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Name Service Switch

索引 Name Service Switch

Name Service Switch とは、UNIX系OSにおいて、システムが使用する各種情報の検索順を指定するために使用される。NSSと略されることが多い。たとえば、ユーザ情報は、/etc/passwd、NIS、LDAPなどに格納されているが、システムに問い合わせられたユーザ情報をどの情報源から、どの順番で検索するかを指定する。 Name Service Switchは、Solaris上ではじめて使われ、その他、UNIX系OSに広く使われるようになった。 Name Service Switchの、検索順を指定するファイルは、通常 /etc/nsswitch.conf である。ここでは、passwd、group、hostsなどの情報について、どの情報源から検索するかを指定する。 Category:UNIX.

4 関係: ネットワーク・インフォメーション・サービスLightweight Directory Access ProtocolSolarisUNIX

ネットワーク・インフォメーション・サービス

ネットワーク・インフォメーション・サービス(Network Information Service、NIS)は、サン・マイクロシステムズにより開発された、ネットワーク上のコンピュータ間でユーザのアカウント情報やホスト名の情報などを共有し、配布するためのシステムである。初期は、電話帳を意味する「イエローページ」という名前であったが、商標などの問題から改名された。その名残でNISのコマンド名は、ypで始まる。 NISはクライアントサーバ型のディレクトリサービスプロトコルの一種であり、アカウント情報やホスト名情報以外にも、複数のコンピュータで共有すべき各種情報を一元管理することが可能である。 NISのライセンスは他のUNIXベンダーにも提供されている。異なるプラットフォームが混在した環境での運用も可能である。 後継としてセキュリティを強化したNIS+が開発されたが、こちらは普及せず消滅の方向にある。.

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Lightweight Directory Access Protocol

Lightweight Directory Access Protocol(ライトウェイト ディレクトリ アクセス プロトコル、LDAP:エルダップ)は、ディレクトリ・サービスに接続するために使用される通信プロトコルの一つ。.

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Solaris

Solaris(ソラリス)はサン・マイクロシステムズ(サン)によって開発され、UNIXとして認証を受けたオペレーティングシステム (OS) である。2010年1月27日のオラクルによるサン買収に伴い、現在の開発は同社が担っている。 プロプライエタリ・ソフトウェアであるが、かつてコア部分(ONという:OS+NETの略)はOpenSolarisとしてオープンソース化されたが、2010年8月以降、ONのソースコードの公開はされていない。 なお、公開されていたONのソースコードは、有志の手によってIllumosプロジェクトとしてオープンソース化されたまま更新が続けられている。.

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UNIX

UNIX (ユニックス、Unix、)は、コンピュータ用のマルチタスク・マルチユーザーのオペレーティングシステムの一種である。公式な商標は「UNIX」だが、商標以外の意味として「Unix」、またはスモールキャピタルを使用して「Unix」などとも書かれる。Unixは1969年、AT&Tのベル研究所にて、ケン・トンプソン、デニス・リッチーらが開発を開始した。 当初はアセンブリ言語のみで開発されたが、1973年にほぼ全体をC言語で書き直した。このため、Unixは歴史上、初めて高水準言語で書かれたOSであると言われる。 1973年の段階ではPDP-11に依存したコードが多く、移植性は低かったが、その後徐々にPDP-11に依存したコードを減少させ、1978年にInterdata 8/32への移植に成功して以降、徐々に他のプラットフォームにも移植されていった。 現在では「Unix」という語は、Unix標準に準拠するあらゆるオペレーティングシステムの総称でもある。現在ではUnixシステムは多数の系統に分かれており、AT&Tの開発停止後も、多数の商用ベンダーや非営利組織などによって開発が続けられている。 1970年代から1980年代の初期にかけて、Unixは大学や研究所などの教育機関で広範囲に採用され、特にカリフォルニア大学バークレー校をオリジナルとするBSD系統が誕生した。また Version 7 Unix や UNIX System V の特徴を持つオペレーティングシステムは「伝統的なUNIX」(traditional Unix)とも呼ばれる。 2007年に、「UNIX」の商標の所有者である標準化団体のThe Open Groupは、Single UNIX Specificationを完全に満たすと認証を受けたシステムのみが「UNIX」の商標を得られるとした。このためそれ以外のシステムは(ずっと以前から、AT&T版およびBSD以外を指して使われていた用語だが)「Unixシステムライク」または「Unixライク(Unix系)」と呼ばれるようになった。ただし The Open Groupはその呼称を気に入っていない。 現在では多く使われているUnixとしてはmacOS、AIX、HP-UX、Solarisなどがある(いずれも商用)。また認証を受けていないUnix系としてはLinux(派生OSにAndroid他)やMINIX、BSDの派生OS(FreeBSD、NetBSD、OpenBSD、DragonFly BSDなど)がある。.

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