18 関係: 宮内璋、岩波書店、弁証法、修辞学、ポレミック、トピカ (アリストテレス)、パラドックス、分析論後書、分析論前書、嘘、アリストテレス、オルガノン、詭弁、誤謬、論争術、論証、推論、検証。
宮内璋
宮内 璋(みやうち あきら、1921年12月11日 - 2008年4月30日)は、日本の哲学者。南山大学文学部名誉教授。専門はギリシア哲学。 東京出身。東京帝国大学文学部哲学科卒業。1953年南山大学に赴任。南山大学講師、助教授を経て1968年文学部教授。1990年より南山大学文学部名誉教授。1996年、勲四等旭日小綬章を受章。.
岩波書店
株式会社岩波書店(いわなみしょてん、Iwanami Shoten, Publishers. )は、日本の出版社。.
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弁証法
弁証法(べんしょうほう、διαλεκτική、dialectic)とは、哲学の用語であり、現代において使用される場合、ヘーゲルによって定式化された弁証法、及びそれを継承しているマルクスの弁証法を意味することがほとんどである。それは、世界や事物の変化や発展の過程を本質的に理解するための方法、法則とされる(ヘーゲルなどにおいては、弁証法は現実の内容そのものの発展のありかたである)。しかし、弁証法という用語が指すものは、哲学史においてヘーゲルの登場よりも古く、ギリシア哲学以来議論されているものであり、この用語を使う哲学者によってその内容は多岐にわたっている。したがって「弁証法=ヘーゲルの弁証法的論理学」としてすべてを理解しようとするのは誤りである。.
修辞学
修辞学(しゅうじがく、ρητορική、 rhetorica、 rhetoric)は、弁論・叙述の技術に関する学問分野。雄弁術、弁論術、説得術、レトリックとも。 欧州古代・中世で教養の中核を成していたが、近代に衰退。古代・中世の教育規範である自由七学芸の内の一つ。基本的には演説の技術で、いかに聴衆を納得させるかを目的とするかなり政治的なもの。そのため修辞学では、聴衆の心理操作が大きな位置を占め、さらに、演説をより魅力的に見せるために、身ぶりや発声法なども重要視される。つまり、言語学、詩学、演技論などの総体だった。だが近代ではさまざまな学問に分化し、あくまで言語表現に磨きをかける技術、という領域に押し込められていった。.
ポレミック
ポレミック(英:polemic)は特定の立場を支援するために反対の意見に敵対した意見を述べる議論のことを言う。また、論争好きな人、論客についてもいう。ポレミックはほとんどの場合、物議を醸すような話題の場合に議論され、より強い論争の場合に用いられる。英語のpolemicはギリシャ語であるπολεμικός (好戦的、敵対的)を語源とし、これはπόλεμος (戦争)という語から派生した。Merriam-Webster Online Dictionary (Merriam-Webster, Springfield, MA, 2005), s.v.
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トピカ (アリストテレス)
『トピカ』(Τοπικά、Topica、Topics)とは、アリストテレスの著作であり、『オルガノン』の中の一冊。『トポス論』とも。 『分析論前書』『分析論後書』では、「論証」(αποδειξις、apodeiksis、アポデイクシス)について述べられるのに対して、この『トピカ』では、「弁証術」(διαλεκτική、dialektike、ディアレクティケー)について論じられる。 タイトルの「トピカ」(Τοπικά)は、名詞「トポス」(τόπος)の形容詞形であり、「トポスに関すること」の意。「トポス」(τόπος、複数形は「トポイ」(τόποι))とは、元来「場所」を意味するギリシャ語だが、本書では、(通念(endoxa)に立脚する性格を持った)弁証術的推論における、各種の(正当・妥当な)「場合分け」「観点」「手順」「規則」「注意点」といった程度の意味(すなわち「定石」といった意味)で用いられている。 本書で取り上げられる「トポス」の数は、.
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パラドックス
パラドックス()とは、正しそうに見える前提と、妥当に見える推論から、受け入れがたい結論が得られる事を指す言葉である。逆説、背理、逆理とも言われる。.
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分析論後書
『分析論後書』(ぶんせきろんこうしょ、Αναλυτικων υστερων、Analytica Posteriora, Posterior Analytics)とは、アリストテレスの著作であり、『オルガノン』の中の一冊。 文字通り、「分析的推論」としての「論証」(αποδειξις、apodeiksis、アポデイクシス)、いわゆる「三段論法」(συλλογισμός, syllogismos、シュロギスモス)のあり方について述べられている。『分析論前書』がその具体的内容だったのに対して、この『分析論後書』では、それを取り巻く基礎的な思想が述べられる。.
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分析論前書
『分析論前書』(ぶんせきろんぜんしょ、Αναλυτικων πρότερων、Analytica Priora, Prior Analytics)とは、アリストテレスの著作であり、『オルガノン』の中の一冊。 文字通り、「分析的推論」としての「論証」(αποδειξις、apodeiksis、アポデイクシス)、いわゆる「三段論法」(συλλογισμός, syllogismos、シュロギスモス)のあり方について述べられている。.
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嘘
嘘(うそ)とは、事実ではないこと大辞泉。人をだますために言う、事実とは異なる言葉。偽りとも。 「嘘」は拡張新字体であり、正字体は「噓」である。.
アリストテレス
アリストテレス(アリストテレース、Ἀριστοτέλης - 、Aristotelēs、前384年 - 前322年3月7日)は、古代ギリシアの哲学者である。 プラトンの弟子であり、ソクラテス、プラトンとともに、しばしば「西洋」最大の哲学者の一人とされ、その多岐にわたる自然研究の業績から「万学の祖」とも呼ばれる。特に動物に関する体系的な研究は古代世界では東西に類を見ない。イスラーム哲学や中世スコラ学、さらには近代哲学・論理学に多大な影響を与えた。また、マケドニア王アレクサンドロス3世(通称アレクサンドロス大王)の家庭教師であったことでも知られる。 アリストテレスは、人間の本性が「知を愛する」ことにあると考えた。ギリシャ語ではこれをフィロソフィア()と呼ぶ。フィロは「愛する」、ソフィアは「知」を意味する。この言葉がヨーロッパの各国の言語で「哲学」を意味する言葉の語源となった。著作集は日本語版で17巻に及ぶが、内訳は形而上学、倫理学、論理学といった哲学関係のほか、政治学、宇宙論、天体学、自然学(物理学)、気象学、博物誌学的なものから分析的なもの、その他、生物学、詩学、演劇学、および現在でいう心理学なども含まれており多岐にわたる。アリストテレスはこれらをすべてフィロソフィアと呼んでいた。アリストテレスのいう「哲学」とは知的欲求を満たす知的行為そのものと、その行為の結果全体であり、現在の学問のほとんどが彼の「哲学」の範疇に含まれている立花隆『脳を究める』(2001年3月1日 朝日文庫)。 名前の由来はギリシア語の aristos (最高の)と telos (目的)から 。.
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オルガノン
『オルガノン』(、)は、古代ギリシアの哲学者アリストテレスにより執筆された論理学に関する著作群の総称。.
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詭弁
詭弁(詭辯、きべん、σοφιστική、sophism)とは、主に説得を目的として、命題の証明の際に、実際には誤りである論理展開が用いられている推論。 日本では「詭」が漢字制限により当用漢字・常用漢字に含まれないため、新聞などでは奇弁、論理学などでは危弁と書かれることもある。.
誤謬
論理学における誤謬(ごびゅう、logical fallacy)は、論証の過程に論理的または形式的な明らかな瑕疵があり、その論証が全体として妥当でないこと。論証において、誤謬には「形式的」なものと「非形式的」なものがある。.
論争術
論争術(ろんそうじゅつ、εριστική, エリスティケー、eristic)とは、古代ギリシアにおける論争・議論・討論で相手を言い負かす技術のこと。今日で言うところの「ディベート」の技術に相当する。「問答競技」とも訳される。 「不和・争い」「口論・論争」を意味する「エリス」(ερις)から派生した語。.
論証
論証(ろんしょう、Logical argument)とは、論理学の用語で、前提(premises)と呼ばれる宣言的文の集まりと結論(conclusion)と呼ばれる宣言的文から構成され、前提群から結論が真であることが導き出せることを主張したものである。そのような論証には、妥当なものと妥当でないものがある。なお、個々の宣言的文は真(true)か偽(false)かで判断されるが、論証は妥当(valid)か妥当でないかで判断される。英語では、宣言的文を Statement とか命題(Proposition)と呼んでいたが、最近では哲学的な含意を避けるため Sentence と呼ぶことが多い。.
推論
推論(すいろん、inference)とは、既知の事柄を元にして未知の事柄について予想し、論じる事である。.
検証
検証(けんしょう)とは、事実を確かめることである。論理学並びに法律学(民事訴訟法及び刑事訴訟法)の術語としても用いられる。 以下、論理学・法律学での用法について説明をする。一般的な用法については、証明の頁を参照のこと。.