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三十六字母

索引 三十六字母

三十六字母(さんじゅうろくじぼ)は、伝統的な中国音韻学上、韻図などで声母(音節頭子音)を表すために使われた36個の漢字。.

41 関係: そり舌音南宋反切古今韻会挙要声門音声母子音宋史両唇音中古音万暦一切経音義 (慧琳)五音五音篇海五音集韻切韻唇歯音国際音声記号玉篇玉海王応麟硬口蓋音無声音音素音韻学韻図韻書顧野王調音部位軟口蓋音陸法言李栄 (言語学者)歯茎硬口蓋音歯茎音洪武正韻清濁有声音有気音敦煌市

そり舌音

そり舌音の舌の位置(南インドの言語) そり舌音(そりじたおん、retroflex)は、舌尖または下部舌端を後部歯茎から硬口蓋の前部までの部分に接触・接近させて作られる子音。.

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南宋

南宋(なんそう、1127年 - 1279年)は、中国の王朝の一つ。趙匡胤が建国した北宋が、女真族の金に華北を奪われた後、南遷して淮河以南の地に再興した政権。首都は臨安(現杭州)であった。 北宋と南宋とでは華北の失陥という大きな違いがあるが、それでも社会・経済・文化は継続性が強く、その間に明確な区分を設けることは難しい。そこで区分しやすい歴史・制度・国際関係などは北宋・南宋の各記事で解説し、区分しにくい分野を宋 (王朝) で解説することとする。 この項目では全般にわたって山川出版社『中国史3』と講談社学術文庫『五代と宋の興亡』を使用している。この二書に関しては特に必要のない限りは出典としては挙げない。.

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反切

『説文解字』艸部、大徐本系の一篆一行本。下についている反切は唐韻による 反切(はんせつ)は、漢字の発音を示す伝統的な方法のひとつ。2つの漢字を用い、一方の声母と、他方の韻母および声調を組み合わせて、その漢字の音を表す。.

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古今韻会挙要

古今韻会挙要(ここんいんかいきょよう)とは、元代に編纂された韻書の一つ。元の大徳元年(1297年)、先行する黄公紹の『古今韻会』(現存せず)に対して同郷の熊忠が作ったダイジェスト版である。 劉淵『壬子新刊礼部韻略』の107韻(平水韻106韻に拯韻が多い)を採っている。しかしながら、韻目間を超えた「字母韻」というも設けられ、実質的に当時の音韻が反映させられている。また同韻内の声母が七音と清濁の順に並べられるといった韻図の方法が採られていた。注に多数の典拠を有し、収録字に対してこれまでの字書や韻書の注をまとめてみることができるといった利便性を備えていた。 ここんいんかいきよう ここんいんかいきよう ここんいんかいきよう.

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声門音

声門音の発声 声門音(せいもんおん、glottal)とは、声帯と声帯の間で閉鎖や隙間を作って調音される子音。 国際音声記号(IPA)では以下のように記述される。.

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声母

声母(せいぼ)は、中国語の漢字音の構成要素の一。音節の最初の部分。音声学上の頭子音であるが、音韻学では韻母のみで存在する漢字音は無いものと考え、ゼロ声母を設定する。 現代の普通話にはゼロ声母を含めて22個の声母が設定されている。このうち3個は異音と見なすことができる。詳しくは同記事の声母の項を参照のこと。 古代の中国語の賦・古詩等では声母を一致させて複数の音節をつなげる「畳声」という表現技法も用いられたが、近体詩では韻母が重視される。 中古音において声母は五音三十六字母によって表された。現在では51の声母があったと言われている。 せいほ en:Syllable#Onset.

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子音

子音(しいん、consonant)は、音声、即ち人が発声器官を使って発する音の一種。舌、歯、唇または声門で息の通り道を、完全にまたは部分的に、かつ瞬間的に閉鎖して発音する。無声音と有声音とがある。息の通り道を狭くすることによる摩擦音もある。 母音の対立概念であり、英語の consonant から C と略して表されることがある。 この記事では、音声学に準拠して、一般的・客観的な記述をする。ただし、音韻論では、子音を特定言語の話者が弁別する最小の音声単位である音素によって分類・定義する。音韻論の方法は個別の言語に依存することになり、話者・研究者によって見解が大きく異なることがある。 なお、以下で用いる「音(おと)」という記述は、「音声」、「音声要素」または「単音」を指す。単音は、音声学における最小の音声単位であり、特定言語を母語とする話者が弁別するか否かとは無関係に定義される。.

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宋史

『宋史』(そうし)は、中国、元代に編纂された正史(二十四史)の一つ。宋(北宋・南宋)を扱った紀伝体の史書である。1345年完成。元のトクト(托克托・脱脱)が編纂した。16本紀47巻、15志162巻、2表32巻、197列伝255巻の計496巻。正史の中で最も膨大である。.

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両唇音

両唇音の発声 両唇音(りょうしんおん、りょうくちびるおん、bilabial)とは、上下両方の唇を使って調音される子音。中国音韻学では双唇音(旧名・重唇音)と呼ぶ。 国際音声記号 (IPA) による両唇音の表記は以下のとおり。 category:子音.

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中古音

中古音(ちゅうこおん)は、中国音韻学上、南北朝時代後期から、隋・唐・五代・宋初にかけて使用された中国語の音韻体系。南北朝後期、隋から唐代初期の中古音を前期中古音、唐代中期から五代・宋にかけての中古音を後期中古音に分ける。中古音で重要なのは前期中古音なので、その中心となる時代から隋唐音と呼ばれることもある。狭義としては、中古音の復元の中心となる『切韻』に示されている音韻体系を指す。 中古音は、『切韻』などの韻書や韻図、現代中国語の諸方言、日本語・朝鮮語・ベトナム語など周辺言語の漢字音の研究から推定される。.

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万暦

万暦(ばんれき)は中国、明代の元号(1573年 - 1620年7月)。第14代皇帝神宗の在位中に使われた。このため神宗は万暦帝と呼ばれる。 本来、1620年いっぱい使われる予定であったが、万暦帝の後を継いだ光宗は即位の1か月後に急死したため、光宗独自の年号を立てる年が無くなってしまった。そのため、大臣の群議で万暦48年(1620年)の8月以降を泰昌元年とした。詳しくは、泰昌を参照。.

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一切経音義 (慧琳)

『一切経音義』(いっさいきょうおんぎ)は、元和2年(807年)に慧琳(えりん)が著した、大蔵経の仏典に出てくる難語や梵語などの外国語の意味や発音を記した音義書。全100巻。『一切経音義』という名の書には玄応によるものもあるため、区別のために『慧琳音義』と呼ばれることが多い。 従来の書と異なって唐代中期の長安の音を記しており、当時の中国語の発音を知るために重要な書である。.

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五音

五音(ごいん)とは、伝統的な中国音韻学において声母(頭子音)のこと、またはその分類を示す。声母の発音を調音の位置・調音方法によって分類したもので、唇音・舌音・歯音・牙音・喉音がある。また半舌音と半歯音を分けて七音とも称する。五音は朝鮮や日本においても頭子音の分類に利用された。.

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五音篇海

五音篇海(ごおんへんかい)または四声篇海(しせいへんかい)とは、金の韓孝彦・韓道昭父子によって1208年に編纂された字書。正式名称は改併五音類聚四声篇(かいへいごおんるいじゅうしせいへん)。「篇」とは『玉篇』の意味。 全15巻からなり、444の部首を五音三十六字母、すなわち頭子音の順に並べる。見母金部に始まり、日母日部に終わる。頭子音の同じ部首は平・上・去・入の四声によって並べている。同じ部首の字を筆画順に並べており、部首画数引き字書である。ただし、画数順になっているのはひとつの部首に200字以上を含むような大きな部首に限られ、すべての部首が画数順になっているわけではない。 収録字数は54,595字と非常に多い。『玉篇』を中心にして複数の字書から文字を採用しており、他の文献に見えない漢字を大量に含むことも特徴である。『康熙字典』や『大漢和辞典』の引く奇妙な字は『五音篇海』からの孫引きであることが多い。.

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五音集韻

五音集韻(ごおんしゅういん)とは、金の韓道昭によって編纂された韻書。韓道昭の序によれば先行する荊璞の『五音集韻』(現存せず)を改編したものであり、正式名は改併五音集韻(かいへいごおんしゅういん)である。成書年は泰和8年(1208年)説と崇慶元年(1212年)説とがある。 韻目は『広韻』の順序に従っているが、206韻が160韻が統合されている。その内訳は平声44韻・上声43韻・去声47韻,入声26韻である。また小韻の配列に書名の「五音」が示すように韻図の三十六字母を用いており、すなわち声母(子音)の順に並べられていることを大きな特徴とする。その順序は牙音見母から始まり来母・日母で終わっている。.

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切韻

『切韻』(せついん)とは、隋文帝仁寿元年(601年)の序がある、陸法言によって作られた韻書。唐代、科挙の作詩のために広く読まれた。最初は193韻の韻目が立てられていた。.

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唐(とう、、618年 - 907年)は、中国の王朝である。李淵が隋を滅ぼして建国した。7世紀の最盛期には、中央アジアの砂漠地帯も支配する大帝国で、中央アジアや、東南アジア、北東アジア諸国、例えば朝鮮半島や渤海、日本などに、政制・文化などの面で多大な影響を与えた世界帝国である。日本の場合は遣唐使などを送り、894年(寛平6年)に菅原道真の意見でその回の遣唐使を中止し、結果としてそれ以降遣唐使は送られず、それまでは積極的な交流をしていた。首都は長安に置かれた。 690年に唐王朝は廃されて武周王朝が建てられたが、705年に武則天が失脚して唐が復活したことにより、この時代も唐の歴史に含めて叙述することが通例である。 日本では唐の滅亡後も唐、唐土の語はそれ以降の王朝、さらには外国全般を漠然と指す語として用いられた。しかし、天竺同様昔の呼称のため、正確に対応するわけではない。詳しくは中国を参照のこと。.

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唇歯音

唇歯音(しんしおん、labiodental)は、下唇と上歯とを接触ないし接近させることによって調音される子音。中国音韻学では軽唇音(けいしんおん)ともいう。 国際音声記号(IPA)による唇歯音の表記は以下のとおり。 Category:子音.

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国際音声記号

国際音声記号 (こくさいおんせいきごう、Alphabet phonétique international (API), International Phonetic Alphabet (IPA)::aɪphiːeɪ:) は、あらゆる言語の音声を文字で表記すべく、国際音声学会が定めた音声記号である。国際音声字母(こくさいおんせいじぼ)、国際音標文字(こくさいおんぴょうもじ)とも言う。.

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玉篇

玉篇(ぎょくへん、ごくへん)は、中国、南北朝時代、梁の顧野王によって編纂された部首別漢字字典。字書としては『説文解字』・『字林』(現存せず)の次に古い。原本系玉篇は部分的にしか現存しない。.

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玉海

『玉海』(ぎょくかい)は、南宋の王応麟によって編纂された類書の一種。全200巻。.

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王応麟

王応麟(おう おうりん、1223年-1296年)南宋時代の中国の儒学者・政治家。字は伯厚。号は深寧。同日に生まれた弟に王応鳳がいる。.

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硬口蓋音

口蓋音の発声 硬口蓋音(こうこうがいおん、palatal)は、前舌面または中舌面を硬口蓋に密着ないし接近させ気流を妨げることによって作られる子音。 国際音声記号(IPA)による硬口蓋音の表記は以下のとおり。.

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無声音

無声音(むせいおん)とは、言語音を調音する際、肺からの呼気が喉頭を通る時に喉頭上部にある声帯を震動させずそのまま通り抜けて出る音。国際音声記号では、 と表記する。 子音のうち、破裂音 p, p̪, t̪, t, ʈ, c, k, q 並びに摩擦音 ɸ, f, θ, s, ʃ, ʂ, ç, x, χ, ħ, h などが無声音である。.

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音素

音素(おんそ、)とは、言語学・音韻論において、客観的には異なる音であるが、ある個別言語のなかで同じと見なされる音の集まり。ロシアの言語学者ボードゥアン・ド・クルトネが初めてその概念を提唱した。 音素は次の特徴を持つ。.

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音韻学

音韻学(おんいんがく)とは歴史的な中国語および漢字音の音韻変化を研究する学問分野。近代的な学問区分では歴史言語学の一部といえる。.

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韻図

韻図(いんず)または等韻図(とういんず)とは、中国古代において漢字音を表すために用いられた一種の音節表をいう。韻書のように反切で表音するのではなく、声母(頭子音)の軸と韻母(母音を中心とした音節後半部)の軸をもった表内の位置で漢字の発音を示した。日本語の五十音図のようなものであるが、中国語は音節数が多いため数十枚、数千字にも及ぶ。このような図を用いた音韻学を等韻学(とういんがく)と呼ぶ。.

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韻書

韻書(いんしょ)とは、漢字を韻によって分類した書物。元来、詩や詞、曲といった韻文を作る際に押韻可能な字を調べるために用いられたものであるが、音韻は押韻の必要以上に細かく分類されており、字義も記されているので、字書などの辞典のもつ役割も果たした。 韻とは声母(頭子音)・介音(半母音)を除いた音節後半部(主母音+韻尾)とかぶせ音韻である四声の違いを区別したもので、たとえば『広韻』では206韻の韻目(押韻可能な韻の類別。代表字によって~韻と呼ばれる)が立てられ、同韻内では声類、等呼の違いによる小韻(完全に声母・韻母・声調を同じくするグループ)によって漢字が分類されている。.

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顧野王

顧 野王(こ やおう、519年 - 581年)は、南朝梁から陳にかけての学者。字は希馮。本貫は呉郡呉県。『玉篇』の撰者。.

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調音部位

調音部位(ちょうおんぶい、place of articulation)または調音位置(ちょうおんいち)とは、子音の調音に際して声道内で空気の流れを妨げる場所のことを言う。調音器官のうち固定されて動きの少ない上あごの部分を中心として名称が付けられる。ただし、「そり舌音」だけは舌の形によって分類される。 従来、調音点(ちょうおんてん、point of articulation)と呼ばれていたが、ある程度面積をもっているので、最近では調音部位、調音位置、調音の位置などが使われる。.

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軟口蓋音

軟口蓋音の発声 軟口蓋音(なんこうがいおん、velar)は、後舌面を軟口蓋に接触ないし接近させ、気流を妨げることによって調音される子音。 国際音声記号(IPA)では、軟口蓋音を以下の記号によって記述する。.

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陸法言

法言(りく ほうげん、生没年不詳)は、中国・隋代の音韻学者。本貫は魏郡臨漳県。法言は字であり、名は詞または慈という。陸爽の子で、陸氏は鮮卑人である:zh:切韻岡田英弘 pp.103-106。.

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李栄 (言語学者)

李栄(り えい、1920年2月4日 - 2002年12月31日)は、中国の言語学者。 中国語音韻史の研究で知られ、また中国語の方言研究の指導的な立場にあった。.

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歯茎硬口蓋音

歯茎硬口蓋摩擦音 歯茎硬口蓋音(はぐき こうこうがいおん・しけい こうこうがいおん、alveolo-palatal、alveopalatal)は、歯茎から硬口蓋にかけての広い範囲で舌を接近ないし密着させることによって調音される子音。前部硬口蓋音(ぜんぶこうこうがいおん、prepalatal)ともいう。 国際音声記号(IPA)による歯茎硬口蓋音の表記は以下のとおり。 このほか、主に中国学の分野で以下のような音声記号が用いられることもある。ただし、これらは IPA には含まれていない。 はくきこうこうかいおん.

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歯茎音

歯茎音(はぐきおん、しけいおん、alveolar consonant)は、上の歯茎に舌端を接触または接近させて調音する子音。.

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洪武正韻

洪武正韻(こうぶせいいん)とは明代に編纂された韻書の一つ。明の太祖洪武8年(1375年)楽韶鳳や宋濂など11人に学者によって勅撰された官方韻書。16巻。 隋の陸法言『切韻』から宋代の『礼部韻略』に至る詩韻の体系は明代の実際の音韻体系とはかけ離れていた。このため宋濂は序において編纂の基準を「中原雅音によって定められる」としており、通常の韻書で採られた平水韻とは大きく異なり、元の『中原音韻』19部に似て、22部の韻部が設けられている。 『中原音韻』に似るものの入声韻と全濁声母をなお有しており、議論を呼ぶところである。王力などは『洪武正韻』の編者たちが旧来の韻書の体系から抜け出すことができなかったことと、南方出身者が多かったため中原の音に精通していなかったという見解を示し、羅常培などは当時の北方音には文語と口語の両系統があって文語では旧来の発音が遵守されていたといった見方を示している。 こうふせいいん こうふせいいん こうふせいいん.

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清濁

清濁(せいだく)とは、伝統的な中国音韻学上、声母(音節頭子音)が無声音・有声音、無気音・有気音・それ以外のいずれであるかを表す用語である。 日本語の仮名や朝鮮語のハングルの分類にも用いられることがあった。現在の日本語の清濁については清音・濁音を参照。.

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有声音

有声音(ゆうせいおん)とは、言語音を調音する際、肺からの呼気による声帯の周期的な震動(いわゆるこえ)を伴う音をいう。 母音は通常の場合、有声音であり、子音では(破裂音)、(摩擦音)、(鼻音)、(流音)などが有声音である。特に鼻音、流音(あわせて共鳴音)は多くの言語で通常有声であり、対立する無声音が音素として存在しないことが多い。 日本語や英語といった言語は、破裂音・摩擦音における有声音と無声音の差異、例えば有声音であると無声音である、有声音であると無声音であるといった差異で語の意味を区別する。一方、中国語や朝鮮語は、前述の例のような有声音と無声音の違いで意味を弁別せず、代わりに気息音の有無で弁別する言語である。それらの言語の摩擦音の多くは無声である。.

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有気音

有気音(ゆうきおん)または帯気音(たいきおん)は、破裂音、摩擦音および破擦音において、調音器官の開放より少し遅れて母音の声帯振動が始まる子音。閉鎖の開放後に息の流れる音(破擦音の場合は摩擦音)が聞こえる。対義語は無気音。.

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明(みん、1368年 - 1644年)は、中国の歴代王朝の一つである。明朝あるいは大明とも号した。 朱元璋が元を北へ逐って建国し、滅亡の後には清が明の再建を目指す南明政権を制圧して中国を支配した。.

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敦煌市

敦煌市(とんこうし)は、中国甘粛省北西部の都市。酒泉市の管轄下の県級市である。かつてシルクロードの分岐点として栄えたオアシス都市であり、近隣にある莫高窟とそこから出た敦煌文書で有名である。歴史的な敦煌は現在の敦煌市と瓜州県を合わせた領域にほぼ重なる。.

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