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オビ川

索引 オビ川

ビ川の流域 バルナウルの河港 オビ川(英表記:ob'、ロシア語:Обь)はロシア連邦西シベリア低地を流れる川である。支流のエルティシ川はアルタイ山脈を水源とし、カザフスタン共和国の領内を通る。中流ではチュメニ油田を横切りサレハルドを西に180km流れてオビ湾に注ぎ込む。河口の位置は、北極圏・東経70度にあたる。河口には中州がありはっきり河口とオビ湾の境目がわかる。河口の幅は約3kmである。 全長はオビ川の本流をどの川とするかによって数値が分かれる。エルティシ川とした場合は約5570km、カトゥニ川 (Katun)とした場合3,650kmである。流域面積は約2,430,000km2。全長は5,570kmとした場合に世界第5位、流域面積ではエニセイ川に次いで世界第7位である。.

87 関係: 中央アジア中華人民共和国三日月湖北極圏ペルミミアス川ノヴォシビルスクチュメニチュメニ州チュメニ油田チュリム川ネネツ人ハンティ人ハンティ・マンシースクハンティ・マンシ自治管区・ユグラハンティ語バルナウルモスクワヤマル半島ロシアヴァフ川ヴァシュガン川ヴォルガ川トミ川トムスクトムスク州トボル川トゥラ川ビヤ川ビイスクツンドラテレツコイェ湖ティム川ダムベラヤ川 (ヴォルガ川水系)ベルーハ山アラル海アルタイ山脈アルタイ地方アレイ川イセチ川ウラル山脈ウイ川エルティシ川エニセイ川エカテリンブルクエシム川オミ川オムスク...オビ・エニセイ運河オビ湾カマ川カトゥニ川カザフスタンケチ川シビル・ハン国シベリアの河川交通シベリア鉄道ステップ (植生)ソビエト連邦タヴダ川タイガタグボートサレハルド灌漑経度西シベリア平原蒸気船自然改造計画水力発電水道水運氷河氾濫原河口漁業流路形状新疆ウイグル自治区1836年1845年1885年1956年1960年代1980年代1986年20世紀 インデックスを展開 (37 もっと) »

世界最長の川であるナイル川 世界最大の流域面積を有する川であるアマゾン川 日本最長の川である信濃川 日本最大の流域面積を有する川である利根川 川(かわ)は、絶えず水が流れる細長い地形である。雨として落ちたり地下から湧いたりして地表に存在する水は、重力によってより低い場所へとたどって下っていく。それがつながって細い線状になったものが川である。河川(かせん)ともいう。時期により水の流れない場合があるものもあるが、それも含めて川と呼ばれる。.

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中央アジア

東南アジア 中央アジアのいくつかの定義。狭い順に濃茶: ソ連の定義+茶: 現代的な定義+淡茶: UNESCOの定義 中央アジアの位置 中央アジア(ちゅうおうアジア)は、ユーラシア大陸またアジア中央部の内陸地域である。18世紀から19世紀にかけては一般にトルキスタンを指したが、現在でも使用される。トルキスタンとは「テュルクの土地」を意味し、テュルク(突厥他)系民族が居住しており、西トルキスタンと東トルキスタンの東西に分割している。 西トルキスタンには、旧ソ連諸国のうちカザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの5か国が含まれる(以下、中央アジア5か国と記す)。 東トルキスタンは中華民国に併合されて以降、新疆省と成り、中華人民共和国に併合されて以降は新疆ウイグル自治区と成った。中国領トルキスタン、ウイグルスタンともいう。 広義には、「アジアの中央部」を意味し、東西トルキスタンのほか、カザフステップ、ジュンガル盆地、チベット、モンゴル高原、アフガニスタン北部、イラン東部、南ロシア草原を含む。UNESCOはトルキスタン以外にも、モンゴル地域、チベット地域、アフガニスタン、イラン北東部、パキスタン北部、インド北部、ロシアのシベリア南部などを中央アジア概念の中に含めている。.

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中華人民共和国

中華人民共和国(ちゅうかじんみんきょうわこく、中华人民共和国、中華人民共和國、People's Republic of China, PRC)、通称中国(ちゅうごく、China)は、東アジアに位置する主権国家である。 中華人民共和国は、13億8千万人以上の人口で世界一人口が多い国である。中華人民共和国は、首都北京市を政庁所在地とする中国共産党により統治されるヘゲモニー政党制である。.

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三日月湖

三日月湖(みかづきこ)とは、蛇行する河川が長期の侵食などの影響により河道を変えた際、旧河道が取り残されて池や湖となったものである。河跡湖(かせきこ)とも呼ばれる。.

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北極圏

北極圏(ほっきょくけん、Arctic Region)は、北緯66度33分以北の地域である。北極圏の限界線となる北緯66度33分線を北極線(ほっきょくせん、Arctic Circle)という。北極圏では真冬(冬至)に太陽が昇らず(極夜)真夏(夏至)に太陽が沈まない(白夜)。 なお地学などでは、北極海とツンドラ気候区とを合わせてこう呼ぶ場合もある。.

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ペルミ

ペルミ(ペルム;ロシア語:Пермьピェールミ;ラテン文字転写の例:Perm’)はロシアの都市である。ウラル山脈西側のふもと、カマ川の両岸に広がる。沿ヴォルガ連邦管区に属するペルミ地方の州都。人口は981,200人(2004年)。 工業都市として、機械工業、石油・化学工業、木材加工、軍事産業などが盛ん。シベリア鉄道が通る鉄道の分岐点で、陸上・水上交通の要衝でもある。モスクワから1,385km。ペルミ第2駅(ペルミ・ドヴァー)が中心的な鉄道駅となっている。 1723年に建設される。1781年からペルミ市。1940年から1957年までは、モロトフ(Молотов)と呼ばれていた。1870年に創立されたペルミ国立オペラ・バレエ劇場が有名。ペルミ国立大学やペルミ国立工科大学などの高等教育機関がある。 地質学用語のペルム紀はこの街の名にちなむ。.

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ミアス川

ミアス川(ミアスがわ、Миа́сс, Miass、ミアース川とも)は、ロシアのウラル山脈東方、チェリャビンスク州とクルガン州を流れる川である。イセチ川の右支流であり最大の支流で、最終的にはエルティシ川・オビ川を経て北極海へ流れる。長さは658km、流域面積は21,800平方km。10月末から11月頃に凍結し、4月に氷が解ける。.

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ノヴォシビルスク

ノヴォシビルスク(ロシア語:〔ナヴァスィビールスク〕;)は、ロシア連邦・シベリアの中心的都市。別名「シベリアの首都」。ノヴォシビルスク州の州都でオビ川に沿う。人口は2017年には160万人を突破するなど近年は人口増加が続き、人口規模は国内第3位で、シベリアでは最大である。北緯55度01分、東経82度56分に位置する。 建設されたのは19世紀末であり、ロシアでも新しい町である。シベリア鉄道建設中の1893年に、ノヴォニコラエフスクという名で現在のノヴォシビルスクが建設された。1925年、ソビエト連邦成立後にかつての皇帝ニコライ2世を思わせる市名は改称され、「新しいシベリアの街」を意味するノヴォシビルスクとなった。.

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チュメニ

チュメニ(Тюмень, Tyumen)はロシア連邦、シベリア西部の都市。チュメニ州の州都。トゥラ川の河畔に広がる。人口は510,719人(2002年全ロシア国勢調査。1989年ソ連国勢調査では476,869人)。モスクワから東へ2,144km。西のエカテリンブルクと東のオムスクの間に当たる。.

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チュメニ州

チュメニ州(Тюменская область, Tyumen Oblast')は、ロシア連邦中部の州(オーブラスチ)。州都はチュメニ。ハンティ・マンシ自治管区とヤマロ・ネネツ自治管区を含む。二つの自治管区を含めた面積は1,435,000km²で、ロシア連邦の地方区分のなかでサハ共和国、クラスノヤルスク地方についで3位である。 二つの自治管区を除いた面積は159,869.7km²。人口は3,264,841人(2002年)。人口密度は20人/km²。 以下の解説は二つの自治管区を除いたものである。.

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チュメニ油田

チュメニ油田(チュメニゆでん)とは、ロシアの西シベリアのチュメニ州とオムスク州にまたがる油田。西シベリア低地一帯に広がっている。中心はサモトロール油田。.

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チュリム川

チュリム川(英表記: Chulym、ロシア語: Чулым)はロシアのクラスノヤルスク地方およびトムスク州を流れる川で、西シベリアの大河オビ川の右支流である。長さは1,799km、流域面積は134,000平方kに及び、西シベリア低地の南東部を占める。 流域の主な町はナザロヴォ、アチンスク、アシノなどがある。 南シベリアのハカス共和国の首都アバカンの北西、高さ2,211mのクズネツク・アラタウ山脈に発する白イユス川(Белый Июс)および黒イユス川(Чёрный Июс)の合流により、チュリム川が形成される。最初は北へ流れクラスノヤルスク地方に入り、シベリア鉄道がチュリム川を越えるアチンスクの町を経てアシノ付近で北西に向きを変え、ウスチ=チュリムでオビ川上流と合流する。 中流域および下流域にはテュルク系の民族チュリム人が住む。 Category:ロシアの河川 Category:オビ川水系 Category:クラスノヤルスク地方の地形.

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ネネツ人

ネネツ人( ネネツ語:ненэцяˮ, ロシア語: ненцы)は、ロシア極北地方の先住民族である。直近(2002年)の国勢調査ではロシア連邦内に41,302人いることが確認されている。ネネツ人の殆どは、ヤマロ・ネネツ自治管区内に居住している。同自治管区の7%程度がネネツ人である。他の主な居住地はネネツ自治管区、旧タイミル自治管区(現クラスノヤルスク地方)である。 ネネツ語を話し、人種的にはモンゴロイドに属する。.

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ハンティ人

ハンティ人(ハンティじん、Khante、Khanty、Xanty people)とは西シベリアにあるオビ川流域とイルティシ川東岸側に住むウラル系民族。旧称オスチャーク族。人口は30,943人 。大半がハンティ・マンシ自治管区に在住する。形質的にはコーカソイドとモンゴロイドとの混合型であるウラル人種型に属する。かつては西方に多く住むマンシ人とともに「オビ・ウゴル」と総称され、ハンテ人は「オスチャク(Ostyak。大河の民の意のハンテ語に由来)」として知られていた。自称ハンテは「人」の意。.

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ハンティ・マンシースク

ハンティ・マンシースク(Ханты-Мансийск, Khanty-Mansiysk)はロシア連邦の都市。チュメニ州のハンティ・マンシ自治管区の行政の中心。エルティシ川に臨み、エルティシ川がオビ川と合流する地点から約15km。人口は2002年の国勢調査で53,953人(1989年の調査では34,462人)。.

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ハンティ・マンシ自治管区・ユグラ

ハンティ・マンシ自治管区・ユグラ(, Khantia-Mansia)はロシア連邦中部のチュメニ州に属する自治管区。.

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ハンティ語

ハンティ語(Khanty, Xanty language)、旧称オスチャーク語(Ostyak language)は、シベリア北西部の少数民族、ハンティ人(オスチャーク人)の固有言語。ロシアのハンティ・マンシ自治管区、ヤマロ・ネネツ自治管区、トムスク州などで話されている。1994年に行われた調査では、話者はロシア国内に12,000人。ハンティ語は、ウラル語族のフィン・ウゴル語派に属し、近隣のマンシ語と共にフィン・ウゴル語派の下位区分オビ・ウゴル諸語を成す。 ハンティ語には多数の方言が存在することが知られている。西部の方言群として、サレハルド、オビ川、エルティシ川の各地域の方言がある。東部の方言群には、スルグト方言、オビ川の支流であるヴァフ川(Vakh)・ヴァシュガン川(Vasyugan)方言があり、これら東部方言はさらに13の下部方言に分類される。これに北部の方言群を加え、3つの主要な方言群に分類されているが、3つの方言群の間には音韻、単語の構成法、語彙に大きな差異が見られ、お互いに理解することが不可能である。.

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バルナウル

バルナウル(Barnaul)()はロシア連邦の都市。シベリア連邦管区の南西に位置する。アルタイ地方の行政の中心都市。人口は649,600人(2007年で、ロシアでは人口で22番目の都市である。ノヴォシビルスクの南220kmに位置する。.

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モスクワ

モスクワ(ロシア語:Москва́ IPA: マスクヴァー、)は、ロシア連邦の首都。連邦市として市単独でロシア連邦を構成する83の連邦構成主体のひとつとなっており、周囲を占めるモスクワ州の州都でもある。ただし州とは区別され「モスクワ市」(Город Москва)となる。人口は約1150万人でヨーロッパで最も人口の多い都市であり、世界有数の世界都市である。漢字による当て字は莫斯科。英語で発音した場合には、モスコーあるいはモスカウ(Moscow )のようになる。.

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ヤマル半島

ヤマル半島(полуо́стров Яма́л パルオーストラフ・イマール)は、ロシア連邦・シベリアのヤマロ・ネネツ自治管区にある半島である。 長さは約700km。 西はカラ海に面し、東のオビ湾を挟んでギダン半島に向かい合う。 北はマリーギナ海峡、パガ湾を挟んでベルイ島と隣接している。 「ヤマル」はネネツ語で「世界の果て」を意味する。 北極圏にあるヤマル半島の大部分は永久凍土に覆われており、地質学的には1万年未満の非常に若い地域である。 伝統的で大規模なトナカイの遊牧が、ロシア連邦内では最もよく維持されている地域である。 数千人のネネツ人やハンティ人が約50万匹のトナカイを飼育している。 また、数多くの種類の渡り鳥が生息する地域でもある。.

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ロシア

ア連邦(ロシアれんぽう、Российская Федерация)、またはロシア (Россия) は、ユーラシア大陸北部にある共和制及び連邦制国家。.

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ヴァフ川

ヴァフ川(英表記: Vakh、ロシア語: Вах)はロシアのハンティ・マンシ自治管区を流れる川で、西シベリアの大河オビ川の右支流である。 長さは964km、流域面積は76,700平方kmで、西シベリア低地東部のオビ川・エニセイ川・タズ川の流域が交わるあたりを源流とし、流域一帯に降る雪および雨を集める。西シベリア低地の中央部の人口希薄な湿地帯にあるタイガ(針葉樹林帯)を流れ、ニジネヴァルトフスクの上流15kmほどの地点でオビ川に合流する。合流点付近での川の大きさは幅300m、深さ5mほどに達する。合流点から253km遡った中流にあるロブツィンスコエでの流量は、およそ540m3/s(最小は3月の187m3/sで、最大は雪や氷が解ける6月の1,679m3/s)となる。 主な支流は、右岸にクリニゴル川(Кулынигол)、サブン川(Сабун)、コリキェガン川(Коликъеган)、左岸にボルショイ・メグティギェガン川(Большой Мегтыгъеган)などがある。ヴァフ川本流は、サブン川合流点付近まで(合流点から432km)は航行可能である。支流もコリキェガン川は253km上流まで航行できる。 流域はハンティ人やマンシ人が中心であるが、石油の発見後はロシア人が多くなった。特に重要な油田にサモトロル油田などがある。 Category:ロシアの河川 Category:オビ川水系 Category:ハンティ・マンシ自治管区.

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ヴァシュガン川

ヴァシュガン川(英表記: Vasyugan、ロシア語: Васюга́н)はロシアを流れる川で、西シベリアの大河オビ川の左支流である。流域は広大な湿地帯が広がるが、石油や天然ガスの生産が盛んである。 長さは1,082km、流域面積は61,800平方kmにおよぶ。ヴァシュガン川は西シベリア低地中央部のオビ川とエルティシ川の間にある世界最大級の湿地帯・ヴァシュガン平原(面積50,000平方km)の北部に発する。この周囲はトムスク州とノヴォシビルスク州の境界に近く、海抜は140mである。ヴァシュガン川はトムスク州を北へ流れ、オビ川に合流する。下流付近の氾濫原では激しく蛇行し、多くの中州や三日月湖を形成する。河口付近での川幅は190m、水深は2.3mほどある。 合流点から63km遡った地点での流量は、およそ328m3/s(最小は2月の81.6m3/sで、最大は雪や氷が解ける6月の951m3/s)。ヴァシュガン川は11月から5月まで凍結する。ヴァシュガン川はオビ川合流点から886km上流まで航行可能である。 主な支流は、右岸にニューロルカ川(Нюролька)、チザプカ川(Чижапка)、左岸にチェルタラ川(Чертала)、ヤギリャハ川(Ягылъяха)などがある。.

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ヴォルガ川

最上流の町・ルジェフ周辺(1909年から1915年頃のカラー写真) ヴォルガ川流域 ヴォルガ川(ヴォルガがわ、 ヴォールガ)は、ロシア連邦の西部を流れる、ヨーロッパ州最長の川で、ロシア主要部(ヨーロッパ・ロシア中心部)を水系に含む「ロシアの母なる川」でもある。全長は3,690kmにおよぶ。.

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トミ川

トミ川 (Томь, Tom'; トム川とも) はロシア、西シベリアを流れるオビ川水系の河川である。全長は827kmにおよぶ。 アルタイ山脈の北部アバカン山脈の西の斜面に発し、クズネツク平原を流れたのちに北に転じ、トムスク市の北約50kmの地点でオビ川に合流する。 幅は最も広いところで約3km、水源地とオビ川との合流点の高度差は185mある。流域面積は62,000km2におよぶ。 トミ川の通る主な都市は、ノヴォクズネツク、メジュドゥレチェンスク、ケメロヴォ、ユルガ、トムスク、セヴェルスクなどがある。.

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トムスク

トムスク(Томск, Tomsk)はシベリア西部に位置するロシア連邦の都市。シベリア連邦管区に属するトムスク州の州都。人口は488,800人(2004年)。シベリア最古の町のひとつで、2004年には建設400周年を祝っている。.

