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芋川うどん

索引 芋川うどん

芋川うどん(いもかわうどん)は、三河国芋川(現愛知県刈谷市)で名物だった、平打ちのうどん。 『東海道名所記』(浅井了意)に三河の芋川の名ひらうどんについて記述が見られ、『東海道中膝栗毛』(十返舎一九)には今岡村のいもかわに名物の麺類がある旨の記述があり、『好色一代男』(井原西鶴)にも芋川という里に平打ちうどんという名物がある旨の記述がある。『嬉遊笑覧』(喜多村信節)では江戸の「紐革うどん」は芋川うどんが訛ったものと推測されている。芋川の場所については、現刈谷市の今川町、今岡町、一里山町と諸説がある。 愛知県名古屋市名物きしめんの起源は、この芋川うどんであるという説が有力である。『守貞謾稿』(喜田川守貞)にも、江戸で平打ちうどんを「ひもかわ」と呼ぶのは紐革ではなく芋川の訛ったもので、名古屋ではきしめんと呼ぶ旨の記述がある。また、群馬県桐生市名物ひもかわうどんは、芋川うどんが訛ったものとも伝えられている。 芋川うどんは明治時代に途絶えていたが、刈谷市の地域おこしグループが、試行錯誤の末の2007年に復活に成功した。.

17 関係: きしめんひもかわ十返舎一九名古屋市好色一代男嬉遊笑覧守貞謾稿三河国井原西鶴今岡町 (刈谷市)今川町 (刈谷市)刈谷市喜多村信節東海道中膝栗毛桐生市浅井了意愛知県

きしめん

きしめん(ネギ・削り節・油揚げを具とするもの) きしめんとは、幅が広く薄い日本の麺、ならびにその麺を使用した料理を指す。一般的なうどんとは形が異なり、平たい形状のうどんである。愛知県では「きしめん普及委員会」が発足するなど、愛知県の名物となっている。後述の基準を満たすものは、特に「名古屋きしめん」と表示することが許されている。 平たいうどんは平打ちうどん(ひらうちうどん)とも呼ばれ、JASではうどんの一種とされる。群馬県の「ひもかわ」や岡山県の「しのうどん」など、さまざまな名称の平打ちうどんが、日本の各所にある。.

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ひもかわ

ひもかわうどん ひもかわまたはひもかわうどんとは、幅が広く薄い日本の麺、ならびにその麺を用いた料理である。.

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十返舎一九

十返舎 一九(じっぺんしゃ いっく、明和2年(1765年) - 天保2年8月7日(1831年9月12日))は、江戸時代後期の戯作者、絵師。日本で最初に、文筆のみで自活した。『東海道中膝栗毛』の作者として知られる。.

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名古屋市

名古屋市(なごやし)は愛知県西部(尾張地方)にある市。政令指定都市であり、同県の県庁所在地である。全16区から構成される。.

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好色一代男

『好色一代男』(こうしょくいちだいおとこ)は、江戸時代前期の文芸作品。井原西鶴の処女作である。8巻8冊。1682年(天和2年)、大坂の池田屋と江戸の奈良屋から同時刊行された。西鶴41歳の作品とされている。 大坂版の挿絵は蒔絵師源三郎といわれるが、西鶴自筆という説もある。江戸版は菱川師宣筆。大坂版は1682年(天和2年)の初版以外に2種、江戸版は1687年(貞享4年)版ほか1種、都合6種の版本がある。.

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嬉遊笑覧

嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)は、喜多村信節が江戸時代後期の風俗習慣、歌舞音曲などについて書いた随筆。文政13年 (1830年) 発刊。 各巻上下2章から成る全12巻と付録が1巻。各項目を和漢古今の文献を引用して解説し、体系的に整理した百科事典的な書物で、江戸風俗を知る有益な資料として知られる。.

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守貞謾稿

守貞謾稿(もりさだまんこう、守貞漫稿とも)は、江戸時代後期の三都(江戸・京都・大阪)の風俗、事物を説明した一種の類書(百科事典)である。著者は喜田川守貞(本名・北川庄兵衛)。起稿は1837年(天保8年)で、約30年間書き続けて全35巻(「前集」30巻、「後集」5巻)をなした。刊行はされず稿本のまま残されたが、明治になってから翻刻された。1600点にも及ぶ付図と詳細な解説によって、近世風俗史の基本文献とみなされている。.

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三河国

三河国(みかわのくに)は、かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つ。東海道に属する。三の大字を用いて参河国(參河國)とも表記する。現在の愛知県東半部。.

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井原西鶴

井原 西鶴(いはら さいかく、寛永19年(1642年)? - 元禄6年8月10日(1693年9月9日))は、江戸時代の大坂の浮世草子・人形浄瑠璃作者、俳諧師。別号は鶴永、二万翁、西鵬。 『好色一代男』をはじめとする浮世草子の作者として知られる。談林派を代表する俳諧師でもあった。.

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今岡町 (刈谷市)

今岡町(いまおかちょう)は、愛知県刈谷市の町名。郵便番号は448-0008。.

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今川町 (刈谷市)

今川町(いまがわちょう)は、愛知県刈谷市の町名。郵便番号448-0005。.

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刈谷市

刈谷市(かりやし)は、愛知県西三河地方にある市。西三河地方の西端にあり、境川を挟んで尾張地方と接している。.

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喜多村信節

喜多村 信節(きたむら のぶよ、天明3年10月16日(1783年11月10日) - 安政3年6月23日(1856年7月24日))は江戸期の国学者。 江戸後期の風俗百科事典『嬉遊笑覧』の著者であり、喜多村 筠庭(きたむら いんてい)として知られる。筆号は他に筠居(いんきょ)、静々舎。通称彦助、後彦兵衛。江戸町年寄喜多村彦右衛門の弟、庶民社会の風俗や諸事に詳しく、多くの著作があり、他に『筠庭雑録』、『瓦礫雑考』、『武江年表補正』などがある。 Category:国学者 Category:辞典編纂者 Category:19世紀の学者 Category:武蔵国の人物 Category:1783年生 Category:1856年没.

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東海道中膝栗毛

弥次さんと喜多さんの像(京都三条大橋) 『東海道中膝栗毛』(とうかいどうちゅうひざくりげ)は、1802年(享和2年)から1814年(文化11年)にかけて初刷りされた、十返舎一九の滑稽本である。「栗毛」は栗色の馬。「膝栗毛」とは、自分の膝を馬の代わりに使う徒歩旅行の意である。 大当たりして、今に至るまで読みつがれ、主人公の弥次郎兵衛と喜多八、繋げて『弥次喜多』は、派生する娯楽メディア類に、なお活躍している。文学的な価値とともに、文才とともに絵心のあった作者による挿絵が多く挿入され、江戸時代の東海道旅行の実状を記録する、貴重な資料でもある。.

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桐生市

桐生市(きりゅうし)は、群馬県の東部に位置する市の一つ。 日本を代表する機業都市であり、奈良時代から絹織物の産地として知られ、桐生織は京都・西陣の西陣織と並び称された。その歴史を物語るように、市域には数多くの歴史的建造物、史跡などの文化財が残されている。1921年(大正10年)の市制施行当時の区域は旧山田郡。現在の市域は、旧山田郡・足利郡・安蘇郡・勢多郡の区域で構成される。2015年(平成27年)国勢調査人口は114,714人。.

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浅井了意

浅井 了意(あさい りょうい、慶長17年(1612年)頃 - 元禄4年1月1日(1691年1月29日))は、江戸時代前期の浄土真宗の僧・仮名草子作家。父は東本願寺の末寺本照寺の住職。本名は不詳。号は松雲・瓢水子・羊岐斎。京都の出身。.

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愛知県

愛知県(あいちけん)は、太平洋に面する日本の県の一つ。県庁所在地は名古屋市。.

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