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ナイル・サハラ語族

索引 ナイル・サハラ語族

ナイル・サハラ語族(Nilo-Saharan langauges)はアフリカのナイル川、シャリ川の上流の地域(ヌビアも含む)に分布する語族。話者は言語学者メリット・ルーレンの1987年の調査によると1100万人とされる。.

24 関係: ナイル川ナイル諸語マンデ語派メリット・ルーレンメロエ語ルオ語ヌビアヌビア語フル語ニジェール・コンゴ語族アフリカアフリカの言語ウガンダエスノローグカヌリ語クシュコルドファン語派シャリ川ジョーゼフ・グリーンバーグ言語語派語族1963年1987年

ナイル川

ナイル川(ナイルがわ、النيل ()、the Nile、le Nil)は、アフリカ大陸東北部を流れ地中海に注ぐアフリカ最長級の河川である。長さは6,650km、流域面積は2,870,000km2にのぼる。.

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ナイル諸語

ナイル諸語(Nilotic languages)はナイル・サハラ語族のに属する言語グループである。話者はスーダン南部からタンザニアの間の広い地域に居住するナイロート族の人々である。ナイロート族は主に牛の放牧に従事している。 以下の3つのグループに分類される。.

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マンデ語派

マンデ語派(Mande languages)またはマンデ諸語は西アフリカのいくつかの国でマンデ人によって話される言語群であるMandinka, Soninke, Bambara, Dioula, Bozo, Mende, Susu, Vaiなどが含まれる。話者はブルキナファソ、マリ、セネガル、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、シエラレオネ、リベリア、コートジボワールに数百万人いる。マンデ諸語は伝統的にニジェール・コンゴ語族の下位系統に属すとされてきたが、この分類には常に議論がある状態である。独立した語族とする場合は、マンデ語族と呼ばれる。.

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メリット・ルーレン

メリット・ルーレン メリット・ルーレン(Merritt Ruhlen, 1944年 - )はアメリカの言語学者。 言語の分類、および現生人類の起源と進化についての研究を行っている。 他の言語学者と比べ、ルーレンの研究は比較言語学や歴史言語学の主流から外れたものとみなされている。また、彼はジョーゼフ・グリーンバーグの言語分類に対するアプローチの主要な擁護者の一人でもある。.

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メロエ語

メロエ語(メロエご)とは、およそ紀元前1000年から紀元前750年の間にヌビア(現在のスーダン)で成立したクシュ人の王国で話されていた言語。およそ紀元前800年頃の古代ヌビアの碑文は全て、ヒエログリフを用いてエジプト語で書かれているが、国家の成立から数世紀の間に、メロエ語による碑文も書かれるようになった。また、古代のヌビアの人名の研究により、おそらくこれらもメロエ語であったと考えられている。 もともとクシュ人の王国の中心地はナパタ(Napata)であったが、紀元前300年頃に、現在のハルツームの北のメロエ(Meroë)に中心地が移された。この頃、エジプトに対する文化的な依存度が低下したが、同じ頃に独自の文字、メロエ文字による表記法が発展し、メロエ語が公的な記録に使用されだしたことからも、そのことが窺える。.

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ルオ語

ルオ語(Dholuo)は、ナイル・サハラ語族の西ナイル語群に属する言語である。話者はケニアニャンザ州やタンザニア北西部などに主に居住するルオ族の人々である。その話者数はおよそ300万人であり、地域としてはビクトリア湖東岸の一部およびそこから南の地域である。ルオ語は、ケニア放送株式会社 (KBC) などで放送に使用されている。 ルオ語はウガンダのランゴ語、アチョリ語、 (Japadhola/Dhopadhola) と言語分類的に近い関係にある。スーダンで話される西ナイル語群の(Luwo)と混同してはいけない。ウガンダではランゴ語、アチョリ語などのナイル系南部ルオ諸語をルオ語と呼ぶが言語学的に厳密に分けたい時には違いがあるので注意の必要がある。.

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ヌビア

ヌビア ヌビア (Nubia) は、エジプト南部アスワンあたりからスーダンにかけての地方の名称。古代エジプト語のヌブ(金)から古代ギリシア・ローマ人がそう呼んだのが始まり。アラビア語ではヌーバ。ヌビア語はレプシウスにより「黒人との混血」、ライニシュにより「原ハム語」、ヴェステルマンにより「スーダン系」とされてきたが、グリーンバーグ以降ナイル・サハラ語族のとされている。 もともとエジプトとヌビアは同一の祖先から別れた国であった。ヌビアは古代から金や鉄、銅などの鉱物資源に恵まれ、エジプトにとって重要な役割を担ってきた。現在では本来の文化や風貌など、古代以降にギリシャ人・ローマ人の移民が流入し続けたエジプトとは異なる独自性を残している。中世以降アラブ・イスラム帝国の隆盛により現代はかなりにおいて「アラブ系」に同化している。現在は北部の一部がエジプト領、残りはスーダン共和国領である。 ヌビア遺跡群は1979年に世界遺産に登録された。.

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ヌビア語

ヌビア語はヌビアの先住民族の言語(言語グループ)である。エジプト南部からスーダン北部に至るナイル川沿いに分布する。.

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フル語

フル語(フル語: bèle fòòr、、)は、ナイル・サハラ語族に属する言語である。話者は、スーダン西部のダルフール地方に居住するフール人の人々である。.

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ニジェール・コンゴ語族

ニジェール・コンゴ語族(ニジェール・コンゴごぞく)は、大きな語族の一つであり、サハラ砂漠以南のアフリカの大部分の言語を含む。アフリカで面積・話者数・言語数からいって最も大きい語族であり、世界的にも言語数では(言語の分類にもよるが)最も大きいといわれる。.

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アフリカ

衛星画像 NASA) 南部アフリカ アフリカ(ラテン語:Āfrica、英語:Africa)は、広義にはアフリカ大陸およびその周辺のマダガスカル島などの島嶼・海域を含む地域の総称で、六大州の一つ。阿州。漢字表記は阿弗利加。.

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アフリカの言語

アフリカで母語として話される言語は2100種類以上、数え方によっては3000種類以上あり、次のように複数の大きな語族にまたがっている。.

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ウガンダ

ウガンダ共和国(ウガンダきょうわこく)、通称ウガンダは、東アフリカに位置する共和制国家で、イギリス連邦加盟国である。東にケニア、南にタンザニア、南西にルワンダ、西にコンゴ民主共和国、北に南スーダンとの国境に囲まれた内陸国である。首都はカンパラ。アフリカの中でも難民受入れに積極的である。 ナイル川(白ナイル)の始まるヴィクトリア湖に接している。旧イギリス植民地。.

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エスノローグ

ノローグ(Ethnologue: Languages of the World, 民族語の意)はキリスト教系の少数言語の研究団体国際SILの公開しているウェブサイトおよび出版物。2005年に発表された第十五版では、世界の言語6912について話者数、分布、方言、系統、聖書の翻訳の有無などを掲載している。言語に関する目録としてはLinguasphere Observatoryに次ぐ規模であるが、一部の言語では記述が古いままである。2015年12月1日、ウェブサイトはこれまでの全面無料公開の方針を転換し、コンテンツの無料閲覧が可能な回数に制限を設け予約購読制とした。.

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カヌリ語

ヌリ語は、ナイジェリア、ニジェール、チャド、カメルーン内でおおよそ400万人に話される方言連続体である。リビア南部の小さな少数民族やスーダンのディアスポラでも話される。カヌリ語はナイル・サハラ語族のサハラ語派に属する言語である。.

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クシュ

紀元前400年の古代エジプト クシュ(Kush)は現在の南エジプトと北スーダンに当たる北アフリカのヌビア地方を中心に繁栄した文明。クシテ(Kushite)とも言う。最も早い時代にナイル川流域で発達した文明の一つである。クシュ人の国はエジプトの領域内への進入の時期の後で発展した。クシュの文化は、並存していた期間は短いが、エジプト新王国と相互に影響を与え合っていた。 なお、基本的にスーダンのあたりを本拠地とした王国だが、古い時代の文献ではエジプト以南を「エチオピア(アイティオピア)」と呼んでいたので、クシュ人を「エチオピア人」と呼んでいる場合もある(『ユダヤ古代誌』第I巻第6章2節など)。.

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コルドファン語派

ルドファン語派(Kordofanian languages)はスーダン南部のいくつかの言語を地理的にまとめた、ニジェール・コンゴ語族の語派である。1963年にジョセフ・グリーンバーグが本語派をニジェール・コンゴ語族に含め、ニジェール・コルドファン語族として提唱した。コルドファン語派は現在も多くの分類でニジェール・コンゴ語族の最も遠い分派と位置づけられている。今日、Kadu family は除外されてナイル・サハラ語族に組み入れられる。他の言語は通常、ニジェール・コンゴ語族に含まれる。.

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シャリ川

ャリ川(シャリがわ、Chari River, Shari Riverとも)は、アフリカ中央部の中央アフリカ共和国などの国を流れる全長949kmの河川である。流域面積は54万8747km2におよび、チャド湖に流入する水の90%を提供している。主要な支流としてロゴーヌ川がある。.

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ジョーゼフ・グリーンバーグ

ョーゼフ・ハロルド・グリーンバーグ(Joseph Harold Greenberg, 1915年5月28日 - 2001年5月7日)はアメリカ合衆国の言語学者。分類と類型論とで有名。アメリカのニューヨークのブルックリンで生まれ、スタンフォード大学、コロンビア大学で教鞭を執った。.

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言語

この記事では言語(げんご)、特に自然言語について述べる。.

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語派

語派(ごは)は言語学の用語。言語の系統の分類で語族の下位で語群の上位をいう。なお他言語では決まった対応用語はなく、例えば英語では branch, subfamily などと呼ばれる。.

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語族

語族(ごぞく、)とは、比較言語学上、同一の起源(祖語)から派生・発達したと認められる同系統の言語の集まり。語族の下位群を語派、語派の下位群を語群という。 同系統と証明されていない言語群をまとめて呼ぶときは「~諸語」という(例:アルタイ諸語、アメリカ・インディアン諸語、カフカス諸語)。ただし、語族か語派か語群かを問題にしないときも単に「~諸語」と言うことがある。また複数の語族をまとめた大語族も存在するが、仮説段階であり同系と証明されてはいない。したがって、比較言語学において語族とは同系統と証明されている最上位の言語グループと定義される。 語族は民族(共同体)を指すのではなく、言語を系統学的に分類する概念であるが、民族を分類する場合にも言語の分類(語族、語派)が基準にされることが多い。(例:テュルク系民族、ウラル系民族) 語族の祖先として想定される単一の言語を祖語という。.

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1963年

記載なし。

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1987年

この項目では、国際的な視点に基づいた1987年について記載する。.

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