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トムスク州

トムスク州(Томская область; Tomsk Oblast)はロシア連邦中部の州(オーブラスチ)。州都はトムスク。シベリア連邦管区に属する。.

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トボル川

トボル川(トボルがわ、Tobol、Тобол、Тобыл)は、カザフスタンのコスタナイ州、およびロシアのクルガン州とチュメニ州を流れる川である。エルティシ川の左支流で、最終的にはオビ川を経て北極海へ流れる。主な支流にウイ川(Uy)、ウバガン川(Ubagan)、イセチ川(Iset)、トゥラ川(Tura)、タヴダ川(Tavda)がある。トボリ川とも表記される。.

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トゥラ川

トゥラ川(トゥラがわ、Тура́, Tura、別名ドルガヤ川、 Долгая, Dolgaya)は、ロシアのスヴェルドロフスク州とチュメニ州を流れる川である。全長は約1,030km、流域面積は80,400平方kmにおよぶ。トボル川の支流で、エルティシ川、オビ川を経て北極海へ流れる。 トボル川合流点から上流へ753kmは航行可能であり、10月末ごろから5月初頭までは凍結する。 流域の主な都市にトゥリンスク、チュメニなどがある。 Category:ロシアの河川 Category:オビ川水系 Category:スヴェルドロフスク州 Category:チュメニ州.

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ビヤ川

ビヤ川(英表記: Biya、ロシア語: Бия)はロシアのアルタイ共和国およびアルタイ地方を流れる川である。オビ川の源流をなし、カトゥニ川と合流してオビ川となる。 主な支流は、左岸側にピザ川(Пыжа)、サリコクシャ川(Сарыкокша)、右岸側にレベジ川(Лебедь)がある。 ビヤ川の長さは301km、流域面積は37,000平方kmにおよぶ。水源はアルタイ山脈山中のテレツコイェ湖であり、北西へと流れる。ビヤ川は11月半ばから12月初旬に凍結し、4月半ばには解ける。ビヤ川はビイスクの町まで航行可能である。 ビヤ川 Category:ロシアの河川 Category:オビ川水系 Category:アルタイ共和国の地形.

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ビイスク

ビイスク(Biysk)()はロシア連邦の都市。シベリア連邦管区のアルタイ地方の都市で、バルナウルに次ぐ第二の都市。人口は210,115人(2010年)、218,562人(2002年)、233,238人(1989年)。 ビヤ川に面し、アルタイ山脈への玄関口となっている。郊外でカトゥニ川とビヤ川が合流、オビ川となる。アルタイ共和国からモンゴル国境へ到る道路の基点でもある。.

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ツンドラ

ツンドラ(ロシア語:тундра, 英語:tundra)とは、地下に永久凍土が広がる降水量の少ない地域のことである。凍原(とうげん)、寒地荒原(かんちこうげん)と訳す。.

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テレツコイェ湖

テレツコイェ湖(Lake Teletskoye、Телецкое озеро)は、ロシアのアルタイ共和国のアルタイ山脈にある湖。最大水深は325mで、世界で25番目に深い。 サヤン山脈とサイリュゲム山脈が交わるコルブ山とアル=ティントゥ山のあいだの海抜434m()地点にあり、600mから1300mの山々に取り巻かれている。全長は78km、幅は5kmで、面積の割に水深がかなり深い。年に約348cmの水位変動があり、6mから14mの高い透明度をほこる。 およそ70本の小川と150本の涸れ川が流入するが、このうち最大の川はチュリシュマン川で、湖水の半分を運んでくる。湖水は湖からビヤ川として流れ出し、途中カトゥニ川と合流してオビ川となり海に注ぐ。 アルタイ自然保護区、カトゥン自然保護区、ウコク高原生物保護区にそれぞれ指定され、ユネスコの世界遺産にも「アルタイの黄金山地」の一部として登録されている。.

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ティム川

ティム川(英語表記:Tym, ロシア語表記:Тым)は、ロシアのクラスノヤルスク地方およびトムスク州を流れる川で、西シベリアの大河オビ川の右支流である。 長さは950km、流域面積は32,300平方kmで西シベリア平原の東部を流れる。10月末から11月はじめにかけて凍結し、4月末から5月上旬には解ける。オビ川との合流点から560km上流までは航行可能となっている。 Category:ロシアの河川 Category:オビ川水系 Category:クラスノヤルスク地方の地形.

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ダム

ダム(Dam)、堰堤(えんてい)は、水力発電、治水、利水、治山、砂防、廃棄物処分などを目的として、川や谷を横断もしくは窪地を包囲するなどして作られる土木構造物。一般にコンクリートや土砂、岩石などによって築く人工物を指すが、ダムを造る動物としてビーバーがおり、また土砂崩れや地すべりによって川がせき止められることで形成される天然ダムと呼ばれるものもある。また、ダムは地上にあるものばかりでなく、地下水脈をせき止める地下ダムというものもある。このほか、貯留、貯蓄を暗示する概念的に用いられることがあり、森林の保水力を指す緑のダムという言葉がある。 堰(せき、い、いせき)ともいうが、この場合は取水や水位の調節などが目的で、砂防目的のものは除く。 日本のダムについての詳細は日本のダムを参照のこと。.

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ベラヤ川 (ヴォルガ川水系)

ベラヤ川(Belaya、Aghidhel、Бе́лая、バシキール語:Ағиҙел、タタール語:Ağidel、タタール語のキリル文字表記:Агыйдел)は、ロシアのバシコルトスタン共和国を流れる川である。 ヴォルガ川水系カマ川の支流で、全長は1,430kmにおよぶ。ウラル山脈の南部に源を発し南西へ流れ、山脈の南端で北に転じる。ウファでウファ川を合わせ、ニージネカマ湖に注ぎ、カマ川に合流する。かつてはウラルを越える交易ルートであり、現在はラフティングなどで有名である。 テュルク系語での「アギディル」は「白いヴォルガ」を意味し、ロシア語での「ベラヤ」は「白い」を意味する形容詞である。ロシア語で「川」を意味する単語が女性形であるため、「ベラヤ」も女性形をとっている。 ベラヤ川沿いの都市はベロレツク(Beloretsk)、イシンバイ(Ishimbay)、ステルリタマク(Sterlitamak)、ウファ(Ufa)、ビルスク(Birsk)、ネフチェカムスク(Neftekamsk)がある。 Category:ロシアの河川 Category:ヴォルガ川水系.

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ベルーハ山

ベルーハ山(Белуха、Belukha Mountain、アルタイ語: Muztau)は、ロシアとカザフスタンの境にあるアルタイ山脈の一角を成す、カトゥン山地に属する山。アルタイ山脈の最高峰である。ユネスコの世界遺産、「アルタイの黄金山地」の一部として登録されている。 中華人民共和国とモンゴル国との国境の北に位置し、西峰(4440m)と東峰(4506m)の二つの峰がロシアとカザフスタンとの国境になっている。小規模な氷河が何箇所か存在する。オビ川の源流のひとつともなっている。 1914年にトロノフ兄弟が初登頂を果たした。東峰の大半の登山者はトロノフ兄弟と同じ南ルートを選択する。標高こそアジアでは目立たないが、非常に辺ぴな地にあるため登山には多くの時間と綿密な計画を要する。 2008年から、代理店を通さず単独で赴く場合、入山するための特別な国境地帯許可証が必要になった。.

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アラル海

アラル海(アラルかい、Арал Теңізі、Orol dengizi、Аральское море、Aral Sea、鹹海)はカザフスタンとウズベキスタンにまたがる塩湖である。.

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アルタイ山脈

アルタイ山脈(アルタイさんみゃく)は西シベリアとモンゴルにまたがる山脈。漢字で阿爾泰山脈とも。.

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アルタイ地方

アルタイ地方(; Altai Krai)はロシア連邦の中南部に位置する連邦構成主体の一つ。行政の中心はバルナウル。シベリア連邦管区に属する。ロシアの共和国のひとつであるアルタイ共和国は隣接するものの別の地である。.

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アレイ川

アレイ川(英表記: Aley、Алей)はロシアを流れる川で、西シベリアの大河オビ川の左支流である。沿岸の農地の灌漑のために重用されている。川沿いの主な街にはルブツォフスクとアレイスクがある。 上流部はボストーチヌイ・アレイ川(東アレイ川、Восточный Алей)と呼ばれる。その源流はアルタイ山脈の北西の山麓付近、カザフスタンのロシア国境近くである。アレイ川はアルタイ地方のステップ地帯を激しく蛇行しながら進み、バルナウルの南のウスチ=アレイカの村の付近でオビ川に合流する。合流点付近のアレイ川は川幅70m、水深1.5mとなる。 流域面積は21,100平方km。河口から46km上流のチャバシノの観測所での流量は、年平均33.8m3 / s(最小は2月の3.5m3/sで、最大は雪や氷が解ける5月の144m3/s)。アレイ川は11月から4月まで凍結する。.

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イセチ川

イセチ川(イセチがわ、Исеть, Iset)は、ロシアのスヴェルドロフスク州、クルガン州、チュメニ州を流れる川である。トボル川の左支流で、最終的にはエルティシ川・オビ川を経て北極海へ流れる。長さは606km、流域面積は58,900平方km。11月から4月にかけては凍結する。主な支流にはミアス川(Miass)、テカ川(Techa)、シナラ川(Sinara)などがある。.

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ウラル山脈

ウラル山脈(ウラルさんみゃく、Ура́льские го́ры, Uralskiye gory、Ural Mountains)は、ロシアを南北に縦断する山脈。ユーラシア大陸をヨーロッパとアジアに分ける境界線の北側を形成している。 ウラル山脈は石炭紀後期にできた古期造山帯で、現存する山脈でも最も古いものである。.

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ウイ川

ウイ川(英表記: Uy、ロシア語: Уй)は、ロシアのバシコルトスタン共和国からチェリャビンスク州、クルガン州へと流れる川である。チェリャビンスク州とクルガン州では部分的に、ロシアとカザフスタンの国境に沿って流れる。 トボル川の左支流で、最終的にはエルティシ川・オビ川を経て北極海へ流れる。長さは462km、流域面積は34,400平方km。11月から4月までは凍結する。トロイツクの町と多数の貯水湖(最大のものはトロイツコエ湖)が沿岸に存在する。 Category:ロシアの河川 Category:カザフスタンの河川 Category:オビ川水系 Category:アジアの複数の国を流れる河川 Category:国境を流れる河川 Category:ロシアの国境 Category:カザフスタンの国境.

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エルティシ川

ルティシ川(エルティシがわ、Irtysh River, Иртыш, Ertis/Эртiс, İrteş/Иртеш, 额尔齐斯河/額爾齊斯河、日本語でイルティシュ川、イルティッシュ川、イルティシ川、イルチシ川とも表記)はアジアの川で、オビ川の主要な支流のひとつ。主な支流にトボル川、エシム川、オミ川がある。長さは4,248km。流域面積は1,643,000km2。.

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エニセイ川

ニセイ川(イェニセイ川、ロシア語:Енисе́й 英語:Yenisei ブリヤードモンゴル語:Горлог мүрэн)は、ロシアを流れる河川である。北極海に流れ込む最大の水系で、世界でも第5位の長さである。(オビ川を5,570kmとした場合には世界第6位)。流域面積はユーラシア大陸で最大の河川でもある。(バイカル湖の水を含めるとセントローレンス川を超えて世界最大の水量となる).

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エカテリンブルク

テリンブルク(、ラテン文字表記:Ekaterinburg、またはYekaterinburg)は、ロシア連邦の中央部に位置する大都市。スヴェルドロフスク州の州都。エカチェリンブルクと表記されることもある。1924年から1991年までは革命家のスヴェルドロフを記念してスヴェルドロフスク(Sverdlovsk, )と呼ばれていたが、現在は旧名に戻された。なお、州の名称は現在もスヴェルドロフスク州となっている。 ウラル山脈中部の東側(アジア側)斜面に位置し、イセチ川が流れる。40キロメートル西には、ヨーロッパとアジアの境界線が走っている。 ウラル地域の工業・文化・教育の中心地で、交通の要衝でもある。ウラル連邦管区の本部が置かれ、高等教育機関、博物館、劇場なども多数ある。人口は2002年全ロシア国勢調査では129万3,537人で、1989年ソ連国勢調査での136万4,621人から減少していたが、近年は増加し2017年には145万5904人となっている。ロシア国内ではノヴォシビルスクに次ぐ4番目に人口の多い都市となり、ウラルの首都と言われ発展著しい都市である。.

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エシム川

ム川(Ishim River)は、カザフスタンからロシアを流れるオビ川水系の川である。エルティシ川の支流で長さは2,450kmにおよぶ。 部分的に航行可能で、エシムの街やカザフスタンの首都アスタナを通っている。アスタナの旧市街は川の右岸に、首都機能のある新市街は右岸に広がる。 オビ川水系.

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オミ川

オミ川(Омь, Om')は西シベリア平原の南部を流れるロシア連邦の川。オビ川水系エルティシ川の支流である。 ヴァシュガン平野の南東部に発し、ノヴォシビルスク州とオムスク州を流れ、オムスク付近でエルティシ川に合流する。長さは1,091m。流域面積は52,400km2。平均流量64m3/秒、最大流量814m3/秒。10月末から5月はじめまで凍結する。 「オミ」という名はテュルク系の言語で「静かな」という意味である。 流域の都市に、バラビンスク、カラチンスク、クイビシェフ、オムスクなどがある。 Category:ロシアの河川 Category:オビ川水系.

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オムスク

ムスク(, Omsk)はロシア連邦中南部の都市。シベリア連邦管区の西端に位置する。人口は1,140,200人(2003年)。シベリアではノヴォシビルスクに次ぐ2番目に大きな都市である。モスクワから2,555km。 1716年に建設され、1782年からオムスク市。シベリア開拓の拠点として知られ、ながらく西シベリア総督が本拠を置く西シベリアの中心都市でもあった。革命以前には日本領事館もあった。革命戦争の折には、一時、コルチャーク提督率いる白衛軍の首都ともなった。1934年からオムスク州の行政の中心。 オムスクは現在もシベリア・コサック軍(Siberian Cossack Voisko)の行政中心地であるほか、ロシア正教会のオムスクおよびタラの主教、イスラム教のシベリアのイマームが存在する。.

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オビ・エニセイ運河

ビ・エニセイ運河 (Ob–Yenisei Canal) または ケット・カス運河 (Ket-Kas Canal) は、シベリアのオビ川とエニセイ川の流域を接続する廃止された水路である。.

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オビ湾

ビ湾とはカラ海に面した湾。湾の一番奥にはオビ川の河口がある。湾の周囲はロシアのヤマロ・ネネツ自治管区で、湾の西はヤマル半島、東はギダン半島、タゾフスキー半島でタズ川が注ぐタゾフスカヤ湾がある。南北に細長く伸びた湾であり、長さは約1000 km、幅は50から80km。オビ川の河口付近にはいくつか島があるが、それ以外には島はない。.

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カマ川

マ川(Ка́ма, Çulman, Чулман, チュルマン川)は、ロシアの川で、ヴォルガ川の支流。ウラル山脈の西側に発し、かつてはヨーロッパ・ロシアからシベリアへの交易のための水路として使われていた。 源流はウドムルト共和国にあり、東に流れ、ペルミ地方に入り南、西と向きを変え、再度ウドムルト共和国に入り、タタールスタン共和国でヴォルガ川と合流する。 主な支流は長い順にコーサ川、ヴィシェラ川、スィルヴァ川、チュソヴァヤ川、ベラヤ川、イク川、イジ川、ザイ川、ヴャトカ川、ミョシャ川。流域の主な都市にソリカムスク、ベレズニキ、ペルミ、サラプル、エラブガ、ナーベレジヌイェ・チェルヌイがある。 ヴォルガ川水系.

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カトゥニ川

カトゥニ川上流(アルタイ共和国) カトゥニ川(英表記: Katun、ロシア語: Катунь)はロシアのアルタイ共和国およびアルタイ地方を流れる川である。ビイスクの南西19kmでビヤ川と合流してオビ川となる。 主な支流にアルグト川(Аргут)、チュヤ川(Чуя)、コクサ川(Пыжа)、セマ川(Сема)がある。 カトゥニ川の長さは688km、流域面積は60,900平方kmにおよぶ。水源はアルタイ山脈最高峰のベルーハ山(標高4,506m)南麓のカトゥニ氷河であり、その他800以上の氷河からの支流を持つ。 上流では針葉樹林帯の渓谷を抜け、カトゥニ山地の南側および西側からの多くの支流を合わせる。コクサ川合流点からの中流域では高い山のふもとのカラマツの多い地域を流れ、アルグト川やチュヤ川ほか氷河から流れてきた大きな支流を多数合わせる。スムルティ川(Сумульты)合流点より下の下流域では河岸段丘の多い谷間に入り、周囲はカラマツやマツが広がり、最終的にはステップに入る。上流から下流までの落差はおよそ2,000mあり、緑色の水のカトゥニ川と、白い泥色のビヤ川が合流した後のオビ川は、しばらく水が混じることなく緑色と白色のツートンカラーとなる。 流域では水銀が採取される。また発電用のダムもあり年発電量は310億kWhに達する。カトゥニ川は航行可能である。11月末から12月初旬に凍結し、4月上旬から半ばには解ける。 Category:ロシアの河川 Category:オビ川水系 Category:アルタイ共和国の地形.

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カザフスタン

フスタン共和国(カザフスタンきょうわこく、)、通称カザフスタンは、中央アジアの共和制国家である。北をロシア連邦、東に中華人民共和国、南にキルギス、ウズベキスタン、西南をトルクメニスタンとそれぞれ国境を接する内陸国。カスピ海、アラル海に面している。首都はアスタナ、最大都市はアルマトイ。.

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ケチ川

ケチ川(ケット川、ケート川、ケト川、英表記: Ket、ロシア語: Кеть)はロシアのクラスノヤルスク地方およびトムスク州を流れる川で、西シベリアの大河オビ川の右支流である。上流部は大ケチ川(ボリショイ・ケチ川、Big Ket、Большая Кеть)の名でも知られる。 長さは1,621km、流域面積は94,200平方kmで西シベリア平原の東部を流れる。10月末から11月はじめにかけて凍結し、4月末から5月上旬には解ける。 主な支流にソチュル川(Сочур)、オルロフカ川(Орловка)、リシツァ川(Лисица)、小ケチ川(Малая Кеть)、メンデル川(Мендель)、イェロヴァヤ川(Еловая)、チャチャムガ川(Чачамга)などがある。流域にはケット語(ケート語)を話すケット人(ケート人)が住む。 オビ川から東へ伸びるケチ川はロシア人のシベリア横断の重要な水路であった。1596年にはこの地方に進出したコサックが沿岸にケチ砦を築き、流域のケット人にヤサク(毛皮貢納の税)を課した。19世紀末には、オビ川水系のケチ川とエニセイ川水系の大カス川を結ぶケチ・カス運河が建設された。この運河によりケチ川はシベリアの大河である両水系を結び東西方向の交通を担う水路となるはずであったが、運河は水深が浅くて距離も長く、不便な位置にあり、加えて年の大半は凍結しているため、シベリア鉄道との競争に敗北し1921年に廃止された。 Category:ロシアの河川 Category:オビ川水系 Category:クラスノヤルスク地方の地形.

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シビル・ハン国

ビル・ハン国(シビル・ハンこく)は、15世紀から16世紀末まで西シベリアに存在した、ジョチ・ウルス(キプチャク・ハン国)の系統に属すテュルク系国家。ジョチ・ウルスが分裂して、成立した4つの国のうちの一つ(ほかにカザン・ハン国、アストラハン・ハン国、クリミア・ハン国)。.

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シベリアの河川交通

ベリアの河川交通(シベリアのかせんこうつう)では、ロシアを中心とするシベリア地域における河川交通について解説する。 1730年代にシベリア道路の建設が始まる前のシベリアでは、河川が主な交通手段として用いられていた。 シベリアの河川は広大なシベリアにおけるロシアの探検や植民の過程において重要な役割を果たした。 シベリアを流れるオビ川、エニセイ川、レナ川の3つの大河はいずれも北極海に注ぐ。 そこで、主な問題は東西方向に流れる支流とそれらを結ぶ陸路を見つけることになる。 シベリアは比較的平坦なので、陸路は通常短い。 このことと、シベリアの民族の抵抗が弱かったことで、コサックは短期間のうちにシベリア横断と征服を達成した。1582年にイェルマークに率いられたコサックがウラル山脈東側のシビル・ハン国と戦ってから、1639年にコサックのイヴァン・モスクヴィチンが太平洋岸に到達するまでには、57年しか経っていない。.

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シベリア鉄道

広義のシベリア鉄道の路線(赤)と、バイカル・アムール鉄道(バム鉄道、緑) シベリア鉄道(シベリアてつどう、Транссибирская магистраль)とは、ロシア国内南部を東西に横断する鉄道。全長は9,297kmで、世界一長い鉄道である。これとは別に、第二シベリア鉄道(バイカル・アムール鉄道、バム鉄道)もある。.

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ステップ (植生)

テップ(ロシア語:степь stepʹ、ウクライナ語:степ step、英語:steppe)は、中央アジアのチェルノーゼム帯など世界各地に分布する草原を言う。ロシア語で「平らな乾燥した土地」の意味。ステップは植生や気候によって定義される。.

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ソビエト連邦

ビエト社会主義共和国連邦(ソビエトしゃかいしゅぎきょうわこくれんぽう、Союз Советских Социалистических Республик)は、1922年から1991年までの間に存在したユーラシア大陸における共和制国家である。複数のソビエト共和国により構成された連邦国家であり、マルクス・レーニン主義を掲げたソビエト連邦共産党による一党制の社会主義国家でもある。首都はモスクワ。 多数ある地方のソビエト共和国の政治および経済の統合は、高度に中央集権化されていた。.

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タヴダ川

タヴダ川(タブダ川、英表記: Tavda、ロシア語: Тавда)は、ロシアのスヴェルドロフスク州とチュメニ州を流れる川である。トボル川の左支流で、最終的にはエルティシ川・オビ川を経て北極海へ流れる。全長は約719km、流域面積は88,100平方kmにおよぶ。 ウラル山脈の東の北緯60度以北に発し、ロズヴァ川(左岸)とソスワ川(右岸)を合わせ、西シベリア低地西部の人口のまばらな湿地帯を南東へ向かって流れる。やがて東に向きを変え、チュメニ州でトボル川に合流する。下流では川幅270m、深さ4mに達する。 タヴダ川はほとんどが航行可能で、材木を下流へ流すのに使われた。11月初めから4月末までは凍結する。主な支流にペリム川(英表記: Pelym、ロシア語: Пелым)を有する。タヴダ川沿いにはタヴダの街がある。 Category:ロシアの河川 Category:オビ川水系.

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タイガ

タイガ()とは、ロシア語でシベリア地方の針葉樹林の意。ユーラシア大陸、北アメリカ大陸の北部(亜寒帯)に発達する針葉樹林の純林のことを指す。 本来は、閉鎖林ではなくツンドラへの移行帯である樹高の低い疎林を示す言葉であったが、高緯度地域の針葉樹林帯という意味も包含し、北方林(Boreal forest)と同義になりつつある。.

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タグボート

タグボートの図解 海外のタグボート一例 小型のタグボート(手前) 2000トン級のオーシャンタグ・日本サルベージの「航洋丸」 タグボート(Tugboat)は、船舶や水上構造物を押したり引いたりするための船。引船、曳船(ひきぶね・ひきふね、曳船はえいせんとも)、あるいは押船(おしぶね)と言う。青函連絡船では補助汽船と呼ばれた。.

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サレハルド

レハルド(Салехард;ハンティ語:Пуӆңават;Salekhard)はロシア連邦の都市。チュメニ州のヤマロ・ネネツ自治管区の行政の中心。オビ川の河口近くに位置する。世界で唯一の北極圏線上にある都市である。人口は48,507人(2017年)。.

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灌漑

管により畑に給水する灌漑施設(2000年) アメリカ合衆国ニュージャージー州での灌漑の様子 芝生に水を撒くスプリンクラー 灌漑(かんがい)とは、農地に外部から人工的に水を供給すること。農作物の増産、ランドスケープの維持、乾燥地帯や乾期の土壌で緑化する際などに利用される。他にも農業生産において、作物を霜害から守る、穀物の畑で雑草を抑制する、土壌の圧密を防ぐといった用途もある。対照的に直接的な降雨のみで行う農業を乾燥農業と呼ぶ。灌漑システムは、塵の飛散防止、下水処理、鉱業などにも使われる。灌漑と排水は組み合わせて研究されることが多い。 なお、「灌」「漑」は二文字とも常用漢字の表外字のため、報道では新聞常用漢字表により「かんがい」とひらがなで表示されるのが一般的である。学校の教材等も同様である。.

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経度

メルカトル図法による世界地図。縦の線が経線 経度(けいど、Longitude, Länge)とは、経緯度(=経度・緯度。すなわち天体表面上の位置を示す座標)の一つである。以下、特に断らない限り、地球の経度について述べる。.

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西シベリア平原

西シベリア平原(にしシベリアへいげん)とは、シベリア西部の西シベリアを占める平原。西シベリア低地と呼ばれることもある。面積は約300万km²。南北の広がりは2,500km、東西には1,900km。.

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蒸気船

蒸気船(じょうきせん)とは、蒸気機関を用いスクリュー・プロペラや外輪を廻すことより推進する船のことである。蒸汽船や汽船ともいう。 ミシシッピー川の河船をモデルにした蒸気外車船フロンティア号 一般に蒸気船といえば石炭を燃料とする古典的な船のことを指し、蒸気タービンや原子力による蒸気機関を持つ船は蒸気船と呼ばれない。.

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自然改造計画

自然改造計画 (しぜんかいぞうけいかく、План Преобразования Природы、Great Plan for the Transformation of Nature) はソビエト連邦のヨシフ・スターリンによって1940年代後半に提唱された、連邦内の農業生産性を上げるための土地開発や農業生産、運河建設に関する計画である。.

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水力発電

水力発電(すいりょくはつでん、hydroelectricity)とは、水力で羽根車を回し、それによる動力で発電機を回して電気エネルギーを得る(発電を行う)方式のことである。.

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水道

水道の蛇口から出る清浄な水 水道(すいどう)は、.

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水運

水運(すいうん)とは、水面を利用した旅客輸送または貨物輸送である。河川、湖沼、運河の水面を利用した内陸水運と、海上を利用した海運とがある。ただし、狭義では、海運と区別して内陸水運を意味することがある。なお、内陸水運であっても、複数の国をまたがって航行する場合がある。 文明成立以前より、水運が行われてきた。日本の場合、四周を海に囲まれ、内陸奥深くまで中小規模の河川や湖沼が入り組んでいたため、沿海部を含めた中小規模の水運が古くから行われてきた。.

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氷河

氷河(ひょうが、)は、山地では重力、平坦な大陸では氷の重さによる圧力によって塑性流動する、巨大な氷の塊である。.

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氾濫原

氾濫原(はんらんげん、flood plain)とは、河川の流水が洪水時に河道から氾濫する範囲にある平野部分をいう。谷底平野や扇状地、沖積平野、三角州などで洪水時に浸水する範囲も同様に氾濫原といえる。河川の下流部によく発達する。.

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河口

利根川河口 河口(かこう、estuary、river mouth)とは、河川が海や湖など他の水域へ注ぎ込む部分、繋がる地点のこと。.

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漁業

漁業(ぎょぎょう)とは、営利目的で魚介類を捕獲したり養殖する産業のことブリタニカ国際百科事典【漁業】。.

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流路形状

流路形状(りゅうろけいじょう)は、河川の部分的な流路(川筋)の地形の総称である。これに対し水系は流路を同じくする河川全体を一体的にとらえて体系化する概念・分類法である。主要流路(本川、本流)、分岐する流路(派川、分流)合流する流路(支川・支流)などに加え、湖沼なども含めた、流路を部分的に共有する河川全体の体系を水系と呼び、これらの水系が水を集める範囲(分水界の内側)を流域と呼ぶ。.

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新疆ウイグル自治区

新疆ウイグル自治区(新疆維吾爾自治区)(しんきょうウイグルじちく)(شىنجاڭ ئۇيغۇر ئاپتونوم رايونی / Shinjang Uyghur Aptonom Rayoni)は、中華人民共和国の西端にある自治区である。1955年に設立され、首府はウルムチである。 民族構成はウイグル族のほか、漢族、カザフ族、キルギス族、モンゴル族(本来はオイラト族である)などさまざまな民族が居住する多民族地域であり、自治州、自治県など、様々なレベルの民族自治区画が置かれている。中華民国時代には、1912年から新疆省という行政区分が置かれていた。 本来中国には時差が設定されていないが、新疆では非公式に北京時間(UTC+8)より2時間遅れの新疆時間(UTC+6)が使われている。.

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1836年

記載なし。

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1845年

記載なし。

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1885年

記載なし。

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1956年

記載なし。

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1960年代

1960年代(せんきゅうひゃくろくじゅうねんだい)は、西暦(グレゴリオ暦)1960年から1969年までの10年間を指す十年紀。この項目では、国際的な視点に基づいた1960年代について記載する。.

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1980年代

1980年代(せんきゅうひゃくはちじゅうねんだい)は、西暦(グレゴリオ暦)1980年から1989年までの10年間を指す十年紀。この項目では、国際的な視点に基づいた1980年代について記載する。.

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1986年

この項目では、国際的な視点に基づいた1986年について記載する。.

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20世紀

摩天楼群) 20世紀(にじっせいき、にじゅっせいき)とは、西暦1901年から西暦2000年までの100年間を指す世紀。2千年紀における最後の世紀である。漢字で二十世紀の他に、廿世紀と表記される場合もある。.

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