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C12H22O11

索引 C12H22O11

記載なし。

20 関係: 二糖マルトースメリビウロースメリビオースラミナリビオースラクトースラクツローストレハロースツラノースニゲロースアロラクトースイソマルトースイソマルツロースゲンチオビオースコージビオーススクロースセロビオースソホロース2α-マンノビオース3α-マンノビオース

二糖

ースの結晶 二糖(にとう、disaccharide)とは、糖類の最小構成単位である単糖2分子が脱水縮合し、グリコシド結合を形成して1分子となった糖のことである。砂糖の主成分であるスクロースは二糖の一種である。 二糖は炭水化物のグループの一つで、少糖ともいわれるオリゴ糖 (oligosaccharide) の一種ともされる。 高等学校の教科書などにおいて、狭義には分子式 C12H22O11 で表される糖を指すこともある。広義には、構成要素として糖アルコールを含むマルチトール、糖酸を含むラクトビオン酸、アミノ糖を含むラクトサミンなどのものも二糖として扱われる。 二糖を触媒を用いて加水分解すると単糖が得られる。.

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マルトース

マルトース(maltose)、もしくは麦芽糖(ばくがとう)とは、α-グルコース2分子がα-1,4-グリコシド結合した還元性のある二糖類。デンプンの直鎖部分に相当する。化学式はC12H22O11である。水飴の主成分となっている。名称の由来は、オオムギを発芽させ、湯を加えることによってデンプンが糖化されたもの(モルト、Malt)に多く含まれることから。 β-アミラーゼは大麦にも多く含まれており、大麦自身のデンプンを、大麦の持つβ-アミラーゼが分解することでマルトース(麦芽糖)を生成する。このとき機能する酵素は60℃でもっとも活性が高くなるので、微生物が繁殖せず糖化だけが起こる。すなわち腐敗を起こさずモルトのみを得ることができる。 デンプンやグリコーゲンなどから、α-アミラーゼ(唾液や膵液に含まれる消化酵素、EC 3.2.1.2)やβ-アミラーゼの作用により分解され生成する(γ-アミラーゼはグルコースを生成し、マルトースは生成しない)。 マルトースは、αグルコシダーゼ (EC 3.2.1.20)、あるいは酸により、単糖類であるグルコース2分子に分解される。.

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メリビウロース

メリビウロース(Melibiulose)は、メリビオースと似た、フルクトースとガラクトースからなる二糖である。.

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メリビオース

メリビオース (melibiose) は天然に存在するオリゴ糖で、ガラクトースとグルコースが α-1,6グリコシド結合で連なった還元性二糖である。 蜂蜜や大豆、テンサイなどに少量含まれている。また高い保湿力を持ち、化粧品などに使われるほか、アトピー性皮膚炎の改善効果も知られている。 Category:二糖 Category:オリゴ糖.

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ラミナリビオース

ラミナリビオース (laminaribiose) は、グルコース2分子がβ1-3結合で結合した、二糖の一種である。 コンブなど褐藻類の貯蔵多糖で、また細菌の細胞壁の構成成分でもあるラミナランは、ラミナリビオースがポリマーになったものである。またラミナリビオースという名前は、コンブの属名のLaminariaから名づけられた。 蜂蜜の甘味成分の一つである。 Category:二糖.

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ラクトース

ラクトース(Lactose)または乳糖(にゅうとう)は、二糖類の低甘味度甘味料。ショ糖の0.4倍の甘味を有する。.

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ラクツロース

ラクツロース(Lactulose)は、慢性便秘、肝性脳症、肝臓病等の治療に用いられる非消化性の合成糖である。ガラクトースとフルクトースがβ-1,4-グリコシド結合した二糖である。ラクツロースは、生の牛乳中には含まれないが、加熱で生じる。加熱すればするほど多く生じ、低温殺菌牛乳では3.5 mg/l、容器内殺菌牛乳では744 mg/lになる。商業的には、ラクトースの異性化により生産される。 浸透圧性瀉下薬に分類され、基礎的な医療制度に必要な薬品を集めたWHO必須医薬品モデル・リストにも掲載されている。.

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トレハロース

トレハロース(trehalose)とはグルコースが1,1-グリコシド結合してできた二糖の一種である。1832年にウィガーズがライ麦の麦角から発見し、1859年、マルセラン・ベルテロが象鼻虫(ゾウムシ)が作るトレハラマンナ(マナ)から分離して、トレハロースと名づけた。 高い保水力があり、食品や化粧品に使われる。抽出が難しく高価だったが、デンプンを素材とした安価な大量生産技術が岡山県の企業林原によって確立され、さまざまな用途に用いられている。.

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ツラノース

D-(+)-ツラノースは還元糖で、構造名はα-D-グルコピラノシル-(1→3)-α-D-フルクトフラノースである。スクロースのアナログで、高等植物では代謝されないが、細胞内のシグナル伝達を担うスクローストランスポーターの活動を通じて生成する。シグナル伝達に関与する他、D-(+)-ツラノースは細菌や菌等の炭素源として用いられる。.

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ニゲロース

ニゲロース (nigerose) は、グルコース2分子が α1-3結合で結合した、二糖の一種である。コウジカビ (Aspergillus niger) が生産する多糖のニゲランは、ニゲロースがポリマーになったものである。またニゲロースという名前は、コウジカビの種名の niger から名づけられた。酒の中から発見されたため、サケビオース (sakebiose) とも呼ばれる。蜂蜜やみりんにも含まれる。また、日本語から名前がついた二糖には、ほかに麹から発見されたコージビオースがある。食品に添加することで、味質改善、煮崩れ防止、色素退色抑制などの効果が期待できる。.

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アロラクトース

アロラクトース(Allolactose)は、ラクトースと似た構造の二糖である。D-ガラクトースとD-グルコースが、ラクトースのようなβ1-4結合ではなく、β1-6グリコシド結合した構造を持つ。β-ガラクトシダーゼによるラクトースのトランスグリコシル化(糖鎖転移反応)によって生成する。 アロラクトースは、大腸菌のラクトースオペロンのインデューサーである。四量体のlacリプレッサーのサブユニットに結合して配座の変化を引き起こし、lacリプレッサーのlacオペレーターへの結合能を弱め、その結果、lacオペレーターから解離させる。リプレッサーが外れることで、lacオペロンの転写が開始する。アロラクトースの非加水分解アナログであるイソプロピルチオガラクトシド(IPTG)は、分子生物学においてlacオペロンを誘導するために用いられる。.

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イソマルトース

イソマルトース (isomaltose) は、グルコース2分子が α1-6結合で結合した、二糖の一種である。デンプンの分岐部分に相当する。.

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イソマルツロース

イソマルツロース (isomaltulose)またはパラチノース (palatinose) は、スクロースに転移酵素を作用させて結合の仕方を変えた、グルコースおよびフルクトースからなる二糖の一種である。 この転移酵素がドイツのプファルツ地方(Pfalz、Palatinate(パラティネート))の製糖会社研究所で発見されたことから、三井製糖がパラチノース (palatinose) として商標登録している。 天然では蜂蜜に微量に含まれるが、量が少なくイソマルツロースとしての利用は難しい。一般に利用されるのは、工業的に砂糖から合成されたものである。.

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ゲンチオビオース

ンチオビオース (gentiobiose) は、グルコース2分子がβ1-6結合で結合した、二糖の一種である。.

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コージビオース

ージビオース (kojibiose) は、グルコース2分子がα1-2結合で結合した、二糖の一種である。麹の中から発見されたことよりこの名がつけられた。酒やみりんに含まれている。ニゲロースとともに精製が難しく大変高価な糖として知られており、どちらも1グラム当たり100万円前後の価格がつけられている。 グルコースのキャラメル化による生成物である。.

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スクロース

ース (sucrose)、またはショ糖(蔗糖、しょとう)は、糖の一種であり、砂糖の主成分である。.

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セロビオース

ビオース(D-Cellobiose)は、グルコース2分子がβ1、4結合でつながった二糖で、化学式はC12H22O11。セルロースをセルラーゼで分解すると生じる。CAS登録番号は528-50-7。 水に溶けにくい結晶性粉末で、わずかに甘みを呈する。オリゴ糖の一種であり、整腸作用を有する。 従来の、セルロースを分解する方法ではコストがかさんでいたが、ではスクロースから合成する方法が開発されている。.

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ソホロース

ホロース (sophorose) は、グルコース2分子が β1-2結合で結合した、二糖の一種である。セルロース分解酵素であるセルラーゼの誘導物質として知られている。グルコースのキャラメル化による生成物である。.

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2α-マンノビオース

2α-マンノビオース(2α-Mannobiose)は、二糖である。2分子のマンノースが縮合反応により、α(1→2)グリコシド結合を形成することで形成される。.

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3α-マンノビオース

3α-マンノビオース(3α-Mannobiose)は、二糖である。2分子のマンノースが縮合反応により、α(1→3)グリコシド結合を形成することで形成される。.

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