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転輪王経

索引 転輪王経

『転輪王経』(Cakkavatti-sutta, チャッカヴァッティ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵長部の第26経。『転輪聖王修行経』(てんりんじょうおうしゅぎょうきょう)、『転輪聖王師子吼』(てんりんじょうおうししくきょう、Cakkavatti-sīhanāda-sutta, チャッカヴァッティ・シーハナーダ・スッタ)とも。 類似の伝統漢訳経典としては、『長阿含経』(大正蔵1)の第6経「転輪聖王修行経」、『中阿含経』(大正蔵26)の第70経「転輪王経」がある。 経名は、経中の話題に幾人かの転輪王が出てくることに因む。.

27 関係: 大蔵出版大正新脩大蔵経中阿含経中村元三毒五戒弥勒菩薩マトゥラーマガダ国ヴァーラーナシーパーリ仏典サンカ (曖昧さ回避)四念処四神足四禅四無量心経蔵 (パーリ)片山一良転輪聖王閻浮提釈迦長部 (パーリ)長阿含経比丘法輪春秋社托鉢

大蔵出版

大蔵出版(だいぞうしゅっぱん)は、1932年に高楠順次郎らによって設立された、日本の仏教出版社。仏教書総目録刊行会幹事社。 『大正新脩大蔵経』、『南伝大蔵経』などの仏典・経典の原典著解や専門書を刊行している。.

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大正新脩大蔵経

大正新脩大藏經(たいしょうしんしゅうだいぞうきょう、大正一切経刊行会)は、大正13年(1924年)から昭和9年(1934年)の10年間をかけて、北宋代に蜀(四川省)で開版された漢訳大蔵経である『開宝蔵』を最もよく保存していた韓国海印寺の高麗大蔵経再彫本を底本としつつ、日本にあった各地・各種の漢訳仏典をすべて調査校合した、民間人の手による、「漢訳仏典の総集」とも言える大蔵経である。大正大蔵経、大正蔵とも。 プロデューサー(編纂責任者)は、高楠順次郎・渡辺海旭・小野玄妙(おの げんみょう、1883-1939年、浄土宗僧侶)の3名。当時の仏教関係の大学研究者が一致協力し、校訂作業に当たった。 出版・刊行は、大蔵出版が担っており、この出版社からは、大正蔵を底本として新たな学術研究の成果を踏まえた現代日本語訳の大蔵経である『新国訳大蔵経』も、1990年代から刊行中である。大正蔵を底本とした日本語訳の大蔵経としては、他には、大東出版社から「印度撰述部155巻」と「和漢撰述部100巻」が刊行されている、より文量・翻訳量が多く網羅性が高い『国訳一切経』がある。(なお、その他の日本語訳大蔵経としては、日本の各宗派の需要が高い仏典だけに的を絞った、比較的小部の『国訳大蔵経』『昭和新纂国訳大蔵経』などがある。).

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中阿含経

『中阿含経』(ちゅうあごんきょう、Madhyama Āgama)とは、仏教の漢訳『阿含経』の1つ。説一切有部所伝。パーリ語経典の「中部」(マッジマ・ニカーヤ)に相当する。大正新脩大蔵経No26。.

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中村元

中村元.

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三毒

動物に擬せられた三毒(画像中央)。鶏は貪、蛇は瞋、豚は癡の象徴である。 三毒(さんどく、, トリヴィシャ)とは、仏教において克服すべきものとされる最も根本的な三つの煩悩、すなわち貪・瞋・癡(とん・しん・ち)を指し、煩悩を毒に例えたものである。.

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五戒

五戒(ごかい)とは、仏教において女性・男性とを問わず、在家の信者が守るべきとされる基本的な五つの戒のこと。.

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弥勒菩薩

弥勒菩薩(みろくぼさつ)、maitreya(マイトレーヤ)、metteyya(メッテイヤ、メッテッヤ)は仏教において、釈迦牟尼仏の次に現われる未来仏であり、大乗仏教では菩薩の一尊である。一部の大乗経典では字(あざな)が阿逸多 Ajita とされているが、スッタニパータ第五章や、『中阿含経』中の説本経などの初期経典の記述では、弥勒と阿逸多は別人であり、弥勒は仏陀となるという記別を受け、また阿逸多は仏陀ではなく転輪聖王となるという記別を受けている。 弥勒は音写であり、「慈しみ」(maitrī, mettā)を語源とするため、慈氏菩薩(“慈しみ”という名の菩薩)とも意訳する。 三昧耶形は蓮華上の塔、賢瓶(水瓶)。種子(種子字)はयु(yu)。.

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マトゥラー

マトゥラー(英語:Mathura、ヒンディー語:मथुरा Mathurā、ウルドゥー語:متھرا)は、インド北部のウッタル・プラデーシュ州にある都市。インドの首都ニューデリーから145kmほど南に、タージ・マハルが在ることで知られるアーグラから50kmほど北に位置し、ヤムナー川に面している。人口298,827人(2001年)。 ヒンドゥー教の7大聖地の1つで、町の中を流れるヤムナー川にはガートと呼ばれる沐浴場があり、巡礼者が身を浸す。.

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マガダ国

マガダ国(ヒンディー語:मगध、Magadha、紀元前413年 - 紀元前395年)は、古代インドにおける十六大国の一つ。ナンダ朝のもとでガンジス川流域の諸王国を平定し、マウリヤ朝のもとでインド初の統一帝国を築いた。王都はパータリプトラ(現パトナ)。.

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ヴァーラーナシー

ヴァーラーナシー(Varanasi、वाराणसी vārāṇasī)は、インドのウッタル・プラデーシュ州、ヴァーラーナシー県の都市。同県の県都でもある。人口は約120万人(2011年)。 ガンジス川沿いに位置しヒンドゥー教の一大聖地として、インド国内外から多くの信者、巡礼者、観光客を集めるインド最大の宗教都市である。街の郊外には、釈迦が初めて説法を行ったサールナート(鹿野苑)がある。 また古くは「カーシー国」とも称され、波羅奈国とも称された。ヒンドゥー教・仏教の聖地として重要な都市。.

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パーリ仏典

パーリ仏典(パーリ語仏典、パーリ聖典、)、あるいはパーリ三蔵(Tipiṭaka, ティピタカ、三蔵のこと)は、南伝の上座部仏教に伝わるパーリ語で書かれた仏典である。北伝の大乗仏教に伝わる漢語・チベット語の仏典と並ぶ三大仏典群の1つ。 パーリ経典(パーリ語経典)とも呼ばれることがあるが、これだと仏典よりも狭い限定的な意味のニュアンスを持った表現となる。 日本でも戦前に輸入・翻訳され、漢訳大蔵経(北伝大蔵経)、チベット大蔵経に対して、『南伝大蔵経』『パーリ大蔵経』(パーリ語大蔵経)などとしても知られる。.

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サンカ (曖昧さ回避)

ン.

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四念処

四念処(しねんじょ、cattāro satipaṭṭhānā, チャッターロー・サティパッターナー)とは、仏教における悟りのための4種の観想法の総称。四念処観(しねんじょかん)、四念住(しねんじゅう)とも言う。三十七道品の中の1つ。 釈迦の初期仏教の時代から、悟りに至るための最も中心的かつ最重要な観想法であり、仏教の主な瞑想である止観の内、観(ヴィパッサナー)の中核を成す観想法である。.

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四神足

四神足(しじんそく、cattāro iddhipādā, チャッターロー・イッディパーダー)とは、仏教における修行内容の1つ。瞑想において自在力・神通力を得るための4種の基礎。「四如意足」(しにょいそく)とも。「三十七道品」の中の1つ。.

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四禅

四禅(しぜん)とは、初期仏教で説かれる禅定の4段階のこと。三界の内の色界に相当し、この言葉は、禅定の段階に応じてこの色界を4分割した四禅天の略称としても用いられる - 大辞林 三省堂/コトバンク。禅天の意味で用いる場合は、初禅天から三禅天まではそれぞれ三種の天をとり、四禅天については外道天などを含む九種の天をとって合計で十八禅天あるとする。ただし、四禅天には諸説あって合計で十六禅天とすることもある。.

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四無量心

四無量心(しむりょうしん、apramāṇya, appamaññā, 蔵: )とは、止(サマタ)の対象である四十業処の一部。他の生命に対する自他怨親なく平等で、過度の心配などのない、落ち着いた気持ちを持つことをいう。 四梵住(しぼんじゅう、梵,brahmavihāra)、四梵行(しぼんぎょう)ともいう。 『分別論註』によれば、無量(appamaññā)というのは、「対象となる衆生が無数であること」あるいは「対象とする個々の有情について(慈悲の心で)余すことなく完全に満たす」という遍満無量(pharaṇa-appamāṇa)の観点から、このように称する。.

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経蔵 (パーリ)

経蔵(Sutta Pitaka, スッタ・ピタカ)とは、『パーリ仏典』の三蔵(Ti-pitaka, ティピタカ)における2番目の蔵(pitaka)であり、釈迦が説いた教え(仏説)についての文献である経(Sutta, スッタ)が収められた領域のこと。 ここに収められている経は、大乗仏教経典は含まず、漢訳経典で言えば概ね『阿含経』に相当する内容となっている。.

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片山一良

片山 一良.

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転輪聖王

転輪聖王(てんりんじょうおう、転輪王とも)は古代インドの思想における理想的な王を指す概念。地上をダルマ(法)によって統治し、王に求められる全ての条件を備えるという。サンスクリット語ではチャクラヴァルティラージャン(cakravartiraajan चक्रवर्तिराजन्)或いは単にチャクラヴァルティン(cakravartin चक्रवर्तिन्)という。チャクラは「輪」、ヴァルティンは「動かすもの」の意味。.

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閻浮提

閻浮提(えんぶだい、)とは、古代インド(バラモン教・ジャイナ教・仏教等)の世界観における人間が住む大陸。 バラモン教・ジャイナ教では世界の中心に位置する円形の大陸のこと。 仏教では須弥山の周囲にある4つの大陸(四大洲)の1つ。.

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釈迦

釈迦(しゃか)は、紀元前5世紀前後の北インドの人物で、仏教の開祖である。.

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長部 (パーリ)

長部(ちょうぶ、Dīgha Nikāya, DN, ディーガ・ニカーヤ)とは、仏教のパーリ語経典の経蔵を構成する「五部」(Pañca Nikāya, パンチャ・ニカーヤ)の内の、第1番目(最初)の「部」(nikāya, ニカーヤ)のこと。長編の経典を集めた領域である。 漢訳仏典における『阿含経』の内の『長阿含経』(じょうあごんぎょう)に相当する。.

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長阿含経

『長阿含経』(じょうあごんきょう、Dīrgha Āgama)とは、仏教の漢訳『阿含経』の1つ。法蔵部所伝。パーリ語経典の「長部」(ディーガ・ニカーヤ)に相当する。大正新脩大蔵経No1。.

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比丘

比丘(びく、Bhikkhu、Bhikṣu)とは、仏教において出家し、具足戒を守る男性の修行者である。元来は「食べ物を乞う人」という意味の言葉。.

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法輪

法輪(ほうりん、dharma-cakra)は、仏教の教義、特に釈迦が説いた四諦・八正道の別称。「輪」とは古代インドの投擲武器であるチャクラムのことである。人々が僧侶から説かれた仏教の教義を信じることによって自らの煩悩が打ち消されるさまを、その破邪の面を特に強調して、転輪聖王の7種の宝具の1つであるチャクラムに譬えた表現である。 そこから、仏教では教義(法輪)を他人に伝えること(転)を転法輪と言うようになり、特に釈迦がサールナート(仙人堕処)鹿野苑(施鹿林)で元の修行仲間5人に最初に教義を説いた出来事を初転法輪と言う。その後、三転十二行相を説いたともされる。 法輪は仏教の教義を示す物として八方向に教えを広める車輪形の法具として具現化され、卍と共に仏教のシンボルとして信仰され、寺院の軒飾りにも使用された。また、中国では道教にも取り入れられ、教義を示す用語として使用されている。.

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春秋社

春秋社(しゅんじゅうしゃ)は、日本の出版社。仏教を主とした宗教書を軸に哲学、思想、心理、文学、音楽の各部門の専門・入門書を刊行している。ほかに音楽書の『世界音楽全集 ピアノ篇』シリーズで、井口基成編集による校訂版は1949年に初出版されて以来、現在もピアノの学習者にとって好評である。.

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托鉢

托鉢(たくはつ、サンスクリット:pindapata)とは、仏教やジャイナ教を含む古代インド宗教の出家者の修行形態の1つで、信者の家々を巡り、生活に必要な最低限の食糧などを乞う(門付け)街を歩きながら(連行)又は街の辻に立つ(辻立ち)により、信者に功徳を積ませる修行。乞食行(こつじきぎょう)、頭陀行(ずだぎょう)、行乞(ぎょうこつ)とも。.

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