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タイドプール

索引 タイドプール

岩礁海岸の小さなタイドプール。海藻やヒザラガイ類が見える タイドプール(Tide pool)とは、岩礁海岸や干潟の潮間帯において、干潮時に岩や砂泥底などの底質のくぼみに海水が取り残されてたまったもの。潮だまりとも呼ばれる。.

75 関係: 塩基塩分濃度多板綱岩石海岸帯状分布干潟二枚貝底質ナベカハゼバテイラムラサキウニムラサキクルマナマコヤドカリヒトエグサヒジキテッポウエビドロメニセクロナマコアメフラシアゴハゼアシナガモエビイボニシイシダタミイシガニイソガニイソギンチャクイソスジエビウミニナウミウシウメボシイソギンチャクウニエビオオイカリナマコカニガザミギンポクルマエビクロダイクロイソカイメンケンミジンココアマモシオダマリミジンコ属スズメダイサンゴサンゴ礁石干見砂浜端脚類...生物多様性甲殻類甌穴略最低低潮面適応褶曲魚類酸性雨雨水棘皮動物水素イオン指数気温波飛沫溶存酸素量満潮潮汐潜水海岸海綿動物海草海藻海水海水温断層 インデックスを展開 (25 もっと) »

塩基

塩基(えんき、base)は化学において、酸と対になってはたらく物質のこと。一般に、プロトン (H+) を受け取る、または電子対を与える化学種。歴史の中で、概念の拡大をともないながら定義が考え直されてきたことで、何種類かの塩基の定義が存在する。 塩基としてはたらく性質を塩基性(えんきせい)、またそのような水溶液を特にアルカリ性という。酸や塩基の定義は相対的な概念であるため、ある系で塩基である物質が、別の系では酸としてはたらくことも珍しくはない。例えば水は、塩化水素に対しては、プロトンを受け取るブレンステッド塩基として振る舞うが、アンモニアに対しては、プロトンを与えるブレンステッド酸として作用する。塩基性の強い塩基を強塩基(強アルカリ)、弱い塩基を弱塩基(弱アルカリ)と呼ぶ。また、核酸が持つ核酸塩基のことを、単に塩基と呼ぶことがある。.

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塩分濃度

塩分濃度(えんぶんのうど、salinity)は、水に溶けている塩の量である。 ここで言う「塩分」とは、塩化ナトリウム だけでなく、硫酸マグネシウム や硫酸カルシウム そして炭酸水素塩などの塩類を含める場合が多い。 オーストラリアや北アメリカでは、この語が往々にして土壌に含まれる塩分を示唆し得る。.

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多板綱

多板綱(たばんこう)は、軟体動物の一群で、一般的にはヒザラガイ類として知られている。扁平な体で、背面に一列に並んだ8枚の殻を持っており、現生の軟体動物では最も体節制を思わせる体制をもっている。.

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岩石海岸

岩石海岸の例 岩石海岸(がんせきかいがん、)とは、山地、丘陵、大地が直接海に迫っている地形において、露出した岩石からなる海岸である。磯浜海岸とも呼ばれる。 海岸地形の一種であり、海岸地形は岩石海岸と砂浜海岸に大別される。.

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帯状分布

帯状分布(おびじょうぶんぷ、たいじょうぶんぷ、ゾーネーション)とは、あるものの分布が、長い広がりをもちながら、比較的狭い幅に限られた、一定の帯の形になることを指す。特に、生物の分布がある方向に向かって入れ替わって行き、外から見るとそれぞれの生物の分布域が帯状に見えるものを指すことが多い。代表的なのは、海岸の岩の上に見られ、カキやフジツボがそれぞれにある水準に層をなしているのがよく分かる。ここでは、生物の帯状分布について説明する。.

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干潟

干潟(ひがた、英語:mudflat)とは、海岸部に発達する砂や泥により形成された低湿地が、ある程度以上の面積で維持されている、朔望平均満潮面と朔望平均干潮面との潮間帯。潮汐による海水面の上下変動があるので、時間によって陸地と海面下になることを繰り返す地形である。砂浜と比べ、波浪の影響が少なく、勾配が緩やかで、土砂粒径が小さく、生物相が多様な平坦地形である。 環境省の定義は「干出幅100m以上、干出面積が1ha 以上、移動しやすい基底(砂,礫,砂泥,泥)」を満たしたものを干潟と呼んでいる。.

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二枚貝

二枚貝(にまいがい、)は、軟体動物の一群である。分類階級としては二枚貝綱(にまいがいこう)。斧足類・斧足綱(ふそくるい/ふそくこう、)、弁鰓類・弁鰓綱(べんさいるい/べんさいこう、、)とも。 体の左右に1対2枚の貝殻をもつ。敵が来ると軟体部分を殻にひっこめ、閉殻筋(貝柱)で殻を閉じて身を守る。.

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底質

底質(ていしつ、bottom material / bottom sediment)とは、河川、湖沼、海洋、水路等の水域において、水底を構成している表層のこと。広義では水底を構成している堆積物および岩石を指し、主に侵食による運搬作用によって堆積した砂泥、生物の遺骸、不溶性塩などから形成されている。狭義では表層土類や岩盤類の直上に蓄積した不溶物を指し、その状況を調べることによって水質汚濁の状況などが把握される。 人工的な化学物質による底質汚染を問題とするときは、水底を構成している堆積物のみを議論の対象する場合が多い。 閉鎖的ないしは半閉鎖的な水域における高有機質の泥質堆積物をさしてヘドロと俗に呼ぶことがある。.

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ナベカ

ナベカ(那辺加、Omobranchus elegans)は、スズキ目、ギンポ亜目、イソギンポ科に属する魚の一種。.

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ハゼ

ハゼ(鯊、沙魚 、蝦虎魚)は、条鰭綱スズキ目ハゼ亜目(Gobioidei)に分類される魚の総称。現代中国語で「鯊」という漢字はサメ「鮫」類を表す。.

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バテイラ

バテイラ(馬蹄螺)、学名 Omphalius pfeifferi pfeifferi は、古腹足類のクボガイ科 Citation: Bouchet, P. (2013).

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ムラサキウニ

ムラサキウニ(紫海胆、学名: Heliocidaris crassispina)は、ナガウニ科に属するウニの一種。日本沿岸に広く分布し、生殖腺を食用とする。.

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ムラサキクルマナマコ

ムラサキクルマナマコ(紫車海鼠)Polycheira rufescens は、無足目・クルマナマコ科に分類されるナマコの一種。日本では相模湾以南の岩礁海岸でよく見られる。.

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ヤドカリ

ヤドカリ(宿借、寄居虫)は、十脚目ヤドカリ上科 の中で、主として巻貝の貝殻に体を収め、貝殻を背負って生活する甲殻類を指す名称である。古語では「かみな」(転じて、かむな、かうな、がうな、ごうな、など)と呼ばれていた。エビやカニと同じ十脚目だが、貝殻等に体を収めるために体型が変形している。.

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ヒトエグサ

ヒトエグサ(一重草、学名:Monostroma nitidum)はアオサ藻綱ヒビミドロ目ヒトエグサ科ヒトエグサ属の海藻の一種。 食用とされる「あおさ」「あおのり」の多くは本種であり、食品として広く活用されている海藻である。.

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ヒジキ

ヒジキ(鹿尾菜、羊栖菜、学名:)は、褐藻類ホンダワラ科ホンダワラ属の海藻の1種である。波の荒い海岸近くの岩場の潮間帯付近に繁茂し、春から初夏に胞子嚢を付けて成熟する。 日本では古くから「ひじきを食べると長生きする」と言われており、敬老の日にちなんで9月15日は「ひじきの日」となっている。.

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テッポウエビ

テッポウエビ(鉄砲蝦)、学名 Alpheus brevicristatus は、十脚目テッポウエビ科に分類されるエビの一種。日本を含む東アジア沿岸海域に分布し、内湾・浅海の砂泥底に生息する。日本各地の干潟で見られるテッポウエビ科の中では最大級であり、よく知られた種類でもある三宅貞祥,1982.テッポウエビ.『原色日本大型甲殻類図鑑』(I), 第15図版, p.42, 保育.

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ドロメ

ドロメ.

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ニセクロナマコ

ニセクロナマコ(偽黒海鼠、贋黒海鼠、Holothuria leucospilota)は、ナマコの一種。楯手目クロナマコ科クロナマコ属に属する。 体長は20-30cm、全身が少し紫を帯びた黒。円柱形の体はやや細長く、特に先端から中程まではやや細みになっている。背中側の体表にはやや細かい円錐形の突起が多数並んでいる。腹面には管足が密生しており、背中側にも疣の間にまばらに見られる。体先端の口は下向きについており、触手を伸ばして岩表面に吸着しているのが見られる。体壁は柔らかい。 潮間帯に生息し、石の下に見られ、岩の上に這い出しているのもよく見かける。つよく刺激すると肛門からキュビエ器官を出す。これは白い紐状のもので、天敵の体にまとわりついて邪魔をする効果があると考えられている。また、体壁にはホロツリンという有毒成分が含まれる。これを利用し、浅瀬の魚を捕らえる漁がある。ナマコの中では唯一有毒とされている。 熱帯系の動物で、日本では紀伊半島付近を北限とし、それ以南、インド太平洋域に広く分布し、南アフリカ、中南米太平洋岸まで生息する。 近似種にクロナマコがある。全身が黒い点などよく似ているが、野外では常に体表に泥を被っているため、白っぽく見えること、またキュビエ器官を持たない点が異なる。.

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アメフラシ

アメフラシ(雨降らし、雨虎、雨降)は、腹足綱後鰓類の無楯類 (Anapsidea, Aplysiomorpha) に属する軟体動物の総称。狭義には、アメフラシ科に属するアメフラシ(通称 日本種アメフラシ、学名 Aplysia kurodai )を指すが、ここでは無楯類について述べる。 無楯類はギリシア語の「盾を持たない」に由来する。伝統分類では、腹足綱後鰓亜綱無楯目とされていた。現在では、腹足綱後鰓目無楯亜目とするか、後鰓類を正式な分類群として認めず、腹足綱無楯目とする。以下では便宜的に、亜目として扱う。 海産の軟体動物で、他の後鰓目と同様に外見上は貝殻は退化しているが、背中の外套膜の内部には変形した板状の殻をもつ。ただし、Bursatella属と''Stylocheilus''属は貝殻が完全に消失している。後鰓目(旧分類 後鰓亜綱)の中では、ウミウシを代表する裸鰓亜目(裸鰓目)やクリオネが属する裸殻翼足亜目(裸殻翼足目)が近縁である。 地方によってはアメフラシをウミウシと呼ぶ地域もある。アメフラシの名前の由来は、アメフラシが海水中で紫色の液をだすとそれが雨雲がたちこめたように広がるからと言われる。また、雨の時に岩場に集まるからという説もある。これは、産卵のために磯に現われる時期が梅雨と重なるためではないかと考えられている。アメフラシの英名Sea hareは「海のウサギ」という意味で頭部の二本の突起をウサギの耳に見立てたもので、中国名も海兎という。ただし、腹足綱 前鰓亜綱 盤足目にウミウサギガイ科という科があり、ウミウサギガイという和名を持つ種類が存在するので、混同しないよう注意が必要である。.

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アゴハゼ

アゴハゼ(顎鯊、顎沙魚、学名 )は、スズキ目ハゼ科に分類されるハゼの一種。日本周辺の岩礁海岸に分布し、タイドプール(潮だまり)などでよく見られる。.

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アシナガモエビ

アシナガモエビ(脚長藻蝦)、学名 Heptacarpus rectirostris は、十脚目モエビ科に分類されるエビの一種。北海道南部から九州までの岩礁海岸に生息し、日本産モエビ類の中では比較的身近な種類である。 成体は体長30mmほどで、体は太くて短い紡錘形をしている。頭胸甲が上向き、腹部中央(腰)が曲がって尾が下向きになる。額角は前方にまっすぐ伸び、鋸歯が上側に5-7個、下側に3-4個ある。第3-第5脚の長節(腿に見える部分)は幅広く、下側に棘が並ぶ三宅貞祥『原色日本大型甲殻類図鑑 I』1982年 保育社 ISBN 4586300620奥谷喬司・楚山勇『新装版山渓フィールドブックス3 海辺の生きもの』(解説:武田正倫)2006年 山と渓谷社 ISBN 4635060608。オス成体は第3顎脚と第1歩脚が大きく発達し、和名はここに由来する。メスは脚が短く、腹部の幅が広いので区別できる。体色は褐色、黒色、緑色などがあり、模様も変異に富む。 北海道南部から九州までに分布する日本近海固有種で、タイプ産地は函館であるFenner A. Chace, Jr.

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イボニシ

イボニシ(疣辛螺・疣螺) Thais clavigera は、腹足綱 アッキガイ科 に分類される肉食性の巻貝の一種。極東アジアから東南アジアの一部まで分布し、潮間帯の岩礁に最も普通に見られる貝の一つ。しかし分類学的には未解明の部分もあるとされる。他の貝類を食べるため養殖業にとっては害貝であるが、磯で大量に採取し易いために食用にされたり、鰓下腺(パープル腺)からの分泌液が貝紫染めに利用されたりする。.

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イシダタミ

イシダタミ(石畳)、学名 は、古腹足目ニシキウズ科に分類される巻貝の一種。北海道から沖縄、香港、シンガポールまでの潮間帯に比較的普通に見られる。和名末尾に「貝」を付け「イシダタミガイ」とも呼ばれる。属名は「1個の歯(を有するもの)」、種小名は「混乱、混同」などの意。 その種小名のとおり、西太平洋熱帯海域に広く分布するオキナワイシダタミ (Linnaeus,1758)と混同されていたが、1874年にイタリアの貝類学者 Tapparone-Canefri が別種として記載(学名を付けて説明すること)した。しかし、その後もイシダタミはオキナワイシダタミの亜種や変種、あるいは型(form)、更には同種として扱われるなど混乱があった。2005年に分子系統解析の結果から両者はそれぞれ独立した別種と見做されるとする論文発表され、それ以降は独立種として扱われることが多く、本項もそれに従っている。.

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イシガニ

イシガニ 分類 界:動物界 Animalia 門:節足動物門 Arthropoda 綱:甲殻綱 Crustacea 目:エビ目(十脚目) Decapoda 亜目:エビ亜目 Pleocyemata 下目:カニ下目 Brachyura 科:ワタリガニ科 Portunidae 属:イシガニ属 Charybdis 種:イシガニ japonica 学名 Charybdis japonicaA.

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イソガニ

イソガニ(磯蟹、学名Hemigrapsus sanguineus) は、十脚目モクズガニ科(旧分類ではイワガニ科)に分類されるカニの一種。西太平洋の熱帯から亜寒帯地域まで広く分布し、和名通り海岸の水際や水中でよく見られる。.

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イソギンチャク

イソギンチャク(磯巾着、菟葵, Sea Anemone)は、刺胞動物門花虫綱六放サンゴ亜綱イソギンチャク目に属する動物の総称である。柔らかい無脊椎動物で、口の回りに毒のある触手を持つ。.

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イソスジエビ

イソスジエビ(磯筋蝦、 )はテナガエビ科に分類されるエビの1種。日本を含む西太平洋とインド洋の沿岸域に広く分布し、和名通り岩礁海岸(磯)で最も馴染み深いエビの1つである。 成体の体長はオス40mm、メス50-70mmほどで、淡水性のスジエビよりも大きい。生きている時は他のスジエビ属同様に透明の体に黒いしま模様が入るが、イソスジエビは黒線が明瞭で間隔が狭く、黒線の間に白い斑点も点在する。額角は若い個体で短くて成体で長く、歯の数にも大きな幅がある。スジエビよりも胴体に横幅があり、複眼が体に対して小さい。 東はハワイ、北は北海道から、東南アジア、インド沿岸を経て紅海まで広く分布する。日本では全国でよく見られる普通種で、学名の種名を表す "pacificus" は太平洋に由来する。 外洋に面した水のきれいな岩礁海岸に生息する。日本産のスジエビ属としては比較的外洋性が強く、内湾や汽水域では少ない。個体数が多く水深の浅い所にもやって来るので、波打ち際やタイドプール、埠頭などの海中で頻繁に姿を見ることができる。 特に昼夜の区別なく活動し、岩や海藻の周囲を徘徊したり、腹脚で水を掻いて泳ぎ回る。夜に生息地をライトで照らすと複眼が照明を反射し光る様も観察できる。驚くと尾を使って後方へ素早く飛び退くので、開放された水中で素手で捕えるのは難しい。 食性はほぼ肉食性で、貝類や多毛類などの小動物を捕食し、動物の死骸にもよく集まる。このため生息域で手足を水中に漬けてじっとしておくと、スジエビ類が集まってきて鋏脚で肌をついばむのが観察できる。一方、天敵はフグ、カサゴなどの底生肉食魚、イカ、タコ、イソギンチャクなどがいる。 日本では春から夏にかけて繁殖し、この時期には卵を腹脚に抱えたメスが見られる。孵化する子供はゾエア幼生の形態で、しばらく海中を漂うプランクトン生活を経て稚エビへ変態し、着底する。 日本の磯では最も目に触れる機会が多いエビの一つで、タモ網があれば簡単に捕獲できる。釣り餌によく用いられる他、唐揚げなどで食用にもできる。.

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ウミニナ

ウミニナ(海蜷)、学名 は、吸腔目ウミニナ科に分類される塔形の巻貝の一種。極東アジアに分布し、淡水の影響のある海岸や河口といった汽水環境の、主に砂泥や砂礫などの(干潟)に生息するが、時には岩礁性の環境に見られることもある。韓国名は「갯고둥」、中国名は「多形滩栖螺」(多形灘棲螺)、台湾では「多型海蜷」とも言う。 また同様の環境にはウミニナによく似た外見や生態を示す巻貝も多く、大規模な産地ではこれらの複数種が共存することも少なくない。日本ではそれらを総称して「ウミニナ」、「ウミニナ類」などと呼ぶことがあるため、これらについても「日本産”ウミニナ類”」の節で述べる。.

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ウミウシ

ウミウシ(海牛)とは後鰓類中で、貝殻が縮小、体内に埋没、消失などした種の総称。 後鰓類は、軟体動物門腹足綱(巻貝の仲間)に属し、以前は後鰓亜綱とされていた。近年は、希に後鰓目とすることがあるが、正式な分類群としては認めないことが多い。後鰓目を置く場合、以前の目は繰り下がって亜目となる。このような不統一があるため、以下では原則として、分類群は単に類とする。.

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ウメボシイソギンチャク

ウメボシイソギンチャク(梅干磯巾着、学名:Actinia equina)は日本近海に生息するイソギンチャクの一種である。従来はイギリス沿岸から西ヨーロッパ、地中海、アフリカ大陸西岸にかけて広く分布するものと同種と考えられてきたため、現時点では上記の学名が適用されている。ただし、近年日本産のものは別種であることが示唆されている。.

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ウニ

ウニ(海胆、海栗、Sea urchin)は、ウニ綱に属する棘皮動物の総称。別名にガゼなど。なお、「雲丹」の字をあてるときはウニを加工した食品について指すフリーランス雑学ライダーズ編『あて字のおもしろ雑学』 p.49 1988年 永岡書店。春の季語。.

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エビ

ビ(海老・蝦・魵)は、節足動物門・甲殻亜門・軟甲綱・十脚目(エビ目)のうち、カニ下目(短尾類)とヤドカリ下目(異尾類)以外の全ての種の総称である。すなわち、かつての長尾類(長尾亜目 )にあたる。現在、長尾亜目という分類群は廃止されており、学術的な分類ではなく便宜上の区分である。 十脚目(エビ目)から、カニ・ヤドカリという腹部が特殊化した2つの系統を除いた残りの側系統であり、単系統ではない。この定義では、ザリガニもエビに含まれる。.

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オオイカリナマコ

イカリナマコ Synapta maculata は、ナマコの1種。よく伸びると3mにもなり、ナマコ最大の種の一つとされる。珊瑚礁の浅い海底に長く伸びて這っているのが見られる。.

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(蚊)は、ハエ目(双翅目)糸角亜目カ科(学名: )に属する昆虫である。ナガハシカ属、イエカ属、ヤブカ属、ハマダラカ属など35属、約2,500種が存在する。ヒトなどから吸血し、種によっては各種の病気を媒介する衛生害虫である。 カの最も古い化石は、1億7,000万年前の中生代ジュラ紀の地層から発見されている。.

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カニ

ニ(蟹)は、十脚目短尾下目(たんびかもく、Brachyura、別名:カニ下目)に属する甲殻類の総称。タラバガニやヤシガニなどは十脚目異尾下目(ヤドカリ下目)に属するが、これらも漁業・流通等の産業上、「カニ」として扱うことがある内海冨士夫・西村三郎・鈴木克美『エコロン自然シリーズ 海岸動物』ISBN 4586321059 1971年発行・1996年改訂版 保育社三宅貞祥『原色日本大型甲殻類図鑑 II』ISBN 4586300639 1983年 保育社。また分類学において、本分類以外の水産節足動物で「カニ」の名を与えられているものも多い。.

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ガザミ

ミ(蝤蛑、学名Portunus trituberculatus (Miers))は、エビ目・カニ下目・ワタリガニ科に分類されるカニ。食用として重要なカニで、「ワタリガニ」とも称される。なお、地域によっては同じワタリガニ科のイシガニを「ワタリガニ」と指す場合がある。.

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ギンポ

ンポ(銀宝)は、スズキ目に属する海水魚。 狭義には、スズキ目ニシキギンポ科ニシキギンポ属の一種 の標準和名。.

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クルマエビ

ルマエビ(車海老、車蝦)、学名 は、十脚目クルマエビ科に分類されるエビの一種。インド太平洋沿岸の内湾砂泥底に生息する大型のエビで、重要な食用種でもある。 かつては多くの近縁種と共に Penaeus 属に分類されたため、学名を として記載した文献や図鑑も多い。研究が進んだ結果クルマエビ科の分類は細分化され、 はウシエビ、クマエビなどに限定された「ウシエビ属」となり、クルマエビの属名には が充てられた内海冨士夫・西村三郎・鈴木克美『エコロン自然シリーズ 海岸動物』1971年発行・1996年改訂版 ISBN 4586321059三宅貞祥『原色日本大型甲殻類図鑑 I』1982年 保育社 ISBN 4586300620武田正倫ほか『新装版 詳細図鑑 さかなの見分け方』2002年 講談社 ISBN 4062112809。 日本での地方名はホンエビ、マエビ(各地)、ハルエビ(石川県)等である。また若い個体を指すサイマキ(稚エビ)、マキ(小ぶりの個体)等の呼称もある本尾洋『日本海の幸 -エビとカニ-』15頁 1999年 あしがら印刷出版部 ISBN 4901217003。.

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クロダイ

ダイ(黒鯛、学名 )はタイ科に分類される魚の1種である。東アジア沿岸域に分布する大型魚で、食用や釣りの対象として人気がある。 日本ではチヌ(茅渟、海鯽)という別名もよく用いられる。学名の属名 は「棘のある鯛」の意で、種小名 は日本の脊椎動物を多数記載したヘルマン・シュレーゲルに対する献名である。.

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クロイソカイメン

イソカイメン(黒磯海綿、学名: Halichondria (Halichondria) okadai)は、フツウカイメン綱イソカイメン目のカイメン(海綿)の一種。1922年に門田治郎吉によって記載された。 種小名のokadaiは日本の動物学者岡田弥一郎に因む。.

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ケンミジンコ

ンミジンコ(剣微塵子)は、節足動物門甲殻綱カイアシ亜綱に属する動物のうち、キクロプス属Cyclopus のもの、またはキクロプス目 Cyclopoida に属するもの、さらに広義にはカイアシ類の別称である。.

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コアマモ

アマモ(小甘藻、小海藻、学名:Zostera japonica)は、アマモ科(新エングラー体系ではヒルムシロ科)アマモ属に分類される海草の一種である。浅海域に生育するが藻類ではなく種子植物(顕花植物)の仲間である。.

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シオダマリミジンコ属

ダマリミジンコ属 Tigriopus は、ソコミジンコ目に属するカイアシ類の1属。海岸線で一番高い位置の潮溜まりにのみ生息する、赤っぽいケンミジンコである。.

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スズメダイ

メダイ Chromis notata(雀鯛、英: Pearl-spot chromis)は、スズキ目ベラ亜目スズメダイ科に分類される魚類。日本では東北地方以南の岩礁域でよく見られる小魚である。.

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サンゴ

ンゴ(珊瑚)は、刺胞動物門に属する動物のうち、固い骨格を発達させるものである。宝石になるものや、サンゴ礁を形成するものなどがある。.

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サンゴ礁

八重山黒島周辺のサンゴ サンゴ礁(サンゴしょう、珊瑚礁、さんご礁、Coral reef)は、造礁サンゴの群落によって作られた地形の一つ。熱帯の外洋に面した海岸によく発達する。.

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石干見

石干見(いしひみ、いしひび)は、干潟などの遠浅の海岸に石を積み上げ、潮の干満で石積みの内側に取り残された魚介類を捕る伝統的な漁法、及び、それに用いられる石積み。沖縄県地方では魚垣(ながき、かつ、かち)とも呼ばれる。.

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砂浜

浜(すなはま、ビーチ)は、潮の流れによって海から砂が運ばれて堆積した海岸。海水浴などに適する。.

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端脚類

端脚類(たんきゃくるい、Amphipoda)は甲殻類の目の一つ。軟甲綱フクロエビ上目(嚢蝦上目)に属する。ヨコエビ、タルマワシ、ワレカラなどが含まれる。.

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生物多様性

生物多様性に富むアマゾン熱帯雨林 生物多様性(せいぶつたようせい、)とは、生物に関する多様性を示す概念である。生態系・生物群系または地球全体に、多様な生物が存在していることを指す。生態系の多様性、種多様性、遺伝的多様性(遺伝子の多様性、種内の多様性とも言う)から構成される。 生物多様性の定義には様々なものがあるが、生物の多様性に関する条約では「すべての生物(陸上生態系、海洋その他の水界生態系、これらが複合した生態系その他生息又は生育の場のいかんを問わない。)の間の変異性をいうものとし、種内の多様性、種間の多様性及び生態系の多様性を含む」と定義されている。.

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甲殻類

殻類(こうかくるい)は、節足動物の分類群の一つ。分類学上では甲殻亜門(こうかくあもん) Crustacea と呼ばれる。 エビ、カニ、オキアミ、フジツボ、ミジンコなどを含むグループである。深海から海岸、河川、湿地まで、あらゆる水環境に分布するが、主に海で多様化している。陸上の生活に完全に適応しているのはワラジムシ類など僅かである。 系統関係については、現在、汎甲殻類説が最も有力視されている。それによれば、甲殻類は六脚類と共に単系統を成し、甲殻類という分類群も側系統群となる。.

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甌穴

鹿ヶ壺の「底無」 関の尾の甌穴 ポットホール 小値賀町の斑島玉石甌穴 甌穴(おうけつ)とは河底や河岸の岩石面上にできる円形の穴。ポットホール文部省 『学術用語集 地学編』 日本学術振興会、1984年、ISBN 4-8181-8401-2。()(pot hole)、またはかめ穴(かめあな)ともいう。 河底や河岸の表面が硬い場合、表面に割れ目などの弱い部分があるとそこが水流による侵食のためにくぼみとなる。このくぼみの中に礫が入ると渦流によってその礫が回転し丸みを帯びた円形の穴に拡大する。その後川底が侵食の影響で下がり、甌穴のできた場所は水面より高くなる。その結果、甌穴が地表に見られるようになる。 穴の直径、深さとも数cmのものから数mのものまでその姿はさまざまである。底に磨耗した小石が残っているものもある。有名な甌穴として寝覚の床や長瀞渓谷(ながとろけいこく)の岩畳がある。また甌穴は、昔その場所を川が流れていたことを示す、重要な手がかりとなる。 なお、波の作用によるものは海蝕甌穴、氷河性河流によるものは氷河臼という。.

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略最低低潮面

略最低低潮面(ほぼさいていていちょうめん、Nearly Lowest Low-water Level、N.L.L.W.L)とは、これより低くはならないと想定されるおよその潮位面である。厳密な定義があるが大まかに言って、大潮の中でもかなり干満の差が大きいときの、干潮の潮位面である。.

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適応

適応 (てきおう、Adaptation)とは、何らかの状況にふさわしいことや合致していることを指す言葉で分野ごとに異なった用法で用いられている。.

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褶曲

がけに現れた褶曲面、ベルギー 褶曲面の拡大写真、クレタ島 褶曲の形成 褶曲(しゅうきょく、)は、地層の側方から大きな力が掛かった際に、地層が曲がりくねるように変形する現象のこと。 褶曲は、野外の地質調査で見落とすもしくは判別できないと、地層累重の法則が適用できない場合がある。地震の力によって短時間で形成される場合もあるが、多くはプレートの移動などで長時間強い力を受け続けることで形成される。2方からの圧縮の力と、隆起や沈降の力などがかかって形成される。比較的固い岩盤の場合は、褶曲が形成される途中で破断して断層となることが多い。.

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魚類

魚類(ぎょるい)は、脊椎動物亜門 から四肢動物を除外した動物群。日常語で魚(さかな)。脳や網膜など神経系の発達にも関与するといわれている。流行歌のおさかな天国には「魚を食べると頭が良くなる」というフレーズがあるが、上記の健康影響を考えると無根拠とも言えない。 村落単位で見た生活習慣では、労働が激しく、魚又は大豆を十分にとり、野菜や海草を多食する地域は長寿村であり、米と塩の過剰摂取、魚の偏食の見られる地域は短命村が多いことが指摘されている。 魚介類の脂肪酸にて、魚介類100g中の主な脂肪酸について解説。.

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貝(かい)は軟体動物の総称、または特にはっきりとした貝殻を持つものの総称である。英語ではshellfish。 貝(かい)と言えばすなわち二枚貝(二枚貝綱)、巻貝(腹足綱の大部分)、ヒザラガイ(多板綱)、ツノガイ(掘足綱)やそれらの殻のことで、同じ軟体動物でも殻が退化したウミウシ類や、ナメクジ、大部分の頭足綱(イカ・タコ)、カセミミズ(溝腹綱)を貝と呼ぶことはない。 しかしながら「貝の仲間」という意味で「貝類」と呼ぶ場合、殻の有無などの見かけではなく、分類上のグループとして貝類=軟体動物とみなしていることになる。貝類図鑑などはこの例にあたり、ウミウシやナメクジや、イカやタコも貝類の一部として掲載されているのが普通である。 なお、軟体動物の以外でも、二枚貝に似た殻を持つ腕足動物や殻のあるその他の水生動物をも「貝類」と言うこともあるが、この場合はそれらを軟体動物の貝類と誤認するか、あるいは明確な分類学的概念をもたずに呼んでいることが多く、生物学的には正しい呼び方ではない。 また水産物として「魚介類」という場合の「介類」は、エビ・カニなどの甲殻類をはじめウニ、ナマコ、ホヤなどの水産物としての無脊椎動物全体を含む語で、軟体動物に限る「貝類」とは区別されるのが普通である。 貝類の中には食用のものも多く、貝殻も螺鈿など装飾品などとして用いられてきた。.

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酸性雨

酸性雨(さんせいう)とは、環境問題の一つとして問題視される現象で、大気汚染により降る酸性の雨のことを指す。酸性の雪は酸性雪(さんせいせつ)、酸性の霧は酸性霧(さんせいむ)と呼ばれる。.

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雨水

水(うすい)は、二十四節気の第2。正月中(通常旧暦1月内)。 現在広まっている定気法では太陽黄経が330度のときで2月19日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から1/6年(約60.87日)後で2月20日ごろ。 期間としての意味もあり、この日から、次の節気の啓蟄前日までである。 西洋占星術では雨水を双魚宮(うお座)の始まりとする。.

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棘皮動物

棘皮動物(きょくひどうぶつ)とは、棘皮動物門 (Echinodermata) に属する生物の総称である。ウニ、ヒトデ、クモヒトデ、ナマコ、ウミユリなどが棘皮動物に属する。 棘皮動物という名称は、echinoderm というギリシャ語由来のラテン語を直訳したもので、echinoderm とは echinos(ハリネズミ)のような derma(皮)を持つものという意味である。その名が示す通り、元来ウニを対象としてつけられた名称であるが、ヒトデ、ナマコ、ウミユリなど、ウニと類縁関係にある、トゲをもたない動物も、棘皮動物に含まれる。.

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水素イオン指数

水素イオン指数(すいそイオンしすう、Wasserstoffionenexponent)とは、溶液の液性(酸性・アルカリ性の程度)を表す物理量で、記号pHで表す。水素イオン濃度指数または水素指数とも呼ばれる。1909年にデンマークの生化学者セレン・セーレンセンが提案した『化学の原典』 p. 69.

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気温

気温(きおん)とは、大気の温度のこと。気象を構成する要素の1つ。通常は地上の大気の温度のことを指す。.

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波飛沫

波飛沫 波飛沫(なみしぶき、)とは、波が海岸に衝突する時に生ずる水の飛沫。 飛沫はその現象により、ミネラルを含んだ塩、特に高濃度の塩化物陰イオンを多く含んでいる。海岸線の近くの金属の腐食の多くは、風により吹き付ける波飛沫に含まれる塩類が、腐食プロセスを加速させることが原因で起こる。 強風や波浪の際には、波飛沫の量が増し、静穏なときよりも多くの飛沫が吹き付け、より内陸部にも到達する。塩分に弱い農作物にこれが付着すると、塩害を引き起こす。防風林の一種である防潮林などは、波飛沫を受けとめて内陸の農地に届かないようにする役割も担っている。 海水中の水分が蒸発し、塩分や金属類のみが残った微小な粒子を海塩粒子と言う。これは風によって拡散し、雲を生成する雲核の1つとなる。ただし、海塩粒子は波飛沫ではなく、主に海面にできた気泡が破裂するときに飛び散る微小な水滴からできる。.

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溶存酸素量

溶存酸素量(ようぞんさんそりょう)とは、水中に溶存する酸素の量のことである。水質の指標として用いられ、溶解酸素量(ようかいさんそりょう)とも呼ばれる。略称はDO (Dissolved Oxygen)。単位は、従来は、ppmが主に用いられていたが、最近では、mg/Lの表現が多用されている。.

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満潮

満潮(まんちょう・みちしお).

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潮汐

潮汐(ちょうせき、tide)とは、主として月と太陽の引力によって起きる、海面の昇降現象『日本大百科全書』(ニッポニカ)。海岸などでみられる、1日に1~2回のゆっくりした海面の昇降(上昇したり、下降したりすること)。「潮の干満(しおのかんまん)」とも。大和言葉で「しお」ともいう。漢字では潮と書くが、本来は「潮」は「朝のしお」、「汐」は「夕方のしお」という意味である。なお原義としてはこれだが一般には海に関するいろいろな意味で「潮」が(まれに「汐」も)使われる。 上述のように潮汐は主に月の引力の影響(潮汐力)で起きるわけだが、それ以外の要因でも起きており、気圧差や風によるものを気象潮という。代表的な気象潮は高潮(たかしお)である。気象潮と区別するため、潮汐力による潮汐を天体潮・天文潮ということがある。 潮汐にともない、表面が下がるところから上がるところへ流体が寄せ集められるために流体の流れ(水平動)が生まれる。これを潮汐流(「潮流」とも)という。日常的な表現としては「潮汐」という言葉がこれを指していることもある。 海面の潮汐である海洋潮汐・海面潮汐が最も認知されているが、実際には湖沼などでも十分に大きなものであれば(たとえば日本なら琵琶湖や霞ヶ浦程度の大きさがあれば)起こる。 なお、地球以外の天体でも、周囲の天体の引力の影響を受け天体の表面の液体が上下する現象は起きうる。.

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潜水

潜水(せんすい)とは、水の中に完全に体を沈めることである。現在では、水中で行う活動、もしくはその手段を指すことが多い。.

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海岸

日本南端の海岸来間島の長間浜 磯の海岸(千葉県鴨川市) フィリピン共和国バタンガス州ナスグブ町の海岸 海岸(かいがん)とは、陸が海に接する部分のこと。海辺(うみべ)、渚・沚(なぎさ)、汀(みぎわ)、水際(みずぎわ・すいさい)などともいう。.

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海綿動物

海綿動物(かいめんどうぶつ、sponge)は、海綿動物門(Porifera)に属する動物の総称である。海綿、カイメンなどとも表記される。 熱帯の海を中心に世界中のあらゆる海に生息する。淡水に生息する種も存在する。壺状、扇状、杯状など様々な形態をもつ種が存在し、同種であっても生息環境によって形状が異なる場合もある。大きさは数mmから1mを越すもの(南極海に生息する樽状の海綿 )まで多様である。多細胞生物であるが、細胞間の結合はゆるく、はっきりとした器官等の分化は見られない。細かい網目状の海綿質繊維からなる骨格はスポンジとして化粧用や沐浴用に用いられる。.

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海草

日本で一般的な海草であるアマモ 海草(かいそう、Seagrass)は、水草の一種で、海域に生育する種子植物のこと。 藻類である「海藻」と同音異義語であるため、しばしば両者の混同を招く場合があり、区別の観点から海草を「うみくさ」と呼ぶこともある。.

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海藻

海中のワカメ 海藻(かいそう、Seaweed)は、藻類のうち容易に肉眼で判別できる海産種群の総称杉田浩一編『日本食品大事典』医歯薬出版 p.285 2008年。.

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海水

海面上から見た海水(シンガポール) スクーバダイビング中に見る海水の深い青(タイのシミランにて) 海水(かいすい)とは、海の水のこと。水を主成分とし、3.5 %程度の塩(えん)、微量金属から構成される。 地球上の海水の量は約13.7億 km3で、地球上の水分の97 %を占める。密度は1.02 - 1.035 g/cm3。.

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海水温

海水温(かいすいおん)とは、ある一定の深度における海水の温度のこと。湖沼や大規模な河川も対象にすることがある。単に海水温というときは、海面から海面下数十cm~十数mの海面水温を指すことが多い。 海水温が水の蒸発量に非常に関わりが深いことから、気象学の観測対象とされ、気候学においても重要視される。漁業の分野においても、魚群の移動に関連しているため必要なデータであるとされる。また、特に水棲生物の分布や生態にも大きく関連しており、生物学においても重要とされる。 海水は、塩分を含有している事から摂氏0度を下回る事があり、また海底火山の影響で摂氏100度を超える場合もある。.

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断層

アパラチア山脈の断層 断層(だんそう、fault)とは、地下の地層もしくは岩盤に力が加わって割れ、割れた面に沿ってずれ動いて食い違いが生じた状態をいう。 断層が動く現象を断層運動(faulting)と言い、地震の主原因であると考えられている。食い違いが生じた面そのものを断層面(fault surface)と称する。鉛直線に対して水平な角を断層角(fault dip)0度とし、鉛直な断層面が90度となる。また、水平面に置き換えた断層運動の方向を走向(fault strike)と呼ぶ。 侵食や堆積環境の変化、火山岩の噴出・堆積などによってできた地層の境界は、一見食い違っているように見える場合があるが、ずれ動いたわけではないため断層ではなく、不整合、非整合などと呼ばれる。.

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