武丁
武丁(ぶてい)は殷朝の第22代王。 殷墟(大邑商)の地に都を置いた。また甲骨文はこの武丁の時代から見られる。 鬼方という異民族を3年かけて討ったと易経にあり、軍事的にも殷の勢力を四方に拡大した。夫人の婦好も自ら軍を率いて敵国を征伐したという。 子に祖己・祖庚・祖甲がおり、卜辞ではこの順に即位したとされるが、史記などでは、祖己は即位していないことになっている。.
殷
殷(いん、、紀元前17世紀頃 - 紀元前1046年)は、中国の王朝である。文献には天乙が夏を滅ぼして王朝を立てたとされ、考古学的に実在が確認されている中国最古の王朝である。商(しょう、)、商朝ともよばれる。紀元前11世紀に帝辛の代に周によって滅ぼされた(殷周革命)。.