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4 関係: バルプロ酸ナトリウム、カプリル酸、カプロン酸エチル、酪酸ブチル。
バルプロ酸ナトリウム
バルプロ酸ナトリウム(バルプロさんナトリウム、Sodium valproate、略称: VPA)とは、2-プロピルペンタン酸のナトリウム塩である。すなわち、バルプロ酸とは2-プロピルペンタン酸の慣用名である。 バルプロ酸は特異な匂いを有する。これをナトリウム塩にしたために水溶性が向上するため、水に溶け易い。体内に吸収されたバルプロ酸は、γ-アミノ酪酸(GABA)トランスアミナーゼを阻害するため、抑制性シナプスにおけるGABAの量を増加させて、薬理作用を発揮するとされる。ただし、バルプロ酸には他にも生理活性を有する。 バルプロ酸ナトリウムは抗てんかん薬の1つとして利用される。世界保健機関のWHOエッセンシャル・ドラッグ・リストの中にも収載されている。
カプリル酸
カプリル酸(カプリルさん、caprylic acid)は、炭素数8の直鎖状脂肪酸で、IUPAC系統名はオクタン酸 (octanoic acid) である。天然にはココナッツや母乳などに含まれる。常温常圧においては、弱い不快な腐敗臭を持つ油状の液体であるオクタン酸(カプリル酸)の常圧での融点は約16.7 ℃であるため、常温(25 ℃)においては液体であるものの、寒冷な場所では固体となる。なお、同じ直鎖状の飽和炭化水素鎖を持ったカルボン酸の中では、酢酸(エタン酸)がほぼ同じ融点を持つ。蟻酸(メタン酸)、プロパン酸、酪酸(ブタン酸)、吉草酸(ペンタン酸)、ヘキサン酸、ヘプタン酸は、いずれもオクタン酸や酢酸と比べて常圧での融点が低い。
カプロン酸エチル
カプロン酸エチル(カプロンさんエチル、ethyl caproate)とは、芳香性のあるエステル。IUPAC命名法では、ヘキサン酸エチル (ethyl hexanoate) となる。消防法による第4類危険物 第2石油類に該当する。リンゴ様の果実臭のする無色の液体である。 日本酒の主な芳香成分の一つで、日本酒の高品質化のため本物質を多く生産する清酒の酵母が育成・開発されてきた。吟醸酒には数100 ppb–数 ppm 程度含まれている。
酪酸ブチル
酪酸ブチル(らくさんブチル)は、酪酸エステルの一種。新鮮なバナナ・パイナップルのような果実香を持ち、香料などに用いられる。

