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等ラウドネス曲線

索引 等ラウドネス曲線

等ラウドネス曲線(とうラウドネスきょくせん)は、音の周波数を変化させたときに等しいラウドネス(人間の聴覚による音の大きさ、騒音のうるささ)になる音圧レベルを測定し、等高線として結んだものである。 人の聴覚は周波数によって感度が異なるため、物理的に同じ音圧であっても、周波数によって感じる音の大きさが異なる。この聴感上の音の大きさをラウドネスと呼ぶ。 等ラウドネス曲線はISO 226として国際標準規格化されていたが、東北大学の鈴木陽一らの研究により、特に1kHzより低い周波数域における誤差が大きいことがわかったため、2003年にISO 226:2003「Acoustics -- Normal equal-loudness-level contours」として修正された。.

9 関係: ラウドネスメーターデシベルホン周波数国際標準化機構音の大きさ音圧最小可聴値2003年

ラウドネスメーター

ラウドネスメーターとは、等ラウドネス曲線などを考慮した、人間が感じる音量感を測定するメーター。2006年にITU-Rにより測定アルゴリズム等がBS.1770、BS.1771として勧告され、放送業界の基準としてヨーロッパではEBU R128が、アメリカではATSC A/85が、日本ではARIB TR-B32が定められた。 また、ゲーム業界や音楽業界においても、ラウドネス基準の必要性や有り様が検討されている。.

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デシベル

デシベル(、記号: dB)は、電気工学や振動・音響工学などの分野で、物理量をレベル表現により表すときに使用される単位である。SIにおいてレベル表現として表される量には次元が与えられておらず、無次元量である。 ベルの語源は、アレクサンダー・グラハム・ベルが電話における電力の伝送減衰を表わすのに最初に用いたことに由来する。.

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ホン

ホン(ラウドネスレベル)と音圧レベルを表すデシベル (dB) との関係(等ラウドネス曲線) ホン (phon) またはフォン、ホーンは、ラウドネス(音の聴覚的な強さ)のレベルの単位である。 基準音圧を20μPaとした音圧レベルのデシベル (dB) 値を周波数ごとに補正した値であり、.

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周波数

周波数(しゅうはすう 英:frequency)とは、工学、特に電気工学・電波工学や音響工学などにおいて、電気振動(電磁波や振動電流)などの現象が、単位時間(ヘルツの場合は1秒)当たりに繰り返される回数のことである。.

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国際標準化機構

国際標準化機構(こくさいひょうじゅんかきこう、International Organization for Standardization)、略称 ISO(アイエスオー、イソ、アイソ)は、各国の国家標準化団体で構成される非政府組織である。 スイス・ジュネーヴに本部を置く、スイス民法による非営利法人である。1947年2月23日に設立された。国際的な標準である国際規格(IS: international standard)を策定している。 国際連合経済社会理事会に総合協議資格(general consultative status)を有する機関に認定された最初の組織の1つである。.

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音の大きさ

音の大きさ(ラウドネス:loudness)とはヒトの聴覚が感じる音の強さであり感覚量(心理量)のひとつである。 音の大きさ(ラウドネス)の単位はsone(ソーン)であり、音圧レベルが40dBの1,000Hzの純音の音の大きさを1soneと定義している。ヒトの感じる音の大きさが2倍になれば2sone、半分になれば0.5soneと表される 日本音響学会編、音響用語辞典。 1,000Hzの純音の場合、音圧レベルが10dB上昇することにより、音の大きさ(ラウドネス)は約2倍となる。なお、1,000Hzから離れた純音の場合、音圧レベルの増大に伴う音の大きさ(ラウドネス)の上昇はこれよりも大きくなる。 同じ周波数の音であれば音圧が増大するほどヒトは音を大きく感じる。しかしヒトの聴覚の感度は周波数によって異なるため、同じ音圧であっても周波数が異なればヒトの感じる音の大きさは異なる。音の大きさが一定となる純音の音圧レベルを結んで得られる周波数と音圧レベルの関係を図示したものが等ラウドネス曲線 ISO 226である。 等ラウドネス曲線には、音の大きさのレベル(ラウドネスレベル:loudness level)が記載されている。音の大きさのレベル(ラウドネスレベル)は、同じ大きさに聞こえる1,000Hzの純音の音圧レベルとして定義されており、単位はphon(フォン)である。かつて騒音計で計測される騒音レベルの単位として、ホンが用いられていたが、ホンとフォンとは異なる単位である。なお、騒音レベルの単位は、計量法の変更に伴い、単位はdB(デシベル)に変更されている。.

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音圧

音圧(おんあつ)とは、音による圧力の大気圧からの変動分である。単位はパスカル (Pa) である。 健康な人間の最小可聴音圧は実効値で 20 µPa であり、これを基準音圧として音圧をデシベル (dB) で表したものを音圧レベルと言う。.

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最小可聴値

最小可聴値(さいしょうかちょうち、absolute threshold of hearing、ATH )あるいは聴覚閾値とは、雑音の無い環境で聴覚が検知できる最小の純音の音圧レベルである。ヒトの聴覚の特性は周波数により異なり、最小可聴値は周波数毎の最小音圧レベルの測定結果からなる曲線で表現される。 最小可聴値の国際標準としては ISO226、及びその改訂版の ISO226:2003 が知られている。.

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2003年

この項目では、国際的な視点に基づいた2003年について記載する。.

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