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Open Scripting Architecture

索引 Open Scripting Architecture

Open Scripting Architectureとは、アップルのClassic Mac OS及びmacOS上でアプリケーションのコントロール用のスクリプト言語の規約および機構である。通常OSAと呼ばれる。対応するスクリプティング言語はOSA言語と呼ばれる。 OSA言語では、AppleEventと呼ばれるメッセージオブジェクトをアプリケーション間でやりとりし、受け取ったイベントをアプリケーション側が解釈する事で処理が進行する。OSAはそのためのデータ型、語彙、メッセージの送受信関数などを定めている。イベントの裁量権がアプリケーション側にある事から記述の抽象度は高く、反面実行速度は遅い。したがってプロセス間で情報を転送するというよりも、他のアプリケーションを制御するシグナル的な用途に用いるのが普通である。またAppleEventは同一マシン内のみならず、他のマシンにも転送する事ができるので、ネットワーク越しのプロセス制御も可能となる。 Carbon/Cocoaを利用した通常のアプリケーションではopen application,open documents,quit...といった基本的な語彙は共通しており、特にOSAを意識せずともその恩恵に与れる。実際「書類からアプリケーションを開く」といったFinder操作はOSAで実現されており、スクリプトなどを使わないユーザーでも知らず知らずの間にOSAを利用してアプリケーションを操作していることになる。 AppleScriptは直接AppleEventを記述するためのスクリプト言語で、代表的なOSA利用言語である。 Category:Mac OS.

7 関係: Apple eventAppleScriptアップル (企業)CarbonClassic Mac OSCocoaMacOS

Apple event

Apple event(アップルイベント)は、アップルのMac OSで採用されているプロセス間通信のプロトコルApple Event Interprocess Messaging Protocol (AEIMP) で送受信される高水準イベントである。System 7(日本語版は漢字Talk7)で初めて採用された。 Apple eventで扱われる「高水準なイベント」とはマウス座標の変化やキーボードの押下といった低水準なものではなく、処理の目的や人間の意向により近い内容を扱うものである。Apple eventはFinderからのアプリケーションの起動や書類のオープンなどの日常的な操作のほか、AppleScriptでも利用されている。 macOSではOpen Scripting Architecture (OSA) の一部として提供されており、Apple eventはMachメッセージ機構を用いてプロセス間を搬送される。.

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AppleScript

AppleScript(アップルスクリプト)は、アップルが開発したClassic Mac OS/macOS用のオブジェクト指向のスクリプト言語。System 7(Mac OS 7にあたる)から採用されている。 標準環境で利用でき、ある程度自然言語(英語)に似た構文を持つ。制御構文、ハンドラや変数、オブジェクトやプロパティの記述といったプログラミングの基本機能を言語に備えており、Mac OSのプロセス間通信機能の一つであるApple eventによって、システムや様々な対応アプリケーションにまたがって制御できる。 AppleScriptはMac OSのスクリプティング機構Open Scripting Architecture (OSA) に対応した言語(OSA言語)のひとつであり、OS X v10.10よりJavaScript for Automation (JXA) も標準搭載されるようになった。.

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アップル (企業)

アップル()は、アメリカ合衆国カリフォルニア州に本社を置く、インターネット関連製品・デジタル家庭電化製品および同製品に関連するソフトウェア製品を開発・販売する多国籍企業である。2007年1月9日に、アップルコンピュータ (Apple Computer, Inc.) から改称した。.

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Carbon

Carbon(カーボン)は、Classic Mac OSのToolbox API (Application Programming Interface) をMac OS X用に整理・移植したAPIであり、Classic Mac OS用アプリケーションをMac OS X向けに移植しやすくするために開発された。.

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Classic Mac OS

Classic Mac OS(クラシック マック オーエス)、Mac OS(マック オーエス)、System(システム)は、アップルが開発・販売していたオペレーティングシステム。1984年、Macintoshと共に登場し、グラフィカルユーザインタフェースの普及に大きく貢献した。 これまでSystem、Mac OSと称されてきたが、アップルは、Mac OS 9までをClassic Mac OSと総称している。なお、現行のmacOS(OS X、Mac OS X)はClassic Mac OSではなくNEXTSTEPの技術を基盤としている。.

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Cocoa

Cocoaは、macOS用のアプリケーションを構築するためのフレームワーク (API) であり、macOSのアプリケーション開発環境の中で主要な物の一つ。 NeXTSTEP (OPENSTEP) のAPIをベースとしており、macOS向けのネイティブ・アプリケーションを構築するのに適している。逆に、これまでのClassic Mac OS(Mac OS 9.xまでのMac OS)向けのアプリケーションを構築する目的で使用することはできない。 一般に、Cocoaを利用したアプリケーションを構築する場合、アップルから提供される統合開発環境であるXcode(Project Builderの後継)及び Interface Builderを使用する。なお、iOSの主要フレームワークであるCocoa Touchは、Cocoaをタッチインターフェースを前提に作り直したもので、開発環境もほぼ同様のものを用いる。.

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MacOS

macOS(マックオーエス)は、アップルが開発・販売する、Macのオペレーティングシステムである。かつての名称はOS X、Mac OS Xであった(後述)。 技術的に直系ではないが、Classic Mac OS (Mac OS、System) の後継として、新たにBSD系UNIXをベースに開発された。.

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