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粒子検出器

索引 粒子検出器

実験及び応用素粒子物理学、原子核物理学、原子力工学において、粒子検出器(りゅうしけんしゅつき、particle detector)、または一般に放射線検出器(ほうしゃせんけんしゅつき、radiation detector)とは、原子核壊変によって生じる放射線、宇宙線、または加速器の反応によって生じるさまざまな放射線・高エネルギー粒子を検出・追跡、特定するための装置である。現代の検出器はカロリーメータにより放射線のエネルギーを測定する。これらはまた、運動量、スピン、電荷などの素粒子の属性を測定することもある。.

42 関係: 加速器原子力工学原子核物理学半導体検出器大型ハドロン衝突型加速器宇宙線マイクロチャンネルプレートチェレンコフ放射ブルックヘブン国立研究所テバトロンフェルミ国立加速器研究所フォトダイオードドイツ電子シンクロトロンベータ粒子アバランシェフォトダイオードアルファ粒子カリフォルニア大学アーバイン校カウンタ (電子回路)ガイガー=ミュラー計数管コーネル大学シンチレーション検出器スーパーカミオカンデスピン写真乾板光子光電子増倍管国際リニアコライダーCCDイメージセンサ素粒子素粒子物理学線量計物理学における粒子の一覧運動量電荷電離箱SLAC国立加速器研究所検電器欧州原子核研究機構比例計数管泡箱放射線放射性崩壊

加速器

加速器(かそくき、particle accelerator)とは、荷電粒子を加速する装置の総称。原子核/素粒子の実験による基礎科学研究のほか、癌治療、新素材開発といった実用にも使われる。 前者の原子核/素粒子の加速器実験では、最大で光速近くまで粒子を加速させることができる。粒子を固定標的に当てる「フィックスドターゲット実験」と、向かい合わせに加速した粒子を正面衝突させる「コライダー実験」がある。.

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原子力工学

原子力工学(げんしりょくこうがく、)は原子力の工業利用を研究する工学の一分野。.

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原子核物理学

原子核物理学(げんしかくぶつりがく、英語:nuclear physics、単に核物理とも言う):強い相互作用に従う粒子の多体問題を研究する学問領域。主に原子核の核構造、核反応(核分裂反応、核融合反応)などを扱う分野のこと。また、核物質・ハドロン物質の性質を調べるハドロン物理学も、この分野の一部である。 構成要素が2種類(注・ハイパー核はさらに数種類の構成要素が加わる)であるにもかかわらず、陽子・中性子それぞれの数や励起のさせ方により、様々な構造を取るのが特徴である。核子の主要な相互作用である「強い相互作用」が未だ完全に解明されていないこと、物性理論のように構成粒子が無限であるという近似が許されないこと、表面の効果が重要であること等により、発見から1世紀近く経つにもかかわらず、未知の部分が残されており、理論実験ともに盛んに研究が行われている。.

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半導体検出器

半導体検出器(はんどうたいけんしゅつき, semiconductor detector)とは、半導体を利用した放射線検出器を言う。 半導体検出器は、時間応答性が比較的早くエネルギー分解能が優れていることから主にエネルギー分析に用いられる。半導体としては、シリコンまたはゲルマニウムが主に用いられる。.

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大型ハドロン衝突型加速器

大型ハドロン衝突型加速器 (おおがたハドロンしょうとつがたかそくき、Large Hadron Collider、略称 LHC) とは、高エネルギー物理実験を目的としてCERNが建設した世界最大の衝突型円型加速器の名称。スイス・ジュネーブ郊外にフランスとの国境をまたいで設置されている。2008年9月10日に稼動開始した。また、LHC実験はそこで実施されている実験の総称。 LHCは2013年2月から停止していたが、2015年4月5日に改良工事を終え、以前の8兆電子ボルト(8TeV)から13兆電子ボルト(13TeV)の高速エネルギーへ更新して運転を再開した 。 13TeVの衝突が2015年5月20日に初めて達成された 。.

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宇宙線

宇宙線(うちゅうせん、Cosmic ray)は、宇宙空間を飛び交う高エネルギーの放射線のことである名越 2011 p.3。主な成分は陽子であり、アルファ粒子、リチウム、ベリリウム、ホウ素、鉄などの原子核が含まれている。地球にも常時飛来している。.

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マイクロチャンネルプレート

マイクロチャンネルプレート (micro-channel plate、MCP) とは荷電粒子(電子やイオン等)を増幅する装置である。構造は微小な光電子増倍管を束ねた構造になっているので、紫外線やX線等の光子を検出することも可能。入射した荷電粒子や光子等により生じた電子がアバランシェ電流により増幅することにより、高感度で検出することが可能である。.

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チェレンコフ放射

チェレンコフ放射(チェレンコフほうしゃ、Čerenkov radiation)とは、荷電粒子が物質中を運動する時、荷電粒子の速度がその物質中の光速度よりも速い場合に光が出る現象。チェレンコフ効果ともいう。このとき出る光をチェレンコフ光、または、チェレンコフ放射光と言う。 この現象は、1934年にパーヴェル・チェレンコフにより発見され、チェレンコフ放射と名付けられた。その後、イリヤ・フランクとイゴール・タムにより、その発生原理が解明された。これらの功績により、この3名は1958年のノーベル物理学賞を受けた。.

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ブルックヘブン国立研究所

ブルックヘブン国立研究所(ブルックヘブンこくりつけんきゅうじょ、、略: )は、アメリカ合衆国の国立研究所である。.

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テバトロン

テバトロン(英語:Tevatron)は、アメリカ合衆国イリノイ州バタビアにあるフェルミ国立加速器研究所が有する衝突型粒子加速器である。2008年にCERNのLHCが稼動開始するまでは世界最大の衝突型加速器であった。1TeVのエネルギーをもつ陽子と反陽子を、円周6.3kmのシンクロトロンを用いて加速することが可能である。これは「テバトロン」の名称の由来ともなっている。テバトロンは1億2000万ドルの工費をかけて、1983年に完成した。稼働開始後も定期的に性能向上が図られ、1994年には2億9000万ドルをかけてメイン・インジェクター(前段加速器)が新設された。トップクォークの発見に初めて成功するなどの功績をあげたものの、LHCの稼働開始によりテバトロンは2010年頃に運用を終了する見込みとなった。2010年には、一度2014年まで運用を延期する計画が持ち上がったものの資金不足により頓挫し、2011年1月10日にアメリカ合衆国エネルギー省よりテバトロンを閉鎖するという発表がされ2011年9月30日午後2時(アメリカ夏時間)に運転終了した。.

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フェルミ国立加速器研究所

フェルミ国立加速器研究所(フェルミこくりつかそくきけんきゅうじょ、英称:Fermi National Accelerator Laboratory、通称:フェルミ研究所、Fermilab、FNAL)は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ近郊バタヴィアにある米国エネルギー省の国立高エネルギー物理学研究所。 超伝導磁石を用いた大型(直径約2km、磁場の最大強さ2テスラ)の陽子・反陽子衝突型加速器テバトロン (Tevatron) を有し、トップクォークの検出に成功したことでも有名。 研究所の名前は、「原子炉の父」こと原子物理学者エンリコ・フェルミに由来する。.

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フォトダイオード

フォトダイオード フォトダイオード フォトダイオード(Photodiode)は、光検出器として働く半導体のダイオードである。フォトダイオードにはデバイスの検出部に光を取り込むための窓や光ファイバーの接続部が存在している。真空紫外線やX線検出用のフォトダイオードは検出窓が存在しないものもある。 フォトトランジスタは、基本的にはバイポーラトランジスタで、バイポーラトランジスタのベース・コレクターのpn接合に光が到達するようなケースに封入している。フォトトランジスタはフォトダイオードの様に動作するが、光に対してはより高感度である。これは、光子によりベースコレクター間の接合に電子が生成され、それがベースに注入されるからで、この電流がトランジスター動作で増幅される。しかし、フォトトランジスタはフォトダイオードより応答時間が遅い。 ほとんどのフォトダイオードは右の写真の様な形状をしており、発光ダイオードと形状が似ている。2端子(もしくはワイヤー)がそこより出ている。端子の長さの短い方がカソードで、長い方がアノードである。下に回路図が示してあり、電流はアノードからカソードの方向に矢印の向きに流れる。.

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ドイツ電子シンクロトロン

Segment of a particle accelerator at ''DESY'' Segment of a particle accelerator at ''DESY'' ドイツ電子シンクロトロン(ドイツでんしシンクロトロン、Deutsches Elektronen-Synchrotron;DESY)とは、1959年にハンブルクに創立された、高エネルギー加速器・高エネルギー物理学の研究所である。電子・陽電子円形加速器のDORISおよびPETRA、電子・陽子円形加速器のHERAを建設した。正式名は、ヘルムホルツ協会ドイツ電子シンクロトロン(Deutsches Elektronen-Synchrotron in der Helmholtz-Gemeinschaft)である。 現在は、ツォイテン(:de:Zeuthen)に第2研究所があるため、二つの研究所を「DESY in Hamburg」、「DESY in Zeuthen」と区別している。 1964年に設立された後援者・スポンサー連合が、研究所の運営をサポートしている。.

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ベータ粒子

ベータ粒子(ベータりゅうし、β粒子、beta particle)は、放射線の一種で、その実体は電子または陽電子である。ベータ粒子の流れを、ベータ線と呼ぶ。普通「ベータ線」という場合は、負電荷を持った電子の流れを指す。.

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アバランシェフォトダイオード

アバランシェフォトダイオード(avalanche photodiode)とは、アバランシェ増倍と呼ばれる現象を利用して受光感度を上昇させたフォトダイオードである。略称はAPD。 半導体中に大きな電界があると、光子の衝突によって発生する電子が加速され、他の半導体原子と衝突して複数の電子を弾き出す。ここで弾き出された電子は電界によって加速され、他の半導体原子に衝突してさらに電子を弾き出す。この連鎖によって、移動する電子が爆発的に増える現象をアバランシェ増倍と呼ぶ。 アバランシェ増倍によって微弱な光でも大きな電位変化を引き起こせるため、フォトダイオードの受光感度を大きく上昇させることが可能になる。 一般のフォトダイオードの価格が数百円~であるのに対し、従来100万円以上と非常に高価であったが最近になって1万円程度の物も販売されている(2007年4月)。 ちなみに、アバランシェとは雪崩のこと。 主要なメーカーには浜松ホトニクス、京セミ、松定プレシジョンなどが挙げられる。 Category:ダイオード.

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アルファ粒子

フレミング左手の法則 ベータ線の実態である電子やガンマ線と異なり、ヘリウム4の原子核であるアルファ粒子は一枚の紙すら通過できない。 原子核がアルファ崩壊してアルファ粒子を放出している アルファ粒子(アルファりゅうし、α粒子、alpha particle)は、高い運動エネルギーを持つヘリウム4の原子核である。陽子2個と中性子2個からなる。放射線の一種のアルファ線(α線、alpha ray)は、アルファ粒子の流れである。 固有の粒子記号は持たず、ヘリウム4の2価陽イオンとして (より厳密には )と表される。.

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カリフォルニア大学アーバイン校

リフォルニア大学システムに属する1校である。南カリフォルニアに位置するテックコーストの中でも、主にコンピュータ産業が集まる地域の中心に設置されている。アーバイン市の街自体は新しく、1970年代より元あった広大な農地において先端の都市開発の技術や知識を駆使した大規模な開発計画、そしてこれを後押しする地方政策のもと、人口約20万人の都市へと発展を遂げた地域である。こうした環境の中で、この大学も創立後40年弱で全米の州立大学ランキングでトップ10位以内に名を連ねる名門校に成長した。これまでに3名の教職員がこの大学における研究でノーベル賞を受賞している。.

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カウンタ (電子回路)

ウンタ (counter)とは、クロックパルスを数えることにより数値の処理を行うための論理回路(デジタル回路)である。カウンタにより計数された2進数、あるいは2進化10進数を、デコーダを通して7セグメントLEDなどで表示される数字に変換することにより、人間が認識できる情報となる。また、情報をエンコーダにより2進数などに変換することで、カウンタによる計数処理を行うことができる。 水晶振動子を用いた発振回路によって発生された非常に高い周波数(例えば215.

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ガイガー=ミュラー計数管

イガー=ミュラー計数管(ガイガー=ミュラーけいすうかん、Geiger-Müller counter)は、1928年にドイツのハンス・ガイガーとヴァルター・ミュラーが開発したガイガー=ミュラー管(Geiger-Müller tube)を応用した放射線量計測器である。 ガイガー・カウンター(Geiger counter)あるいはGM計数管とも呼ばれる。.

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コーネル大学

ーネル大学(Cornell University)は、米国の私立大学でありアイビー・リーグを構成する一校である。特に機械工学、生命科学、物理学、建築学、造園学、コンピュータ工学、経営学、医学、農学分野は著名である。世界における大学ランキングでは、Webometrics Ranking of World Universitiesで2015年度は5位にランクされ:en、またノーベル賞の全部門で受賞者を輩出する等、研究・教育の両面において世界最高水準を保持している。 大自然に恵まれたキャンパス内には湖や滝があり、全米一美しいと言われている。またバラエティに富んだ高い品質の学食を提供することでも知られ、Princeton Reviewで2016年には全米3位にランクインされた。.

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シンチレーション検出器

ンチレーション検出器(シンチレーションけんしゅつき、scintillation detector)とは、シンチレータ(scintillator)を用いた放射線測定器を言う。 廉価で作ることができる割には計数効率が良いので、広く使用されている。.

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スーパーカミオカンデ

ーパーカミオカンデ(Super-Kamiokande)とは、岐阜県飛騨市神岡町(旧吉城郡)旧神岡鉱山内に設置された、東京大学宇宙線研究所が運用する世界最大の水チェレンコフ宇宙素粒子観測装置である。 と略されることもある。.

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スピン

ピン (spin)は、英語で自転を指す語。糸などの繊維を紡ぐことも意味する。 スピン(Spin).

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写真乾板

写真乾板 写真乾板(しゃしんかんぱん、photographic plate)とは写真術で用いられた感光材料の一種で、写真乳剤(臭化カリウムの溶液と硝酸銀の溶液をゼラチンに加えてできる、光に感光する物質)を無色透明のガラス板に塗布したものである。ガラス乾板(がらすかんぱん)あるいは単に乾板(かんぱん)と呼ばれる場合も多い。.

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光子

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光電子増倍管

'''光電子増倍管''' 上方から光子が入り込む '''光電子増倍管の構造''' 左側から入射した単一の光子が光電陰極に衝突して1つの電子に変換される。この電子が最初のダイノードに衝突すると、多数の電子の放出が起こり、複数のダイノードで電子がなだれのように増幅される。 光電子増倍管(こうでんしぞうばいかん、photomultiplier tube、PMT)は、光電効果を利用して光エネルギーを電気エネルギーに変換する光電管を基本に、電流増幅(=電子増倍)機能を付加した高感度光検出器で、フォトマルまたはPMTと略称されることもある。右の写真のように頭部から光が入射する「ヘッドオン(エンドオン)型」と、側方から光が入射する「サイドオン型」とに大別される。 “光電子倍増管”は誤植である。.

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国際リニアコライダー

国際リニアコライダー(こくさいリニアコライダー、、略称ILC)とは、超高エネルギーの電子・陽電子の衝突実験をおこなうため、現在、国際協力によって設計開発が推進されている将来加速器計画。 日本では、1990年代はじめより、高エネルギー加速器研究機構を中心として、初期に「Japan Linear Collider」と呼ばれ、アジア各国物理学者の参加を得て「Global Linear Collider」へと名称変更され開発が進められてきた構想があった。同時期より、ヨーロッパ(ドイツ電子シンクロトロン、欧州原子核研究機構)、北アメリカ(SLAC国立加速器研究所)でも類似の計画が構想され、開発に従事する研究者間で、隔年の研究ワークショップが開催されてきた。 国際リニアコライダーは、2004年8月に「国際技術勧告委員会()」が加速器の基本技術を一本化する勧告を行ったのを受け、これらの構想が世界で1つの計画、「International Linear Collider (ILC)」に統合されたものである。 2017年現在、2025年完成を目指して議論が行われている。.

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CCDイメージセンサ

CCDイメージセンサ (シーシーディーイメージセンサ、CCD image sensor)は固体撮像素子のひとつで、ビデオカメラ、デジタルカメラ、光検出器などに広く使用されている半導体素子である。単にCCDと呼ばれることも多い神崎 洋治 (著), 西井 美鷹 (著) 「体系的に学ぶデジタルカメラのしくみ 第2版」日経BPソフトプレス; 第2版 (2009/1/29) 安藤 幸司 (著)「らくらく図解 CCD/CMOSカメラの原理と実践 」加藤俊夫 半導体入門講座(Semiconductor JapanのWeb上講義)第16回 イメージセンサ http://www.roper.co.jp/Html/roper/tech_note/html/rp00.htmhttp://www7.ocn.ne.jp/~terl/JTTAS/JTTAS-CMOS.htm。.

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素粒子

物理学において素粒子(そりゅうし、elementary particle)とは、物質を構成する最小の単位のことである。基本粒子とほぼ同義語である。.

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素粒子物理学

素粒子物理学(そりゅうしぶつりがく、particle physics)は、物質の最も基本的な構成要素(素粒子)とその運動法則を研究対象とする物理学の一分野である。 大別して素粒子論(素粒子理論)と素粒子実験からなる。また実証主義、還元主義に則って実験的に素粒子を研究する体系を高エネルギー物理学と呼ぶ。 粒子加速器を用い、高エネルギー粒子の衝突反応を観測することで、主に研究が進められることから、そう命名された。しかしながら、現在、実験で必要とされる衝突エネルギーはテラ電子ボルトの領域となり、加速器の規模が非常に大きくなってきている。将来的に建設が検討されている国際リニアコライダーも建設費用は一兆円程度になることが予想されている。また、近年においても、伝統的に非加速器による素粒子物理学の実験的研究が模索されている。 何をもって素粒子とするのかは時代とともに変化してきており、立場によっても違い得るが標準理論の枠組みにおいては、物質粒子として6種類のクォークと6種類のレプトン、力を媒介する粒子としてグルーオン、光子、ウィークボソン、重力子(グラビトン)、さらにヒッグス粒子等が素粒子だと考えられている。超弦理論においては素粒子はすべて弦(ひもともいう)の振動として扱われる。.

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線量計

線量計(せんりょうけい、英語:dosimeter)とは、放射線の線量を測定する機器である。.

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物理学における粒子の一覧

物理学における粒子の一覧(ぶつりがくにおけるりゅうしのいちらん)は、素粒子および素粒子に準ずる粒子の一覧である。 名称の後ろには、粒子記号を付した。.

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運動量

運動量(うんどうりょう、)とは、初等的には物体の運動の状態を表す物理量で、質量と速度の積として定義される。この意味の運動量は後述する一般化された運動量と区別して、運動学的運動量(あるいは動的運動量、kinetic momentum, dynamical momentum)と呼ばれる。また、角運動量 という運動量とは異なる量と対比する上で、線型運動量 などと呼ばれることもある。 日常生活において、物体の持つ運動量は、動いている物体の止めにくさとして体感される。つまり、重くて速い物体ほど運動量が大きく、静止させるのに大きな力積が必要になる。 アイザック・ニュートンは運動量の時間的変化と力の関係を運動の第2法則として提示した。 解析力学では、上述の定義から離れ、運動量は一般化座標とオイラー=ラグランジュ方程式を通じて与えられる。この運動量は一般化座標系における一般化速度の対応物として、一般化運動量 と呼ばれる。 特にハミルトン形式の解析力学においては、正準方程式を通じて与えられる正準変数の一方を座標と呼び他方を運動量と呼ぶ。この意味の運動量は、他と区別して、正準運動量 と呼ばれる。また、正準運動量は、正準方程式において座標の対となるという意味で、共役運動量 と呼ばれる。運動量は、ハミルトン形式の力学では、速度よりも基本的な量であり、ハミルトン形式で記述される通常の量子力学においても重要な役割を果たす。 共役運動量と通常の運動学的運動量の違いが際立つ例として、磁場中を運動する電子の運動の例が挙げられる(#解析力学における運動量も参照)。電磁場中を運動する電子に対してはローレンツ力が働くが、このローレンツ力に対応する一般化されたポテンシャルエネルギーには電子の速度の項があるために、共役運動量はラグランジアンのポテンシャル項に依存した形になる。このとき共役運動量と運動学的運動量は一致しない。また、電磁場中の電子の運動を記述する古典的ハミルトニアンでは、共役運動量の部分がすべて共役運動量からベクトルポテンシャルの寄与を引いたものに置き換わる。.

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電荷

電荷(でんか、electric charge)は、素粒子が持つ性質の一つである。電気量とも呼ぶ。電荷の量を電荷量という。電荷量のことを単に電荷と呼んだり、電荷を持つ粒子のことを電荷と呼んだりすることもある。.

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電離箱

電離箱は、主に電離放射線の検知または測定のために使用される装置である。 電離箱は、2枚の導体の金属板(あるいは2つの電極とも言える)で挟まれた、ガスで満たされた容器である。これらの電極の形は、平行な板であったり、あるいは共軸の円筒形をしている。電極のうちの片方が容器自体の壁をなしているものもある。2つの電極の間には電圧が印加されているが、普段は電流は流れていない。 電離放射線(アルファ粒子、ベータ粒子、ミュー粒子などの荷電粒子線やX線、ガンマ線など)がこの円筒に入ると、その放射線の通った軌跡に沿って電極間のガスが電離され、正電荷をもつイオンと負電荷をもつ電子に分離する。この円筒には電圧がかかっているので、正イオンはマイナスの電極に、電子はプラスの電極に向かって動き、短時間だけ電極間に通電するので、短いパルス電流が発生する。この電流を検流計で測定すれば電離反応の数が分かる。 しかし、電離で生じた電子一個分による電流はごく微量なので、実際には回路に抵抗器をかませてその両側の電圧を測定するか、コンデンサをかませて電流の積分を測定する。 電離箱には様々なタイプの放射線計数器および検知器がある;異なるガスを充填するもの、液体で満たされているもの、あるいは空気に開放されているものもある。また、装置の入射窓の材質の違いよってさまざまな測定が可能である。アルファ粒子はガラスの窓を透過しないが雲母の窓は透過するので、端窓の材質をガラスにすればベータ線のみの測定が、雲母にすればアルファ線とベータ線の合計が測定できる。 なお、印加する電圧を高くすると、電離で生じた電子は電場により加速されてエネルギーが高くなり、さらに別の電離を起こすことができるようになる(二次電子が生じる)。こうなると電離一回につき電子一個が生じると言う関係性が失われ、複数個の電子が回収されることになる。この作用を利用した検知器は比例計数管と呼ばれる。さらに電圧を上げると、二次電子による電離作用があまりに多数になるため、電離放射線のエネルギーに関わり無く電離放射線一本あたりの電離の数は一定となる。これがガイガー=ミュラー計数管である。.

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SLAC国立加速器研究所

タンフォード大学構内にあるSLACの入り口 線形加速器内部の様子 3kmにも及ぶ線形加速器を上空から望んだ航空写真 SLAC国立加速器研究所(スラックこくりつかそくきけんきゅうじょ、SLAC National Accelerator Laboratory)は、1962年にスタンフォード大学によりカリフォルニア州メンローパークに設立された国立研究所。電子の線形加速器によって高エネルギー物理学(high-energy physics)の実験を行っている。アメリカ合衆国エネルギー省(DOE)が所有し、同省との契約のもとスタンフォード大学が運営する、GOCO(Government Owned, Contractor Operated)形式の国立研究所である。 最近では、円形加速器によってシンクロトロン輻射(synchrotron radiation)の実験研究を行う部門(スタンフォード・シンクロトロン放射光施設、SSRL)もある。スタンフォード線形加速器センター(Stanford Linear Accelerator Center;SLAC)として設立されたが、2008年に現在の名称に変更された。 素粒子物理学の分野の人たちは、SLACを「スラック」と発音している。.

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検電器

検電器(けんでんき)は、その部位が電気を帯びているか否かを判別する行為(検電)に用いる電気計測器である。.

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欧州原子核研究機構

欧州原子核研究機構(おうしゅうげんしかくけんきゅうきこう、) は、スイスのジュネーヴ郊外でフランスと国境地帯にある、世界最大規模の素粒子物理学の研究所である。.

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比例計数管

比例計数管(ひれいけいすうかん)は、電離放射線の数を数え、またそのエネルギーを測る測定装置である。.

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泡箱

泡箱(あわばこ、bubble chamber)は、ニュートリノなどの粒子を観測するための装置の一つ。1952年にアメリカの物理学者ドナルド・グレーザーによって発明された。グレーザーはこの功績により、1960年度のノーベル物理学賞を受賞している。 原理は霧箱に似ており、過熱状態の透明な液体(主に冷却された液体水素)を満たした空間を粒子が通過することにより、粒子が通過した部分の水素が気化し、泡として観測される。 ニュートリノの観測は霧箱では検出できず、1970年11月13日にアメリカアルゴンヌ国立研究所に設置されたZero Gradient Synchrotronの水素泡箱で史上初のニュートリノが観測された。なお、ニュートリノ自体は電荷を持たず泡箱に軌跡を残さないため、これは間接的な観測である。 日本で初めての泡箱の実験は、1965年に北垣敏男(東北大学)が行なった。 Category:素粒子物理学 Category:実験器具 Category:箱 Category:水素 Category:放射線・放射能計測機器 Category:水素技術.

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放射線

放射線(ほうしゃせん、radiation、radial rays)とは、高い運動エネルギーをもって流れる物質粒子(アルファ線、ベータ線、中性子線、陽子線、重イオン線、中間子線などの粒子放射線)と高エネルギーの電磁波(ガンマ線とX線のような電磁放射線)の総称をいう。「放射線」に全ての電磁波を含め、電離を起こすエネルギーの高いものを電離放射線、そうでないものを非電離放射線とに分けることもあるが、一般に「放射線」とだけいうと、高エネルギーの電離放射線の方を指していることが多い 。 なお、広辞苑には「放射性元素の放射性崩壊に伴い放出される粒子放射線と電磁放射線(主にアルファ線、ベータ線、ガンマ線)を指す」広辞苑第五版 p.2432【放射線】、とあるが、これは放射性物質の放射能を問題とする文脈ではそれを指す、というくらいの意味である。.

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放射性崩壊

放射性崩壊(ほうしゃせいほうかい、radioactive decay)または放射性壊変(ほうしゃせいかいへん)、あるいは放射壊変(ほうしゃかいへん)とは、構成の不安定性を持つ原子核が、放射線(α線、β線、γ線)を出すことにより他の安定な原子核に変化する現象の事を言う。放射性物質が放射線を出す原因はこの放射性崩壊である。.

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