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相撲用語一覧

索引 相撲用語一覧

撲用語一覧(すもうようごいちらん)は、大相撲・相撲界の用語一覧である。.

159 関係: 力士力士会力士褒賞金力水 (相撲)おっつけそっぷちゃんこ番ちゃんこ鍋ぶちかましぶつかり稽古がぶりえびすこあんこ (相撲)これより三役こんぱちごっつあんかわいがり十両千秋楽取り直し取組合口向正面吉田司家塵手水大相撲大銀杏大関天覧相撲女子相撲女相撲寄り (相撲)小結巴戦上覧相撲不戦勝 (相撲)不浄負け両国国技館中入中日世話人三役三賞三段目三段構え一人相撲一門 (相撲)年寄年寄名跡幕下...幕下付出幕内床山序二段序ノ口二枚鑑札廻し付き人式守家式守伊之助張出弓取式引退相撲当麻蹴速待った志賀清林土俵土俵入りヌケヌケ初切呼出ガチンコスカすタニマチもろ差し八番相撲八百長公傷制度前相撲前頭割 (相撲)勝ち越し勝負審判国際相撲連盟国技四股名矢柄投げ神魂神社禁じ手稽古立合い立行司猫騙し痛み分け番付物言い相星相撲相撲博物館相撲甚句相撲界相撲部屋相撲教習所花相撲花道行司西馬力角番髪結い負け越し蹲踞舞の海秀平興行関取関脇閂 (相撲)葛城市相撲館股割り蔵前国技館野見宿禰野見宿禰神社金星 (相撲)腕をかえす腕相撲鉄砲 (曖昧さ回避)若者頭枡席恩返し (相撲)根岸流 (書風)横綱横綱大関横綱審議委員会横綱土俵入り止め名武家相撲死に体水入り決まり手注連縄泉川満員御礼木村家木村庄之助木村玉之助木戸本場所最手星取表明荷新弟子検査日本相撲協会懸賞 (相撲)手合手刀拍子木 インデックスを展開 (109 もっと) »

力士

力士(りきし、ちからひと)とは、相撲をする人間のこと。厳密には、相撲部屋に所属して四股名を持ち、番付に関わらず大相撲に参加する選手の総称。相撲取り(すもうとり)とも呼ばれる。しばしば関取(せきとり)と呼ばれることもあるが、元来は大関のことを指す異称であり、現代では十両以上の力士のことを指す。幕下以下の力士は力士養成員(りきしようせいいん)と呼ばれる。また、本来は神事に関わる者であるため、日常会話では親愛と尊敬をこめてお相撲さんとも呼ばれる。 わんぱく相撲や大学の相撲部などのアマチュア相撲で相撲を取る者は四股名を持たないため厳密には力士ではない。.

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力士会

力士会(りきしかい)とは、力士生活の向上のため力士の立場から日本相撲協会へ提言することを目的にした会であり、十両以上の力士で構成している親睦組織である。.

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力士褒賞金

力士褒賞金(りきしほうしょうきん)とは、大相撲の関取力士に本場所毎に支払われる褒賞金であり、関取の成績給的性格を帯びた金銭支給である。持ち給金とも呼ばれる。.

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力水 (相撲)

力水(ちからみず)とは、大相撲における儀式の一つで、力士が土俵に上がったときに他の力士から渡される清めの水で、神聖な土俵に上がる時に身を清めるために使われる。原則として十両以上の取組で使用する。.

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おっつけ

おっつけ(追っ付け、押っ付け)とは、相撲の技術のひとつである。 相手の差し手を封じるために、相手が差しにきたり突っ張ったりした時に、自分の肘を自分の脇に押し付け(「おっつけ」の名はここに由来している)、手は相手の肘に外側から当てがってしぼり上げる『大相撲ジャーナル』2017年8月号特別付録 相撲用語&決まり手図解ハンドブック p2。ただし決まり手にはならない。そのまま前進して相手の肘や肩を極めることにより、相手の重心を浮き上がらせることも可能。大空出版『相撲ファン』vol.3 16頁おっつける側に足を十分に入れ、低くおっつけないと効果は薄い。攻守ともに威力があり、相撲技の中でも最も重要な技のひとつ。 大正時代の横綱栃木山は左利きであったが、猛稽古で右の腕力も鍛えて、左ハズ押し右おっつけの型になれば大盤石であった。 昭和では大関清國のおっつけが有名。平成に入ってからは横綱3代目若乃花や大関栃東が名手とされていた。 誰かに食事をおごらせるという意味で「おっつける」という単語を使うケースもある。.

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そっぷ

そっぷは、相撲用語で筋肉質・比較的痩せ型の力士のこと。「そっぷ」とは本来オランダ語「soep」、つまり「スープ」の事であり、ダシを取った後の鶏ガラに例えてこう呼ぶ。逆に太った力士はあんこと呼ばれる。.

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ちゃんこ番

ちゃんこ番とは、相撲力士が食べる食事を作る当番のこと。 ちゃんことは、相撲力士の食事全般を指す。相撲部屋では一度に大量の食事を作りやすいことから鍋料理を食べる場合が多く、それが広く知れ渡ったのがちゃんこ鍋であるが、相撲の世界では鍋料理以外の食事についても全て「ちゃんこ」と呼ぶ。 相撲部屋でのちゃんこ番は、主に幕下以下の力士が交代で行う。この経験が長い者がちゃんこ長として後輩達の指導をしたりもする。そのため相撲界では、料理がうまいやつは出世できないとも言われている。これは正確には、関取になれずに長く幕下以下でちゃんこ番を務めているうちに料理が上手くなって行くことを表したものであり、結果として出世できない者に料理がうまい者が多くなるという意味である。長くちゃんこ長を務めた力士の中には、相撲部屋で身に付けた調理の技術を活かして、力士引退後にちゃんこ料理屋を開業する者も少なくない。 。 ちゃんこはん.

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ちゃんこ鍋

ちゃんこ鍋(ちゃんこなべ)とは、相撲部屋において、日常的に食されている鍋料理である『料理食材大事典』主婦の友社 p.527 1996年。「ちゃんこ」とは本来、相撲部屋において「ちゃんこ番」の力士が作る手料理をすべて指すが岡田哲著『たべもの起源事典』東京堂出版 p.347 2003年山本保彦 著『ちゃんこ風土記』スポーツニッポン新聞社出版局、1976年、pp.15窪寺紘一(1992) 162-164頁、その中でも特に広く知られているのが、この鍋料理全般を指す「ちゃんこ鍋」である。.

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ぶちかまし

ぶちかましは、相撲用語である金指基『相撲大事典』現代書館。一般社会で用いる場合は体当たり(たいあたり)の名称がよく用いられる。.

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ぶつかり稽古

ぶつかり稽古(ぶつかりけいこ)とは受ける側とぶつかる側に分かれて行う相撲の稽古のことである。当たる側は押す力、出足をつけて当り、倒れる際に受け身の稽古をする『大相撲ジャーナル』2017年6月号70頁。当たった時に押せなかった場合は、首を押さえられながらすり足をさせられ、転がされる。受ける側はぶつかる側より、やや力の強い力士が行う。受ける側は、足幅を広めにして腰を割り、両手を広げて右足を前に踏み込み、相手の当たりを受け、おっつけなども行う。左足を踏み込むと心臓のある左胸が前に出てしまうので安全面の問題が生じるが、貴闘力などは平気で行っていたという。防御と押しの姿勢を繰り返すことにより、受け身を覚える。これが怪我の防止にもつながる。 関取でも5分も続ければ息が上がるハードな稽古である。2007年に起きた時津風部屋力士暴行死事件では暴行死した力士に対し、「かわいがり」の一環として兄弟子が30分近くぶつかり稽古をさせた。 近年では、豊真将が錣山親方(元寺尾)の胸を借りてぶつかり稽古をしたが、後に寺尾が肋骨を3本も折っていた事を知ったというエピソードがあるように、胸を出す方にも相当な鍛錬が要求される厳しい稽古である。尚、豊真将はこのぶつかり稽古があったからこそ幕内に上がれたと語っている。 また、力の強い横綱や幕内上位の関取が体を慣らすために下位力士にぶつかってもらう場合は、体をほぐす意味からあんまと呼ばれる。.

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がぶり

がぶり(Sprawling)は、レスリングなどの格闘技における体勢の一種。また、同様の体勢を作る動作及びコントロール技術のことである。 がぶり状態(Sprawling Position)になること、あるいは敢えて、その状態にすることを、がぶる(Sprawl)という。.

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えびすこ

えびすことは、大相撲の隠語で大食い、または大食漢の力士のこと。語源は、恵比寿講(えびすこう)の集まりでお腹一杯にごちそうを食べる風習があったことに由来しているとか、お腹一杯食べた丸いお腹がえびす様みたいであるからなど、諸説ある。 大食漢の力士のことを、「あの力士はえびすこが強い」などと表現するが、2010年代に入ってからは単に「メシが強い」と評するなど「えびすこ」という単語自体相撲界でもあまり自然に使われなくなっている。そっぷ(痩せ型)の力士の場合、体重を付けるために無理にたくさん食べることで「えびすこを決める」こともあるが、もともと痩せ型の力士にとって無理な大食いは苦痛を伴う行為であり、真の大食漢の力士はやはり体格も大柄である場合がほとんどである。.

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あんこ (相撲)

あんことは、肉付きが良く丸い体型をした力士を指す相撲用語。和菓子の「餡子」ではなく、魚の「アンコウ」のような体型に喩えた言葉である。逆に、痩せ型の力士をそっぷと呼ぶ。.

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これより三役

これより三役(これよりさんやく)とは、大相撲の千秋楽における結びの3番の取組のことである。.

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こんぱち

こんぱち(カタカナでコンパチとも)はいわゆるデコピンに相当する相撲用語。 大相撲の世界では初めて髷を結えるようになった力士は親方や先に髷を結った兄弟子に挨拶回りをする習慣がある。この時迎える親方や兄弟子は記念としてコンパチを行なうとともに油銭(ゆせん、これから髷を結うために必要な鬢付け油の代金という意味)を渡す。なお、コンパチの回数や油銭の金額は兄弟子の地位によって異なり番付が高いほど多い。 Category:相撲用語.

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ごっつあん

ごっつあんとは、大相撲の隠語で「ありがとうございます」を意味する。.

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かわいがり

かわいがりとは、小さいものや弱いものを愛でて大切にすることである。転じて、自分よりも立場が下の者に目をかけ、あえて厳しくする面を肯定的に、また皮肉的に表現するときにも用いる。 特に相撲用語に言うところの「かわいがり」とは、相撲界の隠語で躾や心身鍛錬のために厳しい稽古で鍛えることを意味する。荒稽古は親方や兄弟子による「愛の鞭」であるとされるが、「かわいがり」の名を借りた暴力により怪我をしたり、ひどい場合死亡事件が起きることがあり、問題視されている。相撲界のみならず一般的な隠語としても利用されている。 古くから相撲部屋では兄弟子が弟弟子の心身鍛錬のために胸を貸し、通常より厳しいぶつかり稽古(荒稽古)を行い、強い力士を育成することを指す。昭和時代の相撲雑誌にはすでに「かわいがる」という言葉がこの意味合いで使われている。.

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十両

十両(じゅうりょう)は、大相撲の番付の内の1つ。幕内(前頭)の下、幕下の上。正式名称は十枚目(じゅうまいめ)という。.

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千秋楽

歌舞伎座の懸垂幕 千秋楽(せんしゅうらく、千穐楽、旧字体:千龝樂)は、複数日にわたって同じ演目を行う興行において、「最終日」を指す業界用語。縮めて楽日(らくび)や楽(らく)ともいわれる。本来は江戸期の歌舞伎や大相撲における用語だったが、現在では広く演劇や興行一般で用いられている。 これにちなみ、千秋楽の前日、もしくはひとつ前に行われる公演は前楽(まえらく)、また、ひとつの演目で各地を巡業した場合、最後の公演地で行われる千秋楽の公演を、特に大千秋楽(おおせんしゅうらく)、略して大楽(おおらく)ともいうことがある。 「千穐楽」など異体字での表記は「秋」の文字にある「火」を忌んだものである。これは、江戸時代の芝居小屋は特に出火や延焼に悩まされることが多かったためである。.

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取り直し

取り直し(とりなおし)は、大相撲で行われる取組の再試合のことである。このシステムは大阪相撲において1925年(大正14年)6月場所に導入され、好評であったことから同年11月の東西連盟相撲を経て、東京相撲でも1926年(大正15年)1月場所から採用された。それ以前は、「引分」か「預」か「無勝負」となっていた。また、状況に応じて「痛み分け」も適用されていた。.

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取組

取組(とりくみ)は相撲の試合のことをいい、大相撲では割と言ったほうが通りがいい。 1950年代以降、関取は15日連続、取的は15日中原則7番の取組で固定されている。.

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合口

合口(あいくち)は特定の対戦相手との相性の良し悪しを示す言葉である。大相撲などにおいて多く用いられる。 相撲は個人の実力とほぼ同程度にこの合口が影響する競技となる。大相撲において番付下位の力士にこの合口が味方する組み合わせの場合、勝敗がほぼ互角でどちらが上位かわからないような対戦成績になったり、下位が大きく勝ち越すといったことまで起こる。逆に上位に合口が味方する組み合わせの場合、10回20回と対戦を重ねても1回も勝たせない一方的な対戦となることさえある。最高位で見ると上位が横綱で下位が関脇という組み合わせに最も多いのだが、稀に番付が同じ組み合わせの例もある。 ただし、組み合わせによっては一方がこれを克服し関係が逆転することもある。.

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向正面

向正面(むこうじょうめん)は相撲用語で、正面の向かい側を指す。取組で行司が立っている側である。「貴人は南に面す」という中国の伝統に基づき、地図上の方位とは無関係に、正面側は方角としては北に位置すると割り当てられ、向正面は南に割り当てられる(したがって正面から見て左側が東方、右側が西方となる)。向正面は力士の取組が行司に隠れて見えなくなりやすい(通常行司はなるべく正面側には立たない)。ちなみにNHKの取組の中継は正面から行うので向正面の溜まり席や桝席の人はテレビに映りやすく、目立ちたがりの有名人が映っていることがある。 かつては裏正面と呼ばれていた。 Category:大相撲.

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吉田司家

吉田司家(よしだつかさけ)は、現在まで800年以上の歴史を持つ、五条家に代わる相撲の司家、家元である。.

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塵手水

thumb 塵手水(ちりちょうず)は、大相撲の作法のひとつ。蹲踞の姿勢で揉み手をしてから拍手を打ち、両手を広げた後、掌をかえすもの。「塵を切る」「手水(ちょうず)を切る」とも言う。 元々の語源は手を清める水(手水)がないときにかわりに草をちぎったり、それもない時は手で空気を揉むようにして清めるというような意味である。取組前、互いに手に何も隠し持っていないこと(=寸鉄帯びず)を確認しあったことが、その起源とされている。やがて興行としての勧進相撲が成立するにしたがって、作法として現在のような形に定まった。 なお、土俵入りを行う横綱力士が四股を踏む時、拍手を打って手をのばすのは、これは単に反動の動作であるのだが、これを塵手水と混同して、掌を返すしぐさを行う横綱も多い。昭和後期ごろから始まった誤解とされる。 Category:大相撲 Category:相撲用語.

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大相撲

大相撲(おおずもう)は、.

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大銀杏

大銀杏(おおいちょう)とは、大相撲の十両(十枚目)以上の力士(関取)が結うことができる髪形である。髷(まげ)の先端が大きなイチョウの葉に似ていることからこの名がある。.

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大関

大関(おおぜき)とは、大相撲の力士の地位の一つ。横綱の下、関脇の上。三役の最上位。幕内に属する。.

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天覧相撲

天覧相撲(てんらんずもう)とは、大相撲を天皇が観戦することである。古くは女性が相撲を見ることを禁じられていた影響か、皇后は同席しなかったが、現在では天皇と皇后の2人で観戦するようになっている。.

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女子相撲

女子相撲(じょしすもう)は、1996年に誕生した女子が行うアマチュア相撲競技である。新相撲ともいわれる。.

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女相撲

女相撲(おんなずもう)とは、女の取り組みによる相撲を見せることを目的とする興行である。なお、この興行としての女相撲と日本各地に残る民俗ないし神事としての女相撲との間に直接の関係はない。.

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寄り (相撲)

寄り(より)は、相撲における基本的な技のひとつ。 相手力士の廻しを取って相手を押し込むことを指す。廻しを取らない場合は押しという。廻しを取れば、これを強くひきつけることにより、相手の腰を浮かせることが本義で、この時のお互いの腰が「寄り」あうことが、語源とされる。 互いに交互に廻しを取り合うのを四つに組むと言い、両手が下手で相手の廻しを取るのをもろ差しという。 相手の構えの重心を崩し、土俵外へ運ぶか、土俵上で倒すことを狙った技である。決まり手としては寄り切り、寄り倒しに分類されることが多い。押し系の決まり手とともに本場所の決まり手の大半を占める。.

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小結

小結(こむすび)とは、大相撲の力士の地位の一つ。関脇の下、前頭の上。三役の最下位。幕内に属し、幕内の地位の中では横綱から数えると第四位に当たる。.

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巴戦

巴戦(ともえせん)とは、大相撲における優勝決定戦の方式の一種で、本割の結果、相星の力士(または優勝決定戦の途中の勝ち残り)が3人いる場合の優勝者決定のための戦いである。連続して2勝した力士が優勝となる。.

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上覧相撲

上覧相撲(じょうらんずもう)は、将軍の観戦する大相撲のこと。 広義には、鎌倉時代や室町時代にも上覧相撲は行われていた。これは武芸としての相撲の技を、武士が主君である将軍に披露し競いあったものである。また戦国大名もしばしば相撲大会を催し、優秀な者は家臣に取り立てることもあった。 鎌倉時代には『吾妻鏡』に相撲奉行という役名が出てくるが、これは上覧相撲の進行、事務の監督など行ったものであり、勝負を裁いたものではない大空出版『相撲ファン』vol.06 p103。 狭義の上覧相撲は、興行としての勧進相撲の成立した江戸時代、11代将軍徳川家斉と12代徳川家慶の時代に、いずれも江戸城吹上で計7回催されたものを指して言う。 力士を抱える諸大名にすると、「上様の覚えめでたき」を得られるかどうかがかかっていた。各力士は主君からその旨を厳しく申し付けられ、場合によっては抱えを解かれることさえあった。そのため、上覧相撲は本場所以上の真剣勝負の場となり、当時よくあった預りや無勝負も、上覧にかぎっては適用されなかった。 幕府側の思惑としては上覧相撲によって「寛政の改革」で娯楽を制限された庶民の不満をかわしつつ、江戸相撲側に対して相撲興行の地位を確たるものにする絶好の機会を与えるというものがあったとされる『相撲』2014年3月号95頁。.

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不戦勝 (相撲)

不戦勝(ふせんしょう)は、大相撲において、対戦相手が休場や引退などで取組不能状態になったときに与えられる勝星をいう。不戦勝ちともいう。対戦相手は不戦敗になる。星取表では白い四角(□、不戦敗は■)で表示されることが一般的であるが、一部新聞などでは白い三角(△、不戦敗は▲)を用いる。また、不戦勝は力士の出場回数に含まれるが、関取の地位での不戦敗は出場回数に含まれないため、不戦敗のある力士の勝敗数の合計は、通算出場回数に一致しない。.

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不浄負け

不浄負け(ふじょうまけ)とは、相撲の取組中に廻しの前袋が外れて局部が露になること。.

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両国国技館

両国国技館(りょうごくこくぎかん)は、日本の東京都墨田区横網一丁目にある大相撲の興行のための施設。 また、ボクシング、プロレスリングなどの格闘技の試合に使用されることもある。 なお、両国国技館という呼称は一般向けの通称であり、正式名称は、国技館(こくぎかん)である。 番付では、旧字体で國技館と表記している。.

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中入

中入(なかいり)とは、大相撲で取組の途中に入れる休憩のこと。.

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中日

中日(なかび、ちゅうじつ、ちゅうにち).

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世話人

世話人(せわにん)とは、大相撲において、相撲競技用具の運搬、保管等の管理にあたるとともに、その他上司の指示に従い服務する者をいう。力士や行司などと同様に各相撲部屋に所属する。.

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三役

三役(さんやく).

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三賞

三賞(さんしょう)とは、一般には各業界における三種類の賞の総称を指す。ここで記述する三賞は大相撲の本場所において、横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三種類の賞の総称である。.

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三段目

三段目(さんだんめ)は、大相撲の番付の階級。幕下の下、序二段の上。.

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三段構え

三段構え(さんだんがまえ)とは、相撲における基本体を伝える、上段・中段・下段の三種類の構えの事である。.

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一人相撲

一人相撲(ひとりずもう).

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一門 (相撲)

大相撲では、相撲部屋の系統ごとに一門(いちもん)という人脈的派閥が存在する。.

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年寄

年寄(としより)とは、公益財団法人日本相撲協会(以下「協会」)の構成役員である。通常は「親方」の敬称で呼ばれることが多い。.

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年寄名跡

年寄名跡(としよりめいせき、みょうせき)とは、日本相撲協会(以下、「協会」)の「年寄名跡目録」に記載された年寄の名を襲名する権利であり、俗に年寄株、親方株とも呼ばれる。.

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幕下

幕下(まくした)は、大相撲の番付の階級。十両の下、三段目の上。.

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幕下付出

幕下付出(まくしたつけだし)とは、大相撲において学生・アマチュア時代に優秀な成績を収めた力士の地位を優遇する制度である。幕下附出、幕下付け出しとも表記する。付け出された力士はその場所の番付には載らず、幕下で相撲を取りその本場所の成績によって翌場所の地位が決められ正式に番付に記載される。ここでは2015年に新設された三段目最下位格付出についても記述する。.

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幕内

幕内(まくのうち、まくうち)は、大相撲の番付の階級。十両の上。.

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床山

床山(とこやま)は、力士の髷や、役者・人形の鬘などを結い上げる職に就く者。.

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序二段

序二段(じょにだん)は、大相撲の番付の1つ。三段目の下、序ノ口の上。.

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序ノ口

序ノ口(じょのくち)は、大相撲の番付上の最下位の階級。序二段の下である。番付外(前相撲)の力士よりは上位とされる。.

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二枚鑑札

二枚鑑札(にまいかんさつ)とは、大相撲において、現役の力士又は行司が年寄を兼務することである。.

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廻し

廻し(まわし)は相撲競技で用いられる用具。絹で作られ、相撲競技者の腰部を覆い、重心部となる腰や腹を固めて身を護り、更に力を出すために用いられる。ふんどしの一種。まわし、回し、相撲褌とも表記され、外国人競技者の間では「相撲ベルト」とも呼ばれている。 稽古廻しや幕下以下の力士、アマチュア競技者が締める廻しは雲斎木綿または帆布と呼ばれる硬い木綿布で出来ている。これは転倒時の怪我の防止と身体の保護や取組みでの技を掛けることを目的としている。.

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付き人

付き人(つきびと)とは、一般的に、徒弟制度やその流れを汲む育成システムが存在する組織の中にあって、序列・位・格などでより上位の者の側に付いて、その雑務などを務める者のことである。 付け人(つけびと)や内弟子(うちでし)とも呼ばれ、いわゆる「かばん持ち」などがこれにあたる。.

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式守家

式守家(しきもりけ)は、大相撲の行司家の一つ。式守の名の由来は「式とは何ぞ法を取るの名也」とされている。.

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式守伊之助

式守 伊之助(しきもり いのすけ)は大相撲の立行司の名前。行司としては木村庄之助に次ぐ二番目の地位で、番付の西正位横綱に相当し、40代にわたり襲名されていた。2018年5月現在、40代の退職に伴い空き名跡となっている。.

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張出

平成24年1月場所番付表。「張出」はつくられず5人の大関の名はすべて欄内に書き出されている。 張出(はりだし)とは大相撲の用語で、番付の欄外に四股名が載ること。.

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弓取式

260px 弓取式(ゆみとりしき)は、大相撲の本場所で結びの一番の勝者に代わり作法を心得た力士が土俵上で弓を受け、勝者の舞を演ずることである。全取組終了後、打ち出し前に行われる。.

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引退相撲

引退相撲(いんたいずもう)は、力士が現役引退、年寄襲名後に行うイベント。花相撲の一つ。.

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当麻蹴速

当麻蹴速(たいまのけはや、たぎまのけはや、タエマクエハヤ、當麻蹶速、生年不明 - 垂仁天皇7年7月7日)は、垂仁天皇の時代に勇名をはせたと伝わる人物である。.

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待った

待った(まった)とは、勝負事において、相手の行動に対して満足な状況でないことによりやり直しを要求する状態である。 相撲用語では、やむを得ない理由で勝負開始前、あるいは途中で止める際のかけ声であり、またその止める行為そのものを意味する。 囲碁や将棋では相手の次の手を見て、それが自分が困る手の場合にもう一度前回の自分の手まで戻って指し直しをすることを求める場合に「待った」という。これは正式にはルール違反である。 転じて重要なイベントなどで横やりが入って中断するのを「待ったがかかった」と言ったり、切羽詰っていることを「…まで待ったなし」と表現する例がある。スポーツなどで、相手に優勝がかかる試合などで勝利した場合にも「待ったをかけた」という表現がされることがある。.

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志賀清林

志賀 清林(しが の せいりん、生没年不詳)は、奈良時代の力士・行司。最高位は最手。 相撲の吉田司家や各行司家に伝わる『相撲傳書』『相撲講本』『相撲式』等に登場する。その記述では、奈良時代の726年(神亀3年)に、近江国から朝廷に出仕し、相撲の技四十八手と礼法と「突く・殴る・蹴る」の三手の禁じ手を制定する事を聖武天皇に奏上した人物とされる。一方で、他の『続日本紀』などの史書に記述がないことから、架空の人物であるともいわれる。 現在の滋賀県大津市の木戸地区出身ともいわれ、同地区には、志賀清林の墓とされるものや石碑があり、現在は清林パークと呼ばれる公園があり、清林パーク内に設置された説明板には、次のように書かれている。(大意) 2005年(平成17年)3月7日に、高砂親方(元大関朝潮)と第68代横綱・朝青龍らが、滋賀県志賀町(当時)の志賀清林の墓碑を参拝した。.

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土俵

村神社 (香川県高松市) の相撲場 土俵(どひょう)とは、土を盛って作る相撲の競技場である。俵に土を詰めた袋(土俵)を使っているため特に土俵場(どひょうば)と呼んでいたが、これを縮めた呼称である。.

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土俵入り

土俵入り(どひょういり)とは、大相撲の十両以上の力士が土俵の上で行う儀式のことである。横綱が行うものは横綱土俵入りとして区別される。.

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ヌケヌケ

ヌケヌケは相撲用語で1日おきに勝敗を繰り返すことをいう。本項では便宜上対義語の連相撲(つらずもう)についても説明する。.

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初切

初切、初っ切り(しょきり、しょっきり)とは相撲の禁じ手を面白おかしく紹介する見世物。相撲の取組の前に決まり手四十八手や禁じ手を紹介するために江戸時代から行われていたが、現在では大相撲の花相撲や巡業などで見ることができる。.

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呼出

呼出(よびだし)とは、大相撲での取組の際に力士を呼び上げる「呼び上げ」や土俵整備から太鼓叩きなど、競技の進行を行う者。呼び出しとも書かれる。行司と異なり特に受け継がれている名跡はないが、力士・行司と違い、下の名前しかないことが特徴。.

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ガチンコ

チンコは、大相撲やプロレスにおける「真剣勝負」を意味する隠語である。 同義語はガチ、シュート、セメント、ピストル。反対語は大相撲においては「注射」、プロレスにおいては「ケーフェイ」、「ワーク」などと呼ばれる。.

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スカす

すとは大相撲の隠語で、力士が自身が在籍する相撲部屋から逃げ出すことを示す。行為そのもののことはスカシとも呼ばれる。.

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タニマチ

タニマチ(谷町)とは相撲界の隠語で、ひいきにしてくれる客、または後援してくれる人、無償スポンサーのこと。現在では相撲界以外に野球界、プロレス界などの他のスポーツ、また歌舞伎界や演歌界を中心に芸能界でも幅広く使われる。.

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もろ差し

もろ差し(もろざし)とは、相撲において、自分の左右の腕を対戦相手の脇の下に入れる(両下手)など、両腕と胸、腹を相手の胴体に密着させ、相手のまわしをつかむ腕を密着している取り組みの体勢。「二本差し」ともいう。なお、もろ差しをされた相手が、両上手から左右のまわしを掴むとその体勢は、外四つと呼ばれる。.

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八番相撲

八番相撲(はちばんずもう)は、大相撲の本場所において、幕下以下の力士に例外的に組まれる8番目の割のことである。.

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八百長

八百長(やおちょう)とは、相撲や各種の競技などで、一方が前もって負ける約束をしておいて、うわべだけの勝負をすること。真剣勝負(ガチンコ)ではないことで、相撲の場合では「無気力相撲」とも呼ばれている。.

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公傷制度

公傷制度(こうしょうせいど)は、大相撲にかつて存在した、負傷休場した横綱以外の力士に対する救済措置である。.

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前相撲

前相撲(まえずもう)とは大相撲において番付外の力士が取る相撲のことである。通常、その場所に相撲界に入門した力士が登場する。.

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前頭

前頭(まえがしら)とは、大相撲の力士の地位の一つ。幕内力士のうち、横綱と三役(大関・関脇・小結)を除いた力士をさす。役についていない幕内力士という意味で、平幕(ひらまく)と呼ばれることもある。幕内力士なので本場所では15日間毎日取組が組まれる。.

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割 (相撲)

大相撲でいう割(わり)は取組のこと。また取組を書いた紙も割(正式には割紙、または幕内、十両だけのものは「小割」「顔ぶれ」とも呼ぶ)。相星同士の力士の間で、優勝決定戦は割は組まれるものの、正式な取組とはされない。あくまでも本場所の取組に限ることで、「割」とは本割の略称ともいえる。.

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勝ち越し

勝ち越し(かちこし)とは、主にスポーツで勝ちの数が負けの数よりも多くなることである。 プロ野球では「貯金●つ」で呼ばれることが多い。.

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勝負審判

勝負審判(しょうぶしんぱん)は、大相撲において、行司とは別に相撲勝負の判定に加わる審判のことである。日本相撲協会寄附行為相撲規則によると審判委員(しんぱんいいん)と定義されている。 土俵での行司・勝負審判・控え力士配置 勝負審判の装束(紋付羽織袴).

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国際相撲連盟

国際相撲連盟(こくさいすもうれんめい、英語:International Sumo Federation)は、1992年12月10日に創設された相撲団体である。本部は日本相撲連盟と同じ東京都新宿区にある。世界相撲選手権大会および世界女子相撲選手権大会を主催している。.

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国技

ナダの国技(冬季)であるアイスホッケー 日本の国技とみなされることが多い相撲 国技(こくぎ)は、国の固有あるいは伝統的な技芸や競技を表す広辞苑 第五版 p.936【国技】。.

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四股名

四股名(しこな)とは、相撲における力士の名前である。 もともとは醜名と書いた。この場合の「醜」とは「みにくい」という意味ではなく、「逞しい」という意味である。いつからか四股と相まって「四股名」と当て字で書かれるようになった。しこ名と書かれることも多い。 改名するときは、各場所の千秋楽から番付編成会議までの間に改名届を提出し、編成会議において承認される。.

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矢柄投げ

柄投げ(やがらなげ)とは、相撲の決まり手の一つである。右(左)上手を引いて両足を踏ん張り、左(右)方向へ猛烈に振り回して投げ倒す技である。きれいに決まると相手の両足が上がり、体が土俵と平行になって矢柄のように見えることからこの名がある。櫓投げと間違えやすいが、技のかけ方からして全く異なる。日本相撲協会が定める決まり手82手(非技を含めると87手)には数えられていない。 豪快な技で、相当の怪力を持つ力士でないと出せないといわれる。戦後では羽島山や時津山が得意とした。.

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神魂神社

殿 神魂神社(かもすじんじゃ)は、島根県松江市大庭町にある神社である。旧社格は県社で、意宇六社の一社。本殿は現存する日本最古の大社造りで国宝。.

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禁じ手

禁じ手(きんじて)は、スポーツ、ゲームなどにおいて、安全性、公平性を確保するために設定された禁止事項のことである。分野によっては禁手、反則とも呼ばれる。.

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稽古

稽古(けいこ)とは、広く芸道に共通して使われる、主に練習を指す言葉である。.

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立合い

立合い(たちあい)とは、相撲において、両力士が蹲踞(そんきょ)の姿勢から立ち上がって取組を開始する瞬間のことを言う。.

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立行司

立行司(たてぎょうじ)は大相撲の行司における最高位の階級で、かつては力士の横綱と同様に吉田司家の立行司免許を必要としたため、行司の横綱に相当する。.

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猫騙し

猫騙し(ねこだまし)とは相撲の戦法の一種である。.

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痛み分け

痛み分け(いたみわけ)は相撲における、勝負の判定結果のひとつである。.

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番付

付表 番付(ばんづけ)は大相撲における力士の順位表。正式には「番付表」という。ここから転じてその他さまざまなものの順位付けの意味でも用いられる(長者番付など)。格下のものが上位のものを倒す「番狂わせ」などの言葉はここから発している。すでに江戸時代にはこの形式を借りて、古典園芸植物の品種や各地の名所、温泉、三味線演奏家、遊女、本拳(数拳/崎陽拳/豁拳)や藤八拳(東八拳)といった拳遊び、落語・講談などの寄席芸人や歌舞伎役者など、ありとあらゆるものをランク付けし、それを番付表として出版することが盛んに行われた。これら相撲以外の様々なものを番付にしたものは「見立て番付」「変わり番付」などと呼ばれる。.

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物言い

土俵での行司・勝負審判・控え力士配置 物言い(ものいい)とは、大相撲において、行司が下した判定(軍配)に対し、勝負審判や控え力士が異議を唱えること。またそれから転じて、異議を申し立てること全般を「物言いをつける」ともいう。.

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相星

星(あいぼし)は、相撲用語でその場所の成績が同点であることを言う。.

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相撲

隅田川テラスにかかる歌川広重の「相撲の図」の模写 相撲(すもう)は、土俵の上で力士が組合って戦う形を取る日本古来の神事や祭りであり、同時に武芸でもあり武道でもある(「弓取り式」の本来の意味から)。古くから祝儀(懸賞金という表現)を得るための興行として、大相撲が行われている。日本由来の武道・格闘技・スポーツとして国際的にも行われている。.

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相撲博物館

撲博物館(すもうはくぶつかん)は、日本の国技といわれる相撲の資料を収蔵した施設である。.

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相撲甚句

撲甚句(すもうじんく)とは邦楽の一種。大相撲の巡業などで披露される七五調の囃子歌である。.

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相撲界

相撲界(すもうかい)は、相撲に関する社会領域。角界(かくかい、かっかい)ともいう。 狭義には、現在大相撲を興行している日本相撲協会の体制を指す。日本相撲協会は文部科学省所管の財団法人で、その評議員である年寄、その年寄が育成する力士・力士養成員、各部屋に所属する行司や呼出、床山、若者頭、世話人を含む。身内の者以外を「余方(よかた)」という場合もある。 広義には、狭義の角界に、相撲茶屋、好角家(相撲愛好家)、総体としての一般相撲ファン、大相撲や国技館に関連した事業にある者などで構成される、ひとつのコミュニティーを指す。 すもうかい.

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相撲部屋

特定の部屋を応援する幟 相撲部屋(すもうべや)は、大相撲の力士を養成する機関であり、力士が所属する各グループ、またその建物である。相撲界では単に部屋とも言う。2018年4月1日現在、47の部屋がある。.

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相撲教習所

撲教習所(すもうきょうしゅうじょ)は、公益財団法人日本相撲協会が入門して間もない力士を育成するための教育施設である。両国国技館敷地内の、向正面側に設けられている。.

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花相撲

花相撲(はなずもう)とは、相撲、特に大相撲における勝敗が番付や給金に反映されない興行のことであり、巡業、トーナメント相撲、親善相撲、奉納相撲、引退相撲などのことを言う。取り組みのほか初切、相撲甚句、横綱の綱締め、歌謡ショーなどのアトラクションが開催される。また、これから転じて他競技の類似のもの(プロ野球のオールスター戦など)を、通常の公式戦などより真剣度が薄い・優勝争いに関係しないという意味で花相撲ということもある。.

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花道

花道(はなみち)は、舞台から客席を縦断するように同じ高さで張り出したもので、舞台の延長としてここでも演技が行われる。舞台から一続きの廊下のように見える。 歌舞伎等が行われる劇場では役者が舞台上に出入りするために使い、下手(しもて=客席から向かって左側)よりにあるものを本花道、上手(かみて)よりを仮花道という。仮花道は臨時に設置されることが多く、常設の劇場はまれであるが、近年では必要に応じて花道自体を昇降させて客席と切り替える機構(花道迫り)を備えた劇場もある。 花道の名前の由来は、役者に祝儀(花)を通路で渡したことからその名がついたとも言われる。 舞台設備としての起源は能楽の橋懸(はしがかり)に由来するとされる。歌舞伎では花道から登場する人物は、七三の位置(花道を十等分して舞台から三分目と四分目の間)で一旦動きを止め、短い演技(長いこともある)を見せるのが定石である。本格的な花道には七三に「すっぽん」と呼ばれる小型のせりがあり、脚本・演出にあわせて使用される。 観客から見て二次元的な存在の舞台上から、役者が客席側に出ることで三次元的な演出を可能にしている点で、演劇史上特筆すべきものといえる。現代劇でも使用されるが、客席によって役者との距離が大きく変わり、内容があらかじめわかっていることの多い歌舞伎と違い、観客に不公平感を持たせてしまいやすいこと、また客席が少なくなってしまうため使用されることは少ない。.

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行司

行司の服装 房の色は三役格だが、実際の三役格行司は帯刀しない 土俵での配置図・土俵中央が行司・土俵脇にいる紋付姿が勝負審判 行司(ぎょうじ)とは、大相撲において、競技の進行及び勝負の判定を決するもの、またはそれを行う人である。.

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西

西(にし)とは、四方位の一つ。日が去るの方向の意味の「去にし」が「にし」に転じた。極地以外では太陽が沈む方位。地球の自転とは反対の方向。 南北が絶対的な位置関係にあるのに対して東西は相対的な位置関係にある。.

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馬力

力(ばりき)は工率の単位である。今日では、ヤード・ポンド法に基づく英馬力、メートル法に基づく仏馬力を始めとして、馬力の定義はいくつかある。日本の計量法では、仏馬力を特例的に当分の間のみ認めており、 正確に 735.5 ワットと定義している。 国際単位系 (SI) における仕事率、工率の単位はワット (W) であり、馬力は併用単位にもなっていない。.

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角番

角番(かどばん)は、大相撲の本場所において負け越しをした場合に、その地位から陥落するという状況である。通常は、現役大関の力士に対して用いられる。新聞などでは「角」の漢字を「かく」「つの」等と読み間違えしない配慮で「カド番」「かど番」とかな字で表記する場合が多い。.

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髪結い

髪結い(かみゆい)は江戸時代から明治にかけての理髪業に従事する人を総称する言葉で、今の理容師のこと。 男性の髪を手がける男の髪結いで「髪結い床」という自分の店を持つものは床屋とも呼ばれたが、女性の髪を手がける女髪結いは遊郭(遊女は上得意だった)や顧客の家を訪問していた。 以下「床屋」では男性の髪結い、「女髪結い」では女性の髪結いについて扱う。.

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負け越し

負け越し(まけこし)とは、主にスポーツで負けの数が勝ちの数よりも多くなることである。.

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蹲踞

蹲踞(そんきょ、そんこ)とは、体を丸くしてしゃがむ、または膝を折り立てて腰を落とした立膝をついた座法を言う。 蹲う(つくばう)には平伏・平身低頭する意味、踞む(こごむ)は屈み込んだ状態を指し、腰をかけたり中腰の状態の踞ぐ(しりうたぐ)を指すことから転じて貴人が通行する際にしゃがんだ状態で礼をするさまを言う。.

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舞の海秀平

舞の海 秀平(まいのうみ しゅうへい、1968年2月17日 - )は、日本のスポーツキャスター、タレント、NHK大相撲解説者、出羽海部屋所属の元大相撲力士。現在は境川部屋の師範代もつとめている。有限会社舞の海カンパニー(本人の個人事務所)所属。本名は長尾 秀平(ながお しゅうへい)、愛称はまいちゃん、シュウヘイ。現在の体格は身長169cm、体重85kg。血液型B型、左利き。 関取時代の体格は身長171cm、体重101kg。得意手は、左差し、下手投げ、内無双、切り返し。最高位は東小結。力士の大型化著しい平成期において、昭和中期の力士と比較してもなお小柄なその体格だった。関取時代は「平成の牛若丸」、「技のデパート」(旭鷲山入幕後は「技のデパート・本店」)とも呼ばれた北辰堂出版『昭和平成 大相撲名力士100列伝』(塩澤実信、2015年)170ページから171ページ。.

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興行

興行(こうぎょう)とは、ひとつの会場に大衆を観客として集め、観客から入場料をとる代わりに娯楽を提供する行為、あるいはその内容自体。言葉の意味は英語圏における「ショー・ビジネス」と重なる。.

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関取

関取(せきとり)とは、大相撲の番付の階級の総称であり、幕内、十両の力士を指す。これに対し、幕下以下の力士は取的(正しくは力士養成員)という。.

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関脇

関脇(せきわけ、せきわき)は、大相撲の力士の地位の一つ。大関の下、小結の上。三役の第二位。幕内に属し、幕内の地位の中では横綱から数えると第三位に当たる。.

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閂 (相撲)

閂(かんぬき)は、相撲の取り組み及びレスリング、プロレス、総合格闘技、さらには合気道や少林寺拳法などの武道、武術において用いられる技術である。いわゆる極技の一種である。.

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葛城市相撲館

葛城市相撲館(かつらぎしすもうかん)は、奈良県葛城市(旧北葛城郡當麻町)にある市立の博物館。正式名称は葛城市相撲館「けはや座」。平成2年5月開館、館内では相撲に関する資料が約12,000点ある。館内には本場所で使われるのと同じ土俵がつくられており、『けはや物語』という独自のミニ映画が上映されている。すぐ近くに相撲の開祖・当麻蹴速の塚がある。.

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股割り

股割り(またわり)は、相撲の稽古で十分に開脚姿勢がとれるようにするために行う柔軟運動 。.

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蔵前国技館

蔵前国技館(くらまえこくぎかん、正字体:藏前國技館)は、両国国技館(2代目)が造られるまで東京での大相撲の本場所を開催していた場所である。外観は純和風で独特の雰囲気のあるものであった。.

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野見宿禰

野見宿禰像(荒川亀斎作) 野見宿禰(のみのすくね)は、土師氏の祖として『日本書紀』などに登場する人物である。阿陀勝、来日田維穂命の父。.

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野見宿禰神社

野見宿禰神社(のみのすくねじんじゃ)は、相撲の始祖とされる野見宿禰を祀る神社。 兵庫県たつの市と東京都墨田区に同名の神社がある。.

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金星 (相撲)

金星(きんぼし)とは、大相撲で、平幕の力士が横綱と取組をして勝利することである。三役以上(小結以上)が横綱に勝っても金星にはならず、普通に白星と呼ばれる。.

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腕をかえす

腕をかえす(かいなをかえす)とは、相撲技術の1つである。相手の腕の下に自分の手を差し入れた場合(差し手と言う)と投げを打つ時に、その腕の小指側を上げる事である。おっつけの逆である。相手の腕を持ち上げ、脇を開けさせ、上手廻しを取られたり巻き替えられたりするのを防ぎ、重心を高くする効果がある。 Category:相撲用語 Category:動詞.

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腕相撲

腕相撲を興じるボクサーの堀口基治、堀口喬久、ピストン堀口、堀口宏 腕相撲(うでずもう)は、腕の力を競う遊びの一つである。腕押しともいう。.

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鉈(なた)は、林業や狩猟などの山林で働く人々の用途に適した刃物の類である。枝打ち、木を削る、雑草を切り払う、動物を解体するなどの目的で使われる。斧、包丁、鎌、刀剣以外の大型刃物を総称して鉈という場合が多い。ただし、日本独特なマタギ刀などの山刀やナイフ、剣鉈など断ち切り用、あるいは大型狩猟獣に対する護身・解体用の刀剣といった、形状・用途ともに鉈との境界が曖昧な刃物もある。.

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鉄砲 (曖昧さ回避)

鉄砲(てっぽう).

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若者頭

若者頭(わかいものがしら)とは、大相撲において、力士養成員の監督にあたるとともに、相撲競技その他に関し、上司の指示に従い服務する者をいう。力士や行司などと同様に各相撲部屋に所属する。.

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枡席

枡席(ますせき、桝席・升席とも)とは、日本の伝統的な観客席。土間や板敷きの間を木組みによって人数人が座れるほどの四角形に仕切り、これを「一枡」として観客に提供したことからこう呼ばれるようになった。同じく日本の伝統的な観客席である桟敷(さじき)についても本項で扱う。.

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恩返し (相撲)

大相撲における恩返しとはかつて世話になった者に勝つことである。 多くは入門時に世話になった、もしくは若い頃稽古をつけてくれた力士に対して用いる。相撲中継では、主に横綱を相手に初白星を挙げた力士に対し、「見事な恩返し」などと実況される。 同じ部屋に所属する兄弟弟子、あるいは所属部屋が違っても血縁がある(2012年の時点では日本相撲協会規約により4親等以内は所属部屋に関係無く対戦できないと定められている、ただし過去には対戦可能だった時代もある)といった理由により本割で対戦できない場合でも優勝決定戦では対戦するため用いることは可能である。 珍しい例として、玉乃海太三郎は幕下時代(当時福住)に憲兵とケンカして銃殺されそうになった際に、初代若乃花幹士は新十両時代(当時若ノ花)に横綱東富士欽壹に借金を申し込んだのが問題視されて除名されそうになったところを、いずれも横綱羽黒山政司(福住を助けた当時は大関)に助けられた。2人は後に幕内上位へ番付を上げて、羽黒山を破り(若乃花は東富士も破って)恩を返している。 取組以外で用いる例として、該当力士が幕内最高優勝を果たした際の優勝パレードにおける旗手を務める例もあり、これには優勝力士が依頼する場合と旗手を務めたい力士が自ら名乗り出る場合がある。前者の例としては大関朝潮太郎が初優勝を決めた際に十両の富士櫻栄守が旗手を務めたが、これはこの場所を最後に引退した兄弟子へ最後の餞にと朝潮が旗手を依頼したものである。後者の例としては大関小錦八十吉はこの場所平幕の水戸泉政人が初優勝した際に旗手を務めたが、これは小錦が兄弟子への恩返しにと自ら名乗り出た物であった。通常であれば旗手は幕内在位中でなおかつ優勝力士より番付下位または同格の者が務めるが、これらの事情により異例の旗手となった。後に旭天鵬勝が初優勝した際にも横綱白鵬翔が旗手を務めているが、これも後者の意味で白鵬が自ら志願したものである。なお、旭天鵬の優勝パレードでは先代大島親方(元大関旭國斗雄)もオープンカーに乗っていたが、これはこの場所直前に停年を迎えるまで旭天鵬の師匠として面倒を見ており、日本国籍取得にも全面的に協力した旭國への恩返しにと呼んだものである。 また横綱に限り可能なものとして当該力士引退相撲における横綱土俵入りがある。これは佐田の山が出羽錦の引退相撲で実際に行なっている。出羽錦は佐田の山を大変かわいがっており、大関時代には「晋松(佐田の山)が綱を獲ったらワシが太刀を持つからそれまでは引退しない。」と公言していた。結果的にこれには間に合わなかったが、出羽錦引退直後に佐田の山は横綱昇進を果たし、世話になった兄弟子への餞にと行なったものである。 Category:相撲用語.

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東(ひがし)は、四方位の一つで、極地以外でおおよそ太陽が昇る方位であり、地球の自転する方位である。反対の方位は西。 南北が絶対的な位置関係にあるのに対して東西は相対的な位置関係にある。 角度では、東は90°となり(北を0°=360°として、時計回りに測る)、時刻では、東は夜明けを表す。 地図では、右側を東とする事が多い。ただし、星図では逆に左側を東とする。 語源は太陽が登る方角という意味の「日向かし」(ヒムカシ、日向か風説もあり)。なお沖縄方言では太陽が上がる方角という意味で「アガリ」と言う。.

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根岸流 (書風)

根岸流(ねぎしりゅう)は、相撲字と呼ばれる江戸文字の一種で、江戸の相撲会所(現在の相撲協会)にあっては番付版元であった三河屋根岸治右衛門兼吉(みかわや ねぎしじえもん けんきち)が創始したと伝えられる書風。.

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横綱

35代横綱・双葉山定次(在位1938 - 1945年) 横綱(よこづな)は、大相撲の力士の格付け(番付)における最高位の称号である。語源的には、横綱だけが腰に締めることを許されている白麻製の綱の名称に由来する。現行制度では横綱に降格はなく、現役引退によってのみその地位から降りる。従って、横綱になる力士はその地位にふさわしい品格と抜群の力量を要求される。 大相撲においては、横綱は、全ての力士を代表する存在であると同時に、神の依り代であることの証とされている。それ故、横綱土俵入りは、病気・故障等の場合を除き、現役横綱の義務である。 横綱は、天下無双であるという意味を込めて「日下開山」(ひのしたかいさん)と呼ばれることもある。 本場所では幕内力士として15日間毎日取組が組まれる。 なお、大関が横綱の地位を狙うことを綱取りという。.

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横綱大関

横綱大関(よこづなおおぜき)とは、大相撲で番付において大関空位(不在)、あるいは一人大関の時に、横綱が番付上大関の地位も兼任する形で表記される場合の呼び方である。.

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横綱審議委員会

横綱審議委員会(よこづなしんぎいいんかい)は、日本相撲協会理事長の諮問機関。略して横審(よこしん)と呼ばれる。.

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横綱土俵入り

朝青龍明徳の横綱土俵入り(左が太刀持ち、右が露払い) 横綱土俵入り(よこづなどひょういり)は大相撲の最高位である横綱が本場所の幕内取組前や巡業先などで行う土俵入りである。片屋入り(かたやいり)とも呼ばれる。.

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櫓(やぐら)とは日本の古代よりの構造物・建造物、または構造などの呼称。矢倉、矢蔵、兵庫などの字も当てられる。.

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止め名

止め名、留め名(とめな).

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武家相撲

武家相撲(ぶけすもう)とは、相撲の形態の一つ。.

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死に体

死に体(しにたい)は、相撲用語で姿勢のバランスが崩れた状態を指す。「体(たい)がない」「体(たい)が死んでいる」ともいう。 この言葉が転じて、レームダックとほぼ同義の政治用語としても使われる。.

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水入り

水入り(みずいり)とは、大相撲(十両以上の取組)において、長時間の取組(いわゆる大相撲)になり、疲労などのために取組に進捗が見られない状態になった際、行司あるいは審判委員の判断によって取組を一時中断することである。水入りになることを「水が入る」(あるいはただ単に「水」)ともいう。 また、他のスポーツでも雨天順延のことを「水入り」と呼ぶことがある。.

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決まり手

決まり手(きまりて)とは、勝敗が決した際の技のことである。.

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注連縄

出雲大社など島根県では一般とは逆に左から綯い始めるものが多い 注連縄(しめなわ)は、神道における神祭具で、糸の字の象形を成す紙垂(しで)をつけた縄をさす。標縄・七五三縄とも表記する。.

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泉川

泉川(いずみがわ)とは、相撲の技の一つである。相手の腕を両手で挟みつけ、片方の肘を前方に出しながら極める形である。このまま相手を土俵外に出せば撓め出し(ためだし)となるが、現在日本相撲協会が定める決まり手82手の中に撓め出しは含まれていない。現在この技が出れば極め出しとなる。 江戸時代明和年間の関脇出水川貞右エ門が得意としたことからこの名があるといわれる。剛力の力士が得意とする技で、横綱初代西ノ海、横綱常陸山が十八番としたほか、横綱鏡里も時折見せた。特に常陸山は名手として知られ、相手に先手を取らせ技を捌いたうえでこの技で相手を捕まえて勝負を決めることで知られた。常陸山にしてみれば相手を捌きやすくて自分の利益になる技だったそうだが、普通の力士には真似できない妙技であるとされて、彼の強さを象徴する技となっていた。 21世紀になってから、2009年頃に幕内で活躍した山本山龍太が巨体を活かしてこの技を決めることもあった。 いすみかわ いすみかわ.

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満員御礼

満員御礼(まんいんおんれい)は、本場所の大相撲興行において入場者が一定の人数に達した時に出す表示。これは必ずしも満員である必要はなく、完全に満員になった場合は「札止め(ふだどめ)」と呼ばれる。転じて相撲に限らず、演芸場、野球場、イベント会場や公共施設、飲食店などで人が一杯の状態を「満員御礼」と表現することもある。 満員御礼の札(大相撲).

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木村家

木村家(きむらけ)は、大相撲の行司家の一つ。.

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木村庄之助

木村 庄之助(きむら しょうのすけ)は、大相撲に於ける立行司の名称。行司の最高位で、相撲の番付に例えると東正横綱に相当する。2015年3月場所限りで37代目が引退し、現在は襲名者が不在である。.

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木村玉之助

木村玉之助(きむら たまのすけ)は、大相撲の元立行司(1951年まで)、元副立行司(1951年から1960年)の名前である。.

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木戸

木戸(きど).

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本場所

本場所(ほんばしょ)は、公益財団法人日本相撲協会によって定期的に行われる大相撲の興行。力士にとっては技量審査の性質があり、本場所での結果に基づき番付の昇降や力士褒賞金の加算が行われる。本場所における取組は公式戦とされ、通算の成績などは本場所のものを採用している。.

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最手

最手(ほて)は、大相撲における嘗ての番付。.

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星取表

星取表(ほしとりひょう)とは、白と黒の記号で試合の勝敗を示した表である。勝ちを白丸(○)、負けを黒丸(●)で表し、それぞれ、白星(しろぼし)、黒星(くろぼし)と呼ぶ。江戸時代までの日本では、丸印が星に見立てられていたことによる。 転じて一般にリーグ戦の勝敗表を星取表と呼ぶこともあるが、大相撲など以外の勝敗表で用いられる記号はこの限りではない。.

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明荷

明荷(あけに)とは、大相撲において十両以上の関取力士や行司が持つ行李のことである。 中には化粧廻し、締め込み、浴衣(以上、力士の場合)、小物類、雑品(テーピングテープ)といった身の回りの品が入っている。 陥落した者を含む幕下以下には、たとえ持っていても使用は許されない。.

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新弟子検査

新弟子検査(しんでしけんさ)は、大相撲力士を志望する者が受検する検査のこと。合格すると、日本相撲協会に登録され正式な力士として認められる。力士志望者の最初の関門といえる。ちなみに正式な力士になる前に部屋で過ごしている弟子を見習と呼び、過去の記録には検査に辿り着けなかった力士の最高位として残っている場合がある。 新弟子検査を受けるためには入門したい相撲部屋の師匠となる親方経由で日本相撲協会に力士検査届と必要な書類を提出する必要がある。検査は毎本場所前、初日の数日前に行われる。検査に合格すれば、合格した場所の前相撲から相撲をとる。.

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日本相撲協会

公益財団法人日本相撲協会(にほんすもうきょうかい、)は、大相撲興行の幕内最高優勝者に対して「摂政宮賜杯」(現在の天皇賜杯)を授与するために1925年に財団法人として設立され、2014年に公益財団法人に移行した相撲興行団体である。公益法人としての法人格の取得及び維持のため、相撲競技の指導・普及、相撲に関する伝統文化の普及を定款上の目的としている。.

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懸賞 (相撲)

懸賞(けんしょう)は大相撲の取組で勝利した側の力士に授与される金銭の意。.

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手合

手合(てあい)は、.

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手刀

手刀(しゅとう、てがたな)は、日本の儀礼のひとつである。 大相撲で勝った力士が懸賞を受け取るときに手でおこなう所作もこれに含まれる。.

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拍子木

拍子木(ひょうしぎ)とは、「拍子」を取るための木の音具。柝(き)。『和漢三才図会』には、「俗にいう拍子木(と表記する)」と記され、近世期では、「柝」と記して、「ひょうしぎ」と読ませている。に持って打ち合わせると、カン、カンと高い澄んだ音が出る。日本では古来様々な用途に用いられてきた。 紫檀、黒檀、花梨、樫など堅い木材を細長い四角の棒状に切り、2本1組にして紐で男結びにしてつなぐ。紐は長めで、使わないときは自分の首にかけてぶら下げておくことができる。 紐を結ばない「かまぼこ型拍子木」もある。2本組であることが基本で、数え方の単位は「組」「対」である。.

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