiary butylhydroquinone)はフェノールタイプの芳香族化合物の一つ。ヒドロキノンの誘導体であり、''tert''-ブチル基が置換している。.

新しい!!: E番号とTert-ブチルヒドロキノン · 続きを見る »

抗生物質

抗生物質(こうせいぶっしつ、antibiotics)とは「微生物が産生し、ほかの微生物の発育を阻害する物質」と定義される。広義には、「微生物が産生」したものを化学修飾したり人工的に合成された抗菌剤、腫瘍細胞のような「ほかの微生物」以外の細胞の増殖や機能を阻害する物質を含めることもある生化学辞典第2版、p.471【抗生物質】。通俗的に抗ウイルス薬と混同されることもあるが誤りである。 アレクサンダー・フレミングが1928年にアオカビから見付けたペニシリンが世界初の抗生物質である。ペニシリンの発見から実用化までの間には10年もの歳月を要したものの、いったん実用化されたのちはストレプトマイシンなどの抗生物質を用いた抗菌薬が次々と開発され、人類の医療に革命をもたらした。ペニシリンの開発は20世紀でもっとも偉大な発見のひとつで「奇跡の薬」と呼ばれることがあるのも、このことによる。 1990年頃には、天然由来の抗生物質は5,000〜6,000種類があると言われ、約70種類(微量成分を含めると約100種類)が実用に使われている。この他にも半合成抗生物質も80種が利用されている。 しかし乱用が指摘されており、抗生物質処方の50%以上は不適切であるとOECDは報告している。WHOやCDCはガイドラインを作成し、適切な利用を呼び掛けている。厚生労働省も2017年ガイドライン第1版を公開した。薬剤耐性菌を生む問題があり、感染症でもないのに使用することは戒められる。.

新しい!!: E番号と抗生物質 · 続きを見る »

抗酸化物質

抗酸化剤の1つ、グルタチオンの空間充填モデル。黄色球は酸化還元活性、すなわち抗酸化作用を有する硫黄原子。そのほか、赤色、青色、白色、黒色球はそれぞれ酸素、窒素、水素、炭素原子。 抗酸化物質(こうさんかぶっしつ、antioxidant)とは、抗酸化剤とも呼ばれ、生体内、食品、日用品、工業原料において酸素が関与する有害な反応を減弱もしくは除去する物質の総称である。特に生物化学あるいは栄養学において、狭義には脂質の過酸化反応を抑制する物質を指し、広義にはさらに生体の酸化ストレスあるいは食品の変質の原因となる活性酸素種(酸素フリーラジカル、ヒドロキシルラジカル、スーパーオキシドアニオン、過酸化水素など)を捕捉することによって無害化する反応に寄与する物質を含む。この反応において、抗酸化物質自体は酸化されるため、抗酸化物質であるチオール、アスコルビン酸またはポリフェノール類は、しばしば還元剤として作用する。 抗酸化物質には、生体由来の物質もあれば、食品あるいは工業原料の添加物として合成されたものもある。抗酸化物質の利用範囲は酸素化反応の防止にとどまらず、ラジカル反応の停止や酸化還元反応一般にも利用されるため、別の用途名を持つ物も少なくない。本稿においては、好気性生物の生体内における抗酸化物質の説明を中心に、医療あるいは食品添加物としての抗酸化剤を説明する。もっぱら工業原料に使われる酸化防止剤などについては関連項目の記事を併せて参照。.

新しい!!: E番号と抗酸化物質 · 続きを見る »

欧州食品安全機関

欧州食品安全機関 (おうしゅうしょくひんあんぜんきかん、英語: European Food Safety Authority、略称:EFSA )は、欧州連合の専門機関のひとつ。2002年に設立され、イタリア共和国パルマに所在している。日本語名称には他に欧州食品安全庁がある。 機関は欧州連合域内の食品の安全性に影響するあらゆることについて、専門家らによるリスク評価を行いその安全性などに関する科学的な情報の提供を行う。対象は食品そのものだけでなく、農作物や畜産物の生産に使用される農薬、動植物の健康管理、飼料や加工食品製造で使用される添加物、食品と直接接する製造加工装置や容器・包装、食品検査、食品に関する表示、サプリメントのリスクや輸入食品の安全性に関することなど、食品を消費する消費者へとつながるフードチェイン全体に及び非常に幅広い。.

新しい!!: E番号と欧州食品安全機関 · 続きを見る »

欧州連合

欧州連合(おうしゅうれんごう、、略称:)は、マーストリヒト条約により設立されたヨーロッパの地域統合体。 欧州連合では欧州連合条約の発効前に調印されていた単一欧州議定書によって市場統合が実現し、またシェンゲン協定により域内での国境通過にかかる手続きなどの負担を大幅に削減した。さらに欧州連合条約発効後によって外交・安全保障分野と司法・内務分野での枠組みが新たに設けられ、ユーロの導入による通貨統合が進められている。このほかにも欧州議会の直接選挙が実施されたり、欧州連合基本権憲章が採択されたりするなど、欧州連合の市民の概念が具現化されつつある。加盟国数も欧州経済共同体設立を定めたローマ条約発効時の6か国から、2013年7月のクロアチア加盟により28か国にまで増えている。.

新しい!!: E番号と欧州連合 · 続きを見る »

水素

水素(すいそ、hydrogenium、hydrogène、hydrogen)は、原子番号 1 、原子量 1.00794の非金属元素である。元素記号は H。ただし、一般的には「水素」と言っても、水素の単体である水素分子(水素ガス) H を指していることが多い。 質量数が2(原子核が陽子1つと中性子1つ)の重水素(H)、質量数が3(原子核が陽子1つと中性子2つ)の三重水素(H)と区別して、質量数が1(原子核が陽子1つのみ)の普通の水素(H)を軽水素とも呼ぶ。.

新しい!!: E番号と水素 · 続きを見る »

水酸化ナトリウム

水酸化ナトリウム(すいさんかナトリウム、sodium hydroxide)は化学式 NaOH で表される無機化合物で、ナトリウムの水酸化物であり、常温常圧ではナトリウムイオンと水酸化物イオンからなるイオン結晶である。苛性ソーダ(かせいソーダ、caustic soda)と呼ばれることも多い。 強塩基(アルカリ)として広汎かつ大規模に用いられ、工業的に非常に重要な基礎化学品の1つである。毒物及び劇物取締法により原体および5 %を超える製剤が劇物に指定されている。.

新しい!!: E番号と水酸化ナトリウム · 続きを見る »

水酸化マグネシウム

水酸化マグネシウム(すいさんかマグネシウム Magnesium hydroxide)は化学式 Mg(OH)2、式量 58.32、密度が水の2.36倍のマグネシウムの水酸化物。天然鉱物としてはとして産出する。.

新しい!!: E番号と水酸化マグネシウム · 続きを見る »

水酸化アンモニウム

水酸化アンモニウム(ammonium hydroxide)は、アンモニアの水溶液を示す場合に用いられる名称である。アンモニア水(ammonia water)とも呼ばれ、(aq)と表すことができる。アンモニア水中の電離平衡において中間体として の存在が仮定されたこともあるが『化学大辞典』 共立出版、1993年、この化学種の存在は否定されている F.A. コットン, G. ウィルキンソン著, 中原 勝儼訳 『コットン・ウィルキンソン無機化学』 培風館、1987年。 化学式でと塩のように表すが、この化学種の単離は不可能であり、希釈水溶液としてのみ存在する。.

新しい!!: E番号と水酸化アンモニウム · 続きを見る »

水酸化カリウム

水酸化カリウム(すいさんかカリウム、potassium hydroxide)は硬くてもろい白色の結晶で、カリウムの水酸化物であり、カリウムイオンと水酸化物イオンよりなるイオン結晶である。苛性カリ(かせいカリ、caustic potash )とも呼ばれる。 化学式は KOH であり、式量は 56.11 である。塩化カリウムの水溶液を電解して得られる。 製造過程において水分を完全に除去するのが困難であり、市販品はKOH含有量85%程度のものが多く、無水物と一水和物(KOH·H2O)との混合物であり、多少の炭酸カリウムも含まれる。.

新しい!!: E番号と水酸化カリウム · 続きを見る »

水酸化カルシウム

水酸化カルシウム(すいさんかカルシウム、Calcium hydroxide)は、化学式 Ca(OH)2 で表されるカルシウムの水酸化物。消石灰(しょうせっかい)とも呼ばれる。固体はカルシウムイオンと水酸化物イオンからなるイオン結晶である。水溶液は石灰水とも呼ばれ、強いアルカリ性を示し、二酸化炭素を簡易的に検出する試薬として多用されている。.

新しい!!: E番号と水酸化カルシウム · 続きを見る »

水酸化物

水酸化物(すいさんかぶつ、)とは、塩のうち、陰イオンとして水酸化物イオン (OH-) を持つ化合物のこと。陽イオンが金属イオンの場合、一般式は Mx(OH)y と表される。一般に塩基性(アルカリ性)もしくは両性を持ち、水酸化ナトリウム (NaOH) など、アルカリ金属やアルカリ土類金属の水酸化物は強塩基性を示す。組成式が水酸化物と相同することから、金属酸化物の水和物 MxOy•(H2O)z を含む場合もある。 アルカリ金属以外の水酸化物は、一般に加熱により水を失い酸化物となる。 英語の "hydroxide" にはアルコールやフェノールなどのヒドロキシ基を持つ有機化合物も含まれるが、日本語の「水酸化物」にはこれらの化合物は含まれない。有機化合物のヒドロキシ基は共有結合により母骨格と結びついている。.

新しい!!: E番号と水酸化物 · 続きを見る »

水酸化鉄

水酸化鉄(すいさんかてつ)は鉄の水酸化物である。鉄の酸化数により水酸化鉄(II)、水酸化鉄(III)が存在する。 ただし水酸化鉄(III)は後述の通り慣用的な名称であり、実際の構造は酸化水酸化鉄(III)などであることが判明している。.

新しい!!: E番号と水酸化鉄 · 続きを見る »

没食子酸

没食子酸(もっしょくしさん または ぼっしょくしさん、gallic acid)は、有機化合物の一種で、示性式 C6H2(OH)3CO2H、分子量 170.12 の芳香族カルボン酸。別名3,4,5-トリヒドロキシ安息香酸。白色の吸湿性の結晶で、昇華点 210 ℃。加熱すると脱炭酸してピロガロールを生じる。CAS登録番号は 。1818年にフランスの薬学者アンリ・ブラコノーにより発見され、テオフィル=ジュール・ペルーズにより研究された。 五倍子(ヌルデの虫こぶ)、没食子(中近東のブナ・カシワの虫こぶ)、マンサク科の植物ハマメリス(Witch-hazel)、茶の葉、オークの樹皮など、多くの植物に含まれる。加水分解性タンニンの基本骨格を成す。 アルカリ性水溶液は還元力が強く、還元剤、写真の現像剤に使われる。また、タンニン合成の原料になり、青インク(没食子インク)の製造に使われ、さらに、没食子酸プロピル、没食子酸イソアミルなどのエステルとして油脂・バターの酸化防止剤にも使用される。カテキンの一種、エピガロカテキンガラートも没食子酸のエステルである。 category:ジヒドロキシ安息香酸 category:ポリフェノール Category:ピロガロール.

新しい!!: E番号と没食子酸 · 続きを見る »

没食子酸プロピル

没食子酸プロピル(もっしょくしさんプロピル または ぼっしょくしさんプロピル)は、食品の酸化防止剤として使用される食品添加物である。日本ではバターなどの油脂類に用いられることがある。 ジブチルヒドロキシトルエンやブチルヒドロキシアニソールよりも抗酸化作用が強力だという特長を持つ。しかし比較的油に溶けにくいという欠点も持っていて、添加する食品によっては紫色に変色してしまうということもある。急性毒性としてマウスのLD50は1.35g/Kg程度。また変異原性が認められており、染色体異常試験で陽性、DNA修復試験でも陽性である。なお他の物質を同時に摂取した時の相互作用については未確認の部分もある。.

新しい!!: E番号と没食子酸プロピル · 続きを見る »

没食子酸ドデシル

没食子酸ドデシル(Dodecyl gallate)は、ドデカノールと没食子酸のエステルである。食品添加物としては、E番号312で、抗酸化物質や防腐剤として用いられる。.

新しい!!: E番号と没食子酸ドデシル · 続きを見る »

没食子酸エチル

没食子酸エチル(Ethyl gallate)は、E番号313の食品添加物である。没食子酸のエチルエステルである。没食子酸エチルは、防腐剤として食品に用いられる。 クルミ等の様々な植物中にも天然に見られる。 また、没食子酸とエタノールから合成することもでき、ワイン中にも見られる。.

新しい!!: E番号と没食子酸エチル · 続きを見る »

没食子酸オクチル

没食子酸オクチル(Octyl gallate)は、1-オクタノールと没食子酸のエステルである。食品添加物としてE番号311を持ち、抗酸化物質及び防腐剤として用いられる。.

新しい!!: E番号と没食子酸オクチル · 続きを見る »

消臭剤

消臭剤(しょうしゅうざい)は、特定の悪臭を除去するための薬剤。業務用や家庭用があるが、一般には居間やトイレ、衣類の汗など日常での悪臭を消すために用いられる家庭用消臭剤を指すことが多い。なお、芳香剤も生活での消臭目的に用いられるものが多いため、一般に芳香・消臭剤として一括りにされることが多い。似たような薬剤である脱臭剤、防臭剤についても、ここで説明する。.

新しい!!: E番号と消臭剤 · 続きを見る »

消泡剤

消泡剤(しょうほうざい)とは、液体に泡ができるのを防ぐため、あるいはできた泡を消すために添加する添加物のこと。様々な種類の消泡剤が存在する。.

新しい!!: E番号と消泡剤 · 続きを見る »

滑石

滑石(かっせき)は、珪酸塩鉱物の一種でフィロケイ酸塩鉱物に分類される鉱物。あるいはこの鉱物を主成分とする岩石の名称。別名として英語名talc(タルク)、フレンチチョーク、ステアタイト、ソープストーンなどがある。.

新しい!!: E番号と滑石 · 続きを見る »

漂白剤

漂白剤(ひょうはくざい、英 bleach)とは、漂白、つまり色などを取り除き白くするために用いる薬剤の総称。.

新しい!!: E番号と漂白剤 · 続きを見る »

海泡石

海泡石(かいほうせき、セピオライト(Sepiolite)、ミーアシャム 又は メシャム、meerschaum)はモース硬度2 - 2.5、マグネシウムを含む 含水ケイ酸鉱物。 おもに、たばこを吸うためのパイプの素材として利用されている。.

新しい!!: E番号と海泡石 · 続きを見る »

1,3-ブタンジオール

1,3-ブタンジオール(1,3-Butanediol)は、1,3-ブチレングリコール(1,3-butylene glycol)、ブタン1,3-ジオール(butane-1,3-diol)、1,3-ジヒドロキシブタン(1,3-dihydroxybutane)とも呼ばれる、ブタンジオールの4つの異性体のうちの1つである。食品香料の溶媒に用いられたり、ポリウレタンやポリエステル樹脂のコモノマーとして使われたりする。生物に対しては低血糖剤として働く。1,3-ブタンジオールはβ-ヒドロキシブチレートに変換し、脳の新陳代謝の基質(英語版)としてはたらく。.

新しい!!: E番号と1,3-ブタンジオール · 続きを見る »

5'-リボヌクレオチド二ナトリウム

5'-リボヌクレオチド二ナトリウム(disodium 5-ribonucleotide)は、呈味性ヌクレオチドの一種。核酸系調味料、5′-リボヌクレオタイドナトリウムとも呼ばれ、主にうま味調味料やスープの配合成分として用いられる。.

新しい!!: E番号と5'-リボヌクレオチド二ナトリウム · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

INS番号 (食品添加物)

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »