9 関係: 便名、ハブ空港、テクニカルランディング、ニューヨーク・タイムズ、空港、給油、直行便、軌間変更、航空会社。
便名
航空機の便名(びんめい) あるいは フライトナンバー(flight number)とは、飛行(フライト)毎に割り当てられる番号で、航空会社、日付、便名が分かれば、フライトを一意に特定することができる。機体記号とは別のものだが、両者とも非定期航空便として運行する航空機の識別番号として利用することができる。同日中に、一機で複数のフライトを担当することもあれば、同便名のフライトでも翌日以降には別の機で運行することもあり、必ずしも便名と機体識別番号が一対一に対応しているわけではない。 便名の振り方には一応の指針があるものの、航空会社により割り当て方はまちまちである。国際線では基本的に東行き、北行きのフライトには偶数が、西行き、南行きのフライトには奇数が割り当てられる。航空会社によっては、国外へ向かうフライトに奇数を、国内へ戻ってくるフライトにその次の偶数を振ることもある。同日中に複数のフライトがある場合には、昇順に振ることが多い。例えばその日の一便目に101、折り返しの便に102を割り当て、次の往復には往路が103、復路が104という具合に便名を振る。一方、国内線では例えば羽田発着を基準に考えた場合、羽田発便を下り便として奇数、羽田着便を上り便として偶数が振られる。 3桁以内の便名は、一般に長距離便や当該航空会社の基幹となるフライトに割り当てられる。特にフライトナンバー1は航空会社の看板便に割り当てられることが多い。例えば英国航空1便は往時のロンドン発ニューヨーク行きの早朝のコンコルド、ニュージーランド航空1便はロンドン発ロサンゼルス経由のオークランド行きに、エル・アル航空の1便はテルアビブからニューヨークへの夜行便に振られている。因みに日本の航空会社においては現在、JAL1便はサンフランシスコ発東京(羽田)行き、ANA1便はワシントンD.C.(ダレス)発東京(成田)行きに振られている。一般的に4桁の便名で、1000から4000番台は子会社の担当する地方便、5000番以上は別会社の運行するコードシェア便や航空便として運行される高速列車に振られる。9000番以上は回送便に回されることが多い。上一桁が8のフライトはチャーター便のことが多いが、航空会社により別の番号を使うこともある。 過去に事故を起こしたフライトの便名は欠番にすることが多い。アラスカ航空261便は墜落事故以降、295便に改番されている。アメリカン航空77便はワシントンDCダレス国際空港からロサンゼルス国際空港行きの定期便であったが、アメリカ同時多発テロ事件でテロに用いられて以降149便に改められている。 普段我々が「フライトナンバー」と呼んでいるのは、実際には国際航空運送協会(IATA)フライトスケジュール調整委員会発行の で定められた「フライトコード」(flight code)にあたる。正式には「フライトナンバー」ばフライトコードのうち4桁以内の番号の部分を指す。例えばBA2490、BA2491Aのうち正式に「フライトナンバー」にあたるのは2490と2491の部分で、BA2490、BA2491A自体は「フライトコード」である。ただ、航空業界内や空港関係者内でも、フライトナンバーをフライトコードの意味で使うことが多い。 「フライトナンバー」は宇宙船にもつけられることがある。ただ、再利用を想定していないロケットのようなもの(例えばAriane 5 Flight 501)についてはフライトナンバーというよりは製造番号と呼ぶ方が的確。スペースシャトルの打ち上げにはSTSを頭につけたフライトナンバー、例えば「STS-47」などがつけられる。.
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ハブ空港
thumb thumb ハブ空港(ハブくうこう、airline hub)は、広域航空路線網の中心として機能する空港である。航空路線網を自転車などの車輪に例えると、車輪の輻(や/スポーク)部分が「航空路」、轂(こしき/ハブ)部分が「空港」に当たることからこの名称が付いた。拠点空港と呼ばれることもある。.
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テクニカルランディング
テクニカルランディング(Technical Landing)とは、飛行機が給油のみの目的で空港に着陸すること。従って乗客の乗降や貨物の積み下ろしは原則行なわない。ただし、多くの場合乗務員の交代は行われる。.
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ニューヨーク・タイムズ
ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市に本社を置く、新聞社並びに同社が発行している高級日刊新聞紙。アメリカ合衆国内での発行部数はUSAトゥデイ(211万部)、ウォール・ストリート・ジャーナル(208万部)に次いで第3位(103万部)部数は平日版、2008年10月 - 2009年3月平均。.
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空港
港(くうこう、Airport)とは、公共の用に供する飛行場のことである。一般的な実態は主に旅客機・貨物機等の民間航空機の離着陸に用いる飛行場内の施設である。その名のとおり、海運における港のような機能をもつ施設であり、空港という日本語自体が英語 Airport(空の港)の直訳である。 2009年時点でアメリカ中央情報局がまとめた報告によると、「上空から確認できる空港あるいは飛行場」は、全世界に約44000箇所あり、その内の15095箇所は米国内にあり、米国が世界でもっとも多い。.
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給油
給油(きゅうゆ)とは、機械に対して、適切な油を補給すること。 潤滑油や切削油の補給にも用いられることがあるが、燃料油の補給に対し用いることが多い。この項目では燃料の給油を扱う。.
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直行便
行便(ちょっこうびん)とは、交通機関とりわけ船舶航路・航空路線・路線バス・高速バス等で直接目的へ向かう便のことである。ノンストップとも呼ばれる。鉄道においては、日本や中国などの諸種路線で類型の列車が運行されている。また、空港連絡列車にも類型が多く存在する。.
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軌間変更
航空業界における軌間変更(change of gauge)とは直通便のうち寄港地での機材変更を伴うものを指す。, Report AV-2001-020, February 12, 2001, Office of Inspector General, USDoT 鉄道において異なる軌間を直通運転する列車になぞらえてこう呼ばれている。地方路線から幹線へ直通する場合は特に漏斗便とも呼ばれる。.
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航空会社
航空会社(こうくうがいしゃ)とは、利用者から対価(航空運賃)を徴収して、航空機(主に飛行機)を用いて旅客や貨物を輸送する組織。エアライン(airline)ともいう。.
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