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船舶工学

索引 船舶工学

船舶工学(せんぱくこうがく、英語:marine engineering)とは、船舶に関する工学である。特に設計理論や造船工作に関わる領域を指して造船学とも言う。 本項目では水上船舶の工学について説明する。潜水艦やホバークラフト、水上での表面効果を利用した航空機などは別記事を参照のこと。.

247 関係: A重油加速度原子力空母原子炉はまなす (フェリー)あかしあ双胴船取舵外輪船子午線子午線弧密度岸壁工学左右上下中国人民解放軍海軍中華民国海軍帆船乗組員交通交通工学座礁亜鉛強度弾性復原性後流地球地球の自転地面効果翼機ナッチャンWorldナツメ社マラッカマックスマイルネズミイルカ科バルバス・バウバックミンスター・フラーポリエステルモーメントモーターボートユニフロー掃気ディーゼルエンジンヨーイングラッシュ船レーダーローリングロープワットボラードボルタ電池...ボートボアストローク比ボイラートルクプレジャーボートプロペラプロペラシャフトパナマックスビューフォート風力階級ビルディングピッチングピストンデリックデッカフィンスタビライザーフェリーホバークラフトダクテッドファンベルヌーイの定理制御工学喫水告示アノードアラビア半島アルミニウムアルミニウム合金アルキメディアン・スクリューアルキメデスアルキメデスの原理アースレースアウトリガーアジマススラスターアジポッドインマルサットインディペンデンス級沿海域戦闘艦インキャットインタークーラーイージス艦衝突事故イオンイギリスイギリス海軍ウォータージェット推進エクラノプランエクソンバルディーズ号原油流出事故エクソン・ヴァルディーズオーストラリアガリンコ号ガントリークレーンガソリンエンジンキャビテーションクラッチクレーングローバル・ポジショニング・システムグローエンジンコネクティングロッドコンピュータコンテナコンテナターミナルコンテナ船シュナイダープロペラシリンダーシーウェイマックスシップ・オブ・ザ・イヤージャパン マリンユナイテッドジャイロ効果ジャイロコンパスジャイロスコープスロッシングスエズマックススクリューセメントセントローレンス海路タンカーターボチャージャータービンタグボートサーフィンサイドスラスターサギング・ホギング前後回転楕円体図解雑学シリーズ固有振動国立国会図書館国際単位系国際運河国際VHF砕氷船硫黄酸化物磁気コンパス空気空気バネ窒素酸化物竜骨 (船)紅稗型ミサイル艇継手総合無線通信士総務省繊維強化プラスチック省令甲板無線従事者燃費物理学物流相転移過給機遠心力遭難信号運河非常用位置指示無線標識装置面舵飛行艇飛行機馬力高速船貨物船軽油航空母艦航続距離航跡波航海計器舷窓船尾船体船首船長閘門蒸気タービン重力加速度重心重油自動車運搬船自動船舶識別装置自由度金属艦船英語電動機電解質造船造船科造船所造波抵抗LORANTEU抗力排気ガス揚力構造力学機械工学死海水上機水中翼船水路沱江級コルベット油圧沿岸警備隊法用語一覧淡水港湾工学滑走漁網漁船潤滑油潜水艦木材流体流体力学浮力海岸工学海峡海上における遭難及び安全に関する世界的な制度海上無線通信士海上特殊無線技士海上自衛隊海事海里海水海洋工学旅客船救命ボート救命胴衣15世紀21世紀2乗3乗の法則2ストローク機関2重反転プロペラ4ストローク機関 インデックスを展開 (197 もっと) »

A重油

A重油(Aじゅうゆ)は軽油の一種である。日本独自の税制上の油種区分では、A重油とは重油の一種とされているが、化学組成的、世界標準的には、軽油の一種である。.

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加速度

加速度(かそくど、acceleration)は、単位時間当たりの速度の変化率。速度がベクトルなので、加速度も同様にベクトルとなる。加速度はベクトルとして平行四辺形の法則で合成や分解ができるのは力や速度の場合と同様であるが、法線加速度、接線加速度に分解されることが多い。法線加速度は向きを変え、接線加速度は速さを変える。 速度を v とすれば、加速度 a は速度の時間 t についての微分であり, と定義される。 平面運動を極座標(r,θ)で表した場合、動径方向・角方向成分はそれぞれ となる。 一般に「減速度(げんそくど)」と言われるのは、負(進行方向と反対)の加速度の事である。また、進行方向を変える(曲がる)のは、進行方向とは異なる方向への加速度を受けるという事である。 遠心力による加速度を遠心加速度という。 物体に加速度がかかることと、力が加わることとは等価である。(運動の第2法則) ちなみに、加速度の単位時間当たりの変化率は、加加速度あるいは躍度とよばれる。.

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原子力空母

原子力空母(げんしりょくくうぼ)は、原子力を動力源とする航空母艦(空母)。艦内に原子炉を搭載し、原子核反応による反応熱を熱源とする蒸気タービンを動力機関に備えた戦闘用の大型艦船で、長大な航続力を誇る。 原子力空母は、通常英語では という日本の英語辞書によく見られる「」(直訳:「核空母」)という表現はあまり用いられない。。またアメリカ海軍の原子力空母に用いられている記号の は、「汎用航空母艦(原子力推進)」を意味する「」という船体分類法船体分類記号については英語版「Hull classification symbol」項を参照。を略称化した に由来する。.

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原子炉

建設中の沸騰水型原子炉(浜岡原子力発電所)国土航空写真 原子力工学における原子炉(げんしろ、nuclear reactor)とは、制御された核分裂連鎖反応を維持することができるよう核燃料などを配置した装置を言う。.

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はまなす (フェリー)

はまなすは、新日本海フェリーが運航するフェリー。.

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あかしあ

あかしあは、新日本海フェリーが運航するフェリー。舞鶴港と小樽港を結ぶ航路に就航している。.

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双胴船

双胴船(そうどうせん、カタマラン、Catamaran)とは、2つの船体(ハル、Hull)を甲板で平行に繋いだ船。.

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取舵

取舵(とりかじ、)とは、船舶の航行において、進行方向左に舵を転ずること。 実際の操船では“とぉぉりかぁじ”と発声する(反対の右に転ずる面舵は「おもぉぉかぁじ」となる)。これは号令を、甲板上の強風でも聞き違いされないための工夫であり、わざわざ明らかに異なるイントネーションとしたものである。.

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外輪船

外輪船(がいりんせん)は、推進器として水車型の装置である外輪を使う船。外車船・パドル船とも。 英語では、総称としてはpaddlewheelerで、特に外輪式蒸気船をpaddle steamerと呼ぶ。また、左右の舷側に外輪を持つ船をsidewheeler、船尾 (stern) に1つの外輪を持つ船をsternwheelerと呼ぶ。外輪はpaddle wheel (side wheel、stern wheel) と呼ぶ。 基本的に、機関で外輪を回転させ推進器として使う。ただし現代では、推進器は別にあり外輪は推進による水流を受けて回る単なる飾りであることもある。 初期の動力船は外輪船だったが、現代ではスクリュープロペラを使うスクリュー船にほとんど取って代わられた。.

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子午線

リニッジ天文台のかつての本初子午線(グリニッジ子午線)。現在の本初子午線は、この位置から、東へ、角度で5.301秒、距離にして102.478mの位置を通過している。 子午線(しごせん、)とは地球の赤道に直角に交差するように両極を結ぶ大円である。南北線(なんぼくせん)・南北圏(なんぼくけん)とも言う。同一経度の地点を結ぶ経線(けいせん、circles of longitude)と一致する。 子午線に対して直交するのが卯酉線(ぼうゆうせん)で、東西圏とも言う。これに対して同一緯度の地点を結ぶのが緯線である。.

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子午線弧

子午線弧(しごせんこ、Meridian arc)とは、測地学において、地球表面または地球楕円体に沿った子午線(経線)の弧を指す。子午線は楕円弧で南北方向に延びる測地線となる。 天文学において、2地点の天文緯度測定と子午線弧の長さとを結合することで地球の円周・半径を決定した。その始まりは、紀元前3世紀のエジプトのエラトステネスで、地球が球体であることを定量的に示した。 緯度差1分に相当する子午線弧長は、海里の定義にも参考にされた。.

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密度

密度(みつど)は、広義には、対象とする何かの混み合いの程度を示す。ただし、科学において、単に密度といえば、単位体積あたりの質量である。より厳密には、ある量(物理量など)が、空間(3 次元)あるいは面上(2 次元)、線上(1 次元)に分布していたとして、これらの空間、面、線の微小部分上に存在する当該量と、それぞれ対応する体積、面積、長さに対する比のことを(それぞれ、体積密度、面密度、線密度と言う)言う。微小部分は通常、単位体積、単位面積、単位長さ当たりに相当する場合が多い。勿論、4 次元以上の仮想的な場合でも、この関係は成立し、密度を定義することができる。 その他の密度としては、状態密度、電荷密度、磁束密度、電流密度、数密度など様々な量(物理量)に対応する密度が存在する(あるいは定義できる)。物理量以外でも人口密度、個体群密度、確率密度、などの値が様々なところで用いられている。密度効果という語もある。.

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岸壁

岸壁(がんぺき)とは、港湾の埠頭における係留施設の一種。係船岸壁、あるいは係船岸(けいせんがん)とも。水域に対して壁状の構造をなしており、船舶が係留して人や貨物の積み卸しができるようになっている。岸壁と同構造で水深が4.5m以下のものを日本では物揚場(ものあげば)といって区別するが、岸壁と物揚場との間に本質的な差異はないので、本項では物揚場も含めた岸壁構造物について概説する。.

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工学

工学(こうがく、engineering)とは、.

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左右

この写真の場合、1, 2, 3, 4, 5がある方向が右、7, 8, 9, 10, 11がある方向が左となり、6と12は左右の区別の内に含まれない。 左右(さゆう、ひだりみぎ)とは、六方位(六方)の名称の一つで、横・幅を指す方位の総称。絶対的な方向ではなく、おのおのの観測者にとって、上(同時に下)と前(同時に後)の方向が定まった時に、そしてその時初めて、その観測者にとっての左と右の方向が決まる。前後、上下とは直角に交差し、左と右は互いに正反対である。 アナログ時計に向かって、7 から 11 までの文字盤がある方向を左(ひだり)、1 から 5 までの文字盤がある方向を右(みぎ)という。あるいは南を下、北を上とした時、東の方向が右、西の方向が左となる。 左右の概念は、また鏡像関係にある二つの存在を区別するためにも援用される。.

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上下

上下(じょうげ、うえした)とは、六方位(六方)の名称の一つで、高さ・深さを指す方位の概念を表す言葉である。.

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中国人民解放軍海軍

中国人民解放軍海軍(ちゅうごくじんみんかいほうぐんかいぐん)は、中華人民共和国の海軍組織であり、中国共産党が指導する人民解放軍の海軍部門である。 「人民解放海軍」と表記されることがあるが、「人民解放軍 海軍」が正式な組織名称である。.

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中華民国海軍

中華民国海軍(ちゅうかみんこくかいぐん、中華民國海軍)は中華民国(台湾)の海軍である。.

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帆船

ヨット(帆船)の例、背後の帆船は海王丸II世 シップの例(ノルウェー船籍のChristian Radich号) 帆船(はんせん)とは「帆」に風を受けて推進力とする船のことである。.

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乗組員

乗組員(のりくみいん)とは、船や飛行機などに乗り込んで、運航や操業などの仕事を行う人のことである。英語ではクルー (Crew)と呼ばれる。 乗組員は以下のようにも呼ばれる。.

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交通

交通(こうつう)とは、人や物が物理的に行き交うことであり、人間の社会活動に伴って発生する社会現象である。「交通」は広義には思想の場所的移動(通信)も含む概念である靑野寿郎・保柳睦美監修『人文地理事典』 p.212 1951年 古今書院。ただし、一般に「交通」という場合には通信を含まない語として使われる場合がほとんどであり、例えば学問上も交通工学や交通経済学、交通地理学といった学問領域は通信を対象に含めない。.

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交通工学

交通工学(こうつうこうがく、英語:transportation engineering または traffic engineering)とは交通全般の問題に取り組む工学で、土木工学の一分野である。.

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座礁

座礁(ざしょう)とは、船舶が暗礁や浅瀬に乗り上げ、動けなくなることを指す。元々の用字は坐礁である。ともいう。 座礁した船舶は、海底の地形などによっては座礁後に横転・転覆してしまうこともあり、岩など固い障害物の上に座礁した場合、座礁したと同時に船体に穴があいたり、あるいは波によって繰り返しゆさぶられる間に穴が開き、海水が流入し沈没してしまう場合もある。船の操縦者が通常行っている操船が一切できなくなり、自力で打てる対応策がほとんど残されていない危機的な状態であり、一般的に船乗りからは非常に恐れられている。 基本的には海難事故として発生している。ただし例外的に、沈没を免れるために意図的に座礁させる場合や、軍事的な港湾封鎖(閉塞作戦)のために意図的に船舶を座礁させる場合もある。 また、クジラやイルカなどの海洋生物が潮流で乗り上げてしまうことも座礁と呼ばれる。生きたまま座礁する場合はライブストランディングとも呼ぶ。(座礁鯨も参照の事).

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亜鉛

亜鉛(あえん、zinc、zincum)は原子番号30の金属元素。元素記号は Zn。亜鉛族元素の一つ。安定な結晶構造は、六方最密充填構造 (HCP) の金属。必須ミネラル(無機質)16種の一つ。.

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強度

材料の強度(きょうど)あるいは強さ(つよさ)とは、その材料が持つ、変形や破壊に対する抵抗力を指す。 古くから経験的に把握されていた材料における強度の概念について最初に定量化を試みたのはレオナルド・ダ・ヴィンチであるが、彼の個人的なノートでの記述に限られていた。一般に公開された書物としては1638年に出版されたガリレオ・ガリレイの『新科学対話』における記述が最初である。18世紀に入ると引張試験や曲げ試験など様々な強度試験の方法が確立し、ステファン・ティモシェンコの確立した材料力学の考え方とともに建築分野や機械設計分野の基礎を支えていると一般のエンジニアには思われている。しかしながら、戦場の最前線のごとく、破損した材料の屍を築く領域や、永久には持たないならその寿命を工学的に管理するなど分野においては、破壊力学(靭性)的考え方を採用することも重要で、一般の人々の感覚に還元すると強度と靭性のバランスポイントがありそこが最も強度が高いという認識になる。 強度を表す指標は様々であり、材料の変形挙動の種類によって以下のように用語を使い分ける。; 降伏強さ; 引張強さ; 延性; 破壊エネルギー(靭性); 曲げ強度(抗折力); 硬度.

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弾性

弾性(だんせい、elasticity)とは、応力を加えるとひずみが生じるが、除荷すれば元の寸法に戻る性質をいう。一般には固体について言われることが多い。 弾性は性質を表す語であって、それ自体は数値で表される指標ではない。弾性の程度を表す指標としては、弾性限界、弾性率等がある。弾性限界は、応力を加えることにより生じたひずみが、除荷すれば元の寸法に戻る応力の限界値である。弾性率は、応力とひずみの間の比例定数であって、ヤング率もその一種である。 一般的にはゴム等の材料に対して「高弾性」という表現が用いられる。この場合の「高弾性」とは弾性限界が大きいことを指す。しかしながら、前述の通り、弾性に関する指標は弾性限界だけでなく弾性率等があって、例えば、ゴムの場合には弾性限界は大きいが弾性率は小さいため、「高弾性」という表現は混同を生じる恐れがある。 英語で弾性をというが、この語源はギリシャ語の「ελαστικος(elastikos:推進力のある、弾みのある)」からきている。また、一般的には弾力や弾力性等の語が使われるが、これらはほぼ弾性と同義である。 現実に存在する物質は必ず弾性の他に粘性を持ち、粘弾性体である。物質が有する粘弾性のうち弾性に特に着目した場合、弾性を有する物質を弾性体と呼ぶ。.

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復原性

復原性(ふくげんせい)とは、ヨットをはじめとする船舶において、波や風の力、旋回時の遠心力で船体が傾けられた際に、どの程度の角度まで転覆せずに持ちこたえ、外部からの応力が減じた際にもとの姿勢に復元出来るかを示す言葉。復原力とも言う。ちなみに「復元」ではなく「復原」と表記する。 復原性が高いほど、激しく傾いた状態からでも元の姿勢に戻れるバランスを持っていると言える。外洋ヨットなどでは、復原力が180度を越えるものさえ存在する。つまり、完全に転覆して上下が逆さまにひっくり返った状態からでも、外部の力に頼る事無く、自然に元の姿勢に戻れるバランスを持っているという事になるが、ヨットの場合は、セーリング時に横滑りを防ぐためのセンターボードが船底につけてあり、その下部に重いバラスト(錘)を入れる事で、復原力を生み出させる事が出来るために、このような構造を実現する事が可能になっている。 船底から水中にぶら下がったセンターボードなどを持たない普通の船舶では、ここまで極端な復原力を持たせる事は難しい。 基本的には、船体の重心の高さと、浮力の中心(浮心)との位置関係によって復原力は変化する。船体が傾くと、水中に没している部分(つまり、その時点での浮力を生み出している部分)の形状や容積が変化するので、自然と浮力の中心である浮心の位置も移動する。移動した浮心から鉛直方向に伸ばした線と、初期状態の浮心と重心とを結んだ垂線とが交わる位置を「メタセンター」と呼び、重心点からメタセンターまでの距離を「メタセンター高さ」と呼んで、この数値が復原力を示す一つの目安となっている。傾きが極端でなければメタセンターの位置は一定だと見なせるので、重心がメタセンターより下にあるほど復原力が高いとも考える事が出来る。 復原性を向上させる手段としてバルジの装着がある、バルジがあると船体が傾いたときに水没している部分の容積が大きくなり重心点からメタセンターまでの距離が長くなるため復原性が向上する。もう一つは船底にバラストを搭載して重心を下げることだが、これは排水量と水の抵抗が増大して安定性と引き替えに速度低下や燃費の悪化などのマイナス要因が多い。 メタセンターと重心の距離が離れていると復原力は強くなるが左右に傾斜しやすい船体を強い復原力でふり戻す構造になるため、左右に激しく揺れるようになり安定性は損なわれる。 友鶴事件で転覆した軍艦は重心の上昇に対処するために船体の断面形状を工夫してメタセンター高さを高くして復原力を確保しようとしたが、結果としてうまくいかなかった。 船が極端に傾いてメタセンター高さが減少するほど復原力は低下していく。メタセンター位置が重心よりも下に移動してメタセンター高さが負の値になった時には、もはや船体を復原させる力は働かず、加重はより船を傾かせる方向へと働く事になって、そのまま転覆する。.

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後流

流体力学において、後流(こうりゅう)もしくは伴流(はんりゅう、wake)とは、流体中を運動するか、流れの中で静止している鈍い物体(流線型ではない物体)の背後に現れる乱れた領域。物体と流体との間の粘性力によって生じる。境界層剥離や乱流、流速の低下を伴うことがある。.

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地球

地球(ちきゅう、Terra、Earth)とは、人類など多くの生命体が生存する天体である広辞苑 第五版 p. 1706.。太陽系にある惑星の1つ。太陽から3番目に近く、表面に水、空気中に酸素を大量に蓄え、多様な生物が生存することを特徴とする惑星である。.

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地球の自転

地球の自転の様子 地球の自転(ちきゅうのじてん、Earth's rotation)とは、地球が自身の地軸の周りを回転すること(自転)である。 回転方向は東向きであり、地軸の北方向を正とすると右手回りである。北極星からは反時計回りに見える。 地球の自転は、国際地球回転・基準系事業(IERS)によって監視されている。.

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地面効果翼機

right 地面効果翼機(じめんこうかよくき)(Wing In Ground-effect vehicle,WIG)とは、地面効果を利用して地表ないし水面から数十センチ~数メートルほどの高度で航行する航空機もしくは船舶の一種である。水面効果翼船や表面効果翼船(wing-in-Surface-Effect-Ship, SES, Ground Effect Machine, GEM) と幾つか異なる名称があるが、いずれも基本原理は同一である。 外見は主翼の短い航空機に近く、その翼によって揚力を得て浮上する。ゆえに航空機に準じる速度で航行することができ、一方で地面効果によって大きな揚力を発揮し、通常の航空機では不可能なほどの大重量を搭載できる。それほど普及してはいないものの第二次世界大戦頃から現在まで研究・開発が行われており、民間用・軍用として少なくない数の機体が製造されている。実用例として有名なものにロシアで開発されたエクラノプランがある。.

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ナッチャンWorld

ナッチャンWorldと横浜ベイブリッジ。船首にインキャット社ロゴと、本船のHull Noの065が確認できる。2009年3月7日。 横浜港大さん橋ふ頭に舷側接岸したナッチャンWorld。2009年3月7日。 ナッチャンWorld(ナッチャンわーるど)は、東日本フェリーが青森港と函館港の間(青函航路)で運航していた高速フェリーである。.

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ナツメ社

ナツメ社(ナツメしゃ)は日本の出版社。神保町の自社ビルに本社がある。かつてはパソコン図書や文房具の専門誌なども出版していたが、現在では実用書、看護書、資格書、語学書、保育書等を出版している。.

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マラッカマックス

マラッカマックスのタンカーは、ペルシャ湾から中国や日本へ石油を輸送することができる マラッカマックス(Malaccamax)は、マラッカ海峡を通航可能な最大の船の大きさを指す言葉である。.

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マイル

マイル(、記号:mile、mi)は、ヤード・ポンド法等における長さ (length) の単位である。 今日では、マイルという単位は通常は、主に陸上の長さの計測に用いられる 1 国際マイル.

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ネズミイルカ科

ネズミイルカ科(鼠海豚科、Phocoenidae)は、クジラ目ハクジラ亜目に属する科の一つ。現生種は3属6種で構成される。 英語ではネズミイルカはporpoiseと呼ばれ、その他のイルカdolphinとは区別されている。porpoiseとdolphinの主な違いは歯と頭部の形状である。ただし、日常レベルの英語では小型のイルカを差してporpoiseと呼び、逆にネズミイルカをdolphinと呼ぶこともある。 全て海棲であり、多くは沿岸に棲息する。.

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バルバス・バウ

バルバス・バウ()とは、船の造波抵抗を打ち消すために、喫水線下の船首に設けた球状の突起。球状船首(きゅうじょうせんしゅ)、船首バルブともいう。.

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バックミンスター・フラー

リチャード・バックミンスター・フラー(Richard Buckminster Fuller, 1895年7月12日 - 1983年7月1日)は、アメリカのマサチューセッツ州出身の思想家、デザイナー、構造家、建築家、発明家、詩人。.

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ポリエステル

ポリエステル (polyester) (PEs) とは多価カルボン酸(ジカルボン酸)とポリアルコール(ジオール)との重縮合体である。ポリアルコール(アルコール性の官能基 -OH を複数有する化合物)と、多価カルボン酸(カルボン酸官能基 -COOH を複数有する化合物)を反応(脱水縮合)させて作ることを基本とする。中でも最も多く生産されているものはテレフタル酸とエチレングリコールから製造されるポリエチレンテレフタラート (PET) である。PETのリサイクルマーク(SPIコード)は1である。 多価カルボン酸は、無水物を使用すれば、脱水は起こらず、また多価カルボン酸のエステル(たとえばメチルエステル)を使用して、エステル交換反応も利用される。.

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モーメント

力学において、原点 O から点 P へ向かう位置ベクトル \vec と、点 P におけるベクトル量 \vec との外積(ベクトル積) \vec \times \vec を、O 点まわりの \vec のモーメント(英語:moment)あるいは能率という。また、ある軸まわりのモーメントは、ある軸方向の単位ベクトルを \vec とすると、混合3重積\vec \cdot (\vec \times \vec) で表される。こちらはスカラー量である。モーメントは、しばしば物体の回転運動を記述する際に利用される。.

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モーターボート

モーターボート(Motorboat)とは、ボートにエンジンを搭載して水面を走る船舶である。.

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ユニフロー掃気ディーゼルエンジン

最も単純なユニフロー掃気ディーゼルエンジンの概念図 ユニフロー掃気ディーゼルエンジン(ユニフローそうきディーゼルエンジン、Uniflow scavenging Diesel engine)は、2ストロークディーゼルエンジンの一形式。シリンダー内の吸排気の流れを下方から上方への一方向とし、排気の残留を無くしたもの。「単流掃気方式」とも呼ばれ、単にユニフローディーゼルと省略される場合もある。 現在、生産されている唯一の2ストロークディーゼル機関の形式である。.

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ヨーイング

ヨーイング (yawing) とは、乗り物など前後・左右・上下が決まった物体が、上下を軸として(つまり、水平面内で)回転すること。ヨー (yaw) とも。なお、左右を軸にした回転がピッチング (pitching) またはピッチ (pitch)、前後を軸にした回転がローリング (rolling) またはロール (roll) である。 主に、航空機、自動車、船舶、鉄道車両について言うことが多い。 飛行機がヨーイングを制御する(ヨーイングする、またはヨーイングを抑える)には、方向舵(ラダー)を使う。ただし、ラダーのみで旋回を行った場合は、横滑りの危険が生じる。実際に飛行機が旋回を行う場合は、旋回方向へのローリング、そして機体が傾いた状態からはピッチングを併せて行うのが通常である。そのため飛行機の旋回においては、ローリング、ヨーイング、ピッチングの3動作が全て関わる事になる。 鉄道車両のヨーイングについては蛇行動を参照。.

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ラッシュ船

ライン・フォレスト」(MV Rhine Forest)ロッテルダム港にて ラッシュ船(ラッシュせん)は、艀を搭載して輸送するための船である。ラッシュは英語のlighter aboard shipを略したLASHから来ている。lighterという言葉が艀という意味を表す。ラッシュ船は、動力のない艀を海に隔てられた内水面の間で輸送する必要に応えて開発された。動力のない艀は、港湾・運河・河川などで押されたり牽かれたりして移動し、自力で移動することはできない。LASH船、バージキャリアなどともいう。 艀を輸送できる船全てをラッシュ船というわけではない。艀の規格や搭載方法などに応じて艀を輸送するシステムにはシービーシステムやBACATシステムなど複数の方式があり(後述)、そのうちの特定の方式がラッシュシステムと呼ばれる。バージキャリアという言葉は艀を輸送する船全体に対して用いられる言葉である。.

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レーダー

レーダー用パラボラアンテナ(直径40m) レーダー(Radar)とは、電波を対象物に向けて発射し、その反射波を測定することにより、対象物までの距離や方向を測る装置である。.

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ローリング

ーリング (rolling) とは、乗り物など前後・左右・上下が決まった物体が、前後の軸に対して回転(あるいは傾斜)すること。単にロール (roll) ともいい、船舶では横揺れという。なお、左右の軸まわりの回転がピッチング (pitching) またはピッチ (pitch)で、上下軸まわりの回転がヨーイング (yawing) またはヨー (yaw)と呼ぶ。 特に、航空機、船舶、自動車について言うことが多く、ロール量は角度で表される。ロール方向の動きに制限の少ない航空機では、90度、180度、360度ロールなども可能である。機体の中心軸の回転運動成分をローリング、その回転角度をロール角という。なお、路面、線路の傾き(カント)や、二輪車で車体を傾ける操作など、ロール方向の傾斜をバンク(bank)と呼ぶこともある。.

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ロープ

船舶係留用ロープ コイルロープ(Z縒り) ロープとは、紐や針金などの細長い繊維または素線を、さらに縒り合わせたもの。 けん引や支持などを目的とするロープは綱(つな)ともいい、縛るためのロープは縄(なわ)ともいう。また、登山の用途に用いるものをザイルと呼ぶことが多いが、これはドイツ語で「綱」の意味であり、英語のロープと同義語である。.

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ワット

ワット(watt, 記号: W)とは仕事率や電力、工率、放射束、をあらわすSIの単位(SI組立単位)であるJIS Z 8203:2000 国際単位系 (SI) 及びその使い方。.

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ボラード

岸壁に設置された繋留用のボラード(係船柱) ボラード(bollard)は、岸壁に設置して船を繋留したり、道路や広場などに設置して自動車の進入を阻止したりする目的で設置される、地面から突き出した杭である。本来の意味は、岸壁に設置して船を繋留する目的の方であったが、今では道路交通を制御したり指示したりするための様々な構造物をも指す。この単語は木の幹を意味するboleという単語と関連している可能性がある。.

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ボルタ電池

銅と亜鉛を用いたボルタ電池の仕組み 宇田川榕菴の「舎密開宗」より、ボルタ電池の解説 ボルタ電池(ボルタでんち)とは、イタリアの物理学者、ボルタが考えた起電力0.76Vの一次電池であり、最初のガルバニ電池である。1794年に発明されたボルタ電堆を改良したもので、1800年に発明された。.

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ボート

ボート(boot; boat)あるいは短艇(たんてい、端艇)は、通常、河川・湖沼・沿岸で使用される小型船舶で、しばしばより大型の船舶に搭載されて運用される。.

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ボアストローク比

ボアストローク比(ボアストロークひ bore/stroke ratio)とは、レシプロエンジンにおけるシリンダーボア(内径)とピストンストローク(行程)の比率のことでストロークをボアで割った値である。.

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ボイラー

ボイラー(boiler)は、燃料を燃焼させる燃焼室(火室)と、その燃焼で得た熱を水に伝えて水蒸気や温水(=湯)に換える熱交換装置を持つ、水蒸気や湯、及びそれらの形で熱を、発生する機器である。 日本工業規格(JIS)や学術用語集ではボイラと表記されるほか、汽缶(きかん、汽罐)、あるいは単に缶やカマともいう。主に工場、建築物等で利用される熱や水蒸気をつくることや、蒸気機関車等の動力源として、古くから利用されており、現在でも火力発電所などの発電設備ならびに大型船舶では、蒸気タービンと並んで主要な設備である。 原子力発電所は加熱源としてボイラを原子炉に置き換えたもの。一般にボイラとは燃料の燃焼熱を加熱源とするものを指す。原子炉はボイラと比べて特異な点が多く、別の専門分野として扱われている。 給湯や温水暖房などでの利用のみを目的とし、高圧蒸気を発生させない物を、特に無圧ボイラーと呼んで区別する場合がある。.

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トルク

トルク(torque)とは、力学において、ある固定された回転軸を中心にはたらく、回転軸のまわりの力のモーメントである。一般的には「ねじりの強さ」として表される。力矩、ねじりモーメントとも言う。.

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プレジャーボート

逗子マリーナに陸上保管されるプレジャーボート群 プレジャーボート(pleasure boat, pleasure craft)とは、海洋レジャーに使われる船艇の総称知恵蔵 2013。ヨット、モーターボート、水上オートバイなど。.

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プロペラ

プロペラ は、飛行機や船などに装備され、原動機から出力される回転力を推進力へと変換するための装置である。揚力を得るための複数枚のブレード(羽根)、ブレードを支持するとともにシャフトからの出力を伝えるハブ、その他の部品によって構成される。 スクリューとも呼ばれる舶用のものについてはスクリュープロペラの記事を参照。 回転数を上げることでパワー(推力・速度)を上げることができるが、後述のように空気中でも水中でも限界がある。.

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プロペラシャフト

プロペラシャフト(propeller shaft)は乗り物に用いられる部品の1つで、原動機の動力を軸の回転によって伝達を行なう。元来はスクリュープロペラを駆動する軸のことであるが、船舶以外でも同様に進行方向と平行に配置される動力伝達軸を総じてこのように呼ぶ。.

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パナマックス

パナマ運河のミラフローレス閘門。2隻の船が壁ぎりぎりに収まっている。 パナマックス(Panamax)とは、パナマ運河を通過できる船の最大の大きさ。閘門の寸法、水深により制限されている。これは、貨物船を設計するときの重要な要素であり、多くの船が制限値ぎりぎりの設計で作られていると伴に、事実上、世界の大洋を制約無く航行できる最大サイズである。.

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ビューフォート風力階級

ビューフォート風力階級(ビューフォートふうりょくかいきゅう、(the) Beaufort scale)は、風力(風の強さ)を分類するための風速の尺度である。.

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ビルディング

ビルディング(w:building).

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ピッチング

ピッチング (pitching) とは、乗り物など前後・左右・上下が決まった物体が、左右を軸として(いわゆる「上下に」)回転すること。ピッチ (pitch) とも。なお、前後を軸にした回転がローリング (rolling) またはロール (roll)、上下を軸にした回転がヨーイング (yawing) またはヨー (yaw) である。 主に、航空機や船舶について言うことが多い。.

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ピストン

ピストン(Piston)とは、機械部品の一種。中空の円筒形の部品の内側にはまりこむ円筒形のものの一般的な名称。ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関や、蒸気機関やスターリングエンジンなどの外燃機関に使われるほか、注射器の内筒や管楽器の音程を決めるバルブ部分にも使われているほか、身近な利用例に水洗便器用洗浄弁であるフラッシュバルブのピストンバルブがある。 以下、本稿ではレシプロエンジンのピストンについて述べる。.

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デリック

デリック(derrick)とは、本体とは別に設置された原動機付のウインチ(巻上機)からワイヤを介して本体ブームの上げ下げや旋回を行うことで稼動する機械装置のことである。.

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デッカ

デッ.

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フィンスタビライザー

フィンスタビライザー(Fin Stabilizer)は船の航行時の揺れ(ローリング)を抑える減揺装置の一種である。 船底近くの両舷に魚のひれ(Fin)のような金属板が突き出しており、船の揺れに対応して航行時の水流に対する角度が自動的に調整され、この時生じる揚力によって揺れを最小限に抑えるよう働く。船体に沿って流れる水流を利用しているため、船速が早ければ効果は強く、遅ければ弱く現れ、船が停止すれば全く効果を失う。 20世紀末から多くの船では、狭い水路や接岸時、揺れのない時には、フィンが根元で折れ曲がり船体内に格納出来るようになっている。 軍艦や客船・カーフェリーなど多くの船で使われている。フィン・スタビライザーは、三菱造船(現三菱重工業)の元良信太郎博士が発明し、1923年に対馬商船「睦丸」に世界で最初に取り付けられた。しかし、制御技術の未熟だった当時では十分な効果を発揮することが出来ず、特許はイギリス企業に売却され、第二次世界大戦ではイギリスやアメリカの駆逐艦が装備していたのに日本の軍艦には装備されなかったという八木・宇田アンテナと同じ状態に陥っており、戦後になって海外から技術の逆導入という形で日本の造船業界に入ってきた。 船の揺れはその原因となる波が単純な正弦波ばかりではないため予測は難しく、フィン・スタビライザーの細かな制御は、実際の船体の遥動を加速度センサーなどによって検知することでおこなわれるのが主体となる。このため、揺れを小さくは出来ても無くすことは難しく、.

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フェリー

ダニエル・カサノバ (コルシカ・リネア) - マルセイユ(フランス) 新港第三突堤へ入港する「りつりん2」 世界最大のフェリー「カラー・ファンタジー」 en)。ヘルシンキのオリンピア埠頭にて撮影。 フェリー(ferry)とは、日常の交通手段として使われる(観光客専用ではない)客船・貨客船の事である。.

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ホバークラフト

三井造船製MV-PP10大分ホーバーフェリー所属大分空港沖で2004年7月撮影 ホバークラフト(英語:hovercraft、ホーバークラフト)は、平坦な面であれば地上・水上・雪上を区別無く進むことのできる乗り物である。この呼称は商標であり、一般呼称はエアクッション艇(air-cushion vehicle:ACV)または空気浮揚艇。日本における運用では、主に水上走行することから法律上は船舶に分類している。 近年の図鑑や新聞では「ホバークラフト」との表記が多いが、以前は「ホバー」「ホーバー」の、どちらもよく見られた。大分ホーバーフェリーの地元大分をはじめ関係の地域では、その名称(建造元である三井造船が「ホーバー」としたため)から、現在も「ホーバー」のほうが一般的である。.

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ダクテッドファン

ダクテッドファンとは、円筒形のダクトやナセルの中にプロペラ状のファンを据え、それを回転させることによって推力を生み出す推進器の一種である。もともと航空機用に研究されてきたが、量産航空機での採用は2例しかなく、むしろホバークラフトやラジコン飛行機の推進器としてよく採用される。.

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ベルヌーイの定理

ベルヌーイの定理(ベルヌーイのていり、Bernoulli's principle)またはベルヌーイの法則とは、非粘性流体(完全流体)のいくつかの特別な場合において、ベルヌーイの式と呼ばれる運動方程式の第一積分が存在することを述べた定理である。ベルヌーイの式は流体の速さと圧力と外力のポテンシャルの関係を記述する式で、力学的エネルギー保存則に相当する。この定理により流体の挙動を平易に表すことができる。ダニエル・ベルヌーイ(Daniel Bernoulli 1700-1782)によって1738年に発表された。なお、運動方程式からのベルヌーイの定理の完全な誘導はその後の1752年にレオンハルト・オイラーにより行われた 。 ベルヌーイの定理は適用する非粘性流体の分類に応じて様々なタイプに分かれるが、大きく二つのタイプに分類できる。外力が保存力であること、バロトロピック性(密度が圧力のみの関数となる)という条件に加えて、 である。(I)の法則は流線上(正確にはベルヌーイ面上)でのみベルヌーイの式が成り立つという制限があるが、(II)の法則は全空間で式が成立する。 最も典型的な例である 外力のない非粘性・非圧縮性流体の定常な流れに対して \fracv^2 + \frac.

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制御工学

制御工学(せいぎょこうがく、英語:control engineering)とは、入力および出力を持つシステムにおいて、その(状態変数ないし)出力を自由に制御する方法全般にかかわる学問分野を指す。主にフィードバック制御を対象にした工学である。 大別すると、制御工学は、数理モデルに対して主に数学を応用する制御理論と、それを実モデルに適用していく制御応用とからなる。応用分野は機械系、電気系、化学プロセスが中心であるが、ものを操ることに関する問題が含まれれば制御工学の対象となるため、広範な分野と関連がある。.

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喫水

喫水または吃水(きっすい、draft、)とは、船舶が水上にある際に船体が沈む深さ、すなわち船体の一番下から水面までの垂直距離のことである。.

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告示

告示(こくじ)とは、国や地方公共団体などの公の機関が、必要な事項を公示する行為又はその行為の形式をいう。.

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アノード

アノード (Anode) とは、外部回路から電流が流れ込む電極のこと。外部回路へ電子が流れ出す電極とも言える。 電気分解や電池においては、アノードは電気化学的に酸化が起こる電極である。真空管では構造上プレートと呼ばれることが多い。 アノードという語はマイケル・ファラデーにより命名され、ギリシア語で上り口を意味するAnodosに由来する。 アノードと逆の電極はカソードである。アノードとカソードの区別は、電流(電子)の向きによって決まるのであり、電位の高低によらないことに注意を要する。陽極と陰極の区別は電位の高低によるとする流儀(電圧の方向による区別)と、アノード・カソードの直訳とする流儀(電流の方向による区別)があり、用語として混乱している。正極・負極という用語は、電位の高い側・低い側という意味で定着しているので、電位の高い低いの区別には正極・負極を、電流の向きの区別にはアノード・カソードを用いるのが望ましい。 正極・負極で表現すると、アノードは、真空管や電気分解では正極、電池の場合は負極である。.

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アラビア半島

アラビア半島(アラビアはんとう、شبه الجزيرة العربية、単にアラビアとも)は、アジアとアフリカを繋ぐ場所に位置する西アジア南西の巨大な半島である。アラビア語では「アラブの島」を意味するジャジーラ・アルアラブと呼ばれている。半島としては世界最大である。.

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アルミニウム

アルミニウム(aluminium、aluminium, aluminum )は、原子番号 13、原子量 26.98 の元素である。元素記号は Al。日本語では、かつては軽銀(けいぎん、銀に似た外見をもち軽いことから)や礬素(ばんそ、ミョウバン(明礬)から)とも呼ばれた。アルミニウムをアルミと略すことも多い。 「アルミ箔」、「アルミサッシ」、一円硬貨などアルミニウムを使用した日用品は数多く、非常に生活に身近な金属である。天然には化合物のかたちで広く分布し、ケイ素や酸素とともに地殻を形成する主な元素の一つである。自然アルミニウム (Aluminium, Native Aluminium) というかたちで単体での産出も知られているが、稀である。単体での産出が稀少であったため、自然界に広く分布する元素であるにもかかわらず発見が19世紀初頭と非常に遅く、精錬に大量の電力を必要とするため工業原料として広く使用されるようになるのは20世紀に入ってからと、金属としての使用の歴史はほかの重要金属に比べて非常に浅い。 単体は銀白色の金属で、常温常圧で良い熱伝導性・電気伝導性を持ち、加工性が良く、実用金属としては軽量であるため、広く用いられている。熱力学的に酸化されやすい金属ではあるが、空気中では表面にできた酸化皮膜により内部が保護されるため高い耐食性を持つ。.

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アルミニウム合金

アルミニウム合金(アルミニウムごうきん、)は、アルミニウムを主成分とする合金である。アルミニウムには軽いという特徴がある一方、純アルミニウムは軟らかい金属であるため、銅(Cu)、マンガン(Mn)、ケイ素(Si)、マグネシウム(Mg)、亜鉛(Zn)、ニッケル(Ni)などと合金にすることで強度など金属材料としての特性の向上が図られる。アルミニウム合金を加工する場合、大きく分けて展伸法と鋳造法が採用される。 アルミニウム合金の軽さと強度を応用した例として、航空機材料としてのジュラルミンの利用が挙げられる。ジュラルミンはAl-Zn-Mg-Cu系のアルミニウム合金である。 アルミニウム合金は高い強度を持つ反面、溶接・溶断は特に難しく、用途変更に応じた改造や、破損の際の修繕は鋼などに比べて困難である。.

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アルキメディアン・スクリュー

アルキメディアン・スクリュー 、アルキメデスの螺旋、またはスクリューポンプとはポンプ、スクリューの一種で、主に液体の搬送などに使われるほか、砕氷船等の推進器としても用いられる。アルキメデスが発明したとの言い伝えからこの名が付けられたが、アルキメデスの時代よりも4世紀前の紀元前7世紀、アッシリア王センナケリブの時代に既に使用されていたとする学説もある。.

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アルキメデス

アルキメデス(Archimedes、Ἀρχιμήδης、紀元前287年? - 紀元前212年)は、古代ギリシアの数学者、物理学者、技術者、発明家、天文学者。古典古代における第一級の科学者という評価を得ている。.

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アルキメデスの原理

アルキメデスの原理(アルキメデスのげんり)は、アルキメデスが発見した物理学の法則。「流体中の物体は、その物体が押しのけている流体の重さ(重量)と同じ大きさで上向きの浮力を受ける」というものである。.

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アースレース

アースレース(英語:Earthrace)は、バイオディーゼル燃料を使用する三胴船型の高速船。モーターボートによる世界一周最速航海記録を更新する計画ために建造された。後にシーシェパードの抗議活動に参加することになりアディ・ギル(Ady Gil)と改名され、日本の捕鯨に対する抗議活動に使用されるが、2010年に日本の捕鯨船に衝突後、大破した。.

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アウトリガー

アウトリガー(outrigger)は、舷外浮材(げんがいふざい)とも訳し、安定性を増し転覆を防止するために、舷外(通常、船体の横)に突き出して固定される浮きである 転じて、船舶に限らず、安定性を増すために側部に突き出した装備も意味する。 元は海事用語で、舷外に突き出した装具全般(突き梁、クラッチ受けなど)を意味する。 は艤装・装備の意味である。.

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アジマススラスター

アジマススラスター (azimuth thruster) は船舶の推進装置の一種で、水平方向に360度回転するポッドにプロペラを装備したもの。.

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アジポッド

フォルム海事博物館に展示されている USCGC ''Mackinaw''のアジポッド アジポッド(Azipod)とは、アセア・ブラウン・ボベリ (ABB) が開発、生産するアジマススラスターのブランド名である。原型はフィンランドのバルチラ造船所の船舶推進部門が電気推進のアジマススラスターとして開発した。.

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インマルサット

Inmarsat-3 衛星 インマルサット衛星電話の使用の様子(インドネシア・ニアス島) インマルサット(Inmarsat)は、通信衛星による移動体通信を提供する民間企業(Inmarsat plc)、及び、その商標である。 1979年に設立された国際機関である国際海事衛星機構(、国際移動通信衛星機構の前身)の事業部分を引き継いだ企業であり、社名も同機関の略称に由来している。商標権は同機構にある(日本の商標登録番号は第4117102号)。.

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インディペンデンス級沿海域戦闘艦

インディペンデンス級沿海域戦闘艦(インディペンデンスきゅうえんかいいきせんとうかん、)は、アメリカ海軍の沿海域戦闘艦(LCS)の艦級。アメリカ海軍の関連団体であるアメリカ海軍協会(USNI)では哨戒艦、ジェーン海軍年鑑ではフリゲートとして種別している。.

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インキャット

インキャット(INCAT)はオーストラリアのタスマニア州ホバートに本社を置く造船会社で、主に高速双胴船を建造している。.

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インタークーラー

インタークーラー(intercooler)は、船舶、鉄道車両、自動車、航空機や発電機などに用いられる過給機(ターボ、スーパーチャージャーなど)付き内燃機関用補機で、過給機の圧縮により温度が上がった空気を冷却する熱交換器である。燃費効率と出力(トルク、仕事率)が向上する。.

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イージス艦衝突事故

イージス艦衝突事故(イージスかんしょうとつじこ)とは2008年(平成20年)2月19日に海上自衛隊所属のイージス艦と漁船とが衝突して発生した海難事故。海難審判での事件名は護衛艦あたご漁船清徳丸衝突事件。.

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イオン

イオン(Ion、ion)とは、電子の過剰あるいは欠損により電荷を帯びた原子または原子団のことである。電離層などのプラズマ、電解質の水溶液、イオン結晶などのイオン結合性を持つ物質内などに存在する。 陰極や陽極に引かれて動くことから、ギリシャ語のἰόνイオン, ローマ字表記でion("going")より、 ion(移動)の名が付けられた。.

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イギリス

レートブリテン及び北アイルランド連合王国(グレートブリテンおよびきたアイルランドれんごうおうこく、United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)、通称の一例としてイギリス、あるいは英国(えいこく)は、ヨーロッパ大陸の北西岸に位置するグレートブリテン島・アイルランド島北東部・その他多くの島々から成る同君連合型の主権国家である。イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの国で構成されている。 また、イギリスの擬人化にジョン・ブル、ブリタニアがある。.

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イギリス海軍

王立海軍(おうりつかいぐん、Royal Navy)は、イギリスの海軍。イギリス海軍、英国海軍などとも表記される。.

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ウォータージェット推進

離岸のためナッチャンWorldのウォータージェット推進器 が作動する様子 ナッチャンWorldの船尾に4基備えられたウォータージェット推進器 ウォータージェットノズル 噴出口には急減速・後進用のカバーが降りている ウォータージェット推進(ウォータージェットすいしん)は、船舶の推進方式の一つ。後方に高圧の水流を噴出する事で推進力を得る方式である。英語圏では「ポンプジェット推進 (Pump-jet)」とも呼称される。.

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エクラノプラン

ラノプラン(Экранопланエクラナプラーン)とは、ソ連で開発された地面効果翼機 (WIG) の総称で、平滑な地表面ないし水面上を機体の幅と同程度の高度を保って飛行し、それによって得られる地面効果を利用することで高速性と大量輸送を両立することを可能とするものである。.

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エクソンバルディーズ号原油流出事故

ンバルディーズ号原油流出事故(エクソンバルディーズごうげんゆりゅうしゅつじこ、Exxon Valdez oil spill)は原油タンカーエクソン・ヴァルディーズが座礁により積荷の原油を流出させた事故。この事故はこれまで海上で発生した人為的環境破壊のうち最大級のものとみなされている。現場はプリンスウィリアム湾の遠隔地(交通手段はヘリコプターと船のみ)ゆえ、政府も企業側も対応が困難であり既存の災害復旧対策案は大幅な見直しを迫られた。この地域はサケ・ラッコ・アザラシ・海鳥の生息地である。.

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エクソン・ヴァルディーズ

ン・ヴァルディーズ(Exxon Valdez)は、エクソンの所有する石油タンカー。エクソン・ヴァルディーズは1989年3月24日に船長のジョセフ・ヘイゼルウッドが指揮する中、アラスカ州のプリンス・ウィリアム湾で座礁し、1,100万ガロン(24万バレル)の原油を流出させた(エクソンバルディーズ号原油流出事故)。これは史上最大の生態学的災害のうちの1つとして記録された。.

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オーストラリア

ーストラリア連邦(オーストラリアれんぽう、Commonwealth of Australia)、またはオーストラリア(Australia)は、オーストラリア大陸本土、タスマニア島及び多数の小島から成りオセアニアに属する国。南方の南極大陸とは7,877km離れている。イギリス連邦加盟国であり、英連邦王国の一国となっている。日本での略称は「豪州」である。.

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ガリンコ号

リンコ号(ガリンコごう)は、紋別市の紋別港で観光目的に運用されている砕氷船。「ネジを廻すと前に進む」というアルキメデスのねじの原理を利用した「アルキメディアン・スクリュー」と呼ばれる螺旋型のドリルを船体前部に装備していて、それを回転させ氷に乗り上げ、船体重量を加えて氷を割ることで流氷域の航行ができる。初代と2代の2つの船があり、初代ガリンコ号は、北海道遺産の一つである。.

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ガントリークレーン

新潟東港にて。 那覇港のガントリークレーン。那覇空港が近い為ブームが途中で折れる構造になっている。 Taisun, 世界最大のガントリークレーン, Yantai Raffles Shipyard, Yantai, China ガントリークレーン (:en:gantry crane)とは、一般的にレール上を移動可能な構造を持つ門型(橋脚型)の大型クレーンである。 橋型クレーン - 三省堂 大辞林(weblio辞書)、門型起重機、ブリッジクレーンともいう。 なお、ガントリー(gantry)とは、複数の高脚の上部に水平な梁を備えた門型の構造物を指す単語である。「カントリークレーン」は誤表記。 日本では、港湾の岸壁に設置されて、ISOコンテナ用貨物船に対してコンテナの積み卸しを行うコンテナクレーンを指すことが多い - 神戸港埠頭株式会社WEBサイト。コンテナ用ガントリークレーンは特定重要港湾、重要港湾のコンテナ船埠頭のほとんどに設置されている。埠頭とコンテナヤードの間の運搬を行うシャーシー(コンテナ用セミトレーラー)やストラドルキャリアと円滑に連携すれば、1時間あたりISO40フィートコンテナを30個以上、1時間あたりの取扱合計質量にして1000トン以上を荷役することが可能であり、コンテナ船荷役の効率化に欠かせない機械の一つである。.

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ガソリンエンジン

4ストロークエンジン (1)吸入 (2)圧縮 (3)燃焼・膨張 (4)排気 ガソリンエンジン(gasoline engine)は、ガソリン機関ともいい、燃料であるガソリンと空気の混合気を圧縮したあと点火、燃焼(予混合燃焼)・膨張させるという行程を繰り返し、運動エネルギーを出力する内燃機関である。.

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キャビテーション

ャビテーション(cavitation)は、液体の流れの中で圧力差により短時間に泡の発生と消滅が起きる物理現象である。空洞現象とも言われる。 この現象は19世紀末に、高速船用のプロペラが、予想された性能を発揮しなかったことから発見された。.

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クラッチ

ラッチプレート(中央)はプレッシャープレート(右)のプレートスプリング(ダイヤフラムスプリング)に押さえつけられ、摩擦力により動力を伝達している。クラッチペダルの操作によりレリーズフォーク(クラッチレバー)の端部に荷重がかかり(黒色矢印)、レリーズベアリング(スラストベアリング)がプレートスプリングの中心付近を押すことでプレートスプリングによる圧着荷重が解放され、回転を遮断する。この図のレリーズフォークはプレートスプリングを原動機の方向に押す「プッシュ式」であるが、原動機から離す方向へプレートスプリングを引く「プル式」もある。 クラッチ(Clutch)は、2つの動力伝達軸の間で回転を伝達したり遮断したりする機械要素である大西1997 pp9-19。機械的に噛み合う構造や摩擦力を利用した構造のほか、粘性や電磁力を用いる方式がある。.

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クレーン

港湾用コンテナクレーン タワークレーン(クライミング式ジブクレーン) タワークレーン(フランス・パリ) クレーン(crane)あるいは起重機(きじゅうき)とは、巨大なものや重いものを吊り上げて運ぶ機械。.

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グローバル・ポジショニング・システム

船舶用GPS受信機 グローバル・ポジショニング・システム(Global Positioning System, Global Positioning Satellite, GPS、全地球測位システム)とは、アメリカ合衆国によって運用される衛星測位システム(地球上の現在位置を測定するためのシステムのこと)を指す。 ロラン-C(Loran-C: Long Range Navigation C)システムなどの後継にあたる。.

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グローエンジン

ーエンジンとは、燃焼室に露出したグロープラグの熱によって燃料と空気の混合気の熱面着火を行う、内燃機関の一種。英語では "glow plug engine" と呼ばれる。.

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コネクティングロッド

ピストン(上)とコネクティングロッド(下) コネクティングロッド (connecting rod) は、機械部品、特にエンジンに多く用いられる部品である。日本工業規格 (JIS) では、コネクティングロッドまたはコネクチングロッド、連接棒(れんせつぼう)などといった呼称を用い、慣用ではしばしばコンロッド (conn-rod) と略称される。.

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コンピュータ

ンピュータ(Computer)とは、自動計算機、とくに計算開始後は人手を介さずに計算終了まで動作する電子式汎用計算機。実際の対象は文字の置き換えなど数値計算に限らず、情報処理やコンピューティングと呼ばれる幅広い分野で応用される。現代ではプログラム内蔵方式のディジタルコンピュータを指す場合が多く、特にパーソナルコンピュータやメインフレーム、スーパーコンピュータなどを含めた汎用的なシステムを指すことが多いが、ディジタルコンピュータは特定の機能を実現するために機械や装置等に組み込まれる組み込みシステムとしても広く用いられる。電卓・機械式計算機・アナログ計算機については各項を参照。.

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コンテナ

広大なコンテナターミナル敷地にひしめくコンテナ群。(アメリカ・ニュージャージー州・ポートエリザベス) ガントリークレーンでコンテナ船に積まれる海上コンテナ コンテナ (container)とは、内部に物を納めるための容器のことである。コンテナーとも呼ばれるJIS Z8301 では最後を伸ばさないが国語表記の基準(文化庁)では伸ばす。。 コンテナは、多種多彩な貨物輸送に使われ、人間が持ち運べる小型の物から大型の物までコンテナと呼ばれるが、本項目では全世界中で貨物輸送用に使われる物を総括的に記述する。.

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コンテナターミナル

中国・上海の洋山深水港に立ち並ぶガントリークレーンによるコンテナ荷役 シンガポールのケッペル港にあるケッペル・コンテナターミナル シドニー港のコンテナターミナル全景 ロングビーチにあるT埠頭コンテナターミナルのガントリークレーン群 コンテナターミナル(Container terminal)とは、コンテナの海上輸送と陸上輸送の結節点となる港湾施設の総称。コンテナ埠頭ともいう。.

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コンテナ船

ンテナ船(コンテナせん)とは、ISOにより規格化された海上コンテナを輸送する貨物船である。一般的にはクレーンなどの荷役設備を持たないコンテナ輸送専用船を指すが、コンテナ以外の貨物を混載して輸送する船も存在する。 タンカーと並んで、海上貨物輸送の主流を占めている。 コンテナを満載し海を行くコンテナ船。原材料から精密部品、食料や雑貨など、日常生活に必要な物資のほとんどがコンテナ船で輸出入されている 埠頭に設けられたガントリー・クレーンで貨物コンテナの積み下ろしをするコンテナ船.

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シュナイダープロペラ

ュナイダープロペラとは船舶用推進装置の一形態である。一般的な船舶では推進力を得るためにスクリュープロペラを使用し、方向を変える際に舵(かじ)を用いるのに対し、シュナイダープロペラは双方の機能を兼ねる。回転する円盤に垂直に取り付けられた羽根の角度を連続的に制御し、おのおのの羽根が次々と揚力(=推力)を発生させることで瞬時に任意の推力、向きを得られる。 Image:VSPforces.jpg|推力発生メカニズム Image:VSPcycloide.jpg|羽根の傾きの変化.

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シリンダー

リンダー (Cylinder) とは、英語で「円筒」を意味する単語である。 “シリンダー”と呼称されるものにはいくつかの種類があるが、本項では主にレシプロエンジンの構成部品の一つについて既述する。.

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シーウェイマックス

ーウェイマックス(Seawaymax)は、セントローレンス海路の閘門を通航可能な最大の船の大きさを指す言葉である。シーウェイマックスの船は全長740 フィート(226 m)、幅78 フィート(24 m)、喫水26 フィート(7.92 m)である。これより大きな貨物船も数多く五大湖を航行しているが、こうした貨物船は大西洋へ下ってくることができない。閘門の大きさが通航可能な船の大きさを制限し、その船が運ぶことのできる貨物の大きさをも制限する。セントローレンス海路を通航した船が一度に運んだ最大のトン数は28,502 トンの鉄鉱石であった。一方、グレートレイク水路のより大きな閘門での記録は72,351 トンである。しかしながら、ほとんどの新しい五大湖用の船は、セントローレンス海路を通じて五大湖の外で活用できるようにして柔軟性を持たせるために、シーウェイマックスで建造されている。1975年の水難事故で有名なエドモンド・フィッツジェラルド はシーウェイマックスに近い大きさで建造されていた。 2006年時点で、五大湖からセントローレンス海路を下ることができない大きすぎる船は28隻が運航されている。 Category:船の種類.

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シップ・オブ・ザ・イヤー

ップ・オブ・ザ・イヤー(Ship of the year)は、公益社団法人日本船舶海洋工学会が、技術的、芸術的に優れた船舶および海洋構造物の建造を促進するため、主催する表彰制度。.

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ジャパン マリンユナイテッド

ャパン マリンユナイテッド株式会社()は、2013年1月1日にユニバーサル造船株式会社と株式会社アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッドが合併して誕生した日本の造船会社である。.

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ジャイロ効果

ャイロ効果(ジャイロこうか)とは、一般には物体が自転運動をすると(自転が高速なほど)姿勢を乱されにくくなる現象を指す。.

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ジャイロコンパス

ャイロコンパスは、高速回転するコマの運動を用いて方位を知る道具である。高速回転するコマの、ジャイロスコープが回転軸の方向を保とうとする性質と、自転する地球の表面において回転軸を水平に保った場合にジャイロ効果のジャイロモーメントにより回転軸が南北を向く作用を利用する。転輪羅針儀(てんりんらしんぎ)とも言う。 なお、航空機の飛行方位計(w:Heading indicator)のように、ジャイロスコープの方向を保つ性質のみを利用し、方位に対して自己修正する性質をもたないものについても、ジャイロコンパスの語が使われることがある。.

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ジャイロスコープ

ャイロスコープ(gyroscope)とは、物体の角度(姿勢)や角速度あるいは角加速度を検出する計測器ないし装置。ジャイロと略されることもある(ジャイロセンサと呼ばれることもある)。.

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スロッシング

ッシング(英語:sloshing)とは、容器内の液体が外部からの比較的長周期な振動によって揺動すること。この揺動により、構造が破壊されたり、液体が容器から溢れ出る被害などが問題となる。.

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スエズマックス

運河通航中の2隻の船が繋留されている様子 ムバーラク平和大橋 スエズマックス(Suezmax)は、積み荷を搭載した状態でスエズ運河を通航することのできる船の最大サイズを示した言葉で、ほぼタンカーに対して用いられる。.

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スクリュー

リュー(screw 、スクルー)は、流体中で回転することで回転軸方向に流体の流れを生む推進装置である。あるいは逆に、流体の流れを受けて回転するものもあり、より一般的には、流体の流れと回転とを相互変換する装置であると言える。 「スクリュー」と似たように使われる語に「プロペラ」がある。語義としては「スクリュー」は推進装置に限らず螺旋状のものをあらわす語であり、たとえばネジのこともスクリューと言い、ねじ回しの「ドライバー」を「スクリュードライバー」などと言うような例がある。一方、「プロペラ」とは推進すること一般に関する語であり、ロケットエンジンの推進剤などを指す「プロペラント」や、「プロペラシャフト」といった語がある。一般に使われる語としては、航空機用がプロペラ、船舶用がスクリュー、という使い分けがあるが、「スーパーキャビテーション・プロペラ」などのように、船舶工学の専門用語や、海事などの業界用語ではもっぱら「プロペラ」と呼ばれることもかなり多く、一般的な使い分けが必ずしもいつも通用するわけではない。「スクリュープロペラ」という語もある。 「スクリュー」の語はブタ(scrofa)の尻尾に由来し、英語では螺旋状の回転部品全般を表す言葉として螺子(ねじ)もこれに含まれる。古くからあるスクリューであるアルキメデスのスクリューは螺子と同様の螺旋型で、作動するのが流体中か固体中かという違いはあるが、力学的には螺子と似ている。現代のスクリュープロペラも、非常に短い螺旋であると言える。なお、螺旋型の流体機械としては他にスクリュー圧縮機のローターがあるが、これは螺子ともスクリューとも原理が異なるので、ここでは扱わない。.

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セメント

メント(cement)とは、一般的には、水や液剤などにより水和や重合し硬化する粉体を指す。広義には、アスファルト、膠、樹脂、石膏、石灰等や、これらを組み合わせた接着剤全般を指す。 本項では、モルタルやコンクリートとして使用される、ポルトランドセメントや混合セメントなどの水硬性セメント(狭義の「セメント」)について記述する。.

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セントローレンス海路

ントローレンス海路(セントローレンスかいろ、Saint Lawrence Seaway)は、大西洋から五大湖のスペリオル湖まで船が航行できる、一連の運河網を指す共通名である。法的にはモントリオールからエリー湖までで、ウェランド運河と五大湖水路を含んでいる。海路の名前は、オンタリオ湖から大西洋まで、海路がたどっているセントローレンス川から採られている。海路の区間は連続した運河ではなく、多くの閘門と天然の水路上にある難所を迂回する短い水路からなっている。.

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タンカー

タンカー (tanker) とは、液体を輸送する輸送機械(船など)のこと。船体内に大型のタンク(液槽)を設置していることからタンカーと呼ばれる。 一般に石油タンカーを「タンカー」と呼ぶことが多いため、液化天然ガス(LNG)を輸送する船はLNGタンカー、化学物質を輸送する船はケミカルタンカーなどと特に区別して呼ばれる。.

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ターボチャージャー

ターボチャージャー(turbocharger)は、排気の流れを利用してコンプレッサ(圧縮機)を駆動して内燃機関が吸入する空気の密度を高くする過給機である。.

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タービン

タービン()とは、流体がもっているエネルギーを有用な機械的動力に変換する回転式の原動機の総称ブリタニカ百科事典。.

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タグボート

タグボートの図解 海外のタグボート一例 小型のタグボート(手前) 2000トン級のオーシャンタグ・日本サルベージの「航洋丸」 タグボート(Tugboat)は、船舶や水上構造物を押したり引いたりするための船。引船、曳船(ひきぶね・ひきふね、曳船はえいせんとも)、あるいは押船(おしぶね)と言う。青函連絡船では補助汽船と呼ばれた。.

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サーフィン

ーフィン(surfing, surfin')は、ウォータースポーツの一つ。波乗り(なみのり)ともいう。サーフボードの上に立ち、波が形成する斜面を滑走する。 サーフィンをする人のことをサーファー(surfer)と言う。.

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サイドスラスター

イドスラスター(side thruster)は、船を横方向に動かすための動力装置である。接岸や離岸の際に使用することで、時間や手間を省き、安全を確保することを目的に、比較的大きな船に装備されることが多い。.

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サギング・ホギング

ングおよびホギング(英語:Hogging and sagging)は、梁などの長尺形状物を縦方向に折り曲げる力(曲げモーメント)が働く現象である。中央部が下向きに曲がる状態をサギング、中央部が上向きに曲がる状態をホギングと呼ぶ。.

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前後

背中はヒトの体の後側にある 前後(ぜんご、まえうしろ)とは、六方位(六方)の名称の一つで、縦や奥行を指す方位の総称。この内、進む方向を前(まえ)、これと対蹠に退く方向を後(うしろ)という。 古くは「まへ」「しりへ」とも呼ばれた。「へ」は方向を指し、「まへ」は目の方向、「しりへ」は背の方向である。.

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回転楕円体

回転楕円体(扁球) 回転楕円体(長球) 回転楕円体(かいてんだえんたい、spheroid)は、楕円をその長軸または短軸を回転軸として得られる回転体をいう。あるいは、3径のうち2径が等しい楕円体とも定義できる。 回転楕円体は「地球の形」を近似するのに用いられるために重要であり、この回転楕円体を地球楕円体 (Earth ellipsoid) と呼ぶ。様々な地球楕円体のうち、個々の測地系が準拠すべき地球楕円体を特に準拠楕円体 (reference ellipsoid) と呼ぶ。.

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図解雑学シリーズ

図解雑学シリーズ(ずかいざつがくしりーず)はナツメ社が発刊しているシリーズ。2009年1月現在で392冊が発刊されている。価格は1300円程度である。.

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固有振動

固有振動(こゆうしんどう、characteristic vibration, normal mode)とは対象とする振動系が自由振動を行う際、その振動系に働く特有の振動のことである。このときの振動数を固有振動数という。.

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国立国会図書館

国立国会図書館(こくりつこっかいとしょかん、英称:)は、日本の国会議員の調査研究、行政、ならびに日本国民のために奉仕する図書館である。また、納本制度に基づいて、日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する日本唯一の法定納本図書館である。設置根拠は国会法第130条及び国立国会図書館法第1条。 国立国会図書館は、日本の立法府である国会に属する国の機関であり、国会の立法行為を補佐することを第一の目的とする議会図書館である。同時に、納本図書館として日本で唯一の国立図書館としての機能を兼ねており、行政・司法の各部門および日本国民に対するサービスも行っている。バーチャル国際典拠ファイルに参加している。 施設は、中央の図書館と、国立国会図書館法3条に定められた支部図書館からなる。中央の図書館として東京本館(東京都千代田区永田町)および関西館(京都府相楽郡精華町精華台)が置かれ、また東京本館に付属して国会分館がある。 支部図書館としては国際子ども図書館(東京都台東区上野公園)のほか、司法機関に1館(最高裁判所図書館)、国立国会図書館法の規定により行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律(昭和24年法律第101号。支部図書館法)に基づいて行政機関に26館が置かれる。.

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国際単位系

国際単位系(こくさいたんいけい、Système International d'unités、International System of Units、略称:SI)とは、メートル法の後継として国際的に定めた単位系である。略称の SI はフランス語に由来するが、これはメートル法がフランスの発案によるという歴史的経緯による。SI は国際単位系の略称であるため「SI 単位系」というのは誤り。(「SI 単位」は国際単位系の単位という意味で正しい。) なお以下の記述や表(番号を含む。)などは国際単位系の国際文書第 8 版日本語版による。 国際単位系 (SI) は、メートル条約に基づきメートル法のなかで広く使用されていたMKS単位系(長さの単位にメートル m、質量の単位にキログラム kg、時間の単位に秒 s を用い、この 3 つの単位の組み合わせでいろいろな量の単位を表現していたもの)を拡張したもので、1954年の第10回国際度量衡総会 (CGPM) で採択された。 現在では、世界のほとんどの国で合法的に使用でき、多くの国で使用することが義務づけられている。しかしアメリカなど一部の国では、それまで使用していた単位系の単位を使用することも認められている。 日本は、1885年(明治18年)にメートル条約に加入、1891年(明治24年)施行の度量衡法で尺貫法と併用することになり、1951年(昭和26年)施行の計量法で一部の例外を除きメートル法の使用が義務付けられた。 1991年(平成3年)には日本工業規格 (JIS) が完全に国際単位系準拠となり、JIS Z 8203「国際単位系 (SI) 及びその使い方」が規定された。 なお、国際単位系 (SI) はメートル法が発展したものであるが、メートル法系の単位系の亜流として「工学単位系(重力単位系)」「CGS単位系」などがあり、これらを区別する必要がある。 SI単位と非SI単位の分類.

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国際運河

国際運河(こくさいうんが)とは、国際航路の要路にあたり、公海と公海とを結んでおり、国際条約によって運営が規定され、沿岸国以外のすべての国の船舶の自由航行が認められた運河。.

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国際VHF

国際VHF(こくさいVHF)とは、船舶が沿岸海域では入出港の連絡、船位通報、航行の安全、遭難通信、外洋でも船舶相互間通信に使用する無線である。 マリンバンドとも、また英語では”marine VHF band”と呼ばれる。.

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球(きゅう、ball)とは、.

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砕氷船

砕氷船(さいひょうせん)は、水面の氷を割りながら進む船のこと。砕氷船は北極海や南極海、凍結河川など氷で覆われた水域を航行するために、構造の強化や砕氷設備など特別に設計・建造されている。砕氷船の多くは軍用、あるいは探査用であるが、一般の商船や観光用のものもある。軍事組織が保有したり、軍艦に準ずるものについては、砕氷艦(さいひょうかん)とも呼ばれる。.

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硫黄酸化物

硫黄酸化物(いおうさんかぶつ、)は、硫黄の酸化物の総称。一酸化硫黄 (SO)、二酸化硫黄(亜硫酸ガス)(SO2)、三酸化硫黄 (SO3) などが含まれる。化学式から SOx (ソックス)と略称される。.

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磁気コンパス

磁気コンパス(じきこんぱす)とは、地磁気を利用して、方位を示す計器。航海計器、航空計器のひとつ。開発においてウィリアム・トムソンが最大の貢献をした。(詳細は方位磁針の項を参照) 故障と誤差がつきまとったので、振動や摩擦を減らす必要があった。そこで1862年、液体へ漬けた湿式がリッチーにより完成された。湿式は米海軍が早くから採用したが、英海軍はトムソン式をとり、湿式採用は1906年と遅かった。 磁気コンパスは偏差(地球規模でいう磁界の地域差)の影響を受けるが、ジャイロコンパスは受けない。ナビゲーションの現場ではどちらのタイプのコンパスなのかを明示する必要があるため、「磁気コンパス」という用語が用いられる。 Category:計測機器.

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空気

気(くうき)とは、地球の大気圏の最下層を構成している気体で、人類が暮らしている中で身の回りにあるものをいう。 一般に空気は、無色透明で、複数の気体の混合物からなり、その組成は約8割が窒素、約2割が酸素でほぼ一定である。また水蒸気が含まれるがその濃度は場所により大きく異なる。工学など空気を利用・研究する分野では、水蒸気を除いた乾燥空気(かんそうくうき, dry air)と水蒸気を含めた湿潤空気(しつじゅんくうき, wet air)を使い分ける。.

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空気バネ

気バネ(くうきバネ)は、圧縮空気の弾力性を利用したバネ装置である。エアサスペンション(air suspension, エアサス)などに利用される。.

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窒素酸化物

素酸化物(ちっそさんかぶつ、nitrogen oxides) は窒素の酸化物の総称。 一酸化窒素(NO)、二酸化窒素(NO2)、亜酸化窒素(一酸化二窒素)(N2O)、三酸化二窒素(N2O3)、四酸化二窒素(N2O4)、五酸化二窒素(N2O5)など。化学式の NOx から「ノックス」ともいう。.

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竜骨 (船)

(りゅうこつ、keel キール)とは、おおむね2つの意味があり、 ひとつには、重船舶の構造材のひとつで、船底を船首から船尾にかけて通すように配置された構造材のことを指す。 また英語でkeel キールと言えば、船舶の下に配置された水中構造体も指す。 上記2つは古くは構造上深い関係があったので同一名称で呼ばれており、現在では別のものになったものの、現代の船でもタイプによっては部分的に重なることがある。.

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紅稗型ミサイル艇

紅稗型ミサイル艇(ホウベイがた-ミサイルてい、)は、中国人民解放軍海軍のミサイル艇の艦級に対して付与されたNATOコードネーム。人民解放軍海軍での名称は22型ミサイル艇()。またNATOコードネームが付与される以前はウェーブピアーサー型ミサイル艇と仮称されていた。2005年から7年間で83隻と、大量建造された。.

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継手

継手(つぎて、joint)とは、2つの部分を接合する構造の総称。.

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総合無線通信士

総合無線通信士(そうごうむせんつうしんし)は、無線従事者の一種で電波法第40条第1号に規定するものである。 総務省所管。平成元年(1989年)に制定された。英語表記は"Radio Operator for General Services"。.

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総務省

総務省(そうむしょう、Ministry of Internal Affairs and Communications、略称:MIC)は、日本の行政機関の一つである。 「行政の基本的な制度の管理及び運営を通じた行政の総合的かつ効率的な実施の確保、地方自治の本旨の実現及び民主政治の基盤の確立、自立的な地域社会の形成、国と地方公共団体及び地方公共団体相互間の連絡協調、情報の電磁的方式による適正かつ円滑な流通の確保及び増進、電波の公平かつ能率的な利用の確保及び増進、郵政事業の適正かつ確実な実施の確保、公害に係る紛争の迅速かつ適正な解決、鉱業、採石業又は砂利採取業と一般公益又は各種の産業との調整並びに消防を通じた国民の生命、身体及び財産の保護を図り、並びに他の行政機関の所掌に属しない行政事務及び法律で総務省に属させられた行政事務を遂行すること」を任務とする(総務省設置法第3条)。.

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繊維強化プラスチック

繊維強化プラスチック(せんいきょうかプラスチック)または FRP (Fiber-Reinforced Plastics の略称) は、ガラス繊維、炭素繊維などの繊維をプラスチックの中に入れて強度を向上させた複合材料のこと。.

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省令

省令(しょうれい)とは、各省の大臣が制定する当該省の命令をいう。.

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甲板

板とは、.

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無線従事者

無線従事者(むせんじゅうじしゃ)とは、電波法に定める無線設備の操作又はその監督を行う者であって、総務大臣の免許を受けたものをいう。業務独占資格電波法第39条であり、総務省令で定める簡易な操作以外の操作を要する無線局に対する必置資格としての性格も有する。.

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燃費

燃費(ねんぴ)は、燃料(ガソリン、軽油など)の単位容量あたりの走行距離、もしくは一定の距離をどれだけの燃料で走れるかを示す指標である。 使用する燃料、タイヤ空気圧、路面状況、エンジンオイルの種類、積載重量、走行パターンなどで変化する。.

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物理学

物理学(ぶつりがく, )は、自然科学の一分野である。自然界に見られる現象には、人間の恣意的な解釈に依らない普遍的な法則があると考え、自然界の現象とその性質を、物質とその間に働く相互作用によって理解すること(力学的理解)、および物質をより基本的な要素に還元して理解すること(原子論的理解)を目的とする。化学、生物学、地学などほかの自然科学に比べ数学との親和性が非常に強い。 古代ギリシアの自然学 にその源があり, という言葉も、元々は自然についての一般的な知識の追求を意味しており、天体現象から生物現象までを含む幅広い概念だった。現在の物理現象のみを追求する として自然哲学から独立した意味を持つようになったのは19世紀からである。 物理学の古典的な研究分野は、物体の運動、光と色彩、音響、電気と磁気、熱、波動、天体の諸現象(物理現象)である。.

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物流

物流(ぶつりゅう、Logistics)とは、生産物を生産者から消費者へ引き渡す(空間および時間を克服する)ことである。物的流通(ぶってきりゅうつう、PD: Physical Distribution)の略。.

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相転移

転移(そうてんい、英語:phase transition)とは、ある系の相(phase)が別の相へ変わることを指す。しばしば相変態(そうへんたい、英語:phase transformation)とも呼ばれる。熱力学または統計力学において、相はある特徴を持った系の安定な状態の集合として定義される。一般には物質の三態(固体・固相、液体・液相、気体・気相)の相互変化として理解されるが、同相の物質中の物性変化(結晶構造や密度、磁性など)や基底状態の変化に対しても用いられる。相転移に現れる現象も単に「相転移」と呼ぶことがある。.

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過給機

過給機(かきゅうき)とは、内燃機関が吸入する空気の圧力を吸気口の圧力以上に高める補機の総称である。英語では"Supercharger"(スーパーチャージャー)。なお、「スーパーチャージャー」を特に機械式過給機のみを指すものとし、排気タービンを駆動源としたもの(いわゆるターボチャージャー)とは別と扱う場合も多い。圧縮機(コンプレッサー(compressor, kompressor))の一種、ないし、吸気を圧縮して給気することに特化した圧縮機といえる。.

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遠心力

遠心力(えんしんりょく、)は、慣性系に対して回転している回転座標系において作用する慣性力の一つである。 慣性系において回転運動をしている物体には、何らかの力が向心力として働いている。この物体と一緒に回転する回転座標系においては、物体が静止しているように見える。慣性系において向心力として働く力が作用しているにもかかわらず、物体が静止しているということは、回転座標系においては向心力と釣り合う力が作用していることを意味する。向心力と釣り合うこの力が遠心力である。向心力は慣性系においても回転座標系においても作用するのに対し、遠心力は回転座標系においてのみ作用する。 回転座標系における慣性力は遠心力の他に、角速度変化に伴うオイラー力と物体の速度に比例するコリオリの力がある。 回転中心からの回転座標系における位置を とし、回転座標系の慣性系に対する角速度を とするとき、遠心力は と表される。角速度と平行な成分と直交する成分に分けたとき、平行成分は影響せず となる。.

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遭難信号

遭難信号(そうなんしんごう、Distress signal)とは、救助を求めるための国際的に認識された手段で、無線通信によるほか、可視物体の表示や騒音音響、その他の方法により信号を伝達する。 遭難信号の発信は、船舶、航空機その他において、重大かつ急迫した危険に直面し、早急な救助・支援を要請する場合に行われる。目的以外での虚偽の遭難信号の発信は、現地国の法令または国際法にて処罰される。.

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運河

運河(うんが)とは、船舶の移動のために人工的に造られた水路であり、河川・湖沼を利用しているものもある。鉄道同様経路中に、橋梁や隧道なども見られる。産業革命以前は船舶を騾馬などが牽引したため、経路に沿って曳舟道(トウパス、towpath、船曳道、牽引路)が設けられている。.

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非常用位置指示無線標識装置

EPIRBを使ったコスパス・サーサット・システム。遭難船・遭難機(1)から救難信号(赤ライン)が通信衛星(2)に向けて送られると、(2)は信号情報(水色ライン)を最寄の受信所(3)に中継。(3)から主務官庁(4)に情報が届けられ、(4)はこれを受けて最寄の現業部門(5)に救難出動を命じ、(5)から救助隊が現場に向かう 非常用位置指示無線標識装置(ひじょうよういちしじむせんひょうしきそうち、Emergency Locator Transmitter )とは、船舶の遭難時に無線信号(遭難信号)を発信する装置のこと。イーパブ (E-PIRB - Emergency Position Indicate Radio Beacon )とも呼ばれる。Global Maritime Distress and Safety System (GMDSS) によって規定された設備の一つ。 船舶への設置にあたっては、無線局の免許が必要となる。 同趣旨の航空機向けの製品は航空機用救命無線機である。.

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面舵

面舵(おもかじ、)とは、船舶の航行において、進行方向右に舵を転ずること。 実際の操船では“おもぉぉかぁじ”と発声する。反対に左に舵を転じる取舵()は、“とぉぉりかぁじ”と発声し、イントネーションによっても識別できるようにしている。.

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飛行艇

飛行艇(ひこうてい、)とは、水面発着出来る機体のうち、胴体部分が水面に接するように設計された飛行機である。日本工業規格 (JIS) では「水上にあるとき、主に艇体によってその重量を支持する水上機」と定義される。この点で「フロートによってその重量を支持する」フロート水上機と区別される(JIS W 0106 航空用語(航空機一般))。 水面で機体を安定させる為に、主翼に補助フロートを備えるタイプと、胴体側面下部に横に広がった張り出し部分(スポンソン)を有するタイプがある(これらがないと横風を受けた時に傾いてしまう)。現在は格納式の降着装置を装備し、陸上からも発着できる水陸両用タイプが多い。.

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飛行機

飛行機(ひこうき、airplane, aeroplane, plane)とは、空中を飛行する機械である航空機のうち、ジェットエンジンの噴射もしくはプロペラの回転から推力を得て加速前進し、かつ、その前進移動と固定翼によって得る揚力で滑空及び浮上するものをいう平凡社『世界大百科事典』23巻1988年版 p.409-417【飛行機】 項目執筆担当木村秀政・導入部p.409-410。 「飛行機」という表現は、森鴎外が「小倉日記」1901年(明治34年)3月1日条に記したのが初出だとされる。.

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馬力

力(ばりき)は工率の単位である。今日では、ヤード・ポンド法に基づく英馬力、メートル法に基づく仏馬力を始めとして、馬力の定義はいくつかある。日本の計量法では、仏馬力を特例的に当分の間のみ認めており、 正確に 735.5 ワットと定義している。 国際単位系 (SI) における仕事率、工率の単位はワット (W) であり、馬力は併用単位にもなっていない。.

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高速船

速船(こうそくせん、high-speed craft)は、通常の船舶より高速で航行できる船舶の一般名である。定義は国や機関によってさまざまであるが(#定義参照)、国土交通省海事局によれば航海速力22ノット以上の船舶のことである。高速船の運航には概して経費がかかるため、並行して一般の旅客用船舶が運航されている場合には、鉄道の列車と同様に乗船券の他に特急料金や急行料金が必要となる。.

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貨物船

貨物船(かもつせん)とは主に貨物輸送を行う船舶である。 航空機に比べて速度は遅いが、低い運賃で一度に大量の貨物を運ぶことが出来る。また、巨大な構造物をそのまま運搬することも可能である。 九州の離島航路に就航している、ロールオンロールオフ型の貨物フェリー。船体中央部から突き出ているのは、マストであり、クレーンでは無い。 貨物用コンテナや自動車を積み込み前の状態。船尾ランプウェイの珍しいタイプ。.

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軽油

軽油(けいゆ)とは、原油から精製される石油製品の一種で、主としてディーゼルエンジンの燃料として使用され、その用途のものはディーゼル燃料ともいう。軽油の名は、重油に対応して付けられたもので、「軽自動車用の燃料」という意味ではない。 英語圏では「Diesel」で、軽油(ディーゼル燃料)の意味となる。日本のガソリンスタンドでは、セルフ式スタンドの普及により誤給油を防ぐ理由から「軽油」の代わりに「ディーゼル」と表記されている場合がある。中国語では「柴油」といい、「軽油」は別物の「軽質ナフサ」あるいは「軽質コールタール」を指す。 第4類危険物の第2石油類に属する。.

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航空母艦

航空母艦(こうくうぼかん、aircraft carrier)は、航空機を多数搭載し、海上における航空基地の役割を果たす軍艦。略称は空母(くうぼ)。 1921年のワシントン軍縮会議では、「水上艦船であって専ら航空機を搭載する目的を以って計画され、航空機はその艦上から出発し、又その艦上に降着し得るように整備され、基本排水量が1万トンを超えるものを航空母艦という」と空母を定義している。1930年のロンドン海軍軍縮条約で基本排水量1万トン未満も空母に含まれることになった。.

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航続距離

航続距離(こうぞくきょり)とは、航空機や船舶が燃料を最大積載量まで積んで飛行できる、または航行できる最大距離のことである。.

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航跡波

航跡波または航走波、引き波、曳き波(ship wave, sailing wave, wake)とは、流れの中で静止する物体、もしくは水面を航行する物体(船舶など)の下流側水面に生じる波のパターン。日本の船舶用語ではウェーキとも。.

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航海計器

航海計器(こうかいけいき)とは、航海のために用いられる計器である。 クロノメーター(正確な時計)、磁気コンパス(あるいはジャイロコンパス)、六分儀、速度計(対水)、風向風速計(風向計および風速計)、音響測深器(あるいは魚群探知機)、レーダー、ロラン航法装置、GPSなどがある。 GPSの普及とともに、六分儀は使用されることが少なくなった。.

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舷(げん)とは、船の側面のことである。船縁(ふなべり)、船端(ふなばた)とも言う。 船首に向かって右側の舷を右舷(うげん、みぎげん)と言い、左側の舷を左舷(さげん、ひだりげん)と言う。「みぎげん」「ひだりげん」という読み方は、日本海軍・海上自衛隊において聞き間違いを防ぐために使われているものである。英語では右舷をスターボード(starboard)、左舷をポート(port)と言う。 船は、進行方向が他の船にわかるようにするために、左舷に赤色、右舷に緑色のを点灯する。 船では右舷が上席であり左舷は下座になる。船長は階段でも右舷側を使い、船長室も右舷側にあるのが普通である。また、船倉の番号も右舷側から1番が始まる。.

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舷窓

真鍮製の舷窓。蝶番で止めた窓部分と舷窓蓋からなる。 舷窓(げんそう、porthole)は、船の船体にある小さな窓で、採光と換気の役目を持つ。一般に丸い窓が多い。"porthole" は "port hole window" の略である。海事関係の言葉だが、装甲車、航空機、自動車(フォード・サンダーバードなど)、宇宙船などの丸窓一般を指すのにも使われる。 船の舷窓は、下層の甲板の湿気を外に逃がし、日光と新鮮な空気を採り入れるという機能がある。また、下層の甲板では閉鎖されていて外界の様子がわかりにくいため、舷窓で少しだけ外の様子を知ることができる。舷窓を閉じると雨風の侵入を防ぎ、時には日光も遮る。 英語では "side scuttle" とも呼ぶ。.

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''アメリゴ・ヴェスプッチ'' 船(ふね、舟、舩)とは、人や物をのせて水上を渡航(移動)する目的で作られた乗り物の総称である広辞苑 第五版 p.2354「ふね【船・舟・槽】」。 基本的には海、湖、川などの水上を移動する乗り物を指しているが、広い意味では水中を移動する潜水艇や潜水艦も含まれる。動力は人力・帆・原動機などにより得る。 大和言葉、つまりひらがなやカタカナの「ふね」「フネ」は広範囲のものを指しており、規模や用途の違いに応じて「船・舟・槽・艦」などの漢字が使い分けられている。よりかしこまった総称では船舶(せんぱく)あるいは船艇(せんてい)などとも呼ばれる(→#呼称参照)。 水上を移動するための乗り物には、ホバークラフトのようにエアクッションや表面効果を利用した船に近いものも存在する。また、水上機や飛行艇のように飛行機の機能と船の機能を組み合わせた乗り物も存在し、水上機のフロートや飛行艇の艇体は「浮舟」(うきぶね)と表現される。 なお、宇宙船や飛行船などの水上以外を航行する比較的大型の乗り物も「ふね」「船」「シップ」などと呼ばれる。これらについては宇宙船、飛行船などの各記事を参照のこと。また舟に形状が似ているもの、例えば刺身を盛る浅めの容器、セメントを混ぜるための容器(プラ舟)等々も、その形状から「舟」と呼ばれる。これらについても容器など、各記事を参照のこと。.

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船尾

貨物船の船尾 船尾(せんび、Stern)は船の後ろ(進行方向の反対側)の部分のこと。「とも(艫)」、「スターン」ともいう。.

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船体

船体(せんたい)とは、船の中で、櫓・帆・エンジンなどの動力部分や、軍艦での銃砲などの装備を除いた、これだけあれば水に浮くことができる部分。 船体には古くから木材など舟形にせずとも水に浮くもの(水より比重が小さいもの)を使用することが多かったが、鋼板や繊維強化プラスチック製のものが増えてきた。この原因には、木材自体が鋼板などに比べ高価になってきたことや、耐腐食性や強度に問題があることが挙げられる。 構造上、一つの船体のみをもつ通常の船舶のことを単胴船(たんどうせん)といい、船体を複数個平行に繋いだ船を多胴船(たどうせん)といい、以下のものが挙げられる。.

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船首

船首(せんしゅ、Bow)は船の前の部分のこと。艏(舟偏に首)と書いて「おもて」ともいう。特に先端部は「舳先」(へさき、Stem)と呼ばれる。軍艦の場合は「艦首」(かんしゅ)とも。 船が効率よく水を切って進むためには船首の適切な設計が必要になる。船首が水を切ると水面には波が立つため、船首の設計は主に波を立てることによっておきる抵抗、つまり、造波抵抗を最小にすることに主眼が置かれ、加えて漂流物等の衝突や波の衝撃に対しても十分な強度が要求される。多くの船では、船首楼と呼ばれる上甲板上の構築物を備えている。.

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船長

船長(せんちょう)とは、特定の船舶の乗組員で、船舶の指揮者であるとともに船主の代理人として法定の権限を有する者。日本では軍艦(自衛艦)の長を艦長()と称している。ヨットにおいては艇長(ていちょう)あるいはスキッパー(skipper)と称することもある。.

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帆船の舵 スクリューの後方に配された舵。大型船。金属製。 舵(かじ、rudder ラダー)とは、主に船舶の進行方向を自在に定めるための機構、およびその操作部を指す。 水中の板そのものを舵と呼ぶと同時に、船の操縦者である「操舵手」が操作する輪状の操作部も舵、または「操舵輪」と呼ばれる。操舵手が舵を操作することを「操舵」と呼ぶ。 船舶にならい、航空機や自動車などでも進行方向を変える操作を「操舵」と呼んだり、その機構を同じく「舵」と呼ぶ場合がある。それらの多様な操向に関しては、動翼やステアリングを参照のこと。.

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閘門

イングランドにある閘門 オランダ、北東ポルダーにある閘門 Graveにある閘門と水門の複合施設 Trent-Severn Waterway)第一閘門 閘門(こうもん)は、水位の異なる河川や運河、水路の間で船を上下させるための装置である。閘門の特徴は、固定された閘室(前後を仕切った空間)内の水位を変えられることで、これに対して同じく船を上下させるための装置であるケーソン水門(Caisson lock)、船舶昇降機、運河用のインクライン(Canal inclined plane)などでは閘室自体を上下させる。.

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蒸気タービン

蒸気タービンの動翼 発電用蒸気タービン 蒸気タービン(じょうきタービン、steam turbine)は、蒸気のもつエネルギーを、タービン(羽根車)と軸を介して回転運動へと変換する外燃機関である。火力・原子力・地熱などによる発電や産業用途(発電・ポンプ駆動等)に利用される。蒸気としては一般に水蒸気が使われる。 蒸気を利用する原動機としては、蒸気タービンの他に、蒸気でシリンダ内のピストンを往復運動させるレシプロ型の蒸気エンジンが存在する。レシプロ型については蒸気機関を参照のこと。.

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重力加速度

重力加速度(じゅうりょくかそくど、gravitational acceleration)とは、重力により生じる加速度である。.

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重心

重心(じゅうしん、center of gravity)は、力学において、空間的広がりをもって質量が分布するような系において、その質量に対して他の物体から働く万有引力(重力)の合力の作用点である。重力が一様であれば、質量中心(しつりょうちゅうしん、center of mass)と同じであるためしばしば混同されており、本来は異なるのだが、当記事でも基本的には用語を混同したまま説明する(人工衛星の安定に関してなど、これらを区別して行う必要がある議論を除いて、一般にはほぼ100%混同されているためである)。 一様重力下で、質量分布も一様である(または図形の頂点に等質量が凝集している)ときの重心は幾何学的な意味での「重心」(幾何学的中心、)と一致する。より一般の状況における重心はの項を参照せよ。.

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重油

重油(じゅうゆ)とは、原油の常圧蒸留によって塔底から得られる残油、あるいはそれを処理して得られる重質の石油製品である。ガソリン、灯油、軽油より沸点が高く、重粘質であることから名付けられている。しかし油の一種であるため水よりは軽い。英語では、一般に、重油 (heavy oil) よりも燃料油 (fuel oil) と呼ばれる。.

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自動車運搬船

自動車運搬船 レア・リーダー(RHEA LEADER)(63,004総トン) 自動車運搬船(じどうしゃうんぱんせん)とは、自動車を運搬することに特化した構造を有した船である。.

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自動船舶識別装置

船舶自動識別装置 自動船舶識別装置(じどうせんぱくしきべつそうち)(英:Automatic Identification System, AIS)は、国際VHFを利用した、船舶を自動識別する装置である。 電波法(電波法施行規則第2条第37号の4)や船舶設備規程(第百四十六条の二十九)では、”船舶自動識別装置”である。.

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自由度

自由度(じゆうど、degree of freedom)とは、一般に、変数のうち独立に選べるものの数、すなわち、全変数の数から、それら相互間に成り立つ関係式(束縛条件、拘束条件)の数を引いたものである。数学的に言えば、多様体の次元である。「自由度1」、「1自由度」などと表現する。 自由度は、力学、機構学、統計学などで使用され、意味は上記の定義に準じるが、それぞれの具体的に示唆する処は異なる。.

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金属

リウム の結晶。 リチウム。原子番号が一番小さな金属 金属(きんぞく、metal)とは、展性、塑性(延性)に富み機械工作が可能な、電気および熱の良導体であり、金属光沢という特有の光沢を持つ物質の総称である。水銀を例外として常温・常圧状態では透明ではない固体となり、液化状態でも良導体性と光沢性は維持される。 単体で金属の性質を持つ元素を「金属元素」と呼び、金属内部の原子同士は金属結合という陽イオンが自由電子を媒介とする金属結晶状態にある。周期表において、ホウ素、ケイ素、ヒ素、テルル、アスタチン(これらは半金属と呼ばれる)を結ぶ斜めの線より左に位置する元素が金属元素に当たる。異なる金属同士の混合物である合金、ある種の非金属を含む相でも金属様性質を示すものは金属に含まれる。.

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艦船

艦船.

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トウボートに押されてミシシッピ川を上る艀。セントルイスのゲートウェイ・アーチ上から撮影 ハンブルクに停泊する艀 19世紀末のドイツの運河の風景。内陸運河では、艀は曳舟道を歩く馬や人に牽引されて進んでいた 艀(はしけ)は、河川や運河などの内陸水路や港湾内で重い貨物を積んで航行するために作られている平底の船舶である。 艀の多くはエンジンを積んでいないため自力で航行することはできず、タグボート(トウボート)により牽引あるいは推進されながら航行する。 英語ではバージ(barge)もしくはライター(lighter)と呼ばれ、後者は特に艀のうち平底のものを指す。.

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英語

アメリカ英語とイギリス英語は特徴がある 英語(えいご、)は、イ・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、イギリス・イングランド地方を発祥とする言語である。.

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鋼(はがね、こう、釼は異体字、steel)とは、炭素を0.04~2パーセント程度含む鉄の合金。鋼鉄(こうてつ)とも呼ばれる。強靭で加工性に優れ、ニッケル・クロムなどを加えた特殊鋼や鋳鋼等とあわせて鉄鋼(てっこう)とも呼ばれ、産業上重要な位置を占める。.

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電動機

様々な電動機。006P型電池との比較。 電動機(でんどうき、Electric motor)とは、電気エネルギーを力学的エネルギーに変換する電力機器、原動機の総称。モーター、電気モーターとも呼ばれる「モーター」というカタカナ表記に関して、電気学会に於いては「モータ」という表記方を定めている他、電動機メーカーによっては「モーター」のドイツ語表記“Motor”の20世紀前半までドイツ語発音の模範とされた「舞台発音」に基づいた発音方に倣って「モートル」(或いは「モトール」)という表記方を用いているところが見られる《日本電産Webサイト内『』ページ後半に掲載されているコラム『モーターの語源』より;なお「モートル」という表記は、現在、少なくとも日立系列の日立産機システムと東芝系列の東芝産業機器システムに於いて、主にブランド名の中で用いられている》。 一般に、磁場(磁界)と電流の相互作用(ローレンツ力)による力を利用して回転運動を出力するものが多いが、直線運動を得るリニアモーターや磁場を用いず超音波振動を利用する超音波モータなども実用化されている。静電気力を利用した静電モーターも古くから知られている。 なお、本来、「モータ(ー)」("motor")という言葉は「動力」を意味し、特に電動機に限定した用語ではない。それゆえ、何らかの動力の役割を果たす装置は、モーターと形容されることもよくある(ロケットモーターなど)。 以下では、電磁力により回転力を生み出す一般的な電動機を中心に説明し、それ以外のリニアモーターや超音波モータは末尾で簡単に説明する。.

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電解質

電解質(でんかいしつ、英語:electrolyte)とは溶媒中に溶解した際に、陽イオンと陰イオンに電離する物質のことである。これに対し、溶媒中に溶解しても電離しない物質を非電解質という。 一般に電解液は電気分解が起こる以上の電圧をかければ電気伝導性を示すが、電解液でないものは電気抵抗が大きい。また、ほとんど溶媒中に溶解しないものは電解質にも非電解質にも含まれない。 溶融した電解質や固体の電解質というものも存在する。 つまり、物質を水に溶かしたとき、イオンになるものとならないものがあり、電気を通す物質はイオンになるものである。これを電解質という。 電解質溶液は十分に高い電圧(一般に数ボルト程度)をかけると電気分解することが可能である。「電解質」という名称はこのことから付けられた。電気分解を起こすことのできる理論分解電圧 V ′ はギブス自由エネルギー変化と以下の関係にある。実際には過電圧のため理論分解電圧より高い電圧を必要とする。.

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造船

造船(ぞうせん)とは船を作ることである。.

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造船科

造船科(ぞうせんか)は、造船の設計・施工などの基本的な知識と技術を修得させる学科。工業科の専門科目のうち、「造船工学」、「造船製図」、「造船実習」などを中心に学習し、溶接等の基礎基本を学ぶ。 労働安全衛生法等の法律に基づき、ガス溶接技能講習修了証の資格等が取得できる。.

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造船所

造船所(ぞうせんじょ)は、船を建造し修理する場所である。.

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造波抵抗

造波抵抗(ぞうはていこう、Wave drag)は水の上を動く物体が受ける抵抗の1つである。造波抵抗は、英国の流体力学の科学者で船舶設計者でもあったウィリアム・フルード(William Froude、1810~1879)が考案したフルード数によって分析された。水の上を動く物体とは多くが船であるため、以下では簡単のために船で説明する。 船が航走する時の抵抗は次の3つに分解出来る。.

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LORAN

Malone, FloridaのロランC局 ロランC受信機の例 ロランCの信号 LORAN(ロラン、LOng-RAnge Navigation)は、地上系電波航法システム 海上保安庁交通部の一種である。船舶や航空機で利用されてきたが、高精度な衛星系電波航法システムであるGPSへの移行が進み、多くの国では終息している。.

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TEU

長さ20フィートのISOコンテナ(国際海上コンテナ)。これが1TEUとみなされる (Twenty-foot Equivalent Unit、20フィートコンテナ換算)とは、コンテナ船の積載能力やコンテナターミナルの貨物取扱数などを示すために使われる、貨物の容量のおおよそを表す単位Rowlett, 2004.

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抗力

抗力(こうりょく)は、流体(液体や気体)中を移動する、あるいは流れ中におかれた物体にはたらく力の、流れの速度に平行な方向で同じ向きの成分(分力)である。流れの速度方向に垂直な成分は揚力という。 追い風で水面をかき分けて進んでいる帆船は、空気から進行方向の抗力を、それより弱い逆方向の抗力を水から受けている。また、レーシングカー等では揚力でダウンフォースを発生させている。抗力も揚力もケースバイケースで、その方向が字義通りではない場合がある。.

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排気ガス

自動車の排気ガス 排気ガス(はいきガス、exhaust gas)は、ガソリン・軽油などの燃料がエンジンで燃焼したり、さまざまな化学反応を起こしたりしたことで生ずる気体で、大気中に放出されるものを指す。 自動車用語では排気 (exhaust)、または排ガス・排出ガス(共にexhaust gas)とも言う。日本工業規格 (JIS D0108) では、ブローバイガスや燃料蒸発ガスなどエンジンの燃焼に伴うもの以外を併せて、排出ガス (emission gas) と総称して区別している。.

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揚力

揚力(ようりょく、英語:lift)は、流体(液体や気体)中におかれた板や翼などの物体にはたらく力のうち、流れの方向に垂直な成分のこと。 通常の場合、物体と流体に相対速度があるときに発生する力(動的揚力)のみを指し、物体が静止していてもはたらく浮力(静的揚力)は含まない。.

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構造力学

構造力学(こうぞうりきがく、英語:structural mechanics)は連続体力学の一分野であり、橋梁、建築物、ヴィークル類などの構造物が荷重を受けたときに生じる応力や変形などを解析するための力学である。一つの物体のときは材料力学という。土木工学の分野では根幹を成す学問分野であり、水理学、地盤力学と合わせて「3力(さんりき)」と呼ばれることがある。.

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樽(たる、ドイツ語: Fass、フランス語: tonneau、英語:barrelまたはcask)は、円筒形の容器であり、ヨーロッパで伝統的な樽(洋樽:ようだる)は木の板(樽板)とそれを縛る鉄の輪などの箍(たが)で作られており、胴の側面は中央部が膨らんだ円筒形である。日本で一般的なものは鎌倉時代末から室町時代初期ごろに出現した結樽(ゆいだる)で、たがは竹材を螺旋に捩ったもの。また、形状は洋樽と異なり真っ直ぐで、膨らまない円筒形となる。樽を作る職人は日本では後述のように結樽が桶の系譜を汲むことから桶屋、英語圏ではcooperと呼ばれる。 側壁を構成する板材を、箍で結束することで強度を保つ構造物である(アーチの石積みが重力によって結束されているのと同じ原理による)。すぼまっている方に向かって底板をはめ込むことにより、荷重は箍によって支持され、液体を入れるとそれを吸った板が膨張することにより密閉される。釘や接着剤等を使用せず、木材由来の成分を除いて内容物に不純物が溶出することも無いため、水や飲料の容器として重宝されてきた。 現代でも、アルミニウム(小樽(keg、ケグ)とも言う)およびプラスチック、FRPなど合成樹脂で一体成型した容器のことを、慣習的に樽と呼ぶことが多い。 上記のように洋樽はしばしば中間で膨れており、凸面の形を持っている。このような一定の膨れを作ることで、横にすると摩擦面が小さくなるため比較的容易に方向を変えつつ転がすことができるようになり、容器がより球状に近くなるため材料の中で応力を均等に分散することを助ける。 ビールのために使用される樽は、通気孔や蛇口の台座などの開口部を備えている。.

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機械工学

機械工学(きかいこうがく、mechanical engineering)とは、機械あるいは機械要素の設計、製作などから、機械の使用方法、運用などまでの全ての事項を対象とする工学の一分野である。 具体的には、熱力学、機械力学、流体力学、材料力学の四力学を基礎とした機械の設計、製作のための技術を学ぶ他、より広義には、機構学、制御工学、経営工学、材料工学(金属学)、そして近年のコンピュータ化に対応したハードウェア及びソフトウェア技術全般を研究対象としている。.

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死海

死海(しかい、البحر الميت, יָם הַ‏‏מֶּ‏‏לַ‏ח)は、アラビア半島北西部に位置する塩湖。西側にイスラエル、東側をヨルダンに接する。湖面の海抜はマイナス418mと、地表で最も低い場所である。歴史的に様々な名前で呼ばれたが、現在の英語名(Dead Sea)はアラビア語名に由来する。.

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水上機

水上機(すいじょうき)とは、水面上に浮いて滑走が可能な船型の機体構造、あるいは浮舟(フロート)のような艤装を持つことによって、水上にて離着水できるように設計された航空機である。水上機として最初から設計されたものと、通常の航空機が水上機として再設計されたものがある。.

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水中翼船

大和ミュージアム) 全没型水中翼船 「疾風」(神戸海洋博物館・現在は解体済) 水中翼船(すいちゅうよくせん)、または、ハイドロフォイル(Hydrofoil) とは、推進時に発生する水の抵抗を減らす目的のため、船腹より下に「水中翼」(すいちゅうよく)と呼ばれる構造物を持った船。.

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水路

水路(すいろ、waterway)とは、人工的に造られた水を流すための構造物である。 また、広義には河川や湖沼、ため池、調整池なども含む総称として使われる場合がある。.

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沱江級コルベット

沱江級コルベット(沱江級巡邏艦)は、中華民国海軍のコルベット。この艦は、レーダーの検出を避けるために断面を小さくするなど、さまざまな機能を組み込んでいる。迅海計画で開発されたこのコルベットは、現在大型艦で行われている任務に変わるものであるとされている。.

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油圧

油圧(ゆあつ)あるいは油圧システム(ゆあつシステム)または油圧駆動システム(ゆあつくどうシステム、Hydraulic drive system)とは、液体(主に鉱物油)をエネルギーの伝達媒体とした駆動系のこと。類似した圧力媒体の異なる圧力駆動システムには空圧や水・グリセリンを使用した機構がある。.

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沿岸警備隊

沿岸警備隊(えんがんけいびたい、Coast Guard)は、主に主権のおよぶ海洋や内水域(河川・湖沼)での哨戒・警備救難活動を行う組織。 警備艦や警備艇と呼ばれる各種の哨戒艦艇や航空機を保有し、自国の港に活動拠点を構えるのが普通である。任務の関連性から海軍や警察、税関とは密接な関係を持つ事が多い。アメリカ沿岸警備隊では哨戒任務に当たる艦艇はカッターと呼ばれ、台湾では巡防艦や巡防艇、韓国では警備艦や警備艇が領海警備などを行なっている。日本の海上保安庁は巡視船や巡視艇と呼ばれる船舶が領海の巡視・監視や海上警察活動に従事し、救難活動なども行なうが、軍事的な機能は有していないため他国の沿岸警備隊とは一線を画している。 国によって沿岸警備隊の組織は異なり、沿岸警備隊を設けずに海軍が任務を遂行している国もある。また、海軍の一部として設置する国もある。国境警備隊と同様に準軍事組織の一種として設置されることもあり、この場合には、平時には海軍に代わって領海内や内水域(河川・湖沼)での警備救難活動を行ない、戦時に海軍とともに戦闘を行う。また、新興国では海軍を設置せずに沿岸警備隊のみを設置する国もある。.

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浜へ寄せる波 砂浜に打ち寄せるやや荒れ気味の波(瀬戸内海にて) 比較的小さな風浪 打ち寄せて水煙を上げるうねり なみ(波、浪、濤)広辞苑第六版「なみ【波、浪、濤】」とは、水面の高低運動である。波浪(はろう)とも言う。.

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法用語一覧

以下は、法用語に関する一覧である。.

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淡水

地表面の淡水(ニュージーランドのハウェア湖) 白糸の滝) 南極大陸の雪原は地球上の主要な淡水である drinking fountain"、いわゆる、飲用泉。) 淡水(たんすい)あるいは真水(まみず)とは、第1義として、塩分濃度の低い水の包括的呼称(地球を含む宇宙の天体上に存在する)。第2義としては、陸棲の生物が生体維持のために利用可能な程度に塩分濃度が低い水のことである(地球にのみ存在する。''cf.'' 水#生物と水)。.

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港湾工学

港湾工学(こうわんこうがく)とは、港湾の整備や利用の技術を扱う工学である。.

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滑走

滑走(かっそう)とは滑るように走ることである。スキーやスノーボード、アイススケート、橇など氷上や雪上を滑ることも滑走という。.

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漁網

漁網(ぎょもう)とは魚類を捕獲するために用いる網である 特許庁。漁業で用いられる漁具の一種。また、漁網を用いておこなう漁撈活動のことを網漁と総称する。なお、広く漁業用の網と定義される場合には養殖用のものも漁網に含める場合がある。 さまざまな漁具のなかでも漁網は「一網打尽」の語のごとく、大量の水生生物を採捕できることから、高い漁獲収益を期待できる漁具である。漁網を用いる漁法は、捕獲対象となる水生生物の種類、操業環境、操業規模などによってさまざまな種類がみられ、また、漁獲量を高めるための技術的努力、研究もさかんである。 その一方で漁業資源の維持という点では、漁網の使用は乱獲・混獲といった問題を招きやすく、ほとんどの網漁は各種の法的規制の対象となっている。 漁網、特に合成樹脂製のものは、適切な管理・処分を行わない場合に海洋ゴミとなり、環境破壊の要因となる。.

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漁船

ナダ、ノバスコシア州の漁船。 北海道、釧路港に接岸する漁船 漁船(ぎょせん)とは一般に、漁業に用いられる船舶である。漁法やその目的とする漁場によりその船の大きさや構造は大きく異なる。.

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潤滑油

潤滑油(じゅんかつゆ)とは、機械の歯車などを、効率よく潤滑するための、潤滑剤として使われる油であり、時には冷却にも益する。エンジンオイルもこの一種。 また、この化学的性質を例えとして、物事が円滑に運ばれるための仲立ちとなる物や人を指す言葉としても使われる。.

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潜水艦

潜水艦(せんすいかん、Submarine、U-Boot、潛艇)は、水中航行可能な軍艦である。.

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木材

材木店の店頭に並ぶ各種木材 木材(もくざい)とは、様々な材料・原料として用いるために伐採された樹木の幹の部分を指す呼称。 その用途は、切削など物理的加工(木工)された木製品に限らず、紙の原料(木材パルプ)また薪や木炭に留まらない化学反応を伴うガス化・液化を経たエネルギー利用や化学工業の原料使用、飼料化などもある岡野 p.147-169 6.エピローグ-その将来を展望する-。樹皮を剥いだだけの木材は丸太(まるた)と呼ばれる。材木(ざいもく)も同義だが、これは建材や道具類の材料などに限定する場合もある。.

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流体

流体(りゅうたい、fluid)とは静止状態においてせん断応力が発生しない連続体の総称である。大雑把に言えば固体でない連続体のことであり、物質の形態としては液体と気体およびプラズマが流体にあたる。.

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流体力学

流体力学(りゅうたいりきがく、fluid dynamics / fluid mechanics)とは、流体の静止状態や運動状態での性質、また流体中での物体の運動を研究する、力学の一分野。.

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浮力

浮力(ふりょく、)とは、水などの流体中にある物体に重力とは逆の方向に作用する力である。 浮力の原因はアルキメデスの原理によって説明される。物体は流体から圧力(静水圧)を受けている。このとき圧力は物体の上と下では異なり(富士山の頂上の気圧と麓の気圧のように)、下から受ける力の方が大きい。この物体が受ける上下の力の差が浮力である。すなわち、物体には上向きの力が作用する。.

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海岸工学

海岸工学(かいがんこうがく、Coastal Engineering)とは、海岸およびその水域における波浪、水質、生態系、漂砂、海岸構造物、保全計画、整備計画などについて研究する工学である。関する団体として土木学会海岸工学委員会などがある。.

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海峡

海峡(かいきょう)とは、陸地によって狭められている水域のこと。日本語では「海」の一字が含まれるが、必ずしも海に限ったものではない(五大湖のスペリオル湖とミシガン湖結ぶマキノー海峡など)。 同義語に「瀬戸」と「水道」がある。これらの語に意味上の本質的な違いはなく、同じ海域について別の語を用いた別称や副称をもつものもある。上記のマキノー海峡のように湖にある場合は「湖峡」ということもある。 海上交通路が絞られるポイント(チョークポイント)である海峡は、その確保や制限(海上封鎖)のために、軍事・国際政治上の焦点となることも多かった。.

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海上における遭難及び安全に関する世界的な制度

海上における遭難及び安全に関する世界的な制度(; 世界海洋遭難安全システムとも)は、国際航海に従事する旅客船・総トン数300トン以上の貨物船に、安定した遭難・非常通信を確保するとともに、航行警報・気象警報等などの海上安全情報を自動で伝達できる通信システムである。1999年2月より実施されている。 完全実施まではFGMDSS(FはFuture―“近未来型”の意)と呼ばれていた。.

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海上無線通信士

海上無線通信士(かいじょうむせんつうしんし)は、無線従事者の一種で電波法第40条第2号のイからニに規定するものである。 総務省所管。平成元年(1989年)に制定された。英語表記は"Maritime Radio Operator"。.

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海上特殊無線技士

海上特殊無線技士(かいじょうとくしゅむせんぎし)は、無線従事者の一種で電波法第40条第2号ホに政令で定めるものと規定している。 総務省所管。平成元年(1989年)に制定された。英語表記は"Maritime Special Radio Operator"。.

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海上自衛隊

海上自衛隊(かいじょうじえいたい)は日本の自衛隊のうちの海上部門にあたる組織である。また、官公庁の一つであり、防衛省の特別の機関の集合体である。 略称海自(かいじ)、英称 Japan Maritime Self-Defense Force (JMSDF)海上自衛隊公式HP。諸外国からは Japanese Navy(日本海軍の意)に相当する語で表現されることがある。.

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海事

海事(かいじ、英:maritime affairs)とは、海に関する事柄または海上で発生する事柄。 主に人間の活動に伴い発生する事象を対象とする概念ため、海洋の自然物や自然現象、海洋生物そのものを包含する概念ではない。但し、それらの自然物を開発したり観察したり捕獲したりする行為は海事の概念に含む。 狭義では海運・船舶等に関する事柄である。なお、行政上は内陸水運、すなわち川や湖における運輸や船舶を含めて扱う場合もある。.

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海里

海里(かいり、浬、nautical mile)は、長さの計量単位であり、国際海里 (international nautical mile) の場合、正確に 1852 m である。元々は、地球上の緯度1分に相当する長さなので、海面上の長さや航海・航空距離などを表すのに便利であるために使われている。英語では、sea mile とも呼ばれる。.

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海水

海面上から見た海水(シンガポール) スクーバダイビング中に見る海水の深い青(タイのシミランにて) 海水(かいすい)とは、海の水のこと。水を主成分とし、3.5 %程度の塩(えん)、微量金属から構成される。 地球上の海水の量は約13.7億 km3で、地球上の水分の97 %を占める。密度は1.02 - 1.035 g/cm3。.

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海洋工学

海洋工学(かいようこうがく、英語:ocean engineering)とは、主に海洋開発の手法を工学的に考察する学問である。.

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旅客船

ンチェルト(レストラン船)、ロイヤルプリンセス(遊覧船)、飛鳥II(クルーズ客船), 神戸港にて 旅客船(りょかくせん)とは、旅客輸送のみが行える船舶である。客船ともいう。.

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救命ボート

救命ボート 救命ボート(きゅうめいボート)とは、船舶における海難・水難事故(沈没も含む)時における脱出用や、水害時の被災者の救出、タグボートと同じ扱いで船を引っぱる際に使用する小型ボートのこと。転じて、船舶の体を成していなくても非常脱出・船舶補助用の機器・装置をこう呼ぶ場合がある。.

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救命胴衣

救命胴衣(きゅうめいどうい)とは、着用者を水上に浮かせ、頭部を水面上に位置させる救命用具のひとつ。主にプールや河川、湖沼、海で用いられるが、海上を飛行する航空機にも装備されている。ライフジャケット、ライフベストとも呼ばれ、その目的や用途によって様々な大きさ・デザインが存在する。 日本の競艇界や海上自衛隊等、海事関係では「カポック」と呼称されることがあるが、これは昔は樹木のカポックから採れる繊維が用いられていたことによる。.

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15世紀

大航海時代。大西洋を渡り新世界を発見したコロンブス。 マチュ・ピチュ遺跡。アンデス山麓に属するペルーのウルバンバ谷に沿いの尾根にある遺跡で標高2430mの高さにある。用途は未だ明らかでない所もあるが、15世紀に建造されたインカ帝国の技術の高さを反映している。 National Museum of Anthropology (Mexico)蔵)。 香辛料の魅惑。15世紀には東方との交易路はオスマン帝国に遮断される事になり、香辛料の供給不足が大きな問題となった。画像は1410年代に描かれた『世界の記述(東方見聞録)』の挿絵で、インドでの胡椒採収が取り上げられている。 エンリケ航海王子。ポルトガルは東方への航路の開発を推進したが、その中心となったのは「航海王子」の名を持つエンリケ王子である。サグレスに設置した「王子の村」が航海士の育成に貢献したことはよく知られている。画像は「サン・ヴィセンテの祭壇画」で聖人のすぐ右隣に位置する黒帽で黒髭の人物が王子ととされているが異論もある。 キルワの大モスク跡。 サマルカンド近郊のウルグ・ベク天文台。ティムール朝の君主ウルグ・ベクは天文学に造詣が深く「ズィージ・スルターニー」のような精緻な天文表も作成させた。 Musée des Augustins蔵)。 ロシア正教会の自立。東ローマ帝国の衰退に伴い「タタールの軛」を脱したロシアでは独自の組織が形成され文化的にも新たな展開が見られた。画像はこの時代を代表するモスクワ派のイコン(聖画像)でアンドレイ・ルブリョフの「至聖三者」(モスクワのトレチャコフ美術館蔵)。 グルンヴァルトの戦い(タンネンベルクの戦い)。ポーランド・リトアニア連合軍がドイツ騎士団を破り、東方植民の動きはここで抑えられた。画像はこの戦いを描いたポーランド人画家ヤン・マテイコの歴史画(ワルシャワ国立美術館蔵)。 天文時計で1410年頃作成されてから、後世の補修はあるものの今日まで動いているものである。 プラハ大学学長ヤン・フスの火刑。コンスタンツ公会議の決定によりカトリック教会と相容れぬ異端の徒として処刑されたが、これがチェック人の憤激を呼び起こすことになった。 オルレアンの乙女ジャンヌ・ダルク。劣勢のフランス軍を鼓舞し百年戦争の終結に大きな役割を果たしたが魔女裁判で火刑に処せられた。 グーテンベルク聖書(42行聖書)』の「創世記」。 『中世の秋』。歴史家ホイジンガはこの題名でこの時代のブルゴーニュ公国の歴史を描いた。画像はヤン・ファン・エイクの「宰相ロランの聖母」。ロランはこの国の宰相で、背後にはブルゴーニュのオータンの風景が広がる。 ブルネレスキの巨大なドーム建築で知られる「花の聖母教会(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)」。 ボッティチェリの「春(プリマヴェーラ)」。メディチ家などの文化支援活動に支えられてルネサンス文化が花開いた。画像の中心の女神は美と愛の女神ウェヌス(ヴィーナス)で、その周囲を多くの神々が取り囲んでいる(ウフィッツィ美術館蔵)。 サイイド朝からローディー朝へ。北インドではデリーを中心にイスラム系王朝が続いた。画像はデリーのローディー・ガーデン内にあるサイイド朝の君主ムハンマド・シャーの霊廟。この公園の敷地にはローディー朝君主たちの霊廟もある。 タイを支配したアユタヤ朝は上座部仏教を保護し東南アジアでも有数の国家となっていた。画像はアユタヤに残るワット・プラ・シーサンペットで、1448年にボーロマトライローカナート王により建立された寺院である。 万里の長城。モンゴル人を漠北に追い払ってからもその侵入に備え明代には長城が幾度となく修復・増築を繰り返されていた。画像は1404年に「慕田峪長城」と名付けられた長城で北京市の北東に位置するもの。 鄭和の南海大遠征。永楽帝時代には明の国威を示す大艦隊が各地に派遣された。画像は1417年にベンガルから運ばれたキリンを描いた「瑞應麒麟図」。 「仁宣の治」。明は仁宗洪熙帝と続く宣宗宣徳帝の時代に安定期を迎えた。画像は明の宣宗宣徳帝の入城を描いたもの(台北故宮博物院蔵)。 如拙「瓢鮎図」。禅宗の流入は「五山文学」や「舶来唐物」などを通じて室町時代の文化に大きな影響を与えた。この「瓢鮎図」も将軍足利義持の命で描かれた水墨画で数多くの禅僧の画讃がつけられている。京都妙心寺塔頭退蔵院の所蔵。 文化を極めた。 応仁の乱。将軍後継をめぐる守護大名の争いで京都の町は焦土と化した。以後足利将軍の権威は衰え下剋上の時代へと進むことになる。画像は応仁の乱を描いた「紙本著色真如堂縁起」(真正極楽寺蔵)。 15世紀(じゅうごせいき)とは、西暦1401年から西暦1500年までの100年間を指す世紀。.

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21世紀

21世紀(にじゅういっせいき、にじゅういちせいき)とは、西暦2001年から西暦2100年までの100年間を指す世紀。3千年紀における最初の世紀である。.

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2乗3乗の法則

2乗3乗の法則(にじょうさんじょうのほうそく)は、工学や生物学などにおいて言及される法則。相似な形状をした2つの物体について、代表長さの2乗に比例する面積に関する物理量と、3乗に比例する体積に関する量とを比較し、このときそれぞれの量の変化の割合も、おおむね2乗と3乗のオーダーとなることを法則と呼んでいる。比較対象となる物理量は、分野や文脈によって異なる。2乗3乗法則、2乗3乗則とも呼ばれる。漢数字で「二乗三乗」と書かれることもある。.

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2ストローク機関

2ストローク機関(ツーストロークきかん)は内燃機関の一種で、2行程で1周期とする2ストローク1サイクルレシプロエンジン式の名称。2サイクル機関・2行程機関とも呼ばれ、また、2ストとも略される。.

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2重反転プロペラ

An-70輸送機の2重反転プロペラ 2重反転プロペラまたは二重反転プロペラ(2じゅうはんてんプロペラ, contra-rotating propellers: CRP)とは、2組のプロペラを同軸に配置し、各組を相互に逆方向に回転させるもの。機体や船体にかかるカウンタートルクを相殺できる、1組では流れのねじれとして損失となるエネルギーが、相殺により無くなることで効率が向上する、などの利点がある。英名を略してコントラペラとも呼ばれる。飛行機(動力航空機)では固定翼の各種プロペラ機のプロペラや回転翼機の回転翼に、また飛行船のプロペラなどでの採用例もある。ヴィークル類では他に船舶などの水中で使われるスクリュープロペラにも採用例は多い。その他各種のヴィークル類のプロペラや、その他の機器のファン・インペラ等にもある。.

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4ストローク機関

4ストローク機関(1) 吸入(2) 圧縮(3) 燃焼・膨張(4) 排気 4ストローク機関(フォーストロークきかん、Four-stroke cycle engine)は容積型内燃機関の一種で、エンジンの動作周期の間に4つの行程を経る、4ストローク/1サイクルエンジンのことである。4サイクル機関や4行程機関、略して4ストとも呼ばれる。.

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