ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

聖師父学

索引 聖師父学

聖師父学(Πατρολογία, Патристика, Patristics or Patrology)とは、使徒時代直後(2世紀初頭頃)から、七回の全地公会議の時期に至るまでの聖師父(教父)について探求する学問領域 (中国正教会のサイト)。20世紀以降、特に正教会において盛んになった。パーヴェル・エフドキーモフ著、古谷 功訳『ロシア思想におけるキリスト』317頁 - 318頁(1983年12月 あかし書房)ISBN 4870138093。教父神学、教父学とも訳される。.

21 関係: 中国正教会三成聖者府主教使徒ナジアンゾスのグレゴリオスパーヴェル・フロレンスキイパーヴェル・エフドキーモフアテネカリストス (ウェア)カッパドキア三教父ゲオルギイ・フロロフスキイ全地公会議第2ニカイア公会議無神論聖人聖霊正教会日本ハリストス正教会教父1936年20世紀

中国正教会

中国正教会(ちゅうごくせいきょうかい)は、正教会の中国における自治教会。 中国には他に、コンスタンディヌーポリ総主教庁の管轄下にあり、中国のみならず台湾でも活動する香港および東南アジア府主教区がある。.

新しい!!: 聖師父学と中国正教会 · 続きを見る »

三成聖者

東方教会の三成聖者(さんせいせいしゃΟι Τρείς Ιεράρχες, Три Святителя, Sf., Three Holy Hierarchs)とは、大ワシリイ(ヴァシリオス)、神学者グリゴリイ(グリゴリオス)、金口イオアン(イオアンニス)の三人の聖人をいう(人名表記は日本ハリストス正教会のもの、括弧内は現代ギリシャ語読み)。 File:Sv Vasilije Veliki.jpg|大ワシリイ(ヴァシリオス) File:Gregory of Nazianzus.jpg|神学者グリゴリイ(グリゴリオス) File:Mosaic of John Chrysostom.jpg|金口イオアン(イオアンニス) 三成聖者のイコン。(16世紀、プスコフ) 三成聖者は初代教会に対して高い影響力を持つ主教達であり、キリスト教神学の形成に枢要な役割を果たした。東方教会にあっては三大成聖者及び全地の大教師としても知られ、日本ハリストス正教会では「三大成聖者大司祭首」(さんだいせいせいしゃだいしさいしゅ)とも呼ばれる。三成聖者のうち、大ワシリイと神学者グリゴリイはカッパドキア三教父にも数えられている。一方ローマ・カトリックにおいても三人は教会博士として崇敬されている。 三成聖者を構成するそれぞれの聖人は正教会、カトリック教会、聖公会、およびその他のキリスト教諸教会において崇敬されているが、三人を一組として「三成聖者」と呼び特に記憶するのは正教会である。.

新しい!!: 聖師父学と三成聖者 · 続きを見る »

府主教

ンボスキニオン(チョトキ)と呼ばれる、正教会での数珠状の祈りの用具。リヤサを着用している。 府主教(ふしゅきょう、Μητροπολίτης, Митрополит, metropolitan)はキリスト教のうちで正教会の主教品の位階の一つで、日本正教会の訳語。カトリック教会の管区大司教、あるいは首都大司教に相当する。 正教会の場合、主教の上位聖職者として、総主教、府主教、大主教がある。各地域の正教会毎に序列が異なる。.

新しい!!: 聖師父学と府主教 · 続きを見る »

使徒

使徒(しと)は、狭義にはイエス・キリストの12人の高弟を指すが、それに近い弟子(パウロ、七十門徒など)にもこの語が用いられることがある。広義には、重要な役割を果たしたキリスト教の宣教者(「遣わされた者」)および、その宣教者の称号である。 原語のギリシア語はαπόστολος (apostolos) で、「派遣された者」が原義である。転じて「使者」「使節」をも指す。このギリシア語は、キリスト教文書以外にも出てくるものであるが、キリスト教文書の日本語訳の際だけ「使徒」という専門語を当てて訳すため、両者の単語間には齟齬がある。この点では、他の西洋語も、ギリシア語の形を踏襲しているものの、事情はさして変わらない(apostolus、apôtre、Apostel、apostleなど)。なお、「使徒」という訳語は、漢訳聖書から継いだものである。 また、イスラム教においては、ラスール(rasūl, رسول)という語が同じく「使者」の意であり、キリスト教の使徒と似た意味に用いられて、訳語として「apostle」や「使徒」があてられている。.

新しい!!: 聖師父学と使徒 · 続きを見る »

ナジアンゾスのグレゴリオス

ナジアンゾスのグレゴリオス(329年 - 389年1月25日)は、ギリシア教父のひとり、4世紀の東ローマ帝国のキリスト教神学者、聖職者である。正教会・カトリック教会で聖人。日本ハリストス正教会では神学者グリゴリイと呼ばれる。日本のカトリック教会ではナジアンズの聖グレゴリオあるいは聖グレゴリオ(ナジアンズ)司教教会博士といった表記が用いられる。.

新しい!!: 聖師父学とナジアンゾスのグレゴリオス · 続きを見る »

パーヴェル・フロレンスキイ

パーヴェル・アレクサンドロヴィチ・フロレンスキイ(Па́вел Алекса́ндрович Флоре́нский, Pavel Alexandrovich Florensky、1882年 - 1937年)は、ロシア正教会の司祭、神学者、宗教学者、哲学者、歴史家、文献学者、詩人、数学者、技術者、発明家、音楽家、言語学者 - Amazon.co.jp。モスクワ神学大学の教授を務めた。 上述の、学者・芸術家としての彼に向けられる多くの称が示すように、神学・哲学のほか、理系分野理系分野のおける業績…論文『幾何学における虚偽』『電媒質の理論』、発明品として凍結しないミシン・オイルなど、芸術領域においても才能を発揮したことから、ロシアのレオナルド・ダ・ヴィンチと呼ばれる事もある。.

新しい!!: 聖師父学とパーヴェル・フロレンスキイ · 続きを見る »

パーヴェル・エフドキーモフ

パーヴェル・ニコライェヴィチ・エフドキーモフ(1901年8月2日 サンクトペテルブルク - 1970年9月16日 ムードン、Павел Николаевич Евдокимов; ラテン文字転写一例: Pavel Nikolayevich Evdokimov, フランス語・ルーマニア語: Paul Evdokimov)は、ロシアに生まれ、フランスに亡命しフランスで活躍した、正教の神学者であり哲学者。 ウラジーミル・ロースキイとほぼ同じ世代に属し、ロースキイと同様にフランス語で著述する一方で、フランスに帰化することなく、亡命ロシア人という立場に生涯とどまった(後述)パーウェル・エフドキーモフ著/ 古谷功訳『ロシア思想におけるキリスト』(9頁~10頁、オリヴィエ・クレマンによるエフドキーモフの紹介・序文)あかし書房 ISBN 4870138093。.

新しい!!: 聖師父学とパーヴェル・エフドキーモフ · 続きを見る »

アテネ

アテネ(現代ギリシア語: Αθήνα; Athína;; カサレヴサ: Ἀθῆναι, Athinai; 古代ギリシア語: Ἀθῆναι, Athēnai)は、ギリシャ共和国の首都で同国最大の都市である。 アテネはアッティカ地方にあり、世界でももっとも古い都市の一つで約3,400年の歴史がある。古代のアテネであるアテナイは強力な都市国家であったことで知られる。芸術や学問、哲学の中心で、プラトンが創建したアカデメイアやアリストテレスのリュケイオンがあり、西洋文明の揺籃や民主主義の発祥地として広く言及されており、その大部分は紀元前4-5世紀の文化的、政治的な功績により後の世紀にヨーロッパに大きな影響を与えたことは知られている。今日の現代的なアテネは世界都市としてギリシャの経済、金融、産業、政治、文化生活の中心である。2008年にアテネは世界で32番目に富める都市に位置し、UBSの調査では25番目に物価が高い都市に位置している。 アテネ市の人口は655,780人Hellenic Statistical Authority, Hellenic Statistical Authority (EL.STAT.), 22 July 2011.

新しい!!: 聖師父学とアテネ · 続きを見る »

カリストス (ウェア)

リストス・ウェア府主教(2008年2月26日撮影) ディオクレイア府主教カリストス(Kallistos Ware, 俗名ティモシー・ウェア Timothy Ware、1934年生まれ)はコンスタンディヌーポリ全地総主教庁の管掌下にある府主教である。ディオクレイア府主教の称号を持つが、これは名義的なものであって実際にディオクレイアを管轄している訳では無く、英国に在住している。 1966年から2001年の間、彼はオックスフォード大学において正教会研究の講師をつとめ、正教信仰に関係する膨大な書籍・論文を著している。1985年には来日講演を行った。.

新しい!!: 聖師父学とカリストス (ウェア) · 続きを見る »

カッパドキア三教父

ッパドキア三教父とは、.

新しい!!: 聖師父学とカッパドキア三教父 · 続きを見る »

ゲオルギイ・フロロフスキイ

ルギイ・ヴァシリエヴィチ・フロロフスキイ(Георгий Васильевич Флоровский, Georges Vasilievich Florovsky, 1893年9月9日(ユリウス暦8月28日) ロシア帝国 - 1979年8月11日 アメリカ合衆国)は、正教会の神学者、歴史学者、エキュメニズムのパイオニア。セルゲイ・ブルガーコフ、ウラジーミル・ロースキイ、ユスティン・ポポヴィチ、ドゥミトル・スタニロアエらとともに、20世紀の正教会において最も重要な神学者の一人に数えられる。.

新しい!!: 聖師父学とゲオルギイ・フロロフスキイ · 続きを見る »

全地公会議

正教会が正統とする、第七回までの'''全地公会議'''のイコン(19世紀に描かれたもの)。 全地公会議(ぜんちこうかいぎ)・全地公会(全地公会)とは、全キリスト教世界から代表者が参集した公会議のうち、正教会とカトリック教会の両方によって有効性が認められている第1回から第7回までをいう、日本ハリストス正教会の用いる訳語である。英語では「first seven ecumenical councils」。 コンスタンディヌーポリ総主教庁を名誉的なトップとする正教会・ギリシャ正教は、教義としては以下一覧に挙げる7つの全地公会議の決定事項のみを認めている。 対して、単性論教会と呼ばれる事もある非カルケドン派所属の多くの教会は、正教会 (Orthodox Church) の名を持つものの(シリア正教会など)、公会議としての有効性を承認するのは第3全地公会議までである。 2016年に正教会の首座主教達による会合が予定されているが、これは全地公会議ではない。.

新しい!!: 聖師父学と全地公会議 · 続きを見る »

第2ニカイア公会議

2ニカイア公会議(第七全地公会)のイコン。 第2ニカイア公会議(だい2ニカイアこうかいぎ)は、787年に小アジアのニカイア(二ケア)で開かれたキリスト教の公会議。第7回世界公会議、第七全地公会ともいう。正教会とカトリック教会の両方が有効性を認める最後の公会議であり、聖像破壊運動および聖像破壊論者を否定した。公会議のセッションは7回あったが、10月4日に行われた5回目で、聖像破壊勢力はユダヤ人とサラセン人とマニ教信者の三者から生まれたものと結論された。.

新しい!!: 聖師父学と第2ニカイア公会議 · 続きを見る »

無神論

無神論(むしんろん、、)は、世界観の説明に神の存在、意思の介在などが存在しない、または不要と主張する考え方である。.

新しい!!: 聖師父学と無神論 · 続きを見る »

聖人

聖人(せいじん[漢音]、しょうにん[呉音])とは、一般的に、徳が高く、人格高潔で、生き方において他の人物の模範となるような人物のことをさす。主に特定の宗教・宗派の中での教祖や高弟、崇拝・崇敬対象となる過去の人物をさすことが多い。一般的な読み方は「聖人」(せいじん)であるが、仏教の場合は「聖人」(しょうにん)と読むことがある。.

新しい!!: 聖師父学と聖人 · 続きを見る »

聖霊

聖霊(せいれい、Άγιο Πνεύμα、Spiritus Sanctus、Holy Spirit、日本正教会では聖神゚:せいしん)は、キリスト教において、三位一体の神の位格の一つ神゚は「神」に半濁点の「゜」をつけたもので、唯一神と区別するために付す。。聖霊について論じる神学を聖霊論という。 広く「第三の位格」とも説明される一方で、「第三の」といった数え方をせずに「ペルソナ(位格)の一者」「個位(のひとつ)」「神格(のひとつ)」とだけ説明される場合もある。4世紀に聖霊論を展開した聖大バシレイオス(聖大ワシリイ)は、聖霊に限らず、三位一体の各位格に言及する際に、数を伴わせることに批判的である聖大バシレイオス(聖大ワシリイ)は、「第一に、第二に、第三に」「一つには…、二つには…、三つには…」といった数え方・言及の仕方を三位一体に適用することに批判的である。彼はその根拠として、マタイによる福音書28章19節を挙げ、そこでイエス・キリストが「父と子と聖霊」を述べる際に数を伴わせていない事を挙げている。。 本項で扱う聖霊に漢字「精霊」を当てるのは誤字(もしくは誤変換)であるΆγιο Πνεύμαは「聖なるプネウマ(霊)」、Holy Spiritも聖なるスピリット(霊)」であって、「精」の字(「精霊」)は教会で使われないのみならず、語義的にも不適切である。。.

新しい!!: 聖師父学と聖霊 · 続きを見る »

正教会

Σημειώσεις από τις παραδόσεις τού καθηγητού Ι. Δ. Ζηζιούλαより)。 正教会(せいきょうかい、Ορθόδοξη Εκκλησία、Православие、Orthodox Church)は、ギリシャ正教もしくは東方正教会(とうほうせいきょうかい、Eastern Orthodox Church)とも呼ばれる、キリスト教の教会(教派)の一つ。 日本語の「正教」、英語名の"Orthodox"(オーソドックス)は、「正しい讃美」「正しい教え」を意味するギリシャ語のオルソドクシア "ορθοδοξία" に由来する。正教会は使徒継承を自認し、自身の歴史を1世紀の初代教会にさかのぼるとしている『正教会の手引き』8頁 - 11頁。 なお「東方教会」(とうほうきょうかい)が正教会を指している場合もある。 例外はあるものの、正教会の組織は国名もしくは地域名を冠した組織を各地に形成するのが基本である。コンスタンディヌーポリ総主教庁、アレクサンドリア総主教庁、アンティオキア総主教庁、エルサレム総主教庁、ロシア正教会、セルビア正教会、ルーマニア正教会、ブルガリア正教会、グルジア正教会、ギリシャ正教会、日本正教会などは個別の組織名であって教会全体の名ではない。いずれの地域別の教会組織も、正教として同じ信仰を有している。教会全体の名はあくまで正教会であり、「ロシア正教に改宗」「ルーマニア正教に改宗」といった表現は誤りである。 なお、アルメニア使徒教会、シリア正教会、コプト正教会、エチオピア正教会なども同じく「正教会」を名乗りその正統性を自覚しているが、上に述べたギリシャ正教とも呼ばれる正教会とは別の系統に属する。英語ではこれらの教会は"Oriental Orthodox Church"とも呼ばれる。詳細は非カルケドン派正教会を参照。.

新しい!!: 聖師父学と正教会 · 続きを見る »

日本ハリストス正教会

函館ハリストス正教会復活聖堂 聖マトフェイ聖堂 日本ハリストス正教会(にほんハリストスせいきょうかい)は、キリスト教の教会。自治独立が認められている正教会所属教会のひとつである。ハリストスは「キリスト」の意(こうした独自の表記・翻訳については後述する)。英語表記は"Orthodox Church in Japan"である(略号はOCJ)。 通称・略称として日本正教会とも呼ばれる。1970年以前、自治正教会となっていなかったころにも、日本の正教会は日本人正教徒およびロシア人正教徒から「日本正教会」と呼ばれていた。 正教会は一カ国に一つの教会組織を置くことが原則だが(日本正教会以外の例としてはギリシャ正教会、ロシア正教会、ルーマニア正教会など。もちろん例外もある)、これら各国ごとの正教会が異なる教義を信奉しているわけでは無く、同じ信仰を有している。 19世紀後半(明治時代)に、ロシア正教会の修道司祭聖ニコライ(のち初代日本大主教)によって正教の教えがもたらされ、これがその後の日本ハリストス正教会の設立につながった。聖ニコライによって建立されたニコライ堂(東京復活大聖堂)、函館の復活聖堂、豊橋の聖使徒福音記者マトフェイ聖堂は、国の重要文化財。 本項では日本ハリストス正教会で用いられている用語を断りなく用いることがある。.

新しい!!: 聖師父学と日本ハリストス正教会 · 続きを見る »

教父

教父(きょうふ、Εκκλησιαστικοί Πατέρες、Patres Ecclesiae、Kirchenväter、Church Fathers)とはキリスト教用語で古代から中世初期、2世紀から8世紀ごろまでのキリスト教著述家のうち、とくに正統信仰の著述を行い、自らも聖なる生涯を送ったと歴史の中で認められてきた人々をいう。 正教会の聖師父(せいしふ)にほぼ相当するが、聖師父は教父より時代的に広い範囲、すなわち、古代から近現代の正教会思想家にも適用される。なお、「聖師父」の語と概念は稀にカトリック教会関連の出版物にも見られ、正教会特有の概念ではない。 これとは異なる言葉の訳語としての用例(#その他の用例)もあるが、本項では上述した正統信仰の著述を残した人々について詳述する。.

新しい!!: 聖師父学と教父 · 続きを見る »

1936年

記載なし。

新しい!!: 聖師父学と1936年 · 続きを見る »

20世紀

摩天楼群) 20世紀(にじっせいき、にじゅっせいき)とは、西暦1901年から西暦2000年までの100年間を指す世紀。2千年紀における最後の世紀である。漢字で二十世紀の他に、廿世紀と表記される場合もある。.

新しい!!: 聖師父学と20世紀 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

教父学教父神学

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »