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緻密斑

索引 緻密斑

緻密斑(ちみつはん、macula densa)とは遠位尿細管の上皮細胞において丈が高く、核が密集して配列する領域。腎小体の血管極に接して位置する。緻密斑は糸球体外メサンギウム細胞、糸球体傍細胞とともに糸球体傍複合体を構成する要素の一つである。 緻密斑細胞は遠位尿細管を流れる原尿のCl-イオン濃度を感知して、糸球体傍複合体からのレニン分泌を促進する。.

19 関係: 塩素尿細管メサンギウム細胞レニンレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系ボーマン嚢ヘンレループプロスタグランジンフィードバック傍糸球体細胞傍糸球体装置イオン糸球体濾過量遠位尿細管血漿腎小体腎動脈腎臓毛細血管

塩素

Chlore lewis 塩素(えんそ、chlorine)は原子番号17の元素。元素記号は Cl。原子量は 35.45。ハロゲン元素の一つ。 一般に「塩素」という場合は、塩素の単体である塩素分子(Cl2、二塩素、塩素ガス)を示すことが多い。ここでも合わせて述べる。塩素分子は常温常圧では特有の臭いを持つ黄緑色の気体で、腐食性と強い毒を持つ。.

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尿細管

細尿管(さいにょうかん、renal tubule:尿細管、腎細管)は、腎臓における糸球体より集合管にいたるまでの、原尿が通り再吸収・分泌などを受ける組織のこと。細尿管には糸球体から伸びる毛細血管が取り巻いていて、腎小体でボーマン嚢に排出された原尿の成分のうち、ブドウ糖のすべてと、水・無機塩類のほとんど(99%)とグリセリンなどその他の物質を再吸収する。原尿からのグルコースの再吸収は、ナトリウムイオンの濃度勾配を用いたSGLT1/SGLT2による。再吸収能力を超えた濃度のグルコースは、細尿管で再吸収しきれず尿中に排出されるが、これが糖尿病において尿中にグルコースが排出される理由である。.

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メサンギウム細胞

メサンギウム細胞()とは腎臓の血管周囲に存在する特殊な細胞。メサンギウム細胞は通常では機能と位置の違いにより2つの型に分類される。.

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レニン

レニンの三次元構造(リボン図)クリックで拡大・説明 レニン(Renin, EC.3.4.23.15)はアンジオテンシノーゲンのペプチド結合を分解してアンジオテンシンIを合成するタンパク質分解酵素の一種。アンジオテンシノーゲン中の非常に特異的なペプチド配列を認識し分解するため、発見当初は活性化の仕組みがわからずホルモンかキナーゼの一種ではないかと考えられていた。.

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レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系

レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(Renin-Angiotensin-Aldosterone System, RAAS)とは、血圧や細胞外容量の調節に関わるホルモン系の総称。レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系とも。 血圧低下や腎臓の循環血液量の低下に伴って、活性化される。.

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ボーマン嚢

ボーマン嚢(ボーマンのう)は、ネフロンにおける細尿管の起点を構成する部分である。糸球体包とも呼ばれる。ボーマン嚢は糸球体を収納した構造をしており、糸球体の血液からボーマン嚢に濾過された体液はネフロンそれぞれの過程を経て尿となる。この過程は限外濾過として知られている。.

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ヘンレループ

ヘンレループないしヘンレ係蹄 (Henle loop)またはヘンレのループ (Loop of Henle) は、腎臓の近位尿細管の終端部分から遠位尿細管の始まりの部分までを指す。ヘンレループは腎髄質でヘアピンカーブを形成している。この構造には、尿から水とイオンを再吸収する機能がある。これを実現するために髄質部で対向流交換系が利用されており、ドイツ人医師のヤーコプ・ヘンレ(Friedrich Gustav Jakob Henle)によって発見された。.

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プロスタグランジン

プロスタグランジン (prostaglandin, PG) は、プロスタン酸骨格をもつ一群の生理活性物質。アラキドン酸から生合成されるエイコサノイドの 1 つで、様々な強い生理活性を持つ。プロスタグランジンとトロンボキサンを合わせてプロスタノイドという。.

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フィードバック

フィードバック(feedback)とは、もともと「帰還」と訳され、ある系の出力(結果)を入力(原因)側に戻す操作のこと。古くは調速機(ガバナ)の仕組みが、意識的な利用は1927年のw:Harold Stephen Blackによる負帰還増幅回路の発明に始まり、サイバネティックスによって広められた。システムの振る舞いを説明する為の基本原理として、エレクトロニクスの分野で増幅器の特性の改善、発振・演算回路及び自動制御回路などに広く利用されているのみならず、制御システムのような機械分野や生物分野、経済分野などにも広く適用例がある。自己相似を作り出す過程であり、それゆえに予測不可能な結果をもたらす場合もある。.

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傍糸球体細胞

傍糸球体細胞(ぼうしきゅうたいさいぼう、Juxtaglomerular cell)は腎臓にある細胞の一種。糸球体近接細胞、糸球体傍細胞とも呼ばれる。.

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傍糸球体装置

傍糸球体装置(ぼうしきゅうたいそうち、Juxtaglomerular apparatus)は、腎臓の濾過装置である糸球体のそばにあり、主に尿量調節をおこなう。.

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イオン

イオン(Ion、ion)とは、電子の過剰あるいは欠損により電荷を帯びた原子または原子団のことである。電離層などのプラズマ、電解質の水溶液、イオン結晶などのイオン結合性を持つ物質内などに存在する。 陰極や陽極に引かれて動くことから、ギリシャ語のἰόνイオン, ローマ字表記でion("going")より、 ion(移動)の名が付けられた。.

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糸球体濾過量

糸球体濾過量(しきゅうたいろかりょう、glomerular filtration rate, GFR)は、単位時間当たりに腎臓のすべての糸球体により濾過される血漿量のこと。単位はmL/分、またはL/日。.

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遠位尿細管

遠位尿細管(えんいにょうさいかん、Distal convoluted tubule)は、腎臓の尿細管のヘンレループから集合管までの部分である。.

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血漿

血漿(けっしょう、Blood plasma)は血液に含まれる液体成分の一つ。血液の55%をしめる。 血液を試験管にとって遠心沈殿すると、下の方に赤い塊りができ、上澄は淡黄色の液体になる。赤い塊りは主として赤血球の集りで、上澄の液体が血漿である。赤血球と血漿との容積の比はほぼ半々ぐらいである。血漿はアルブミンとグロブリンからなるタンパクを約7.0%程度含んでおり、その他K、Na、Caなどの電解質やビタミンなどを含んでいる。.

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腎小体

腎小体(じんしょうたい、renal corpuscle)は、尿生成の出発点となる袋状の組織。マルピーギ小体とも呼ばれる。両生類以降の動物に見られる。 以下ではヒトの腎小体について扱う。右腎臓、左腎臓とも内部にそれぞれ約100万個の腎小体が点在する。腎小体内部は空洞を形成し、そこに露出する毛細血管の塊「糸球体」から濾過、つまり染み出した液体が尿の原料、原尿となる(図1)。原尿を生成する機能を備えた器官は腎小体(糸球体)に限られる。原尿は腎小体につらなる1本の管、尿細管を経て吸収・分泌過程を経たのち、尿となり最終的には体外に排出される。一対の腎小体と尿細管をネフロンと呼ぶ。腎小体は肥大することにより、原尿を濾し出す濾過性能が高まることはあるものの、いっさい再生しない。.

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腎動脈

腎動脈(じんどうみゃく、renal artery)は、ヒトでは通常、腹大動脈の側をから出て、上腸間膜動脈の下に続く動脈であり、腎臓に血を供給する動脈である。.

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腎臓

腎臓(じんぞう、ren、kidney)は、泌尿器系の器官の一つ。血液からの老廃物や余分な水分の濾過及び排出を行って尿を生成するという、体液の恒常性の維持を主な役割とする。.

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毛細血管

毛細血管。動脈(Artery)と静脈(Vein)の間に挟まっている《正確には更に、動脈と毛細血管の間に細動脈が、毛細血管と静脈の間に細静脈が、それぞれ挟まっている》 毛細血管(もうさいけっかん、capillary vessel, capillary)(capillary)は動脈と静脈の間をつなぐ、平滑筋を欠く血管である藤田ら, p.2。太さは5~20μm、多くは7μm前後で赤血球がようやくすり抜けられる。壁の厚さは0.5μmでありガスの拡散に十分な薄さである。個々の長さは通常50μmもないほどである。これらの細い血管は身体中の血管の約90%以上をしめ、総延長は10万kmを超える。.

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