ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

漢字と爿部

ショートカット: 違い類似点ジャカード類似性係数参考文献

漢字と爿部の違い

漢字 vs. 爿部

漢字(かんじ)は、中国古代の黄河文明で発祥した表語文字。四大文明で使用された古代文字のうち、現用される唯一の文字体系である。また史上最も文字数が多い文字体系であり、その数は10万字を超え、他の文字体系を圧倒する。古代から周辺諸国家や地域に伝播して漢字文化圏を形成し、言語のみならず文化上の大きな影響を与えた。 現代では中国語、日本語、朝鮮語の記述に使われる。20世紀に入り、漢字文化圏内でも日本語と中国語以外は漢字表記をほとんど廃止したが、なお約15億人が使用し、約50億人が使うラテン文字についで、世界で2番目に使用者数が多い。. 爿部(しょうぶ)は、漢字を部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では90番目に置かれる(4画の30番目、巳集の6番目)。 爿の字は木を裂いて二つにしたものの左半分を意味する。大徐本の『説文解字』にはこの字が存在しないが、『六書故』引く唐本『説文解字』では爿部があったという。「牀」(寝台の意)字についての徐の注で爿は牀の省略であるとしている。そうだとすると、この字の本来の音は ではなく、「牀」の ということになる。甲骨文字を見ても寝台を縦にした形であり、本来の意味は寝台で、後に左半分の木切れの意味が生じたと考えられる。木切れの意味については『新加九経字様』雑辨部に「鼎」字の下は木を裂いて炊くことに象り、左が爿で右が片であるとしている。 偏旁としてはもっぱら音符として使われ、ショウ(壯・牆・將など)やジョウ(など)といった音を表している。 爿を偏旁にもつ漢字はもっぱら旁に従って分類されており、爿部はそれらに分類しづらかった少数のものだけを収めている。 なお日本の新字体、中国の簡化字において「爿」は「将」や「壮」のように「」と簡略化されている。しかし、爿部の漢字については日本では常用漢字ではないため、簡化字では字全体が簡化されたためにその影響が及んでいない。.

漢字と爿部間の類似点

漢字と爿部は(ユニオンペディアに)共通で18ものを持っています: 偏旁反切中古音中国語三十六字母平水韻康熙字典簡体字甲骨文字音読み説文解字龍龕手鑑部首注音符号朝鮮語新字体日本語普通話

偏旁

偏旁(へんぼう)とは、漢字の字体を構成する要素の一つで、左右上下内外の部分に分解できる要素をいう。偏や旁を総合して言う。四字で偏旁冠脚(へんぼうかんきゃく)ともいう。筆画を組み合わせて作られ、同じ組み合わせの偏旁をもつ漢字同士は、類型的な意味あるいは音声のグループを形成する。 また偏旁の配置構造も漢字の字体を構成する重要な要素の一つであり、例えば「岩」であれば、「山」が左にあったり、下にあったり、右にあったりすることはなく、必ず上にあることで一つの字体として認識される。.

偏旁と漢字 · 偏旁と爿部 · 続きを見る »

反切

『説文解字』艸部、大徐本系の一篆一行本。下についている反切は唐韻による 反切(はんせつ)は、漢字の発音を示す伝統的な方法のひとつ。2つの漢字を用い、一方の声母と、他方の韻母および声調を組み合わせて、その漢字の音を表す。.

反切と漢字 · 反切と爿部 · 続きを見る »

中古音

中古音(ちゅうこおん)は、中国音韻学上、南北朝時代後期から、隋・唐・五代・宋初にかけて使用された中国語の音韻体系。南北朝後期、隋から唐代初期の中古音を前期中古音、唐代中期から五代・宋にかけての中古音を後期中古音に分ける。中古音で重要なのは前期中古音なので、その中心となる時代から隋唐音と呼ばれることもある。狭義としては、中古音の復元の中心となる『切韻』に示されている音韻体系を指す。 中古音は、『切韻』などの韻書や韻図、現代中国語の諸方言、日本語・朝鮮語・ベトナム語など周辺言語の漢字音の研究から推定される。.

中古音と漢字 · 中古音と爿部 · 続きを見る »

中国語

記載なし。

中国語と漢字 · 中国語と爿部 · 続きを見る »

三十六字母

三十六字母(さんじゅうろくじぼ)は、伝統的な中国音韻学上、韻図などで声母(音節頭子音)を表すために使われた36個の漢字。.

三十六字母と漢字 · 三十六字母と爿部 · 続きを見る »

平水韻

平水韻(へいすいいん、ひょうすいいん)は、 近体詩の押韻に使われる106韻。一般に詩韻(しいん)と呼ばれるものはこの平水韻を指す。『切韻』系の韻書を整理したもので、中古音の音韻体系を表している。上平声15韻、下平声15韻、上声29韻、去声30韻、入声17韻の計106韻。.

平水韻と漢字 · 平水韻と爿部 · 続きを見る »

康熙字典

康熙字典 康熙字典(2005年の復刻版) 『康熙字典』(康煕字典、こうきじてん、)は、中国の漢字字典である。清の康熙帝の勅撰により、漢代の『説文解字』以降の歴代の字書の集大成として編纂された。編者は張玉書、陳廷敬ら30名で、6年の編集期間を経て康熙55年閏3月19日(1716年)に完成。全42巻、収録文字数は49,030にのぼり、その音義(字音と字義)を解説している。字の配列順は先行字書である『字彙』『正字通』が部首の画数順、同部首内の文字の画数順によっているのに倣ったものだが、「康熙字典順」という呼称が使われているようにのちの部首別漢字辞典の規範となり、さらに情報化時代においてはUnicode内の漢字コードの配列順(Kangxi Radicals, U+2F00-2FDF)にも使われている。.

康熙字典と漢字 · 康熙字典と爿部 · 続きを見る »

簡体字

簡体字(かんたいじ、简体字、)または規範字(きはんじ、、)は、1950年代に中華人民共和国で制定された、従来の漢字を簡略化した字体体系である。簡体字という呼称は通称・俗称であり、正式には簡化字(かんかじ、、)と言う。 中国大陸のほか、シンガポールやマレーシアなどでも採用されている。.

漢字と簡体字 · 爿部と簡体字 · 続きを見る »

甲骨文字

文字(こうこつもじ)とは、中国・殷(商)時代の遺跡から出土する古代文字。 漢字の原初形態であり、現在確認できる漢字の最古の祖形を伝えている。古代中国で生まれ発達してきた文字(漢字)と獣骨を用いる占卜とが結びついて文字記録となったものである。亀甲獣骨文字、甲骨文ともいう。 殷後期(第22代殷王武丁以降)の考古学資料が小屯村(殷墟)で大量に出土した。亀の甲羅(腹甲)や牛や鹿の骨(肩胛骨)に刻まれた。 2017年、ユネスコが主催する世界記録遺産にも登録された。.

漢字と甲骨文字 · 爿部と甲骨文字 · 続きを見る »

音読み

音読みは、日本語における漢字の字音による読み方である。.

漢字と音読み · 爿部と音読み · 続きを見る »

説文解字

説文解字(せつもんかいじ、)は、最古の部首別漢字字典。略して説文(せつもん、)ともいう。後漢の許慎(きょしん)の作で、和帝の永元12年(西暦100年)に成立し、建光元年(121年)に許慎の子の許沖が安帝に奉った。本文14篇・叙(序)1篇の15篇からなり、叙によれば小篆の見出し字9353字、重文(古文・籀文および他の異体字)1163字を収録する(現行本ではこれより少し字数が多い)。漢字を540の部首に分けて体系付け、その成り立ちを解説し、字の本義を記す。 現在から見ると俗説や五行説等に基づく牽強付会で解説している部分もあるが、新たな研究成果でその誤謬は修正されつつも、現在でもその価値は減じていない。.

漢字と説文解字 · 爿部と説文解字 · 続きを見る »

龍龕手鑑

龍龕手鑑(りゅうがんしゅかん、りょうがんしゅかん)とは、遼代に幽州の僧、行均(ぎょうきん)によって編纂された字書、4巻。997年(統和15年)に成立。見出し字は26,430余字を収録し、注の文字数は163,100余字に及ぶ。 原名は龍龕手鏡(りゅうがんしゅきょう)であったが、宋で刊行される際に、翼祖(太祖の祖父)の諱である「敬」と同音の「鏡」を避けて「鑑」に改められた。 他に見ない異体字を大量に集めていること、部首と文字の配列が検索に便利なように工夫されていることに特徴がある。.

漢字と龍龕手鑑 · 爿部と龍龕手鑑 · 続きを見る »

部首

部首(ぶしゅ、Radical)とは、漢字を分類する際に用いられる漢字の一部分である。また、それによる分類の、各グループである。部首による分類では、全ての漢字に一つの部首が割振られる。 字書などで漢字を分類する際、偏旁、すなわち偏(へん)や冠(かんむり)など、字の一部分を用いる方法がある。部首とは一つには、そのような分類での、一つ一つの項目である。部首による分類は、字書における漢字の分類・配列方法であるのみならず、字書を引く際の検索方法も与える。 ある漢字がどの部首に分類されるかは字書による。形声文字では、意味を表す部分が用いられることが多い。たとえば「鉄」の字は、左半分の金属を意味する「釒」(金偏、かねへん)を部首とすることが普通である。これは、字書では「金」の部に置かれる。 一方で、「心」部とされうる部分は、いくつかの変形がある。.

漢字と部首 · 爿部と部首 · 続きを見る »

注音符号

注音符号(ちゅういんふごう、ちゅうおんふごう)とは、中国語の発音記号の一つ。現在は主に台湾で用いられる。先頭の四文字「ㄅㄆㄇㄈ」からボポモフォ (bopomofo) とも呼ぶ。.

注音符号と漢字 · 注音符号と爿部 · 続きを見る »

朝鮮語

朝鮮語(ちょうせんご)または韓国語(かんこくご)は、主に朝鮮民族が使う言語で、朝鮮半島の大韓民国(韓国)、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)および中華人民共和国吉林省延辺朝鮮族自治州・長白朝鮮族自治県の公用語。 韓国での政府呼称は「韓国語」、北朝鮮での政府呼称は「朝鮮語」である。日本において「韓国語」は、専ら韓国の言語を指す呼称として用いられ、南北を区別しない呼称としては、言語学・音韻論など学術的にも、標準表記として「朝鮮語」が用いられるので、ここでは言語名を全て朝鮮語に統一して記述する。.

朝鮮語と漢字 · 朝鮮語と爿部 · 続きを見る »

新字体

新字体(しんじたい)は、日本において、1923年の『常用漢字表』に示された略字制定以降、1949年告示された『当用漢字字体表』などを経て現在まで正式に使用されている漢字の異体字である。.

新字体と漢字 · 新字体と爿部 · 続きを見る »

日本語

日本語(にほんご、にっぽんご「にっぽんご」を見出し語に立てている国語辞典は日本国語大辞典など少数にとどまる。)は、主に日本国内や日本人同士の間で使用されている言語である。 日本は法令によって公用語を規定していないが、法令その他の公用文は全て日本語で記述され、各種法令において日本語を用いることが規定され、学校教育においては「国語」として学習を課されるなど、事実上、唯一の公用語となっている。 使用人口について正確な統計はないが、日本国内の人口、および日本国外に住む日本人や日系人、日本がかつて統治した地域の一部住民など、約1億3千万人以上と考えられている。統計によって前後する場合もあるが、この数は世界の母語話者数で上位10位以内に入る人数である。 日本で生まれ育ったほとんどの人は、日本語を母語とする多くの場合、外国籍であっても日本で生まれ育てば日本語が一番話しやすい。しかし日本語以外を母語として育つ場合もあり、また琉球語を日本語と別の言語とする立場を採る考え方などもあるため、一概に「全て」と言い切れるわけではない。。日本語の文法体系や音韻体系を反映する手話として日本語対応手話がある。 2017年4月現在、インターネット上の言語使用者数は、英語、中国語、スペイン語、アラビア語、ポルトガル語、マレー語に次いで7番目に多い。.

日本語と漢字 · 日本語と爿部 · 続きを見る »

普通話

普通話(ふつうわ/プゥトンホア)は、中華人民共和国において公用語として定められた中国語のことをいう。中国語の「普通」も日本語の「普通」と同じく「普(あまね)く通る」「広く通用する」「一般」を意味する語である。 北京語音を標準音とし、北方話を基礎方言とし、典型的な現代白話文の著作を文法規範とする。現代の普通話は中国の公用語とされる。1950年代から1960年代にかけて共産党と人民政府により、普通話の名称と簡体字、ピンインの採用などその内容を法律として定められ、各民族も普通話を学ぶことが推奨されている。中国語圏外の外国語教育における「中国語」は、一般的に普通話を指す。 中華民国(台湾)の公用語である国語とは基本的に同一の言語とされるが、正書法(繁体字、注音符号)や規範的な発音・語彙に一部差異がある(#台湾の中国語参照)。.

普通話と漢字 · 普通話と爿部 · 続きを見る »

上記のリストは以下の質問に答えます

漢字と爿部の間の比較

爿部が29を有している漢字は、258の関係を有しています。 彼らは一般的な18で持っているように、ジャカード指数は6.27%です = 18 / (258 + 29)。

参考文献

この記事では、漢字と爿部との関係を示しています。情報が抽出された各記事にアクセスするには、次のURLをご覧ください:

ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »