ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

立役

索引 立役

立役(たちやく)は、歌舞伎における尋常な成年男子の役、またその役を演じる役者。 対象とならない役は、芯からの悪人(敵役)、滑稽を主とするもの(道化役)、老人(老役)であるが、現在では役者の職掌としての敵役・道化役はなくなり、立役役者がこれをかねているものの、役の分類としては下記のような区別が存在している。その役柄の階級は武士から町人にいたるまで幅広く、多く劇中において善人方としてふるまい、白塗りのこしらえをもっぱらとする。立役役者は歌舞伎における中心的な存在であり、ほかの職掌にある役者よりも高い地位にあるものとされた。通常、立役が座頭をつとめる。.

23 関係: 助六助高屋高助 (初代)吉田屋坂田藤十郎 (初代)市川團十郎座頭二枚目俳優勧進帳男子町人階級鳴神金平浄瑠璃武士武蔵坊弁慶歌舞伎成年悪人敵役曾我祐成

助六

『助六』(すけろく)は、歌舞伎の演目の一つの通称。本外題は主役の助六を務める役者によって変わる(詳細は下記を参照)。 江戸の古典歌舞伎を代表する演目のひとつ。「粋」を具現化した洗練された江戸文化の極致として後々まで日本文化に決定的な影響を与えた。歌舞伎宗家市川團十郎家のお家芸である歌舞伎十八番の一つで、その中でも特に上演回数が多く、また上演すれば必ず大入りになるという人気演目である。.

新しい!!: 立役と助六 · 続きを見る »

助高屋高助 (初代)

初代 助高屋 高助(しょだい すけたかや たかすけ、貞享2年〈1685年〉 - 宝暦6年1月3日〈1756年2月2日〉)とは、江戸時代中期の歌舞伎役者。屋号は紀伊國屋、俳名訥子・高賀。初代澤村宗十郎としても知られる。.

新しい!!: 立役と助高屋高助 (初代) · 続きを見る »

吉田屋

吉田屋(よしだや)は、商号の一つ。全国にその名を見ることができるが、特に京都三本木通にあった料理屋の吉田屋が歴史的に名高い。 吉田屋は、幕末に倒幕派の志士たちが密会の場として頻繁に利用していた。新撰組に追われていた桂小五郎(木戸孝允)を吉田屋に籍を置く芸妓の幾松がかくまった話が有名。坂本龍馬と中岡慎太郎が署名に立ち会った薩土盟約締結の場としても知られる。.

新しい!!: 立役と吉田屋 · 続きを見る »

坂田藤十郎 (初代)

初代 坂田 藤十郎(しょだい さかた とうじゅうろう、正保4年(1647年) - 宝永6年11月1日(1709年12月1日))は、江戸時代の歌舞伎役者。俳号は冬貞、車漣。定紋は丸に外丸。元禄の時代を代表する名優で、上方歌舞伎の始祖の一人にかぞえられる。「役者道の開山」「希代の名人」などと呼ばれた。.

新しい!!: 立役と坂田藤十郎 (初代) · 続きを見る »

市川團十郎

三升 杏葉牡丹 鎌輪ぬ 市川 團十郞(いちかわ だんじゅうろう、新字体:団十郎)は歌舞伎役者の名跡。屋号は成田屋。定紋は三升(みます)、替紋は杏葉牡丹(ぎょよう ぼたん)。役者文様は鎌輪ぬ(かまわぬ)。 昭和初期に山梨県笛吹市一宮町の旧家で発見された堀越氏系図によると、遠祖は能係を務めた武田家臣で、初代團十郎の曾祖父にあたる堀越十郎が市川三郷町(旧三珠町上野)の地を領し、武田滅亡後に下総国へ落ち延びたという。ただし市川宗家は、初代團十郎は成田山新勝寺にほど近い幡谷の出身で、新勝寺とは少なからず縁があったと公式に表している。これが「成田屋」という市川宗家の屋号の由来である。--> -->.

新しい!!: 立役と市川團十郎 · 続きを見る »

座頭

座頭(ざとう)は、江戸期における盲人の階級の一つ。またこれより転じて按摩、鍼灸、琵琶法師などへの呼びかけとしても用いられた。今日のような社会保障制度が整備されていなかった江戸時代、幕府は障害者保護政策として職能組合「座」(一種のギルド)を基に身体障害者に対し排他的かつ独占的職種を容認することで、障害者の経済的自立を図ろうとした。.

新しい!!: 立役と座頭 · 続きを見る »

二枚目

二枚目(にまいめ)とは、やさ男の美男子のこと武光誠『歴史から生まれた日常語の由来辞典』東京堂出版、1998。.

新しい!!: 立役と二枚目 · 続きを見る »

役(やく).

新しい!!: 立役と役 · 続きを見る »

俳優

俳優(はいゆう、actor)は、演劇、映画等において、その人物に扮して台詞、身振り、表情などで演じる人のこと。またその職業。役者(やくしゃ)とも呼ばれる。.

新しい!!: 立役と俳優 · 続きを見る »

勧進帳

勧進帳(かんじんちょう)は、如意の渡しでの出来事を基軸にした能の演目『安宅』を元に創られた歌舞伎の演目。歌舞伎十八番の一つで、松羽目物の先駆けとなった作品である。.

新しい!!: 立役と勧進帳 · 続きを見る »

男子

男子(だんし、なんし)は、一般に「男の子」の意味。()。()。「男」は耕作地の象形「田」と、力のある腕の象形「力」を合わせた会意文字。「子」は頭部が大きく、手足のなよやかな乳児をかたどった象形文字。.

新しい!!: 立役と男子 · 続きを見る »

町人

人(ちょうにん、まちにん)は、江戸時代に都市に居住していた職人、商人の総称である。.

新しい!!: 立役と町人 · 続きを見る »

階級

階級(かいきゅう).

新しい!!: 立役と階級 · 続きを見る »

鳴神

『鳴神』(なるかみ)とは、歌舞伎十八番のひとつ。.

新しい!!: 立役と鳴神 · 続きを見る »

金平浄瑠璃

金平浄瑠璃(きんぴらじょうるり)とは、江戸時代に流行した人形浄瑠璃の1つ。.

新しい!!: 立役と金平浄瑠璃 · 続きを見る »

九代目市川團十郎の鎌倉権五郎景政 二代目團十郎の鎌倉権五郎 ---- 暫の衣装は時代が下るにつれて重厚なものになる。二代目團十郎が活躍した元禄年間にはまだ簡略なものだったことがうかがえる。 写楽画。 四代目瀬川菊之丞の巴御前 ---- 『女暫』、寛政12年 (1800)。 九代目團十郎の暫(鎌倉権五郎)像 (浅草寺境内) 『暫』(しばらく)は、歌舞伎の演目で歌舞伎十八番の一つ。時代物。荒事の代表的な演目である。.

新しい!!: 立役と暫 · 続きを見る »

武士

武士(ぶし)は、10世紀から19世紀にかけての日本に存在した、宗家の主人を頂点とした家族共同体の成員である。「もののふ」(cf. wikt) とも読み倣わすが、その起源については大伴氏や物部氏の名に求めるなど諸説がある。 同義語として武者(むしゃ、むさ)があるが、「武士」に比べて戦闘員的もしくは修飾的ニュアンスが強い(用例:武者絵、武者修業、武者震い、鎧武者、女武者、若武者、落武者などさらには、「影武者」のように、本義のほかに一般用語としても使われるようになった語もある。)。すなわち、戦闘とは無縁も同然で「武者」と呼びがたい武士とは言え、呼ぶことが間違いというわけではない。はいるが、全ての武者は「武士」である。他に類義語として、侍、兵/兵者(つわもの)、武人(ぶじん)などもあるが、これらは同義ではない(「侍」は該当項目を参照。兵/兵者や武人は、武士に限らず、日本に限らず用いられる)。「武士」は性別を問う語ではなく性別表現に乏しいものの、女性の武士が戦闘員的特徴を強く具える場合に限って女武者(おんなむしゃ)という呼び方をする「女武士」や「姫武士」などという呼称は見られない。。 武士は平安時代に発生し、その軍事力をもって貴族支配の社会を転覆せしめ、古代を終焉させたとする理解が通常されている。旧来の政権を傀儡として維持したまま自らが実質的に主導する中世社会を構築した後は、近世の終わり(幕末)まで日本の歴史を牽引する中心的存在であり続けた。近代に入って武士という存在そのものを廃したのも、多くの武士が参画する近代政府(明治政府)であった。.

新しい!!: 立役と武士 · 続きを見る »

武蔵坊弁慶

『和漢英勇画伝』より「義経 弁慶と五条の橋で戦ふ」(歌川国芳画)五条大橋での戦いを描いた江戸時代の浮世絵 武蔵坊弁慶(むさしぼう べんけい、武藏坊辨慶、? - 文治5年閏4月30日〈1189年6月15日〉?)は、平安時代末期の僧衆(僧兵)。源義経の郎党。 『義経記』では熊野別当の子で、紀伊国出身だと言われるが詳細は不明。元は比叡山の僧で武術を好み、五条の大橋で義経と出会って以来、郎党として彼に最後まで仕えたとされる。講談などでは、義経に仕える怪力無双の荒法師として名高く、ほか創作の世界でも義経と並んで主役格の人気があり、怪力の者や豪傑の代名詞としても広く用いられている。.

新しい!!: 立役と武蔵坊弁慶 · 続きを見る »

歌舞伎

歌舞伎(かぶき)は、日本固有の演劇で、伝統芸能の一つ。重要無形文化財(1965年4月20日指定同日文化財保護委員会告示第18号「無形文化財を重要無形文化財に指定する等の件」)。歌舞伎(伝統的な演技演出様式によって上演される歌舞伎)は2005年にユネスコにおいて傑作宣言され、2009年9月に無形文化遺産の代表一覧表に記載された。.

新しい!!: 立役と歌舞伎 · 続きを見る »

成年

成年(せいねん)または成人年齢(せいじんねんれい)は、法的には、単独で法律行為が行えるようになる年齢のこと。 一般社会においては、身体的、精神的に十分に成熟している年齢を指すことが多い。.

新しい!!: 立役と成年 · 続きを見る »

悪人

悪人(あくにん)は、 1.

新しい!!: 立役と悪人 · 続きを見る »

敵役

敵役(かたきやく、てきやく)とは、映画・テレビドラマ・舞台演劇などの作品において、主役に敵対する存在として立ちはだかる役柄。敵役は英語でアンタゴニスト(Antagonist)と言う。悪役とも呼ばれるが、厳密には若干の差異がある。.

新しい!!: 立役と敵役 · 続きを見る »

曾我祐成

曾我 祐成(そが すけなり)は、鎌倉時代初期の武士。曾我兄弟の仇討ちで知られる。 安元2年(1176年)、祐成が5歳の時、実父・河津祐泰が同族の工藤祐経に暗殺された。その後、母が自身と弟を連れ相模国曾我荘(現神奈川県小田原市)の領主・曾我祐信に再嫁した。のち養父・祐信を烏帽子親に元服して祐成を名乗り、その後は北条時政の庇護の下にあったという。 建久4年(1193年)、富士の巻狩りが行われた際、弟・時致と共に父の敵・工藤祐経を殺害したが、仁田忠常に討たれた。.

新しい!!: 立役と曾我祐成 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

実事和事荒事

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »