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総胆管

索引 総胆管

総胆管(そうたんかん、common bile duct)は、総肝管と胆嚢管との合流部から十二指腸までを結ぶ導管である。胆道の最も下流にあたる部分で、肝管および胆嚢からの胆汁を十二指腸へ流す役割を担う。総胆管は胆嚢管との合流部から十二指腸の背側を下行し、膵頭部を貫いて十二指腸に入る。総胆管の先は乳頭部胆管となり、主膵管と合流して十二指腸乳頭部に開口する。乳頭部にはOddi括約筋と呼ばれる筋組織が存在し、胆汁の排出を制御するとともに腸液の逆流を防いでいる。.

14 関係: 十二指腸ファーター乳頭オッディ括約筋先天性胆道拡張症総胆管総肝管胆嚢胆嚢管胆管胆管癌胆汁門脈膵臓腹膜

十二指腸

十二指腸(じゅうにしちょう、Duodenum)は、胃と小腸をつなぐ消化管である。全体の形はC字状で長さは約25cm。十二指腸の名は、ターヘル・アナトミアを解体新書として和訳刊行された際に、新たに作られた医学用語のひとつである。ラテン語では本来 duodenum digitorum(duodenum「12」+digitorum「指」=「12本の指の幅」)と呼ばれていた。さらにさかのぼるとΔωδεκαδάκτυλο(アルファベット転記:dodekadaktylos(dodeka「12」+daktylos「指」)から来ている。いずれにせよ、この名はこの部分の長さが指の幅の12倍ほどであることに由来する。大部分が後腹膜に固定されており、可動性がない。 なお、小腸の一部とする考え方もあり、その場合は空腸と回腸と違い腸間膜に包まれないので無腸間膜小腸と呼称する場合もある。.

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ファーター乳頭

ファーター乳頭(ファーターにゅうとう、papilla Vater)とは、主膵管と総胆管が合流した共通管が十二指腸下行部に開口している部分のこと。十二指腸乳頭部、大十二指腸乳頭(Major duodenal papilla)とも呼ばれる。副膵管はファーター乳頭の2~3cm口側に開口し、小十二指腸乳頭(Minor duodenal papilla)を形成する。.

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オッディ括約筋

ッディ括約筋(オッディかつやくきん)とは、十二指腸下行部に開口する総胆管及び膵管の出口に当たる、大十二指腸乳頭周囲に存在する括約筋である。別名、胆膵管膨大部括約筋(たんすいかんぼうだいぶかつやくきん)とも呼ばれる。.

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先天性胆道拡張症

先天性胆道拡張症(せんてんせいたんどうかくちょうしょう、congenital biliary dilatation, CBD)は、生まれつき胆道が広がった病気。.

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総胆管

総胆管(そうたんかん、common bile duct)は、総肝管と胆嚢管との合流部から十二指腸までを結ぶ導管である。胆道の最も下流にあたる部分で、肝管および胆嚢からの胆汁を十二指腸へ流す役割を担う。総胆管は胆嚢管との合流部から十二指腸の背側を下行し、膵頭部を貫いて十二指腸に入る。総胆管の先は乳頭部胆管となり、主膵管と合流して十二指腸乳頭部に開口する。乳頭部にはOddi括約筋と呼ばれる筋組織が存在し、胆汁の排出を制御するとともに腸液の逆流を防いでいる。.

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総肝管

総肝管(そうかんかん、)とは肝管と左肝管が集合して形成される管。総肝管は総胆管から形成される胆嚢からの胆嚢管と結合する。.

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胆嚢

胆嚢(胆囊、たんのう、gallbladder)は、消化に必要になるまで胆汁を蓄積するセイヨウナシ形の器官。胆管(胆道)によって肝臓と十二指腸に接続している。.

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胆嚢管

胆嚢管(たんのうかん、英: Cystic duct)は、胆嚢と総胆管をつなぐ短い管である。 胆嚢管は、通常、胆嚢動脈のとなりに位置し、長さを自由に変える事ができる。 胆嚢管は、胆汁を流すことに支障を来たさないような螺旋弁を有している。.

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胆管

胆管(たんかん、Bile duct)は、肝臓から十二指腸まで胆汁を運ぶ管腔構造物の総称である。.

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胆管癌

胆道系の模式図 胆管癌(たんかんがん、Cholangiocarcinoma)は、胆管に発生する悪性腫瘍である。胆管とは肝臓でつくられた胆汁を十二指腸へ流す導管である。胆管は肝臓内の細い枝に始まり、次第に合流して2本の太い管(左肝管・右肝管)になり、肝門部で1本に合流し(総肝管・総胆管)、その後膵臓を貫いて十二指腸乳頭部に開口する。いずれの部位にも胆管癌は生じうるが、発生部位により性質や治療法が異なるため、以下のように細分類されている。.

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胆汁

胆汁(たんじゅう)は、肝臓で生成される黄褐色でアルカリ性の液体である。肝細胞で絶えず生成され、総肝管を通って胆のうに一時貯蔵・濃縮される。食事時に胆のうが収縮され、総胆管の十二指腸開口部であるオッディ括約筋が弛緩し十二指腸に排出されて働く。 胆汁は3つに分類される。.

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門脈

脈 (もんみゃく、、)とは、解剖学の概念で、二つの毛細血管網にはさまれた血管を指す。一般には、消化管を流れた血液が集まって肝臓へと注ぎ込む部分の血管、肝門脈を指すことが多い。.

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膵臓

膵臓(すいぞう、pancreas)は、脊椎動物の器官のひとつで、膵液と呼ばれる消化酵素を含む液体を分泌し、それを消化管に送り込む外分泌腺である。 また、魚類以外の脊椎動物の膵臓の中には、ランゲルハンス島(らんげるはんすとう)と呼ばれる球状の小さな細胞の集塊が無数に散らばっている。ランゲルハンス島は、1個1個が微小な臓器と考えられ、インスリン、グルカゴンなどのホルモンを血液中に分泌する内分泌腺である。なお、魚類のランゲルハンス島は膵臓ではなく肝臓近辺に散在する。 したがって膵臓全体として見ると、両生類以上の脊椎動物の膵臓は、2つの機能を持つといえる。.

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腹膜

腹膜(ふくまく、英: peritoneum)は、胃や肝臓といった腹部の臓器の全体ないし一部をおおっている薄い半透明の膜である。腹膜は腹腔の中にあり、胸膜・心膜とともに漿膜に分類される。腹膜で囲まれた閉鎖空間を腹膜腔という。なお、腹膜腔と腹腔はもともと別のものであるが、両者が同義のものとして扱われることも多い。.

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