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送気式潜水

索引 送気式潜水

送気式潜水(そうきしきせんすい)とは、水上に設置したコンプレッサーあるいはタンクから、ホースを通じてダイバーが必要とする空気などの呼吸ガスを供給する潜水方式のことで、スクーバダイビングと対比して用いられる。 大きくは、ヘルメット潜水と呼ばれる旧来の方式、Kirby Morgan社の製品に代表されるような「近代的な」方式、フーカー潜水と呼ばれる簡易的な方式に分類されるが、本項目では、とくに注釈のない限り、「近代的な」送気式潜水について解説する。その他の方式についてはリンク先を参照のこと。 近代的な送気式潜水は、スクーバの技術を応用したヘルメットやマスクを使用し、ヘルメット潜水やフーカー潜水と比べ、作業潜水用として機動性や安全性を大きく高めた送気式潜水である。空気供給ホースによる行動の制約があることや、水上にコンプレッサーなどの設備や支援要員が必要なことなどから、レクリエーショナルダイビングで使用されることはまずないが、作業潜水の分野では、すでに主流になっている。.

19 関係: 保護スーツ北海ヘルメットヘルメット潜水フーカー潜水フィンドライスーツアンビリカルケーブルウェットスーツスクーバダイビング空気窒素中毒繊維強化プラスチック臍帯酸素中毒混合ガス潜水潜水艇海底油田

保護スーツ

ーフィン用ウェットスーツの例 潜水用ドライスーツの例 保護スーツ(ほごスーツ、exposure protection suit, exposure suit)は、スクーバダイビング、サーフィン、ウィンドサーフィン(セイルボード)、ヨット、釣り(フィッシング)、水上オートバイ(ジェットスキー、マリンジェット)等のウォータースポーツ、あるいは水中土木、レスキュー・サルベージ、海上建築物上での作業等の職業的な水中・水上活動において、身体を体温損失や外傷、有害生物等から保護するために用いられる衣服である。 特に水上活動においては、着用によりある程度の浮力を確保できることから安全性が向上する意義もある。着用者の身体が水に濡れるウェットスーツと、水に濡れないドライスーツの2種に大別される。前者は主として水温が比較的高い場合、後者は主として水温が比較的低い場合に着用される。 日本では、水温が低い時期に水泳・遊泳することが少ないため、これらの活動で保護スーツを着用することはあまり無いが、トライアスロンなどの競技者や、夏でも水温が低い北欧等の地域では、これらの活動に際してもウェットスーツを着用することがある。.

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北海

北海の位置 デンマーク側からの北海 北海(ほっかい:英語 、ドイツ語 、フランス語 、オランダ語 、デンマーク語 Nordsøen、ノルウェー語 Nordsjøen)は、大西洋の付属海。古名はゲルマン海(ラテン語 Mare Germanicum、英語 )。 東はノルウェー、デンマーク、南はドイツ、オランダ、ベルギー、フランス、西はイギリス、北はオークニー諸島・シェトランド諸島に囲まれている。東はスカゲラク海峡・カテガット海峡でバルト海に、北はノルウェー海に、南はドーバー海峡・イギリス海峡で大西洋に繋がっている。南北の長さは970km、東西は580km、面積は75万km2、水量は94000km3である。 北海に流れ込む主な川はエルベ川、ヴェーザー川、エムス川、ライン川などがある。なかでも、最も北海に影響を及ぼす河川はエルベ川とライン川・ムーズ川である.

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ヘルメット

ヘルメット (helmet) は、頭部を衝撃などから保護するためにかぶる防護帽もしくは兜のこと。.

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ヘルメット潜水

ヘルメット潜水(へるめっとせんすい)は送気式潜水の一種で、ゴム引き帆布などの防水素材で作られた潜水服と、ガラス窓のついた金属(主に真鍮)製のヘルメットを使用し、水上からホースでヘルメットに空気を供給する潜水方法である。 1950年代にスクーバが普及し始めるまではほぼ唯一の実用的な潜水方法であったため、水中土木作業や軍事用など作業潜水の分野のほか、漁業用としても広く一般に使用されてきた。そのため「潜水服」という単語でヘルメット潜水の装備一式を指し示す場合もある。 しかし、1900年前後に基本的なシステムが確立されて以来全体としてはほとんど改良されていない古いシステムであることから、ダイバーには非常な熟練と体力が要求され、安全性についてもけっして高いとはいえない。また、装備の重量だけでも80 - 90kgに達するうえ空気供給ホースなどで行動が制約されるため、機動性もきわめて低いといえる。そのため、現在では機動性の高いスクーバや近代的な送気式潜水に急速に取って代わられつつある。.

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フーカー潜水

フーカー潜水(ふーかーせんすい)は、本来、目・鼻・口を同時に覆う簡単なマスクに水上からホースで空気を供給する送気式潜水の一種を指す。その名称は、かつて阿片などの麻薬を吸うときに使用されていた器具の名前(hookah)に由来する。ヘルメット潜水との対比から、マスク潜水と呼ばれる場合もある。.

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フィン

フィン フィン(swimfin)とは、スクーバダイビングやスキンダイビング、フィンスイミングなどで使用する足ひれのことをいう。.

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ドライスーツ

ドライスーツとは、内部に水が浸入しない保護スーツである(内部に水が浸入するものは、ウェットスーツと言う)。 汚染水域等での潜水時に着用される、加硫ゴム生地を用いたフード一体型のシェルドライスーツ.

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アンビリカルケーブル

アンビリカルケーブル(Umbilical cable)は、へその緒(Umbilical cord)から作られた語である。.

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ウェットスーツ

ウェットスーツ(wet suit)は、スクーバダイビング、スキンダイビング、スノーケリング、サーフィン、ウィンドサーフィン(セイルボード)、ヨット、水上オートバイ(ジェットスキー、マリンジェット)などのウォータースポーツ、あるいは、水中土木、レスキュー・サルベージ、海上建築物上での作業などの職業的な水中・水上活動において着用される保護スーツのうち、スーツ内部に水が浸入するタイプのものをいう(水が浸入しないものはドライスーツという)。 日本では、釣り(フィッシング)用のウェットスーツは「鮎タイツ」、「鮎ジャケット」などの特有の商品名で呼ばれることも多いが、これらの商品も販売ルートが違うだけで実質的にはウェットスーツそのものである。 日本では水温が低い時期に水泳・遊泳することが少ないため、これらの活動でウェットスーツを着用する ことは比較的少ないが、トライアスロンなどの競技者や、夏でも水温が低い地域、また、日焼けを避けたい場合などには、これらの活動に際してもウェットスーツを着用することがある。 300px.

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スクーバダイビング

ーバを用いた潜水 スクーバダイビング、スキューバダイビング(scuba diving)とは、空気を詰めたタンクを使ってのダイビング(潜水)である。これに対して息をこらえて行う潜水をフリーダイビング、地上からホースで空気を供給する潜水を送気式潜水(フーカー潜水)と呼ぶ。日本にはアメリカのアクアラング社 (Aqua Lung) が紹介し、一時期は社名「アクアラング」がスクーバダイビングの意味で使われることも多かった。なお、本記事では特に断らない限り、「ダイビング」を「スクーバダイビング」の意味で使用する。.

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空気

気(くうき)とは、地球の大気圏の最下層を構成している気体で、人類が暮らしている中で身の回りにあるものをいう。 一般に空気は、無色透明で、複数の気体の混合物からなり、その組成は約8割が窒素、約2割が酸素でほぼ一定である。また水蒸気が含まれるがその濃度は場所により大きく異なる。工学など空気を利用・研究する分野では、水蒸気を除いた乾燥空気(かんそうくうき, dry air)と水蒸気を含めた湿潤空気(しつじゅんくうき, wet air)を使い分ける。.

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窒素中毒

素中毒(ちっそちゅうどく)とは、高分圧(通常3~4気圧程度以上)の窒素を摂取すると発症する一種の中毒症状。一般的に窒素酔い(ちっそよい)と呼ばれる。特にスクーバダイビングなど、空気あるいは混合ガスを用いての潜水時に起こりやすい。.

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繊維強化プラスチック

繊維強化プラスチック(せんいきょうかプラスチック)または FRP (Fiber-Reinforced Plastics の略称) は、ガラス繊維、炭素繊維などの繊維をプラスチックの中に入れて強度を向上させた複合材料のこと。.

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臍帯

臍帯が繋がっている母親と子ども(後産の前) 臍帯(さいたい、羅: Funiculus umbilicalis)は、いわゆるへその緒と呼ばれるもので、胎児と胎盤とを繋ぐ白い管状の組織。.

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酸素中毒

酸素中毒(さんそちゅうどく)とは、超高分圧の酸素を摂取した場合、またはある程度高分圧の酸素を長期にわたって摂取し続けることによって、身体に様々な異常を発し最悪の場合は死に至る症状である。特にスクーバダイビングなど、空気あるいは混合ガスを用いての潜水時に起こりやすい。 酸素中毒に対する誤解として酸素濃度だけを問題にすることが見受けられるが、上記のとおり酸素分圧が問題であるため大気圧で純酸素(酸素100%のガス)を吸入した場合であっても制限時間内であれば問題は無く(実際に医療行為として行われる)、低圧であれば初期のアポロ計画のように船内気圧を1/3にして純酸素で船内を満たしても、長時間の試験を行える。逆に通常の空気(酸素約21%)であっても深度の潜水などの高圧環境で、酸素分圧が高くなれば酸素中毒を起こす(後述)。.

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混合ガス

混合ガス(こんごうガス)とは、各種高純度ガスを原料とし、それらを混合したガス。.

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潜水

潜水(せんすい)とは、水の中に完全に体を沈めることである。現在では、水中で行う活動、もしくはその手段を指すことが多い。.

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潜水艇

潜水艇(せんすいてい)は、水中で活動可能な船のことである。 民間用としては海底調査など科学研究用と遊覧などの商用の水中船全般のことを指す。軍用では特に小型のものを潜水艇と呼び、大型のものは潜水艦と呼ばれる。 操船に関しては日本を含め多くの国では1級小型船舶操縦士(相当の)資格で法的には可能だが、通信の制限や3次元的な動作など水上船とは異なる技術が求められる。 潜水艇は航続距離が短い為、活動範囲は限られる。多くの無人潜水艇は電線などで母船とつながっている。自律型無人潜水機は6マイル (10km) 以上の運行が可能である。.

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海底油田

海底油田(かいていゆでん)とは、海底に存在する油田のこと。浅海や大陸棚などに位置する場合が多い。海底の石油の埋蔵量は、現在地球上にある埋蔵量の4分の1とも言われている。.

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