ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

みずがめ座

索引 みずがめ座

みずがめ座(水瓶座、Aquarius)は、黄道十二星座の1つ。トレミーの48星座の1つでもある。 この星座には2等星以上の明るい星はない。.

46 関係: くじら座ちょうこくしつ座みずがめ座デルタ星みずがめ座ベータ星みずがめ座アルファ星みずがめ座イプシロン星みずがめ座カッパ星みずがめ座ガンマ星みずがめ座シータ星みずがめ座EZ星みずがめ座η流星群みずがめ座Z星みなみのうお座こうま座いるか座うお座半規則型変光星天の赤道三ツ矢サイダー土星状星雲ペガスス座トレミーの48星座わし座アッカドアステリズムエンキガニュメーデースギリシア神話やぎ座らせん星雲国際天文学連合球状星団誠文堂新光社黄道十二星座近藤二郎閃光星野尻抱影M2 (天体)M72 (天体)M73 (天体)恒星社厚生閣惑星状星雲星座星図流星群散開星団

くじら座

くじら座(鯨座、Cetus)は、トレミーの48星座の1つ。 ο星ミラは、くじら座で最も有名な変光星である。 この星座は黄道に接近しているため、いくつかの小惑星がこの星座の領域内を通ることがある。第4番目に発見された小惑星ヴェスタ(Vesta)は1807年3月29日にドイツのブレーメンでハインリヒ・オルバースによって この星座の領域で発見された。.

新しい!!: みずがめ座とくじら座 · 続きを見る »

ちょうこくしつ座

ちょうこくしつ座(彫刻室座、Sculptor )は、南天の星座の1つ。 ニコラ・ルイ・ド・ラカーユによって18世紀に設定された。銀河南極がこの星座内にある。 日本では、見ることができるが高度は低い。 ちょうこくしつ座には明るい星がなく、その割に面積は広いため、探しにくい星座である。しかし、特徴のある銀河(後述)などによりアマチュア天文家にはよく知られる。.

新しい!!: みずがめ座とちょうこくしつ座 · 続きを見る »

みずがめ座デルタ星

みずがめ座δ星(みずがめざデルタせい、Delta Aquarii; δ Aqr / δ Aquarii)は、みずがめ座で3番目に明るい恒星で3等星。.

新しい!!: みずがめ座とみずがめ座デルタ星 · 続きを見る »

みずがめ座ベータ星

みずがめ座β星 (Beta Aquarii, β Aqr)は、みずがめ座で最も明るい恒星で3等星。3連星で、主星は黄色超巨星である。 みずがめ座α星、ペガスス座ε星と同じ場所で同時期に生まれたものと考えられている。.

新しい!!: みずがめ座とみずがめ座ベータ星 · 続きを見る »

みずがめ座アルファ星

みずがめ座α星(α Aquarii, α Aqr)は、みずがめ座の恒星で3等星。みずがめ座ではβ星に次ぎ2番目に明るい恒星である。.

新しい!!: みずがめ座とみずがめ座アルファ星 · 続きを見る »

みずがめ座イプシロン星

みずがめ座ε星(みずがめざイプシロンせい、epsilon Aquarii; ε Aqr / ε Aquarii)は、みずがめ座の恒星で4等星。.

新しい!!: みずがめ座とみずがめ座イプシロン星 · 続きを見る »

みずがめ座カッパ星

みずがめ座κ星(みずがめざカッパせい、kappa Aquarii; κ Aqr / κ Aquarii)は、みずがめ座の恒星で5等星。スペクトル分類K型の巨星。.

新しい!!: みずがめ座とみずがめ座カッパ星 · 続きを見る »

みずがめ座ガンマ星

みずがめ座γ星(みずがめざガンマせい、gamma Aquarii; γ Aqr / γ Aquarii)は、みずがめ座の恒星で4等星。.

新しい!!: みずがめ座とみずがめ座ガンマ星 · 続きを見る »

みずがめ座シータ星

みずがめ座θ星(みずがめざシータせい、theta Aquarii; θ Aqr / θ Aquarii)は、みずがめ座の恒星で4等星。.

新しい!!: みずがめ座とみずがめ座シータ星 · 続きを見る »

みずがめ座EZ星

みずがめ座EZ星(英:EZ Aquarii)はみずがめ座の方向に約11.3光年(3.45パーセク)離れた三重連星系である。「ルイテン789-6」や「グリーゼ866」という名称としても知られている。3つの恒星は全て、太陽より小さい赤色矮星である。かつては二重連星系だと思われていたが、恒星Aの分光観測により、恒星Cと連星を成していることがわかった。AとCは0.03au離れており、公転周期はわずか3.8日である。この連星を823日周期で恒星Bが公転している。AとBからは強いX線が放出されている。 連星系のハビタブルゾーンには、生命の存在が可能な周連星惑星が存在する可能性がある。みずがめ座EZ星は約3万2300年後に太陽系に約8.2光年(2.5パーセク)まで最接近するとされている。ChViewシミュレーションによると、この連星系に最も近い恒星はラカーユ9352で、約4.1光年(1.3パーセク)離れている。.

新しい!!: みずがめ座とみずがめ座EZ星 · 続きを見る »

みずがめ座η流星群

みずがめ座η(イータ、エータ)流星群(Eta Aquarids)はハレー彗星が母天体と考えられている流星群である。 活動期間は4月後半から5月の初めで、最大活動日は5月6日である。輻射点はみずがめ座にある。1時間あたり20個ほどの流星が見られる。2005年には新月の期間であったので良い観測条件となった。 北半球では輻射点の地平高度が上がらないために出現数はそれほど多くないが、輻射点高度が高くなる南半球では非常に活発な流星群となっている。.

新しい!!: みずがめ座とみずがめ座η流星群 · 続きを見る »

みずがめ座Z星

みずがめ座Z星(みずがめざZせい)は、みずがめ座の方向に輝く脈動変光星。.

新しい!!: みずがめ座とみずがめ座Z星 · 続きを見る »

みなみのうお座

みなみのうお座(南の魚座、Piscis Austrinus)は、トレミーの48星座の1つ。 星座の先端にあるα星は、全天21の1等星の1つであり、フォーマルハウトと呼ばれる。この星以外には明るい星はない。.

新しい!!: みずがめ座とみなみのうお座 · 続きを見る »

こうま座

こうま座(小馬座、Equuleus)は、トレミーの48星座の1つ。全天88の星座の中でみなみじゅうじ座の次に小さく、また全ての星が4等級以下の、目立たない星座である。.

新しい!!: みずがめ座とこうま座 · 続きを見る »

いるか座

いるか座(海豚座、Delphinus)は、天の川の近くにある星座で、トレミーの48星座の1つ。最も明るい星でも4等星と暗い星座ではあるが、星々が密集しているため見つけやすい。.

新しい!!: みずがめ座といるか座 · 続きを見る »

うお座

うお座(魚座、Pisces)は、黄道十二星座の1つ。トレミーの48星座の1つでもある。 うお座は黄道十二星座でありながら、3等星より明るい星がなくあまり目立たない星座である。 ペガススの大四辺形のちょうど南で、γ星、7番星、θ星、ι星、19番星、λ星、κ星がいびつな輪を描いているが、この西の魚の胴体を象るアステリズムを英米ではCircletと呼んでいる。また、ω星の7°ほど南に春分点がある。.

新しい!!: みずがめ座とうお座 · 続きを見る »

半規則型変光星

半規則型変光星(はんきそくがたへんこうせい、semiregular variable)は、かなり周期的に変光することもある一方時々不規則な光度変化をすることもある渡辺努「OBSERVER'S GUIDE 変光星」、『月刊天文』2002年11月号、地人書館、98頁。、中期から晩期のスペクトル型を持つ巨星または超巨星である。周期は20日から2000日以上であるが、光度曲線の形は様々で一定していない。変光範囲は数百分の数等級から数等級である。 半規則型変光星は、いくつかの細分類に分けられる。従来はSRA・SRB・SRC・SRDの4つに細分類されていたが、2001年に発行されたName List 76で新たな細分類としてSRSが加わった。 球状星団M13は、11.95等から12.25等の数十個の赤色変光星を含み、周期は43日 (V24) から97日 (V43) である。.

新しい!!: みずがめ座と半規則型変光星 · 続きを見る »

天の赤道

380px 天の赤道(てんのせきどう)は、地球の赤道面を天球にまで延長し、天球上に交わってできる大円のこと。恒星や惑星の天球上の位置を決める基準となる。天球上の緯度を設定するため、天の赤道を0度とし(赤緯)、天球上の経度を設定するため、天の赤道に対して黄道が南から北へと交わる点、春分点を0時とした(赤経)。赤緯は0度〜90度(-90度)で表され、赤経は24時までの数字で時、分、秒で表される。 天球を固定したものと考えると、地球の自転軸は極運動や歳差、章動によって動いているので、天の赤道は星の位置に対して常に変動することになる。そこで、こういった変動の平均をとったものを平均赤道といい、見かけ上の赤道を視赤道と呼んでいる。.

新しい!!: みずがめ座と天の赤道 · 続きを見る »

三ツ矢サイダー

ウヰルキンソンタンサン(1940年代)7:ウヰルキンソンタンサン(1950年代)8:ウヰルキンソンジンジャーエール(1970年代) 2007 - 2009年)+1977年のオリジナルグラス「キラキラグラス」 2004 - 2005年) びん入り(三嶋大社で 2008年撮影) 三ツ矢記念館(川西市平野 2002年10月撮影) 三ツ矢サイダー(みつやサイダー)は、アサヒ飲料が発売している炭酸飲料のサイダー。同社の登録商標(日本第850875号ほか)でもある。.

新しい!!: みずがめ座と三ツ矢サイダー · 続きを見る »

土星状星雲

土星状星雲沼澤茂美・脇屋奈々代『星座の事典』ナツメ社 2007年。ISBN 978-4-8163-4364-3(Saturn Nebula 、NGC 7009、Caldwell 55)は、みずがめ座にある惑星状星雲である。.

新しい!!: みずがめ座と土星状星雲 · 続きを見る »

ペガスス座

ペガスス座 (Pegasus) は、トレミーの48星座の1つ。比較的明るい星の多い有名な星座である。一般には英語読みのペガサスで知られ、しばしばペガサス座と呼ばれるが、日本語での正式な星座名はペガスス座という。.

新しい!!: みずがめ座とペガスス座 · 続きを見る »

トレミーの48星座

プトレマイオス星座(プトレマイオスせいざ、Ptolemaic constellations)は、2世紀の天文学者クラウディオス・プトレマイオスが作成した星表に見られる星座のことである。1970年代までは、しばしばトレミー星座と表現されていた。トレミーはプトレマイオスの英語形 Ptolemy に由来する。星座の数より「プトレマイオスの48星座(トレミーの48星座)」ともいう。.

新しい!!: みずがめ座とトレミーの48星座 · 続きを見る »

わし座

わし座(鷲座、Aquila)は、トレミーの48星座の1つ。日本では夏の星座とされる。 α星は、全天21の1等星の1つであり、アルタイル(七夕の彦星)と呼ばれる。アルタイルと、はくちょう座のα星デネブ、こと座のα星ベガの3つの1等星で、夏の大三角と呼ばれる大きな二等辺三角形を形成する。.

新しい!!: みずがめ座とわし座 · 続きを見る »

アッカド

アッカド( - KUR.URIKI - AGA.DĒKI、Akkad)は、メソポタミア(現在のイラク)南部を占めるバビロニアの北半分の地域、またはそこに興った最古の帝国。中心都市はアガデ。南側にシュメールが隣接し、北西側にアッシリアが隣接している。.

新しい!!: みずがめ座とアッカド · 続きを見る »

アステリズム

アステリズム (asterism) 、あるいは星群(せいぐん)とは、 星座の星の並び同様、地球からの距離は同じとは限らず、空間的にはまとまっていない。.

新しい!!: みずがめ座とアステリズム · 続きを見る »

エンキ

ンキ ヴィール(シュメール語: - DEN.KI(G) - Enki)は、メソポタミア神話の神である。.

新しい!!: みずがめ座とエンキ · 続きを見る »

ガニュメーデース

ニュメーデース(Γανυμήδης, Ganymēdēs)は、ギリシア神話の登場人物である。イーリオス(トロイア)の王子で美少年だったといわれる。オリュムポス十二神に不死の酒ネクタールを給仕するとも、ゼウスの杯を奉げ持つともいわれる。元来は大地に天の雨をもたらす神だったと考えられており、ヴェーダ神話のソーマとの関連も指摘されている。日本語では長母音を省略してガニュメデス、ラテン語形でガニメデとも呼称される。.

新しい!!: みずがめ座とガニュメーデース · 続きを見る »

ギリシア神話

リシア神話(ギリシアしんわ、ΜΥΘΟΛΟΓΊΑ ΕΛΛΗΝΙΚΉ)は、古代ギリシアより語り伝えられる伝承文化で、多くの神々が登場し、人間のように愛憎劇を繰り広げる物語である。ギリシャ神話とも言う。 古代ギリシア市民の教養であり、さらに古代地中海世界の共通知識でもあったが、現代では、世界的に広く知られており、ギリシャの小学校では、ギリシャ人にとって欠かせない教養として、歴史教科の一つになっている。 ギリシア神話は、ローマ神話の体系化と発展を促進した。プラトーン、古代ギリシアの哲学や思想、ヘレニズム時代の宗教や世界観、キリスト教神学の成立など、多方面に影響を与え、西欧の精神的な脊柱の一つとなった。中世においても神話は伝承され続け、その後のルネサンス期、近世、近代の思想や芸術にとって、ギリシア神話は霊感の源泉であった。.

新しい!!: みずがめ座とギリシア神話 · 続きを見る »

やぎ座

やぎ座(山羊座、Capricornus, Capricorn)は、黄道十二星座の1つ。トレミーの48星座の1つでもある。 この星座には2等星以上の明るい星は無い。 海王星は、1846年9月23日、δ星の近くでフランスの天文学者ルヴェリエの予測計算とドイツの天文学者ガレの観測によって発見された。.

新しい!!: みずがめ座とやぎ座 · 続きを見る »

らせん星雲

らせん星雲(NGC 7293、Caldwell 63)は、みずがめ座にある有名な惑星状星雲である。 距離はおよそ219パーセクあるいは約700光年で、太陽系に最も近い惑星状星雲の1つである。猫のような目の形をしている中心部が「らせん」の名前の由来であるが、最近の研究ではその周囲に淡い環状のガスが広がっていることがわかっている。環状部まで含めると、全体の大きさは満月の約半分くらいまで広がっている。中心部に白色矮星が存在する。.

新しい!!: みずがめ座とらせん星雲 · 続きを見る »

国際天文学連合

国際天文学連合(こくさいてんもんがくれんごう、英:International Astronomical Union:IAU)は、世界の天文学者で構成されている国際組織である。国際科学会議 (ICSU) の下部組織となっている。恒星、惑星、小惑星、その他の天体に対する命名権を取り扱っている。その命名規則のために専門作業部会が設けられている。 IAUは天文電報の発行業務にも関わっており、スミソニアン天体物理観測所が運営している天文電報中央局 (Central Bureau for Astronomical Telegrams; CBAT) について支援している。 IAUは1919年に多くの団体を統合して設立された。最初の会長にはフランスのバンジャマン・バイヨーが選出された。 2009年現在、会員として、10,145人の天文学者などの個人会員と64の国家会員が所属している。 Headquarter(本部)の事務局は、フランスのパリのBd Arago(アラゴ通り)にある。総会はさまざまな国において開催されている。→#総会.

新しい!!: みずがめ座と国際天文学連合 · 続きを見る »

球状星団

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したさそり座の球状星団NGC6093(M80) 球状星団(きゅうじょうせいだん、globular cluster)は恒星が互いの重力で球形に集まった天体。銀河の周りを軌道運動している。球状星団は重力的に非常に強く束縛されており、そのために形状は球対称となり、中心核に向かって非常に密度が高くなっている。.

新しい!!: みずがめ座と球状星団 · 続きを見る »

誠文堂新光社

株式会社誠文堂新光社(せいぶんどうしんこうしゃ)は、東京都文京区に本社を置く日本の出版社である。.

新しい!!: みずがめ座と誠文堂新光社 · 続きを見る »

黄道十二星座

道十二星座(こうどうじゅうにせいざ、12 ecliptical constellations)は、黄道が経過している13星座のうち、へびつかい座を除いた12の星座のこと。 なお、現在では専ら西洋占星術においてのみ用いられる「黄道十二宮」は、星座そのものではなく等分した黄道上の領域のことをいう。.

新しい!!: みずがめ座と黄道十二星座 · 続きを見る »

近藤二郎

近藤 二郎(こんどう じろう、1951年12月2日 - )は、日本の考古学者。早稲田大学文学学術院教授。専門はエジプト学、考古学。.

新しい!!: みずがめ座と近藤二郎 · 続きを見る »

閃光星

閃光星(せんこうせい)は変光星の一種。赤色矮星に見られる、短時間の急激な増光を起こす星で、爆発型変光星に分類されている。増光はフレアによるもので、フレア星(flare star)やくじら座UV型変光星とも呼ばれる。.

新しい!!: みずがめ座と閃光星 · 続きを見る »

野尻抱影

野尻 抱影(のじり ほうえい、本名・正英(まさふさ)、1885年11月15日 - 1977年10月30日)は日本の英文学者、随筆家、天文民俗学者。早稲田大学文学部英文学科卒業。準惑星である冥王星の和訳命名者。 古今東西の星座・星名を調べ上げたことから 「和製アレン」 とでも言うべき存在でもあった。とくに、星の和名の収集研究で知られる。日本各地の科学館やプラネタリウムで行われる、星座とその伝説の解説には、野尻の著作が引用されることが多い。若くして文学に興味を持ち、小泉八雲に傾倒した。星の和名の収集を始めたのは40歳を過ぎてからであった。 「抱影」という雅号は、早稲田大学文学部在学中、文芸誌「白百合」に作品を掲載するにあたり前田林外が金剛経の一節「夢幻泡影」から考案し、岩野泡鳴、相馬御風と相談して決めたものである。.

新しい!!: みずがめ座と野尻抱影 · 続きを見る »

M2 (天体)

M2 (NGC7089) はみずがめ座にある球状星団。距離37500光年、直径は約175光年。およそ15万個の星からなる。星団の年齢はおよそ130億歳と推定されている。 1746年にジャン・ドミニク・マラルディがド・シェゾー彗星(C/1746 P1)をジャック・カッシーニとともに観測中に発見した。彼はその5日後にM15を発見し、天文学への道に進んだが、生涯発見できたのはその2つだけだったという。マラルディは「まるく周辺が明らかで中心部4'~5'におよぶ。かなりの間隔をおいて周囲に微星が見える。そこにみえている小白点は小口径では認識できないような微星の集合であろう…」と記述している。その後1760年にシャルル・メシエによって再発見されるが、当時メシエはM2を星雲と勘違いしていた。メシエは「星雲、星ではない。中心部はよく輝き、まるく光にとり囲まれる。彗星の核のよう」とした。ウィリアム・ハーシェルは初めて星に分離し「50フィート望遠鏡で見ると、極端な星の集合ですばらしい微星」とした。スミスは「きれいな球状星団。この優雅な星団は中心部が密集して実にきれいな球を作っている。この星団の世界で見られる生き生きとした無数の星々を想像しないではおられない」とした。ロス卿は「星が枝のようにつらなり、直角方向に伸びている」として、星が周辺部に連なり伸びているスケッチをのこしている。 存在そのものは双眼鏡でも見ることができる。M2は中心部の星の密集度がかなり高く、タイプII に分類される。このため、小口径ではぼやけて見えたり星雲状に見える。周辺の星は口径8cm程度の望遠鏡からわずかに見え始める。空の条件が良いと口径20cmの望遠鏡でかなり星が分離でき立体感のあるボールに見える。よく観察すると、星団の外縁部は南北で非対称で縁には星の光が強い部分が見られる。中心からは影が星列を伴ってクモの巣のようにのびている。これは何人かの観察者によって記録されている。M2の近くの10等星と星団の中心部のほぼ中央を通る影はよく目立つ。 M2は発見されている球状星団の中でも大きいものの一つである。M2とよく似た球状星団として、M2のほぼ真北に位置するM15とよく比較されるが、M15は変光星が多く含まれているのに対しM2は僅か21個ほどにしか見られない。大部分はこと座RR型変光星である。変光星の特定はフランスのシェブルモンによって1897年にフラマリオンが描いたスケッチと比較することによって行われた。M2の年齢はM3やM5と同程度の130億年と見積もられており、これが正しければビッグバンから間もない時期に、銀河生成と共にこの星団ができたことになる。最も明るい星々は黄色および赤色巨星である。.

新しい!!: みずがめ座とM2 (天体) · 続きを見る »

M72 (天体)

M72(NGC 6981)はみずがめ座にある球状星団である。.

新しい!!: みずがめ座とM72 (天体) · 続きを見る »

M73 (天体)

M73(NGC 6994)はみずがめ座にある星群である。.

新しい!!: みずがめ座とM73 (天体) · 続きを見る »

恒星社厚生閣

株式会社恒星社厚生閣(こうせいしゃこうせいかく)は、日本の出版社。主に学術書を刊行している。.

新しい!!: みずがめ座と恒星社厚生閣 · 続きを見る »

惑星状星雲

星雲 惑星状星雲(わくせいじょうせいうん、planetary nebula)は、超新星にならずに一生を終える恒星が赤色巨星となった際に放出したガスが、中心の星の放出する紫外線に照らされて輝いているものである。中心の星は恒星の進化において白色矮星になる前の段階である 。 惑星状星雲の名は、望遠鏡で観測したときに緑がかった惑星のように見えるところから、ウィリアム・ハーシェルによって名付けられた。 恒星は、一生の末期になると外層が膨張して赤色巨星となり、外層のガスは徐々に恒星の重力を振り切って周囲に放出されていき、原始惑星状星雲となる。一方、中心核は自分自身の重力で収縮し紫外線を放射し、この紫外線が赤色巨星であった時に放出したガスに吸収されると、ガスはそのエネルギーによって電離して光を放って輝くようになる。これが惑星状星雲である。 惑星状星雲のスペクトルは、主に電離ガスから放たれる輝線スペクトルであり、散光星雲にも見られる水素、ヘリウムのバルマー系列(可視域においては)再結合輝線や衝突励起輝線を持つ。これは、電離窒素や電離酸素の確率の低い電子遷移に対応する輝線(禁制線)である。惑星状星雲のガスは極めて希薄であり、原子間の衝突がめったに起こらないために、励起状態の失活が起こらずこれらの輝線が観測できる。.

新しい!!: みずがめ座と惑星状星雲 · 続きを見る »

星座

星座(せいざ、constellation)は、複数の恒星が天球上に占める見かけの配置を、その特徴から連想したさまざまな事物の名前で呼んだものである。古来さまざまな地域・文化や時代に応じていろいろなグループ化の方法や星座名が用いられた。 左は北半球、右は南半球の星座.

新しい!!: みずがめ座と星座 · 続きを見る »

星図

星図(せいず、Star chart)は、天球上での恒星・星団・星雲など星座の位置や視等級と名称を平面で表した図で、いわば全天の地図である。恒星図のこと。.

新しい!!: みずがめ座と星図 · 続きを見る »

流星群

流星群(りゅうせいぐん)とは、その軌跡が天球上のある一点(放射点または輻射点という)を中心に放射状に広がるように出現する一群の流星のことをいう。流星群に属する流星を群流星という。流星群には、毎年同じ時期に出現する定常群と、数年~数十年おきに活発に出現する周期群、突然活動する突発群がある。たとえば、ペルセウス座流星群は定常群、しし座流星群は周期群である。突発群としてはほうおう座流星群が例として挙げられる。.

新しい!!: みずがめ座と流星群 · 続きを見る »

散開星団

2MASS計画によって撮影されたプレセペ星団(M44) 散開星団(さんかいせいだん、open cluster)は恒星の集団(星団)の一種である。分子雲から同時に生まれた星同士がいまだに互いに近い位置にある状態の天体を指す。銀河のディスク部分に存在するため、銀河星団とも呼ばれる。.

新しい!!: みずがめ座と散開星団 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

AQRAqr水瓶座

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »