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経穴

索引 経穴

経穴 (けいけつ) とは、中医学、漢方医学、経絡学の概念で、体内の異常に応じて体表の特定の部位に対応して現れるもので指圧、鍼、灸で刺激を与えることで体調の調整、諸症状の緩和を図るものである。一般には「ツボ」とも呼ばれる。筋筋膜性疼痛症候群(Myofascial Pain Syndrome)におけるトリガーポイント(例えば腰痛の原因となる筋・筋膜内の好発部位)と大半が一致する。.

29 関係: 十四経発揮奇穴中枢神経系世界保健機関三里任脈トリガーポイントストレス (生体)器官皇甫謐督脈禁灸穴禁鍼穴筋筋膜性疼痛症候群経絡甲山派鍼灸鍼灸甲乙経鍼灸養成施設解剖学足三里穴脊髄金鳳漢正穴末梢神経思考場療法急所

十四経発揮

『十四経発揮』(じゅうしけいはっき)は、中国における東洋医学の古典の一つで十四経絡について論じている。この書は、1341年に元の滑寿(滑伯仁とも)が記したとされている。全3巻。.

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奇穴

奇穴(きけつ)とは、十四経にも属さず単独で存在するもので独特の効果を持っている。経外奇穴ともいわれる。阿是穴(天応穴、不定穴とも)という名前で、孫思邈の『備急千金要方』に記載されている.

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中枢神経系

中枢神経系(ちゅうすうしんけいけい、Central nervous system)とは、神経系の中で多数の神経細胞が集まって大きなまとまりになっている領域である。逆に、全身に分散している部分は末梢神経系という。脊椎動物では脳と脊髄が中枢神経となる。脊髄は背側の体腔に位置し、脳は頭蓋腔の中にある。どちらも髄膜に覆われている。また脳は頭蓋骨、脊髄は脊椎骨にも守られている。 中枢神経系の模式図。1:脳、2:中枢神経系、3:脊.

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世界保健機関

世界保健機関(せかいほけんきかん、World Health Organization, WHO、Organisation mondiale de la santé, OMS)は、人間の健康を基本的人権の一つと捉え、その達成を目的として設立された国際連合の専門機関(国際連合機関)である。略称は英語式(WHO)と仏語式(OMS)で異なる。日本をはじめ多くの国では英語略称のWHO(ダブリュー・エイチ・オー)が多用される。(以下「WHO」と表記する。読みについては後述) 1948年設立。本部はスイス・ジュネーヴ。設立日である4月7日は、世界保健デーになっている。 WHOでは「健康」を「身体的、精神的、社会的に完全な良好な状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない」(WHO憲章前文)と定義しており、非常に広範な目標を掲げている。 そのために、病気の撲滅のための研究、適正な医療・医薬品の普及だけでなく、基本的人間要請 (basic human needs, BHN) の達成や健康的なライフスタイルの推進にも力を入れている。また組織の肥大化と共に企業との癒着構造が問題として指摘されている。.

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三里

三里(さんり).

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任脈

任脈(にんみゃく、Conception Vessel(The Ren Meridian), Renmaixue)は、経絡の一つ。奇経に属する体の前正中線を流れる経絡である。 国際表記はCVまたはRenと表記する。.

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トリガーポイント

トリガーポイント(Trigger point)とは、圧迫や針の刺入、加熱または冷却などによって関連域に関連痛を引き起こす体表上の部位のことである。トリガーポイントは単なる圧痛点ではなく、関連痛を引き起こす部位であることに注意が必要である。平たく言えば、患者が指摘する最も凝りの強い部位、あるいは痛みが存在する部位で、しかも圧迫により痛みが周囲に広がる部位と考えられる。トリガーポイントの留意点としては、疼痛を自覚している部位に多くは存在するけれども、かけ離れた部位に見いだされることもある点である。 なお、トリガーとは「引き金」の意味である。そのため、発痛点(はっつうてん)とも呼ばれる。.

