ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

苦灰岩

索引 苦灰岩

苦灰岩 苦灰岩(くかいがん、dolostone)は、苦灰石(ドロマイト、CaMg(CO3)2)を主成分とする堆積岩。白雲岩(はくうんがん)ともいう。苦灰岩のこともドロマイト(dolomite)ということがあるが、その場合は苦灰石(鉱物)との区別ができない。 石灰岩を構成している方解石や霰石(いずれも CaCO3)中のカルシウムが、マグネシウムに置き換わって苦灰石になったと考えられている。全てが苦灰石になっていることは少なく、たいていは方解石を含んでいる。.

19 関係: 堆積岩岩石岩石の一覧保育社マグネシウムドロミーティドロマイトアラレ石カルシウム共立出版石灰岩益富壽之助青木正博諏訪兼位豊遙秋黒田吉益鉱物苦灰石方解石

堆積岩

堆積岩(たいせきがん、)は、既存の岩石が風化・侵食されてできた礫・砂・泥、また火山灰や生物遺骸などの粒(堆積物)が、海底・湖底などの水底または地表に堆積し、続成作用を受けてできた岩石。 かつては、火成岩に対し、水成岩(すいせいがん、)とよばれていたこともある。地球の陸の多くを覆い、地層をなすのが普通である。.

新しい!!: 苦灰岩と堆積岩 · 続きを見る »

岩石

岩石(がんせき、)は、鉱物が集合している物体のことである。日常語では石ころや岩盤のことをさす。、。岩石は大きく火成岩、堆積岩、変成岩に分けることができる。その成因は、岩石が溶けた液体であるマグマ(岩漿)が冷えたり、砂や泥が続成作用と呼ばれ、地下で固結作用をうけて岩石に戻ったり、あるいは誕生した岩石が変成作用とよばれる熱、圧力、溶液、気体との化学反応や物理現象を受け溶けてマグマにならないまでも、性質が変化し、二次的に岩石が誕生することもある。多くの地球型惑星は岩石でできている。.

新しい!!: 苦灰岩と岩石 · 続きを見る »

岩石の一覧

岩石の一覧(がんせきのいちらん)では、岩石の種類を列記する。岩石は大きく火成岩、堆積岩、変成岩の3種に分類できる。しかし、その境界は不明瞭で、あくまで人為的なものである。それぞれを細分した場合の境界も同様であり、定義によって岩石名が変わる。.

新しい!!: 苦灰岩と岩石の一覧 · 続きを見る »

保育社

株式会社 保育社(ほいくしゃ)は日本の出版社。大阪市淀川区に本社がある。1946年創業。 図鑑の発行を主力出版物としており、生物をはじめとする様々な分野の原色図鑑を発行していた。また文庫判ながらカラー写真入りであらゆる分野の事象を解説した小百科シリーズ「カラーブックス」の発行や生態学の啓蒙書でも知られている。 図鑑の傾向としては、専門家にとっては原著論文を網羅してはいない、自らの狭い専門分野の周辺分野を見渡す用途には堪え、アマチュアにとっては入門段階からセミプロ級の研究家までの使用に適するといった、プロとアマチュアを橋渡しするレベル設定のものが多い。.

新しい!!: 苦灰岩と保育社 · 続きを見る »

マグネシウム

マグネシウム(magnesium )は原子番号 12、原子量 24.305 の金属元素である。元素記号は Mg。マグネシュームと転訛することがある。中国語は金へんに美と記する。 周期表第2族元素の一種で、ヒトを含む動物や植物の代表的なミネラル(必須元素)であり、とりわけ植物の光合成に必要なクロロフィルで配位結合の中心として不可欠である。また、有機化学においてはグリニャール試薬の構成元素として重要である。 酸化マグネシウムおよびオキソ酸塩の成分としての酸化マグネシウムを、苦い味に由来して苦土(くど、bitter salts)とも呼称する。.

新しい!!: 苦灰岩とマグネシウム · 続きを見る »

ドロミーティ

ドロミーティ(Dolomiti)は、イタリア北東部にある山地で、東アルプス山脈の一部。ドロミテなどとも表記される(#名称節参照)。おおむね北はリエンツァ川、西はイザルコ川とアディジェ川、南はブレンタ川、東はピアーヴェ川に囲まれた一帯で、ボルツァーノ自治県(南チロル)、トレント自治県、ベッルーノ県にまたがる。 上記の範囲以外にも、共通の地質的特徴を持つ山地が「ドロミーティ」と呼ばれている。たとえば、アディジェ川以西のドロミーティ・ディ・ブレンタや、ピアーヴェ川以東(ポルデノーネ県、ウーディネ県にまたがるフリウーリ地方北西部)に所在するドロミーティ・フリウラーネなどである。 狭義のドロミーティおよび、ドロミーティ・ディ・ブレンタ、ドロミーティ・フリウラーネに含まれるいくつかの山塊は、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に「ドロミーティ」の名で登録されている。.

新しい!!: 苦灰岩とドロミーティ · 続きを見る »

ドロマイト

ドロマイト ドロマイト ドロマイト(dolomite)は、鉱物である苦灰石(CaMg(CO3)2)、あるいは岩石である苦灰岩を指す。どちらを指すか区別できないので、苦灰岩のことはドロストーン(dolostone)ともいう。また、鉱石名としても使われる。 鉱石の色は灰色か白色で、石灰石に似る。石灰石が海水中で変容して生成する。.

新しい!!: 苦灰岩とドロマイト · 続きを見る »

アラレ石

ペイン産の霰石の三連双晶。三方向の条線が見える 霰石(あられいし、、アラゴナイト)は、炭酸塩鉱物の一種。化学組成は CaCO3(炭酸カルシウム)、結晶系は斜方晶系。霰石グループの鉱物。.

新しい!!: 苦灰岩とアラレ石 · 続きを見る »

カルシウム

ルシウム(calcium、calcium )は原子番号 20、原子量 40.08 の金属元素である。元素記号は Ca。第2族元素に属し、アルカリ土類金属の一種で、ヒトを含む動物や植物の代表的なミネラル(必須元素)である。.

新しい!!: 苦灰岩とカルシウム · 続きを見る »

共立出版

共立出版株式会社(きょうりつしゅっぱん)は、理工系の専門書を中心に刊行している出版社。自然科学書協会、日本理学書総目録刊行会に加盟している。大学の教科書としてもよく使用され、大学生協との取引も多い。.

新しい!!: 苦灰岩と共立出版 · 続きを見る »

石灰岩

石灰岩(せっかいがん、)は、炭酸カルシウム(CaCO3、方解石または霰石)を50%以上含む堆積岩。炭酸カルシウムの比率が高い場合は白色を呈するが、不純物により着色し、灰色や茶色、黒色の石灰岩もある。.

新しい!!: 苦灰岩と石灰岩 · 続きを見る »

益富壽之助

富 壽之助(ますとみ かずのすけ、1901年6月3日 - 1993年3月10日)は、日本の薬学者、鉱物学者。薬学博士(京都大学)。京都府生まれ。.

新しい!!: 苦灰岩と益富壽之助 · 続きを見る »

青木正博

青木 正博(あおき まさひろ、1948年 - )は、日本の地球科学者。専門は鉱物学。理学博士。.

新しい!!: 苦灰岩と青木正博 · 続きを見る »

諏訪兼位

諏訪 兼位(すわ かねのり、1928年 - )は日本の地球科学者。専門は岩石学、地質学。理学博士。.

新しい!!: 苦灰岩と諏訪兼位 · 続きを見る »

豊遙秋

豊 遙秋(ぶんの みちあき、1942年 - )は、日本の地球科学者。専門は鉱物学、鉱床学。理学博士。.

新しい!!: 苦灰岩と豊遙秋 · 続きを見る »

黒田吉益

黒田 吉益(くろだ よします、1927年 - )は日本の地球科学者。専門は岩石学・地球化学。信州大学名誉教授。.

新しい!!: 苦灰岩と黒田吉益 · 続きを見る »

鉱物

いろいろな鉱物 鉱物(こうぶつ、mineral、ミネラル)とは、一般的には、地質学的作用により形成される、天然に産する一定の化学組成を有した無機質結晶質物質のことを指す。一部例外があるが(炭化水素であるカルパチア石など)、鉱物として記載されるためには、人工結晶や活動中の生物に含まれるものは厳密に排除される。また鉱物は、固体でなければならない()。.

新しい!!: 苦灰岩と鉱物 · 続きを見る »

苦灰石

苦灰石(くかいせき、dolomite)は、鉱物(炭酸塩鉱物)の一種。別称白雲石。英名のドロマイトは岩石の苦灰岩を指すこともある。.

新しい!!: 苦灰岩と苦灰石 · 続きを見る »

方解石

複屈折を示す方解石 方解石(ほうかいせき、calcite、カルサイト)は、鉱物(炭酸塩鉱物)の一種。組成は炭酸カルシウム(CaCO3)。 比重2.7。モース硬度3。六方晶系。.

新しい!!: 苦灰岩と方解石 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

白雲岩

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »