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高熱隧道

索引 高熱隧道

『高熱隧道』(こうねつずいどう)は、吉村昭の長編ノンフィクション小説。1967年(昭和42年)に新潮社から刊行された。 日本電力黒部川第三発電所(現関西電力に移管)水路トンネル、欅平駅~軌道トンネル(現関西電力黒部専用鉄道)の工事現場や人間関係について、建設会社の現場土木技師の目を通じて描いた作品である。同発電所は1936年着工、1940年工事完了である。 「日本電力」は実在の会社。「佐川組」はゼネコンの佐藤工業をモデルとしている。 なお、各々の登場人物は架空の人物である。また、雪崩の記述に誇張した表現も見られる(実際には鉄筋コンクリート兼木造宿舎の木造部分が飛ばされた)。.

23 関係: 吉村昭富山県警察部仙人谷ダム佐藤工業ダイナマイトゼネコン黒部の太陽黒部川関西電力関西電力黒部専用鉄道鉄筋コンクリート欅平駅水力発電水平歩道泡雪崩昭和新潮社日本発送電日本電力1936年1940年1967年

吉村昭

吉村 昭(よしむら あきら、1927年(昭和2年)5月1日 - 2006年(平成18年)7月31日)は、日本の小説家。 東京・日暮里生まれ。学習院大学中退。1966年『星への旅』で太宰治賞を受賞。同年発表の『戦艦武蔵』で記録文学に新境地を拓き、同作品や『関東大震災』などにより、1973年菊池寛賞を受賞。現場、証言、史料を周到に取材し、緻密に構成した多彩な記録文学、歴史文学の長編作品を次々に発表。日本芸術院会員。小説家津村節子の夫。.

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富山県警察部

富山県警察部(とやまけんけいさつぶ)は、戦前の内務省監督下の富山県が設置した府県警察部であり、富山県内を管轄区域とする。 1948年(昭和23年)3月6日に廃止となり、富山県警察部は国家地方警察富山県本部と富山市警察などの自治体警察に再編されることになった。.

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世界最長の川であるナイル川 世界最大の流域面積を有する川であるアマゾン川 日本最長の川である信濃川 日本最大の流域面積を有する川である利根川 川(かわ)は、絶えず水が流れる細長い地形である。雨として落ちたり地下から湧いたりして地表に存在する水は、重力によってより低い場所へとたどって下っていく。それがつながって細い線状になったものが川である。河川(かせん)ともいう。時期により水の流れない場合があるものもあるが、それも含めて川と呼ばれる。.

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仙人谷ダム

仙人谷ダム(せんにんだにダム)は、富山県黒部市宇奈月町黒部奥山国有林内にある関西電力管理の重力式コンクリートダムである。土木学会の「日本の近代土木遺産―現存する重要な土木構造物2000選」に認定されている。.

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佐藤工業

佐藤工業株式会社(さとうこうぎょう)は、日本の総合建設会社(ゼネコン)。1862年(文久2年)創業。.

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ダイナマイト

ダイナマイト(dynamite)はニトログリセリンを主剤とする爆薬の総称。アルフレッド・ノーベルが最初に発明したのはニトログリセリンを珪藻土にしみ込ませたものである。現代の日本においては、社団法人火薬学会の規格では6%をこえるニトロゲル(後述のブラスチングゼラチン)を含有する爆薬の総称と規定されている。.

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ゼネコン

ネコンとは、元来英語の「General Contractor」の略称であり、元請負者として各種の土木・建築工事を一式で発注者から直接請負い、工事全体のとりまとめを行う建設業者を指す。日本語では総合建設業(そうごうけんせつぎょう)に該当する。.

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黒部の太陽

『黒部の太陽』(くろべのたいよう)は、木本正次による1964年の小説、ならびにこれを原作とする1968年公開の日本映画。当時、世紀の難工事と言われた黒部ダム建設の苦闘、特にトンネル工事を描いている。 1969年と2009年に制作されたテレビドラマ版については、「黒部の太陽 (テレビドラマ)」を参照。.

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黒部川

黒部ダム 黒部川(くろべがわ)は、富山県東部を流れる一級河川。黒部川水系の本川である。.

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関西電力

関西電力株式会社(かんさいでんりょく)は、近畿地方2府4県(京都府、大阪府、滋賀県、兵庫県(赤穂市福浦を除く)、奈良県、和歌山県)および福井県(三方郡美浜町以西)、三重県(熊野市以南)、さらには岐阜県不破郡関ケ原町の一部を営業区域とする電力会社。 略称として関電(かんでん)や、KEPCO(Kansai Electric Power Co., Inc.=ケプコ)が使われる。 設立65周年の2016年5月1日より、ブランドステートメントとして「power with heart」が制定された。.

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関西電力黒部専用鉄道

欅平上部駅に停車中の列車 「高熱隧道」区間(阿曽原 - 仙人谷) 「高熱隧道」付近の素掘り箇所。壁面に硫黄が付着している 関西電力黒部専用鉄道(かんさいでんりょくくろべせんようてつどう)は、富山県黒部川水系にある関西電力の水力発電施設を管理するため、黒部峡谷鉄道本線から分岐する関西電力の専用鉄道。このうち、黒部峡谷鉄道欅平駅から黒部川第四発電所前まで6.5 kmにわたって伸びる路線は「上部軌道」と呼ばれ、黒部ルートの一部となっている。上部軌道に対し、黒部峡谷鉄道本線を「下部軌道」と呼ぶことがある。 他には、黒部峡谷鉄道黒薙駅で分岐し、二見取水堰堤へ向かう「黒薙支線」がある。 本項では上部軌道を中心に記述する。.

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鉄筋コンクリート

鉄筋コンクリート(てっきんコンクリート、reinforced concrete, RC)は、コンクリートの芯に鉄筋を配することで強度を高めたものを指す。コンクリートと鉄を組み合わせることで互いの長所・短所を補い合い、強度や耐久性を向上させるものである。鉄筋混凝土とも表記。 建築や土木分野では極めて一般的な建材・工法である。鉄筋が入っていないことを強調するためにあえて「無筋コンクリート」という表現もある。歴史的には戦時中の日本では、鉄材不足を補うために竹筋コンクリートが用いられた時期もある。.

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欅平駅

欅平駅ホームの南側に停車する列車と黒部川第三発電所。黒部川の上流には新黒部川第三発電所も見える。奥鐘橋からの展望。 欅平駅(けやきだいらえき)は、富山県黒部市にある黒部峡谷鉄道本線の駅で、同線の終着駅である。標高599m。 一般旅客営業はここが終点であるが、「関西電力黒部専用鉄道」として軌道は先へ続いている。トンネルを500mほど進んでスイッチバックした所にはこの駅の構内扱いの通称「欅平下部駅(竪坑下部駅)」がある。そこから高低差約200mの竪坑エレベーター(貨車や客車も1両輸送可能)により上部軌道の欅平上部駅とを結び、「上部軌道」の小型トロッコを介して黒部川第四発電所に至る。この関西電力黒部専用鉄道は原則として関電社員等関係者以外は乗車できないが、関西電力が主催し富山県が協賛する「黒部ルート見学会」に応募し、当選すれば乗車できる。.

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水力発電

水力発電(すいりょくはつでん、hydroelectricity)とは、水力で羽根車を回し、それによる動力で発電機を回して電気エネルギーを得る(発電を行う)方式のことである。.

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水平歩道

水平歩道「大太鼓」付近、岩壁をくり抜いて通された区間。左側にぶら下がっているワイヤーは、くりぬいた道ができる前、岩壁に打ち込んだ支点から丸太を吊り下げて桟道代わりにしていた名残である 水平歩道(すいへいほどう)は、富山県黒部市の欅平から仙人谷まで、黒部川上流沿いに約 13 km にわたって延びる歩道。 仙人谷からさらに上流方面へ通じる日電歩道とともに、黒部峡谷の核心部「下廊下」を通る登山道である。.

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泡雪崩

泡雪崩(ほうなだれ)は、雪崩の一種。ホウ雪崩とも表記する。大規模な煙型乾雪表層雪崩を指し、新潟県や富山県では単にホウとも呼ぶ。.

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昭和

昭和(しょうわ)は日本の元号の一つ。大正の後、平成の前。昭和天皇の在位期間である1926年(昭和元年)12月25日から1989年(昭和64年)1月7日まで。20世紀の大半を占める。 昭和は、日本の歴代元号の中で最も長く続いた元号であり、元年と64年は使用期間が共に7日間であるため実際の時間としては62年と14日となる。なお、外国の元号を含めても最も長く続いた元号であり、歴史上60年以上続いた元号は日本の昭和(64年)、清の康熙(61年)および乾隆(60年)しかない。 第二次世界大戦が終結した1945年(昭和20年)を境にして近代と現代に区切ることがある。.

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新潮社

株式会社新潮社(しんちょうしゃ)は、日本の出版社。.

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日本発送電

日本発送電株式会社(にっぽんはっそうでん)は、1939年(昭和14年)から1951年(昭和26年)までの間に存在した日本の電力事業を司った特殊会社である。国家総力戦体制を構築しようとする当時の日本政府の電力国家管理政策に基づき、東京電燈・日本電力など全国の電力会社の現物出資や合併によって設立された半官半民のトラストである。 略称は「日発」(にっぱつ・ニッパツ)、また英語表記は、Nippon Hassoden K.K. あるいは Japan Electric Generation and Transmission Company であった。.

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日本電力

日本電力株式会社(にっぽんでんりょく)は、太平洋戦争前に存在した日本の電力会社。日本発送電が設立されるまでの五大電力会社(東京電燈、東邦電力、大同電力、宇治川電気、日本電力)の一つだった。略称は「日電」(にちでん)。本社は大阪府大阪市北区。 なお、同じ「日電」を略称としたことのある日本電気 (NEC) とは関係がない。また、2005年に設立された日本電力とも無関係である。.

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1936年

記載なし。

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1940年

記載なし。

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1967年

記載なし。

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