ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
ダウンロード
ブラウザよりも高速アクセス!
 

石弓

索引 石弓

石弓(いしゆみ)とは、城の防衛に使われる仕掛けの一種で、綱をつけた石、若しくは木材で支えた石を城壁や崖の上に張っておいて、敵が攻めてきたときに綱を切って落とすもの。「石弓」とはいうものの、個人が1人で使用する弓のことではない。投石器、射ち出し機ともいうもので、戦時下で城壁に半ば固定された状態で使用するものである。 本来は石を落下させる仕掛けのことだが、弩・クロスボウの意味として使われ、弩・クロスボウを装備した兵士を石弓兵として使われる例がある。.

11 関係: 印地山城クロスボウ出し狭間石落とし狭間投石器攻城戦

城(しろ)とは、敵に攻め込まれた際の防御拠点として設けられた建築物。.

新しい!!: 石弓と城 · 続きを見る »

印地

印地(いんじ)は、日本で石を投擲することによって対象を殺傷する戦闘技術、行為、行事である。手で投げることを始めとして、投石器を使用するもの、日本手ぬぐいや畚(もっこ)をもってそれに代用するもの、女性が領巾(ひれ)を使用するもの、砲丸投げのように重量のある物を投げつけるもの、など様々な形態があった。 また投石技術でこの技術に熟達した者を、印地打ち(印地撃ち)、印地使い(印地遣い)等とも呼んだ。印地の使い手を印地と呼んだり、技術や行為を印地打ちと呼ぶこともある。印字、因地、伊牟地とも書かれる。.

新しい!!: 石弓と印地 · 続きを見る »

山城

山城(やまじろ、やまじょう)は、険阻な山を利用して築かれた城の一種。日本においては、江戸時代の軍学者によって分類された地形による城の分類法の一つ。 ヨーロッパの山城(ドイツ・マルクスブルク城).

新しい!!: 石弓と山城 · 続きを見る »

西安市から出土した秦代の弩(陝西省歴史博物館所蔵) 弩(ど、おおゆみ)は、東アジア、特に中国において古代から近世にかけて使われた射撃用の武器の一種。「いしゆみ」と訓ずることも少なくないが、これは厳密には正しくはなく、石弓と混同されたものと思われる。.

新しい!!: 石弓と弩 · 続きを見る »

クロスボウ

ボウ(crossbow)は、西洋で用いられた弓の一種であり、専用の矢を板ばねの力で弦により発射する武器である。引き金を持ち、狙いが定めやすい。漢字圏で弩(ど、おおゆみ)と呼ばれるものとは構造がほぼ同一となっている。ヨーロッパでボルト、クォレル(またはクォーラル;quarrel)などと呼ばれる太く短い矢を発射する。木でできた台(弓床)の先端に交差するように弓が取り付けてある。通常の弓よりは飛距離は優れるが、構造上短くて矢羽の少ない矢を使用するため、慣性がかかりにくく弾道が比較的不安定となる。45度に曲射しても長弓や合成弓ほど射程は伸びない。 日本語のボウガン(bowgun)は和製英語で、株式会社ボウガンの商標名。新聞やニュース番組などでは用いず、ボウガンを和訳したらしき洋弓銃(ようきゅうじゅう)という呼称が使われる。また、機械弓と呼ぶこともあるが、これはクロスボウだけを指すのではなく、もう少し広い意味でも使われる。その他、クロスボウを訳した中国語で十字弓という呼称もある。 クロスボウ(右上)とその矢(下)・巻き上げ器(左)ビクトリア&アルバート博物館所蔵.

新しい!!: 石弓とクロスボウ · 続きを見る »

出し狭間

出し狭間(だしはざま、Machicolation マチコレーション, Mâchicoulis マシクーリ)は、胸壁の持ち送り支持構造の間に開いた床の開口部で、そこから城壁の下にいる攻撃者に向かって岩石や熱湯、熱した油等を落とすことができる。石落とし、突出し狭間(つきだしはざま)、張出し狭間(はりだしはざま)、刎出し狭間(はねだしはざま)とも。中世ヨーロッパで、ノルマン人の十字軍参加者が帰還したころから見られるようになった。出し狭間のある狭間胸壁が下部の城壁より迫り出しているのは、物を落とすためである。 城壁を登る敵兵を攻撃する同様の目的を持つ構造物には、木造櫓やなどがある。木造櫓は篭城戦などで一時的なものとして構築されることが多い。木造櫓に対して出し狭間が優れている点は石製で強度が高いだけでなく、耐火性がある点も挙げられる。 "machcolation" という言葉は、古フランス語の"machicoller" に由来し、古プロヴァンス語の "machacol"がその源であり、さらにはラテン語の"maccāre" (破壊する) と"collum" (えり) が語源である。天井のある出し狭間の場合、口語では "murder-hole" とも言う。 出し狭間はイギリスよりもフランスの城で先に一般化した。イギリスの場合、13世紀の コンウィ城 のように門の上部だけに限定されていた。.

新しい!!: 石弓と出し狭間 · 続きを見る »

石落とし

石落としの一例。櫓隅部に取り付いている袴腰型の石落とし。(姫路城西の丸ワの櫓) 石落とし(いしおとし)は、日本の城の建築に設置された防御用開口部のこと。下方に開口し、おもに真下方向にいる標的を攻撃する用途で使われる。「塵落とし」(ちりおとし)ともいう。ヨーロッパの城においても、同様の装備がある。 天守や櫓、櫓門の壁面、塀などに張り出すかたちで空間をせり出させ、床になる部分を20センチメートル程度開口して付設された。普段は蓋をして、使用時に蓋を取り除いて開ける。狭間が前方向にいる敵を射撃目標にしているのに対し、石落としは建物・城壁・石垣などの真下方向にいる敵を標的にしている。 文字通りに、石を落とすほかに煮え湯や汚物などを落として敵を迎撃する設備とする一方、間口の狭さからおもに鉄砲、弓矢や槍で迎撃するものともされる。石落としから、何でもって攻撃したかは諸説ある。.

新しい!!: 石弓と石落とし · 続きを見る »

罠(わな)またはトラップ(英語:trap)は、仕掛けられた側が知らず知らずのうちに被害を受けることを目的として、仕掛ける側が何らかの手段(社会的手段や物理的手段)を密かに講じることを指す。もしくは、講じた手段そのものを指す。 ここでは、動物や人間を捕獲・拘束・殺害を目的とした道具や仕掛けを扱う。.

新しい!!: 石弓と罠 · 続きを見る »

狭間

姫路城城壁の狭間。外側になるほど狭くなっており、内側にいる射ち手からは動きやすく、敵からは狙いづらい造りとなっている。 狭間(さま)とは、おもに日本の城の天守や櫓の壁面、塀などに開けてある防御用の穴や窓のこと。銃眼、砲門とも。内側から外側に向かって円形・三角形・正角形・長方形などの穴が開けられており、戦闘の際はそこから弓矢や鉄砲などで攻撃した。.

新しい!!: 石弓と狭間 · 続きを見る »

投石器

投石器(とうせきき)は、片手で握れる程度の石を遠くへ投げるための紐状の道具。古くから羊飼が羊の群を誘導したり害獣を追い払ったりするのに使い、土地によってはその用途で現代まで使われている。鳥など小型の動物を対象とする猟にも使われた。また安価に作れて弓矢と同等以上の射程と十分な威力を持つことから、古代・中世には兵器としても使われ、現代でも暴動などの際に使われることがある。スリング、投石具、投石紐とも呼ばれる。.

新しい!!: 石弓と投石器 · 続きを見る »

攻城戦

ンスタンティノープルの陥落 攻城戦(こうじょうせん、英:siege)とは敵の砦、城、城壁都市を奪取するための戦闘のことである。.

新しい!!: 石弓と攻城戦 · 続きを見る »

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »