22 関係: ひだ、十二指腸、大彎、小彎、幽門、幽門管、幽門洞、体積、ガス、噴門、食道、胃、胃底、胃底腺、胃体、胃粘膜、胃角、脊椎、横隔膜、消化、手術、括約筋。
ひだ
ひだ.
十二指腸
十二指腸(じゅうにしちょう、Duodenum)は、胃と小腸をつなぐ消化管である。全体の形はC字状で長さは約25cm。十二指腸の名は、ターヘル・アナトミアを解体新書として和訳刊行された際に、新たに作られた医学用語のひとつである。ラテン語では本来 duodenum digitorum(duodenum「12」+digitorum「指」=「12本の指の幅」)と呼ばれていた。さらにさかのぼるとΔωδεκαδάκτυλο(アルファベット転記:dodekadaktylos(dodeka「12」+daktylos「指」)から来ている。いずれにせよ、この名はこの部分の長さが指の幅の12倍ほどであることに由来する。大部分が後腹膜に固定されており、可動性がない。 なお、小腸の一部とする考え方もあり、その場合は空腸と回腸と違い腸間膜に包まれないので無腸間膜小腸と呼称する場合もある。.
大彎
大彎(だいわん、Greater curvature)とは、胃の大きく外側に膨らんで湾曲した部分を言い、小彎の4,5倍の大きさを有する。 Category:胃.
小彎
小彎(しょうわん、Lesser curvature)とは、胃の噴門から幽門までの胃の内側に小さく湾曲した部分を言う。 Category:胃.
幽門
幽門(ゆうもん、pylorus)とは、十二指腸につながる胃の部分である。 幽門部分は、2つに分けられる。 幽門洞は、胃体部とつながっている部分である。 幽門管は、十二指腸とつながっている部分である。 幽門の括約筋または弁は、幽門管末端の平滑筋の強い環で胃から十二指腸へ食べ物を送り出している。幽門は、腹腔神経節から交感神経の支配を受けている。 Category:胃.
幽門管
幽門管(ゆうもんかん、Pyloric canal)とは、胃と十二指腸をつなぐ管である。.
幽門洞
幽門洞(ゆうもんどう、Pyloric antrum)とは、胃の幽門部の最初の部分である。幽門洞は、胃と十二指腸を分ける幽門括約筋の胃の底に近い部分にあり、胃体部とつながっている部分である。幽門洞は、消化作用の間、わずかな溝で分けられた幽門前方の括約筋の蠕動縮小により、胃の幽門の次の部分(幽門管)から残りの胃の部分と部分的にあるいは完全に遮断されることになる。 Category:胃.
体積
体積(たいせき)とは、ある物体が 3 次元の空間でどれだけの場所を占めるかを表す度合いである。和語では嵩(かさ)という。.
ガス
とは.
噴門
噴門(ふんもん、Cardia)とは、胃が食道につながる部分の事藤田ら, p.115。 噴門は、食道の重層扁平上皮から消化管の単層円柱上皮へとつながる胃と食道の結合部分である。.
食道
食道(しょくどう、Esophagus)は、消化管の一部で、口腔、咽頭に続き、食物が胃に送り込まれるときに通過する管状の器官のこと。なお、食道で食物の消化は行われない。.
胃
1. 食道 2. '''胃''' 3. 十二指腸 4. 小腸 5. 盲腸 6. 虫垂 7. 大腸 8. 直腸 9. 肛門 胃(い、Stomachus:ストマクス、Magen:マーゲン)は、消化器を構成する器官。.
胃底
胃底(Fundus (stomach))とは、胃の左側に位置し、噴門から水平に線を引いた上方に位置する部分をいう。 上方に向けて丸みを帯びているので、胃の中でガスが発生するとこの部分にたまる。 胃の中での未消化物は1時間を上限としてここにたまる。 なお、胃底(または胃底部)と呼ばれるのは、胃の上部で噴門に近い部分のことで、この名は、胃の外科手術を行うとき、胃よりも下の部位から開腹するため、そこから見ると胃の中では一番奥に位置することから付けられた。胃底部は横隔膜に接する。中身がない状態では、内側の壁はひだを作り縮んでいる(容積は約50ミリリットル)が、食後に食べ物でふくらんだ状態のときは、腹部前面に張り出したのが感じられるぐらいに膨らむ(いわゆる「満腹」の状態では、容積は1.5から1.8リットル)。幽門は第1腰椎右側に位置する。.
胃底腺
胃底腺(いていせん、Fundic glands)は、胃粘膜を構成する外分泌腺の一種であり、固有胃腺(こゆういせん)とも呼ばれる。胃液成分である胃酸(塩酸)、ペプシノーゲン、粘液を産生する3種類の細胞からなる複合管状腺である。胃酸分泌細胞は壁細胞(英語:parietal cell)、ペプシノーゲン分泌細胞は主細胞(英語:chief cell)、粘液分泌細胞は腺頚部粘液細胞(英語:mucous neck cell)と呼ばれる。 胃底腺の分布する領域は、胃底部から胃体部であり,胃全体の2/3を占めている。.
胃体
胃体(Body of stomach)とは、胃の中心部分やコーパスと呼ばれるヒトの胃の解剖学的部分をいう。小彎における胃角と反対側に膨らんでいる大彎と胃底の境界線は、胃を胃の上部である中心部と胃の下部である幽門部に分割している。胃体の下部は幽門と呼ばれ、噴門から水平に横切る線で区切られる部分は胃体の残りの部分となる。 Category:胃.
胃粘膜
胃粘膜(いねんまく、英: Gastric mucosa)は、粘膜、胃小窩(いしょうか)を含む胃の粘膜層である。人の粘膜の厚さは1mmで、滑らかで柔らかくベルベットのようである。上皮、粘膜固有層、粘膜筋板で構成されている。.
胃角
胃角(Angular incisure)とは、胃の幽門部に近く、胃の膨張状態によりいくらか形を変える切り込みが入ったように見える胃の小彎側の部分である。 Category:胃.
脊椎
脊椎(せきつい)は一般的に背骨といわれている部分を指す。動物の身体を重力から支える役割を持っている。動物を脊椎の有無によってヒトを含む脊椎動物と無脊椎動物に分けることは古くから行われてきたが、実際には脊椎を持つ脊椎動物は動物全体の中の一つの亜門にすぎない。.
横隔膜
横隔膜(おうかくまく、thoracic diaphragm)は、呼吸運動に関する筋肉の1つ。 哺乳類にのみ存在する。.
消化
消化(しょうか、digestion)とは、生物が摂取した物質を分解処理して利用可能な栄養素にする過程のことである生化学辞典第2版、p.648 【消化】。消化は、生体の体内や体外、細胞内または細胞外、機械的に破砕する物理的手段やコロイド・分子レベルまで分解する化学的手段などがあり、消化器ごとにも分類される。.
手術
アキレス腱の手術 手術(しゅじゅつ、surgery, operation)とは、外科的機器やメスなどを用いて患部を切開し、治療的処置を施すこと。通称、略称としてオペとも呼ばれる(独: Operationに由来)。.
括約筋
括約筋(かつやくきん)は、胃の幽門部や肛門や内尿道口などの部位に存在する輪状の筋肉で、「括(くく)る」の文字が示すように、ある種の弁もしくはバルブの役割をする筋肉である人体の場合は骨格筋性の括約筋と平滑筋性の括約筋がみられる。.
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胃底部。