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ラーマーヤナ

索引 ラーマーヤナ

『ラーマーヤナ』(Rāmāyana、サンスクリット:रामायण, Ramayana)は、古代インドの大長編叙事詩。ヒンドゥー教の聖典の一つであり、『マハーバーラタ』と並ぶインド2大叙事詩の一つである。サンスクリットで書かれ、全7巻、総行数は聖書にも並ぶ48,000行に及ぶ。成立は紀元3世紀頃で、詩人ヴァールミーキが、ヒンドゥー教の神話と古代英雄コーサラ国のラーマ王子の伝説を編纂したものとされる。 この叙事詩は、ラーマ王子が、誘拐された妻シーターを奪還すべく大軍を率いて、ラークシャサの王ラーヴァナに挑む姿を描いている。ラーマーヤナの意味は「ラーマ王行状記」。 現代でも、ラーマーヤナは、絵画、彫刻、建築、音楽、舞踏、演劇、映画など多くの分野で、インドのみならず、当時同じサンスクリット圏であり古くからインド文化を取り入れてきた東南アジア一円に深く浸透し影響力を持っており、王権を強調するその内容は、支配階級のみならず、民衆の間でも広く親しまれている。 なお、編纂された紀元3世紀当時のクシャトリヤ勢力の台頭を反映し、この叙事詩で活躍する人物は全てクシャトリヤである。また、ラーマーヤナの核心部分は第2巻から第6巻とされ、その成立は紀元前4-5世紀頃で、第1巻と第7巻よりも古い。.

78 関係: 叙事詩宝物集岩本裕中村了昭世界遺産平凡社仏教徳間書店ミャンマーミティラーマハーバーラタマンタラーマーリーチャハヌマーンバラタ (ラーマーヤナ)バリ島ランカー島ラーマラーマ9世ラーマーヤナの登場人物一覧ラーマキエンラーヴァナラクシュマナリシレリーフヴァナラヴァーユヴァーリンヴァールミーキヴィマナヴィビーシャナヴィシュヴァーミトラヴィシュヌプランバナン寺院群ヒンドゥー教アンガダアンコール・ワットインドインドネシアインドラジットイスラム教カンボジアカイケーイーカウサリヤーガルダキリスト教クシャトリヤケチャシャトルグナシュールパナカー...シーターシカジャナカジャターユジョグジャカルタ特別州スミトラースグリーヴァセイロン島タイ王国サムパーティサンスクリット第三文明社羅刹天聖書風神詩人鈴木正崇阿部知二長谷川明東南アジア東洋文庫 (平凡社)松山俊太郎永井豪民族叙事詩河出書房新社河田清史新潮社3世紀 インデックスを展開 (28 もっと) »

叙事詩

多くの演劇の題材に用いられるアジアの代表的叙事詩『ラーマーヤナ』(インドネシア、サヌール海岸) 叙事詩(じょじし、epic)とは、物事、出来事を記述する形の韻文であり、ある程度の長さを持つものである。一般的には民族の英雄や神話、民族の歴史として語り伝える価値のある事件を出来事の物語として語り伝えるものをさす。 口承文芸として、吟遊詩人や語り部などが伝え、その民族の古い時代には次世代の教養の根幹を成したり、教育の主要部分となることも多かった。後世に書き残され、歴史資料に保存されることになったものが多い。.

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宝物集

『宝物集』(ほうぶつしゅう)は、平安末期の仏教説話集。著者は平康頼(たいらのやすより)。別名は「康頼宝物集」。治承年間(1177 - 81年)の成立。 本によって一巻・二巻・三巻・七巻の違いがあり、本文の異同も甚だしい。原型に近いのは一巻本だという。嵯峨釈迦堂(清涼寺)での僧俗の対話形式をとり、多数の説話を援引し、仏法こそが至高の宝物であると語る。 概して四部に分けることができ、第1部と第2部は、全体から見る序章のようなものである。第3部から、「この世で一番の宝物は何か?」ということが議論になり、最終的には第4部で「仏法こそが第一の宝」だということに落ち着く。世間で大切だとされているものは功罪半ばして、幸せになる反面、不幸せにもなるのだから、何よりも尊いものは世俗を越えた仏法だ、という教えを説いている。 作者の平康頼(法名性照)は後白河院の北面武士で、検非違使兼左衛門尉に任ぜられたが、安元三年(1177)、鹿ケ谷の謀議に与り、事敗れて鬼界ヶ島(薩摩沖の硫黄島)に流刑されたが、翌年、中宮徳子平産のための大赦によって召還され帰京。その後は東山双林寺に住み、この説話集を編んだ。 『新日本古典文学大系40』に(岩波書店)第二種七巻本系統の吉川本を底本として収録。七巻に注釈が施された初のものである。.

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岩本裕

岩本 裕(いわもと ゆたか、1910年3月2日 - 1988年4月19日)は、日本の仏教学者、古代インド文学者。京都帝国大学を卒業。京都大学講師、東海大学教授を経て、京都橘女子大学教授を務めた。後に創価大学教授。愛媛県生まれ。.

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中村了昭

中村了昭(なかむら りょうしょう、1927年 - )は、日本のインド哲学・インド文学者、鹿児島国際大学名誉教授。専攻は、インド古代・中古の文化・哲学史で、『ラーマーヤナ』原典より完訳刊行を行った。.

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世界遺産

世界遺産(せかいいさん、World Heritage Site)は、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて世界遺産リスト(世界遺産一覧表)に登録された、文化財、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ物件のことで、移動が不可能な不動産が対象となっている。なお、慣例的な用法として、その中の文化遺産を世界文化遺産、自然遺産を世界自然遺産と呼ぶことがある。 なお、世界遺産の制度では正式な文書は英語とフランス語で示され、日本語文献では英語が併記されることがしばしばある一方、フランス語が併記されることは普通ないため、以下では参照しやすさを考慮して、などに依拠して、主たる用語には英語を併記しておく。.

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平凡社

株式会社平凡社(へいぼんしゃ)は、日本の出版社。百科事典の出版社として有名で、多様な一般書のほか岩波書店、筑摩書房と並んで学術・教養性の強い出版物を多く刊行する。現在も継続刊行中の東洋文庫(1963年創刊)、『別冊 太陽』(1972年創刊)などは歴史が古い。社名の「平」の字は、厳密には二つの点が末広がりになった旧字体「」を用いる(大正末期創業のため)。.

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仏教

仏教寺院 仏教(ぶっきょう、旧字体:佛敎、サンスクリット:बौद्धधर्मः 、Buddhism)は、インドの釈迦(ゴータマ・シッダッタ、もしくはガウタマ・シッダールタ、ゴータマ・シッダールタ)を開祖とする宗教である。キリスト教・イスラム教と並んで、日本では出版点数の多い宗教の一つに数えられる。仏陀(仏、目覚めた人)の説いた教えである。 その教義は、苦しみの輪廻から解脱することを目指している。原因と結果の理解に基づいており、諸々の現象が縁起するとされる。 仏教は仏、その教えである法、その実践者である僧からなる三宝を中心に組織されている。実践における戒定慧の三学は、戒律、心を集中する禅定、ものごとの縁起を観察する智慧であり、後ろ二つは併せて止観とも呼ばれる仏教の瞑想法である。実践にて重要となる能力は六波羅蜜や八正道のように、いくつかの方法でまとめらている。 紀元前450年ごろに、インドで開始された仏教は、今では初期仏教として研究されている。釈迦は、他の苦行などの実践者の主張であるアートマン(真我)の存在を否定して無我とした。釈迦の死後数百年で部派仏教が生まれ、大きく大衆部と上座部とに、さらに細かく分かれたが、今なお大きな勢力として続いているのは南伝した上座部仏教であり、初期の教えを模範としている。紀元前の終わりごろには北伝し日本にも伝わることになる大乗仏教が開始され、教義や団体は多彩に発展しており、禅の瞑想法の様々、チベットや日本の真言宗に残る密教、一方で浄土信仰のような信仰形態の変化など多様である。『日本書紀』によれば仏教が伝来したのは飛鳥時代552年(欽明天皇13年)である(日本の仏教)。.

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徳間書店

株式会社徳間書店(とくましょてん、Tokuma Shoten Publishing Co., Ltd.)は、日本の出版社。エンタテインメント分野が中心。 カルチュア・コンビニエンス・クラブの連結子会社。.

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ミャンマー

ミャンマー連邦共和国(ミャンマーれんぽうきょうわこく、ပြည်ထောင်စု သမ္မတ မြန်မာနိုင်ငံတော်、Myanmar)、通称ミャンマー/ビルマは、東南アジアのインドシナ半島西部に位置する共和制国家。独立した1948年から1989年までの国名はビルマ連邦。ASEAN加盟国、通貨はチャット、人口は 5,142万人(2014年)、首都はネピドー(2006年まではヤンゴン)。 南西はベンガル湾、南はアンダマン海に面する。南東はタイ、東はラオス、北東と北は中国、北西はインド、西はバングラデシュと国境を接する。インド東部とミャンマー南西部はベンガル湾をはさみ相対している。 多民族国家で、人口の6割をビルマ族が占め、ビルマ語が公用語である。他に、カレン族、カチン族、カヤー族、ラカイン族、チン族、モン族、ビルマ族、シャン族、北東部に中国系のコーカン族などの少数民族がおり、独自の言語を持つ民族も多い(言語参照)。.

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ミティラー

ミティラー (、Mithila, Maithili)は、古代インドのガンジス平原東部(今日の ウッタル・プラデーシュ州、ビハール州、ネパールの一部にかけて)にあったといわれる王国。 地理的にはおおむね、ゴータマ・ブッダとマハーヴィーラの生誕地とされている地域にあたる。.

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マハーバーラタ

マハーバーラタの作者とされるヴィヤーサ 『マハーバーラタ』(महाभारतम् Mahābhārata)は、古代インドの宗教的、哲学的、神話的叙事詩。ヒンドゥー教の聖典のうちでも重視されるものの1つで、グプタ朝の頃に成立したと見なされている。「マハーバーラタ」は、「バラタ族の物語」という意味であるが、もとは単に「バーラタ」であった。「マハー(偉大な)」がついたのは、神が、4つのヴェーダとバーラタを秤にかけたところ、秤はバーラタの方に傾いたためである。 『ラーマーヤナ』とともにインド二大叙事詩と称され、インド神話を構成する重要な文献の一つある。また、世界3大叙事詩の一つともされる(他の二つは『イーリアス』『オデュッセイア』)。.

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マンタラー

マンタラー(Mantarā, मंथरा)は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場するせむし女で、アヨーディヤーのダシャラタ王の妃カイケーイーに仕える侍女。 もともとは孤児で、少女の頃からカイケーイーに養育されて育った。ラーマ王子がカイケーイーとその子バラタに害をなす存在であると盲信しており、ラーマの即位が決まったとき、カイケーイーにラーマを追放し、バラタを王位につけることをダシャラタ王に願うよう助言した。 ちなみに『マハーバーラタ』によると、マンタラーの前世はドゥンドゥビーというガンダルヴァの女で、ブラフマー神に命じられて人間界に転生し、人々の間に敵意をかき立てたのだという。 まんたら.

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マーリーチャ

マーリーチャ(Mārīca, मारीच)は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場するラークシャサ(羅刹)。スンダとターラカーの子。変幻自在で魔術に長け、鹿を好んで喰らうが、あるいは自身が鹿に化けて狩を楽しむクシャトリヤらを食い殺すとされる。 マーリーチャはもともとヤクシャ族に属していたが、父スンダが聖仙アガスティヤに滅ぼされたとき、ターラカーとともに復讐しようとしたが、逆に呪われて、悪魔に変えられた。 あるときマーリーチャはスバーフとともに聖仙ヴィシュヴァーミトラの供犠祭を妨げたことがあった。彼らは空から祭壇に血肉を振りまき、祭祀を台無しにした。しかしヴィシュヴァーミトラはアヨーディヤの王子ラーマに供犠祭の守護を依頼した。そのため再び彼らが空に現れてヴィシュヴァーミトラを邪魔しようとしたとき、ラーマの矢によってスバーフは殺され、マーリーチャは海に落とされた。 その後、マーリーチャはラーヴァナがシーターをさらう手助けを頼んできたとき、彼はすでにラーマの武勇について知っていたので、ラーヴァナを思いとどまらせようとした。しかし結局はラーヴァナを援助することになった。マーリーチャは銀色の斑紋のある金色の鹿に化け、シーターの周りで跳びはねた。シーターはすぐにその美しさに魅せられ、ラーマに鹿を捕らえるようせがんだ。しかしラクシュマナは悪魔が化けているのではないかと疑った。そこでラーマはラクシュマナをシーターのもとに残し、1人で鹿を追跡した。マーリーチャは上手く逃げ、ラーマを疲れさせたが、捕らえることを諦めたラーマによって射殺された。しかしマーリーチャは死の間際に正体を現し、ラーマの声色を真似て、シーターとラクシュマナの名を叫んだ。この声を聞いたシーターはラクシュマナに懇願してラーマを助けに向かわせたが、ラーヴァナはその隙をついてシーターをさらって逃げた。.

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ハヌマーン

ハヌマーン(हनुमान् Hanumān)は、インド神話におけるヴァナラ(猿族)の1人。風神ヴァーユの化身であり、ヴァーユが猿王ケーシャーリーの妻(アプサラスとする説もある)アンジャナーとの間にもうけた子とされる。ハヌマット(हनुमत् Hanumat)、ハヌマン、アンジャネーヤ(アンジャナーの息子)とも。名前は「顎骨を持つ者」の意。変幻自在の体はその大きさや姿を自在に変えられ、空も飛ぶ事ができる。大柄で顔は赤く、長い尻尾を持ち雷鳴のような咆哮を放つとされる。像などでは四つの猿の顔と一つの人間の顔を持つ五面十臂の姿で表されることも。 顎が変形した顔で描かれる事が多いが、一説には果物と間違えて太陽を持ってこようとして天へ上ったが、インドラのヴァジュラで顎を砕かれ、そのまま転落死した。ヴァーユは激怒して風を吹かせるのを止め、多くの人間・動物が死んだが、最終的に他の神々がヴァーユに許しを乞うた為、ヴァーユはハヌマーンに不死と決して打ち破られない強さ、叡智を与えることを要求した。神々はそれを拒むことができず、それによりハヌマーンが以前以上の力を持って復活した為にヴァーユも機嫌を良くし、再び世界に風を吹かせた。.

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バラタ (ラーマーヤナ)

バラタ(Bharata、भरत)は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』の登場人物。ダシャラタ王とカイケーイー妃の子。異母兄弟のシャトルグナに慕われる。サンカーシュヤの王クシャドヴァジャの娘マーンタヴィーと結婚する。ラーマが追放されたことを知ったバラタは、父ダシャラタの国葬後にラーマを追い、王国に戻るよう説得した。しかしラーマの意志が固かったので、ラーマの履物(パドゥカ)を譲り受け、それを王座に置いて、自らはラーマの臣下として国政をとった。 はらた.

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バリ島

バリ島のランドサット 主要地域の位置関係 バリ島(Pulau Bali)は、東南アジアのインドネシア共和国バリ州に属する島である。首都ジャカルタがあるジャワ島のすぐ東側に位置し、周辺の諸島と共に第一級地方自治体(Provinsi)であるバリ州を構成する。2014年の島内人口は約422万人である。バリ・ヒンドゥーが根ざした地域として知られるが、1990年代以降、イスラム教徒の移民流入が目立つようになっている。.

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ランカー島

ランカー島またはランカ島 (लंका) は、古代インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する島である。ランカーは元はサンスクリット語で「島」を表す一般名詞である。.

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ラーマ

伝説の戦士『ラーマ』 ラーマ(デーヴァナーガリー:राम Rāma)は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』の主人公。イクシュヴァーク王朝に生まれた薔薇色の瞳を持つ英雄で、インドの理想君主像であり、ダルマを体現したとされる。シーターを妃とした。 神話上、特にヴァイシュナヴァ派では、ヴィシュヌのアヴァターラ(化身)であるとされる。神の化身としてのラーマへの信仰は篤く、マハトマ・ガンディーは死の際に「ヘー・ラーム」(神よ)と言った。この「ラーム」とはラーマのことである。 王と妃カウサリヤーとの間に生まれ、異母兄弟にバラタ、ラクシュマナ、シャトルグナがいる。『ラーマーヤナ』によると、彼ら4兄弟はいずれもラークシャサ(羅刹)の王ラーヴァナを倒すために生まれたヴィシュヌ神の4分身であるという。大聖ヴィシュヴァーミトラの導きによって、ミティラーの王ジャナカを尋ね、そこで王の娘シーターと出会い、結婚する。しかしバラタ王子の母カイケーイー妃によって、14年の間アヨーディヤを追放された。ダンダカの森でラーヴァナによってシーターを略奪され、これをきっかけにラークシャサ族との間に大戦争が勃発する。.

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ラーマ9世

ラーマ9世(、1927年12月5日 - 2016年10月13日)とは、チャクリー王朝第9代のタイ王国の国王(在位:1946年6月9日 - 2016年10月13日)。 通称はプーミポン・アドゥンヤデート(、「大地の力・並ぶ事なき権威」の意)。英語や日本語では一般に長母音を無視し、プミポン国王とも通称されるが、本来はタイ語においては(称号なども含めて)後ろのアドゥンヤデートと不可分一体であり、プーミポンだけで呼ばれることはほとんどない。.

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ラーマーヤナの登場人物一覧

ラーマーヤナの登場人物一覧は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する人物の一覧。(ヴァナラ、ラークシャサなども含む)。.

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ラーマキエン

ラーマキエンの一場面(バンコク、ワット・シーラッタナーサーサダーラーム) ラーマキエン(Ramakien)はタイの重要な古典文学であり民族叙事詩。 インド人のヴァールミーキがサンスクリット語で編纂したインドの叙事詩ラーマヤナが元になっている。タイ人には古くから知られている。 ラーマキエンについてはトンブリ王朝の時代にタークシン王が戯曲として編纂しはじめ、その後ラタナコーシン王朝にラーマ1世が引き継いで完成させた。 その後、ラーマ2世が上演用の戯曲として書き、ラーマ6世の時代に「ラーマキエン」と名づけられた。.

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ラーヴァナ

ラーヴァナ(रावण、)は、インドにおける魔王の1人。叙事詩『ラーマーヤナ』に登場するラークシャサ(羅刹)の王で、ランカー島(セイロン島)を本拠地としてラークシャサ族を治める。10の頭、20の腕と銅色の目、月のように輝く歯と山のような巨体を持つ。ヴィシュヴェーシュヴァラとラークシャサ族のスマーリンの娘カイカシーとの息子。クンバカルナ、ヴィビーシャナ、シュールパナカーと兄弟。アスラ族の1つダーナヴァの王であるマヤの娘マンドーダリーを妃とし、インドラジット(メーガナーダ)をもうけた。また、富と財宝の神クベーラ神とは異母兄弟にあたる。 ラーヴァナはかつて傲慢さゆえにランカー島を追われたラークシャサ族の再興を期して、千年のあいだ苦行に励いだ。それは10ある頭を1つずつ切り落として火にくべるという荒行で、最後の1つを切ろうとしたとき、ブラフマー神に認められ、「神仏に負けない」という絶大な特権を得た。またシヴァの住むカイラス山を揺らして罰せられたラーヴァナは、シヴァに許された際チャンドラハース(月の刃)という剣を貰う。そして、当時ランカーを治めていたクベーラ神と戦って、空を飛翔する戦車プシュパカ・ラタを奪取し、たがいの父であるヴィシュヴェーシュヴァラの仲裁によって、クヴェーラ神はカイラス山に退き、ラーヴァナはランカーを得た。 その後ラーヴァナは征服戦争に乗り出す。カールタヴィーリヤ・アルジュナとの戦いでは大敗したが、キシュキンダーでは猿王ヴァーリンと同盟を結び、アヨーディヤーを荒廃させ、冥府に攻め入ってヤマ神の軍勢と戦う。また神々に対しても戦いを挑み、息子メーガナーダはインドラ神に勝利する。これらの戦いによってラーヴァナは、多くの王や聖仙、半神たちから人妻や娘を奪ってランカーに連れ去った。 こうした行為によって、神々はヴィシュヌ神に助けを仰ぎ、ヴィシュヌ神はアヨーディヤーの王子ラーマとして転生し、ラーヴァナを討つことを約束したという。後にラーマによって同族が殺されたことに怒り、ダンダカの森でラーマの妃シーターを奪うが、これをきっかけに猿軍を率いるラーマとのあいだに大戦争が勃発する。.

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ラクシュマナ

ラクシュマナ(Lakṣmaṇa)は、ラーマーヤナに登場する架空の人物。主人公であるラーマの弟である。ラーマ同様、ラクシュマナもヴィシュヌの化身である。.

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リシ

寺院のリシのレリーフ リシ(Ṛṣi、Rishi)とは、本来サンスクリットで、ヴェーダ聖典を感得したという神話・伝説上の聖者あるいは賢者達のこと。漢訳仏典などでは「仙人」などとも訳され、インド学では「聖賢」などと訳される。または、サンヒターの内の1つ。.

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レリーフ

レリーフ(英: relief、仏: relief )あるいは浮き彫り(うきぼり)または浮き彫り細工(〜さいく)は、美術の技法である。 芸術品のほか、肖像、地図、硬貨、家具や建築物の外装などに使われる。.

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ヴァナラ

ラーマ王子と猿の首長 ラーマ王子とハヌマーン ヴァナラ(梵語:वानर Vanara)は、インド神話に登場する猿(もしくは熊)の様な姿の種族。「猿の毛皮や尾を持つ人間」を意味する。叙事詩『ラーマーヤナ』において勇敢で好奇心に満ちた性質で描かれる。 『ラーマーヤナ』によれば、ヴァナラ族は主に今の南インドに当たるキシュキンダーに生息していた。ラーマ王子がさらわれた妻シーターを探している途中で彼らと出会う。ヴァナラ達は彼に協力し、シーターの捜索に加わり、シーターをさらったラーヴァナとの戦いにも加勢した。 叙事詩で解説されているヴァナラ族の特徴は愉快で、子供っぽく、適度に腹立たしく、欲しがりで、とても活発で、冒険好き、無愛想に正直、忠実で、勇敢にして親切である。人間の平均より少なくとも30cmは背が低く、体は薄い毛皮に覆われる。体毛は大抵茶色である。 ヴェーダの学問に精通している者も多く、変身の術で人間の姿をとることができる。 よく知られるヴァナラ族にラーマの忠実なる支援者であるハヌマーンがおり、彼以外にもスグリーヴァ、ヴァーリン、アンガダなどが知られる。これら主要なヴァナラはヴィシュヌ神の転生が決まったとき、転生したヴィシュヌ=ラーマ王子を補佐する目的で神々が生み出したとされる。その中でも特にハヌマーンの誕生が特筆されている。.

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ヴァーユ

ヴァーユ ヴァーユ( 、ワーユとも)はインド神話における風の神蔡丈夫 『インド曼陀羅大陸』 『神の文化史事典』 100頁。。その名は「風」の意。アニラ(Anila、「風」の意)、マルト(Marut、「風」の意)、ガンダヴァハ(Gandhavaha、「香を運ぶ者」の意)、パヴァナ、プラーナとも呼ばれる。.

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ヴァーリン

ヴァーリン(Vālin, वालि)は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場するヴァナラ(猿)の王。ヴァリ、バリともいう。インドラ神が猿王リクシャラージャの妃との間に生んだ子で、スグリーヴァと兄弟。スシェーナの娘ターラーを妃とし、アンガダをもうけた。短気で怒りっぽく、疑り深い性格。言動はきわめて粗野。ヴァナラの都キシュキンダーを支配し、ラークシャサの王ラーヴァナと同盟を結ぶ。スグリーヴァと対立し、後にラーマによって殺された。.

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ヴァールミーキ

ヴァールミーキ(वाल्मीकि)は、古代インドの聖仙、詩聖。古代インドの大長編叙事詩『ラーマーヤナ』の編纂者として知られる。.

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ヴィマナ

を飛ぶプシュパカ・ヴィマナ(Pushpaka vimana)。 ヴィマナはヒンドゥー教やサンスクリットの叙事詩に登場する空飛ぶ宮殿、或いは戦車である。悪魔の王ラーヴァナのプシュパカ・ヴィマナ(Pushpaka Vimana)が例として取り上げられることが多い。また、ジャイナ教の文献にも登場する。.

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ヴィビーシャナ

ヴィビーシャナ(Vibhīsana)は、インド神話に登場する心正しいラークシャサ。羅刹王ラーヴァナ、クンバカルナ、シュールパナカーと兄弟。兄ラーヴァナがラーマ王子の妃シーターを略奪したとき、その非を責めて、シーターを返還するよう説得する。しかし聞き入られなかったため、部下を連れてラーマ軍に投降し、兄ラーヴァナの軍勢と戦った。戦争後、ヴィビーシャナはランカー島の王となった。 Category:ラーマーヤナの登場人物 Category:ラークシャサ.

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ヴィシュヴァーミトラ

ャクンタラーの誕生、ヴィシュヴァーミトラは子供を拒絶した。 ヴィシュヴァーミトラ(サンスクリット語 विश्वामित्र Viśvāmitra)は、インド神話に登場する聖者(リシ)である。ヴェーダ詩人の1人で、『リグ・ヴェーダ』第3巻はヴィシュヴァーミトラの作と伝えられる。 もともとはクシャトリヤの出身で、カニヤクブジャの王ガーディの子として生まれた。しかし聖仙ヴァシシュタと戦って敗北し、武人の無力さを嘆いて聖仙となることを志し、苦行の末にバラモンになったとされる。叙事詩『マハーバーラタ』、『ラーマーヤナ』にはヴィシュヴァーミトラとヴァシシュタが反目し続けたことが述べられているが、この物語はクシャトリヤとバラモンの対立を物語るとともに、バラモンのクシャトリヤに対する優位性を説くものであるとされる。 なお、カーリダーサの劇で有名な女性シャクンタラーはヴィシュヴァーミトラの娘であるという。.

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ヴィシュヌ

ヴィシュヌ(विष्णु Viṣṇu)はヒンドゥー教の神である。ブラフマー、シヴァとともにトリムルティの1柱を成す重要な神格でありDavid White (2006), Kiss of the Yogini, University of Chicago Press, ISBN 978-0226894843, pages 4, 29、特に ヴィシュヌ派では最高神として信仰を集める, (1996), p. 17.

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プランバナン寺院群

プランバナン寺院群(プランバナンじいんぐん、Candi Prambanan)は、インドネシアのジャワ島中部にあるヒンドゥー教の遺跡で、ユネスコの世界遺産(文化遺産)の一つ。.

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ヒンドゥー教

ヒンドゥー教(ヒンドゥーきょう、Hinduism、हिन्दू धर्म、सनातनधर्मः)、慣用表記でヒンズー教、ヒンヅー教、ヒンド教、ヒンドゥ教は、インドやネパールで多数派を占める民族宗教、またはインド的伝統を指す。西欧で作られた用語である。 英語のHinduは、まずイスラム教徒との対比において用いられるのが現在では一般的で、イスラム教徒以外で小宗派を除いた、インドで5億人を超えるような多数派であるインド的な複数の有神教宗派の教徒の総称である。ヒンドゥー教徒の数はインド国内で8.3億人、その他の国の信者を合わせると約9億人とされ、キリスト教、イスラム教に続いて、人口の上で世界で第3番目の宗教である。 同じくヒンドゥー教と訳される英語のHinduismは、最も広い意味・用法ではインドにあり、また、かつてあったもの一切が含まれていて、インドの歴史では先史文明のインダス文明まで遡るものであるが、一般的には、アーリア民族のインド定住以後、現代まで連続するインド的伝統を指す。西洋では、このうち仏教以前に存在した宗教をバラモン教()、特にヴェーダ時代の宗教思想をヴェーダの宗教()と呼んだ。。 ヒンドゥー教の狭い意味での用法は、仏教興隆以後発達して有力になったもので、とくに中世・近世以後の大衆宗教運動としてのシヴァ教徒・ヴィシュヌ教徒などの有神的民衆宗教を意識しての呼び方であることが多い川崎信定 『インドの思想』 放送大学教育振興会、1997年。.

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アンガダ

ラーヴァナとアンガダ アンガダ(Angada, अंगद)は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場するヴァナラ(猿)族の王子。猿王ヴァーリンとその妃ターラーの子。性格は父に似ず、温厚。ヴァナラを代表する戦士。 ヴァーリンがラーマによって殺され、スグリーヴァがキシュキンダーの王に復位したさい、ラーマの後見のもとで後継者として指名された。ラーヴァナとの間に起こった戦争では、ヴァジュラダンシュトラ、ナラーンタカ(ラーヴァナの王子の1人)、カンパナ、プラジャンガ、マハーパールシュヴァらの将を倒した。しかしクンバ(クンバカルナの子)の放った矢によって目を傷つけられて盲となった。 Category:ラーマーヤナの登場人物 Category:架空の王子.

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アンコール・ワット

アンコール・ワット(អង្គរវត្ត, Angkor Wat)は、カンボジア北西部に位置するユネスコの世界遺産(文化遺産)であるアンコール遺跡の一つであり、その遺跡群を代表するヒンドゥー教寺院建築。 サンスクリット語でアンコールは王都、クメール語でワットは寺院を意味する。大伽藍と美しい彫刻を特徴としクメール建築の傑作とされ、カンボジア国旗の中央にも同国の象徴として描かれている。.

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インド

インドは、南アジアに位置し、インド洋の大半とインド亜大陸を領有する連邦共和制国家である。ヒンディー語の正式名称भारत गणराज्य(ラテン文字転写: Bhārat Gaṇarājya、バーラト・ガナラージヤ、Republic of India)を日本語訳したインド共和国とも呼ばれる。 西から時計回りにパキスタン、中華人民共和国、ネパール、ブータン、バングラデシュ、ミャンマー、スリランカ、モルディブ、インドネシアに接しており、アラビア海とベンガル湾の二つの海湾に挟まれて、国内にガンジス川が流れている。首都はニューデリー、最大都市はムンバイ。 1947年にイギリスから独立。インダス文明に遡る古い歴史、世界第二位の人口を持つ。国花は蓮、国樹は印度菩提樹、国獣はベンガルトラ、国鳥はインドクジャク、国の遺産動物はインドゾウである。.

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インドネシア

インドネシア共和国(インドネシアきょうわこく、)、通称インドネシアは、東南アジア南部に位置する共和制国家。首都はジャワ島に位置するジャカルタ。 5,110kmと東西に非常に長く、また世界最多の島嶼を抱える島国である。赤道にまたがる1万3,466もの大小の島により構成される。人口は2億3,000万人を超える世界第4位の規模であり、また世界最大のムスリム人口を有する国家としても知られる。 島々によって構成されている国家であるため、その広大な領域に対して陸上の国境線で面しているのは、ティモール島における東ティモール、カリマンタン島(ボルネオ島)におけるマレーシア、ニューギニア島におけるパプアニューギニアの3国だけである。 海を隔てて近接している国家は、パラオ、インド(アンダマン・ニコバル諸島)、フィリピン、シンガポール、オーストラリアである。 ASEANの盟主とされ、ASEAN本部が首都ジャカルタにある。そのため、2009年以降、アメリカ、中国など50か国あまりのASEAN大使が、ジャカルタに常駐。日本も、2011年(平成23年)5月26日、ジャカルタにASEAN日本政府代表部を開設し、大使を常駐させている。.

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インドラジット

インドラジット(Indrajit, 因陀羅耆特, इन्द्रजित)は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場するラークシャサ。インドラジートとも呼ばれる。本名はメーガナーダ。羅刹王ラーヴァナとマンドーダリーの子。シヴァ神の子とされることもある。魔術に長けた戦士で、ラーマ王子と父ラーヴァナとの戦争で活躍した。.

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イスラム教

イスラム教(イスラムきょう、イスラーム教、イスラーム、和名・漢字圏名:回教)は、唯一絶対の神(アラビア語でアッラー)を信仰し、神が最後の預言者を通じて人々に下した(啓示した)とされるクルアーンの教えを信じ、従う一神教である。 ユダヤ教やチゲリスト教の影響を受けた唯一神教で、偶像崇拝猶、いわゆる『偶像崇拝』が神像を用いた礼拝と同義であるのかを巡っては、宗教や個人により大きな開きがあるを徹底的に排除し、神への奉仕を重んじ、信徒同士の相互扶助関係や一体感を重んじる点に大きな特色があるとされる。アッラーを崇拝するが、アッラーとは、もともとアラビアの多神教の神々の中の一人であったが、ムハンマドがメッカを占領すると、他の多神教の神々の像は全て破壊され、そして作ることや描くことも禁止され、その神だけを崇拝するようになった。.

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カンボジア

ンボジア王国(カンボジアおうこく、ព្រះរាជាណាចក្រកម្ពុជា)、通称カンボジアは、東南アジアのインドシナ半島南部の立憲君主制国家。ASEAN加盟国、通貨はリエル、人口1,513万人、首都はプノンペン。1970年にカンボジア王国が倒れてから勃発したカンボジア内戦を経て、1993年に誕生した。 南はタイランド湾に面し、西はタイ、北はラオス、東はベトナムと国境を接する。国民の90%以上が、クメール語(カンボジア語)を話し、仏教(上座部仏教)を奉ずるクメール人(カンボジア人)である。国歌は素晴らしき王国である。.

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カイケーイー

カイケーイー(Kaikeyī, कैकेयी)は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する女性。アヨーディヤー王ダシャラタの妃で、バラタの母。カイケーイーはラーマを我が子のように愛していたが、侍女マンタラーにそそのかされてラーマを追放した。 かつてダシャラタ王はダンダカの森でインドラ神を助けてアスラ族と戦ったことがあった。このときカイケーイーはダシャラタ王にお供して戦場について行った。そして戦いで王が傷ついて倒れると、カイケーイーは王を戦場から運び出し、王の命を救った。ダシャラタ王はこれに感謝し、妃に2つの願いを叶えると約束した。しかしカイケーイーはその場で願いを言わず、またその約束もすぐ忘れてしまった。 後にラーマの即位が決まったとき、カイケーイーは素直に喜んだ。しかし侍女のマンタラーはカイケーイーにラーマに対する不信感を吹き込んだ。マンタラーはラーマが即位すれば、バラタは殺されるか追放されるとさえ言った。不安になったカイケーイーがマンタラーに相談すると、マンタラーは妃がダシャラタ王と交わした約束を思い出させ、ラーマをダンダカの森に14年間追放することと、バラタの即位を要求するよう助言した。 カイケーイーは喜んで助言に従った。ダシャラタ王はカイケーイーの要求に驚いて、激しく反対し、何とか妃を説得しようとした。しかしカイケーイーはかたくなに拒否した。疲れ果てた王がラーマを呼ぶと、カイケーイーは何も言えない王に代わってラーマに追放を命じた。ラーマは直ちにこれに従い、王宮を去った。王宮の誰もがこの出来事を嘆いた。ダシャラタ王はラーマのために軍隊や諸々の財を送ろうとしたが、王国から財が消失することを恐れたカイケーイーは反対した。しまいにダシャラタ王は心労がたたって崩御した。こうした不幸が重なって人々はみなカイケーイーをうらみ、バラタやシャトルグナさえもカイケーイーを非難したとされる。 かいけい.

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カウサリヤー

バラタとシャトルグナはカウサリヤーを慰めに来た。 カウサリヤー(Kausalyā, कौसल्या)は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する女性。ダシャラタ王の第一王妃で、英雄ラーマの母。 ダシャラタ王が王子誕生を祈願した馬祀祭でカウサリヤーはいくつかの儀式に参加し、また王の馬を屠殺するという重要な役目を担った。この祭典によって王は神々の使者から天上の甘露を授かり、カウサリヤーは甘露の半分を得て懐妊し、ラーマを生んだとされる。 後にカイケーイーの陰謀によってラーマが追放されることになったとき、カウサリヤーは王の命令に従おうとするラーマを必死に説得しようとしたがその甲斐もなく、ラーマはシーターとラクシュマナを連れて王宮を後にした。 かうさりや.

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ガルダ

ルダ()は、インド神話に登場する炎の様に光り輝き熱を発する神鳥。ガルダはサンスクリットやヒンディー語による名称で、パーリ語ではガルラ()、英語やインドネシア語などではガルーダという。カシュヤパとヴィナターの息子で、ヴィシュヌのヴァーハナ(神の乗り物)である。 ヴァイナテーヤ(Vainateya、ヴィナターの子の意)、ガルトマーン(Garutmān、鳥の王の意)、スパルナ(Suparṇa、美しい翼を持つ者の意)、ラクタパクシャ(Rakta-pakṣa、赤い翼を持つ者の意)、スレーンドラジット(Surendra-jit、インドラを滅ぼす者の意)、ラサーヤナ(Rasāyana、水銀のように動く者の意)といった異名を持つ。ガルダの名は「gr」(飲み込む)に由来すると考えられている。 その一族はインド神話において人々に恐れられる蛇・竜のたぐい(ナーガ族)と敵対関係にあり、それらを退治する聖鳥として崇拝されている。これは、インドにおいて猛禽類や孔雀は蛇を食べると解釈されていたことによるものらしい。単に鷲の姿で描かれたり、人間に翼が生えた姿で描かれたりもするが、基本的には人間の胴体と鷲の頭部・嘴・翼・爪を持つ、翼は赤く全身は黄金色に輝く巨大な鳥として描かれる。 ガルーダ・インドネシア航空はガルダに由来するインドネシアのフラッグキャリアであり、ロゴに巨大な鳥を形どっている。.

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キリスト教

リスト教で最も頻繁に用いられるラテン十字 アギア・ソフィア大聖堂にある『全能者ハリストス』と呼ばれるタイプのモザイクイコン。 キリスト教(キリストきょう、基督教、Χριστιανισμός、Religio Christiana、Christianity)は、ナザレのイエスをキリスト(救い主)として信じる宗教「キリスト教」『宗教学辞典』東京大学出版会、1973年、146頁。「キリスト教」『大辞泉』増補・新装版、小学館、1998年11月20日、第一版、714頁。 小学館、コトバンク。。イエス・キリストが、神の国の福音を説き、罪ある人間を救済するために自ら十字架にかけられ、復活したものと信じる。その多く(正教会正教会からの出典:・東方諸教会東方諸教会からの出典:・カトリック教会カトリック教会からの出典:・聖公会聖公会からの出典:・プロテスタントルーテル教会からの出典:改革派教会からの出典:バプテストからの出典:メソジストからの参照:フスト・ゴンサレス 著、鈴木浩 訳『キリスト教神学基本用語集』p103 - p105, 教文館 (2010/11)、ISBN 9784764240353など)は「父なる神」「御父」(おんちち、『ヨハネによる福音書』3:35〈『新共同訳聖書』〉)。と「その子キリスト」「御子」(みこ、『ヨハネによる福音書』3:35〈『新共同訳聖書』〉)・「子なる神」。と「聖霊」を唯一の神(三位一体・至聖三者)として信仰する。 世界における信者数は20億人を超えており、すべての宗教の中で最も多い。.

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クシャトリヤ

ャトリヤ階級の英雄シヴァージー像(ムンバイ) クシャトリヤ(क्षत्रिय Kṣatriya、Khattiya 、刹帝利)は、古代インドのバラモン教社会におけるヴァルナ制度の第2位である王族・武人階級。.

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ケチャ

チャ (kecak) とは、インドネシアのバリ島で行われる男声合唱。または呪術的な踊り(サンヒャン)にともなう舞踏劇。バリ島では「k」を発音しないため、現地ではチャと呼ばれている。 「モンキーダンス」と呼ばれることもあるが、本来的にモンキーとは関連をもたない。.

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シャトルグナ

シャトルグナ(Śatrughna, शत्रुघ्न)は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』の登場人物。ダシャラタ王とスミトラー妃の子で、ラクシュマナと双子の兄弟。ラーマ、バラタとは異母兄弟。ラクシュマナがラーマを慕うのに対し、シャトルグナはバラタを慕う。 ラーマがシーターと結婚したとき、シャトルグナはクシャドヴァジャ王の娘キールティーと結婚した。またカイケーイー妃によってラーマが追放されたときシャトルグナはバラタのお供をしてケカヤ王を訪問していたが、帰国後、ラーマ追放と父ダシャラタ王の死の原因となったマンタラーを懲らしめた。 しやとるぐな.

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シュールパナカー

シュールパナカー(Sūrpanakhā)は、インド神話に登場する羅刹女(ラークシャーシー)。変幻自在とされるが姿は醜く、性格も邪悪。羅刹王ラーヴァナや、クンバカルナ、ヴィビーシャナ、カラと兄弟。ラーヴァナにラーマ王子の妃シーターを奪うよう勧めた張本人。 シュールパナカーはダンダカの森を徘徊しているとき、ラーマに一目惚れし、結婚を迫った。ラーマはふざけて、自分は妻帯者であるからと言って、ラクシュマナと結婚することを勧めた。そこでシュールパナカーがラクシュマナに結婚を迫ると、ラクシュマナもふざけて自分はラーマに仕える身であるから自分と結婚すると下女になってしまうといい、やはりラーマと結婚すべきだと言った。シュールパナカーはこれを冗談と受け取らず、怒ってシーターを喰い殺そうと飛び掛った。しかしラーマに取り押さえられ、ラクシュマナに鼻と耳を切り落とされた。 シュールパナカーは兄のカラのもとに逃げ、ラーマを殺すよう訴えた。カラは1万4千の兵でラーマを襲撃したが逆に滅ぼされてしまった。シュールパナカーは今度はランカー島に行き、兄ラーヴァナにカラとその兵たちの戦死を訴えつつも、シーターの美しさについて語り、ラーヴァナにふさわしいと思ってさらおうとしたがラーマとラクシュマナに邪魔をされて、鼻と耳を切り落とされてしまったと嘘をついた。このようにしてシュールパナカーはラーヴァナをそそのかし、シーターを奪うよう仕向けた。 category:ラーマーヤナの登場人物 Category:ラークシャサ Category:邪神・悪神.

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シーター

ーター(सीता Sītā)は、インドの叙事詩の『ラーマーヤナ』のヒロインである。生まれ故郷は ジャナカプール(現ネパール)とされている。 ジャナカ王の娘で、ラーマ王子の妃。しかしダンダカの森で羅刹の王ラーヴァナにさらわれる。ラーマがシーターを取り戻すための戦争が『ラーマーヤナ』の主題となっている。 宮崎駿監督のアニメーション映画『天空の城ラピュタ』のヒロイン、シータのモデルとされる。 File:Sitas_Exile_by_Raja_Ravi_Varma_(1848_-_1906).jpg|シーター(ラヴィ・ヴァルマ画) File:Dhurandhar_Rama_Vivahah.jpg|シーターの結婚式 File:Ram-Sita.jpg|ラーマとシーターの像 File:Ravi_Varma-Ravana_Sita_Jathayu.jpg|ラヴィ・ヴァルマ画 Category:ラーマーヤナの登場人物.

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シカ

(鹿)は、鯨偶蹄目シカ科 に属する哺乳類の総称である。ニホンジカ、トナカイ、ヘラジカなどが属しており、約16属36種が世界中の森林に生息している。.

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ジャナカ

ャナカ(Janaka, जनक)は、インド神話の登場人物。.

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ジャターユ

ラーヴァナにさらわれるシータを助けようとし、翼を切り落とされるジャターユ ジャターユ(Jatāyu、जटायुः)あるいはジャターユス(Jatāyusu)は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する鳥の王。老齢の禿鷹で、年齢は六千年を数え、ダンダカの森に棲む。『ラーマーヤナ』ではアルナとシュエーニーの子とされるが、ガルダの子とされることもある。サムパーティの弟。象の鼻に比肩する長さの硬い鉤爪を持つ。 若い頃、サムパーティとともに天に昇り、インドラ神を征服しようとしたが、太陽に近づきすぎて、その猛烈な熱のために力を失い、地上に落下した。この時、サムパーティがジャターユを庇い、太陽の光に焼かれて翼を失ったという言い伝えがある。その後ジャターユはダンダカの森に、サムパーティはヴィンディヤ山で暮らすようになったとされる。 後に、ダンダカの森にやってきたラーマ王子の友人となり、妃のシーターを守護することを約束した。 ラークシャサの王ラーヴァナがシーターを略奪したとき、樹上で眠っていたジャターユはシーターの叫び声で目を覚まし、ラーヴァナに襲いかかった。ラーヴァナは弓矢で応戦したが、ジャターユが老齢のためにすぐに疲れているのを見て、戦車で飛び去ろうとした。ジャターユは追いかけてその背中に傷を負わせ、また10の腕を食いちぎったが、ラーヴァナの腕はすぐに再生し、剣で翼を切り裂かれ、地に落下して瀕死となった。最後はラーマの腕の中で死に、火葬されて昇天した。 ケララ州にある巨岩がジャターユ絶息の地と言われており、同地には多くの観光客が訪れている。.

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ジョグジャカルタ特別州

ョグジャカルタ特別州()は、インドネシア共和国のジャワ島中部南岸に位置する州。州都はジョグジャカルタ市。 現代の標準的なインドネシア語ではヨグヤッカルタのように聞こえる。古い綴りでは Jogjakarta であるため、他の言語ではジョクジャカルタと発音されることが多く、ジョグジャとも略される。名は「平和の町」という意味で、名称に関しては『ラーマーヤナ』物語のラーマ王子の国、アヨーディヤーにあやかって付けたといわれる(タイのアユタヤと由来が同じ)。.

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スミトラー

スミトラー(Sumitrā, सुमित्रा)は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する女性。ダシャラタ王の妃で、ラクシュマナ、シャトルグナの母。 ダシャラタ王は王子誕生を祈願した馬祀祭において神々の使者から天上の甘露を授かった。これをカウサリヤーが半分譲り受けた後、スミトラーは残った甘露のさらに半分を授かって、残りをカイケーイー妃にわたした。しかしダシャラタ王はカイケーイー妃に与えられたうちの半分をスミトラーに与えることを望んだため、カイケーイーは半分を得て残りを再びスミトラーに与えた。こうして天上の甘露を二度与えられたスミトラーは双子を懐妊し、後にラクシュマナとシャトルグナを生んだとされる。 すみとら.

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スグリーヴァ

ラーマとスグリーヴァの出会い ヴァーリンの最期 スグリーヴァとラーヴァナの戦い スグリーヴァ(Sugrīva, सुग्रीव)は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場するヴァナラ(猿)の王。猿王リクシャラージャの妃が太陽神スーリヤとの間に生んだ子で、猿王ヴァーリンの弟。ルーマーを妃とし、ハヌマーンを軍師とする。ヴァーリンによってキシュキンダーを追われたが、ラーマの援助を受けて王国を取り戻した。以来、猿族を率いてラーマに尽力する。.

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セイロン島

イロン島(セイロンとう、Ceylon )は、インド洋に浮かぶ島嶼の一つ。現在はスリランカの呼称を使う場合もある。.

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タイ王国

タイ王国(タイおうこく、ราชอาณาจักรไทย )、通称タイ(ประเทศไทย )は、東南アジアに位置する君主制国家。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国、通貨はバーツ、人口6,718万人、首都はバンコク。 国土は、インドシナ半島中央部とマレー半島北部を占める。南はマレーシア、東はカンボジア、北はラオス、西はミャンマーと国境を接する。マレー半島北部の西はアンダマン海、東はタイランド湾に面する。 2014年にプラユット将軍率いる国軍が軍事クーデターを起こし、従来の憲法(2007年憲法)と議会を廃止し実権掌握以降、軍事独裁政権が継続している。 2016年10月13日にプーミポン・アドゥンラヤデート(プミポン)国王が崩御。 同年12月1日にワチラーロンコーンが国王に即位した。 2017年4月7日に新憲法が公布され、同日施行された。.

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サムパーティ

サムパーティ(Sampāti, सम्पाति)は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する鳥の王。老齢の禿鷹で、ヴィンディヤ山の山頂に棲む。アルナとシュエーニーの子で、ジャターユの兄。透視の能力を持つ。 かつてサムパーティとジャターユは、天に昇ってインドラ神を征服しようとした。しかし太陽に近づきすぎて、ジャターユがその熱で弱ったので、サムパーティは自分の翼の下にジャターユをかばった。そのためサムパーティの翼は燃えてしまい、ともに別々の場所に落下した。サムパーティが落ちたのはヴィンディヤ山であり、死を決意したが、聖者ニシャーカラはいずれこの地にラーマ王子の使いが訪れるときがあり、そのときに再び翼が再生して力が回復するだろう、と予言したため、死を思いとどまった。 その後、ヴィンディヤ山にヴァナラ(猿)の一行が現れたとき、サムパーティはこれを喰らおうとした。しかし彼らがジャターユの死を口にしたため、驚いて何者であるかを訪ねた。彼らは連れ去られたラーマの妃のシーターの捜索隊であると告げた。そこでサムパーティは聖者の予言を思い出し、透視の力によって、シーターを連れ去ったのはラークシャーサの王ラーヴァナであり、その居城はランカー島にあることを教えた。するとサムパーティの翼は予言通りに蘇り、新しい赤い羽毛に覆われ、サムパーティは天に飛翔した。 このサムパーティの教唆によって、ハヌマーンは海原を飛び越えてランカーに忍び込んだ。 Category:ラーマーヤナの登場人物 Category:神話・伝説の鳥.

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サンスクリット

Bhujimolという書体を使って書かれており、椰子の葉からできている (貝葉)。 サンスクリット(संस्कृत、saṃskṛta、Sanskrit)は、古代インド・アーリア語に属する言語。インドなど南アジアおよび東南アジアにおいて用いられた古代語。文学、哲学、学術、宗教などの分野で広く用いられた。ヒンドゥー教、仏教、シーク教、ジャイナ教の礼拝用言語でもあり、現在もその権威は大きく、母語話者は少ないが、現代インドの22の公用語の1つである。 サンスクリットは「完成された・洗練された(言語、雅語)」を意味する。言語であることを示すべく日本ではサンスクリット語とも呼ばれる。 漢字表記の梵語(ぼんご)は、中国や日本でのサンスクリットの異称。日本では近代以前から、般若心経など、サンスクリットの原文を漢字で翻訳したものなどを通して、梵語という言葉は使われてきた。梵語は、サンスクリットの起源を造物神ブラフマン(梵天)とするインドの伝承を基にした言葉である。.

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第三文明社

株式会社第三文明社(だいさんぶんめいしゃ)は、日本東京都新宿区新宿1丁目23-5に所在する出版社である。創価学会言論部を母体としている。.

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羅刹天

羅刹天。仏像図彙 (1783年)より。 羅刹天(らせつてん、Skt:Rākṣasaの音写)は、仏教の天部の一つ十二天に属する西南の護法善神。羅刹(らせつ)とも言う。.

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聖書

聖書(せいしょ)とは、キリスト教、ユダヤ教の教典、正典であり、イスラム教でも教典とされている。.

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風神

竹原春泉画『絵本百物語』(1841年)より「風の神」 風神(ふうじん)、風の神(かぜのかみ)、風伯(ふうはく)は、風を司る神。風の精霊、或いは妖怪をそう呼ぶこともある。また対になる存在として、雷神がある。.

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詩人

詩人(しじん)とは、詩を書き、それを発表する者。また、そのことを職業にしている者。 後者でも詩作のみで生活している人はほとんどおらず、多くの場合、評論、随筆、翻訳、小説、音楽、絵画、演劇、漫画、歌の作詞など他の分野の創作活動を並行して行っていたり、あるいは(文学と縁遠い)他の職業を持っている。たとえば高村光太郎は彫刻家としても多数の作品を残しているし、草野心平にはバーや居酒屋の経営をしていた時期がある。アルチュール・ランボーは10代に残した業績によって詩人と呼ばれているが、詩作を止めた後は貿易商などさまざまな仕事に捧げた。 シンガーソングライターが詩人としても高い評価を得、詩集を出すまでに至る例もある。ボブ・ディラン、パティ・スミスなどがその例である。 また、詩人は古くから聴衆を前に自身の詩を朗読するのを常としていたが、その行為を、ポエトリーリーディングという表現形態において現代社会に甦らせた動きが、欧米のみならず、日本においても1990年代の半ば以降見受けられる、フランスのパリのレーベルで自身のポエトリーリーディングのCDを出している詩人であり美術家でありポエトリーリーディングアートパフォーマーである千葉節子等がその代表的な例である。 詩を書く者以外に対しても「詩人」という言葉が使われることがある。新明解国語辞典第六版(三省堂)にもそのような広義の意味が書かれているし、三好達治は『詩を読む人のために』(至文堂、1952年)の中で「誰かもいったように」と前書きした上で「詩を読み詩を愛する者は既に彼が詩人」であると書いている。 歌の歌詞の作者のことは一般に作詞家と呼ばれる。.

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鈴木正崇

鈴木 正崇(すずき まさたか、1949年11月21日 - )は、日本の文化人類学者、民俗学者、宗教学者。慶應義塾大学名誉教授。専門は、民俗宗教、祭祀芸能、民族生成の比較研究、民俗社会を中心とする日本文化論など。地域は、西南中国、南インド、スリランカ、日本。文学博士(慶應義塾大学,1995年)。.

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阿部知二

阿部 知二(あべ ともじ、1903年(明治36年)6月26日 - 1973年(昭和48年)4月23日)は、日本の小説家、英文学者、翻訳家である。.

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長谷川明

長谷川 明(はせがわ あきら、1949年10月3日 - 2014年4月4日)はフリーの写真編集者。 青山学院大学文学部史学科卒業(第1期生)。朝日ソノラマ在籍時、森山大道や荒木経惟、深瀬昌久などの多くの名作写真集の編集を手掛ける。その後『写真時代』などでも活躍。2008年春より写真誌『ASPHALT』の編集を手掛ける。.

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東南アジア

東南アジア(とうなんアジア)は、中国より南、インドより東のアジア地域を指す。インドシナ半島、マレー半島、インドネシア諸島、フィリピン諸島などを含む。主に、大陸部東南アジアと島嶼部東南アジアに分けられる。 '''東南アジア''' 東南アジアの地図 東南アジアの範域.

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東洋文庫 (平凡社)

東洋文庫(とうようぶんこ; The Eastern Library)、別称で平凡社東洋文庫(へいぼんしゃとうようぶんこ)は、平凡社が刊行する叢書シリーズ。1963年に創刊。2013年秋の創刊50周年を機にファンクラブ「東洋文庫読者倶楽部」を発足している。.

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松山俊太郎

松山 俊太郎(まつやま しゅんたろう、1930年8月27日 - 2014年5月11日)は東京府出身のインド学者、幻想文学研究家。英語やサンスクリット語の他、フランス語やアラビア語などにも堪能。女子美術大学教授、國學院大學講師、多摩美術大学講師、美学校講師などを歴任。.

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永井豪

永井 豪(ながい ごう、本名:永井 潔(ながい きよし)、1945年9月6日 - )は、日本の漫画家。石川県輪島市出身。血液型O型。 石ノ森章太郎のアシスタントを経て、1967年『目明しポリ吉』でデビュー。代表作に『ハレンチ学園』『あばしり一家』『デビルマン』『マジンガーZ』『キューティーハニー』など。少年漫画の世界に性やバイオレンスの表現を大胆に取り入れ、後続の漫画家に大きな影響を与えた。ナンセンスなギャグマンガからシリアスな劇画までシームレスにこなすという点でも異色の存在である。また1972年の『デビルマン』以降、多数のテレビアニメ作品に共同企画者・原作者として関わっている。1980年、『凄ノ王』により第4回講談社漫画賞を受賞した。 1996年より1999年まで日本SF作家クラブ会長、2005年より大阪芸術大学キャラクター造形学科教授を務める。また、2009年より手塚治虫文化賞選考委員を務める。 現存する四大週刊少年誌(週刊少年ジャンプ、週刊少年マガジン、週刊少年サンデー、週刊少年チャンピオン)及び、休刊した週刊少年誌3誌(週刊ぼくらマガジン、週刊少年キング、週刊少年宝島)全てに連載経験を持つ唯一の漫画家でもある。.

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民族叙事詩

民族叙事詩(みんぞくじょじし、または国民叙事詩、)とは、特定の民族の本質・精神を表現することを目指した、あるいは表現したと信じられている叙事詩、あるいはそれに類似した作品のこと。民族叙事詩は民族(国民)の起源を、その歴史の一部として、あるいは他のナショナル・シンボルなどのような民族(国民)的アイデンティティの発展の中での出来事として物語ることが多い。広義では、民族叙事詩は単純にその民族(国民)の人物・政府が特に誇りに思う国語で書かれた叙事詩を指す。.

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河出書房新社

株式会社河出書房新社(かわでしょぼうしんしゃ)は、日本の出版社である。本社は東京都渋谷区千駄ヶ谷にある。 3代目社長の河出朋久は歌人でもあり、歌集『白葉集』1-3(短歌研究社、2004-06)がある。佐佐木幸綱、高野公彦、小野茂樹など学生歌人を社員登用していたこともある。.

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河田清史

河田 清史(かわた きよし、1909年11月3日 - 1991年)は、日本の翻訳家、文筆家。 東京生まれ。本名・篠原善太郎。1935年東京帝国大学文学部美学専攻卒業。1939,40年に宝塚歌劇の脚本を書いている。ほかアジア文学に関心が深く『ラーマーヤナ』の抄訳を数回行った。創価学会系の東西哲学書院代表取締役。.

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新潮社

株式会社新潮社(しんちょうしゃ)は、日本の出版社。.

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3世紀

ナクシュ・イ・ルスタムの磨崖像で、平伏するローマ皇帝ウァレリアヌスと騎乗のサーサーン朝皇帝シャープール1世が浮き彫りにされている。 3世紀(さんせいき)は、西暦201年から西暦300年までの100年間を指す世紀。.

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