ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
ダウンロード
ブラウザよりも高速アクセス!
 

Text Services Framework

索引 Text Services Framework

Text Services Framework (TSF)は、Microsoft WindowsのインプットメソッドAPIであるInput Method Manager (IMM32) の後継となる汎用テキスト入力フレームワークである。Windows XP以降で標準搭載されているほか、それ以前のWindowsでもOffice XPの導入に伴ってインストールされる。あるいはTSF単独のインストールも可能である。TSFはキーボード入力だけでなく手書き文字認識や音声認識にも対応し、多言語入力、スペルチェック、その他の自然言語処理をサポートする。Windows 8においてはIMMのAPIを用いて作成されたインプットメソッドはストアアプリに利用できずにシステムによってブロックされるため、TSFによる開発が必須となっている TSFに対応する入力エンジンはTIP (Text Input Processor) と呼ばれる。現在入手できるTIPにはMicrosoft IME、ATOK、Google 日本語入力、Social IME、WinAnthy、skkimeなどがある。.

17 関係: AnthyATOKアプリケーションプログラミングインタフェースアプリケーションフレームワークインプットメソッドスペルチェッカ音声認識自然言語処理Google 日本語入力Microsoft IMEMicrosoft OfficeMicrosoft WindowsMicrosoft Windows 8Microsoft Windows XPSKKSocial IME手書き文字認識

Anthy

Anthy(アンシー)とは、LGPLでライセンスされたフリーな日本語入力システムである。 Anthy自体はかな漢字変換ソフトウェアであるため、文字入力にはuim、SCIM、iBus、Tamago、付属ユーティリティのanthy.elなどのインプットメソッドを用いる。またCannaやWnnと違いクライアントサーバモデルを採用せず、他のソフトウェアとのプロセス間通信はパイプによって行われている。 変換アルゴリズムにはA Discriminative Language Model with Pseudo-Negative SamplesとMemory Based Reasoningとビタビアルゴリズムを採用。漢字変換には、省メモリと高速化を図った独自のバイナリ形式辞書を使用するが、テキスト形式のCanna用辞書を扱うこともできる。漢字変換辞書はcannadicを流用しており、cannadicはAnthyのアーカイブに同梱されている。 IA-32 200MHzのCPUを搭載したマシンで、一文0.1秒前後、ヒープ消費がピークで200KiB以内、起動時の初期化は一瞬で完了するという条件で動作することを想定しており、ソースコードはほぼPOSIXに準拠。そのため、ほとんどのUNIXライクなOSでの使用が可能である。ZETAやMicrosoft Windowsにも移植されている。 Anthyのバージョニング規則は、バージョン番号が9026の場合、Anthyの開発が始まってから90ヶ月と26日目であることを示している。9100のように、下2桁が00のバージョン番号がつけられたものは、それが安定版であることを示しており、ソフトウェア保守の際には9100aのように末尾にアルファベットがつけられる。 名前の由来はアニメーション作品『少女革命ウテナ』の二人の主人公の一人・姫宮アンシーから(もう一人は天上ウテナ)。.

新しい!!: Text Services FrameworkとAnthy · 続きを見る »

ATOK

ATOK(エイトック)は、ジャストシステムが開発・販売しているかな漢字変換ソフトウェア(日本語入力システム)の名称であり、同社の登録商標でもある。2007年にグッドデザイン賞を受賞した。名前は「かな漢字変換の先進技術」を意味する英語表現の頭文字に由来している。.

新しい!!: Text Services FrameworkとATOK · 続きを見る »

アプリケーションプログラミングインタフェース

アプリケーションプログラミングインタフェース(、)とは、広義の意味ではソフトウェアコンポーネントが互いにやりとりするのに使用するインタフェースの仕様である。 APIには、サブルーチン、データ構造、オブジェクトクラス、変数などの仕様が含まれる。APIには様々な形態があり、POSIXのような国際規格、マイクロソフトのWindows APIのようなベンダーによる文書、プログラミング言語のライブラリ(例えば、C++のStandard Template Libraryやなど)がある。 商業的に使われる狭義の意味ではOSやミドルウェアやWebサービス等サービスを利用するアプリケーション(Application)を作成する(Programming)ためのインターフェース(Interface)である。こちらの意味ではサービスから提供されないStandard Template Libraryなど言語の標準ライブラリーは含まない。 APIはApplication Binary Interface (ABI) とは異なる。APIはソースコードベースだが、ABIはバイナリインタフェースである。例えば、POSIXはAPIだが、Linux Standard Base (LSB) はABIである(LSBはいろいろな規定の集合なので、正確には「LSBには、ABIにまで踏み込んでいる部分もある」)。.

新しい!!: Text Services Frameworkとアプリケーションプログラミングインタフェース · 続きを見る »

アプリケーションフレームワーク

アプリケーションフレームワーク (Application Framework) とは、プログラミングにおいて、特定のオペレーティングシステムのためのアプリケーションの標準構造を実装するのに使われるクラスやライブラリの集まりである。単にフレームワークとも呼ぶ。 多くの再利用可能なコードをフレームワークにまとめることによって、開発者の手間を省き、新たなアプリケーションのために標準的なコードを改めて書かなくて済むようにする。アプリケーションフレームワークはグラフィカルユーザインタフェース (GUI) が一般的になるに連れて一般化してきた。というのも、GUIはアプリケーションの基本的構造の標準化を促進する傾向があるためである。アプリケーションの基本コード構造が明らかであるため、標準フレームワークを使えば自動GUI作成ツールが作り易くなる。フレームワークの実装にはオブジェクト指向プログラミング技法が一般に使われ、あるアプリケーションの独自の部品がフレームワーク内の既存のクラスを継承することができる。 商用の最初のフレームワークとしてMacAppがある。アップルコンピュータがMacintosh向けに開発したものである。当初、拡張(オブジェクト指向化)されたPascal言語Object Pascalで書かれていたが、後にC++言語で書き直された。Macintosh向けの他のフレームワークとしてMetrowerks PowerPlantやMacZoopがある(いずれもCarbonベース)。別の系統のアプリケーションフレームワークとして macOS 向けのCocoaがある。 フリーソフトウェアとしては、Mozilla、OpenOffice.org、GNOME、KDEといったプロジェクトにはアプリケーションフレームワークが含まれている。 マイクロソフトは、Microsoft Foundation Class (MFC) と呼ばれる Windows 向けの同様の製品を開発している。MFCはWindows APIを薄くラップしたC++言語専用のクラスライブラリおよびフレームワークであり、マイクロソフトは他にもActive Template Library (ATL) やWindows Template Library (WTL) といったC++のテンプレート機能を活用したクラスライブラリ・フレームワークを開発している。 wxWidgetsやFOX toolkitのようなウィジェット・ツールキットのように、Macintosh、Windows、Linuxなどの複数のプラットフォーム向けのアプリケーションを同一ソースコードから作成できるフレームワークも多数存在する。 また、ウェブアプリケーション構築のためのアプリケーションフレームワークも多数存在する(Apache Struts、Ruby on Railsなど)。.

新しい!!: Text Services Frameworkとアプリケーションフレームワーク · 続きを見る »

インプットメソッド

インプットメソッドの例 (ibus-anthy) インプットメソッド(Input method、IM)とは、コンピュータに文字を入力する為のソフトウェアである。オペレーティングシステム (OS) の一部として提供される場合もある。欧文のキーボードから直接入力することのできないCJKV文字などの入力に使用される。パソコンやワークステーションなどから、携帯情報端末、携帯電話などにおいても使用される。 パソコンでは、一般に欧文の入力はキーボードでタイプライター同様直接タイプすればよいが、日本語(仮名、漢字)や中国語(漢字)、朝鮮語(ハングル)など、使用文字数が数千を超える言語の文章を入力する際には全ての文字に一つのキーを当てはめることは非現実的である。従って、複数ストロークのキー操作で1文字を入力するなどの仕組みが必要となる。これがインプットメソッドである。携帯電話などでは英文入力にもキー数が不足するため、何らかの方法が必要となる。 日本語のインプットメソッド(日本語入力システム)は、日本語版MS-DOSでは多くの場合、フロントエンドプロセッサ (FEP、日本語入力フロントエンドプロセッサ) として、キー入力に割り込むかたちで実装されていた。Windowsにおいては、インプットメソッドをインプット メソッド エディタ (IME) と呼び、これが定着している。.

新しい!!: Text Services Frameworkとインプットメソッド · 続きを見る »

スペルチェッカ

ペルチェッカ (spell checker) は、コンピュータ上で書かれた文書に対して、各単語が正しく綴られているかを検証するソフトウェアである。基本的には表音文字を用いる言語に対して使われる。多くのスペルチェッカは、綴りの間違いを検出するだけでなく、綴りの訂正候補をユーザに提示する機能も持っている。スペルチェッカは、ワードプロセッサ・電子メールクライアント・電子辞書・検索エンジンといった大きなアプリケーションにおいて機能の1つとして組込まれていることもあれば、単独のアプリケーションとして提供されているものもある。.

新しい!!: Text Services Frameworkとスペルチェッカ · 続きを見る »

音声認識

音声認識(おんせいにんしき、speech recognition)とは、人間の声などをコンピューターに認識させることであり、話し言葉を文字列に変換したり、あるいは音声の特徴をとらえて声を出している人を識別する機能を指す大辞泉。.

新しい!!: Text Services Frameworkと音声認識 · 続きを見る »

自然言語処理

自然言語処理(しぜんげんごしょり、natural language processing、略称:NLP)は、人間が日常的に使っている自然言語をコンピュータに処理させる一連の技術であり、人工知能と言語学の一分野である。「計算言語学」()との類似もあるが、自然言語処理は工学的な視点からの言語処理をさすのに対して、計算言語学は言語学的視点を重視する手法をさす事が多い。データベース内の情報を自然言語に変換したり、自然言語の文章をより形式的な(コンピュータが理解しやすい)表現に変換するといった処理が含まれる。応用例としては予測変換、IMEなどの文字変換が挙げられる。 自然言語の理解をコンピュータにさせることは、自然言語理解とされている。自然言語理解と、自然言語処理の差は、意味を扱うか、扱わないかという説もあったが、最近は数理的な言語解析手法(統計や確率など)が広められた為、パーサ(統語解析器)などが一段と精度や速度が上がり、その意味合いは違ってきている。もともと自然言語の意味論的側面を全く無視して達成できることは非常に限られている。このため、自然言語処理には形態素解析と構文解析、文脈解析、意味解析などをなど表層的な観点から解析をする学問であるが、自然言語理解は、意味をどのように理解するかという個々人の理解と推論部分が主な研究の課題になってきており、両者の境界は意思や意図が含まれるかどうかになってきている。.

新しい!!: Text Services Frameworkと自然言語処理 · 続きを見る »

Google 日本語入力

Google 日本語入力(グーグル にほんごにゅうりょく)とは、Googleが開発した日本語入力システム(IME)である。2009年12月3日にベータ版として公開され、2010年12月16日に正式版が公開された。また、Mozc(モズク)という名称で公開されたオープンソース版についても本記事にて説明する。.

新しい!!: Text Services FrameworkとGoogle 日本語入力 · 続きを見る »

Microsoft IME

Microsoft IME(マイクロソフト・アイエムイー)は、マイクロソフトが開発したインプットメソッド(IME)である。MS-IME(エムエス・アイエムイー)と略されることがある。IMEは、Windowsのインプットメソッド全般の一般名称である。 日本語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語など、入力できる言語ごとにMicrosoft IMEが存在するが、ここでは日本語入力システム(日本語IME)としてのMicrosoft IMEについて述べる。.

新しい!!: Text Services FrameworkとMicrosoft IME · 続きを見る »

Microsoft Office

Microsoft Office(マイクロソフト オフィス)は、マイクロソフトのオフィススイートである。 Microsoft Office は、単体ソフトウェアとしては1983年5月に Multi-Tool Word の名前で XENIX 向けに発売されたのが最初で、オフィススイートとして複数のソフトウェアがセットになった状態で発売されたのは1989年6月に Macintosh (Mac) 向けが最初である。この時点で Word, Excel, PowerPoint が含まれていた。Windows 向けに発売したのは1990年10月である。日本語版が用意されたのは、Office for Mac 4.2 と Office 3.0(日本ではOffice 1.0として発売)からである。.

新しい!!: Text Services FrameworkとMicrosoft Office · 続きを見る »

Microsoft Windows

Microsoft Windows(マイクロソフト ウィンドウズ)は、マイクロソフトが開発・販売するオペレーティングシステム (OS) の製品群。グラフィカルユーザインタフェース (GUI)を採用している。.

新しい!!: Text Services FrameworkとMicrosoft Windows · 続きを見る »

Microsoft Windows 8

Windows 8(ウィンドウズ エイト)は、マイクロソフトがリリースした、Windowsシリーズに属するパーソナルコンピュータおよびタブレット端末用のオペレーティングシステム (OS) である。3種類のプレビュー版のリリースを経て、2012年8月から10月末にかけて正式版が順次リリースされた。 2013年10月18日より、Windows 8.1 の提供が開始された。Windows 8.1 は Windows 8 と同一のサポート ライフサイクル ポリシー下で提供されるため便宜上、本項のWindows 8.1節などで併せて説明する。 従前のバージョンではパーソナルコンピュータでの利用が想定されていたのに対して、本バージョンではModern UIの採用、Windowsストアの同時リリース、Microsoft アカウントやOneDriveによるクラウドサービスへの対応強化、ARMに対応した Windows RT の同時リリースなど、タブレット端末で先行して多く採用されていたiOSやAndroidを強く意識したものとなっている。 開発コードネームは「8」として開発が進められ、正式名称にも採用されている。製品名の「8」は、Windowsシリーズ8番目のクライアント向けのメジャーリリースであることに由来する。ただし内部バージョンは6.2であり、実質Windows 7のマイナーアップデート。 2011年9月から2012年6月まで、3回のプレビュー版の公開を経て、2012年8月1日に開発が完了したことが発表された。正式版は、2012年8月15日よりMSDNやTechNet加入者向けに提供され、同時に90日間無料体験版も提供された。2012年8月16日にはSoftware Assurance (SA) 向け、2012年8月20日にはMicrosoft Action Pack Subscription (MAPS) 向け、2012年9月1日にSA未加入のボリュームライセンスに提供された。その後、2012年10月26日に一般向けに全世界への発売が開始された。.

新しい!!: Text Services FrameworkとMicrosoft Windows 8 · 続きを見る »

Microsoft Windows XP

Windows XP(ウィンドウズ エックスピー)は、マイクロソフトが2001年に発表したWindowsシリーズに属するオペレーティングシステム(OS)である。 XPは「経験、体験」を意味するexperienceに由来する。開発時のコードネームはWhistler(ウィスラー)と呼ばれていた。.

新しい!!: Text Services FrameworkとMicrosoft Windows XP · 続きを見る »

SKK

SKK(エスケイケイ、Simple Kana to Kanji conversion program)は、Emacs上で動く、日本語入力システムの一つである。.

新しい!!: Text Services FrameworkとSKK · 続きを見る »

Social IME

Social IME(ソーシャル・アイエムイー)は、かつて存在した、ユーザー参加型の日本語入力システム、インプットメソッド(IME)である。もはや無償でのサポートを続けることが出来ないとして、2016年9月1日にサービスを終了した。月1000万ユーザに利用されたサードパーティの日本語入力システムを通じた利用を含む。。.

新しい!!: Text Services FrameworkとSocial IME · 続きを見る »

手書き文字認識

手書き文字認識(Handwriting recognition)とは、認識可能な手書き入力を受け取るコンピュータの機能である。入力元としては、紙に手書きされた文書、写真、タッチパネルなどの機器がある。事前に「オフライン」で書かれた文書を光学スキャンして入力する「オフライン手書き文字認識」と、「オンライン」で手書き文字入力する「オンライン手書き文字認識」に区別される。 手書き文字認識は基本的に光学文字認識の技術の上に成り立っている。しかし、オンライン手書き文字認識の場合は筆順や線を描く方向なども考慮し、最もそれらしい文字または単語を探すという技術も必要になる。.

新しい!!: Text Services Frameworkと手書き文字認識 · 続きを見る »

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »