23 関係: 反文学論、坂口安吾、坂本龍一、小池滋、山川方夫、岡本かの子、川口喬一、川本静子、庭野日敬、伊藤俊治、佐藤宏子、ニュー・アカデミズム、出版社、商号、四方田犬彦、糸井重里、高橋悠治、野呂邦暢、柄谷行人、栗本慎一郎、森内俊雄、浅田彰、1980年代。
反文学論
『反文学論』は、柄谷行人による文芸時評集。1979年に冬樹社で刊行。1991年に講談社学術文庫、2012年に講談社文芸文庫で、各改訂文庫化された(文庫解説は島弘之)。 なお当時柄谷と、ニューアカの旗手と一括りにされていた栗本慎一郎にも同名の著書(文庫)がある。.
坂口安吾
坂口 安吾(さかぐち あんご、1906年(明治39年)10月20日 - 1955年(昭和30年)2月17日)は、日本の小説家、評論家、随筆家。本名は坂口 炳五(さかぐち へいご)。昭和の戦前・戦後にかけて活躍した近現代日本文学を代表する作家の一人である。新潟県新潟市出身。東洋大学印度哲学倫理学科卒業。アテネ・フランセでフランス語習得。純文学のみならず、歴史小説や推理小説も執筆し、文芸や時代風俗から古代歴史まで広範に材を採る随筆など、多彩な活動をした。 戦前はファルス的ナンセンス作品『風博士』で文壇に注目され、一時低迷した後、終戦直後に発表した『堕落論』『白痴』により時代の寵児となり、太宰治、織田作之助、石川淳らと共に、無頼派・新戯作派と呼ばれ地歩を築いた奥野健男「坂口安吾――人と作品」(文庫版『白痴・二流の人』)(角川文庫、1970年。改版1989年、2008年、2012年)『新潮日本文学アルバム35 坂口安吾』(新潮社、1986年)。歴史小説では黒田如水を主人公とした『二流の人』、推理小説では『不連続殺人事件』が注目された都筑道夫「安吾流探偵術」(『日本探偵小説全集10 坂口安吾集』)(東京創元社、1985年)。 坂口安吾の文学作品には、途中で放棄された未完の長編や失敗作も多く、小説家としての技量や芸術性・完璧性の観点からは器用な作家とはいえないが、その作風には独特の不思議な魅力があり、狂気じみた爆発的性格と風が吹き通っている「がらんどう」のような風格の稀有な作家だといわれている三枝康高「作品解説」(文庫版『白痴・二流の人』)(角川文庫、1970年。改版1989年、2008年、2012年)三島由紀夫「内容見本」(『坂口安吾全集』推薦文)(冬樹社、1967年)。 晩年に生まれた一人息子の坂口綱男は写真家である。またアンコウを共食いと言い好んで食べた。坂口安吾『明日天気になれ』.
坂本龍一
坂本 龍一(さかもと りゅういち、Sakamoto Ryūichi、1952年1月17日 - )は、日本のミュージシャン、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、ピアニスト、キーボーディスト 。東京都出身。 世界的に活動している日本人ミュージシャンである。その音楽性は幅広く、クラシック音楽が根幹にあるものの、民俗音楽、現代音楽にも造詣が深い。.
小池滋
小池 滋(こいけ しげる、1931年7月15日- )は、日本の英文学者、鉄道史研究家、東京都立大学名誉教授。.
山川方夫
山川 方夫(やまかわ まさお、本名:山川 嘉巳、1930年2月25日 - 1965年2月20日)は日本の小説家。.
岡本かの子
岡本 かの子(おかもと かのこ、1889年3月1日 - 1939年2月18日)は、大正、昭和期の小説家、歌人、仏教研究家。本名カノ。東京府東京市赤坂区(現東京都港区)青山南町生まれ。跡見女学校卒業。漫画家岡本一平と結婚し、芸術家岡本太郎を生んだ。小説家として実質的にデビューをしたのは晩年であったが、生前の精力的な執筆活動から、死後多くの遺作が発表された。耽美妖艶の作風を特徴とする。私生活では、夫一平と「奇妙な夫婦生活」を送ったことで知られる。.
川口喬一
川口 喬一(かわぐち きょういち、1932年2月1日 - )は、英文学者、筑波大学名誉教授。 北海道空知郡上砂川町生まれ。北海道砂川北高等学校卒業。東京教育大学大学院博士課程満期退学(英文学)。1995年「「ユリシーズ」演義」で筑波大文学博士。成城大学講師、助教授、教授を経て、1974年筑波大学教授、1995年定年退官、名誉教授、目白大学教授、大学院教授、大学図書館長、大学院客員教授を経て2005年退職。.
川本静子
川本 静子(かわもと しずこ、1933年6月13日 - 2010年4月16日)は、英文学者。津田塾大学名誉教授。 東京生まれ。1955年津田塾大学英文科卒、1957年東京大学大学院修士課程修了、1962年から1年間ハーバード大学大学院に留学、のち津田塾大学助教授、教授、2004年定年退任し名誉教授。 専攻は19-20世紀の英国文学で、特にジェーン・オースティン、ジョージ・エリオット、ヴァージニア・ウルフなど女性作家とその時代を多く著し翻訳した。.
庭野日敬
庭野日敬銅像 庭野 日敬(にわの にっきょう、1906年(明治39年)11月15日 - 1999年(平成11年)10月4日、改名前は庭野鹿蔵)は、日本の宗教家で仏教系新宗教の在家教団立正佼成会の開祖(初代)会長。彼は立正佼成会を創立し、一代で一時期は信者公称約170万世帯700万人以上を擁する大教団に育てた。 また1979年(昭和54年)「宗教界のノーベル賞」といわれるテンプルトン賞の日本人初の受賞者でもある。.
伊藤俊治
伊藤 俊治(いとう としはる、1953年6月26日 - )は、日本の美術評論家、写真評論家、美術史家。東京芸術大学美術学部先端芸術表現科教授。.
佐藤宏子
佐藤 宏子(さとう ひろこ、1934年 - )は、英米文学者、東京女子大学名誉教授。岩手県生まれ。1956年東京女子大学文学部英米文学科卒業。58年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。60年マウント・ホリョーク大学大学院修士課程修了。同年9月東京女子大助手、専任講師、助教授、75年教授。同大女性学研究所長、2002年定年退任、名誉教授。日本アメリカ学会会長を務めた。 米国女性作家特にウィラ・キャザーを専門とした。.
ニュー・アカデミズム
ニュー・アカデミズムとは、1980年代の初頭に日本で起こった、人文科学、社会科学の領域における流行、潮流のこと。ニューアカと略される場合もある。.
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出版社
出版社(しゅっぱんしゃ)とは、書籍や雑誌などを発行し、広く読まれるために書店などの販売者に働きかけたり、広告宣伝を行い、国会図書館などの図書館に書誌的なデータを送り、知識などをパッケージ化して社会に届ける会社。.
商号
商号(しょうごう)とは、個人商人や会社が営業を行うにおいて自己を表示するために使用する名称。.
四方田犬彦
四方田 犬彦(よもた いぬひこ、1953年2月20日 - )は、日本の比較文学者、映画史家。 専攻は比較文学、映画史、漫画論、記号学。本人は「映画評論家ではない」と言っているが、その肩書が用いられることがある。.
糸井重里
糸井 重里(いとい しげさと、1948年11月10日 - )は、日本のコピーライター、エッセイスト、タレント、作詞家。株式会社ほぼ日代表取締役社長。フィールズ株式会社社外取締役。妻は女優の樋口可南子。愛犬はジャック・ラッセル・テリアのブイヨン、日本モノポリー協会会長。血液型はA型。.
高橋悠治
橋 悠治(たかはし ゆうじ、1938年9月21日 - )は、日本の作曲家、ピアニスト。.
野呂邦暢
野呂 邦暢(のろ くにのぶ、1937年(昭和12年)9月20日 - 1980年(昭和55年)5月7日)は、日本の小説家。長崎県長崎市出身。本名は納所邦暢(のうしょ くにのぶ)。自らの自衛隊体験や、戦後住んだ諫早市を舞台にした小説・随筆を数多く残した。.
柄谷行人
柄谷 行人(からたに こうじん、1941年8月6日 - )は、日本の哲学者、文学者、文芸批評家である。本名は柄谷 善男(よしお)。筆名は夏目漱石の小説『行人』に因む、と一般にいわれるが、本人は否定。「kojin」という語感と響きから偶然に思いついたという。兵庫県尼崎市出身。 「国家」「資本」「ネーション」とは区別されるものとして、近年では「アソシエーション」という言葉を強調している。それにもとづき、2000年6月にはNAM(New Associationist Movement)を立ち上げる(2003年1月解散)。.
栗本慎一郎
栗本 慎一郎(くりもと しんいちろう、1941年(昭和16年)11月23日 - )は、日本の経済人類学研究者、法社会学研究者、評論家、元有明教育芸術短期大学学長、国会議員経験者(衆議院2期)、元経済企画庁政務次官、有限会社大学総合研究所理事長、健康食品開発者、弁護士登録有資格者。朝日新聞の書評委員を務めたこともある。.
森内俊雄
森内 俊雄(もりうち としお、1936年12月12日 - )は、日本の小説家、詩人、編集者である。本名同じ。.
浅田彰
浅田 彰(あさだ あきら、1957年3月23日 - )は、日本の批評家。専門は思想史、現代思想。学位は経済学修士(京都大学・1981年)。京都造形芸術大学大学院芸術研究科教授、同大学院学術研究センター所長。大陸ヨーロッパの最新思想を日本へ紹介したことで有名になった。.
1980年代
1980年代(せんきゅうひゃくはちじゅうねんだい)は、西暦(グレゴリオ暦)1980年から1989年までの10年間を指す十年紀。この項目では、国際的な視点に基づいた1980年代について記載する。.
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