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郷土玩具

索引 郷土玩具

郷土玩具(きょうどがんぐ)は、古来日本各地で作られてきた玩具。地域の伝統工芸品でもある。地域の産物を用い、信仰に結びついた物や地域の動物などをモデルにした物が多い。.

41 関係: 加賀人形きぶななまはげこけしさるぼぼかなかんぶつすすきみみずく南部の馬玩具多度の弾き猿山田徳兵衛 (吉徳第10代当主)三角達磨三春駒年賀切手人形今戸人形仙台張子伝統工芸品張り子佐世保独楽御殿まり土鈴チャグチャグ馬コニポポ玩具笹野一刀彫米搗き車飛んだり跳ねたり鶉車鷲の爪輪郷土玩具蘇民将来赤べこ起き上がり小法師金魚台輪雉子車河豚笛津軽焼清水晴風斎藤良輔 (玩具研究家)手まり

加賀人形

加賀人形(かがにんぎょう)とは、石川県に伝わる郷土玩具のこと。.

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きぶな

きぶなの土鈴 きぶな(黄鮒)とは栃木県宇都宮市の郷土玩具である。.

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なまはげ

なまはげは、男鹿半島周辺で行われてきた年中行事、あるいは、その行事において、仮面をつけ藁の衣装をまとった神の使い(来訪神)を指す。 秋田県全体の3%に満たない男鹿半島面積において、男鹿市は秋田県全体の約2.01%、人口においても2.73%を占めるに過ぎない(2017年時点)。の、年一回しかない「なまはげ」は今や、秋田県全体の記号として用いられるまでの知名度を持つようになっている。しかし、男鹿半島での伝統は、地元自治体が補助金を出して下支えしなくてはならないほどの衰退傾向を見せている。また、本来の「来訪神」と無関係な上、異形を誇張しただけの「鬼」化した多数の平面像ならびに立体像が乱造され、あるいはキャラクターとしてデフォルメされたグッズが氾濫し、顕著に「観光」化されている。.

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こけし

子 http://kokeshiwiki.com/?p.

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さるぼぼ

さるぼぼのストラップ さるぼぼの棚(飛騨国分寺) 八坂庚申堂のくくり猿 さるぼぼは、飛騨高山など岐阜県飛騨地方で昔から作られる人形。飛騨弁では、赤ちゃんのことを「ぼぼ」と言い、「さるぼぼ」は「猿の赤ん坊」の意。近年では、土産として飛騨地方の観光地で多く見られる。 よく見かける基本形は、赤い体に赤く丸い顔(目鼻口は省かれる)、赤い手足(指は省かれている)、黒い頭巾と黒い腹掛け(いわゆる「金太郎」)を纏い、座って足を前に投げ出しているか両足を広げ、両腕を上げて広げた(いわゆる万歳の)姿である。 なお、全身に亘って色が赤いのは、赤は古くから悪霊祓い、疫病(とりわけ天然痘)除けの御利益があると見なされてきたからであるが、近年では赤以外に黄色や緑色などさまざまなカラーバリエーションが見かけられるようになった。.

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かなかんぶつ

かなかんぶつ(カナカンブツ)は、山梨県(甲斐国)の郷土玩具。江戸時代後期から明治時代中期頃までに流行した端午の節句における節供人形(節供飾り)。通称は「おかぶと(さん)」で、別称に「甲斐(甲州)かなかんぶつ」または単に「面」や「兜面」とも呼ばれる。 現在では廃絶したため一般的では無いものの、周辺地域では見られない甲州独自の節句飾りで、甲州だるまや甲州凧とともに山梨県の代表的な郷土玩具として知られる。.

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すすきみみずく

すすきみみずくは東京都豊島区の郷土玩具で、ススキの穂を束ねて作られたみみずくの人形。 鬼子母神のお告げによって作られるようになったとされており、雑司が谷鬼子母神の参詣みやげとして販売されている。.

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南部の馬玩具

南部の馬玩具(なんぶのうまがんぐ)とは、岩手県の盛岡市、花巻市など、南部藩が治めていた地方で製作される郷土玩具。.

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多度の弾き猿

多度の弾き猿 多度の弾き猿(たどのはじきざる)は、三重県桑名市多度町の郷土玩具の弾き猿の一種で、三重県指定伝統工芸品。.

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山田徳兵衛 (吉徳第10代当主)

山田 徳兵衛(やまだ とくべえ、1896年5月14日 - 1983年12月21日)は、日本の実業家、人形問屋吉徳の第10代当主、人形研究家 - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧、人形師。.

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三角達磨

三角達磨(さんかく だるま)とは、新潟県で生産される郷土玩具。円錐状に上部が尖った起き上がり達磨で、材料は経木やボール紙で胴体を作り、錘として底部に粘土を組み込む。構造は単純だが、ユーモラスな表情で知られる。先端が尖っていることから「つのんぎよ」ともいう。 新発田市、旧今町、柏崎市、長岡市、三条市、旧水原町などで盛んに製造されていたが、衰微した。2018年1月時点では、阿賀野市水原地区の女性が唯一の製作者である。産地によって達磨の表情に特徴があり、水原産の達磨は、への字口に横目遣いという独特な表情で知られる。阿賀野市では市の文化財に指定されている。.

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三春駒

三春駒(みはるごま・みはるこま)は、福島県郡山市の伝統工芸品・郷土玩具。.

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年賀切手

年賀切手(ねんがきって)は、グリーティングのための特殊切手のひとつで、新年の挨拶状である年賀状のうち、私製のはがきないし封書に貼るために発行される切手である。.

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人形

人形(にんぎょう、ひとがた)は、狭義には人間の姿を、広義には人間以外の動物や架空の生物も含めて、それらの姿に似せて作られた物をさす。 人形の作成は、古くは先史時代から始まり、いずれの時代でも作られ、人間の文化活動の本質的なものであるといえる。 現代の人形の主な用途は、祭礼などの宗教行事や伝統行事、文楽などの人形劇で使われる他、玩具、土産物、芸術作品など、多分野である。.

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今戸人形

今戸人形(いまどにんぎょう)・今戸焼の土人形、今戸土人形は、今戸焼から派生して東京浅草の今戸や隅田川流域とその周辺で作られていた土人形で江戸東京を代表する郷土玩具、郷土人形のひとつであった。江戸時代から大衆の支持を集め盛んであったが、明治半ば以降、西洋からのセルロイドやブリキなどの新素材による人形玩具の流入に押され、また人形制作者たちの後継者に恵まれず衰退した、関東大震災後の復興の際、正統的な最後の今戸人形の伝統を引く製作者だった「尾張屋」金沢春吉(明治元年~昭和19年)によって一時復興。しかしその死よって江戸から続いた今戸人形の伝承は絶え、廃絶してしまった。今戸人形の歴史の中では雛人形(裃雛)、稲荷の狐、恵比寿大黒、撫牛、おいらん、福助、招き猫をはじめさまざまな種類の人形が作られ、流行をもたらしたという。特に招き猫の発祥である丸〆猫(まるしめのねこ)を産出したことは知られている。.

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仙台張子

仙台張子(せんだいはりこ)は、宮城県仙台市で制作される張り子で、仙台市の伝統工芸品の一つ。.

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伝統工芸品

伝統工芸品(でんとうこうげいひん)は、一般的には日常生活の用に供され、手工業により製造される織物、染色品、陶磁器、七宝焼、漆器、木工品、竹工品、金工品、仏壇、仏具、和紙、文具(筆、墨、硯、そろばん)、石工品、人形、郷土玩具、扇子、団扇、和傘、提灯、和楽器、神祇調度、慶弔用品、工芸用具、工芸材料、浮世絵などを指す。しかし、明治時代以降、工業的な大量生産を取り入れたものもあり、用具や材料は日常において用いられないものもあることから、厳密に定義することは難しいが、一部は文化財保護法による美術工芸品として重要文化財・重要有形民俗文化財に指定されているものもある。 以下、日本の伝統工芸品を中心に解説する。.

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張り子

張り子、あるいは張子(はりこ)とは、竹や木などで組んだ枠、または粘土で作った型に紙などを張りつけ、成形する造形技法のひとつ。中空になっており、外観と比較して軽いものが大半を占める。「はりぼて」とも。張り子の技術は2世紀に中国に始まり、アジアやヨーロッパに伝わったといわれる。日本には平安時代頃には中国から伝来しており、産室に犬筥(いぬばこ)が飾られたことが知られている。日本全土に分布し、郷土玩具などに用いられている。.

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佐世保独楽

佐世保独楽(させぼごま)は独楽の一種で、長崎県佐世保市の郷土玩具である。子供たちの遊びの形態の変化から、現在は土産物や正月の縁起物としての性格が強い。.

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御殿まり

御殿まり(ごてんまり)とは郷土玩具、民芸品の一種。 絹糸で模様をかがった手まりに吊りひも、房飾りなどをつけて飾り物に仕立てたもので主に山形県鶴岡市、秋田県由利本荘市などで作られる。 「御殿」の名称の由来は江戸時代中頃に藩邸の奥女中などの手工芸として始まったものが民間に伝わったためと言われている。 大きさは直径8cm~30cm程度まで様々。 模様は幾何学模様や、梅、菊、麻などの花や植物の文様がある。 category:日本の郷土玩具 category:秋田県の文化 Category:都道府県指定伝統工芸品.

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土鈴

土鈴(どれい)は、粘土を焼成して作られた土製の鈴。 縄文時代の遺跡や古代の祭祀遺跡から発見される。土笛や石笛と同様、小林達雄の定義する機能や用途が正確に特定できない「第二の道具」に属する楽器である。 縄文時代の土鈴には穴がまったくないものがある。穴がないと焼成時に中の空気が膨張して破裂することがあるが、内部を空洞にするため相対する半球を二つ作り、土製または小石、マメ類を用いた丸玉を内部に入れて密閉したと考えられており、粒の粗い砂のまじった粘土では砂粒の間から空気が自然と抜け、実験では焼成しても破裂しないことが確認されている。 そのほかに以下のような作り方もある。.

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チャグチャグ馬コ

チャグチャグ馬コ(ちゃぐちゃぐうまっこ)は、岩手県滝沢市と盛岡市において毎年6月の第2土曜日に実施される祭り。滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡市の盛岡八幡宮まで、華やかな馬具を纏った馬を連れて進行する。1978年に選択無形民俗文化財に選択され、チャグチャグ馬コの鈴の音は、1996年に環境省(当時は環境庁)の「残したい日本の音風景100選」に選出された。.

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ニポポ

旭川駅出入口横のニポポ ニポポ ニポポとは、北海道、アイヌの郷土玩具。「ニポポ」にはアイヌ語で「小さな木の子供」「人形」という意味がある。縦長の木に丸い顔が彫られたもので、胴は八角形のこけしのような形状をしている。一つの台座に男女一対の人形を並べたものが多い。 狩猟の際、ニポポに祈念すると必ず狩猟が成就するという信仰があり、狩猟で捕らえた動物を料理する際は、まずニポポの口に供えるという風習があった。また、ニポポに願い事をして、それが成就された時は、ニポポの首に装身具を飾る。 網走刑務所の受刑者が製作していることでも有名で、同刑務所のある網走市の玄関口・網走駅前には、ニポポ人形の形を模した電話ボックスが設置されていた。なお、この名前は商標登録されている。.

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一般的な凧揚げの光景 中国の伝統凧「黒鍋底(ヘイクオテエ)」。つばめ凧の原型。もとは墨一色で兵士が描かれていたというhttps://books.google.co.jp/books?id.

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玩具

テディ・ベアのぬいぐるみ 1980年代に流行した立体パズル、ルービックキューブ。 accessdate.

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笹野一刀彫

笹野一刀彫の『お鷹ポッポ』 笹野一刀彫(ささのいっとうぼり)は、山形県米沢市に伝わる木彫工芸品である。.

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米搗き車

米搗き車(こめつきぐるま)とは、江戸時代の木製玩具。水車などを活用した、米を搗く装置が玩具化されたものである。多くは引き車の形を成しており、車が回転すると、軸の部分に付属している突起が前方の杵を押し、交互に上下して動作するという仕組みになっている。 明治から大正にかけて、白木製の米搗き車が露店で販売されていた。全国でも製作されており、和歌山県、徳島県では今なお郷土玩具として現存している。幼児の歩行を補助する為の手押し車は、米搗き車のシステムが応用されたものであると言われる。.

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飛んだり跳ねたり

飛んだり跳ねたり(とんだりはねたり)とは、カラクリ玩具の一種。江戸の代表的な玩具の一つである。浅草近郊で販売され、現代でも浅草で売られている。大坂でも「亀山のちょんべ」という、似たような構造の玩具が売られていた。.

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鶉車

鶉車(うずらぐるま)とは、日本の郷土玩具の一種。鳥類の鶉を模して造られる。宮崎県に特有な玩具である。牽引したり、尻尾の部分を握って音を出すなどして遊ぶ。長寿の象徴とされ、曳くと鶉の鳴き声に似た音が出ると言われる。背中に描かれた模様は、外国文化の影響を示唆しているという。.

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鷲の爪輪

鷲の爪輪(わしのつめわ)とは、アイヌの玩具。 複数の鷲の爪を繋いで輪を造り、糸で棒に結びつけて作る。棒を揺らして糸を上下させ、爪の輪を棒に入れて遊ぶ。遊び方、構造などは剣玉と共通する部分がある。.

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郷土玩具

郷土玩具(きょうどがんぐ)は、古来日本各地で作られてきた玩具。地域の伝統工芸品でもある。地域の産物を用い、信仰に結びついた物や地域の動物などをモデルにした物が多い。.

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蘇民将来

蘇民将来護符(神戸・祇園神社) 蘇民将来(そみんしょうらい、非略体: 蘇民將來、蘓民將耒、将耒、など)とは日本各地に伝わる説話、およびそれを起源とする民間信仰である。こんにちでも「蘇民将来」と記した護符は、日本各地の国津神系の神(おもにスサノオ)を祀る神社で授与されており、災厄を払い、疫病を除いて、福を招く神として信仰される。また、除災のため、住居の門口に「蘇民将来子孫」と書いた札を貼っている家も少なくない藤巻(1999)。なお、岩手県県南では、例年、この説話をもとにした盛大な蘇民祭がおこなわれる。陰陽道では天徳神と同一視された。.

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赤べこ

赤べこ(あかべこ)とは福島県会津地方の郷土玩具である。「べこ」は東北地方の方言で「牛」という意味である。本項目では赤べこをベースにデザインされた会津のマスコット「あかべぇ」についても記述する。.

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起き上がり小法師

起き上がり小法師(おきあがりこぼし おきあがりこぼうし)は、福島県会津地方に古くから伝わる縁起物・郷土玩具の一つである。起姫(おきひめ)ともいう。会津の人にとっては「赤べこ」の次に馴染みのある郷土玩具である。稚児をかたどった可愛らしさがある。会津地方ではこの小法師を「十日市」という毎年1月10日に行なわれる初市の縁日で家族の人数+1個を購入し一年間神棚などに飾る。.

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金魚台輪

金魚台輪(きんぎょだいわ)は新潟県新発田市に昔から伝わる郷土玩具である。灯りを燈して楽しむ玩具(灯玩)である。.

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雉子車

人吉のきじ馬 雉子車(きじぐるま)とは、木製玩具の一種。「きじ馬」とも言う。素朴な作風が特色。きじ馬の「きじ」は「雉」と「木地」のダブルミーニングを持っていると言われる。 九州地方独特の玩具であり、野鳥のキジを模して木材を削って造り、車輪と紐を付属させ、屋外で牽引して遊ぶ。産地は福岡県、熊本県、大分県に集中するが、佐賀県や鹿児島県でも僅かに製作される。発祥の地は阿蘇を中心とする山岳地帯とされる。東北地方を中心に見られるこけしと比較されることがあり、こけしは屋内で遊ぶ静的な玩具であるのと対照に、雉子車は屋外で遊ぶ事を主眼とする動的な玩具であるという要素に、北国と南国の対比が反映されているという。 雉子車が九州地方にのみ見られる理由として、雉子が神話などで縁起の良い鳥として信仰されていた説や、日本国外の文化からの輸入、平家の残党などの山奥での隠遁生活と信仰から生まれた説などが挙げられる。 最初は山間の集落でのみ作られていたが、やがて里に伝播するようになった。それに伴い、彩色が施されたものが登場し、それまで人が乗れるほど大型の品が殆どであったものが軽量化、小型化するようになった。雉子車の種類は、福岡県山門郡瀬高町を中心に製作される清水系、熊本県人吉市などで生産される人吉系、大分県玖珠郡などで生産される北山田系の3つの系統に分類される。.

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河豚笛

河豚笛(ふぐぶえ)とは、山口県下関市で生産される郷土玩具の一種。粘土製の笛で、魚のフグを模って作られる焼き物。黒と白を基調に彩色され、尻尾の部分を吹いて音を出す。吹くとフクロウの鳴き声のような音が出る。サイズは概ね10センチ前後。.

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津軽焼

津軽焼(つがるやき)は、青森県弘前市で焼かれる陶器。 元禄10年(1697年)、弘前藩内の陶磁器の自給自足ができないかと藩主津軽信政が江戸の平清水三右衛門を招いた。そして、津軽でも陶磁器ができるかどうか三右衛門の収集した粘土等を使って、江戸の名工とうたわれた瀬戸助に焼いてもらった結果じゅうぶんに陶磁器の生産ができるとされ、江戸より窯士久兵衛らを招聘し、寺町と清水村に窯を築いたのがはじまりである。その窯場の場所からそれぞれ、平清水焼、大沢焼、下川原焼、悪戸焼と呼ばれた。これを総称し津軽焼という。 江戸時代に藩の陶器を支えた窯場のほとんどは他県の焼物に押され大正期までに絶えた。9代藩主津軽寧親が発案し津軽地方の玩具として、鳩笛などの玩具を作り続けている下川原焼のみ存続している。また、現代の津軽焼は昭和11年になって再興され、りんご木灰利用のナマコ模様のうわぐすりが特徴となっている。 category:日本の陶芸 Category:青森県の文化 Category:弘前市の文化 Category:都道府県指定伝統工芸品.

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清水晴風

清水 晴風(しみず せいふう、嘉永4年1月10日(1851年2月10日) - 大正2年(1913年)7月16日)は、明治時代の郷土玩具研究者。幼名は半七、通称は仁兵衛。「おもちゃ博士」の名で呼ばれる。.

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斎藤良輔 (玩具研究家)

斎藤 良輔(さいとう りょうすけ、1911年5月20日 - 1996年11月27日)は、玩具評論家。 群馬県生まれ。1935年早稲田大学文学部英文科卒、朝日新聞社に入社。編集出版局、応召でジャワに渡る。1955年出版研究室副主査、『週刊朝日』副編集長。退社後文筆。弟は芸能音楽評論家の斎藤茂(1922-)。.

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手まり

手鞠 手まり(てまり、手毬、手鞠)は、日本に古くからある遊具(おもちゃ)のひとつである。「新年」の季語。当初は、芯に糸を巻いただけの物であったが、16世紀末頃より、芯にぜんまい綿などを巻き弾性の高い球体を作り、それを美しい糸で幾何学的に巻いて作られるようになったこれらのまりは、非常に弾性が高くてよく弾む。例えば野球の硬球も中はコルクに糸を巻き付けたものを革で包んだ物である。。ソフトボールよりやや大きく、ハンドボールよりやや小振りのものが多い。 婦人や女児が屋内外で下について遊んだ。室内ではひざまずいてつくこともある。江戸中期以後とりわけ流行し、特に正月の日の遊びとして好まれた。 明治の中期頃からゴムが安価になり、よく弾むゴムまりがおもちゃとして普及して、手でついたり(地面にバウンドさせて)あるいは、空中に打ち上げて遊ぶ。女児のおもちゃで、江戸から明治期には、正月の遊びとされるが、現在では通年の遊びとなっている。.

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