目次
15 関係: いぶき (人工衛星)、太陽同期軌道、二酸化炭素、地球温暖化、メタン、フランス国立宇宙研究センター、エアバス・ディフェンス・アンド・スペース、エシェル回折格子、スペクトル、軌道上炭素観測衛星、MERLIN (人工衛星)、MYRIADE、気候変動に関する国際連合枠組条約、温室効果ガス、2020年。
いぶき (人工衛星)
いぶき(GOSAT: ゴーサット、Greenhouse gases Observing SATellite)は、環境省、国立環境研究所(NIES)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で開発した温室効果ガス観測技術衛星。地球温暖化の原因とされている二酸化炭素やメタンガスなどの温室効果ガスの濃度分布を宇宙から観測する。2008年10月15日、愛称が一般公募によって「いぶき」に決定された。2009年1月23日、種子島宇宙センターからH-IIAロケット15号機にて打ち上げられた。同年2月より観測データの取得を開始し、5月には未校正値ながら地球規模での解析結果も発表されている 国立環境研究所、2009年5月28日。
太陽同期軌道
太陽同期軌道(たいようどうききどう、、略称:SSO)は、極軌道の一種で、地球の場合、平均すると地球の公転と同期するように軌道面が変化するため、太陽光線と軌道面とのなす角がほぼ一定となる、という特徴がある。 軌道傾斜角が95度以上の、地球の自転に対してやや逆行した軌道である。一般に軌道傾斜角がぴったり90度の場合、軌道面が変化するような理由は何もないから、常に天球に対して一定の軌道面となる。それに対し、軌道傾斜角を95度以上とした(だいたい97度から100度の)場合、地球は厳密には真球ではなくわずかに赤道がふくらんだ回転楕円体であるため、衛星に近い側による重力の影響が大きくなり、引かれる方向がわずかに地球の中心方向からずれ、結果として軌道面の変化を生じる。
二酸化炭素
二酸化炭素(にさんかたんそ、carbon dioxide)は、炭素の酸化物の一つで、化学式が CO2 と表される無機化合物である。化学式から「シーオーツー」とも呼ばれる。地球温暖化対策の文脈などで、「カーボンフリー」「カーボンニュートラル」など「カーボン」が使われることがあるが、これは二酸化炭素由来の炭素を意味する。 二酸化炭素は温室効果を持ち、地球の気温を保つのに必要な温室効果ガスの一つである。しかし、濃度の上昇は地球温暖化の原因となる。 地球大気中の二酸化炭素をはじめ地球上で最も代表的な炭素の酸化物であり、炭素単体や有機化合物の燃焼によって容易に生じる。気体は炭酸ガス、固体はドライアイス、液体は液体二酸化炭素、水溶液は炭酸や炭酸水と呼ばれる。また、金星、火星は大気の主成分が二酸化炭素であることが知られている。 多方面の産業で幅広く使われている(後述)。日本では高圧ガス保安法容器保安規則第十条により、二酸化炭素(液化炭酸ガス)の容器(ボンベ)の色は緑色と定められている。 温室効果ガスの排出量を示すための換算指標でもあり、メタンや亜酸化窒素(一酸化二窒素)、フロンガスなどが変換される。日本では、2014年度で13.6億トンが総排出量として算出された。
地球温暖化
1956年から1976年までのベースライン平均と比較した2011年から2021年までの世界平均気温。出典:NASA p。
メタン
メタン(Methan 、methaneアメリカ英語発音: 、イギリス英語発音:。)は、無色透明で無臭の気体(常温の場合)。天然ガスの主成分で、都市ガスに用いられている。メタンは最も単純な構造のアルカンで、1個の炭素原子に4個の水素原子が結合してできた炭化水素である。分子式は CH4。和名は沼気(しょうき)。CAS登録番号は。カルバン (carbane) という組織名が提唱されたことがあるが、IUPAC命名法では非推奨である。
フランス国立宇宙研究センター
フランス国立宇宙研究センター(フランスこくりつうちゅうけんきゅうセンター、Centre national d'études spatiales、略称:CNES、クネス)は、フランスの宇宙開発・研究を行う政府機関である。ヨーロッパ各国が共同で設立した欧州宇宙機関(ESA)で中心的な役割を果たしている。 本部はパリにあり、トゥールーズに研究部門、南米のフランス領ギアナのクールーにギアナ宇宙センターを持ち、アリアンロケットはすべてここから発射される。
エアバス・ディフェンス・アンド・スペース
エアバス・ディフェンス・アンド・スペースは、ヨーロッパの航空宇宙産業エアバスの子会社。軍用輸送機であるエアバス A400Mを開発・製造するために作られた企業エアバス・ミリタリーを前身とする。ユーロフラッグ計画を引き継いだ。この企業は1999年1月にエアバス・ミリタリー・カンパニーSASとして設立された。2003年5月にエアバス・ミリタリーSLに改称された。
見る MicroCarbとエアバス・ディフェンス・アンド・スペース
エシェル回折格子
エシェル回折格子(エシェルかいせつこうし、echelle grating)は、ブレーズド回折格子の一種である。溝の数が少なく、高次の回折光を利用するよう溝の形が工夫されている。エシェルはフランス語で階段を意味すéchelleより。
スペクトル
水素の輝線スペクトル(バルマー系列) スペクトル(、)とは、複雑な情報や信号をその成分に分解し、成分ごとの大小に従って配列したもののことである。2次元以上で図示されることが多く、その図自体のことをスペクトルと呼ぶこともある。 様々な領域で用いられる用語で、様々な意味を持つ。現代的な意味のスペクトルは、分光スペクトルか、それから派生した意味のものが多い。
軌道上炭素観測衛星
軌道上炭素観測衛星(きどうじょうたんそかんそくえいせい、英:Orbiting Carbon Observatory, OCO)とは、アメリカ合衆国の地球観測衛星、及びそれを用いた観測ミッションのことである(以降この衛星をOCO衛星と呼ぶ)。NASAは宇宙から地球全体にわたる大気中二酸化炭素ガス(CO2)の量を観測しその情報を提供する事を予定していた。初号機は、2009年2月24日の打ち上げに失敗し失われてしまった。OCO衛星を軌道へと運ぶトーラスXLロケットの上昇時にペイロードフェアリングの分離に失敗したのである。フェアリングの投棄に失敗したことで予定通りにロケット全体の軽量化ができなくなった。フェアリングによる余計な重量がかさんだため、ロケットは、OCO衛星の投入に必要な軌道速度に到達することができなくなり、そのまま大気圏内に落下し、南極近くのインド洋に墜落してしまった。NASAの2010年度予算要求はOCO衛星の代替品の開発と打ち上げのために1億7000万米ドルを盛り込んだ。
MERLIN (人工衛星)
MERLIN (MEthane Remote Sensing LIdar MissioN)は、地球温暖化の原因物質の一つであるメタンの濃度を観測する人工衛星。フランス国立宇宙研究センター(CNES)とドイツ航空宇宙センター(DLR)の共同事業として、2021年の打ち上げが計画されている。
MYRIADE
MYRIADEはフランスで開発された、小型人工衛星に用いられる共通プラットフォーム(衛星バス)である。
気候変動に関する国際連合枠組条約
気候変動に関する国際連合枠組条約(きこうへんどうにかんするこくさいれんごうわくぐみじょうやく、英語:United Nations Framework Convention on Climate Change、省略名称:UNFCCC)は、1992年5月に国連総会で採択され、同年6月3日から6月14日まで、ブラジルの都市リオ・デ・ジャネイロにおいて開催された環境と開発に関する国際連合会議(UNCED)において、署名のために開放された地球温暖化問題に関する国際的な枠組みを設定した環境条約である。 気候変動に関する国際連合枠組条約(UNFCCC)は、1994年3月21日に発効した。気候変動に関する国際連合枠組条約は、気候変動枠組条約、地球温暖化防止条約などとも呼ばれる。
温室効果ガス
とは、大気圏にあって、地表から放射された赤外線の一部を吸収することにより、温室効果をもたらす気体のことである。水蒸気、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンなどが温室効果ガスに該当する。近年、大気中の濃度を増しているものもあり、地球温暖化の主な原因とされている。
2020年
2020年(2020ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、水曜日から始まる閏年。令和2年。 新型コロナウイルス (COVID-19) が世界的に大流行し、世界中で様々な影響を及ぼした年である。 この項目では、国際的な視点に基づいた2020年について記載する。

