ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
インストール
ブラウザよりも高速アクセス!
 

Openbox

索引 Openbox

Openbox(オープンボックス)は、X Window Systemで動くスタック型ウィンドウマネージャの一つ。GNU General Public Licenseで公開されている。当初は、C++で組まれたBlackbox 0.65.0から派生したが、ヴァージョン3.0以降、C言語で完全に書きなおされ、Blackboxに由来するコードは含まれていない。 Openboxは軽量かつ高速でありながら、ICCCM(Inter-Client Communication Conventions Manual)とEWMH(Extended Window Manager Hints)に完全に準拠するようにデザインされている。Openboxはアプリケーションの制御をユーザーに提供したり、動的に情報を表示するメニューなど、多くの機能をサポートしている。 Openboxは、LXDE(デスクトップ環境)における標準のウィンドウマネージャであり、CrunchBang Linux、Lubuntu、TinyMeなどのLinuxディストリビューションで採用されている。 Dana Jansensにより開発された。.

15 関係: デスクトップ環境ウィンドウマネージャスタック型ウィンドウマネージャBlackboxC++C言語CrunchBang LinuxExtended Window Manager HintsGNU General Public LicenseInter-Client Communication Conventions ManualLinuxディストリビューションLubuntuLXDEUnix系X Window System

デスクトップ環境

デスクトップ環境(デスクトップかんきょう、)またはデスクトップマネージャ (desktop manager) は、グラフィックディスプレイ等の画像を表示するシステムを持つコンピュータのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)として、デスクトップメタファと呼ばれるタイプのインタラクションシステムが実現された環境であり、それを提供するコンピュータ・プログラム群を指すこともある。そのような用法は、UNIXではCommon Desktop Environment(CDE)で広まった。 アイコン、ウィンドウ、ツールバー、フォルダ、背景画像、デスクトップウィジェットなどといったものから成るウィンドウ、アイコン、メニュー、ポインタをまとめてWIMPと称する。.

新しい!!: Openboxとデスクトップ環境 · 続きを見る »

ウィンドウマネージャ

ウィンドウマネージャ()は、グラフィカルユーザインタフェースのウィンドウシステムにおけるウィンドウの配置や外観を管理するシステムソフトウェア。多くのウィンドウマネージャはデスクトップ環境の一部として動作するよう設計されている。これらは、例えばグラフィックハードウェア、ポインティングデバイス、あるいはキーボードなどを制御する下層のグラフィカルシステムとともに動作する。ほとんどウインドウマネージャは、ウィンドウシステムとウインドウマネージャを明確に区別して設計されていない。ウィンドウメタファーを使用するあらゆるグラフィカルオペレーティングシステムは、実際の機能要素が異なっていようとも、なんらかのウィンドウを管理する。WindowsやMacintoshのようにオペレーティングシステムの機能としてウィンドウマネージャが存在するものもあるが、X Window Systemは、そのものはあくまでサーバ / クライアントの環境を構築するだけであり、その上で機能するアプリケーションは持たない。そのため、X上で機能するさまざまなウィンドウマネージャが開発され、リリースされている。.

新しい!!: Openboxとウィンドウマネージャ · 続きを見る »

スタック型ウィンドウマネージャ

タック型ウィンドウマネージャtwmを使用した画面 スタック型ウィンドウマネージャ(スタックがたウィンドウマネージャ、stacking window manager)は、全てのウィンドウを指定された順番に描画するウィンドウマネージャの種類であり、画家のアルゴリズムと呼ばれる技法を使ってウィンドウのオーバーラップを許すものである。フロート型ウィンドウマネージャ(floating window manager)とも呼ばれる。コンポジット型ウィンドウマネージャ以外でウィンドウのオーバーラップを許すウィンドウマネージャは、全てスタック型ウィンドウマネージャと見なすことができる。しかし、それらが全てまったく同じ手法を使っているとは限らない。スタック型ウィンドウマネージャではないウィンドウマネージャとはウィンドウのオーバーラップを許さないもので、それらをタイル型ウィンドウマネージャと呼ぶ。 スタック型ウィンドウマネージャは、一度に全ウィンドウを描画することでオーバーラップを可能にしている。画家のアルゴリズムを使った再描画では、ウィンドウを後ろにあるものから順にデスクトップ上に直接描画していき、オーバーラップしている部分があれば、上にあるウィンドウの描画によって下のウィンドウの隠される部分が効果的に消去される。これをスタッキング(stacking)とも呼ぶ。なお、ウィンドウの積み重ねの順序をZオーダーと呼ぶ。.

新しい!!: Openboxとスタック型ウィンドウマネージャ · 続きを見る »

Blackbox

Blackbox はBrad Hughes によって開発されたXウィンドウマネージャである。。 軽快かつ簡素さを売りにしたデスクトップ環境である。小さなコードと軽快な動作と共に、魅力的な外見を持つ。しかしその小ささ故に、他のウィンドウマネージャで提供されているようないくつかの標準的な機能は、他のアプリケーション・プラグインにより提供される。例えばホットキーは Blackbox それ自体では定義されていない。またメニュー及びテーマの管理はテキストエディタを用いて行われる。これらについては、GUI による設定ツールも存在する。 Blackbox は MIT License の元にリリースされている。.

新しい!!: OpenboxとBlackbox · 続きを見る »

C++

C++(シープラスプラス)は、汎用プログラミング言語の一つである。日本語では略してシープラプラ、シープラなどとも呼ばれる。.

新しい!!: OpenboxとC++ · 続きを見る »

C言語

C言語(シーげんご)は、1972年にAT&Tベル研究所のデニス・リッチーが主体となって開発したプログラミング言語である。英語圏では単に C と呼んでおり、日本でも文書や文脈によっては同様に C と呼ぶことがある。.

新しい!!: OpenboxとC言語 · 続きを見る »

CrunchBang Linux

CrunchBang Linuxとは、LinuxディストリビューションであるDebianをベースとした軽量ディストリビューションである。ウィンドウマネージャとしてOpenboxを採用したことにより、Ultra-Mobile PC (UMPC) などのローエンドなマシンでも軽快な動作を可能にしている。Live CDからインストールが可能。2015年2月6日に開発終了がアナウンスされた。一部のlinuxディストリビューションがCrunchBangを踏襲し、開発が進められている。主だった開発チームはBunsenLabsとCrunchBang++の2つ。.

新しい!!: OpenboxとCrunchBang Linux · 続きを見る »

Extended Window Manager Hints

Extended Window Manager Hints は NetWM や Net WMとしても知られ、ウィンドウマネージャに対する X Window System の標準である。ウィンドウマネージャ、ユーティリティやアプリケーション間の相互作用、つまりデスクトップ環境全体のすべての部分を定義している。Inter-Client Communication Conventions Manual (ICCCM) の機能範囲を拡張している。.

新しい!!: OpenboxとExtended Window Manager Hints · 続きを見る »

GNU General Public License

GNU General Public License(GNU GPLもしくは単にGPLとも)とは、GNUプロジェクトのためにリチャード・ストールマンにより作成されたフリーソフトウェアライセンスである。八田真行の日本語訳ではGNU 一般公衆利用許諾書と呼んでいる。.

新しい!!: OpenboxとGNU General Public License · 続きを見る »

Inter-Client Communication Conventions Manual

Inter-Client Communication Conventions Manual(ICCCM)とは、X Window Systemの同一サーバ上のクライアント間の相互運用に関する標準規格である。MITの X Consortium により1988年に検討開始された。バージョン 1.0 は1989年7月、バージョン 2.0 は1994年初めにリリースされている。 X は意図的に「ポリシーではなく機構」を決めている。そのため、クライアント間の相互運用についての標準規格が必要となった。ICCCM はカット・アンド・ペーストのバッファ、ウィンドウマネージャとのやり取り、セッション管理、共有リソースの操作方法、デバイスにおける色の管理などを規定している。 ICCCM は曖昧で正しく実装するのが難しいことでよく知られている。The UNIX-Haters Handbookという書籍の7章 "The X-Windows Disaster" では、ICCCM を以下のように酷評している。 In summary, ICCCM is a technological disaster: a toxic waste dump of broken protocols, backward compatibility nightmares, complex nonsolutions to obsolete nonproblems, a twisted mass of scabs and scar tissue intended to cover up the moral and intellectual depravity of the industry’s standard naked emperor.

新しい!!: OpenboxとInter-Client Communication Conventions Manual · 続きを見る »

Linuxディストリビューション

Linuxディストリビューションとは、Linuxを一般利用者がインストールしたり、利用できる形にまとめ上げたもの(頒布形態)。.

新しい!!: OpenboxとLinuxディストリビューション · 続きを見る »

Lubuntu

Lubuntu(ルブントゥ、)はUbuntuから派生したディストリビューションであり、「軽量で、リソース消費量が少なく、省エネ」なことを目指したプロジェクトである。デスクトップ環境にLXDEを使用している。 LXDEはOpenboxウィンドウマネージャーを使用することで、ネットブックやノートパソコン、旧型のPCなどのために軽量化を図っており、その点でLubuntuはXubuntuと共通しているが、最初のレビューによると通常インストールや一般的な使用状況ではXubuntuやUbuntuの半分のRAMしか使用しない。.

新しい!!: OpenboxとLubuntu · 続きを見る »

LXDE

LXDE (Lightweight X11 Desktop Environment) はUNIXおよびLinuxやBSDのようなPOSIXプラットフォーム上で動作する、GPL下で配布されるオープンソースのデスクトップ環境である。ミニノート・サブノートのように比較的処理能力の低いパソコンでもスムーズに動くように設計され、「省エネ」且つ「高速に動く」デスクトップ環境のソリューションであるとされている 。 LXDEは、Ubuntu、Debian、Fedora、openSUSEなどのLinuxディストリビューションやFreeBSDで利用できる。また、KNOPPIX、Lubuntuという、LXDEを標準で採用したLinuxディストリビューションがある。.

新しい!!: OpenboxとLXDE · 続きを見る »

Unix系

複数のUnix系システム間の関連図 Unix系(ユニックスけい、ユニックスライク)とは、Unixに類似した振る舞いをするオペレーティングシステム (OS) を指す用語である。その判断基準や範囲には複数の議論がある。.

新しい!!: OpenboxとUnix系 · 続きを見る »

X Window System

GNOME 2.28 KDE 4.x Xfce 4.6 X Window System(エックスウィンドウシステム、別称:「X11」・「X」など→名称については後述)とは、ビットマップディスプレイ上でウィンドウシステムを提供する表示プロトコルである。リファレンス実装として X.Org Server があり、標準ツールキットとプロトコルを提供し、Unix系オペレーティングシステム (OS) やOpenVMSなどでのグラフィカルユーザインタフェース (GUI) を構築するのに使われる。他の多くの汎用OSにも移植されている。.

新しい!!: OpenboxとX Window System · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

OpenBoxオープンボックス

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »