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舞台機構

索引 舞台機構

舞台機構(ぶたいきこう)とは、主にホール・劇場などの舞台部分に設置されている、手動・電動・油圧などにより作動させる演出効果用の機器類の総称。 緞帳や反響板、回り舞台、迫り、移動床などの他、各種幕類などの吊り物を吊る美術バトン、舞台照明器具を吊るサスバトンや、それを操作するための綱元、操作盤などがこれに当たる。個々の舞台照明機器や舞台音響機器などは、それぞれ深く関連しているが通常は舞台機構に含めない。 ホール・劇場に常設されているものと、催事の演目内容に合わせて特化され、専用に製作されるものがある。.

16 関係: 劇場反響板吊り物バトンホリゾントホールセットサスバトン綱元緞帳美術バトン舞台舞台照明舞台音響舞台機構操作盤

劇場

プロセニアム・シアター(宝塚大劇場) 劇場(げきじょう)とは、演劇や歌舞伎、舞踊、オペラ、バレエ、コンサートなどを観客に見せるための施設。 オペラを上演するための劇場は歌劇場、日本の能楽では能舞台と称することが多い。また主に中小の劇団が公演を行う小規模な劇場を特に芝居小屋(しばいごや)と呼ぶことがあり、大きな劇場であっても演劇関係者は業界用語としてこれを「小屋」と呼ぶことがある。近年では、演劇が倉庫で上演されたり、小さなコンサートや大道芸が路上で行われたりすることもあるが、これらの場所は演出空間ではあっても劇場とは呼ばない。 演劇は日本では芝居と呼ばれ、古くから庶民の娯楽であり、各地に数多くの小規模な劇場が建設された。これらの劇場は各地域の芸能ばかりではなく、「ドサ回り」と呼ばれる地方を巡回して劇を行う旅芸人が、劇を行う場でもあった。後にこれらの劇場の多くは映画を上映する設備を備えるようになり、地方巡業の演芸者が減少するにつれて映画館へと役割を変えていった。このため、演劇を上演しない映画館であっても「劇場」と名付けられているものが多く残っている。。 現代においても、映画館を指して「劇場」と表現する場合は多い。テレビドラマやテレビアニメ等の映画化作品を「劇場版」と銘打つ、映画を放送するテレビ番組のタイトルに「…洋画(/邦画/映画)劇場」などと名付ける、といった例も挙げられる。.

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反響板

反響板(はんきょうばん)は、多目的ホールなどにおいて、舞台上での生演奏に対応するために設置される、音響反射効果用の可動壁を指す。音響反射板とも呼ばれる。ホールによっては舞台部分の壁面がそのまま反響板構造になっている場合があり、その際は固定反響板と呼称することもある。.

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吊り物

吊り物(つりもの)は、舞台上部に設置されている美術バトンなどに吊り込む(飾る)舞台美術のセット、幕類、看板などの総称。 吊りたい場所にバトンが設置されていない場合は、付近の舞台照明用のサスバトンや、反響板の天井部分、もしくは舞台上部の「すのこ」からロープ・ワイヤーなどで仮設して吊ることにより対応している。 なお、反響板、舞台照明器具や音響機器(スピーカーなど)は、美術バトンに吊られていてもそれぞれの固有名称で呼ぶことが多い。.

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バトン

バトン()とは、陸上競技やバトントワリング等で使用される道具であり、いずれのバトンも形状は円柱状である。.

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ホリゾント

ホリゾントは、舞台やスタジオで使われる背景用の布製の幕または壁、またそれを照らす照明のことである。通称「ホリ」。空や空間を表す。本来は無限の空を表現させるためのものである。ドイツ語のHorizont(ホリツォント、地平線)から来ている。ホリゾント幕をキャンバスに例えるなら、ホリゾントライトは絵具にあたる。ここでは、ホリゾント幕・ホリゾントライトとともに、大黒幕についても取り扱う。.

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ホール

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セット

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サスバトン

バトンは、ホール・劇場などに舞台機構として設置されているバトンのうち、特に舞台照明器具(灯体=サスペンションライト)を吊るして使用する、舞台照明用のバトンである。略して「サス」ともいう。サスバトンを大型化、かつ「吊り橋」状にして作業要員が乗り込める構造にした「照明ブリッジ(ライトブリッジ)」があるが、これも「サス」と呼称する場合もある。 サスバトンは照明器具に電源を供給するコンセントボックス(フライダクト)がバトン上部などに装備されており、催物にあわせて任意の位置に灯体を吊るして接続することにより、舞台面に対して上方からの照明効果を得ることができる。 なお、他の照明器具付きのバトン、ボーダーライトやアッパーホリゾントライトはサスバトンではなく、「ボーダー」、「アッパー」などと呼称され区別される(ホール・劇場などによっては、ボーダーライトが共吊りされている場合もあるが、その場合は「ボーダーサス」と呼ぶ例もある)。.

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綱元

綱元(つなもと)は舞台上部に設置されている緞帳や、美術バトン、照明用のサスバトンなどを、人力によって昇降させるために設けられた作業区域のことである。「綱場」(つなば)ともいう。なお、電動などの動力機構の場合は操作盤と称して区別される。 言葉が示すとおり、綱元には麻製の非常に丈夫な綱が設置されている。この綱は綱元上部の滑車を介して輪になっており、両端部は「鎮枠」(しずわく)と呼ばれる重り(鎮=しず)を積むための枠に固定されている。鎮枠には同時にバトンから導かれたワイヤーも集約されており、ループ状の綱の手前側を引くことによりバトンが下降、奥側を引くことで上昇する仕組みになっている。 (一時期「ダブル滑車」と呼ばれる、滑車を2個介して重量感を半減させるタイプも見られたがデメリットが多く、現在は減少傾向にある) 綱元床面には綱を所定の位置で固定するためのストッパーが設けられている(旧式の綱元は固定方法が異なるものもある)。 バトンに重い幕類や照明器具などを吊り込んだ場合は、重量バランスが取れなくなり人力では操作不能になる。そこで鎮枠の重りを増減して調整することにより、軽快な操作を可能にして円滑な舞台転換を計るようにする。 なお、綱元はその構造・状態をよく理解せずに不注意な操作を行った場合、鎮枠や吊り物の暴走・落下等の大きな事故に繋がる可能性が高いため、周辺は防護金網などで仕切られており、操作・作業要員も安全管理上の理由から、専門職(当該劇場・ホール職員や、本職の大道具方及び舞台照明担当者)が行うのが通例である。.

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緞帳

緞帳(どんちょう)とは、舞台にある幕のひとつで、客席から舞台を隠すための幕である。略してどんと言うこともある。 宝塚大劇場の緞帳.

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美術バトン

美術バトン(びじゅつバトン)は、ホール・劇場などに舞台機構として設置されているバトンのうち、主に各種の幕類や看板、舞台美術のセットなどを吊るして使用するバトンである。「鉄管」ともいう。 一般的な構造は鋼鉄製のパイプ状のもので、強度を持たせるために上下に二本のパイプを配して繋げた「トラスバトン」などがある。 また、舞台照明用のサスバトンが不足したり、サスバトンでは任意の位置に照明器具=灯体を吊れない際には、舞台面のコンセントなどから照明回路をコードで立ち上げ、サスバトン代わりに使用されることも多い。.

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奈落の底から見たラジオシティ・ミュージックホールの大迫り 迫・迫り(せり)とは、舞台の床の一部をくりぬき、そこに昇降装置を施した舞台機構。役者や大道具を奈落から舞台上に押し上げたり(迫り上げ)、逆に奈落に引き下ろしたり(迫り下げ)することにより、意表をついた演出や迅速な舞台転換を可能とする。.

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舞台

舞台(ぶたい、stage)とは、演劇やダンス、伝統芸能や演芸など、舞台芸術の表現者が作品を演じるための、一定の空間。転じて、舞台芸術に属する作品のジャンルを指し「舞台」と呼ぶこともある。また、演壇などの、舞台に類似する機能をもった一定の空間や機構を指し、舞台と呼ぶことがある。 ここから派生して、特定の人物や集団が盛んに活動を展開する場を指し、抽象的な意味において、舞台と呼ぶこともある。 機構としての舞台や、舞台の様々な様式については、劇場を参照。.

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舞台照明

舞台照明(ぶたいしょうめい)とは、舞台を光と闇によって演出する照明技術のことである。また、そのための灯具・調光装置・配電設備などを含めた舞台用照明設備のこともさす。舞台照明に携わる人のことを一般に舞台照明家と呼ぶ。 日本国内の各地に建設されている多目的ホールでは、舞台をさまざまな用途に利用できるよう、定石的な設備が用意されており、催物によって照明灯具の場所・光の照射方向・調光設定を変更できるようになっている。一方、クラシック専用ホールや劇専用の舞台では、限定された用途の催物を効果的に演出するための設備が行われている。また「野外コンサート」など仮設舞台では、独特の照明セッティングが行われている。 ここでは一般的な「市民ホール」などの舞台照明を例に紹介する。.

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舞台音響

舞台音響(ぶたいおんきょう)とは、舞台を「音」や「音楽」によって演出すること及びその人のこと。.

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舞台機構操作盤

舞台機構操作盤(ぶたいきこうそうさばん)は、主にホール・劇場などに舞台機構として設置されている各種電動・油圧機器類を遠隔操作するために、スイッチ(押しボタン等)を集約した機器である。通常は略して「操作盤」と称される。 緞帳・反響板および、各種幕類など吊り物を吊る美術バトンや舞台照明器具を吊るためのサスバトンなどの昇降、廻り舞台の回転制御、舞台迫りの昇降などを、操作要員(オペレーター)が行うために設けられている。.

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