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御文

索引 御文

御文(おふみ)は、浄土真宗本願寺八世蓮如が、その布教手段として全国の門徒へ消息(手紙)として発信した仮名書きによる法語。本願寺派では「御文章(ごぶんしょう)」といい、大谷派では「御文」、興正派では「御勧章(ごかんしょう)」という。なお、本願寺が東西に分裂する以前は、「御文」と呼ばれていた。 蓮如の孫である圓如が、二百数十通の中から80通を選び五帖に編集した物を『五帖御文(ごじょう おふみ)』という。そのうち1帖目から4帖目には日付があるものを年代順にならべてあり、5帖目には日付が不明なものをまとめてある。そのため、4帖目の最後、第15通「大坂建立」は、蓮如の真筆では最後の御文。遺言ともいわれる。 その他に、『夏御文(げのおふみ)』、『御俗姓御文(ごぞくしょうおふみ)』がある。『帖外御文(じょうがい おふみ)』は、『五帖御文』から漏れたもの(『夏御文』『御俗姓御文』を除く)を総称する。.

11 関係: 下間蓮崇円如勤行 (真宗大谷派)真宗大谷派真宗興正派白骨 (御文)門徒蓮如浄土真宗浄土真宗本願寺派改悔文

下間蓮崇

下間 蓮崇(しもつま れんそう、生年不詳 - 明応8年3月28日(1499年5月8日))は室町時代後期の浄土真宗本願寺派の僧。安芸法眼。 下間の姓は後に名乗ったものであり下間一門との血縁関係はない。.

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円如

円如(えんにょ)は、戦国時代の浄土真宗の僧。院号は遍増院。権少僧都。父は浄土真宗本願寺派第9世宗主・真宗大谷派第9代門首実如。母は高倉永継の娘・如祐。妻は叔父の願証寺住持蓮淳の娘・慶寿院。本願寺第10世証如の父。父に先立って没したために歴代本願寺法主には加えられていない。 山科本願寺にて実如の次男として生まれ、12歳の時に兄・照如の死を受けて得度して本願寺法嗣に定められる。高齢の父に代わって教団の実務を行う。北陸門徒に対し一向一揆の禁止をはじめとする3か条の戒めを発布したり、本願寺の一族を一門衆(嫡男)と一家衆(次男以下)に分ける一門一家制を設けたり、蓮如の文書の中から80通を選んで5帖に編集し『五帖御文』と呼称し、宗門信条の基本とするなどの教団改革を行い、戦国期の本願寺体制の基礎を築いたが、31歳の若さで没した。.

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勤行 (真宗大谷派)

真宗大谷派における勤行(ごんぎょう)とは、寺院の本堂や門徒の家庭における「お内仏」お内仏…仏壇に、御本尊(本山から授与された絵像や本山の「お裏点検」受けた木像)を納め、三具足などの仏具で荘厳したもの。在家は、一般に絵像を用いる。、又は携帯する事のできる「三折本尊」などの前で、合掌礼拝・称名念仏し、経典・偈文などを読誦することをいう。「おつとめ」ともいう。 この項目では、門徒の家庭における勤行について説明する。 真宗大谷派においては、仏恩仏恩…阿弥陀仏に対する恩。・師恩師恩…七高僧や親鸞聖人・蓮如上人などの、阿弥陀仏の教えを導いて下さった師に対する恩。に対する報恩報謝、仏徳讃嘆すること。 教義上、功徳を積むため勤めたり、祖先の霊に向けて勤めない。.

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真宗大谷派

真宗大谷派(しんしゅうおおたには)は、浄土真宗の宗派の1つで、宗教法人法による宗教法人(包括宗教法人)である『真宗大谷派宗憲 宗教法人法』、p.17。。 阿弥陀如来一佛を本尊とし『真宗大谷派宗憲 宗教法人法』、p.2、親鸞を宗祖とする『真宗大谷派宗憲 宗教法人法』「『宗憲』前文」、p.1。。大谷派の根本道場である「真宗本廟」(通称:東本願寺)を、所属するすべての寺院および教会の本山とする『真宗大谷派宗憲 宗教法人法』、p.4。。2014年12月31日現在の被包括宗教団体数は8,705。「大谷派」・「大派」・「谷派」と略称される。.

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真宗興正派

真宗興正派(しんしゅうこうしょうは)とは、浄土真宗の一派。本山は京都府京都市下京区の興正寺。親鸞の門弟真仏が率いる高田門徒の分流である武蔵国荒木(現在の埼玉県行田市荒木)の源海が率いる満福寺を中心とする荒木門徒の流れを汲む。末寺数、486寺。真仏を祖とし、了源を中興の祖とする。.

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白骨 (御文)

浄土真宗本願寺八世蓮如が撰述した御文の5帖目第16通「白骨」(はっこつ)は、御文の中でも特に有名なものである。存覚の『存覚法語』を基に作られている。 この御文は宗派により呼び方が異なる(詳細は御文を参照)。.

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門徒

徒(もんと)とは、一門のともがらのことを指す呼び方である。ことに同じ門流に属して信仰を共にする人びとのことを言う。後には一寺に属する檀徒のことを言うこともある。 ことに浄土真宗の檀徒・信者を「門徒」と呼ぶことが一般的であり、他宗派の檀徒を門徒と呼ぶことは少ない。このことで、「浄土真宗」を門徒宗と呼ぶこともある。 ○○地方の門徒を「○○門徒」と、地域単位で用いられる場合もある。(例…三河門徒・安芸門徒など).

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蓮如

蓮如(れんにょ)は、室町時代の浄土真宗の僧。浄土真宗本願寺派第8世宗主・真宗大谷派第8代門首。大谷本願寺住職。諱は兼壽。院号は信證院。法印権大僧都。本願寺中興の祖。同宗旨では、「蓮如上人」と尊称される。明治15年(1882年)に、明治天皇より慧燈大師の諡号を追贈されている。しばしば本願寺蓮如と呼ばれる。文献によっては「如」と辶 」(二点之繞)で表記される場合がある。真宗大谷派では「如」と表記するのが正式である 。父は第7世存如。広橋兼郷の猶子。第9世実如は5男。 親鸞の嫡流とはいえ蓮如が生まれた時の本願寺は、青蓮院の末寺に過ぎなかった。他宗や浄土真宗他派、特に佛光寺教団の興隆に対し、衰退の極みにあった。その本願寺を再興し、現在の本願寺教団(本願寺派・大谷派)の礎を築いたことから、「本願寺中興の祖」と呼ばれる。.

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浄土真宗

浄土真宗(じょうどしんしゅう)は、大乗仏教の宗派のひとつで、浄土信仰に基づく日本仏教の宗旨である。鎌倉仏教のひとつ。鎌倉時代初期の僧である親鸞が、その師である法然によって明らかにされた浄土往生を説く真実の教え『岩波仏教辞典』第二版、P.541「浄土真宗」より引用。を継承し展開させる。親鸞の没後にその門弟たちが、教団として発展させる。「浄土真宗」の英訳は、浄土真宗本願寺派ではJodo Shinshuとし、真宗大谷派・真宗佛光寺派ではShin Buddhismとしている。.

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浄土真宗本願寺派

浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは)は、浄土真宗の宗派の1つで、宗教法人法による宗教法人(包括宗教法人)である。宗祖親鸞の墓所である「大谷廟堂」を発祥とする「本願寺」(「西本願寺」)を本山とする。2014年12月31日現在の被包括宗教団体数は10,329被包括宗教団体数は、別院含む寺院の他、教会などを含んだ宗教団体(宗教法人を含む)の総数である。平成26年12月31日現在、寺院10,206(うち宗教法人10,185)、教会8(うち宗教法人2)、布教所2(うち宗教法人0)、その他94(うち宗教法人71)である。(を参照。)。.

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改悔文

『改悔文』(がいけもん)とは、浄土真宗本願寺八世蓮如が真宗における信仰の在り方を示すために作成した文。『領解文』(りょうげもん)とも呼ばれる。 なお、浄土真宗本願寺派では『領解文』と呼び、真宗大谷派では『改悔文』と呼ぶ。.

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帖外御文御勧章御文章

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