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ストレス (生体)

トレス(英: stress)とは、生活上のプレッシャーおよび、それを感じたときの感覚である。オックスフォード英語辞典では、苦痛や苦悩を意味する distress が短くなった単語とされる。ストレスの概念は一般に、1930年代のハンス・セリエの研究に起源を持つとされる。この文脈では、精神的なものだけでなく、寒さ熱さなど生体的なストレスも含む。ストレスが健康に影響を与える研究が行われてきた。様々なストレス管理の方法がある。 しかし、近年の2012年の研究では、ストレスが健康に影響を与えると認識している群の死亡率が43%高まることが見いだされている。逆に認識していない群はそうではない。そのようなストレスに対する認識の影響の研究が進展している。.

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器官

器官(きかん、organ)とは、生物のうち、動物や植物などの多細胞生物の体を構成する単位で、形態的に周囲と区別され、それ全体としてひとまとまりの機能を担うもののこと。生体内の構造の単位としては、多数の細胞が集まって組織を構成し、複数の組織が集まって器官を構成している。 細胞内にあって、細胞を構成する機能単位は、細胞小器官 (細胞内小器官、小器官、オルガネラ) を参照。.

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皇甫謐

皇甫謐(こうほ ひつ、215年 - 282年)は、中国の三国時代から西晋にかけての学者。 字は士安、号は玄晏先生。.

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督脈

督脈(とくみゃく、Governor Vessel(The Du Meredian), Dumaixue)は、経絡の一つ。奇経に属する体の後正中線を流れる経絡である。 国際表記はGVまたはDuと表記する。.

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禁灸穴

禁灸穴(きんきゅうけつ)とは、灸をすえてはいけない経穴のことである。 どの経穴を禁灸穴とするかについては諸説ある。 鍼灸大成には、禁灸穴を歌にした 【禁灸穴歌】の記載があり、以下の経穴が禁灸穴として挙げられている。 なお、現在使われている経穴名に変換してある。 きんきゆうけつ.

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禁鍼穴

禁鍼穴(きんしんけつ)とは、鍼をさしてはいけない経穴のことである。 どの経穴を禁鍼穴とするかについては諸説ある。 鍼灸大成には、禁鍼穴を歌にした 【禁鍼穴歌】の記載があり、以下の経穴が禁鍼穴として挙げられている。 なお、現在使われている経穴名に変換してある。 きんしんけつ.

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筋筋膜性疼痛症候群

筋筋膜性疼痛症候群(きんきんまくせい とうつうしょうこうぐん, Myofascial Pain Syndrome, MPS)とは、体の筋肉に時に激しい疼痛を生じる病気である。この病気が発生する可能性がある筋肉は全身の筋肉である。アメリカでは Chronic Myofascial Pain (CMP) 、Myofascial pelvic pain syndrome (MPPS)と病名を変更する動きもある。 原因やメカニズムはある程度解明されているが、血液検査、MRI、コンピュータ断層撮影など、通常の西洋医学で行われる検査では目に見える根拠がでない事もあり、この病気の存在そのものが医学界はもとより患者の間にも十分に認知されていないため、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症、半月板損傷など神経根障害による痛みと誤った診断をされるケースがある。 また、現在、特に日本ではこの病気に対する認知度が医師、患者の双方で非常に低いため、初期の段階で適切な治療を受ける事が難しく、治療の開始が遅れることにより、痛みの信号を脳に長時間に渡って入れて慢性化させ、まだ解明しきれていない複雑な脳の働きも関与させてしまい、完治を難しくしている実状もある。.

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経絡

経絡図の一例 経絡図の一例 経絡(けいらく、Meridian)とは、古代中国の医学において、人体の中の気血栄衛(気や血や水などといった生きるために必要なもの、現代で言う代謝物質)の通り道として考え出されたものである。経は経脈を、絡は絡脈を表し、経脈は縦の脈、絡脈は横の脈の意。 経脈は十二の正経と呼ばれるものと、八の奇経と呼ばれるものがある。正経は陰陽で分類され、陰は太陰、少陰、厥陰の三陰に、陽は太陽、陽明、少陽の三陽に分けられ、手、足それぞれに三陽三陰の属する経脈が割り振られて計十二脈になる。そして、陰経は臓に属して、陽経は腑に属する。奇経の中では任脈と督脈だけが独自の経穴を持っている。 経脈には経別と呼ばれるものもある。 絡脈は十五絡脈とその他の絡脈、その中でさらに分かれて小さくなった孫絡がある。その他、五臓六腑を纏わない経筋と呼ばれるものもある。 上記全てを併せて、経絡と呼ぶ。 経絡という言葉の語源:.

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甲山派

山派(こうざんは/かぷさんは)は、第二次世界大戦後の朝鮮半島の北半部の体制(のちに朝鮮民主主義人民共和国となる)に参加したグループの通称。「国内パルチザン派」とも呼ばれた。のちに北朝鮮の建国活動、及び統治機構に加わるが、やがて北朝鮮内部の権力抗争に敗れて粛清される。.

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鍼灸

鍼灸(しんきゅう)とは、身体に鍼や灸を用いた刺激を与えることで、多様な疾病への治療的な介入や健康増進を目指す医療技術である。中国医学系伝統医学で用いられる治療法の一つで、補完・代替医療とみなされることもある。諸子百家の時代の中国の文献に鍼灸治療が見られる梶田昭 『医学の歴史』 講談社、2003年。理論が体系化されたのは、戦国から後漢(B.C.5世紀〜A.D.3世紀)にかけての中国であり、最初の理論体系として後漢末(200年前後)に成立した『黄帝内経』(生理学ないし一般病理学についての『素問』と鍼灸理論が扱われた『霊枢』)と『黄帝八十八難経』(『難経』)がある。 身体へ加えた様々な物理刺激による治療的経験則の数世紀に亘る集積であり、これを技術論として構築した技法を「鍼灸」と呼ぶ。近世まで、生薬方と共に東アジア各国の主要な医療技術として発展した。特に17-19世紀の日本において鍼灸は独自の発展を遂げ、現在世界的に活用される鍼灸技法の基盤を形成した。日本では「医師」の他「はり師」「きゆう師」がこれを行える。20世紀後半よりは欧米においても有用な医療技術として認識されて活用されるようになり(英語ではAcupuncture and Moxibustionと訳される)、これを受ける形で、世界保健機関(WHO)は、1996年10月28日-11月1日にセルビアで“鍼に関する会議”を開催し、1999年には、鍼治療の基礎教育と安全性に関するガイドラインを提示したWHO(世界保健機関)において鍼灸療法の適応とされた疾患.

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鍼灸甲乙経

鍼灸甲乙経(しんきゅうこうおつけい)は、中国の西晋時代に皇甫謐(こうほひつ)によって編纂された伝統中国医学の古典で、具体的な鍼灸の臨床について記述されている、もっとも古い書物とされている。全12巻。 黄帝内経素問や、失われた明堂経からの引用に筆者自身の文章が混じっているため、問答体があったり、箇条書きがあったりと、書式は一定していない。しかし、ひとつひとつの経穴について、その部位(取穴法)や鍼を刺入する深さ、お灸の壮数などが具体的に書かれており、「経穴学」の書物は、ほとんどすべてがこれをよりどころとして書かれている。 Category:中国の医書 Category:魏晋南北朝 Category:3世紀の書籍.

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鍼灸養成施設

鍼灸養成施設(しんきゅうようせいしせつ)は鍼灸学校のことで、はり師、きゅう師の養成施設。一部は按摩・指圧・マッサージ師(あん摩マッサージ指圧師)の資格も取得できる。専門学校で鍼灸マッサージ師を養成するはり師教員・きゅう師教員(一部あん摩マッサージ指圧師教員)を養成するための学校や盲学校で鍼灸マッサージ師を養成する理療科教員を養成するための学校もある。3つの資格を併せて、三療師や三療と称することがある。 多くは3年制の専門学校、一部は短期大学、もしくは、4年制大学である。専門学校と大学の多くは、視力に関する規制はなく、晴眼者でも入学が可能である。凡そ3年間で、400万〜500万円の学費が必要である。 従来、あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律第19条のあん摩マッサージ指圧師における晴眼者の養成のための新設または定員増を制限している条項を準用して鍼灸師、または柔道整復師の養成施設の新規開設を制限していたが、2000年以後、厚生省は認定規則の条件さえ満たせば設置を認める方針に転換した。そのため他分野の専門学校や異業態からの参入が相次いだ。.

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血(けつ)とは、中医学においては、脈中を流れる赤色の液状物である。生体内で活動するものとして、気とともに重要なものである。.

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解剖学

Mondino dei Liuzzi, ''Anathomia'', 1541 解剖学(かいぼうがく、)とは、広い意味で生物体の正常な形態と構造とを研究する分野である。形態学の一つ。.

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足三里穴

足三里穴(「あしのさんりけつ」または「あしさんりけつ」)は、足の陽明胃経に属す45の経穴(つぼ)の一つである。本来は「三里」といい、一般にもそう呼ばれているが、手の陽明大腸経に同名の経穴があるため、それと区別するために「足三里」と呼ばれている。また、肚腹の宗穴でもある。.

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脊髄

脊髄(せきずい、spinal cord)は、脊椎動物のもつ神経幹。脊椎の脊髄腔の中を通り、全身に枝を出す。脳と脊髄を合わせて中枢神経系と称する。.

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金鳳漢

金鳳漢(キム・ボンハン、1916年 - 没年不明)とは朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の医学者である。「ボンハン学説」を発表し一時は北朝鮮政府によって世界に宣伝されたが、学説そのものが捏造であったことや、彼の政治的立場によって失脚し、現在では存在しなかった事にされている。.

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正穴

正穴(せいけつ)とは、十二経絡上の経穴と、奇経の任脈・督脈上にある経穴をいう。基準としては、『十四経発揮』である。.

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気(き、KI、Qi)とは、中国思想や道教や中医学(漢方医学)などの用語の一つ。一般的に気は不可視であり、流動的で運動し、作用をおこすとされている。しかし、気は凝固して可視的な物質となり、万物を構成する要素と定義する解釈もある。宇宙生成論や存在論でも論じられた。.

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末梢神経

末梢神経(まっしょうしんけい)は、体の各部に存在する神経繊維である。 ヒトを含めた高等動物を解剖した初期の時代に、動物の正中部に集合して脳や脊髄を作る「中枢神経」と、中枢以外の体の各部に存在する細い多数の神経繊維、すなわち「末梢神経」が分けられたと思われる。しかし脳や脊髄から細い神経が出る部分に、構造的な区切りが存在することはないので、これらの名称は便宜的なものと理解される(→神経の項を参照)。 高等動物では、中枢神経系が、本能的行動や、外部からの情報を統合し、個体の意思決定を担っているのに対し、末梢神経は外部から中枢への情報入力、また筋肉など効果器官への中枢からの出力を担っており、末梢・中枢神経の両者の協調によって個体全体の意味ある動きが行われる。集中神経系を持たない刺胞動物の場合は、全て末梢神経のみから成る。このような動物の場合、刺激を受け取った部分の神経網内の細胞が、何らかの局所的な反応を起こすことになる。類似した神経回路の様式が、高等動物においても、交感神経に見ることができる。交感神経の場合、ニューロン本体を含めて完全に中枢から独立した神経網が「交感神経幹」として存在している。このような交感神経の姿は、中枢と無関係に散在的・局所的な反射調節を維持している原始的な動物の神経の姿に類似している。これに対して「副交感神経」では、調節ニューロン本体は脳幹や仙髄に存在する。 末梢神経のうち、特に運動・知覚神経は、中枢神経とは異なり、激しい運動を含む環境にさらされるために、変形や伸張に対抗できるように、堅固なコラーゲンの鞘構造によって三重に守られている。.

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思考場療法

思考場療法(しこうばりょうほう、Thought Field Therapy、TFT)は、アメリカの心理学者ロジャー・キャラハンが開発した、非主流科学の心理療法であるSpiegel (2006)。背景にある理論は様々な情報源に由来しており、それらが混ざっているが、最も重視されるのは中国医学の思想で、体全体に生命力が流れているという気や経絡の概念が利用されている。アプライドキネシオロジーと物理学も取り入れられている。支持者は、上半身と腕の経穴を指で「タッピング」することで、多種多様な精神的・身体的不調を治療することができると考えている。思考場療法のセッションは長くても15分ほどで、繰り返して行うことはない。根拠に基づく医療ではなく、アメリカ心理学会は、TFTは「科学的根拠を欠く」と明言している。.

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急所

急所(きゅうしょ)とは、.

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