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クリーモフ VK-107

索引 クリーモフ VK-107

リーモフ VK-107(ロシア語:Климов ВК-107)は第二次世界大戦中にソビエト連邦で生産された液冷V型12気筒の航空用エンジン。クリーモフ M-105 エンジンの後継として開発され、Yak-9 戦闘機などに搭載された。.

22 関係: メッサーシュミット Bf109モータージェットフォッケウルフ Fw190ダイムラー・ベンツ DB 605カムシャフトクランクシャフトクリーモフ M-105シリンダーソビエト連邦第二次世界大戦過給機航空用エンジン航空用エンジンの一覧MiG-13 (航空機)Rpm (単位)Su-5 (航空機)V型12気筒Yak-3 (航空機)Yak-9 (航空機)液冷1942年1944年

メッサーシュミット Bf109

Bf 109は、第二次世界大戦におけるナチスドイツ空軍の主力戦闘機。世界で初めて一撃離脱戦法を前提に開発されたとされ、機体重量に比し小さく薄い主翼を持ち、モーターカノンや主脚のエンジンマウントなど、特徴のある設計となっている。本機の生産数は30000機を超え、歴史上もっとも生産された戦闘機であると同時にエーリヒ・ハルトマンやゲルハルト・バルクホルンといったエースパイロットを輩出させた。 1934年、バイエルン航空機製造(Die Bayerische Flugzeugwerke、BFW)で開発が開始され、翌1935年、生産開始。設計主任は、かつてBf 108を設計したロベルト・ルッサー技師。後にバイエルン航空機製造はメッサーシュミット社となった。.

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モータージェット

モータージェット (motorjet) とは、ジェット噴射以外の動力(多くはレシプロエンジン)を利用して圧縮機を駆動するタイプの原初的なジェットエンジン。サーモジェット (thermojet) とも呼ばれたが、この名称は一般的にパルスジェットの一種を指すことが多い。第二次世界大戦以前に航空機用エンジンとして注目されたものの、ターボジェットエンジンや他のタイプのジェットエンジンが実用化されるとその効率の悪さから衰退していった。.

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フォッケウルフ Fw190

フォッケウルフFw 190(Focke-Wulf Fw 190)は、第二次世界大戦時のドイツ空軍の戦闘機である。この機体はメッサーシュミットBf 109とともにドイツ航空戦力の主力を担った。愛称は「ヴュルガー」(Würger、百舌(鳥)の意)。設計はクルト・タンクによる。 本機は「液冷王国」であった当時のドイツ空軍にあって、唯一強力な空冷エンジンを搭載した主力戦闘機として優れた飛行性能を見せたほか、機体が頑丈で発展性に余裕があり、戦闘爆撃機型や対爆撃機型、高速偵察機型など様々な派生型が生産され、また機体の整備・運用の手間に要するコストも比較的少なく、第一次世界大戦への従軍経験のあるタンクの設計コンセプトが具現化し、よく過酷な戦場に耐えて大戦を戦い抜いた。1944年には不足していた高高度性能を改善するため、エンジンを液冷エンジンのJumo 213 Aに換装したFw 190 D-9型が登場した。 大戦末期に開発されたさらなる改良型は、設計者であるタンクの名称を取ってTa 152と命名されたフォッケウルフ社に在籍のまま、自分が開発した飛行機に、姓の略号であるTaを付けることができた。詳細は後述。。 シリーズの総生産数は20,000機以上。うち、戦闘爆撃機型は6,600機強。.

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ダイムラー・ベンツ DB 605

イギリス空軍博物館 (RAF museum) で保存されているDB 605エンジン エンジン内部 DB 605は第二次世界大戦中にドイツのダイムラー・ベンツ(現ダイムラー)で開発された航空機用 液冷 倒立V型12気筒 レシプロエンジン。DB は社名の Daimler-Benz から。以前に同社で開発されたDB 601を元に発展させたエンジンで、大戦中の1942年から1945年までメッサーシュミット Bf 109やBf 110といった軍用機に搭載された。またDB 605を二つ組み合わせて1本のプロペラシャフトを回すようにした派生型DB 610がHe177に使用されている。イタリアやスウェーデンでライセンス生産されてマッキ MC.205やフィアット G.55、サーブ 21などの機体にも搭載された。.

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カムシャフト

ムシャフト カムシャフト (camshaft) とは、エンジンの構成部品の一つで、バルブを開閉する各気筒のカムをまとめて1本に備えているシャフト(軸)である。断面が卵型のカムが複数連なったもので、回転の中心と外周までの距離は一定ではない。カムシャフトはクランクシャフトからのタイミングベルトなどにより回転が伝えられている。4ストローク機関ではクランクシャフトが2回転する間に、カムシャフトは1回転する。多くの2ストローク機関では使用されない部品である。 また、鉄道車両の電気車(電気機関車、電車)のうち、間接式抵抗制御方式の主制御器で、抵抗器のつなぎ替え(速度制御)のために使われている。 カムシャフトが文献に現れるのはアル=ジャザリの1206年の著作が最古である。.

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クランクシャフト

ランクシャフト (crankshaft) は、エンジンの構成部品の一つ。ピストンの往復運動を回転力に変えるための軸。曲柄軸、クランク軸、エンジンの主軸となる屈曲軸。かつて日本語では曲軸と言われた。 クランクシャフトが文献に現れるのはアル=ジャザリの1206年の著作が最古である。.

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クリーモフ M-105

リーモフ M-105 あるいは VK-105 (ロシア語:Климов М-105 / ВК-105)とは、第二次世界大戦期のソビエト連邦の航空機用エンジンである。1000馬力台前半の出力を持つ液冷V型12気筒エンジンで、戦中のソ連における標準的な軍用機用のエンジンの一つだった。 このエンジンは採用当初はM-105と呼ばれていたが、大戦中に命名規則が変更されてVK-105に改名した。"VK" はクリーモフ設計局を率いたウラジーミル・クリーモフ(Vladimir Klimov)のイニシャルに由来している 。.

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シリンダー

リンダー (Cylinder) とは、英語で「円筒」を意味する単語である。 “シリンダー”と呼称されるものにはいくつかの種類があるが、本項では主にレシプロエンジンの構成部品の一つについて既述する。.

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ソビエト連邦

ビエト社会主義共和国連邦(ソビエトしゃかいしゅぎきょうわこくれんぽう、Союз Советских Социалистических Республик)は、1922年から1991年までの間に存在したユーラシア大陸における共和制国家である。複数のソビエト共和国により構成された連邦国家であり、マルクス・レーニン主義を掲げたソビエト連邦共産党による一党制の社会主義国家でもある。首都はモスクワ。 多数ある地方のソビエト共和国の政治および経済の統合は、高度に中央集権化されていた。.

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第二次世界大戦

二次世界大戦(だいにじせかいたいせん、Zweiter Weltkrieg、World War II)は、1939年から1945年までの6年間、ドイツ、日本、イタリアの日独伊三国同盟を中心とする枢軸国陣営と、イギリス、ソビエト連邦、アメリカ 、などの連合国陣営との間で戦われた全世界的規模の巨大戦争。1939年9月のドイツ軍によるポーランド侵攻と続くソ連軍による侵攻、そして英仏からドイツへの宣戦布告はいずれもヨーロッパを戦場とした。その後1941年12月の日本とイギリス、アメリカ、オランダとの開戦によって、戦火は文字通り全世界に拡大し、人類史上最大の大戦争となった。.

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過給機

過給機(かきゅうき)とは、内燃機関が吸入する空気の圧力を吸気口の圧力以上に高める補機の総称である。英語では"Supercharger"(スーパーチャージャー)。なお、「スーパーチャージャー」を特に機械式過給機のみを指すものとし、排気タービンを駆動源としたもの(いわゆるターボチャージャー)とは別と扱う場合も多い。圧縮機(コンプレッサー(compressor, kompressor))の一種、ないし、吸気を圧縮して給気することに特化した圧縮機といえる。.

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航空用エンジン

航空用エンジン (こうくうようエンジン、英語:Aircraft engine)または航空エンジンは、航空機に搭載され、航空機の飛行に必要な推力(推進力)を生み出すエンジンである。補助動力装置やラムエア・タービンなど電源や油圧を確保するエンジンは含まれない。 現在使われている航空機用エンジンは全て内燃機関であるが、研究用又はデモンストレーション用に電動機などを使ったものが存在する(後述)。.

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航空用エンジンの一覧

これは航空用エンジンの一覧である。.

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MiG-13 (航空機)

ハルシチョフニコス加速装置 (VRDK) MiG-13(ミグ13;ロシア語:МиГ-13ミーク・トゥリナッツァッチ)又は«N»(«H»エヌ)は、ソ連のミコヤーン・グレーヴィチ設計局で開発された試作戦闘機。試作機完成前はI-250と呼称された。.

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Rpm (単位)

rpm(アールピーエム)は、回毎分(英語:revolutions per minute)または回転毎分(英語:rotations per minute)の略で、回転などの周期的現象が1分間に繰り返される回数を示す単位である。回毎分、回転/分 や r/min などとも表記される。 60 rpm.

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Su-5 (航空機)

Su-5(スホーイ5、スホイ5;ロシア語:Су-5スー・ピャーチ)は、第二次世界大戦の末期から戦後にかけてソ連のスホーイ設計局が試作した、プロペラとモータージェットとの混合動力によって推進される戦闘機である。I-107(И-107)とも呼ばれた。.

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V型12気筒

V型12気筒はレシプロエンジン等のシリンダー配列形式の一つで、シリンダーの配置がV字型のエンジンにおいて片バンクに6気筒ずつ合計12持つことから呼ばれる、本項目では専らピストン式内燃機関のそれについて述べる。V12と略されることが多い。.

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Yak-3 (航空機)

Yak-3(Jak-3;ヤク3;ロシア語:Як-3ヤーク・トリー)は、Yak-1の主翼を小型化し、空力的洗練や軽量化を行ったソ連の低高度用戦闘機。A・S・ヤコヴレフ記念試作設計局で開発された。.

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Yak-9 (航空機)

Yak-9 (Jak-9;ヤク9;ロシア語: Як-9) は、第二次世界大戦時にヤコヴレフ設計局が開発したソ連空軍の主力戦闘機のひとつ。戦後、北大西洋条約機構 (NATO) によって付けられたNATOコードネームでは「フランク」 (Frank) と呼ばれた。.

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液冷

液冷(えきれい)とはエンジン(発動機)などの発熱する物体を冷却する場合に液体を用いて熱を移動させる方式である。対義語は空冷。液体として水を用いる場合が多いが、(環境温度にもよるが)凍結によるトラブルの防止や冷却用の液体や部品の劣化防止および沸点上昇の目的で何らかの物質を加え水溶液として用いる場合が多い。しかしそういった添加剤がある場合を含め、水が主成分のことが特に多いこともあり、一般的な呼称としても、総称である液冷・液冷エンジンよりも、水冷・水冷エンジン等と呼ばれることのほうが多い。以下は、水冷以外も含めた総合的な議論及び、水以外を媒体とする液冷について主に議論することとし、水冷については「水冷」の記事及び水冷エンジンその他の記事を参照のこと。 エンジンでは通常は潤滑が主目的であるエンジンオイルを冷却にも利用する油冷エンジンもある。また油冷は導電性のある水を嫌う電力機器などでも常用されている(電気機器の冷却方式を参照)。 液体に熱を吸収させて移動させ、別の場所で放熱させるというシステムにより、熱源から離れた場所で広い面積から放熱させるといったことが容易であり、熱源の周囲の空気を用いて直接熱源を冷却する空冷よりも効果良く冷却できる。またコジェネレーションによる排熱利用に向いている。一方で、冷却用の液体が必要であること、油や特殊な有機化合物を利用する液浸システム以外では、特に水冷では水密の必要があり、漏れてしまった場合に他の部品を損傷させたり放熱できなくなる場合があること、ポンプなど、部品点数が多いこと、といった短所がある。また、添加物等を加えていない水は安価で、いくつかの注意点はあるが、ラジエタによる熱交換ではなく大気中への蒸散冷却が行えるという利点がある。これは水以外の有機化合物等による液冷では現実的に不可能である。 1964年にCDC社が出願した特許(U.S.Pat.

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1942年

記載なし。

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1944年

記載なし。

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