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InnoDB

索引 InnoDB

InnoDB(イノデービー)はMySQLのためのデータベースエンジンであり、MySQL ABが配布している全てのバイナリに標準搭載されている。MySQLと使用できる他のデータベースエンジンに対する改良点として、PostgreSQLに似たACID互換のトランザクションに対応していることがある。また、外部キーもサポートしている。(これを宣言的参照整合性という) 2005年10月にInnobase社がオラクルに買収された後、InnoDBはオラクルの製品となった。このソフトウェアはデュアルライセンスであり、GNU General Public Licenseのもとで流通しているが、InnoDBをプロプライエタリ・ソフトウェアと融合させたい団体のために、ライセンスが販売されることもある。.

17 関係: ACID (コンピュータ科学)Aria (ストレージエンジン)外部キーバイナリトランザクションプロプライエタリ・ソフトウェアデュアルライセンスデータベースエンジンオラクル (企業)クロスプラットフォームGNU General Public LicenseIndexed Sequential Access MethodMicrosoft SQL ServerMySQLMySQL ABOracle DatabasePostgreSQL

ACID (コンピュータ科学)

ACIDとは、信頼性のあるトランザクションシステムの持つべき性質として1970年代後半にジム・グレイが定義した概念で、これ以上分解してはならないという意味の原子性(atomicity、不可分性)、一貫性(consistency)、独立性(isolation)、および永続性(durability)は、トランザクション処理の信頼性を保証するために求められる性質であるとする考え方である。 この語はその4つの性質を表す英語の語の頭字語をとって作られた合成語であり、1983年にアンドレアス・ロイターとテオ・ヘルダーによって提唱された。.

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Aria (ストレージエンジン)

AriaはMySQLとMariaDBのための新たなストレージエンジン。その目的はMyISAMに代替可能な耐障害性があるものを作ることである。まだトランザクションに対応していないが、今後データベーストランザクションへの正式な対応が予定されている。Ariaの長期的目的はトランザクションの有無によらず、MySQL標準のストレージエンジンとすることである。2007年より開発が開始されており、Michael "Monty" Wideniusがブログにて初めて発表した。 以前はMariaという名称だったが、2010年半ばにAriaに改名した。.

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外部キー

外部キー(がいぶキー、英語:foreign key、FK)は、コンピュータの関係データベースの関係モデルの文脈において、2つの関係変数(表)の間の参照整合性制約をいう。 外部キーは、参照する側の関係変数で1つの属性(列、カラム)もしくは2つ以上の属性の集合を同定し、参照する側の関係変数は、参照される側の関係変数の1つの属性もしくは2つ以上の属性の集合を参照する。 参照する側の関係変数の属性の1つの組(タプル、行)の値は、参照される側の関係変数の組の値として出現しなければならない。 このため、参照する側の関係変数の組には、参照される側の関係変数に現れない値を、含むことはできない。 このような参照関係は、2つの情報の関連づけるために作成され、関係の正規化の本質的な部分をなしている。 参照する側の関係変数の複数の組が、参照される側の関係変数の同一の組を、参照することができる。 参照する側の関係変数と参照される側の関係変数が、同一の関係変数であっても良い。 すなわちこの場合は外部キーは自分自身の関係変数を参照する。 このような外部キーは、データベース言語標準 SQL:2003 では「自己参照」外部キーあるいは「再帰的」外部キーとして規定されている。 一つの関係変数には複数の外部キーを含むことができる。 そしてこのような外部キーのそれぞれが異なる関係変数を参照する。 各々の外部キーは関係データベース管理システム (RDBMS) によりそれぞれ別個に強制適用される。 このため、関係変数間の連鎖した関連を外部キーを使って定義することができる。 外部キー-主キーの関連を本来は設計の観点から存在していてはならない場合に存在していることや、外部キー-主キーの関連が本来は設計の観点から存在しているべきである場合に存在していないことは、関係データベースおよびデータモデリング、データベース設計についての多くの問題の原因となっていることが多い。.

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バイナリ

バイナリ (binary) とは二進法のことであるが、コンピュータが処理・記憶するために2進化されたファイルまたはその内部表現の形式(バイナリデータ)のことを指して用いることが多い。 コンピュータが扱うすべてのデータはバイナリデータ(バイトの並び)であり、プレーンテキスト(または単にテキスト)もバイナリデータの一種ではあるが、通常バイナリとテキストは対比して用いられる。テキストとはデータの内容すべてを人間が読んで理解できる (human-readable) もの、バイナリとはそうでないものを指す。human-readableに対する語はmachine-readableだが、これは(機械的に読むことが可能であるように)フォーマットが定められているもの、という意味である。バイナリフォーマットではエンディアンなどに互換性・移植性の上で注意が必要であり、それを避けてテキスト形式で記録することも少なくない(UNIX哲学も参照。なお浮動小数点数やループした構造の表現など、テキスト形式にも注意が必要な点は多い)。バイナリエディタを用いると、バイナリファイルを1バイトずつの(16進法での)数値の並びとして表示・編集を行うことができる。バイナリのファイルでも多くは部分的にテキストとして読み取れる箇所が存在するため、そういった箇所のみを抜き出すstringsというユーティリティもある。 バイナリファイルにはたとえば画像ファイルや音声ファイル、圧縮されたファイルなどがある。バイナリファイルの中にはファイルの先頭にメタ情報(ヘッダ)を持っているものがある。たとえばGIFファイルは複数の画像を持つことができ、ファイルの先頭でそれぞれの画像を区別する情報が記述されている。そのようなメタ情報を持たないファイルはフラットバイナリファイルと呼ばれる。コンピュータプログラム関係では、テキストであるソースコードとの対比からコンパイルされたコード(オブジェクトファイルや実行ファイルなど。またそのような機械語(ネイティブバイナリ)に限らず、WebAssemblyやJavaなどのバイトコード類なども含む)のファイル等を指してバイナリと呼ばれることがしばしばある。プロプライエタリのソフトウェアは、バイナリの形態でさらに難読化を掛けて、販売されることが多い。 バイナリ形式でのデータの表現方法はさまざまなものがある。例えば、数値であれば0~9までの数をパターン化して記録するBCD、ゾーンビットと実際の数値、正の数か負の数かを記録する符号ビットからなるアンパック10進数(ゾーン10進数)や、実際の数値と符号ビットだけからなるパック10進数などがある。文字列の扱いとしては、ナル文字('\0')で終端する方法や、長さ(オクテット数、あるいは文字(符号点)の個数)を別に保持する、といった方式がある。前者では、'\0' を含むようなバイナリを「文字列」として扱うことができない。.

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トランザクション

トランザクション (transaction) とは、データベース管理システム(または類似のシステム)内で実行される、分けることのできない一連の情報処理の単位である。トランザクション内では、ユーザインタフェース、アプリケーションプログラム、永続性記憶資源、各種I/Oが実行される。 ユーザインタフェースには、トランザクション実行の有無を明確に表示する必要がある。 永続性記憶資源には、自分自身のローカルトランザクションを管理するトランザクショナルなファイルやデータベースが使われる。その理由は、複数の不揮発性データが更新の途中で処理が中断した場合に不揮発性データ値が中途半端な状態で残ってしまい、データを正常値に戻すことができなくなるためである。 永続性記憶資源の管理には、複数のデータ項目の更新操作列をすべて実行するか、まったく実行しないように制御する必要がある。これをアトミック実行という。バッチジョブのような処理形態でも、出力結果はアトミック実行の概念を満たさなければならない。たとえば、月末の領収証の一括印刷処理を行っているときにプリンタエラーでジョブが中断した場合でも、安易な位置から再実行してはならない。 また、分散トランザクションとは、ユーザインターフェイス端末、各種処理サーバ、永続性記憶資源、I/O装置を複数の遠隔装置として構成する処理形態である。論理的な狭義では、複数の永続性記憶資源の管理を使うトランザクション処理の事を指す。ユーザインターフェイス端末が永続性記憶域を分担しないで集中処理サーバにつながっている形態は、単にオンライントランザクション処理 (OLTP) と呼ぶ。 トランザクションが満たすべき技術的要件にACID特性がある。.

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プロプライエタリ・ソフトウェア

プロプライエタリ・ソフトウェア(英: proprietary software)または私有ソフトウェア(しゆう-)とは、ソフトウェアの入手、使用、改変、複製などに関する権利を議論する文脈で用いられるソフトウェアの種類についての用語。プロプライエタリ・ソフトウェアとは、ソフトウェアの配布者が、利用者の持つ権利を制限的にすることで自身や利用者の利益およびセキュリティを保持しようとするソフトウェアを指す。制限には法的手法や技術的手法など様々な方法がある。技術的制限手法としては、バイナリ実行コードのみを使用者に提供し、ソースコードは公開しないというソフトウェア流通の方法がある。法的制限手法としては、著作権や特許権、不正競争防止法、国家機密及びそれに基づくソフトウェアライセンス許諾といった方法がある。.

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デュアルライセンス

デュアルライセンス (Dual-licensing) もしくは マルチライセンス (Multi-licensing) とは、1つのソフトウェアを異なる2種類(またはそれ以上)のライセンスの元で配布する形態を指す。 ソフトウェアがデュアルライセンスで配布される場合、その利用者はそのソフトウェアを利用または再配布するためにいずれかのライセンスを選ぶことができる。 ソフトウェアの権利者はライセンスを選択させる際に利用料を求めることもできる。 デュアルライセンスを選択する一般的な2つの理由は、市場細分化のためのビジネスモデルと、ライセンスの互換性を確保するためである。.

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データベースエンジン

データベースエンジン(Database Engine)あるいはストレージエンジンはデータベース管理システム (DBMS)がデータベースに対しデータを挿入、抽出、更新および削除(CRUD参照)するために使用する基礎となるソフトウェア部品。データベースエンジンを操作する際、DBMS固有のユーザインタフェースを用いる方法と、ポート番号を通じて行う方法がある。.

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オラクル (企業)

ラクル()は、アメリカ合衆国カリフォルニア州に本拠を置く、民間法人や公的機関を対象とするビジネス用途に特化したソフトウェア会社である。 日本法人は日本オラクル。.

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クロスプラットフォーム

プラットフォーム(cross-platform)とは、異なるプラットフォーム(例えばPC/AT互換機とMacintosh、あるいはWindows・macOS・FreeBSD・Linuxなどのように、仕様が全く異なる機械(ハードウェア)またはオペレーティングシステム)上で、同じ仕様のものを動かすことが出来るプログラム(ソフトウェア)のことを言う。同様の呼称にマルチプラットフォームがある。 また、家庭用ゲームにおいては「クロスプラットフォーム」と「マルチプラットフォーム」で意味が異なる場合がある。本項ではこのケースについても後述する。.

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GNU General Public License

GNU General Public License(GNU GPLもしくは単にGPLとも)とは、GNUプロジェクトのためにリチャード・ストールマンにより作成されたフリーソフトウェアライセンスである。八田真行の日本語訳ではGNU 一般公衆利用許諾書と呼んでいる。.

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Indexed Sequential Access Method

Indexed Sequential Access Method(索引付き順次アクセス方式、さくいんつきじゅんじあくせすほうしき、一般にISAM)とは高速にアクセスが可能なデータの格納方法 (ファイル編成法) の一つである。IBMで開発され、今日では関係データベース管理システム (RDBMS、関係データベース) をはじめとするほとんど全てのデータベース管理システム (DBMS) でのデータの格納に用いられている。 ISAMを用いたシステムではデータは固定長のレコードとして格納される。当時の設計思想は磁気テープの記憶装置に高速で書き込むためにレコードを連続的に格納していくものだった。もう一つのデータとしてテーブルの内容へのポインタを格納したハッシュテーブルを索引として用いることで、全データを検索することなく目的のデータを取り出すことを可能とした。 ISAMの実現は他のデータへのポインタがレコード内に格納されていたナビゲーショナルデータベースからの脱却を実現した。ISAMによる主要な利点は索引のサイズが小さく、高速な検索が可能で、必要なデータのみに直接アクセス可能としたことにある。それに加えてデータの変更が行われた場合にも、該当するデータのみの変更で済ますことが可能であり、関連する他のデータまで波及して変更を加える必要がないことも利点となった。 関係データベースはテーブル同士のリンクを正常に維持するロジックが追加されるISAM方式と組み合わせての実装が行いやすい。代表的な例として、外部キーとして使われるフィールドの高速な検索のために索引が用いられる。 これは関連するデータへのポインタをレコードに直接格納する方法よりも遅い処理となるが、データの物理的な構成の変更があった場合でもリンクが正常に保たれるため、ポインタを書き換える必要がない。 ISAMはファイルへの直接の、順番に従ったアクセス方式であり,非常にわかりやすく実装も容易である。また、非常に高速なアクセス方式でもある。逆にISAMの欠点はそれぞれのクライアントマシンがアクセスしているファイルへの自身の接続状態を管理しなければならないことにある。これは一方で複数のデータの追加動作が衝突し、データが矛盾した状態に陥る可能性につながっている。一般的にこの問題はクライアントサーバモデルの導入によってサーバがクライアントの要求を直列化して扱うことによって解決されている。これは格納されたデータに対してクライアント側のレイヤーに存在しているSQLのトランザクション概念の基礎となっている。 IBMではISAMの代わりにVSAM (Virtual Storage Access Method; 仮想記憶アクセス方式)と呼ばれる技術を用いるようになった。 Category:データベース Category:データ構造 Category:OSのファイルシステム Category:IBM.

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Microsoft SQL Server

Microsoft SQL Server (マイクロソフト エスキューエル サーバ)とは、マイクロソフトが開発している、関係データベース管理システム (RDBMS) である。略称は「SQL Server」または「MS SQL」などと呼ばれている。主要な問い合わせ言語 (クエリ言語)は、T-SQLとANSI SQLである。 企業サーバ向けの高機能なシステムから、組み込み系の小規模なシステムまで幅広く対応する。またMicrosoft Windowsと親和性が高く、ADOやADO.NETを経由して最適なバックエンドデータベースを構築できるようになっている。.

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MySQL

MySQL(まい・えすきゅーえる)は、オープンソースで公開されている関係データベース管理システム (RDBMS) の一つである。.

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MySQL AB

MySQL AB(1995年設立、2008年サン・マイクロシステムズに買収され消滅)はデータベース管理システムMySQLおよびMySQL Clusterのような関連する製品の開発者および所有者であった会社。スウェーデンのウプサラとアメリカ合衆国カリフォルニア州クパチーノの二ヶ所に本社を置き、ほかのいくつかの国にオフィスを置いた(パリ、ミュンヘン、ダブリン、ミラノ、東京)。 MySQL ABは25ヶ国に400人の従業者を持つ、世界でもっとも大きなオープンソースソフトウェアの開発者であった。従業員の約70%がMy SQLのためにテレワーク形態で働いていた。 2008年1月16日、MySQL ABは約10億ドルでサン・マイクロシステムズに買収されることに同意したと発表した。買収は2008年2月26日に完了した。 MySQLはLinux、Apache HTTP Server、PHPと共に、LAMPを構成するブロックのひとつである。MySQL ABは2004年に全世界で500万超のインストールされたMySQLと1000万回超の製品のダウンロードが存在することを主張していた。.

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Oracle Database

Oracle Database(オラクル データベース)とは、米国オラクル (Oracle) が開発・販売している、関係データベース管理システム (RDBMS) のことである。Oracle Databaseは世界初の商用RDBMSであり、メインフレームからパーソナルコンピュータまで、幅広いプラットフォームをサポートしている。.

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PostgreSQL

PostgreSQL(ぽすとぐれすきゅーえる: )はオープンソースのオブジェクト関係データベース管理システム (ORDBMS) である。その名称は Ingres の後継を意味する「Post-Ingres」に由来している。「Postgres」や「ポスグレ」と呼ばれることも多い。.

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