ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
ダウンロード
ブラウザよりも高速アクセス!
 

ヴェルター湖

索引 ヴェルター湖

ヴェルター湖(Wörthersee)はオーストリア南部、ケルンテン州にある、周囲50キロメートル、総面積19平方キロメートル、東西16キロメートル、南北1~1.5キロメートルの東西に細長く広がる小さな湖。 ケルンテン州の州都クラーゲンフルト(Klagenfurt)は8万5千の人口をほこる商工業中心の文化都市としてにぎわっている。その西約3キロメートルがヴェルター湖の西岸にあたり、避暑地としてにぎわう湖である。ヨハネス・ブラームスは、湖の北岸にある寒村だったで交響曲第2番を作曲した。その作曲の構想を練った家が現存する。また、さらに人里離れた南湖畔にある(Maiernigg)には、作曲家グスタフ・マーラーが交響曲第5番から第8番、『リュッケルトの詩による五つの歌曲集』や『亡き子をしのぶ歌』を作曲した作曲小屋が、湖畔にたたずむ家(マーラー・ヴィラ Villa Mahler)の裏、森の中にひっそりと遺っている。.

10 関係: 亡き子をしのぶ歌交響曲第2番 (ブラームス)交響曲第5番 (マーラー)交響曲第8番 (マーラー)ヨハネス・ブラームスリュッケルト歌曲集オーストリアクラーゲンフルトグスタフ・マーラーケルンテン州

亡き子をしのぶ歌

『亡き子をしのぶ歌』(なきこをしのぶうた、Kindertotenlieder)は、グスタフ・マーラーが作曲した声楽とオーケストラのための連作歌曲である。『子供の死の歌』とも訳される。歌詞はフリードリヒ・リュッケルトの同名の詩による。 原詩はリュッケルトの作った425篇から成る詩集であり、彼の子供のうち2人が1833年の冬から1834年にかけて相次いで死ぬという悲しい出来事のあった後に書かれた。マーラーは425篇から5篇を選び、1901年から1904年にかけて作曲した。.

新しい!!: ヴェルター湖と亡き子をしのぶ歌 · 続きを見る »

交響曲第2番 (ブラームス)

ヨハネス・ブラームスの交響曲第2番ニ長調作品73(原語(ドイツ語)表題:Symphonie Nr.)は、1877年に作曲された。緊密な構築性や劇的な性格が前面に打ち出された第1交響曲に対して、これとは対照的に伸びやかで快活な雰囲気を示す。第1交響曲という難産を果たしたブラームスの、当時のリラックスした気分が反映されているとも考えられている。同時に、よどみなく流れる曲想のように見えながら、構成的にも統一が見られ、音楽の表情は単純でない。第1楽章の牧歌的な響きから、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」にたとえられ、「ブラームスの『田園』交響曲」と呼ばれることもある。.

新しい!!: ヴェルター湖と交響曲第2番 (ブラームス) · 続きを見る »

交響曲第5番 (マーラー)

交響曲第5番(こうきょうきょくだい5ばん)嬰ハ短調は、グスタフ・マーラーが1902年に完成した5番目の交響曲。5楽章からなる。マーラーの作曲活動の中期を代表する作品に位置づけられるとともに、作曲された時期は、ウィーン時代の「絶頂期」とも見られる期間に当たっている。 1970年代後半から起こったマーラー・ブーム以降、彼の交響曲のなかで人気が高い作品となっている。その理由としては、大編成の管弦楽が充実した書法で効果的に扱われ、非常に聴き映えがすること、音楽の進行が「暗→明」というベートーヴェン以来の伝統的図式によっており曲想もメロディアスで、マーラーの音楽としては比較的明快で親しみやすいことが挙げられる。とりわけ、ハープと弦楽器による第4楽章アダージェットは、ルキノ・ヴィスコンティ監督による1971年の映画『ベニスに死す』(トーマス・マン原作)で使われ、ブームの火付け役を果たしただけでなく、マーラーの音楽の代名詞的存在ともなっている。 第2番から第4番までの3作が「角笛交響曲」と呼ばれ、声楽入りであるのに対し、第5番、第6番、第7番の3作は声楽を含まない純器楽のための交響曲群となっている。第5番で声楽を廃し、純器楽による音楽展開を追求するなかで、一連の音型を異なる楽器で受け継いで音色を変化させたり、対位法を駆使した多声的な書法が顕著に表れている。このような書法は、音楽の重層的な展開を助長し、多義性を強める要素ともなっており、以降につづく交響曲を含めたマーラーの音楽の特徴となっていく。 また、第5番には同時期に作曲された「少年鼓手」(『少年の魔法の角笛』に基づく)や、リュッケルトの詩に基づく『亡き子をしのぶ歌』、『リュッケルトの詩による5つの歌曲』と相互に共通した動機や曲調が認められ、声楽を含まないとはいえ、マーラーの歌曲との関連は失われていない。さらに第4番以降しばしば指摘される「古典回帰」の傾向についても、後述するようにそれほど単純ではなく、書法同様の多義性をはらんでいる。 演奏時間約70分。.

新しい!!: ヴェルター湖と交響曲第5番 (マーラー) · 続きを見る »

交響曲第8番 (マーラー)

交響曲第8番(こうきょうきょくだい8ばん、Symphonie Nr.)変ホ長調はグスタフ・マーラーが作曲した8番目の交響曲。.

新しい!!: ヴェルター湖と交響曲第8番 (マーラー) · 続きを見る »

ヨハネス・ブラームス

ヨハネス・ブラームス(Johannes Brahms、1833年5月7日 - 1897年4月3日)は、19世紀ドイツの作曲家、ピアニスト、指揮者。J.S.バッハ(Bach)、ベートーヴェン(Beethoven)と共に、ドイツ音楽における三大Bとも称される。ハンブルクに生まれ、ウィーンに没する。作風はおおむねロマン派音楽に属するが、古典主義的な形式美を尊重する傾向も強い。 ベートーヴェンの後継者ととらえる人もおり、指揮者のハンス・フォン・ビューローは彼の『交響曲第1番』を「ベートーヴェンの交響曲第10番」と評した。.

新しい!!: ヴェルター湖とヨハネス・ブラームス · 続きを見る »

リュッケルト歌曲集

『リュッケルト歌曲集』(独語:Rückert-Lieder )は、グスタフ・マーラーが1901年から翌1902年にかけて完成させた連作歌曲集の呼称。より正しくは『フリードリヒ・リュッケルトによる5つの歌曲』(Fünf Lieder nach Rückert )という。ピアノ伴奏版とオーケストラ伴奏版の2種類が存在するが、マーラー自身がオーケストレーションしたのは5曲中4曲のみで、「美しさゆえに愛するのなら」のオーケストレーションはマーラーによるものではない。 初版は1905年。初版では、後に連作歌曲集『少年の魔法の角笛』に挿入された「少年鼓手」(Der Tamboursg'sell )と「死んだ少年鼓手」(Revelge )の2曲を含み、『7つの最後の歌』(Sieben Lieder aus letzter Zeit )と呼ばれていたが、実際には「最後の歌」でもなく現在の演奏会では完全に切り離して「リュッケルト歌曲集」だけ演奏されることの方が圧倒的に多い。 以下の楽曲から構成されているが、曲の順序について指定はないため、この順番で演奏されるとは限らない。.

新しい!!: ヴェルター湖とリュッケルト歌曲集 · 続きを見る »

オーストリア

ーストリア共和国(オーストリアきょうわこく、、バイエルン語: )、通称オーストリアは、ヨーロッパの連邦共和制国家。首都は音楽の都といわれたウィーン。 ドイツの南方、中部ヨーロッパの内陸に位置し、西側はリヒテンシュタイン、スイスと、南はイタリアとスロベニア、東はハンガリーとスロバキア、北はドイツとチェコと隣接する。基本的には中欧とされるが、歴史的には西欧や東欧に分類されたこともある。.

新しい!!: ヴェルター湖とオーストリア · 続きを見る »

クラーゲンフルト

ラーゲンフルト(独: Klagenfurt)は、オーストリアの都市。 ケルンテン州の州都。郡に属さない憲章都市(Statutarstadt)であるが、クラーゲンフルト=ラント郡の郡庁が置かれている。 2007年7月3日から公式名をクラーゲンフルト・アム・ヴェルターゼー(Klagenfurt am Wörthersee)へと変更した。またスロベニア語ではCelovecと呼ばれる。.

新しい!!: ヴェルター湖とクラーゲンフルト · 続きを見る »

グスタフ・マーラー

alt.

新しい!!: ヴェルター湖とグスタフ・マーラー · 続きを見る »

ケルンテン州

ルンテン州(Kärnten)は、オーストリア共和国を構成する9つの連邦州のひとつ。州都はクラーゲンフルト・アム・ヴェルターゼー。.

新しい!!: ヴェルター湖とケルンテン州 · 続きを見る »

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »