ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
ダウンロード
ブラウザよりも高速アクセス!
 

茶音頭

索引 茶音頭

茶音頭(ちゃおんどう、ちゃおんど)は、文化文政期に京都で活躍した盲人音楽家、菊岡検校が作曲、八重崎検校が箏の手付をした手事物の地歌曲である。流派により『茶の湯音頭』とも呼ばれる。.

22 関係: 十二律大御所時代上方舞三分損益法三味線三曲俳句地歌八重崎検校箏曲音頭菊岡検校袱紗調律茶道茶道具雅楽横井也有民謡手事手事物

十二律

十二律(じゅうにりつ)とは、中国や朝鮮、日本の伝統音楽で用いられる12種類の標準的な高さの音。三分損益法に基づく、1オクターヴ内の12の音である。律とは本来、音を定める竹の管であり、その長さの違いによって12の音の高さを定めた。周代において確立した。 中国の律を低いものから高いものへと並べ、西洋音楽の音名と対照すると以下のようになる(規準音である黄鐘をCとした場合)。この名称は朝鮮でも用いられる。.

新しい!!: 茶音頭と十二律 · 続きを見る »

大御所時代

大御所時代(おおごしょじだい)は、江戸時代、寛政の改革と天保の改革の間の期間で、第11代将軍徳川家斉の治世。家斉は隠居して大御所となってからも政治の実権を握っていたため、後の人が「大御所時代」と呼ぶようになった(その通称から時々誤解されやすいが、「大御所時代」には家斉が将軍の地位にあった50年間も含まれる。一方、実際に大御所であったのはわずか4年である)。また同時期の代表的な元号より文化文政時代(ぶんかぶんせいじだい)、あるいはこれを略した化政時代(かせいじだい)という呼称が用いられる場合がある。.

新しい!!: 茶音頭と大御所時代 · 続きを見る »

上方舞

上方舞(かみがたまい)とは、江戸時代中期(1800年頃)から末期にかけて上方で発生した日本舞踊の一種。着流しに、屏風を立てた座敷で舞う素踊りを基本とする。源流となった御殿舞と、能を基本にした静的な舞に、人形浄瑠璃や歌舞伎の要素を加味しており、しっとりとした内面的な舞い方をする。歌舞伎舞踊より抽象的で単純化された動きである。本来、舞台より座敷で舞われることが多いとされていたので座敷舞と呼ばれたり、伴奏に地唄が用いられることから、地唄舞とも呼ばれる。また上方舞のうち、京都で発展した井上流、篠塚流を京舞(きょうまい)と呼ぶ。毎年、11月に東京の国立劇場で行われる「京阪の座敷舞」は、東京で上方舞が観られる数少ない機会であり、最も大規模なものである。.

新しい!!: 茶音頭と上方舞 · 続きを見る »

三分損益法

三分損益法(さんぶんそんえきほう)とは、三分損一、および三分益一と呼ばれる方法を組み合わせて音階を得る方法である。近代邦楽では、順八逆六(じゅんぱちぎゃくろく)の法とも呼ばれる。 管楽器の管、または弦楽器の弦の長さを(弦ならその張力を一定に保ちながら)その三分の一の長さだけ短くすると、最初の音より完全五度高い音(属音)が得られる。これを、三分損一と(近代邦楽では、三分一損とも、順八とも)言う。 逆に三分の一の長さを足した場合、完全四度低い音が得られる。これを三分益一と言う(近代邦楽で言うところでは逆六)。 この二つを組み合わせて音階を得る方法を三分損益法といい、ピタゴラス音律と原理は同じである。 三分損益法は古代の中国で考案された。『史記』25巻「律書第三」に「律數 九九八十一以為宮 三分去一 五十四以為徵 三分益一 七十二以為商 三分去一 四十八以為羽 三分益一 六十四以為角」とあり、『管子』「第58篇地員」の中にも解説がある。蔡元定は三分損益法を元に『律呂新書』で十八律をまとめ、朱熹の『儀礼経伝通解』では、その内容が『律呂新書』と重なる。 黄鐘を起点として、三分損益法を11回繰り返せば十二律が得られるが、三分損益法の計算上は、黄鐘を起点にして11回繰り返したときの最後の音、つまり12番目の音である仲呂から次の律(13番目)を求めても起点である黄鐘と同じ音は得られない(ピタゴラスコンマだけ高くなる)。前漢時代の京房はこの13番目の音を「執始」と名付け、この方法を黄鐘を起点として59回も繰り返し適用することで、六十律を作り、南北朝時代の宋の銭楽之はこれを更に推進して三百六十律を作ったが、両者とも演奏上実用されることはなかった。.

新しい!!: 茶音頭と三分損益法 · 続きを見る »

三味線

三味線(しゃみせん)は、日本の有棹弦楽器。もっぱら弾(はじ)いて演奏される撥弦楽器である。四角状の扁平な木製の胴の両面に猫や犬の皮を張り、胴を貫通して伸びる棹に張られた弦を、通常、銀杏形の撥(ばち)で弾き演奏する。.

新しい!!: 茶音頭と三味線 · 続きを見る »

三曲

三曲(さんきょく)は、地歌三味線(三弦)、箏、胡弓の三種の楽器の総称。またはそれらの音楽である地歌、箏曲、胡弓楽の総称。後に尺八が加わった。また三曲合奏のこと。.

新しい!!: 茶音頭と三曲 · 続きを見る »

俳句

俳句(はいく)とは、五・七・五の十七音から成る日本語の定型詩である。世界最短の定型詩とされ、十七文字(じゅうしちもじ)、十七音(じゅうしちおん)、十七語(じゅうしちご)とも呼ばれる。俳句の有季定型性を捨象する形で派生した自由律俳句や無季俳句などもある。俳句を詠む(作る)人を俳人と呼ぶ。.

新しい!!: 茶音頭と俳句 · 続きを見る »

地歌

地歌(ぢうた、地唄)は、江戸時代には上方を中心とした西日本で行われた三味線音楽であり、江戸唄に対する地(地元=上方)の歌。当道という視覚障害者の自治組織に属した盲人音楽家が作曲、演奏、教授したことから法師唄ともいう。長唄と共に「歌いもの」を代表する日本の伝統音楽の一つ。また三曲の一つ。.

新しい!!: 茶音頭と地歌 · 続きを見る »

八重崎検校

八重崎 検校(やえざき けんぎょう、安永5年(1776年)頃 - 嘉永元年9月11日(1848年10月7日))は、19世紀前半に京都で活躍した盲人音楽家(地歌三味線、箏曲演奏家、作曲家)。.

新しい!!: 茶音頭と八重崎検校 · 続きを見る »

箏曲

箏曲(そうきょく)は、箏(そう)つまり「こと」の音楽の総称。また、特に現代では近世に発達した俗箏による音楽を指す場合が多く、大きく生田流箏曲と山田流箏曲に分かれる。三曲のひとつ。箏曲の古典的な音楽においては箏と三絃(「さんげん」。箏と合奏する三味線(しゃみせん)の事)の合奏曲(大半が弾き歌い)がほとんどである。そのため箏曲家とは、多くの場合、三絃・箏・地歌(地唄)の三つを扱うことの出来る演奏者である。また、箏だけを扱う演奏者は一般的に「箏奏者」「箏演奏家」と名乗ることが多い。箏.

新しい!!: 茶音頭と箏曲 · 続きを見る »

音頭

音頭(おんどう、おんど)は声明などにおいて最初に独唱を行う者、あるいは雅楽における各楽器の主となる演奏者のこと。現代ではそれらが転じ、リーダー的な振る舞いを取る事を「音頭を取る」などと表現する。また、それらから派生した以下のようなものを指す。.

新しい!!: 茶音頭と音頭 · 続きを見る »

菊岡検校

菊岡検校(きくおかけんぎょう、寛政4年(1792年) - 弘化4年11月12日(1847年12月19日))は19世紀前半に京都で活躍した盲人音楽家(地歌三味線演奏家、作曲家)。.

新しい!!: 茶音頭と菊岡検校 · 続きを見る »

袱紗

袱紗(ふくさ).

新しい!!: 茶音頭と袱紗 · 続きを見る »

調律

調律(ちょうりつ)とは、楽器の音高を、演奏に先立って適切な状態に調整すること。楽器全体の音高は、楽器の各音の中の特定の音を特定の高さにすることで調整され、各音の音高の相対的な関係は、一定の音律に従って調整される。.

新しい!!: 茶音頭と調律 · 続きを見る »

日本で一般的な煎茶 抹茶を点てる様子 広見町) 茶(ちゃ)、チャノキ(学名: Camellia sinensis (L.) Kuntze)の葉や茎風味の違いなどから日本茶や中国茶、紅茶などは別の植物の葉であると誤解されることもあるが、種の違いを除き、分類学上はすべて同一(ツバキ目ツバキ科ツバキ属に分類される常緑樹)である。を加工して作られる飲み物である。 また、これに加えて、チャノキ以外の植物の部位(葉、茎、果実、花びら、根等)や真菌類・動物に由来する加工物から作られる飲み物(「茶ではない「茶」」の節、茶外茶を参照)にも「茶」もしくは「○○茶」と称するものが数多くある。.

新しい!!: 茶音頭と茶 · 続きを見る »

茶道

茶を点てる様子。写真は、盆と鉄瓶を使った簡略的な点茶の例。 茶道(さどう、ちゃどう)は、日本伝統の湯を沸かし、茶を点(た)て、茶を振る舞う行為(茶の儀式)。また、それを基本とした様式と芸道。 元来「茶湯」(ちゃとう)、「茶の湯」といった。千利休は「数寄道」、小堀政一(遠州)は「茶の道」という語も使っていたが、江戸時代初期には茶道と呼ばれた(『茶話指月集』『南方録』など)。「茶道」の英語訳としては tea ceremony のほか、茶道の裏千家と表千家ではそれぞれ the way of tea、chanoyu を用いている。岡倉覚三(天心)は英文の著書 The Book of Tea(『茶の本』)において、Teaism と tea ceremony という用語を使い分けている。 主客の一体感を旨とし、茶碗に始まる茶道具や茶室の床の間にかける禅語などの掛け物は個々の美術品である以上に全体を構成する要素として一体となり、茶事として進行するその時間自体が総合芸術とされる。 現在一般に、茶道といえば抹茶を用いる茶道のことだが、江戸期に成立した煎茶を用いる煎茶道も含む。 広間の茶室の例 道具は左から風炉と釜、建水、柄杓立と柄杓、水指、煙草盆と火入・灰吹。床の間には掛物(一行書「明月和水流」)と花入、香合を飾る。 草庵風茶室の例(高台寺遺芳庵) 草庵風茶室の例(如庵).

新しい!!: 茶音頭と茶道 · 続きを見る »

茶道具

茶道具(ちゃどうぐ)とは、茶道に用いる道具類の総称。.

新しい!!: 茶音頭と茶道具 · 続きを見る »

雅楽

御前での胡蝶の舞、『日本の礼儀と習慣のスケッチ』より、1867年出版 雅楽(ががく)は、中国、朝鮮半島を経て、日本で花開いた伝統的な音楽の一つ(ベトナムについてはベトナムの雅楽を参照)。世界最古のオーケストラと言われる。以下、宮内庁式部職楽部に伝わる日本の雅楽(重要無形文化財、ユネスコの無形文化遺産→2007年)を中心に述べる。.

新しい!!: 茶音頭と雅楽 · 続きを見る »

横井也有

横井 也有(よこい やゆう)は、江戸時代の武士、国学者、俳人。.

新しい!!: 茶音頭と横井也有 · 続きを見る »

民謡

民謡(みんよう)とは、主に口承によって受け継がれた歌の総称。.

新しい!!: 茶音頭と民謡 · 続きを見る »

手事

手事(てごと)は、三曲の音楽である地歌、箏曲、胡弓楽において、歌と歌の間に挟まれた長い器楽部分。半独立した楽章とも言える。これを備えた曲種、楽曲形式を手事物と呼ぶ。.

新しい!!: 茶音頭と手事 · 続きを見る »

手事物

手事物(てごともの) は、三曲の音楽である地歌、箏曲、胡弓楽において、器楽部である手事を備えた楽曲形式 (この場合『手事物形式』とも呼ぶ)、また曲種のこと。.

新しい!!: 茶音頭と手事物 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

茶の湯音頭

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »