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カノン砲と大砲

ショートカット: 違い類似点ジャカード類似性係数参考文献

カノン砲と大砲の違い

カノン砲 vs. 大砲

ノン砲(カノンほう、加農砲)およびカノン(加農)は、火砲(大砲)の一種。キャノン砲とも呼ばれる。定義は同口径の榴弾砲に比べて砲口直径(口径)に対する砲身長(口径長)が長く、高初速・長射程であるが重量とサイズは大きく、やや低仰角の射撃を主用する(#定義)。しかしながら、概ね冷戦後の現代は火砲の進化(榴弾砲の長砲身化)による砲種の統廃合(榴弾砲の統一)により、榴弾砲とカノン砲の区別は無くなっている(#歴史)。. 大砲(たいほう)は、火薬の燃焼力を用いて大型の弾丸(砲弾)を高速で発射し、弾丸の運動量または弾丸自体の化学的な爆発によって敵および構造物を破壊・殺傷する兵器(武器)の総称。火砲(かほう)、砲とも称す。.

カノン砲と大砲間の類似点

カノン砲と大砲は(ユニオンペディアに)共通で43ものを持っています: ぶどう弾口径大砲対戦車砲平射砲弾丸弾道後装式ライフリングルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンロケット砲パリ砲ピョートル・チャイコフスキーフランス列車砲アームストロング砲ウェリントンの勝利カルバリン砲クルップK5グリボーバル・システム兵器前装式四斤山砲砲弾砲兵要塞砲高射砲野砲野戦砲...自走砲陸上自衛隊榴弾榴弾砲榴散弾沿岸砲滑腔砲日本軍攻城砲曲射砲16世紀1812年 (序曲)80cm列車砲 インデックスを展開 (13 もっと) »

ぶどう弾

ぶどう弾(Grapeshot)は弾子を詰め込んだ前装滑腔砲用の砲弾で、帆走軍艦の索具類破壊と人員殺傷を目的に考案され、ヨーロッパにおいて16世紀から19世紀にかけて用いられた。子弾は砲撃と同時に飛散し始めるため、射程距離は短い。 帆布製の袋へ子弾を9発詰め込むのが標準で、ぶどう弾の名称は小弾が詰まっている様がブドウに似ていることに由来する。子弾の重量は口径に合わせて異なる(例えば、32ポンド砲用は一個3ポンド×9。これが24ポンド砲だと子弾は一個2ポンドになる)。同様の砲弾に粗悪な代用品として帆布袋にボルトや鉄くず、鎖の切れ端や釘を詰め込んだ「ラングリッジ」(Langrage)と呼ばれる物があり、フランス海軍が愛用した。 主に海戦での近接射撃に使用され、陸戦では制圧力の勝るキャニスター弾の方が好まれて殆ど用いられなかったが、ヴァンデミエールの反乱の際にはナポレオンによって暴徒の鎮圧にも使用された。 ぶどう弾は19世紀半ばにライフル砲が普及すると装填が難しくなり、また炸薬を含んだ榴弾や榴散弾が開発され、砲の長射程化によって砲兵の近接砲撃自体が陳腐化したために過去の物となった。.

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口径

口径(calibre)は、火器や砲において銃砲身のサイズを示す言葉である。現在では火器で使用される「口径」の語は、複数の意味で用いられる。.

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大砲

大砲(たいほう)は、火薬の燃焼力を用いて大型の弾丸(砲弾)を高速で発射し、弾丸の運動量または弾丸自体の化学的な爆発によって敵および構造物を破壊・殺傷する兵器(武器)の総称。火砲(かほう)、砲とも称す。.

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対戦車砲

対戦車砲(たいせんしゃほう)とは、対戦車兵器として使用される火砲である。.

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平射砲

十一年式平射歩兵砲 平射砲(へいしゃほう)とは、弾丸(砲弾)が低伸弾道を描いて飛翔し目標を攻撃する火砲の事である。.

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弾丸

弾丸(だんがん)は、銃や砲に使用され、それらから発射・推進して主に目標に物理的損傷を与えるもの。材質や形状は用途により多岐にわたるが、基本的に鉛合金の弾芯に銅合金の被甲をかぶせた構造である。発射薬や銃用雷管と共に薬莢に収められたものは実包、弾薬という。なお、弾丸を実際に発射することを発砲(はっぽう)という。.

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弾道

弾道(だんどう)は、銃弾や砲弾が発射された瞬間から弾着する瞬間までにたどる経路の事である。 本項目では自由落下を伴い誘導制御されない弾道についてのみ記述する。.

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後装式

後装式(こうそうしき)は、銃砲の装填方式を2つに大別した1つで、銃砲身の尾部から砲弾と装薬を装填する方式を言う。銃砲口から装填する前装式の対義語。 後込め(あとごめ)、元込め(もとごめ)、砲尾装填式とも呼ばれる。後装式の銃砲を後装銃、後装砲、ブリーチローダー(breech loader)と言う。後装式では銃砲の尾栓(閉鎖機)に工夫が必要となる。.

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ライフリング

ライフリング(rifling)は、銃砲の銃砲身内に施された螺旋状の溝を意味し、日本語では施条(しじょう)、あるいは腔綫(腔線)(こうせん、綫は線の別体。常用漢字でないため「線」と書くこともある)、もしくは腔施と呼ぶ『銃の科学』(かのよしのり著 サイエンス・アイ新書 2012年)18頁「1-05 ライフルとはなにか」。この螺旋状の浅い溝で銃身内で加速される弾丸に旋回運動を与え、ジャイロ効果により弾軸の安定を図り直進性を高める目的で用いられる。 ちなみにライフリングのない滑腔銃砲身から椎の実弾を発射すると、旋転されない弾丸は空気抵抗を受けて横弾となったり、でんぐり返りながら飛ぶので命中精度は全く期待出来ない(こうしたタイプの銃に、FP-45リベレーターなどの超至近距離用の簡易拳銃が存在する)。なお、同じく滑腔銃身の散弾銃用スラッグ弾は、様々な方法(設けた翼により空気抵抗を受けて回転するなど)でジャイロ効果を発揮させている。.

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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven、標準ドイツ語ではルートヴィヒ・ファン・ベートホーフェンに近い、1770年12月16日頃 - 1827年3月26日)は、ドイツの作曲家。J.S.バッハ等と並んで音楽史上極めて重要な作曲家であり、日本では「楽聖」とも呼ばれる。その作品は古典派音楽の集大成かつロマン派音楽の先駆けとされている。.

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ロケット砲

ット砲(ロケットほう、)は、ロケット弾の発射に特化した大砲の総称のことであり、ロケットランチャーの一種である。複数の発射器を持つものは多連装ロケット砲と呼称される。.

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パリ砲

パリ砲(パリほう、Paris-Geschütz)は、第一次世界大戦期、ドイツ軍がパリを砲撃するために製造した第一次世界大戦を通して最も大きな砲であり、超巨大砲(supergun)と考えられた。この大砲は「カイザー=ヴィルヘルム砲」(独:Kaiser-Wilhelm-Geschütz)とも呼ばれる。.

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ピョートル・チャイコフスキー

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(Пётр Ильич Чайковский ;ラテン文字表記の例:PyotrあるいはPeter Ilyich Tchaikovsky、1840年5月7日(ユリウス暦では4月25日) - 1893年11月6日(ユリウス暦10月25日))は、ロシアの作曲家。.

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フランス

フランス共和国(フランスきょうわこく、République française)、通称フランス(France)は、西ヨーロッパの領土並びに複数の海外地域および領土から成る単一主権国家である。フランス・メトロポリテーヌ(本土)は地中海からイギリス海峡および北海へ、ライン川から大西洋へと広がる。 2、人口は6,6600000人である。-->.

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列車砲

列車砲(れっしゃほう)は、陸上では運用が困難な大口径・大重量の火砲(重砲)を列車に搭載し、鉄道レール(線路)上を走行させることによって移動を可能とした兵器である。 貨物列車に装甲を施し、比較的小口径の軽砲・対空砲・機関銃を搭載した装甲列車とは一般的に区別される。.

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アームストロング砲

アームストロング砲(アームストロングほう)とは、イギリスのウィリアム・アームストロングが1855年に開発した大砲の一種。が発明した後装式ライフル砲を改良したもので、装填時間は従来の数分の一から、大型砲では10分の1にまで短縮された。 砲身は錬鉄製で、複数の筒を重ね合わせる層成砲身で鋳造砲に比べて軽量であった。このような特徴から、同時代の火砲の中では優れた性能を持っていた。.

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ウェリントンの勝利

交響曲「ウェリントンの勝利またはビトリアの戦い」作品91(ドイツ語:Wellingtons Sieg oder die Schlacht bei Vittoria, Op.

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カルバリン砲

ルバリン砲(カルバリンほう、)は近世に用いられた弾丸重量18ポンドクラスの中口径前装式大砲。また、半カルバリン砲という9ポンドの弾丸を発射するものもある。カルバリンという名称はラテン語の(「ヘビのような」)という言葉に由来し、その砲身の長さを表している。砲身は青銅で鋳造されていたが、後に鉄製の鋳造砲も製造される様になる。 16世紀から17世紀に用いられ、騎乗兵や歩兵に危害を加えた。また一方で艦載砲としても搭載され、カノン砲よりも威力は低いが長射程を有すためアルマダの海戦で活躍した。 日本においては江戸時代初期に、徳川家康がイギリスから4門購入した。.

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クルップK5

ルップ K5(Krupp K5)こと28cm列車砲K5 (28 cm Kanone 5 (E)) は、第二次世界大戦に使用された1930年代のドイツの列車砲である。アバディーン戦車博物館に展示された個体が有名なので、しばしばレオポルドとも呼称されるが、その名はその一両だけの固有名詞であり、クルップ K5全体を指す兵器名ではない。.

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グリボーバル・システム

リボーバル・システム(フランス語:système Gribeauval )は、ジャン=バティスト・ヴァケット・ド・グリボーバルが18世紀に導入した砲兵システムである。このシステムは、新しい製造方法を用いることによってフランスの大砲に射程を犠牲することなしに軽量化・均一性を達成するといった改革をもたらした。グリボーバル・システムは以前のド・ヴァリエール・システムを代替するものであった。これらの新式大砲はナポレオン戦争の勝利をフランスにもたらしたが、ほぼ間違いなく当時の欧州における最良の砲システムであった。.

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兵器

兵器(へいき)は、戦争において使用する全ての車両、航空機、船舶、設備などの事を指し、敵となった目標を殺傷、破壊するためや、敵の攻撃から防御するための機械装置である。兵器は用途別に細かく分類され、その種類は膨大な数に上る。.

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前装式

前装式のL16 81mm 迫撃砲を使用する陸上自衛隊 前装式の艦砲 前装式の銃に、弾を込める人々 前装式(ぜんそうしき)は、火器での装填方式の1つであり、砲身や銃身の先端側ガンバレルから砲弾や銃弾、装薬を装填する方式である。先込め(さきごめ)、砲口装填式、マズルローディング(muzzle loading)とも呼ばれる。そのため前装式の銃砲は「前装銃」や「前装砲」「マズルローダー」(muzzle loader)とも呼ばれる。 対義語はガンバレル後端側の薬室から装填する「後装式」、「元込式」「ブリーチローダー」(breech loader)である。.

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四斤山砲

四斤山砲(よんきんさんぽう, 仏語:Canon de montagne de 4 rayé modèle 1859, Canon de montagne de 4 La Hitte )とは、1859年にフランスで開発された前装ライフル式の青銅製山砲である。「四斤」とは、砲弾重量が4キログラムであることを意味する幕末軍事史研究会(2008年)、90頁。。日本でも幕末から明治初期にかけて主力野戦砲として使用された。.

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砲弾

台北国軍歷史文物館に展示されている銃砲弾 砲弾(ほうだん、shell,cannonball)は、大砲に使用される弾丸のこと。複数の種類が存在し、目標・目的によって使い分けられる。陸上自衛隊の定義では「口径20mm以上の弾丸」のことで、それ未満のものを小火器弾薬とする。 日本語の「砲弾」の場合は、大砲用の弾丸を広く含めるが、英語の"shell"は、本来は炸薬が詰まった種類のもののみを指し、炸薬が詰まっていない弾丸については"shot"と呼び分けていた。現在では炸薬の入っていない徹甲弾のようなものも、"shell"と呼んでいる。なお、1868年のサンクトペテルブルク宣言は、小口径の弾丸には炸薬を詰めることを制限しており、「量目400g以下」かつ「爆発性または燃焼性の物質を充てたる発射物」の使用を締約国間のみの戦争では禁止している。 海上自衛隊の76ミリ砲弾と薬莢.

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砲兵

兵(ほうへい、artillery)は、陸上戦闘を行う兵科の1つであり、火砲(大砲)・ロケット・ミサイルによる支援攻撃を担っている。日本の陸上自衛隊では特科(とっか)と称される(自衛隊用語)。.

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要塞砲

要塞砲(ようさいほう)は要塞に備え付けられた防衛用の大砲。一般には沿岸要塞に備え付けられている対艦および水際防御用の沿岸砲も要塞砲に分類される。大砲が発達し、陵堡式の要塞が用いられるようになった18世紀以降に多く用いられるようになった。 要塞砲は要塞に設置され位置の移動の必要がないため、野戦砲に比べて大口径で重量がある場合が大きい。初期の要塞砲は砲車の上におかれたが、これも野戦砲用の砲車と異なり、この時代の艦砲同様4つの車輪を持っていた(艦砲から流用した砲も多かった)。後には旋回式の台車に載せられ一定の自由度が確保されるようになる。要塞砲は固定のままで良いということは利点だけでなく、欠点にもなった。それはむき出しの状態であれば狙い撃ちされ破壊され易いということである。そこで露天から屋根と狭間を設けるようになった。19世紀後半には要塞砲は隠顕式が出現し、必要に応じて壕から出して運用する構造が多くなった。一方で戦艦や巡洋艦の主砲を陸揚げして要塞砲として使用されることも増え、艦砲の様に回転砲塔が採用され、強固な鉄蓋が砲を覆うようになる。20世紀後半には要塞そのものが衰退したので、それとともに用いられなくなった。.

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高射砲

射砲(こうしゃほう)は、地上から航空機を攻撃するために作られた火砲。敵の弾着観測気球を狙い撃つため、プロイセン軍が使用したのが始まりである。 大日本帝国海軍では高角砲(こうかくほう)と呼んだ。また日本語では低空で進入する敵機を攻撃する比較的小口径の機関砲を「対空砲」「高射機関砲」と呼ぶことも多いが、英語ではいずれもAnti-aircraft Cannonである。ドイツ語のFliegerabwehrkanone 由来の「FLAK」が英語圏でも多く使われる。.

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軍(ぐん、army)は、軍隊の部隊編制単位の一つ。戦略単位としての性格を持ち、主に陸軍部隊の編成をする際に用いられる。おおむね軍団・師団の上、軍集団・方面軍の下に位置するが、その規模や位置づけは国と時代によって多少の差異がある。.

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野砲

野砲(やほう、Field gun)は、火砲の一種。定義は時代により異なるが、口径100mmクラス以下の軽カノン砲(加農)。.

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野戦砲

野戦砲(やせんほう)は大砲の種別の一つで、野戦で用いられる野砲やカノン砲、榴弾砲、歩兵砲、山砲を指す。本来の意味の野砲が先進国砲兵に存在しない現在では野砲(やほう)とも呼ばれる。ただし、対戦車砲や対空砲などは含まない。 初期の大砲は基本的に攻城砲であり、攻城戦が始まってから戦場で大砲を鋳造して、動かない目標を破壊すればよかったので、移動の必要がなかった。しかし、野戦は戦場が不特定の場所である場合が多く、かつ目標が動くため移動する能力が必要である。そのため砲車に載せて牛馬に引かせて移動した。 野戦砲は15世紀に大々的に用いられるようになるが、20世紀に入るまで基本的な部分は変わらず、2つ大型車輪の砲車に載せられ、を持ち反動を抑えられるようになっていた。それまでに滑腔砲が施条砲となり、前装方式から後装方式となり、木製砲車から鉄製砲車となったがこれらの歴史は野戦砲に限らず砲全般に言えることである。 20世紀に入ると駐退機が採用され、反動を大きく抑えられるようになった。これにより反動で後ろに下がった砲を元に戻して照準を合わせる必要がなくなったので速射性が向上した。 第二次世界大戦を境に牽引方法も牛馬から自動車へ変わり車輪も空気式のタイヤに変わっていく。さらには車両と一体化した自走砲が登場し一分野を築いた。.

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自走砲

自走砲(じそうほう、Self-propelled artillery, SPA, Self-propelled gun, SPG)は、大砲を自走可能な車体に射撃可能な状態で搭載したものである。.

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陸上自衛隊

上自衛隊(りくじょうじえいたい)は日本の自衛隊のうちの陸上部門にあたる組織である。また、官公庁の一つであり、防衛省の特別の機関の集合体である。 略称陸自(りくじ)、英称 Japan Ground Self-Defense Force (JGSDF)。諸外国からは Japanese Army(日本陸軍の意)に相当する語で表現されることがある。.

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榴弾

榴弾(りゅうだん、High Explosive、HE)は、狭義には、砲弾の種類。爆発によって弾丸の破片が広範囲に飛散するように設計されている。 広義には、成形炸薬弾である対戦車榴弾や粘着榴弾など、着弾時に火薬の効果を用いる砲弾や、砲弾に限らず爆弾の内部に炸薬を詰めたものも指す。.

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榴弾砲

榴弾砲(りゅうだんぽう、りゅうだんほう)は、 火砲(大砲)の一種。基本の定義は同口径のカノン砲(加農砲・カノン・加農)に比べて砲口直径(口径)に対する砲身長(口径長)が短く、低初速・短射程であるが軽量でコンパクト、高仰角の射撃を主用する(定義)。しかしながら、概ね冷戦後の現代は火砲の進化(榴弾砲の長砲身化)による砲種の統廃合(榴弾砲の統一)により、榴弾砲とカノン砲の区別は無くなっている(歴史)。旧日本陸軍による呼び名は、りゅうだんぽうである。.

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榴散弾

榴散弾1:少量の炸薬、シェルケースから前方に弾丸を発射する。2:破片弾(ボール)3:時限信管4:信管から炸薬を起爆するための導爆管5:破片弾を保持するための樹脂、砲弾が爆発するときに煙を出して燃える。6:薄い鋼で出来た砲弾の外殻7:薬莢8:推進薬、コルダイトやニトロセルロースなど 初期の榴散弾 フランス・ヴェルダンの戦場跡にて発掘された榴散弾の散弾 榴散弾(りゅうさんだん、Shrapnel Shell)は、19世紀初頭から20世紀半ばごろまで使われた対人・対非装甲目標用の砲弾で、野砲や榴弾砲から発射する。砲弾内部には球体の散弾(弾子)が多数詰まっており、目標のやや手前上空で弾丸底部の炸薬を炸裂させ(曳火)、散弾を前下方に投射して人や馬を殺傷し軟目標を破壊する。旧軍では榴霰弾と表記した。.

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沿岸砲

沿岸砲(えんがんほう Coastal artillery)または海岸砲(かいがんほう)は、沿岸防御施設・海岸要塞に設置された対艦および水際防御用の大砲のこと。要塞砲の一種であり、16世紀から20世紀中盤まで活用された。その後は役割を地対艦ミサイルや、陸戦と兼用できて機動力の高い自走砲に譲ったが、21世紀に於いても北朝鮮のような一部諸国は洞窟陣地などに固定・牽引式の海岸砲を配備している。.

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滑腔砲

滑腔砲(かっこうほう、英:smoothbore、スムーズボア)は、砲身内にライフリング(旋条)が無い砲のこと。.

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日本軍

日本軍(にほんぐん、にっぽんぐん)は、広義には日本が有する軍隊のことであるが、狭義には第二次世界大戦以前(以下戦前)の日本が保持していた軍隊(帝国陸軍と帝国海軍の両軍)を指す。第二次世界大戦の敗戦により軍は解体されたため、戦後は旧日本軍(きゅうにほんぐん、きゅうにっぽんぐん)、旧軍(きゅうぐん)などと略称する。また、戦前からの名称・呼称としては陸海軍(りくかいぐん)、帝国陸海軍(ていこくりくかいぐん)、国軍(こくぐん)、皇軍(こうぐん、すめらみいくさ)、官軍(かんぐん)などがある。 戦後、日本の防衛組織として創設された「自衛隊」については、日本国内では「日本軍」と称されることはほとんどない。日本語以外の言語地域では正式には英語名称で「Japan Self-Defense Forces」など「自衛隊」に相当する語で表現するが、「日本軍」に相当する語(「Japanese military」、「Japan Armed Forces」など)で表す場合もある。本項では「旧日本軍」について詳述する。.

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攻城砲

攻城砲(こうじょうほう: siege artillery, siege gun)とは、城郭や要塞・砲台等を攻撃するための大口径の大砲。重砲(じゅうほう:heavy gun)とも呼称されるが、この場合は要塞砲等の固定砲や野戦で用いられる大型砲を含むより広い範囲のものを指す。 近代的な重砲、カール.

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曲射砲

曲射砲(きょくしゃほう)とは、弾丸が放物線軌道を描いて飛翔し目標を攻撃する砲の事である。直接相手を狙う“直射”砲に対する種類。.

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16世紀

16世紀(じゅうろくせいき)は、西暦1501年から西暦1600年までの100年間を指す世紀。 盛期ルネサンス。歴代ローマ教皇の庇護によりイタリア・ルネサンスの中心はローマに移動した。画像はこの時代に再建がなされたローマのサン・ピエトロ大聖堂の内部。 カール5世。スペイン王を兼ねイタリア各地やネーデルラントも支配したが周辺諸国との戦いにも明け暮れた。画像はティツィアーノによる騎馬像(プラド美術館蔵)。 「太陽の沈まない帝国」。カール5世の息子フェリペ2世の時代にスペインは目覚ましい発展を遂げ貿易網は地球全体に及んだ。画像はフェリペ2世によって建てられたエル・エスコリアル修道院。ここには王宮も併設されておりフェリペ2世はここで執務を行った。.

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1812年 (序曲)

序曲『1812年』(じょきょく1812ねん、)変ホ長調 作品49は、ピョートル・チャイコフスキーが1880年に作曲した演奏会用序曲。タイトルの「1812年」はナポレオンのロシア遠征が行われた年である。大序曲『1812年』(だいじょきょく-)、荘厳序曲『1812年』(そうごんじょきょく-)、または祝典序曲『1812年』(しゅくてんじょきょく-)などと呼ばれることもある。チャイコフスキー自身は決して精魂を込めて書き上げた作品とは受け止めてはいなかったものの、歴史的事件を通俗的に描くという内容のわかりやすさによって、人々に大いに喜ばれる作品となった。.

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80cm列車砲

80cm列車砲(80センチれっしゃほう、80-cm-Kanone (E))は、第二次世界大戦でドイツ陸軍が実用化した世界最大の巨大列車砲である。 2基(2両)のみ製造され、1両目がクルップ社会長グスタフ・クルップの名前から“グスタフ” (シュベーレ・グスタフ:ドイツ語:Schwerer Gustav:重いグスタフ)、2両目が設計主任エーリヒ・ミューラーの妻の名前から取られた“ドーラ” (Dora) の愛称を持つ当列車砲について、「グスタフ」もしくは「ドーラ」という名称で記述されていることがあるが、これらはいずれも個々の砲自体に命けられた固有の愛称であり、この「80cm列車砲という兵器“そのもの”」の愛称ではないので注意が必要である。なお、未完に終わった3基目(3両目)の愛称は“ヘルタ(Herta)”が予定されていた、と記載されている書籍等があるが、この点に関する確定的な資料は2017年現在では発見されていない。。.

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上記のリストは以下の質問に答えます

カノン砲と大砲の間の比較

大砲が223を有しているカノン砲は、167の関係を有しています。 彼らは一般的な43で持っているように、ジャカード指数は11.03%です = 43 / (167 + 223)。

参考文献

この記事では、カノン砲と大砲との関係を示しています。情報が抽出された各記事にアクセスするには、次のURLをご覧ください:

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